JP3178244U - 多用途固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】結束を容易に行うことができ、多用途に使用することができる多用途固定部材を提供する。
【解決手段】帯状部11と、上記帯状部11の長さ方向一端部に形成され、上記帯状部11の他端部を挿通できる孔部14を有すると共に上記他端部を取り外し可能に固定できる固定部15を有する構成とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、物品を結束して固定するために使用される多用途固定部材に関し、特に、2か所の結束をすることができる多用途固定部材に関する。
従来、1つの結束バンドで2か所の結束をすることができる結束バンドとして、特開2003−47139号公報(特許文献1)に開示された結束バンドが知られている。
図○に示すように、上記結束バンド30は、鋸歯状凹凸部31を有する帯部32と、上記帯部32の基端に設けられる頭部33とを有し、上記頭部33には、上記帯部32が先端部側から挿通されかつその内部に設けられた係止部34が上記鋸歯状凹凸部31と係合する第1の貫通孔35および第2の貫通孔36が設けられている。
上記結束バンド30を使用する場合には、まず、上記帯部32の先端部を上記第1の貫通孔35に挿通して第1の結束部分を形成した後、上記帯部32の先端部を上記第2の貫通孔36に挿通して、第2の結束部分を形成することにより、2つの配線群40、41等を結束固定することができる。
この場合、上記鋸歯状凹凸部31と上記係止部34とが係合され、挿入方向と逆方向の引き抜きが阻止されるが、つまみ部37を押圧することによって、上記鋸歯状凹凸部31と上記係止部34との係合状態が解除され、上記帯部32を上記第1の貫通孔35から引き抜くことができ、上記結束バンド30を再利用することができる。
しかしながら、上記結束バンド30を使用して固定する場合には、上記帯部32の先端部を、上記第2の貫通孔部36に挿通する必要があり、また、上記鋸歯状凹凸部31と上記係止部34との係合状態を解除する場合には、上記つまみ部37を押圧すると共に、上記帯部32を上記第2の貫通孔部36から引き抜く操作が必要であることから、操作し難くという不具合があった。
また、上記結束バンド10は、配線群等のように強固に結束する必要がある場合に使用されるものであり、多用途には使用できないという不具合があった。
特開2003−47139号公報
そこで、本考案の課題は、結束を容易に行うことができ、多用途に使用することができる多用途固定部材を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る多用途固定部材は、帯状部と、上記帯状部の長さ方向一端部に形成され、上記帯状部の他端部を挿通できる孔部を有すると共に上記他端部を取り外し可能に固定できる固定部を有することを特徴とする。
したがって、上記他端部を上記孔部に挿通した後、上記他端部を上記固定部に固定した場合には、上記他端部を上記孔部に挿通することにより、上記帯状部により第1の輪状部が形成されると共に、上記他端部を上記孔部に挿通した後、上記他端部を上記固定部に固定することにより、第2の輪状部が形成される。
また、上記他端部を上記孔部に挿通することなく、上記固定部に固定した場合には、上記帯状部により、大径の輪状部が形成される。
請求項2に係る多用途固定部材は、上記帯状部は細長板状に形成されると共に、上記固定部は上記帯状部よりも大きな幅寸法に形成されていることを特徴とする。
したがって、上記帯状部は細長板状に形成されていることから、使用者が把持しやすく、また、上記固定部は上記帯状部よりも大きな幅寸法に形成されていることから、上記他端部を上記孔部に挿通し易い。
請求項3に係る多用途固定部材は、上記帯状部の先端部には係合部が設けられると共に上記固定部には上記係合部が係合する被係合部が設けられていることを特徴とする。
したがって、上記係合部を上記被係合部に係合させることにより、上記帯状部の先端部を上記固定部に固定することができる。
請求項4に係る多用途固定部材は、上記係合部は凹状ホックであると共に上記被係合部は凸状ホックであることを特徴とする。
したがって、凹状ホックと凸状ホックとを係合させることにより、上記他端部を上記固定部に係合させることができる。
請求項5に係る多用途固定部材は、上記帯状部は可撓性のある素材により形成され、上記帯状部の他端部を上記孔部に挿通させて反転させ、上記固定部へ固定して使用できるように構成されていることを特徴とする。
請求項1に係る多用途固定部材にあっては、上記他端部を上記孔部に挿通した後、上記他端部を上記固定部に固定した場合には、上記他端部を上記孔部に挿通することにより、上記帯状部により第1の輪状部が形成されると共に、上記他端部を上記孔部に挿通した後、上記他端部を上記固定部に固定することにより、第2の輪状部が形成されることから、上記第1の輪状部および上記第2の輪状部を容易に形成できるとともに、上記第1の輪状部および上記第2の輪状部において物品を容易に結束させることができる。
また、上記他端部を上記孔部に挿通することなく、上記固定部に固定した場合には、上記帯状部により、大径の輪状部が形成されることから、上記大径の輪状部を容易に形成することができるとともに、上記大径の輪状部により、物品を結束することができる。
したがって、上記第1の輪状部および上記第2の輪状部を形成する場合、または、上記大径の輪状部を形成する場合のいずれにおいても、結束を容易に行うことができ、多用途に使用することができる。
請求項2に係る多用途固定部材は、上記帯状部は細長板状に形成されていることから、使用者が把持しやすく、また、上記固定部は上記帯状部よりも大きな幅寸法に形成されていることから、上記他端部を上記孔部に挿通し易いことから、良好な操作性が得られる。
請求項4に係る多用途固定部材は、凹状ホックと凸状ホックとを係合させることにより、上記他端部を上記固定部に係合させることができることから、使用者は、上記他端部を上記固定部に容易に固定することができ、良好な操作性が得られる。
本考案に係る多用途固定部材の一実施の形態における多用途固定部材を示す斜視図である。 本考案に係る多用途固定部材の一実施の形態における多用途固定部材を使用して鞄の持ち手を結束した状態を示す斜視図である。 本考案に係る多用途固定部材の一実施の形態における多用途固定部材を使用して鞄の持ち手を結束した状態を示す斜視図である。 本考案に係る多用途固定部材の一実施の形態における多用途固定部材を使用してベルトとキーリングとを結束した状態を示す斜視図である。 従来の結束バンドを示す平面図である。 従来の結束バンドの使用方法を示す断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る多用途固定部材10は、細長板状に形成された帯状部11と、上記帯状部11の長さ方向一端部12に形成され、上記帯状部11の他端部13を挿通できるよう、幅方向に開口した孔部14を有する。
また、上記一端部12には、上記他端部13を取り外し可能に固定できる固定部15が設けられており、上記固定部の幅寸法L1は、上記帯状部の幅寸法L2よりも大きく形成されている。
図1に示すように、上記帯状部11の先端部16には係合部17が設けられると共に上記固定部15には上記係合部17が係合する被係合部18が設けられており、上記係合部17は凹状ホック19により構成されていると共に上記被係合部18は凸状ホック20により構成されている。
図2に示すように、上記帯状部11は可撓性のある皮革素材により形成され、上記帯状部11の他端部13を上記孔部14に挿通させて反転させ、上記固定部15へ固定して使用できるように構成されている。
以下、本実施の形態に係る多用途固定部材10の作用について説明する。
図2に示すように、上記他端部13を上記孔部14に挿通した後、上記他端部13を上記固定部15に固定した場合には、上記他端部13を上記孔部14に挿通することにより、上記帯状部11により第1の輪状部21が形成されると共に、上記他端部13を上記孔部14に挿通した後、上記他端部13を上記固定部15に固定することにより、第2の輪状部22が形成される。
また、上記他端部13を上記孔部14に挿通することなく、上記固定部15に固定した場合には、上記帯状部11により、大径の輪状部23が形成される。
したがって、上記第1の輪状部および上記第2の輪状部を容易に形成できるとともに、上記第1の輪状部21および上記第2の輪状部22において物品を容易に結束させることができる。
また、上記他端部13を上記孔部14に挿通することなく、上記固定部15に固定した場合には、上記帯状部11により、大径の輪状部23が形成されることから、上記大径の輪状部23を容易に形成することができるとともに、上記大径の輪状部23により、物品を結束することができる。
したがって、上記第1の輪状部21および上記第2の輪状部22を形成する場合、または、上記大径の輪状部23を形成する場合のいずれにおいても、結束を容易に行うことができ、多用途に使用することができる。
また、図1に示すように、上記帯状部11は細長板状に形成されていることから、使用者が把持しやすく、また、上記固定部15は上記帯状部11よりも大きな幅寸法に形成されていることから、上記他端部13を上記孔部14に挿通し易く、良好な操作性が得られる。
また、凹状ホック19と凸状ホック20とを係合させることにより、上記他端部13を上記固定部15に係合させることができることから、使用者は、上記他端部を上記固定部に容易に固定することができ、良好な操作性が得られる。
また、図2に示すように、上記帯状部は可撓性のある素材により形成され、上記帯状部の他端部を上記孔部に挿通させて反転させ、上記固定部へ固定して使用できるように構成されている。
まず、多用途固定部材10の使用例を説明する。
図2においては、鞄24の一対の持ち手25a、25bを結束した状態を示しており、まず、一方の持ち手25aに上記帯状部11を巻きつけた後、他方の持ち手25bに巻きつけるよう上記他端部13を上記孔部14に挿通させて反転させ、上記凹状ホック19と上記凸状ホック20とを係合させることにより上記多端部13を上記固定部へ固定している。
また、図3においては、上記多端部13を上記孔部14に挿通することなく、一対の持ち手25a、25bに上記帯状部11を巻きつけ、上記凹状ホック19と上記凸状ホック20とを係合させることにより上記多端部13を上記固定部へ固定している。
また、鞄の持ち手を結束する場合の他、図4に示すように、ベルト26とキーホルダー27のキーリング28とを結束することもでき、多用途に使用することができる。
本考案は、多用途固定部材に適用可能であり、産業上の利用可能性を有している。
10 多用途固定部材
11 帯状部
12 一端部
13 他端部
14 孔部
15 固定部
16 先端部
17 係合部
18 被係合部
19 凹状ホック
20 凸状ホック
21 第1の輪状部
22 第2の輪状部
23 大径の輪状部
24 鞄
25a、25b 持ち手
26 ベルト
27 キーホルダー
30 結束バンド
31 鋸歯状凹凸部
32 帯部
33 頭部
34 係止部
35 第1の貫通孔
36 第2の貫通孔
37 つまみ部
L1 固定部の幅寸法
L2 帯状部の幅寸法

Claims (5)

  1. 帯状部と、上記帯状部の長さ方向一端部に形成され、上記帯状部の他端部を挿通できる孔部を有すると共に上記他端部を取り外し可能に固定できる固定部を有することを特徴とする多用途固定部材。
  2. 上記帯状部は細長板状に形成されると共に、上記固定部は上記帯状部よりも大きな幅寸法に形成されていることを特徴とする請求項1記載の多用途固定部材。
  3. 上記帯状部の先端部には係合部が設けられると共に上記固定部には上記係合部が係合する被係合部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の多用途固定部材。
  4. 上記係合部は凹状ホックであると共に上記被係合部は凸状ホックであることを特徴とする請求項1記載の多用途固定部材。
  5. 上記帯状部は可撓性のある素材により形成され、上記帯状部の他端部を上記孔部に挿通させて反転させ、上記固定部へ固定して使用できるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の多用途固定部材。
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