JP3178406U - 水中用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】受電用ケースユニットの水槽に対する着脱が容易で、電磁誘導による電力供給効率が高い水中用照明装置を提供する。
【解決手段】水槽2を形成する壁の外面2aに固定された給電用ケースユニット10と、水槽2の壁を挟んで給電用ケースユニット10に対向配置されて該水槽2内に取り付けられる防水された受電用ケースユニット20とを備える。さらに、給電用ケースユニット10および受電用ケースユニット20のうちのいずれか一方は、その内部の水槽2寄りの位置に少なくとも1個の第1磁石を含み、他方は、その内部の水槽2寄りの位置に該水槽2の壁を挟んで第1磁石に対応して対向配置される第2磁石を含む。また、受電用ケースユニット20は、該受電用ケースユニット20と給電用ケースユニット10の間の磁力によって、水槽2の壁の内面2bに対して着脱可能に取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本考案は、水中用照明装置、より詳細には、電磁誘導を用いた電力供給によって発光する水中用照明装置に関するものである。
近年、水槽内外に分割して取り付けられ、電磁誘導を用いた電力供給によって発光する水中用照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この水中用照明装置は、給電用ケースユニット(給電部)と、受電用ケースユニット(受電部)とを備える。
給電用ケースユニットは、粘着テープによって、水槽を形成する壁(例えば、透明ガラス等)の外面(水槽の外面)に固定される。また、給電用ケースユニットは、その内部に給電用コイル(1次コイル)を含む。給電用コイルは、交流電源から供給される電力を後述する受電用コイル(2次コイル)に給電する。
受電用ケースユニットは、水槽内に配置された岩等のオブジェに予め形成された嵌込用溝に嵌め込まれて固定され、水槽の壁を挟んで給電用ケースユニットに対向配置される。また、受電用ケースユニットは、その内部に受電用コイルおよび照明手段を含む。照明手段は例えばLED(発光ダイオード)等の発光体と、受電用コイルからの電力供給を受けて発光体の発光を制御する発光制御回路とを備える。
この水中用照明装置では、給電用コイルと受電用コイルの間の電磁誘導によって、給電用ケースユニットから受電用ケースユニットに非接触に電力が供給されて、照明手段の発光体が発光する。
特開2002−251901号公報
ところで、受電用ケースユニットは、特に交換頻度の多い照明手段(発光体)を含んでいるため、給電用ケースユニットと比べ、メンテナンス等で水槽に対して着脱される頻度が多い。従来の水中用照明装置では、受電用ケースユニットの着脱に際して、受電用ケースユニットをその都度嵌込用溝に嵌め込んだり該嵌込用溝から抜き出したりする必要があり、その作業に大変手間がかかるという問題があった。
また、受電用ケースユニットを嵌込用溝に正確に嵌め込まないと、受電用ケースユニット(受電用コイル)が給電用ケースユニット(給電用コイル)に対して位置ずれを起こすという問題があった。これは、電磁誘導による電力供給効率の低下につながる。
さらに、受電用ケースユニットは、水槽の壁の内面(水槽の内面)から離間配置された岩等のオブジェに取り付けられるので、受電用ケースユニットが水槽の内面に直接取り付けられる場合に比べて、給電用コイルと受電用コイルの間の距離が長くなって、両コイル間で鎖交する磁束が減り、電磁誘導を用いた電力供給効率が低下するという問題があった。
そこで、本考案は、受電用ケースユニットの水槽に対する着脱が容易で、電磁誘導による電力供給効率が高い水中用照明装置を提供する。
上記課題を解決するため、本考案は、水槽を形成する壁の外面に固定され、内部に給電用コイルを含む給電用ケースユニットと、前記水槽の壁を挟んで前記給電用ケースユニットに対向配置されて該水槽内に取り付けられ、内部に受電用コイルおよび照明手段を含む防水された受電用ケースユニットとを備え、前記給電用コイルと前記受電用コイルの間の電磁誘導によって、前記給電用ケースユニットから前記受電用ケースユニットに電力が供給されて、前記照明手段が発光する水中用照明装置において、前記給電用ケースユニットおよび前記受電用ケースユニットのうちのいずれか一方は、その内部の前記水槽寄りの位置に少なくとも1個の第1磁石を含み、他方は、その内部の前記水槽寄りの位置に該水槽の壁を挟んで前記第1磁石に対応して対向配置される第2磁石または磁性体を含み、前記受電用ケースユニットは、該受電用ケースユニットと前記給電用ケースユニットの間の磁力によって、前記水槽の壁の内面に対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする水中用照明装置としたものである。
この構成によれば、受電用ケースユニットを第1磁石と第2磁石または磁性体の間の磁力によって水槽の内面に対して着脱可能に取り付けられるようになっているので、岩等のオブジェの嵌込用溝にわざわざ嵌め込む等する必要がなくなり、受電用ケースユニットの水槽に対する着脱が容易となる。また、受電用ケースユニットを水槽の内面に直接取り付けられるので、給電用コイルと受電用コイルの間の距離を十分短くすることができ、両コイル間で鎖交する磁束が増え、電磁誘導による電力供給効率が高くなる。
上記構成において、前記第1磁石は、前記水槽の内面または外面と平行に多角形を形成するように複数個配置され、前記第2磁石または前記磁性体は、前記多角形を形成する前記各第1磁石に対応して対向配置され、前記受電用ケースユニットは、該受電用ケースユニットと前記給電用ケースユニットの間の磁力によって、前記給電用ケースユニットに対して位置決めされることが好ましい。
この構成によれば、受電用ケースユニットは、多角形を形成する少なくとも3対の互いに対向配置された第1磁石と第2磁石または磁性体の間の磁力によって水槽の内面に対して取り付けられるので、位置合わせをしなくても給電用ケースユニットに対して自動的に位置決めされ、従来技術のような位置ずれを起こすこともない。
上記構成において、前記給電用ケースユニットおよび/または前記受電用ケースユニットは、前記対向配置された前記第1磁石と前記第2磁石の間または前記第1磁石と前記磁性体の間の磁力を増加させるためのヨーク部材を含むことが好ましい。
この構成によれば、ヨーク部材によって第1磁石と第2磁石または磁性体の間の磁力が増加するので、受電用ケースユニットを水槽の内面に対してより確実に取り付けることができる。
上記構成において、前記照明手段は、複数の系統に分かれた所定数の発光体と、前記受電用コイルからの電力供給を受けて、前記各発光体を前記系統毎に時分割してダイナミック方式で発光させる発光制御回路とを備えたことが好ましい。
この構成によれば、各発光体を連続発光させるスタティック方式と比べて、より消費電力の少ないダイナミック方式で発光させるように構成したので、低電力化を実現することができる。
本考案によれば、受電用ケースユニットの水槽に対する着脱が容易で、電磁誘導による電力供給効率が高い水中用照明装置を提供することができる。
本考案に係る水中用照明装置の使用態様を示す斜視図である。 本考案に係る水中用照明装置の回路構成の一例を示すブロック図である。 (A)は本考案に係る水中用照明装置の一例を示す断面図であり、(B)は給電用ケースユニットを水槽外からみたときの平面図であり、(C)は受電用ケースユニットを水槽内からみたときの平面図である。 発光体の発光制御方法を説明するタイミングチャートである。
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
本考案に係る水中用照明装置1は、水槽2内外に分割して取り付けられ、電磁誘導を用いた電力供給によって発光するものである。使用される水槽2の種類としては、例えば、プールや風呂用の浴槽、または、生物等を観賞するための水槽等が挙げられる。
図1に示すように、水中用照明装置1は、給電コード4を介して交流電源3に接続された給電用ケースユニット10と、受電用ケースユニット20とを備える。
交流電源3は、公知の商用電源からなる。給電コード4の一端は交流電源3に接続され、他端は給電用ケースユニット10に接続される。給電用ケースユニット10は、後述する固定手段(固定ネジ等)によって、水槽2を形成する壁(例えば、透明ガラス等)の外面2a(水槽2の外面2a)に固定される。また、受電用ケースユニット20は、後述する取り付け手段(磁石14、24等)によって、水槽2の壁の内面2b(水槽2の内面2b)に対して着脱可能に取り付けられる。
図2に示すように、給電用ケースユニット10は、給電用制御回路11と、給電用コイル(1次コイル)12と、給電用コア(1次コア)13とを含む。
給電用制御回路11は、給電コード4を介して交流電源3に接続される。また、給電用制御回路11は、整流回路11Aと、平滑回路11Bと、インバータ回路11Cとを有する。整流回路11Aは、例えばダイオードブリッジからなり、交流電源3の交流電圧を整流する。平滑回路11Bは、例えば平滑コンデンサからなり、整流回路11Aによって整流された交流電圧を平滑して直流電圧に変換する。インバータ回路11Cは、スイッチング素子およびその駆動制御回路(いずれも図示略)を有し、該スイッチング素子をスイッチング動作させて、平滑回路11Bによって平滑された直流電圧を再び交流電圧に変換する。給電用コイル12は、例えば平面コイルからなり、インバータ回路11Cに接続される。給電用コア13は、例えばトロイダルコアからなる。給電用コア13には、給電用コイル12が所定巻数だけ巻回される。
また、図2に示すように、受電用ケースユニット20は、受電用制御回路21と、受電用コイル(2次コイル)22と、受電用コア(2次コア)23と、照明手段31とを含む。
受電用コイル22は、例えば平面コイルからなり、受電用ケースユニット20の水槽2の内面2bへの取り付け時に、水槽2の壁を挟んで給電用コイル12に対向配置される。受電用コア23は、例えばトロイダルコアからなる。受電用コア23には、受電用コイル22が所定巻数だけ巻回される。受電用制御回路21は、受電用コイル22に接続される。また、受電用制御回路21は、整流回路21Aと、平滑回路21Bとを有する。整流回路21Aは、整流回路11Aと同様、例えばダイオードブリッジからなる。平滑回路11Bは、平滑回路11Bと同様、例えば平滑コンデンサからなる。照明手段31は、発光制御回路31Aと、複数の系統(ブロック)31Bに分類された所定数の発光体31Cとからなる。発光制御回路31Aは制御信号を出力して各発光体31Cを発光させる。
この水中用照明装置1の動作をまとめると、まず、交流電源3の交流電圧が整流回路11Aおよび平滑回路11Bによって整流平滑されて直流電圧に変換され、この直流電圧がインバータ回路11Cによって交流電圧に変換される。そして、給電用コイル12に交流電流が流れ、給電用コア13に磁束が発生する。給電用コア13に発生した磁束は、水槽2を貫いて、受電用コア23に鎖交する。受電用コイル22には受電用コア23に鎖交した磁束に応じた交流電流が流れる。そして、これにより生じた交流電圧が整流回路21Aおよび平滑回路21Bによって整流平滑されて直流電圧に変換され、その電力が発光制御回路31Aへと供給され、発光制御回路31Aによる各制御の下で照明手段31の各発光体31Cが発光する。
発光制御回路31Aは、受電用制御回路21を介して受電用コイル22から電力供給を受けて、各発光体31Cを系統毎に時分割してダイナミック方式で発光させる。この実施例では、各発光体31Cは、例えば3つの系統(第1〜第3系統)31Bに分かれている。そして、図4(A)〜(C)に示すように、各発光体31Cは、発光制御回路31Aから各系統31Bに出力される制御信号によって、例えば周波数100Hz、デューティ比1/3で時分割制御され、点灯する。
図3(A)および(B)に示すように、給電用ケースユニット10は、さらに、少なくとも1個の磁石(以下、第1磁石という)14と、ヨーク部材15と、ベース部材16と、カバー部材17と、第1封止部材18と、第2封止部材19とを含む。なお、同図(A)および(B)における同一の符号のもの(16、17)には同一のハッチングが施されている。
図3(A)および(C)に示すように、受電用ケースユニット20は、さらに、少なくとも1個以上の磁石(以下、第2磁石という)24と、ヨーク部材25と、ベース部材26と、第1カバー部材27と、第2カバー部材32と、第1封止部材28と、第2封止部材29と、第3封止部材30とを含む。なお、同図(A)および(C)における同一の符号のもの(27)には同一のハッチングが施されている。
第1磁石14は、給電用ケースユニット10の内部の水槽2寄りの位置に該水槽2の外面2aと平行に多角形(例えば正16角形)を形成するように複数個(例えば16個)配置される。第2磁石24は、受電用ケースユニット20の内部の水槽2寄りの位置に上記の多角形(例えば正16角形)を形成する各第1磁石14に対応して対向配置される。ヨーク部材15および25は、それぞれ、第1磁石14および第2磁石24に隣接して配置され、第1磁石14と第2磁石24の間の磁力を増加させる。
ベース部材16は、水槽2の外面2aに平行な底部16aと、底部16aの周縁近傍に形成された4個のネジ挿入孔16cと、底部16の各ネジ挿入孔16cよりも内側に環状に立設された立設部16bとからなる。立設部16bの外周面には係合溝が形成されている。カバー部材17は、底部16aおよび立設部16bで形成された開口部を覆うものであり、カバー部材17の内面には、ベース部材16の立設部16bの係合溝に係合する形状の係合溝が形成される。
ベース部材16およびカバー部材17は、それらの係合溝同士の係合によって一体的に組み合わされ、給電用制御回路11、給電用コイル12、給電用コア13、第1磁石14およびヨーク部材15を収容する収容空間を形成する外装ケースを構成する。この収容空間は、ベース部材16およびカバー部材17の各係合溝の両端にそれぞれ環状に配置された例えば凹リング等の第1封止部材18および第2封止部材19によって、密閉される。そして、この収容空間には、ベース部材16からカバー部材17に向かって給電用コイル12、給電用コア13、および、回路基板11D上に設けられた給電用制御回路11が順に配置されるとともに、該収容空間の水槽2の外面2a寄りの位置に、ヨーク部材15および第1磁石14が環状に配置される。
ベース部材26は、水槽2の内面2bに平行な底部26aと、底部26aの周縁に環状に立設された立設部26bとからなる。立設部26bの外周面には係合溝が形成されている。第1カバー部材27は、ベース部材26の立設部26bを取り囲む環状部材からなり、第1カバー部材27の内面には、ベース部材26の立設部26bの係合溝に係合する形状の係合溝が形成される。第2カバー部材32は、その外周部分がベース部材26(立設部26bの上端)および第1カバー部材27(第1カバー部材27の内面)に接触して、底部26aおよび立設部26bで形成された開口部を覆うものである。第2カバー部材32の周縁には、第1カバー部材27の係合溝に係合する形状の係合溝が形成される。第2カバー部材32は、照明手段31の発光を水槽内へ透光可能な例えばアクリル等の透光性を有する部材からなる。
ベース部材26、第1カバー部材27および第2カバー部材32は、それらの係合溝同士の係合によって一体的に組み合わされ、受電用制御回路21、受電用コイル22、受電用コア23、第2磁石24、ヨーク部材25および照明手段31を収容する収容空間を形成する外装ケースを構成する。この収容空間は、ベース部材26の係合溝の両端にそれぞれ環状に配置された例えば凹リング等の第1封止部材28および第2封止部材29、ならびに、第1カバー部材27および第2カバー部材32の間に環状に配置された例えば凹リング等の第3封止部材30によって密閉され、外部から二重に防水される。そして、この収容空間には、ベース部材26から第2カバー部材32に向かって受電用コイル22、受電用コア23、および、回路基板21D上に設けられた受電用制御回路21および照明手段31が配置されるとともに、該収容空間の水槽2の内面2b寄りの位置に、ヨーク部材25および第2磁石24が環状に配置される。なお、受電用制御回路21、回路基板21D、受電用コイル22、受電用コア23、第2磁石24、ヨーク部材25および照明手段31は、防水性を高めるために、予め樹脂コーティングが施されている。
次に、給電用ケースユニット10および受電用ケースユニット20の水槽2への取り付け手順について説明する。
給電用ケースユニット10は、ネジ挿入孔16cに挿入された固定ネジ(図示略)によって、水槽2の外面2aに固定される。あるいは、固定ネジを用いる代わりに、ベース部材16の底部16aと水槽2の外面2aの間に配置された接着テープや接着剤によって、給電用ケースユニット10が水槽2の外面2aに固定されてもよい。但し、接着テープを用いる場合には、給電用コイル12と受電用コイル22の間の距離を極力短くするために、厚みの薄い接着テープを用いることが好ましい。
受電用ケースユニット20は、該受電用ケースユニット20と給電用ケースユニット10の間の磁力(水槽2の壁を挟んで互いに対向配置される第1磁石14と第2磁石24の間の磁力)によって、水槽2の内面2bに対して着脱可能に取り付けられる。
したがって、この水中用照明装置1によれば、従来技術のように、岩等のオブジェの嵌込用溝にわざわざ嵌め込まれる等する必要がなく、第1磁石14と第2磁石24の間の磁力によって、受電用ケースユニット20の水槽2に対する着脱が容易となる。
また、受電用ケースユニット20を水槽2の内面2bに直接取り付けられるので、給電用コイル12と受電用コイル22の間の距離を十分短くすることができ、両コイル間で鎖交する磁束が増え、電磁誘導による電力供給効率が高くなる。
また、受電用ケースユニット20は、正16角形を形成する16対の互いに対向配置された第1磁石14と第2磁石24の間の磁力によって水槽2の内面2bに対して取り付けられるので、慎重に位置合わせをしなくても、給電用ケースユニット10に対して自動的に位置決めされ、従来技術のような位置ずれを起こすこともない。
さらに、ヨーク部材15、25によって第1磁石14と第2磁石24の間の磁力が増加するので、受電用ケースユニット20を水槽2の内面2bに対してより確実に取り付けることができる。
また、この水中用照明装置1によれば、各発光体31Cを連続発光させるスタティック方式ではなく、各発光体31Cを短い周期で点灯させる消費電力の少ないダイナミック方式を用いているので、低電力化を実現することができる。なお、発光体31Cの点灯周期が短いので、人間の目には発光体31Cが連続して発光しているように見える。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案の構成はこれらの実施形態に限定されるものではない。
例えば、給電用ケースユニット10は、第1磁石14の代わりに、第2磁石24と磁気的に結合する鉄板等の磁性体を含んでいてもよい。あるいは、受電用ケースユニット20は、第2磁石24の代わりに、第1磁石14と磁気的に結合する鉄板等の磁性体を含んでいてもよい。また、第1磁石14、第2磁石15の個数、形状および配置形態等は、何ら限定されるものではない。
給電用ケースユニット10および受電用ケースユニット20は、いずれも、ヨーク部材15および25を含んでいるが、水中用照明装置1の軽量化を図るため、ヨーク部材15および25の一方、あるいは両方を含まないようにしてもよい。
水中用照明装置1の回路構成は、図2で示した回路に限定されるものではなく、給電用コイル12と受電用コイル22の間の電磁誘導によって、給電用ケースユニット10から受電用ケースユニット20に非接触に電力を供給して照明手段31を発光させる他の公知の回路が使用されてもよい。
1 水中用照明装置
2 水槽
2a 外面
2b 内面
3 交流電源
4 給電コード
10 給電用ケースユニット
11 給電用制御回路
11A 整流回路
11B 平滑回路
11C インバータ回路
11D 回路基板
12 給電用コイル(1次コイル)
13 給電用コア(1次コア)
14 磁石(第1磁石)
15 ヨーク板
16 ベース部材
16a 底部
16b 立設部
16c ネジ挿入孔
17 カバー部材
18 第1封止部材
19 第2封止部材
20 受電用ケースユニット
21 受電用制御回路
21A 整流回路
21B 平滑回路
21D 回路基板
22 受電用コイル(2次コイル)
23 受電用コア(2次コア)
24 磁石(第2磁石)
25 ヨーク板
26 ベース部材
26a 底部
26b 立設部
27 第1カバー部材
28 第1封止部材
29 第2封止部材
30 第3封止部材
31 照明手段
31A 発光制御回路
31B 系統
31C 発光体
32 第2カバー部材

Claims (4)

  1. 水槽を形成する壁の外面に固定され、内部に給電用コイルを含む給電用ケースユニットと、前記水槽の壁を挟んで前記給電用ケースユニットに対向配置されて該水槽内に取り付けられ、内部に受電用コイルおよび照明手段を含む防水された受電用ケースユニットとを備え、前記給電用コイルと前記受電用コイルの間の電磁誘導によって、前記給電用ケースユニットから前記受電用ケースユニットに電力が供給されて、前記照明手段が発光する水中用照明装置において、
    前記給電用ケースユニットおよび前記受電用ケースユニットのうちのいずれか一方は、その内部の前記水槽寄りの位置に少なくとも1個の第1磁石を含み、他方は、その内部の前記水槽寄りの位置に該水槽の壁を挟んで前記第1磁石に対応して対向配置される第2磁石または磁性体を含み、
    前記受電用ケースユニットは、該受電用ケースユニットと前記給電用ケースユニットの間の磁力によって、前記水槽の壁の内面に対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする水中用照明装置。
  2. 前記第1磁石は、前記水槽の内面または外面と平行に多角形を形成するように複数個配置され、
    前記第2磁石または前記磁性体は、前記多角形を形成する前記各第1磁石に対応して対向配置され、
    前記受電用ケースユニットは、該受電用ケースユニットと前記給電用ケースユニットの間の磁力によって、前記給電用ケースユニットに対して位置決めされることを特徴とする請求項1に記載の水中用照明装置。
  3. 前記給電用ケースユニットおよび/または前記受電用ケースユニットは、前記対向配置された前記第1磁石と前記第2磁石の間または前記第1磁石と前記磁性体の間の磁力を増加させるためのヨーク部材を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の水中用照明装置。
  4. 前記照明手段は、複数の系統に分かれた所定数の発光体と、前記受電用コイルからの電力供給を受けて、前記各発光体を前記系統毎に時分割してダイナミック方式で発光させる発光制御回路とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の水中用照明装置。
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