JP3178018U - 腰痛緩和サポーター - Google Patents

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Abstract

【課題】脊柱の反りを矯正し前傾姿勢を保持することで神経への圧迫を緩めることで、脊柱管狭窄症の症状を緩和する腰装着用サポーターを提供する。
【解決手段】腰装着用サポーターは、腰部に巻きつける固定部1と、固定部の裏側の中央に装着されたパッド3及びそのポケット4、下羽部2からなる。固定部1(1a、1b)と下羽部2は、伸縮性を有し、緊張時に素材の弾性による張力が発生するようになっている。固定部裏側のパッド3は、剛性と弾力性のある素材で、下腹部の恥骨付近を効果的に押すことができるように、扁平な台形断面をしており、このパッドの剛性と固定部、下羽部の張力により、腰部は下腹部を支点に屈曲し、脊柱は前傾姿勢を取った時と同様な状態となる。パッドのポケット4は、伸縮性があるため、パッドを厚くしても収納可能であるため、下腹部の圧迫力を調整できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、脊柱管狭窄症の患者が装着するのに適した腰装着用サポーターで、脊柱の反りを矯正し、間欠跛行などの脊柱管狭窄症の症状を緩和する作用を有する腰装着用サポーターに関する。
脊柱管狭窄症は、腰部の脊柱管が狭くなり、脊柱管の中を通っている神経が圧迫されることによって腰痛や痺れをおこす病気である。若年から高齢まで、あらゆる年代で発症する可能性があるが、50歳代〜70歳代までの人に多く発症する傾向にある。
脊柱管狭窄症の原因は、すべり症により脊柱管が狭くなったもの、椎間板ヘルニアなどによる合併狭窄や腰椎への手術などにより狭窄したもの、外症により成長途中で脊柱管に十分な広さが出来なかったもの、中高年に多いことから加齢による病気や変性がある。
排泄障害があるときなど症状が重い場合は、手術が検討されるが、症状の軽い場合は、姿勢の改善、運動を行い、痛みがある場合は安静にし、保存療法を中心に治療を進める。この保存療法には、鎮痛薬や塗り薬等を用いる薬物療法、血行改善を促す超音波療法や温熱療法を用いる理学療法、痛みの伝達を遮断する局所麻酔を使用する神経ブロック療法、腰部コルセット等を装着する装具療法がある。
登録実用新案第155355号公報
この狭窄症の症状は、腰を反らせる状態、立って腰がのびた状態で痛みが強くなる為、手押し車等や自転車に乗ったりして、前かがみになると楽になるという特徴があり、これは、体がいくらか前かがみになることによって神経への圧迫が緩むからである。
前記の装具療法は、脊柱管が狭窄変形した状態で、動揺することで生じる痛みを、腰部の周囲を拘束することで抑え、さらに、腰部周囲の筋力の補助作用により、腰部に体重が作用するのを軽減させることにより痛みを緩和している。
考案者は、自ら営むカイロプラクティックの治療院で、脊柱管狭窄症の症状を呈している患者の治療を行った際、その患者は仰向けに寝た状態で、脊柱管狭窄症の症状を呈していない患者に比べ腰部とベッドの間に大きな隙間が生じていることが多いことを発見した。これは、通常より脊柱が反った状態になっているため、脊柱管の狭窄が生じ神経を圧迫しているからである。
考案者は、脊柱管狭窄症の患者の治療方法として、患部の恥骨付近の下腹部を繰り返し圧迫することで、脊柱の反りを矯正する方法を発案し、この治療方法により腰部の痛みが緩和される事例が多いことが分かった。この事例から、脊柱管狭窄症の症状を緩和するには、脊柱の腰部での反りを矯正し、その状態を保持させることが重要であるとの知見に至った。
本考案は、この点に鑑み、腰装着用サポーターに、下腹部から脊柱の反りを矯正する機能を付加することにより、脊柱管狭窄症の痛みを緩和できる腰装着用サポーターを得ることを目的とする。
課題が解決するための手段
本考案に係る腰装着用サポーターは、腰部に巻き付けて固定される固定部と下羽部、前記固定部の中央部分の下腹部覆う箇所の内側には剛性と弾力性のある素材からなるパッドが装着されており、かつ前記固定部と下羽部は伸縮性を有していることを特徴とする。
前記腰装着用サポーターは、(1)固定部はベルト状部材からなり、ベルトの両端は腰の側部の前面で固定部に定着されること、(2)パッドは、下腹部を覆うこと、(3)パッドは、伸縮性のあるポケットに扁平な台形形断面を有する立体のパッドが装着されていること、(4)前記パッドの厚みは可変可能で、下腹部に密着して下腹部を押し付けること、(5)固定部の中央の縁には下羽部が装着されており、これを折り上げ固定部に固定されること、(6)固定部及びパッド部は、皮膚に密着する材質からなる。ここで、皮膚に密着する材質とは、皮膚に密接させたとき、前面部分の材質より皮膚との摩擦係数が大きく、すべり難い材質で、皮膚にかぶれ等の疾患を引き起こさない材質を意味する。具体的な態様としては、布地等が考えられる。
考案の効果
本考案に係る腰装着用サポーターは、前傾姿勢をし、パッドを下腹部に押し付けた状態を保持したまま、固定部を腰部に巻き付け、固定部と下羽部の張力とパッドの剛性と弾力によりパッドが下腹部を押し付けることで、脊柱の反りを矯正し前傾姿勢を保持することで神経への圧迫が緩む機能を発揮する。
また、前記固定部と下羽部は、前記前傾姿勢の保持機能の他、腰の周囲を圧迫、拘束して腰部の動揺を抑え、腰部周囲の筋力の低下を補助する機能も有している。
なお、本考案に係る腰装着サポーターは、前記前傾姿勢の保持機能、腰部の動揺の抑制、腰部周囲の筋力の補助の機能を有することにより、脊柱管狭窄症以外にも適用可能である。具体的態様としては、スポーツ時の腰部の保護用具が考えられる。
本考案に係る腰装着用サポーターの平面図(表側)及びその下面図(裏側)である。 その一部(パッド部のみ)の平面図、断面図である。 装着手順図である。
以下、図1〜図3を参照して、本考案に係る腰装着用サポーターについて具体的に説明する。
この腰装着用サポーターは、腰部に巻きつける固定部1と、固定部の裏側の中央に装着されたパッド3及びそのポケット4及び下羽部2からなる。
固定部1(1a、1b)及び下羽部2は伸縮性を有し、緊張時に素材の弾性による張力が発生するようになっている。
ベルト状部材の固定部1は、腰に巻き付けて、腰の側面で固定されるもので、その表面は、すべて面ファスナーが接着できる素材からなっている(図1参照)。また、裏面は皮膚に密着する素材からなり(図1参照)、一方のベルト状部材の端部(1a)の裏面に、面ファスナー5が貼り付けらており、もう一方のベルト状部材(1b)の端部の裏面に、面ファスナー6が貼り付けられている。
固定部1の中央の縁に、下羽部2が設けられている。この下羽部の裏側の両端には、面ファスナー7及び8が装着されている。下羽部2は折り上げて固定部の表面に固定することができる。
固定部裏側のパット3は、剛性と弾力性のある素材(例えばポリウレタン樹脂発砲体)で、下腹部の恥骨付近を効果的に押すことができるように、扁平な台形断面をしており(図2参照)、このパッドの剛性と固定部と下羽部の張力により、腰部は下腹部を支点に屈曲し、脊柱は前傾姿勢を取った時と同様な状態となる。パッドのポケット4は、伸縮性があるため、パッドを厚くしても収納可能であるため、下腹部の圧迫力を調整できる。
この腰装着用サポーターの装着は次のように行われる(図3参照)。
▲1▼ 固定部1の中央を恥骨付近に位置させ、固定部の一端(1a)を腰に巻きつけ、面ファスナー5で、一旦、腰の側面に仮固定する。同様に、もう一端(1b)も、面ファスナー6で腰の側面に仮固定する。
▲2▼ 腰を軽い屈曲状態とし、右手でパッド3を下腹部に密着させ、左手で端部(1b)を再度引っ張って面ファスナー5で固定する。つぎに、屈曲状態を保持し、左手でパッドを下腹部に密着させ、右手で端部(1a)を再度引っ張って面ファスナー6で固定する。
▲3▼ さらに、屈曲状態を保持し、下羽部2を折り上げて固定部1に巻きつける。
具体的な作用としては、固定部1に張力が発生する状態で固定することで、パッド部にも張力が発生し、この張力は、パッドを、下腹部への押し付ける力を発生させる。この押し付け力は、脊柱後方へ押し、脊柱の反りを矯正する効果を発揮する。その結果、脊柱管の間隙は保持されて、脊柱管狭窄症の痛みの症状は緩和される。
また、固定部は、腰部の側面で固定されるため、腹部で定着するサポーターに比べ、前屈等の姿勢の変化により張力が緩んだり、定着が外れたりしない。また、下羽部2により二重の締め付けができるため、腹部のパッドの押し付け力が保持される。
1 固定部(1a、1b)
2 下羽部
3 パッド
4 パッド部ポケット
5、6、面ファスナー
7、8、面ファスナー

Claims (3)

  1. 腰部に巻き付けて固定される固定部と下羽部、前記固定部の中央部分の下腹部覆う箇所の内側には剛性と弾力性のある素材からなるパッドが装着されており、かつ前記固定部と下羽部は伸縮性を有していることを特徴とする腰装着用サポーター
  2. 腰を軽い屈曲状態で、パッドを下腹部に押し付けて、固定部を腰部に巻き付け、固定部と下羽部の張力とパッド部の剛性と弾力によりパッドが下腹部を押し付けることで、脊柱の反りを矯正し前傾姿勢を保持することで神経への圧迫が緩む機能を発揮することを特徴とする請求項1に記載された腰装着用サポーター。
  3. パッドを収納するポケットは伸縮性のある素材で、パッドの厚みを変えることで、下腹部の圧迫力を調整できることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載された腰装着サポーター。
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