JP3177958B2 - レイアウト設計システムおよびレイアウト設計方法 - Google Patents

レイアウト設計システムおよびレイアウト設計方法

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JP3177958B2
JP3177958B2 JP02583098A JP2583098A JP3177958B2 JP 3177958 B2 JP3177958 B2 JP 3177958B2 JP 02583098 A JP02583098 A JP 02583098A JP 2583098 A JP2583098 A JP 2583098A JP 3177958 B2 JP3177958 B2 JP 3177958B2
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば論理LSI
設計を行うレイアウト設計システムおよびレイアウト設
計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレイアウト設計システムの一構成
例を図5に示す。この図5に示したレイアウト設計シス
テムは特開平3-217046号公報に開示されているもので、
その構成は、セル間の接続情報が予め用意されたネット
リスト101と、セル情報およびセル配置情報等が登録
されたセルライブラリー102と、レイアウトデータが
記憶される外部記憶装置103と、これらと接続され、
等価端子の有無に基づいてセルの配置配線処理を行って
レイアウトデータを作成するコンピュータ100とから
なる。ここで、等価端子は具体的には以下のような端子
である。
【0003】例えば図6(a)に示すように、インバー
タ110の端子S1に配線N1が接続され、インバータ
112の端子S1に配線N2が接続され、インバータ1
10とナンドゲート114のそれぞれの端子S1が配線
N3で接続され、インバータ112とナンドゲート11
4のそれぞれの端子S2が配線N4で接続され、ナンド
ゲート114の端子S3に配線N5が接続された論理回
路が与えられ、その論理回路について配置配線処理を行
った結果が、例えば図6(b)に示すように、ナンドゲ
ート114の両側にインバータ110,112がそれぞ
れ配置されて配線N3と配線N4が交差したとする。こ
の場合、配線N3と配線N4は、図6(c)に示すよう
に互いに入れ替えることができ、この入れ替えによって
配線は交差しなくなる。このように、セルの各端子のう
ちの論理的に入れ替え可能な端子(ナンドゲート114
の端子S1、S2)を等価端子という。
【0004】上述のレイアウト設計システムでは、コン
ピュータ100が次のような手順でレイアウトデータを
作成する。まず、ネットリスト101からの接続情報に
基づいて、セルライブラリー102を利用してセルの配
置配線(ここでは、仮配線となる)を行い、各セルにつ
いて等価端子の有無を調べる。等価端子がある場合に
は、同一セルの等価端子に仮接続した配線が互いに交差
しているかどうかを判定する。交差している場合には、
該等価端子を互いに入れ替えてセル間を再配線する。最
後に、配置配線により与えられたレイアウトデータを外
部記憶装置103に書き込む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレイア
ウト設計システムは、1ファンクションブロック内の論
理的に等価な端子について、配線が交差する場合に互い
に入れ替えを行うことにより配線性を良くしている。し
かしながら、この従来のシステムは、異なるファンクシ
ョンブロック間の論理的に等価な端子を判定するように
はなっていない。そのため、異なるファンクションブロ
ック間で論理的に等価な端子があっても、その等価端子
については、端子の入れ替えおよびネットの付け替えを
行うことはできず、その分、配線性は悪くなっていた。
【0006】本発明の目的は、異なるファンクションブ
ロック間の論理的に等価な端子について、端子の入れ替
えおよびネットの付け替えを行うことができる、配線性
に優れたレイアウト設計システムおよびレイアウト設計
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のレイアウト設計システムは、複数の異なる
ファンクションブロックからなる論理回路のネットリス
トを出力するネットリスト出力手段と、前記ネットリス
ト中における、異なるファンクションブロック間の論理
的に等価な端子を抽出する等価端子抽出手段と、前記ネ
ットリストに基づいて、前記複数の異なるファンクショ
ンブロックを設計単位であるセルとして配置配線する配
置配線手段と、前記配置配線手段にて配置された各セル
の端子のうちの前記等価端子抽出手段にて抽出された等
価端子が第1および第2の端子からなる場合に、該第1
および第2の端子のそれぞれと前記異なるファンクショ
ンブロックの最終的な出力となる端子との間に設けられ
る第1および第2のパスの遅延を計算し、さらに、前記
第1および第2の端子を互いに入れ替えた第3および第
4の端子のそれぞれと前記出力端子との間に設けられる
第3および第4のパスの遅延を計算する配線長・遅延計
算手段と、前記第3のパスの遅延が前記第1のパスの遅
延より小さく、かつ、前記第4のパスの遅延が前記第2
のパスの遅延より小さい場合、または、前記第3のパス
の遅延が前記第1のパスの遅延より小さく、かつ、前記
第4のパスの遅延が予め設定された遅延制約を満たす場
合、または、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの
遅延より小さく、かつ、前記第3のパスの遅延が予め設
定された遅延制約を満たす場合、のいずれかの場合に、
前記第1および第2の端子を互いに入れ替えてこれら端
子について再配線を行う等価端子再配線手段と、を有す
る特徴とする。
【0008】本発明のレイアウト設計方法は、複数の異
なるファンクションブロックからなる論理回路のネット
リストに基づいて、各ファンクションブロックを設計単
位であるセルとして配置配線する第1のステップと、前
記ネットリスト中における、異なるファンクションブロ
ック間の論理的に等価な端子を抽出する第2のステップ
と、前記第1のステップにて配置された各セルの端子の
うちの前記第2のステップにて抽出された等価端子が第
1および第2の端子からなる場合に、該第1および第2
の端子のそれぞれと前記異なるファンクションブロック
の最終的な出力となる端子との間に設けられる第1およ
び第2のパスの遅延を計算し、さらに、前記第1および
第2の端子を互いに入れ替えた第3および第4の端子の
それぞれと前記出力端子との間に設けられる第3および
第4のパスの遅延を計算する第3のステップと、前記第
3のパスの遅延が前記第1のパスの遅延より小さく、か
つ、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅延より
小さい場合、または、前記第3のパスの遅延が前記第1
のパスの遅延より小さく、かつ、前記第4のパスの遅延
が予め設定された遅延制約を満たす場合、または、前記
第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅延より小さく、
かつ、前記第3のパスの遅延が予め設定された遅延制約
を満たす場合、のいずれかの場合に、前記第1および第
2の端子を互いに入れ替えてこれら端子について再配線
を行う第4のステップと、を含むことを特徴とする
【0009】(作用)上記のとおりの本発明によれば、
異なるファンクションブロック間の等価端子について、
端子の入れ替えを行わない第1の状態と端子を互いに入
れ替えた第2の状態のうち、遅延の少ない方の状態で配
線が行われるので、1ファンクションブロック内の等価
端子についてのみ再配線が行われていた従来のものより
も配線性は良くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0011】本発明のレイアウト設計システムの一実施
形態を図1に示す。このレイアウト設計システムは、複
数の異なるファンクションブロックからなる論理回路を
論理合成によりゲートレベルの回路(各ファンクション
ブロックをナンドやフリップフロップなどの論理ゲート
を接続したゲートレベルの回路図、すなわちレイアウト
設計用の論理回路図)にまで具体化する論理合成部1
と、その論理合成により得られたゲートレベルの回路の
各ファンクションブロックを設計単位であるセルとして
配置配線するレイアウト設計部2とからなる。
【0012】論理合成部1は、複数の異なるファンクシ
ョンブロックのネットリスト(接続情報)を出力するネ
ットリスト出力部11と、該ネットリスト出力部11か
ら出力されるネットリスト中における、異なるファンク
ションブロック間の論理的に等価な端子を抽出し、該抽
出結果を等価端子情報ファイルとして出力する等価端子
抽出部12とを有する。
【0013】レイアウト設計部2は、ネットリスト出力
部11から出力されたネットリストに基づいてセルの配
置および配線を行う配置配線部21と、該配置配線部2
1における配置結果と等価端子抽出部12から出力され
た等価端子情報ファイルとに基づいて、等価端子の配線
について、等価端子を入れ替えない状態で配線長を求め
てその遅延を計算し、さらに等価端子を互いに入れ替え
た状態で配線長を求めてその遅延を計算する配線長・遅
延計算部22と、該配線長・遅延計算部22にて計算さ
れた遅延に基づいて、等価端子を互いに入れ替えた状態
の方が等価端子を入れ替えない状態より遅延が小さな場
合には、該当する等価端子を互いに入れ替えて再配線を
行う等価端子再配線部23とからなる。このレイアウト
設計部2からは、等価端子再配線部23にて再配線され
た後の結果がレイアウト結果として出力される。
【0014】以下、このレイアウト設計システムにおけ
る配置配線処理の手順を図2を参照して具体的に説明す
る。
【0015】上述のレイアウト設計システムでは、論理
合成部1でレイアウト設計用の論理回路図が作成され、
その論理回路図に関するネットリストがネットリスト出
力部11から出力されるとともに、等価端子抽出部12
によってその出力されたネットリスト中における異なる
ファンクションブロック間の等価端子が抽出される(ス
テップS10)。この等価端子抽出部12による等価端
子の抽出は、具体的には以下のようにして行われる。
【0016】論理合成部1で論理合成されるレイアウト
設計用の論理回路図として、例えば図3(a)に示すよ
うな、信号aがアンド回路3の一方の入力(端子A)、
信号cがアンド回路4の一方の入力(端子C)、信号b
が両アンド回路3,4の他方の入力(端子B)となって
おり、各アンド回路3,4の出力がそれぞれOR回路5
の入力となっている論理回路が与えられたとする。この
論理回路は、論理合成時に X=(a*b)+(b*c) =b*(a+c) …・・(式1) =b*(c+a) …・・(式2) のように表わせ、上記式1および式2により、アンド回
路3の端子Aとアンド回路4の端子Cとは論理的に等価
な端子であると判断することができる。ここで、XはO
R回路5の出力を表わす。このような判断に基づいて、
等価端子抽出部12は等価端子を抽出し、該抽出結果を
等価端子情報ファイルとして出力する。この等価端子情
報ファイルの出力では、例えば図3(b)に示すよう
な、端子名別にそれぞれの端子に対応する論理的に等価
な端子を記述したテーブル情報が出力される。
【0017】ネットリストおよび等価端子情報ファイル
が論理合成部1からレイアウト設計部2へ出力される
と、レイアウト設計部2では以下のようなセルの配置配
線が行われる。
【0018】まず、配置配線部21が、ネットリスト出
力部11から出力されたネットリストに基づいてセルの
配置配線を行う(ステップS11)。次いで、配線長・
遅延計算部22がその配置結果と等価端子抽出部12か
ら出力された等価端子情報ファイルとに基づいて、等価
端子の配線について、端子の入れ替えを行わない第1の
状態と端子を互いに入れ替えた第2の状態のそれぞれに
ついて遅延を計算する(ステップS12)。次いで、等
価端子再配線部23が、その遅延計算結果に基づいて、
第2の状態の遅延(d2)が第1の状態の遅延(d1)
より小さいかどうかを判定し(ステップS13)、小さ
い(d1>d2)場合には、第2の状態で再配線する
(ステップS14)。上述のステップS12〜S14の
処理は、等価端子が複数ある場合は、それぞれの等価端
子について順次行われる。例えば、図3(b)に示した
ような内容のテーブルが等価端子情報ファイルとして出
力された場合には、そのテーブルの順位にしたがって、
まず等価端子A,CについてステップS12〜S14の
処理が行われた後、他に等価端子があるかの判定が行わ
れる(ステップS15)。図3(b)に示すテーブルで
は、等価端子A,Cの次に等価端子D,Fが記述されて
いるので、ステップS15の判定は「有り」となり、ス
テップS12に戻って等価端子D,Fについての一連の
処理が行われる。なお、他に等価端子がない場合は、配
置配線を終了する。
【0019】上述の配線長・遅延計算部22による遅延
計算(ステップS12)および等価端子再配線部23に
よる遅延判定(ステップS13)は、具体的には以下の
ようにして行われる。
【0020】例えば、図3(a)に示した論理回路の等
価端子A,Cについて遅延を計算する場合、配線長・遅
延計算部22は、まず端子A,Cについて、端子AとO
R回路5の出力X(端子)との間のパスX−Aの遅延d
X-Aと、端子CとOR回路5の出力X(端子)との間の
パスX−Cの遅延dX-Cとを計算し、さらに、端子A,
Cを互いに入れ替えた端子A’,C’(ここでは、端子
A’は端子Aと入れ替えられた端子C、端子C’は端子
Cと入れ替えられた端子Aを指す。)について、端子
A’とOR回路5の出力X(端子)との間のパスX−
A’の遅延dX-A’と、端子CとOR回路5の出力X
(端子)との間のパスX−C’の遅延dX-C’とを計算
する。そして、等価端子再配線部23が、上記遅延の計
算結果が以下のいずれかの条件を満たす場合には、端子
A,Cを互いに入れ替えてこれら端子の再配線を行う。
【0021】dX-A>dX-A’かつdX-C>dX-C’であ
る。または、 dX-A>dX-A’かつdX-C’が予め設定された遅延制
約を満たす。または、 dX-C>dX-C’かつdX-A’が予め設定された遅延制
約を満たす。
【0022】以上説明したシステムでは、等価端子抽出
部12がネットリスト中における、異なるファンクショ
ンブロック間の論理的に等価な端子を抽出するようにな
っているが、これに加えて同一ファンクションブロック
内で論理的に等価な端子をも抽出するようにすれば、よ
り配線性は良くなる。
【0023】(他の実施形態)図4は、本発明の他の実
施形態のレイアウト設計システムを示すブロック図であ
る。このレイアウト設計システムは、等価端子抽出部1
2に代えて、違反ネット検出部24および違反ネット等
価端子判定部25を設けた以外は前述の図1に示したレ
イアウト設計システムとほぼ同様の構成になっている。
図4中、図1に示したものと同じ構成のものには同じ符
号を付している。
【0024】違反ネット検出部24は、配置配線部21
にて配線された各セルのネットのうちから、予め設定さ
れた遅延制約を違反したネットを検出する。違反ネット
等価端子抽出部25は、違反ネット検出部24にて検出
された違反ネット上の端子について、ネットリスト出力
部11から出力されたネットリスト中の異なるファンク
ションブロック間の論理的に等価な端子を抽出する。
【0025】上記のような構成を備える本形態のレイア
ウト設計システムでは、配置配線部21がネットリスト
に基づいてセルの配置配線を行うと、該配線における違
反ネットが違反ネット検出部24によって検出される。
そして、違反ネット等価端子抽出部25によって、その
違反ネット上の端子について、異なるファンクションブ
ロック間で論理的に等価な端子が抽出される。
【0026】違反ネット上の端子について論理的に等価
な端子が求められると、配線長・遅延計算部22が、そ
の求めた等価端子について、端子の入れ替えを行わない
第1の状態で配線長を求めてその遅延を計算し、さらに
端子を互いに入れ替えた状態で配線長を求めてその遅延
を計算する。そして、等価端子再配線部23が、端子を
互いに入れ替えた状態の遅延が入れ替えていない状態の
遅延より小さい場合に、その等価端子を互いに入れ替え
てこれら端子について再配線を行う。この配線長・遅延
計算部22による遅延計算および等価端子再配線部23
による遅延判定は、前述した方法と同じ方法であるの
で、その説明は省略する。
【0027】本形態のレイアウト設計システムによれ
ば、遅延制約を違反するネット上の端子について論理的
に等価な端子があった場合には、その違反ネットの端子
について、配線長・遅延計算および再配線が行われるの
で、違反ネットに対する配線性を良くするとともに、等
価端子を互いに入れ替えた状態における遅延が遅延制約
を満たす場合には遅延違反も解消される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように構成される本発明に
よれば、異なるファンクションブロック間の等価端子に
ついて遅延の少ない状態で配線が行われるので、従来の
ものよりも配線性に優れたレイアウト設計システムおよ
びレイアウト設計方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレイアウト設計システムの一実施形態
を示すブロック図である。
【図2】図1に示したレイアウト設計システムにおける
配置配線処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】(a)は図1に示した論理合成部1で論理合成
されるレイアウト設計用の論理回路図の一例そ示す回路
図、(b)は等価端子情報ファイルの一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の他の実施形態のレイアウト設計システ
ムを示すブロック図である。
【図5】従来のレイアウト設計システムの一構成例を示
すブロック図である。
【図6】(a)は等価端子を持つ論理回路の一例を示す
回路図、(b)は(a)に示す回路のレイアウト図、
(c)は(a)に示した回路の等価端子を入れ替えた場
合のレイアウト図である。
【符号の説明】
1 論理合成部 2 レイアウト設計部 11 ネットリスト出力部 12 等価端子抽出部 21 配置配線部 22 配線長・遅延計算部 23 等価端子再配線部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なるファンクションブロックか
    らなる論理回路のネットリストを出力するネットリスト
    出力手段と、 前記ネットリスト中における、異なるファンクションブ
    ロック間の論理的に等価な端子を抽出する等価端子抽出
    手段と、 前記ネットリストに基づいて、前記複数の異なるファン
    クションブロックを設計単位であるセルとして配置配線
    する配置配線手段と、 前記配置配線手段にて配置された各セルの端子のうちの
    前記等価端子抽出手段にて抽出された等価端子が第1お
    よび第2の端子からなる場合に、該第1および第2の端
    子のそれぞれと前記異なるファンクションブロックの最
    終的な出力となる端子との間に設けられる第1および第
    2のパスの遅延を計算し、さらに、前記第1および第2
    の端子を互いに入れ替えた第3および第4の端子のそれ
    ぞれと前記出力端子との間に設けられる第3および第4
    のパスの遅延を計算する配線長・遅延計算手段と、前記第3のパスの遅延が前記第1のパスの遅延より小さ
    く、かつ、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅
    延より小さい場合、または、前記第3のパスの遅延が前
    記第1のパスの遅延より小さく、かつ、前記第4のパス
    の遅延が予め設定された遅延制約を満たす場合、また
    は、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅延より
    小さく、かつ、前記第3のパスの遅延が予め設定された
    遅延制約を満たす場合、のいずれかの場合に、前記第1
    および第2の端子を互いに入れ替えてこれら端子につい
    て再配線を行う 等価端子再配線手段と、を有する特徴と
    するレイアウト設計システム。
  2. 【請求項2】 複数の異なるファンクションブロックか
    らなる論理回路のネットリストを出力するネットリスト
    出力手段と、 前記ネットリストに基づいて、前記複数の異なるファン
    クションブロックを設計単位であるセルとして配置配線
    する配置配線手段と、 前記配置配線手段にて配線された各セルのネットのうち
    から、予め設定された遅延制約を違反したネットを検出
    する違反ネット検出手段と、 前記違反ネット検出手段にて検出された違反ネット上の
    端子について、前記複 数の異なるファンクションブロッ
    ク間で論理的に等価な端子を抽出する違反ネット等価端
    子抽出手段と、 前記違反ネット等価端子抽出手段にて抽出された等価端
    子が第1および第2の端子からなる場合に、該第1およ
    び第2の端子のそれぞれと前記異なるファンクションブ
    ロックの最終的な出力となる端子との間に設けられる第
    1および第2のパスの遅延を計算し、さらに、前記第1
    および第2の端子を互いに入れ替えた第3および第4の
    端子のそれぞれと前記出力端子との間に設けられる第3
    および第4のパスの遅延を計算する配線長・遅延計算手
    段と、 前記第3のパスの遅延が前記第1のパスの遅延より小さ
    く、かつ、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅
    延より小さい場合、または、前記第3のパスの遅延が前
    記第1のパスの遅延より小さく、かつ、前記第4のパス
    の遅延が予め設定された遅延制約を満たす場合、また
    は、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅延より
    小さく、かつ、前記第3のパスの遅延が予め設定された
    遅延制約を満たす場合、のいずれかの場合に、前記第1
    および第2の端子を互いに入れ替えてこれら端子につい
    て再配線を行う等価端子再配線手段と、を有する特徴と
    する レイアウト設計システム。
  3. 【請求項3】 複数の異なるファンクションブロックか
    らなる論理回路のネットリストに基づいて、各ファンク
    ションブロックを設計単位であるセルとして配置配線す
    る第1のステップと、 前記ネットリスト中における、異なるファンクションブ
    ロック間の論理的に等価な端子を抽出する第2のステッ
    プと、 前記第1のステップにて配置された各セルの端子のうち
    の前記第2のステップにて抽出された等価端子が第1お
    よび第2の端子からなる場合に、該第1および第2の端
    子のそれぞれと前記異なるファンクションブロックの最
    終的な出力となる端子との間に設けられる第1および第
    2のパスの遅延を計算し、さらに、前記第1および第2
    の端子を互いに入れ替えた第3および第4の端子のそれ
    ぞれと前記出力端子との間に設けられる第3および第4
    のパスの遅延を計算する第3のステップと、 前記第3のパスの遅延が前記第1のパスの遅延より小さ
    く、かつ、前記第4の パスの遅延が前記第2のパスの遅
    延より小さい場合、または、前記第3のパスの遅延が前
    記第1のパスの遅延より小さく、かつ、前記第4のパス
    の遅延が予め設定された遅延制約を満たす場合、また
    は、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅延より
    小さく、かつ、前記第3のパスの遅延が予め設定された
    遅延制約を満たす場合、のいずれかの場合に、前記第1
    および第2の端子を互いに入れ替えてこれら端子につい
    て再配線を行う第4のステップと、を含むことを特徴と
    する レイアウト設計方法。
  4. 【請求項4】 複数の異なるファンクションブロックか
    らなる論理回路のネットリストに基づいて、各ファンク
    ションブロックを設計単位であるセルとして配置配線す
    る第1のステップと、 前記第1のステップにて配線された各セルのネットのう
    ちから、予め設定された遅延制約を違反したネットを検
    出し、該違反ネット上の端子について、前記複数の異な
    るファンクションブロック間で論理的に等価な端子を抽
    出する第2のステップと、 前記第2のステップにて抽出された違反ネット上の等価
    端子が第1および第2の端子からなる場合に、該第1お
    よび第2の端子のそれぞれと前記異なるファンクション
    ブロックの最終的な出力となる端子との間に設けられる
    第1および第2のパスの遅延を計算し、さらに、前記第
    1および第2の端子を互いに入れ替えた第3および第4
    の端子のそれぞれと前記出力端子との間に設けられる第
    3および第4のパスの遅延を計算する第3のステップ
    と、 前記第3のパスの遅延が前記第1のパスの遅延より小さ
    く、かつ、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅
    延より小さい場合、または、前記第3のパスの遅延が前
    記第1のパスの遅延より小さく、かつ、前記第4のパス
    の遅延が予め設定された遅延制約を満たす場合、また
    は、前記第4のパスの遅延が前記第2のパスの遅延より
    小さく、かつ、前記第3のパスの遅延が予め設定された
    遅延制約を満たす場合、のいずれかの場合に、前記第1
    および第2の端子を互いに入れ替えてこれら端子につい
    て再配線を行う第4のステップと、を含むことを特徴と
    する レイアウト設計方法。
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