JP3178116U - 微量用二液混合型注入機 - Google Patents

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Abstract

【課題】注型、成型、塗装等において2種類の微量の薬液を混合して吐出する微量用二液混合型注入機を提供する。
【解決手段】ヘッド部1の両側部に進退自在に配設された2種類の薬液の供給手段2、2aを、流路形成体9、9aと、該流路形成体9、9aの内側に配置されたミキシングヘッド4、4aと、流路形成体9、9aの上面に配置された薬液容器10、10a及びギヤポンプ12、12aと、該ギヤポンプ12、12aの駆動モータ13、13aとで構成し、流路形成体9、9aに、薬液容器10、10aとギヤポンプ12、12aの流入口を連通させる直線状の第1流路14、14a及びギヤポンプ12、12aの流出口とミキシングヘッド4、4aを連通させる直線状の第2流路15、15aを形成する。
【選択図】図4(b)

Description

本考案は、注型、成形、塗装等において2種類の微量の薬液を混合して吐出する微量用二液混合型注入機に関する。
従来、本願出願人は、注入機の基体にスタティック・ミキサーの装着部を設け、ミキシングヘッドを有する一対の流路形成体を基体に移動自在に装着し、又装着部にミキシングヘッドを進退させる進退機構部を設け、基体に進退自在に装着した一対の流路形成体は装着部に対向状態で装着し、ミキシングヘッドは先端縮径のテーパー状と成した2液混合硬化性樹脂の注入機を複数開発し出願しており(例えば、特許文献1参照)、この出願のものは、注入作業終了後における洗浄等の後処理を容易化することを主目的としたものである。
特許第2750664号公報
しかし、上記従来技術にあっては、往復移動するのはミキシングヘッド15、15a を有する流路形成体19、19a だけで、該流路形成体19、19a より上流側は往復移動せず、具体的には、特許文献1の〔0037〕及び図1〜3に示されている通り、注入機1の供給バルブ5 、5aと流路形成体19、19a に設けた薬液供給口である取付部27、27a とを、接続パイプ71、71a で連通接続し、又一対の供給バルブ5 、5aの夫々には薬液供給パイプ72、72a と、定量供給機能を有するギヤポンプ、プランジャーポンプ、ダイヤフラムポンプ等の圧送ポンプを設けた供給バルブ5 、5aを開閉作動する圧縮空気供給パイプ73、73a を夫々接続し、供給バルブ5 、5aの圧送ポンプで薬液を接続パイプ71、71a へ送出する様に成っており、2種類の薬液は、薬液容器から薬液供給パイプ72、72a 、供給バルブ5 、5a、接続パイプ71、71a を経て流路形成体19、19a を通過し、ミキシングヘッド15、15a からスタティック・ミキサー3内に供給されることになる。
つまり、特許文献1のものは、流路形成体19、19a は可動状態であるのに対し、供給バルブ5 、5aは固定状態であるため、可撓性を有する接続パイプ71、71a が必要で、而も流路全体が長くなってしまって、通過時の圧力損失が大きくなり、その結果供給量に極僅かであるが誤差が生じ易く、よって微量の薬液を混合し吐出させることを目的とした二液混合型注入機としては不向きであるなど、解決せねばならない課題があった。
本考案は、上記従来技術に基づく、2種類の薬液の流路の途中に可撓性を有するパイプが使用され、且つ流路全体が長い二液混合型注入機は、微量混合・注入用として使用し難い課題に鑑み、ヘッド部の両側部に2種類の薬液の供給手段を、対向状態且つヘッド部に対し接離可能にすべく進退自在に配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを装着し、該ロータリーミキサーの両側に受入口を開口形成し、前記薬液供給手段は、前記受入口に嵌まり込むミキシングヘッドと、流路形成体と、該流路形成体の上面に配置された薬液容器及びギヤポンプと、該ギヤポンプの駆動モータとを有し、前記流路形成体に、前記薬液容器と前記ギヤポンプの流入口を連通させる直線状の第1流路と、前記ギヤポンプの流出口と前記ミキシングヘッドを連通させる直線状の第2流路とを形成することで、薬液容器と、該薬液容器からミキシングヘッド迄の流路を形成する流路形成体と、薬液容器からミキシングヘッド迄の薬液の送り手段であるギヤポンプ及び駆動モータとを1つの薬液供給手段として纏められて、可撓性を有するパイプの無い短めの直線的な、圧力損失の無い流路が形成されることによって、微量混合・注入用として使用可能にして、上記課題を解決する。
要するに本考案は、ヘッド部の両側部に2種類の薬液の供給手段を、対向状態且つヘッド部に対し接離可能にすべく進退自在に配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを装着し、該ロータリーミキサーの両側に受入口を開口形成し、前記薬液供給手段は、前記受入口に嵌まり込むミキシングヘッドと、流路形成体と、該流路形成体の上面に配置された薬液容器及びギヤポンプと、該ギヤポンプの駆動モータとを有し、前記流路形成体に、前記薬液容器と前記ギヤポンプの流入口を連通させる直線状の第1流路と、前記ギヤポンプの流出口と前記ミキシングヘッドを連通させる直線状の第2流路とを形成したので、薬液容器、ミキシングヘッドを有する流路形成体、ギヤポンプ及び駆動モータが1つの薬液供給手段として纏められて進退するため、可撓性を有するパイプは不要で、薬液の流路は流路形成体に穿たれた第1、2流路に限られるために短くすることが出来、よって圧力損失が殆ど無い薬液の流路を形成することが出来、従って微量混合・注入用として使用することが出来、更に前記駆動モータを正逆回転駆動可能にしたので、1回の供給が終了した時点で逆回転させて、内部ギヤ間に薬液が完全に存在しない状態にすることが出来るため、バルブを使用せずに1回毎の供給量の正確性をより向上させることが出来る等その実用的効果甚だ大である。
本考案に係る微量用二液混合型注入機の正面図である。 図1の微量用二液混合型注入機の平面図である。 図1の微量用二液混合型注入機の一部断面側面図である。 図1の微量用二液混合型注入機の未使用状態を示す要部拡大断面図である。 図1の微量用二液混合型注入機の使用状態を示す要部拡大断面図である。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本考案に係る二液混合型注入機にあっては、基本的に、ヘッド部1と、該ヘッド部1の両側部に対向状態でヘッド部1に対し接離可能に往復水平移動自在に配設した、2種類の薬液を供給する手段2、2aと、前記ヘッド部1の下部に着脱自在に装着したロータリーミキサー3とを有している。
そして、前記薬液供給手段2、2aのミキシングヘッド4、4aが、前記ロータリーミキサー3の両側に開口形成した受入口5、5aに嵌まり込んで、ロータリーミキサー3内に2種類の薬液を供給可能にしている。
前記薬液供給手段2、2aにあっては、前記ヘッド部1の後面に配設された駆動部6における両側の進退手段7、7aに固設された固定枠8、8aに据え付けられ、前記ミキシングヘッド4、4aと、固定枠8、8aの下部に固定された流路形成体9、9aと、該流路形成体9、9aの上面に配置された薬液容器10、10a 及びギヤポンプ12、12a と、該ギヤポンプ12、12a の駆動モータ13、13a とを有している。
流路形成体9、9aは必要厚さを有する金属板で、後端側部位の上面に薬液容器10、10a を、前端部位の上面にギヤポンプ12、12a を、前端部位の内側にミキシングヘッド4、4aを取り付け、流路形成体9、9aに、薬液容器10、10a 及びギヤポンプ12、12a の流入口とを連通させる直線状の第1流路14、14a と、ギヤポンプ12、12a の流出口とミキシングヘッド4、4aとを連通させる直線状の第2流路15、15a とが形成されている。
流路形成体9、9aの前端部位の内側面に内方突出部11、11a を一体形成し、該内方突出部11、11a の先端面中央に開口形成された流路15、15a の出口にミキシングヘッド4、4aが着脱自在に装着されている。
薬液容器10、10a は、縦長有底筒状にして,下部に供給口16、16a を有する差込部17、17a が下方突出され、流路形成体9、9aの上面に開口形成された第1流路14、14a の入口に差込部17、17a を差し込んで、流路形成体9、9aに対し薬液容器10、10a が交換可能に装着されている。
ギヤポンプ12、12a 上部の回転軸18、18a と、駆動モータ13、13a 下部の回転軸19、19a とを軸継手20、20a により接続し、駆動モータ13、13a は、正逆回転駆動可能で、固定枠8、8aの上部に固定されたブラケット21、21a に倒立状態で設置されている。
ロータリーミキサー3に内設されたミキシングローター22は、ヘッド部1側に装備された主モータ23により回転可能としている。
尚、図面上、駆動部6はシリンダーで、進退手段7、7aは両側各2本のロッドであるが、要するに薬液供給手段2、2aを進退させることが可能であれば、これに限定されるものではない。
次に、本考案に係る微量用二液混合型注入機の作用について説明する(図4(a)、(b)参照)。
先ず、図4(a)に示す様な未使用時の状態から、駆動部6により薬液供給手段2、2aを進行させ、即ち流路形成体9、9a、薬液容器10、10a 、ギヤポンプ12、12a 及び駆動モータ13、13a の全てを移動させて、ミキシングヘッド4、4aが受入口5、5aに嵌まり込んだ図4(b)の状態にする。
そして、薬液供給手段2、2aから、受入口5、5aを介して2種類の薬液が、夫々の設定圧力でロータリーミキサー3内に供給されて合流し、主モーター23によりミキシングローター22が回転し、合流した薬液をミキシングローター8によりロータリーミキサー3の先端側へ移動させながら徐々に混合して化学反応により硬化開始し、ロータリーミキサー3の先端から吐出される。
その際に、薬液供給手段2、2aでは、薬液が、薬液容器10、10a から流路形成体9、9aにおける直線状の第1流路14、14a を通過してギヤポンプ12、12a 内に供給され、該ギヤポンプ12、12a により所定量の薬液が、流出口から流路形成体9、9aにおける直線状の第2流路15、15a 、ミキシングヘッド4、4aを通過して受入口5、5aからロータリーミキサー3内に供給されるため、流路通過中に圧力損失が殆ど無い。
尚、ギヤポンプ12、12a は、1回の供給が終了した時点で逆回転させて、内部ギヤ間に薬液が完全に存在しない状態にすることで、バルブを使用せずに所定量を正確に供給することを可能にしている。
1 ヘッド部
2、2a 薬液供給手段
3 ロータリーミキサー
4、4a ミキシングヘッド
5、5a 受入口
9、9a 流路形成体
10、10a 薬液容器
12、12a ギヤポンプ
13、13a 駆動モータ
14、14a 第1流路
15、15a 第2流路

Claims (1)

  1. ヘッド部の両側部に2種類の薬液の供給手段を、対向状態且つヘッド部に対し接離可能にすべく進退自在に配設し、前記ヘッド部の下部にロータリーミキサーを装着し、該ロータリーミキサーの両側に受入口を開口形成し、前記薬液供給手段は、前記受入口に嵌まり込むミキシングヘッドと、流路形成体と、該流路形成体の上面に配置された薬液容器及びギヤポンプと、該ギヤポンプの駆動モータとを有し、前記流路形成体に、前記薬液容器と前記ギヤポンプの流入口を連通させる直線状の第1流路と、前記ギヤポンプの流出口と前記ミキシングヘッドを連通させる直線状の第2流路とを形成し、前記駆動モータを正逆回転駆動可能にしたことを特徴とする微量用二液混合型注入機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016043508A (ja) * 2014-08-20 2016-04-04 日本ソセー工業株式会社 微量用二液混合型注入機
CN107930429A (zh) * 2017-12-18 2018-04-20 深圳市欣音达科技有限公司 一种计量混合系统

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