JP3177206U - 直管形ledランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】直管形蛍光灯用の既存の防水タイプの照明器具に装着可能な直管形LEDランプを提供する。
【解決手段】直管形蛍光灯の両端部に防水弾性パッキンを介装してカバーキャップ4を嵌合し、照明器具本体の一対のソケットに両キャップを螺合して前記蛍光灯を器具本体に装着するように構成した照明器具に、前記蛍光灯に代えて装着可能な直管形LEDランプであって、LEDを光源とするランプ本体7と、この本体の両端部に固設され、前記パッキンを介装して移動可能に嵌合できる太さの保持用円柱部80を有する装着用端部8とを備える。LEDランプは蛍光灯と同一寸法に形成する。前記両円柱部は、キャップを円柱部上を前進させてソケット3に螺合し、かつ、螺合を解除して後退可能な移動部を付加した長さに設定する。
【選択図】図1

Description

本考案は既存の直管形蛍光灯用の照明器具に適用できる直管形LEDランプに関する。特に防水タイプの照明器具に、前記蛍光灯に代えて適合して装着可能な直管形LEDランプ関する。なお、本考案において、「防水」の用語は「防塵」の機能も含む概念として用いられている。
従来、直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具として、例えば図9に示すような構成を具備した照明器具が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
本考案の直管形LEDランプは、上記照明器具のような構成を具備した照明器具(既存の照明器具)に、直管形蛍光灯に代えて装着して使用するものである。そこで、まづ、前記照明器具(既存の照明器具)の構成等について、図9を参照して説明する。なお、一部の構成等については図3ないし図5等も合わせて参照して説明する。
図9に示すように、前記照明器具1は、照明器具本体10と、この照明器具本体10に装着される直管形蛍光灯2とを備える。前記照明器具1(器具本体10)は40W型の直管形蛍光灯用に構成されている。なお、20W型,30W型,80W型,110W型その他のワット数型の直管形蛍光灯用においても、サイズ等以外については、略同様に構成される。
前記器具本体10は、図示しない天井部その他の被設置部に取付けられるシャーシ11と、シャーシ11の両端部に固定して対設した一対のソケット3,3とを備える。シャーシ11には、図示しない安定器やインバータ回路その他の必要ないし所望の電気部品や電子部品(電子回路)等が収納されている。
前記両ソケット3は、防雨や防湿などの防水機能(防塵機能も含む)を有する防水用ランプソケットで、一般に防水ソケットと称されている。両ソケット3はプラスチック等で形成され、シャーシ11に固定して取付ける取付部30と、取付部30に一体成形して設けたソケット本体31とを有し、ソケット本体31の外周面にはネジ溝32(雄ネジ)が刻設されている。また、ソケット本体31の基端には、ソケット本体31の外径の寸法より大径の環状フランジ31aが形成されている。
また、器具本体10は、蛍光灯2の両端部に長手方向に移動可能に嵌合すると共にソケット本体31に螺合して取付けられる略円筒状のカバーキャップ4,4と、蛍光灯2の両端部に長手方向に移動可能に嵌合して前記キャップ4と蛍光灯2の両端部の外周面との間に介装して設けられる弾性防水パッキン5,5とを備える。両ソケット本体31はキャップ4及びパッキン5により防水機能(防塵機能も含む)が付与される。
両ソケット本体31は、図3(c)に詳細に示すように、蛍光灯2の後述する一対のピン端子を係脱可能に係合させて電気的に接続させる一対の接続端子33,33を備える。両ソケット3の両ソケット本体31(本体31の前面)間の寸法は、装着する直管形蛍光灯に応じ、規定した寸法に設定される。例えば、40W型の蛍光灯の場合には、例えば1200mmに設定される。
両ソケット本体31は、図3(b)及び(c)に詳細に示すように、ソケット本体31の外周部近くに位置させて、外周部に沿わせて形成した円形の環状凹部34を備える。前記凹部34はパッキン5の後述する第2の円筒部を係入させるために設けたものである。この点については追ってさらに説明する。前記両接続端子33はシャーシ11内に配線した電気コード35と電気的に接続されている。
前記蛍光灯2は、一般に市販されている通常の直管形蛍光灯(この例では40W型)である。蛍光灯2は、所定の直径、この例では例えば25mm径のガラス管よりなる発光管20と、この発光管20の両端部に嵌合固定して設けた金属製の口金部21,21とを備える。両口金部21は発光管より径寸法(直径)が若干小径に形成されていると共に先端から前記接続端子33に電気的に接続される、それぞれ一対のピン端子22,22が突設されている。
前記蛍光灯の全長、即ち、一方の口金部21の先端から他方の口金部21の先端までの長さは、ワット数に応じて設定される。この例では40W型の蛍光灯が開示され、前記長さは例えば1198mm(この例では1198mm)に設定されている。
前記両カバーキャップ4はプラスチック等で形成され、前記蛍光灯2の両端部に、長手方向に移動可能に嵌合する嵌合筒部40と、この筒部40の一端部側に外方へ拡径するテーパ壁部41(図4も参照)を介して延設され、前記筒部40より大径に形成したネジ筒部42を備える。ネジ筒部42の内周面には、前記ネジ溝と螺合するネジ溝43が刻設されている。両キャップ4はネジ筒部42をソケット本体31に螺合してソケット3に取付けられる。
また、両キャップ4は、嵌合筒部40の他端周縁に沿わせて内側方向へ略直角に延設され、蛍光灯2の端部に、長手方向に移動可能に嵌合可能な環状フランジ部44を備える。これにより、前記パッキン5は、前記フランジ部44により嵌合筒部40の他端方向への動きを規制され、かつ、フランジ部44で押圧されてキャップ4と同調して前進移動させるように構成してある。なお、前記嵌合筒部40,テーパ壁部41,ネジ筒部42、及びフランジ部44は一体成形されている。
前記両パッキン5は、ゴム材その他の弾性変形可能な素材で形成されている。両パッキン5はキャップ4内に収容可能に形成され、蛍光灯2の両端部に長手方向に移動可能に嵌合する第1の円筒部50と、この円筒部50の一端部側に外方へ突出する環状鍔部51(図5も参照)を介して延設され、ソケット本体31の環状凹部34に係合(係入)される第2の円筒部52とを備える。前記第1の円筒部50,環状鍔部51、及び第2の円筒部52は一体成形されている。
前記第1の円筒部50の長さの寸法Xは、キャップ4の嵌合筒部40の一端Pから環状フランジ部44の内周壁面までの長さの寸法Xより所望の長さ(例えば約2〜約3mm程度)だけ長く設定されている。第1の円筒部50の肉厚はキャップ4の前記フランジ部44の長さ、即ち、嵌合筒部40の内周壁面から前記フランジ部44の先端までの長さ寸法と略同等に設定されている。
前記パッキン5の環状鍔部51の第1の円筒部50側には、キャップ4のテーパ壁部41と対応するテーパが付与されていると共に第2の円筒部52側は平坦面で形成されている。これにより、前記鍔部51は、前記テーパを付与した部位がキャップ4のテーパ壁部41と適合して密接すると共に前記平坦面がソケット本体31の前面と密接して当接するように構成してある。
また、前記鍔部51の外径はキャップ4のネジ筒部42の内径と略同径に形成されている。
前記パッキン5の第1の円筒部50は、円筒部50の後端部側(図9(e)において右側端部側)の近くに位置させて、円筒部50の外周壁面にエンドレスに凹設して形成した環状凹溝53を備える。この凹溝53の作用等については追って説明する。
また、図示の器具本体10は、前記蛍光灯の端部に、長手方向に移動可能に形成され、前記両キャップ4の嵌合筒部40内に収納して設けられる金属製のリング6を備える。リング6は所望の肉厚に形成される。なお、リング6の構成については図7に詳細に開示されている。
次に、前記蛍光灯2の器具本体10への装着方法及び作用等について説明する。
まず、両キャップ4の嵌合筒部40内にリング6を収納すると共にパッキン5を第1の円筒部50側から嵌合筒部40内へ収納する。次いで、上記状態で両キャップ4をパッキン5と一緒に環状フランジ部44側から前記蛍光灯2の両端部にそれぞれ嵌合する。
そして、上記状態で蛍光灯2の両端の一対のピン端子22を器具本体10のソケット本体31の接続端子33へ係合して電気的に接続し、両キャップ4のネジ筒部42をソケット本体31に螺合して締付けることにより、蛍光灯2は器具本体10に装着される。
上記装着状態において、パッキン5の第2の円筒部52は環状凹部34に嵌入(係入)され、環状鍔部51の平坦面側がソケット本体31の前面と密接して当接すると共に、前記鍔部51のテーパを付与した部位はキャップ4のテーパ壁部41と適合して密接する。
一方、図9(c)に示すように、パッキン4の第1の円筒部50は、前記ネジ筒部を締付けることにより環状凹溝53を介して弾性的に変形して収縮(圧縮)すると共に円筒部50の前記溝53の部位は弾性的に変形して内側へ突出し、蛍光灯2の外周壁面に環状に密接して当接する。これにより、前記凹溝53の部位はOパッキン状の作用をなす。
したがって、蛍光灯2は、両端部に防水及び防塵機能を付与して両ソケット3に装着されて器具本体10に取付けられる。
ところで、近時においては、LED(発光ダイオード)を光源として使用した直管形LEDランプが開発され、一般に普及している(例えば、特許文献2〜4参照)。これらLEDランプによれば、蛍光灯に比べて電力消費量の削減化及び長寿命化を図ることができる。
しかし、LEDランプは、ランプ本体を構成する円形管状体内に、複数個のLEDを配設した基板、整流器、及び圧力制御回路等を収容して設けるため、ランプ本体の外径が蛍光灯の管径に比べて大径になる。そのため、特許文献2〜4等に開示されている直管形LEDランプを図9に示す直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具の器具本体に前記蛍光灯に代えて装着することはできない。しかるに、前記防水タイプの照明器具に適用可能な直管形LEDランプは未だ提案されていない。
特開2005−56773号公報 特開2001−35142号公報 特開2009−302028号公報 実用新案登録第3139714号公報
本考案は上記したような実情に鑑みてなされたもので、既存の直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具に、前記蛍光灯に代えて適合して装着して使用可能な直管形LEDランプを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案のうち1つの考案(第1の考案)は、対設した一対のソケットを有する照明器具本体と、前記両ソケット間に装着される直管形蛍光灯と、前記蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合すると共に前記両ソケットのソケット本体に螺合して取付けられる略円筒状のカバーキャップと、前記蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合して前記キャップと前記蛍光灯の外周面との間に介装され、かつ、前記両キャップと同調して前進移動させる略円筒状の弾性防水パッキンとを備え、前記蛍光灯の両端の一対のピン端子を前記両ソケット本体の接続端子に電気的に接続した状態で前記両キャップを前記ソケット本体にそれぞれ螺合して前記蛍光灯を前記器具本体に装着するように構成した既存の照明器具に、前記蛍光灯に代えて前記器具本体に適合して装着可能な直管形LEDランプであって、
円形管状体内に配設した複数個のLEDを光源として使用したランプ本体と、
前記ランプ本体の両端部に固定して設けた装着用端部とを備え、
前記両装着用端部は、前記管状体の管径より小径で、かつ、前記パッキンを介装して前記カバーキャップが長手方向に移動可能に嵌合する保持用円柱部、及び前記両円柱部の先端から突出させて設け、前記両ソケット本体の前記接続端子に適合して電気的に接続する一対のピン端子とを有し、
前記一方の前記円柱部の先端から前記他方の前記円柱部の先端までの長さ寸法は、前記蛍光灯の全長の寸法と同一又は略同一の長さに設定され、
前記両円柱部は、前記両ピン端子を前記両ソケット本体の前記接続端子に電気的に接続した状態で、前記キャップを前進させて前記ソケット本体に螺合させ、かつ、前記螺合を解除して後退可能な前進・後退用の移動部を付加した長さに設定されていることを特徴とする。
なお、本考案において、「防水」の用語は、「防塵」の意味も含む概念として用いられている。また、「前記蛍光灯の全長」とは「直管形蛍光灯の両端部に設けた一方の口金部の先端から他方の口金部の先端までの長さ」を意味する。
本考案の他の1つの考案(第2の考案)は、第1の考案の直管形LEDランプにおいて、前記LEDランプは防水性を具備していることを特徴とする。
本考案において、前記LEDは、前記ランプ本体の前記管状体内に固定して設けた基板に所望の間隔で所望数配設する構成を採用することができる(第3の考案)。
また、本考案において、前記ランプ本体は、前記管状体内に設けた整流器及び電圧制御回路を備える構成を採用することができる。
本考案によれば次のような効果を奏する。
(1)既存の直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具の照明器具本体に、前記蛍光灯に代えて適合して装着して使用できる。
(2)前記照明器具の有する防水機能を維持して直管形LEDランプを装着することができる。
(3)前記照明器具の器具本体に簡単に装着して使用することができる。
(4)第2の考案によれば、前記作用効果に加え、直管形LEDランプ自体も防水効果を奏する。
本考案の一実施形態の直管形LEDランプの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は前記ランプを照明器具本体に装着した状態を示す照明器具全体の正面図、同図(b)は前記ランプを示す平面図、同図(c)は前記照明器具の一部を拡大して示す正面図である。 前記直管形LEDランプの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は前記ランプの一部を示す斜視図、同図(b)は同じく正面図、同図(c)は同図(b)のA−A線拡大断面図、同図(d)は前記ランプのランプ本体と装着用端部とを切離した状態の構成を概略的に示す平面説明図である。 前記照明器具に採用されているソケットの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は側面図、同図(b)は縦断面図、同図(c)は正面図である。 前記照明器具に採用されたカバーキャップの構成を概略的に示す説明図であって、同図(a)は縦断面図、同図(b)は正面図である。 前記照明器具に採用された弾性防水パッキンの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は縦断面図、同図(b)は正面図、同図(c)は背面図である。 前記パッキンを前記キャップ内に嵌入して収容(収納)した構成を概略的に示す縦断面図である。 前記キャップ内に設けられるリングの構成を概略的に示す斜視図である。 前記直管形LEDランプを前記照明器具の照明器具本体に装着する工程を概略的に示す説明図であって、同図(a)は前記パッキン及びキャップを前記ランプの装着用端部の保持用円柱部に嵌合した状態の構成を概略的に示す説明図、同図(b)は前記ランプを前記器具本体に装着した状態の構成を概略的に示す説明図である。 本考案の前記ランプを適用する既存の防水タイプの直管形蛍光灯用の照明器具の構成を概略的に示す図であって、同図(a)は前記蛍光灯を照明器具本体に装着した状態を示す照明器具全体の正面図、同図(b)は前記蛍光灯を示す正面図、同図(c)は前記蛍光灯を前記器具本体に装着する工程を概略的に示す説明図、同図(d)は前記照明器具に採用されたカバーキャップの構成を概略的に示す縦断面図、同図(e)は前記照明器具に採用された弾性防水パッキンの構成を概略的に示す縦断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態の一例について説明する。なお、照明器具1の照明器具本体10については、カバーキャップ4及び弾性防水パッキン5を含めて図9に開示して説明した器具本体10と同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。但し、一部の構成及び作用等については補足して説明することもある。
図1ないし図8は本考案の一実施形態を示す。本実施形態の直管形LEDランプ100は、光源としてLED(発光ダイード)を使用し、40W型に構成されている。
上記図1ないし図8に示すように、本実施形態の直管形LEDランプ100は、ランプ本体7と、このランプ本体7の両端部に固定して設けた装着用端部8とを備えている。
ランプ本体7は、光源として複数個のLED(発光ダイオード)を使用して構成されている。本実施形態のランプ本体7は、所望の直径及び所定の長さの円形管状体70内に固定して管状体70の一端から他端に掛けて設けた基板71を備え、基板71にワット数に対応させる複数個のLED72…72が略一定の間隔で配設されている。本実施形態ではLED72として白色光発光ダイオード(白色LED)を採用されている。また、本実施形態では例えば96個のLED72を配設してある。また、本実施形態では各LED72を略直線状に一列に配置してある。この場合、LEDを複数列配設する構成を採用してもよい。
本実施形態の管状体70の直径は約30mmに設定されている。管状体70の長さはLEDランプ100の全長の長さ寸法に応じて設定される。この点については追って詳細に説明する。
本実施形態の管状体70は、所定の長さの一対のプラスチック製の半円筒状(半円管状)のカバー体70a,70b(管構成体)を、防水及び防塵性を付与して接着等により固着して形成されている。一方のカバー体70aは透明ないし半透明の透光性の素材で構成されている。この場合、前記一方のカバー体70aは、例えば無色又は白色系ないし乳色系等の色で着色した素材を採用できる。
前記他方のカバー体70bは非透光性の素材で構成されている。カバー体70bの外側壁面には放熱用の凹凸条70cが前記壁面の略全体に形成され、放熱機能が付与されている。
前記基板71は、図2(c)等に示すように、LED72を前記一方のカバー体70a(透光性カバー体)側に向けて管状体70内に固設されている。これにより、各LED72から投射される光はカバー体70aを透過し、照明光として照射される。
前記管状体70内には、整流器73(AC/DC変換器)及びトランスなどの圧力制御回路(図示せず)が固定して設けてある。本実施形態では、図2(c)に示すように、基板71のLED72側と反対側の面に整流器73等を固定して設けた例が開示されている。整流器73は後述するピン端子に電気的に接続されていると共に圧力制御回路に電気的に接続されている。また、各LED72は圧力制御回路に電気的に接続されている。
前記両装着用端部8は硬質プラスチック等で構成され、ランプ本体7の両端部に固定して設けてある。本実施形態の前記両装着用端部8は、保持用円柱部80と、この円柱部80の後端部に一体成形して設けた嵌合筒部81とを備え、筒部8をランプ本体7の管状体70の端部に嵌合し、防水及び防塵性を付与して接着等で固定して設けてある。また、両装着用端部8は、その先端から突出させて設け、前記器具本体10のソケット本体31の前記接続端子33,33に適合して係脱可能に係合し、電気的に接続する一対のピン端子82,82を備える。
前記両装着用端部8の保持用円柱部80は、管状体70の管径(直径)より小径で、かつ、前記パッキン5を前記カバーキャップ4内に収容して円柱部80とキャップ4との間に介装させるようにして、キャップ4が長手方向に移動可能に嵌合可能な太さ(直径)に形成されている。本実施形態の両円柱部80は、直径25mmの太さ(前記蛍光灯2の発光管20と略同一の太さ)に設定されている。
また、前記両円柱部80は、前記両ピン端子82を前記ソケット本体31の前記接続端子33,33に係合して電気的に接続した状態で、前記キャップ4を前進させてソケット本体31に螺合させ、かつ、前記螺合を解除して後退可能な前進・後退用の移動部9(遊び部)を付加した長さに設定されている(図1(c)及び図8参照)。
前記LEDランプ100の全長、即ち、一方の装着用端部8の前記円柱部80の先端から他方の装着用端部8の前記円柱部80の先端までの長さ寸法は、前記蛍光灯2の全長、即ち、前記一方の口金部21の先端から他方の口金部21の先端までの長さ寸法と同一ないし略同一の長さに設定されている。本実施形態では1198mmに設定されている。
また、前記ランプ本体の管状体70の長さは、LEDランプ100の全長の寸法(1198mm)から両円柱部の長さの寸法及び両嵌合筒部81の肉厚寸法をマイナスした長さに設定されている。
本実施形態の直管形LEDランプ100は上記構成を具備している。次に前記LEDランプ100の装着方法の一例及び作用効果等について説明する。
図8(a)に示すように、前記蛍光灯2の装着手順と同様に、まづ、両キャップ4の嵌合筒部40内へリング6を収納すると共にパッキン5を第1の円筒部50側からキャップ4内へ収納する。次いで、上記状態で両キャップ4をパッキン5と一緒に環状フランジ部44側からLEDランプの両端部の円柱部80にそれぞれ嵌合する。
そして、上記状態で、図8(b)に示すように、LEDランプの両端の一対のピン端子82を器具本体10のソケット本体31の接続端子33へ係合して電気的に接続し、両キャップ4のネジ筒部42を螺合して締付けることにより、LEDランプ100は器具本体10に装着される。
上記装着状態において、パッキン5の第2の円筒部52は、上記と同様に環状凹部34に嵌入(係入)され、環状鍔部51の平坦面側がソケット本体31の前面と密接して当接すると共に前記鍔部51のテーパを付与した部位はキャップ4のテーパ壁部41と適合して密接する。
一方、図8(b)に示すように、パッキン5の第1の円筒部50は、前記ネジ筒部の締付けにより押圧されて環状凹溝53を介して弾性的に変形して圧縮(収縮)すると共に円筒部50の前記凹溝53の部位は弾性的に変形して内側へ突出し、円柱部80の外周壁面に環状に密接して当接する。これにより、前記凹溝53の部位はOパッキン状の作用をなす。
したがって、LEDランプは、両端部に防水及び防塵機能を付与して両ソケット3に装着されて器具本体10に取付けられる。
また、両キャップ4のネジ筒部42を緩めて前記螺合を解除して円柱部80上を後退させ、ピン端子の接続端子との係合を解除することにより、LEDランプを器具本体から取外すことができる。
上記した手順によって、LEDランプを既存の蛍光灯用の照明器具に装着して使用するものであるが、使用する際には、器具本体10のシャーシ11に配置されている安定器配線を切断して直結配線を行なう工事をすることが好ましい。
本実施形態の直管形LEDランプによれば、次のような作用効果を奏する。
(1)既存の直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具の照明器具本体に、前記蛍光灯に代えて適合して装着して使用できる。
(2)前記蛍光灯と同様の操作により器具本体に簡単に装着して使用可能になる。
(3)前記既存の照明器具の有する防水機能をそのまま活用して直管形LEDランプを装着することができる。
(4)直管形LEDランプ自体も防水効果を奏する。
なお、本実施形態で40W型に構成した例を開示したが、本考案は、例えば20W型、80W型、或いは110W型その他のワット数の直管形LEDランプにおいても適用できるものである。但し、器具本体のサイズに対応して、LEDランプの長さ等を設定する。
また、上記した実施形態は一例として開示したもので、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲内において任意に変更可能なものである。
1 照明器具
2 直管形蛍光灯
3 ソケット
4 カバーキャップ
5 弾性防水パッキン
7 ランプ本体
8 装着用端部
9 移動部
10 照明器具本体
30 取付部
31 ソケット本体
32 ネジ溝
33 接続端子
40 嵌合筒部
42 ネジ筒部
43 ネジ溝
50 第1の円筒部
52 第2の円筒部
70 円形管状体
71 基板
72 LED
80 保持用円柱部
82 ピン端子

Claims (4)

  1. 対設した一対のソケットを有する照明器具本体と、前記両ソケット間に装着される直管形蛍光灯と、前記蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合すると共に前記両ソケットのソケット本体に螺合して取付けられる略円筒状のカバーキャップと、前記蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合して前記キャップと前記蛍光灯の外周面との間に介装され、かつ、前記両キャップと同調して前進移動させる略円筒状の弾性防水パッキンとを備え、前記蛍光灯の両端の一対のピン端子を前記両ソケット本体の接続端子に電気的に接続した状態で前記両キャップを前記ソケット本体にそれぞれ螺合して前記蛍光灯を前記器具本体に装着するように構成した既存の照明器具に、前記蛍光灯に代えて前記器具本体に適合して装着可能な直管形LEDランプであって、
    円形管状体内に配設した複数個のLEDを光源として使用したランプ本体と、
    前記ランプ本体の両端部に固定して設けた装着用端部とを備え、
    前記両装着用端部は、前記管状体の管径より小径で、かつ、前記パッキンを介装して前記カバーキャップが長手方向に移動可能に嵌合する保持用円柱部、及び前記両円柱部の先端から突出させて設け、前記両ソケット本体の前記接続端子に適合して電気的に接続する一対のピン端子とを有し、
    前記一方の前記円柱部の先端から前記他方の前記円柱部の先端までの長さ寸法は、前記蛍光灯の全長の寸法と同一又は略同一の長さに設定され、
    前記両円柱部は、前記両ピン端子を前記両ソケット本体の前記接続端子に電気的に接続した状態で、前記キャップを前進させて前記ソケット本体に螺合させ、かつ、前記螺合を解除して後退可能な前進・後退用の移動部を付加した長さに設定されている
    ことを特徴とする直管形LEDランプ。
  2. 前記直管形LEDランプは防水性を具備していることを特徴とする請求項1に記載に記載の直管形LEDランプ。
  3. 前記LEDは、前記ランプ本体の前記管状体内に固定して設けた基板に所望の間隔で所望数配設されていることを特徴とする請求項1に記載の直管形LEDランプ。
  4. 前記ランプ本体は、前記管状体内に設けた整流器及び電圧制御回路を備えていることを特徴とする請求項1又は3に記載の直管形LEDランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016213209A (ja) * 2016-09-23 2016-12-15 東芝ライテック株式会社 防水ソケットおよび照明装置

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