JP3177563U - 密閉容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な密閉効果を有する密閉容器の構造を提供する。
【解決手段】主に容器本体201及び密閉蓋202で組成する密閉容器20である。該容器本体の頂上に一つの開口部2011を形成し、該容器本体の開口部の回りに一つの外側に傾斜する傾斜部2012を形成する。また、該密閉蓋は縁に一つのリングウォール2022を形成し、該リングウォールは外側に傾斜する傾斜状を形成し、且つ該容器本体の外側に傾斜する傾斜部と対応する。該容器本体の開口部を密閉したい場合、密閉蓋を該開口部に置き、更に密閉蓋の中央表面に成形する保持部2021を手で押すことで、密閉蓋はしっかりと該開口部にセットアップすると同時に、容器本体内に残る一部の空気を外に押し出す。
【選択図】図2

Description

本考案は密閉容器の構造に関し、特に密閉効果がよく、更に便利に使用できる密閉容器の構造に関する。
図1に示すのは従来技術の密閉容器の立体外観図である。図に示すように、従来技術の密閉容器10は一つの容器本体101及び一つの密閉蓋102によって組成し、該密閉蓋102の中央に一つの調整バルブ103を設け、該調整バルブ103はゴム或いは如何なる軟性材料で作ることができ、該形状は傘状を呈す。該調整バルブ103の底部及び該密閉蓋102の表面に数個の通気孔(図に未掲載)を成形する。また、該密閉蓋102の表面縁に一つの外側に突出する突出部1021を形成し、密閉蓋102の縁表面に一つのリング104を設け、該リング104はゴム或いは如何なる軟性材料を用いて作成し、密閉蓋102が容器本体101と接触摩擦する際に生じる磨耗を緩衝することができる。
該密閉容器10を使用する際、該密閉蓋102を該容器本体101の頂上にある開口部1011に置き、手で該密閉蓋102を押し、該縁の表面を更に容器本体101内に入れる。この時、一つのポンプ装置を該調整バルブ103の上に固定し、ポンプ装置の抽出効果により、調整バルブ103の縁表面がやや起伏することで、調整バルブ103は再び該数個の通気孔を蓋合せず、容器本体101内の空気を抽出する。このように、容器本体101内の空気圧は大気圧より小さく、大気圧は該密閉蓋102に圧力をかけて密閉効果をアップする。
しかし、該密閉容器10を構成する部品が多く、それにより製造過程及び組成ステップが煩雑となり、製造コストを上げる。また、該密閉容器10は該ポンプ装置の空気抽出効果を通じてのみ密閉効果があるため、大幅に使用時の利便性を下げる。密閉済みの密閉容器10を長時間放置すると、外の空気は次第に容器本体101及び密閉蓋102の間にある隙間から容器本体101内に入る可能性があり、密閉容器10は密閉効果が無くなる。また、該密閉効果を解除し、該密閉蓋102を開きたい場合、大きな力を入れて該突出部1021を引っ張る必要があるため、子供には適さないなど、更なる改善が必要であった。
特開平7−148207号公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は製造コストが低く、便利に使用することができ、且つ密閉効果を持つ密閉容器の構造を提供することを主な課題とする。
上述の目的を解決するために、本考案は密閉容器の構造を提供するものであり、一つの容器本体及び一つの密閉蓋で組成する。該容器本体の頂上に一つの開口部を形成し、該容器本体の開口部の回りに一つの外側に傾斜する傾斜部を形成する。また、該密閉蓋は軟性材料で作られ、該縁に一つのリングウォールを形成し、該リングウォールは外側に傾斜する傾斜状を形成し、該容器本体の外側に傾斜する傾斜部と対応する。該密閉蓋の中央表面内に一つの保持部を窪んで形成する。
該容器本体を密閉したい場合、まず密閉蓋を該容器本体の開口部の上に置き、この時、密閉蓋と容器本体との間の隙間に、該容器本体内の一部の空気が残る。該密閉蓋を押すことで、同時に隙間にある空気を外に排出するため、容器本体内の圧力は大気圧より小さくなる。また、該大気圧及び該密閉蓋と該容器本体との間の接触摩擦力によっても密閉効果がある。該密閉状態を解除したい場合、手で該密閉蓋を押し、外の空気が直接該容器本体内に入るだけでよい。
本考案は下記の特徴を有する。
(1)容器本体及び密閉蓋を含み、
該密閉蓋は軟性の材料で作られ、中央表面内に一つの保持部を窪んで形成し、該縁に一つのリングウォールを形成し、該リングウォールは外側に傾斜する傾斜状を呈すことを特徴とする密閉容器の構造。
(2)前記密閉蓋の材料はシリコンの混合物であることを特徴とする(1)記載の密閉容器の構造。
(3)前記密閉蓋の材料はゴムの混合物であることを特徴とする(1)記載の密閉容器の構造。
(4)容器本体、密閉蓋を含み、
該容器本体の頂上に一つの開口部を形成し、該容器本体の開口部の回りに一つの外側に傾斜する傾斜部を形成し、また、
該密閉蓋は軟性材料で作られ、中央表面内に一つの保持部を窪んで形成し、該密閉蓋の縁に一つのリングウォールを形成し、該リングウォールは外側に傾斜する傾斜状を形成し、該容器本体の外側に傾斜する傾斜部と対応することを特徴とする密閉容器の構造。
(5)前記密閉蓋の材料はシリコンの混合物であることを特徴とする(4)記載の密閉容器の構造。
(6)前記密閉蓋の材料はゴムの混合物であることを特徴とする(4)記載の密閉容器の構造。
本考案は容器本体及び密閉蓋で組成し、該容器本体の開口部の回りに一つの外側に傾斜する傾斜部を形成する。また、該密閉蓋の縁に、開口部の傾斜部と対応する傾斜状を具有するリングウォールを形成する。該容器本体を密閉したい場合、密閉蓋の保持部を手で押すことで、容器本体内に残る一部の空気を外に押し出す。この時、容器本体内の圧力は大気圧より小さくなるため、大気圧を介して密閉蓋に圧力を施すことで、密閉蓋が容器本体の開口部との密閉効果をアップさせる。
従来技術の密閉容器の立体外観図である。 本考案における密閉容器の立体外観図である。 本考案における密閉容器を蓋合し、空気を排出する前の断面図である。 本考案における密閉容器内の空気を排出して密閉した断面図である。 本考案における密閉容器の密閉を完了した断面図である。 本考案における密閉容器の密閉を解除した断面図である。
本考案による密閉容器の構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
図2に示すのは、本考案における密閉容器の立体外観図である。図に示すように、本考案の密閉容器20は一つの容器本体201及び一つの密閉蓋202で組成する。該容器本体201は一般のガラス、プラスティック或いは陶器などの材料で作られ、頂上に一つの開口部2011を形成し、該容器本体201の開口部2011の回りに一つの外側に傾斜する傾斜部2012を形成する。また、該密閉蓋202はシリコンの混合物或いはゴムなどの軟性材料で作られ、適切な弾性を具有し、金型でホットメルトモールディングを通じて成形し、且つ中央表面内に一つの保持部2021を窪んで形成し、該縁に一つのリングウォール2022を形成し、該リングウォール2022は外側に傾斜する傾斜状を形成し、且つ該容器本体201の外側に傾斜する傾斜部2012と対応する。
図3に示すのは、本考案における密閉容器を蓋合し、空気を排出する前の断面図である。図に示すように、該容器本体201を密閉したい場合、まず密閉蓋202を該容器本体201の開口部2011の上に置き、密閉蓋202のリングウォール2022の一部表面が容器本体201の外側に傾斜する傾斜部2012の内側表面と抵触する。この時、密閉蓋202のリングウォール2022はまだ完全に傾斜部2012の内表面と抵触していないため、容器本体201内の空気圧は大気圧と同じである。また、密閉蓋202のリングウォール2022は容器本体201の傾斜部2012との間に容器本体201内に向けて開く一つの隙間を形成し、該隙間内に容器本体201内の一部の空気量が残る。
図4に示すのは、本考案における密閉容器内の空気を排出して密閉した断面図である。図に示すように、容器本体201内の空気圧を下げたい場合、密閉蓋202は適切な弾性を具有するため、手で該密閉蓋202の保持部2021を押すと、密閉蓋202のリングウォール2022と容器本体201の傾斜部2012の抵触を通じ、及び保持部2021が手で押された後の二つの固定ポイントによって、該密閉蓋202のリングウォール2022は中央に向かってやや彎曲することで、元々容器本体201内に向けて開く隙間が、容器本体201の外に向けて開くようになるため、この動きは同時に内側に向けた隙間内に残る空気を、外側に向けた隙間から容器本体201外に排出する。よって容器本体201内の空気量を下げることで、大気圧が該容器本体201内の空気圧より大きくなる。また、更に手で持続して密閉蓋202を容器本体201内に向けて押すことで、密閉蓋202と容器本体201の外側に傾斜する傾斜部2012が更にしっかりと密閉する効果が得られる。
図5に示すのは本考案における密閉容器の密閉を完了した断面図である。図に示すように、密閉蓋202と容器本体201がしっかりと密閉したあと、容器本体201内の空気圧が大気圧より小さくなるため、大気圧は密閉蓋202に一定の圧力を施すことで、密閉蓋202がしっかりと該容器本体201の開口部2012と密閉する効果が得られる。また、該密閉蓋202を手で押すことにより容器本体201内に滑り入る際、該リングウォール2022は容器本体201の傾斜部2012に押されることで、該リングウォール2022は組み合わせる前と比べて、やや中央に向けて彎曲する。同時に該リングウォール2022は該傾斜部2012の表面に法線力(normal force)を働き、それにより該リングウォール2022と傾斜部2012の間にある全ての隙間を排除することになり、両者が更にしっかりと密閉する効果を得る。更に該リングウォール2022と傾斜部2012がしっかりと密閉すると、両者の間に一定の摩擦係数が生まれるため、密閉蓋202は容易く取れたりせず、手で密閉蓋202の保持部2021を持っても簡単に外れない。
図6に示すのは、本考案における密閉容器の密閉を解除した断面図である。図に示すように、該密閉容器20の密閉状態を解除したい場合、手で密閉蓋202にある保持部2021をつまむことで、密閉蓋202のリングウォール2022と容器本体201の傾斜部2012が互いに分離して密閉蓋202を取る。この時、外の空気は該開口部2011を通じて容器本体201内に流れるため、容器本体201内の空気圧は大気圧と同じになる。
また、本考案の密閉容器20の容器本体201は飲食用の鍋、お椀、コップ、実験用のビーカー、メスシリンダー、遠心分離管、及び一般工業用のバケツやパイプなど、各種の容器とすることができる。該密閉蓋202は各種容器の開口部のサイズに合わせて様々なサイズと厚みにすることができる。
前記のように、本考案の密閉容器は、該密閉蓋及び容器本体を互いに組み合わせる際、該密閉蓋と容器本体との間の接触面は、互いに対応した傾斜状を呈し、該傾斜状を介して両者を組み合わせる過程において、該密閉容器内に残る一部の空気を排出することができ、且つ容器本体内の空気圧が大気圧より小さくなる。よって、大気圧が密閉蓋に圧力を施し、及び密閉蓋と容器本体との間の接触面の摩擦力により、該密閉蓋が該容器本体と密閉することができる。
また、本考案の密閉容器の構造はシンプル且つ製造しやすく、低コストである上、使用上従来技術より簡単に操作することができ、大きな力或いはポンプ装置を使って密閉効果を得る必要がない。また、同時に大気圧及び密閉蓋と容器本体との間の摩擦力により、更に良い密閉効果を得ることができる。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者が、本考案の範囲内にて行う変更や調整を行っても、本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
10 密閉容器
101 容器本体
1011 開口部
102 密閉蓋
1021 突出部
103 調整バルブ
104 リング
20 密閉容器
201 容器本体
2011 開口部
2012 傾斜部
202 密閉蓋
2021 保持部
2022 リングウォール

Claims (6)

  1. 容器本体及び密閉蓋を含み、
    該密閉蓋は軟性の材料で作られ、中央表面内に一つの保持部を窪んで形成し、該縁に一つのリングウォールを形成し、該リングウォールは外側に傾斜する傾斜状を呈すことを特徴とする密閉容器の構造。
  2. 前記密閉蓋の材料はシリコンの混合物であることを特徴とする請求項1記載の密閉容器の構造。
  3. 前記密閉蓋の材料はゴムの混合物であることを特徴とする請求項1記載の密閉容器の構造。
  4. 容器本体、密閉蓋を含み、
    該容器本体の頂上に一つの開口部を形成し、該容器本体の開口部の回りに一つの外側に傾斜する傾斜部を形成し、また、
    該密閉蓋は軟性材料で作られ、中央表面内に一つの保持部を窪んで形成し、該密閉蓋の縁に一つのリングウォールを形成し、該リングウォールは外側に傾斜する傾斜状を形成し、該容器本体の外側に傾斜する傾斜部と対応することを特徴とする密閉容器の構造。
  5. 前記密閉蓋の材料はシリコンの混合物であることを特徴とする請求項4記載の密閉容器の構造。
  6. 前記密閉蓋の材料はゴムの混合物であることを特徴とする請求項4記載の密閉容器の構造。
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