JP2019051850A

JP2019051850A - ２輪車用カバー装置

Info

Publication number: JP2019051850A
Application number: JP2017177789A
Authority: JP
Inventors: 三吉大井; Mitsuyoshi Oi
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2017-09-15
Filing date: 2017-09-15
Publication date: 2019-04-04
Anticipated expiration: 2037-09-15
Also published as: JP6309679B1

Abstract

【課題】急な雨にも対応できる２輪車用カバー装置を提供する。【解決手段】前後方向の所定位置を選択して固着される収納ケース１と、２輪車Ｅの略全体を展開状態で上方から被覆可能な防雨カバー２と、収納ケース１と上記防雨カバー２とを連繋する紐状体３と、を具備する。防雨カバー２を巻設又は折畳んで収納ケース１に収納自在とする。【選択図】図１

Description

本発明は、２輪車用カバー装置に関する。

自転車、オートバイ等の２輪車が、駐輪中に雨に濡れるのを防止するために、２輪車に被覆させる防雨カバーが知られている（例えば、特許文献１参照）。

実用新案登録第３１８３７０９号公報

特許文献１記載の２輪車用カバー装置は、２輪車とは別体であって、外出の際に持参することを忘れて、急な雨に対応できないという問題がある。また、紛失の虞れ及び盗難の虞れがあった。そこで、本発明は、急な雨にも対応できる２輪車用カバー装置を提供することを目的とする。また、紛失することがなく、かつ、盗難を防止することもできる２輪車用カバー装置を提供することを目的とする。

そこで、本発明に係る２輪車用カバー装置は、２輪車に固着される収納ケースと、上記２輪車の略全体を展開状態で上方から被覆可能な防雨カバーと、上記収納ケースと上記防雨カバーとを連繋する紐状体と、を具備し、上記防雨カバーを巻設又は折畳んで上記収納ケースに収納自在としたものである。
また、上記防雨カバーは、その前端縁・後端縁に、ウェイトを兼用する巻取杆が、固着されているものである。
また、上記防雨カバーは、その両側端縁に、ウェイトを兼用する巻取杆が、固着されているものである。
また、上記紐状体は、上記防雨カバーの前後方向の所定位置を択一的に選択して、かつ、着脱自在に取着されるものである。

本発明の２輪車用カバー装置によれば、防雨カバーを、２輪車に固着の収納ケースに収納して、常に２輪車と一体状として移動するので、急な雨にも対応できる。また、紛失することがなく、かつ、盗難を防止することもできる。さらに、風で捲れたり、飛んだりすることを防止することができる。また、防雨カバーを収納するのが容易である。

本発明の実施の一形態の使用状態を示す使用状態説明図である。使用状態説明図である。平面図である。正面図である。巻取杆を示す斜視図であって、（Ａ）は円柱の巻取杆を示す斜視図、（Ｂ）は六角柱の巻取杆を示す斜視図、（Ｃ）は四角柱の巻取杆を示す斜視図である。防雨カバーの巻取手順を示す斜視図である。防雨カバーを巻設した状態を示す断面図である。防雨カバーを巻設した状態を示す平面図である。防雨カバーを折り畳んだ状態を示す平面図である。防雨カバーの収納手順を示す正面図である。

以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図１は、本発明の第１の実施の形態の使用状態を示す。この２輪車用カバー装置は、自転車（電動自転車を含む）、バイク等の２輪車Ｅに取着して用いられる。２輪車Ｅに固着される収納ケース１と、２輪車Ｅの略全体を展開状態で上方から被覆可能な防雨カバー２と、を具備する。収納ケース１と防雨カバー２とは、紐状体３にて連繋される。

収納ケース１は、例えば、樹脂製又は金属製である。収納ケース１は、例えば、上方開口状網状箱体、孔開き板状箱体等である。

防雨カバー２は、例えば、防水加工又は撥水加工がされたナイロン、ポリエステル、ビニール等である。紐状体３は、例えば、ゴム紐、布紐等である。

収納ケース１は、図１の例では、後カゴＸの前の位置Ａに取着される。図１のハンドルＨの近傍の位置Ｂに取着するように構成しても良い。また、図２の例では、収納ケース１が、後カゴＸの後ろの位置Ｃに取着されている。図２の前カゴＹの前の位置Ｄに取着するように構成しても良い。

収納ケース１は２輪車Ｅに取付専用金具（図示省略）にて固着する。収納ケース１と紐状体３は、例えば、接着剤によって取着したり、収納ケース１に紐状体３を結んで取着する。防雨カバー２への紐状体３の取着手段は、縫合、接着剤等による取着である。

図３に示すように、防雨カバー２の形状は、矩形の４つの角を直線にてトリミングした形状である。図３に２点鎖線にて示すように、矩形の４つの角を円弧状にトリミングした形状としても良い。

図１〜図４に示すように、防雨カバー２は、その前端縁４・後端縁５に、ウェイトを兼用する巻取杆６が、取着されるとともに、防雨カバー２の両側端縁７，７に、ウェイトを兼用する巻取杆６が、取着されている。巻取杆６の形状は、例えば、図５（Ａ）に示すような円柱状、図５（Ｂ）に示すような六角柱状、図５（Ｃ）に示すような四角柱状、あるいは、図示省略するが、三角柱状、八角柱状等である。巻取杆６の材質は、例えば、木製、樹脂製、金属製等である。巻取杆６の長手方向を防雨カバー２の左右方向（すなわち図３に於ける上下方向）に一致させて配設する。この場合、防雨カバー２を後述のように巻取するのが容易である。

防雨カバー２への巻取杆６の取着手段は、例えば、接着による取着（固着）、又は、防雨カバー２に袋部（図示省略）を形成し、この袋部に巻取杆６を収納状とする取着等である。図３・図４に於て、巻取杆６は、防雨カバー２の上面２ａ側に取着される。巻取杆６が防雨カバー２の上面２ａ側に取着されることにより、後述のように、防雨カバー２を容易に巻設することができる。

防雨カバー２を巻設して（又は折畳んで）収納ケース１に収納自在である。図６〜図10に於て、防雨カバー２の収納手順について説明する。まず、図６の矢印Ｐに示すように、防雨カバー２の前端縁４（図１〜図４参照）に取着された巻取杆６にて防雨カバー２を巻取る。同様に、図７の矢印Ｑに示すように、防雨カバー２の後端縁５に取着された巻取杆６にて防雨カバー２を巻取る。

次に、図８の矢印Ｒに示すように、防雨カバー２の両側端縁７側を中央部８に折畳む。最後に、図９・図10に示すように折畳まれた防雨カバー２全体を、図10の矢印Ｓに示すように、収納ケース１の中へ収納する。

次に、第２の実施の形態について説明する。紐状体３は、防雨カバー２の前後方向の所定位置（例えば、図１に示す位置Ａ又は位置Ｂ、図２に示す位置Ｃ又は位置Ｄ）を択一的に選択して、かつ、着脱自在に取着する。例えば、防雨カバー２の複数箇所（Ａ〜Ｄに対応する位置）にホックの雌部を設けるとともに、紐状体３の先端にホックの雄部を設ける（図示省略）。あるいは、防雨カバー２の複数箇所（Ａ〜Ｄに対応する位置）にフック係止部を設けるとともに、紐状体３の先端にフックを設ける等の構成としても良い（図示省略）。その他の構成は、第１の実施の形態と同様である。

なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、巻取杆６の数は増減自在である。また、巻取杆６の長さを、収納ケース１の左右幅寸法より僅かに短く設定するも良い。この場合、防雨カバー２を容易に巻取ることができる。また、巻取杆６を、防雨カバー２の下面２ｂ側に取着するも良い。また、防雨カバー２の両側端縁７，７に配設される巻取杆６を省略するも良い。また、紐状体３の長さを調整自在に構成するも好ましい。

以上のように、本発明は、２輪車Ｅに固着される収納ケース１と、上記２輪車Ｅの略全体を展開状態で上方から被覆可能な防雨カバー２と、上記収納ケース１と上記防雨カバー２とを連繋する紐状体３と、を具備し、上記防雨カバー２を巻設又は折畳んで上記収納ケース１に収納自在としたので、防雨カバー２を天気にかかわらず２輪車Ｅに取着しておくことができ、急な雨にも対応できる。また、防雨カバー２が風で飛ぶことを防止することができる。また、防雨カバー２を紛失することがなく、かつ、盗難を防止することもできる。

また、上記防雨カバー２は、その前端縁４・後端縁５に、ウェイトを兼用する巻取杆６が、取着されているので、防雨カバー２の前端縁４・後端縁５が風で捲れたり、防雨カバー２が飛んだりすることを防止することができる。また、巻取杆６にて防雨カバー２をコンパクトに巻取ることができ、防雨カバー２を収納するのが容易である。
また、上記防雨カバー２は、その両側端縁７，７に、ウェイトを兼用する巻取杆６が、取着されているので、防雨カバー２の両側端縁７，７が風で捲れたり、防雨カバー２が飛んだりすることを防止することができる。特に、横風に対応することができる。また、巻取杆６にて防雨カバー２をコンパクトに巻取ることができ、防雨カバー２を収納するのが容易である。

また、上記紐状体３は、上記防雨カバー２の前後方向の所定位置を択一的に選択して、かつ、着脱自在に取着されるので、前カゴＹの位置及びサイズ、子供用シートの取付けの有無等に対応させて収納ケース１を２輪車Ｅの適切な位置に取着することができて至便である。

１収納ケース
２防雨カバー
３紐状体
４前端縁
５後端縁
６巻取杆
７（両）側端縁
Ｅ２輪車

本発明は、２輪車用カバー装置に関する。

実用新案登録第３１８３７０９号公報

そこで、本発明に係る２輪車用カバー装置は、２輪車に固着される収納ケースと、上記２輪車の略全体を展開状態で上方から被覆可能な防雨カバーと、上記収納ケースと上記防雨カバーとを連繋する紐状体と、を具備し、上記防雨カバーを巻設又は折畳んで上記収納ケースに収納自在とした２輪車用カバー装置であって、上記防雨カバーの前端縁、後端縁、及び、両側端縁に、ウェイトを兼用する円柱状又は正多角形柱状の巻取杆が、取着されており、かつ、該巻取杆の長手方向を上記防雨カバーの左右方向に一致させて配設したものである。
また、上記紐状体は、上記防雨カバーの前後方向の所定位置を択一的に選択して、かつ、着脱自在に取着されるものである。

Claims

２輪車（Ｅ）に固着される収納ケース（１）と、
上記２輪車（Ｅ）の略全体を展開状態で上方から被覆可能な防雨カバー（２）と、
上記収納ケース（１）と上記防雨カバー（２）とを連繋する紐状体（３）と、
を具備し、
上記防雨カバー（２）を巻設又は折畳んで上記収納ケース（１）に収納自在としたことを特徴とする２輪車用カバー装置。
上記防雨カバー（２）は、その前端縁（４）・後端縁（５）に、ウェイトを兼用する巻取杆（６）が、取着されている請求項１記載の２輪車用カバー装置。
上記防雨カバー（２）は、その両側端縁（７）（７）に、ウェイトを兼用する巻取杆（６）が、取着されている請求項２記載の２輪車用カバー装置。
上記紐状体（３）は、上記防雨カバー（２）の前後方向の所定位置を択一的に選択して、かつ、着脱自在に取着される請求項１，２又は３記載の２輪車用カバー装置。