JP2015088441A - 直管形ledランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】直管形蛍光灯用の既存の防水タイプの照明器具に装着可能な直管形LEDランプを提供する。【解決手段】直管形蛍光灯の両端部に弾性防水パッキンを介装してカバーキャップ4を嵌合し、照明器具本体の一対のソケットに両キャップを螺合して前記蛍光灯を器具本体に装着するように構成した照明器具に、前記蛍光灯に代えて装着可能な直管形LEDランプであって、円形管体70内に配設したLED72を光源とするランプ本体7と、ランプ本体の両端部から突出させて設け、前記両ソケットの接続端子に電気的に接続するピン端子8とを備える。ランプ本体の円形管体はポリカーボネートその他のプラスチック製管体で構成する。円形管体の外径の寸法は前記蛍光灯の外径の寸法と同一又は略同一寸法に形成する。【選択図】図1

Description

本発明は既存の直管形蛍光灯用の照明器具に適用できる直管形LEDランプに関する。特に防水タイプの照明器具に、前記蛍光灯に代えて適合して装着可能な直管形LEDランプ関する。なお、本発明において、「防水」の用語は「防塵」の機能も含む概念として用いられている。
従来、直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具として、例えば図9に示すような構成を具備した照明器具が一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。
本発明の直管形LEDランプは、上記照明器具のような構成を具備した照明器具(既存の照明器具)に、直管形蛍光灯に代えて適合して装着可能に構成したものである。そこで、まづ、前記照明器具(既存の照明器具)の構成等について、図9を参照して説明する。なお、一部の構成等については図3ないし図5等も合わせて参照して説明する。
図9に示すように、前記照明器具1は、照明器具本体10と、この照明器具本体10に装着される直管形蛍光灯2とを備える。前記照明器具1(器具本体10)は40W型の直管形蛍光灯用に構成されている。なお、20W型,30W型,80W型,110W型その他のワット数型の直管形蛍光灯用においても、サイズ等以外については、略同様に構成される。
前記器具本体10は、図示しない天井部その他の被設置部に取付けられるシャーシ11と、シャーシ11の両端部に固定して対設した一対のソケット3,3とを備える。シャーシ11には、図示しない安定器やインバータ回路その他の必要ないし所望の電気部品や電子部品(電子回路)等が内蔵されている。
前記両ソケット3は、防雨や防湿などの防水機能(防塵機能も含む)を有する防水用ランプソケットで、一般に防水ソケットと称されている。両ソケット3はプラスチック等で形成され、シャーシ11に固定して取付ける取付部30と、取付部30に一体成形して設けたソケット本体31とを有し、ソケット本体31の外周面にはネジ溝32(雄ネジ)が刻設されている。また、ソケット本体31の基端には、ソケット本体31の外径の寸法より大径の環状フランジ31aが形成されている。
また、器具本体10は、蛍光灯2の両端部に長手方向に移動可能に嵌合すると共にソケット本体31に螺合して取付けられる略円筒状のカバーキャップ4,4と、蛍光灯2の両端部に長手方向に移動可能に嵌合して前記キャップ4と蛍光灯2の両端部の外周面との間に介装して設けられる略円筒状の弾性防水パッキン5,5とを備える。両ソケット本体31はキャップ4及びパッキン5により防水機能(防塵機能も含む)が付与される。
両ソケット本体31は、図3(c)に詳細に示すように、蛍光灯2の後述する一対のピン端子を係脱可能に係合させて電気的に接続させる一対の接続端子33,33を備える。両ソケット3の両ソケット本体31(本体31の前面)間の寸法は、装着する直管形蛍光灯に応じ、規定した寸法に設定される。例えば、40W型の蛍光灯の場合には、例えば1200mmに設定される。
両ソケット本体31は、図3(b)及び(c)に詳細に示すように、ソケット本体31の外周部近くに位置させて、外周部に沿わせて形成した円形の環状凹部34を備える。前記凹部34はパッキン5の後述する第2の円筒部を係入させるために設けたものである。この点については追ってさらに説明する。前記両接続端子33はシャーシ11内に配線した電気コード35と電気的に接続されている。
前記蛍光灯2は、一般に市販されている通常の直管形蛍光灯(この例では40W型)である。蛍光灯2は、所定の直径(外径)、この例では例えば25mm径のガラス管よりなる発光管20と、この発光管20の両端部に嵌合固定して設けた金属製の口金部21,21とを備える。両口金部21は発光管より径寸法(直径)が若干小径に形成されていると共に先端から前記接続端子33に電気的に接続される、それぞれ一対のピン端子22,22が突設されている。
前記蛍光灯の全長、即ち、一方の口金部21の先端から他方の口金部21の先端までの長さは、ワット数に応じて設定される。この例では40W型の蛍光灯が開示され、前記長さは例えば1198mm(この例では1198mm)に設定されている。
前記両カバーキャップ4はプラスチック等で形成され、前記蛍光灯2の両端部に、長手方向に移動可能に嵌合する嵌合筒部40と、この筒部40の一端部側に外方へ拡径するテーパ壁部41(図4も参照)を介して延設され、前記筒部40より大径に形成したネジ筒部42を備える。ネジ筒部42の内周面には、ソケット本体の前記ネジ溝32と螺合するネジ溝43が刻設されている。両キャップ4はネジ筒部42をソケット本体31に螺合してソケット3に取付けられる。
また、両キャップ4は、嵌合筒部40の他端周縁に沿わせて内側方向へ略直角に延設され、蛍光灯2の端部に、長手方向に移動可能に嵌合可能な環状フランジ部44を備える。これにより、前記パッキン5は、前記フランジ部44により嵌合筒部40の他端方向への動きを規制され、かつ、フランジ部44で押圧されてキャップ4と同調して前進移動させるように構成してある。なお、前記嵌合筒部40,テーパ壁部41,ネジ筒部42、及びフランジ部44は一体成形されている。
前記両パッキン5は、ゴム材その他の弾性変形可能な素材で形成されている。両パッキン5はキャップ4内に収容可能に形成され、蛍光灯2の両端部に長手方向に移動可能に嵌合する第1の円筒部50と、この円筒部50の一端部側に外方へ突出する環状鍔部51(図5も参照)を介して延設され、ソケット本体31の環状凹部34に係合(係入)される第2の円筒部52とを備える。前記第1の円筒部50,環状鍔部51、及び第2の円筒部52は一体成形されている。
前記第1の円筒部50の長さの寸法Xは、キャップ4の嵌合筒部40の一端Pから環状フランジ部44の内周壁面までの長さの寸法Xより所望の長さ(例えば約2〜約3mm程度)だけ長く設定されている。第1の円筒部50の肉厚はキャップ4の前記フランジ部44の長さ、即ち、嵌合筒部40の内周壁面から前記フランジ部44の先端までの長さ寸法と略同等(略同一)の寸法に設定されている。
前記パッキン5の環状鍔部51の第1の円筒部50側には、キャップ4のテーパ壁部41と対応するテーパが付与されていると共に第2の円筒部52側は平坦面で形成されている。これにより、前記鍔部51は、前記テーパを付与した部位がキャップ4のテーパ壁部41と適合して密接すると共に前記平坦面がソケット本体31の前面と密接して当接するように構成してある。
また、前記鍔部51の外径はキャップ4のネジ筒部42の内径と略同径に形成されている。
前記パッキン5の第1の円筒部50は、円筒部50の後端部側(図9(e)において右側端部側)の近くに位置させて、円筒部50の外周壁面にエンドレスに凹設して形成した環状凹溝53を備える。この凹溝53の作用等については追って説明する。
また、図示の器具本体10は、前記蛍光灯の端部に、長手方向に移動可能に嵌合し、前記両キャップ4の嵌合筒部40内に収納して設けられる金属製のリング6を備える。リング6は所望の肉厚に形成される。なお、リング6の構成については図7に詳細に開示されている。
次に、前記蛍光灯2の器具本体10への装着方法及び作用等について説明する。
まず、両キャップ4の嵌合筒部40内にリング6を収納すると共にパッキン5を第1の円筒部50側から嵌合筒部40内へ収納する。次いで、上記状態で両キャップ4をパッキン5と一緒に環状フランジ部44側から前記蛍光灯2の両端部にそれぞれ嵌合する。
そして、上記状態で蛍光灯2の両端の一対のピン端子22を器具本体10のソケット本体31の接続端子33へ係合して電気的に接続し、両キャップ4のネジ筒部42をソケット本体31に螺合して締付けることにより、蛍光灯2は器具本体10に装着される。
上記装着状態において、パッキン5の第2の円筒部52は環状凹部34に嵌入(係入)され、環状鍔部51の平坦面側がソケット本体31の前面と密接して当接すると共に、前記鍔部51のテーパを付与した部位はキャップ4のテーパ壁部41と適合して密接する。
一方、図9(c)に示すように、パッキン4の第1の円筒部50は、前記ネジ筒部を締付けることにより環状凹溝53を介して弾性的に変形して収縮(圧縮)すると共に円筒部50の前記溝53の部位は弾性的に変形して内側へ突出し、蛍光灯2の外周壁面に環状に密接して当接する。これにより、前記凹溝53の部位はOパッキン状の作用をなす。
したがって、蛍光灯2は、両端部に防水及び防塵機能を付与して両ソケット3に装着されて器具本体10に取付けられる。
ところで、近時においては、LED(発光ダイオード)を光源として使用した直管形LEDランプが開発され、一般に普及している(例えば、特許文献2等参照)。特許文献2等に記載の直管形LEDランプ(先行技術のLEDランプ)によれば、直管形蛍光灯に比べて電力消費量の削減化及び長寿命化を図ることができる。
しかし、先行技術のLEDランプを含め、従来の直管形LEDランプは、一般に所望長さの一対の半円管状のカバー体(管構成体)を接着等により固着して形成した円形管状体内に、所望数のLEDを配設した基板、整流器、及び電圧制御回路等を設けてランプ本体が構成されている。また、上記のように構成した従来のランプ本体は、ランプ本体の外径が直管形蛍光灯の管径に比べて大径にされている。そのため、上記構成の直管形LEDランプを図9に示す防水タイプの直管形蛍光灯用の照明器具の器具本体に前記蛍光灯に代えて装着することはできなかった。しかるに、前記防水タイプの照明器具に適用可能な直管形LEDランプは未だ提案されていない。
特開2005−56773号公報 特開2009−302028号公報
本発明は上記したような実情に鑑みてなされたもので、既存の直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具に、前記蛍光灯に代えて適合して装着して使用可能な直管形LEDランプを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明のうち1つの発明(第1の発明)は、対設した一対のソケットを有する照明器具本体と、直管形蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合すると共に前記両ソケットのソケット本体に螺合して取付けられる略円筒状のカバーキャップと、前記蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合して前記キャップと前記蛍光灯の外周面との間に介装され、かつ、前記キャップと同調して前進移動させる略円筒状の弾性防水パッキンとを備え、前記蛍光灯の両端の一対のピン端子を前記両ソケット本体の接続端子に電気的に接続した状態で前記両キャップを前記ソケット本体にそれぞれ螺合して前記蛍光灯を前記器具本体に装着するように構成した既存の照明器具に、前記蛍光灯に代えて前記器具本体に適合して装着可能な直管形LEDランプであって、
円形パイプ状に一体成形した円形管体と、前記円形管体内に固定して前記円形管体の一端部から他端部に掛けて設けた基板と、前記基板に長手方向に所望の間隔で配設した複数個のLEDとを有し、前記各LEDを光源として使用するランプ本体と、
前記ランプ本体の両端部から突出させて設け、前記両ソケット本体の前記接続端子に適合して電気的に接続される、それぞれ一対のピン端子とを備え、
前記ランプ本体の前記円形管体はプラスチック製管体で構成され、
前記円形管体の外径の寸法は前記直管形蛍光灯の外径の寸法と同一又は略同一寸法に形成されていることを特徴とする。
なお、本発明において、「防水」の用語は、「防塵」の意味も含む概念として用いられている。
本発明の他の1つの発明(第2の発明)は、第1の発明の直管形LEDランプにおいて、前記ランプ本体の前記円形管体はポリカーボネート製管体で構成されていることを特徴とする。
本発明のさらに他の1つの発明(第3の発明)は、第1又は第2の発明の直管形LEDランプにおいて、前記基板は前記ランプ本体の前記円形管体内を長手方向に略二分するように配置して設けられていることを特徴とする。
本発明のさらに他の1つの発明(第4の発明)は、第1ないし第3のいずれかの発明の直管形LEDランプにおいて、前記ランプ本体の前記円形管体は、前記LEDの光の投射側と反対側の部位における前記円形管体の外周面又は内周面の略全域に施された放熱性塗膜層を有していることを特徴とする。
本発明のさらに他の1つの発明(第5の発明)は、第1ないし第4のいずれかの発明の直管形LEDランプにおいて、前記ランプ本体は、前記基板に固定して前記円形管体内に設けた整流器及び電圧制御回路を備えていることを特徴とする。
本発明のさらに他の1つの発明(第6の発明)は、第1ないし第5のいずれかの発明の直管形LEDランプにおいて、前記LEDランプは防水性を具備していることを特徴とする。
本発明によれば次のような効果を奏する。
(1)既存の直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具の照明器具本体に、前記蛍光灯に代えて適合して装着して使用できる。
(2)前記照明器具の有する防水機能を維持して直管形LEDランプを装着することができる。
(3)前記照明器具の器具本体に簡単に装着して使用することができる。
(4)第4の発明によれば、前記諸効果に加え、前記円形管体内の前記LEDの光の投射側と反対側の部位に発生する熱を前記円形管体外へ効率良く放出(放射)することができる。
(5)第6の発明によれば、前記諸効果に加え、直管形LEDランプ自体も防水効果を奏する。
本発明の一実施形態の直管形LEDランプの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は前記ランプを照明器具本体に装着した状態を示す照明器具全体の説明正面図、同図(b)は前記ランプを示す説明平面図、同図(c)は前記照明器具の一部を拡大して示す説明正面図である。 前記直管形LEDランプの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は前記ランプの一部を示す説明側面図、同図(b)は同じく説明平面図、同図(c)は同図(a)のA−A線拡大説明断面図ある。 前記照明器具に採用されているソケットの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明側面図、同図(b)は説明縦断面図、同図(c)は説明正面図である。 前記照明器具に採用されたカバーキャップの構成を概略的に示す説明図であって、同図(a)は説明縦断面図、同図(b)は説明正面図である。 前記照明器具に採用された弾性防水パッキンの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明縦断面図、同図(b)は説明正面図、同図(c)は説明背面図である。 前記パッキンを前記キャップ内に嵌入して収容(収納)した状態の構成を概略的に示す説明縦断面図である。 前記キャップ内に設けられるリングの構成を概略的に示す説明斜視図である。 前記直管形LEDランプを前記照明器具の照明器具本体に装着する工程を概略的に示す説明図であって、同図(a)は前記パッキン及びキャップを前記ランプの一端部に嵌合した状態の構成を概略的に示す説明図、同図(b)は前記ランプを前記器具本体に装着した状態の構成を概略的に示す説明図である。 本発明の前記ランプを適用する既存の防水タイプの直管形蛍光灯用の照明器具の構成を概略的に示す図であって、同図(a)は前記蛍光灯を照明器具本体に装着した状態を示す照明器具全体の説明正面図、同図(b)は前記蛍光灯を示す説明正面図、同図(c)は前記蛍光灯を前記器具本体に装着する工程を概略的に示す説明図、同図(d)は前記照明器具に採用されたカバーキャップの構成を概略的に示す説明縦断面図、同図(e)は前記照明器具に採用された弾性防水パッキンの構成を概略的に示す説明縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例について説明する。なお、照明器具1の照明器具本体10については、カバーキャップ4及び弾性防水パッキン5を含めて図9に開示して説明した器具本体10と同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。但し、一部の構成及び作用等については補足して説明することもある。
図1ないし図8は本発明の一実施形態を示す。本実施形態の直管形LEDランプ100は、光源としてLED(発光ダイード)を使用し、40W型に構成されている。
図1ないし図8に示すように、本実施形態の直管形LEDランプ100は、ランプ本体7と、ランプ本体7の両端から突出させて設け、両ソケット本体31の接続端子33,33に適合して電気的に接続する一対のピン端子8,8とを備える。
ランプ本体7は、光源として複数個のLED(発光ダイオード)を使用して構成されている。本実施形態のランプ本体7は、後述する所定の直径及び長さの円形管体70と、円形管体70内に固定して円形管体70の一端部から他端部に掛けて設けた基板71とを備え、基板71にワット数に対応させる複数個のLED72…72が基板71の長手方向に所望の略一定の間隔で配設されている。本実施形態ではLED72としてチップ形のLEDを採用している。
本実施形態の基板71は、ランプ本体7の円形管体70内を長手方向に略二分するように配置して設けてある。これにより、円形管体70内には、図2(c)に示すように、基板71を仕切壁とする2つの室76a,76bが形成されている。
前記円形管体70は、ポリカーボネートその他のプラスチックで円形パイプ状に一体成形したプラスチック製管体で構成されている。本実施形態の円形管体70はポリカーボネート製管体で構成されている。ポリカーボネートは融点が高く(熱安定性に優れ)、機械的強度が大きい等の特性を有している。また、耐候性にも優れている。
ランプ本体7は、円形管体70の両端に強固に固定して設けた金属製や硬質プラスチック製等の口金部73,73を備える。本実施形態では金属製の口金部を採用し、管体70の両端に嵌合すると共に固着して設けてある。また、本実施形態では、両口金部73を防水性を付与させて管体70に固着して設けてある。これにより、LEDランプ100は防水性を具備するように構成されている。
前記両口金部73は、その外径が円形管体70の外径より微かに大径になっているが、カバーキャップ4が管体の長手方向に移動可能に嵌合し得る径に形成されている。
前記各ピン端子8は両口金部73から突出させて設けてある。
ランプ本体7内には、整流器74(AC/DC変換器)及びトランスその他の所望の電圧制御回路(図示せず)等が固定して設けてある。本実施形態では、図2(c)に示すように、基板71のLED72側と反対側の面に整流器74等を固定して設けた例が開示されている。整流器74はピン端子8に電気的に接続されていると共に電圧制御回路に電気的に接続されている。また、各LED72は電圧制御回路に電気的に接続されている。
前記基板71は、上述したように円形管体70内の一端部から他端部に掛けて固定して設けてある。本実施形態では、図2(c)に示すように、円形管体70の略中央部における内壁面に相対向させると共に管体70の一端部から他端部に掛けて設けた案内係合溝部75,75を備える。そして、基板71の両側縁部を両係合溝部75に係合させると共に、溝部75に沿ってスライドさせて管体70内に固定して設けるように構成されている。これにより、前記基板71は、円形管体70の略中央部に位置させて、円形管体70内の一端部から他端部に掛けて固定して設けられる。
なお、上記の場合において、基板71は、LED72,整流器74及び電圧制御回路等を固定して配設した状態で上述した手順により溝部75に係合すると共にスライドさせて管体70内に固定して設けられる。
前記円形管体70のLED72からの光の投射側(例えば、図1(c)、図2(a)、図2(c)において下半部側、即ち前記一方の室76a側)は、無色透明又は半透明、或いは白色系ないし乳白色系の色等で着色し、投光性を付与させるように構成されている。これにより、各LED72から投射される光は管体70の前記下半部側を透過し、照明光として照射される。
一方、前記円形管体70は、前記管体70のLEDからの光の投射側と反対側(例えば、図1(a)、図2(a)、図2(c)において上半部側、即ち前記他方の室76b側)の部位に、図2(c)に示すように、前記管体70の前記部位における外周面又は内周面の略全域に施した放熱性塗膜層9を有している。
前記塗膜層9は、例えば放熱性塗料等を前記管体70の前記部位へ塗装する等により形成できる。前記塗膜層9の層厚は特に限定されないが、例えば約20〜50μm程度の範囲を挙げることができる。但し、上記範囲内に限定するものではない。
上記により、円形管体70の前記部位には優れた放熱作用が付与される。したがって、管体70の前記室76b内に発生する熱を管体70外へ効率よく放出(放射)することができる。
なお、本実施形態では、図2(c)に示すように、前記塗膜層9を円形管体70の外周面に施した例を開示したが、前記塗膜層9は円形管体70の内周面に施す構成を採用してもよい。これによっても上記と同様の放熱効果を奏する。
而して、本発明の上記構成を具備したランプ本体7は、ランプ本体7の円形管体70の直径(外径)の寸法を、上述した直管形蛍光灯2(蛍光灯2の発光管20)の直径(外径)の寸法と同一又は略同一寸法に設定して形成されている。
上述した例では、40W型の直管形蛍光灯2が開示され、この蛍光灯2の発光管20は外径250mmのガラス管で構成されている。一方、本実施形態の直管形LEDランプ100も40W型のLEDランプで構成した例が開示されている。したがって、本実施形態の円形管体70の外径は蛍光灯2と対応して、250mmないし略250mmに形成されている。
また、前記LEDランプ100の全長、即ち、一方の口金部73の先端から他方の口金部73までの長さは、前記蛍光灯2の全長、即ち、一方の口金部21の先端から他方の口金部21の先端までの長さの寸法と同一又は略同一寸法に形成されている。
本実施形態の直管形LEDランプ100は上記構成を具備している。次に前記LEDランプ100の装着方法の一例及び作用効果等について説明する。
図8(a)に示すように、前記蛍光灯2の装着手順と同様に、まづ、両キャップ4の嵌合筒部40内へリング6を収納すると共にパッキン5を第1の円筒部50側からキャップ4内へ収納する。次いで、上記状態で両キャップ4をパッキン5と一緒に環状フランジ部44側からLEDランプのランプ本体7の両端部にそれぞれ嵌合する。
そして、上記状態で、図8(b)に示すように、LEDランプの両端の一対のピン端子8を器具本体10のソケット本体31の接続端子33へ係合して電気的に接続し、両キャップ4のネジ筒部42をソケット本体31に螺合して締付けることにより、LEDランプ100は器具本体10に装着される。
上記状態において、パッキン5の第2の円筒部52は、上記と同様に環状凹部34に嵌入(係入)され、環状鍔部51の平坦面側がソケット本体31の前面と密接して当接すると共に前記鍔部51のテーパを付与した部位はキャップ4のテーパ壁部41と適合して密接する。
一方、図8(b)に示すように、パッキン5の第1の円筒部50は、前記ネジ筒部の締付けにより押圧されて環状凹溝53を介して弾性的に変形して圧縮(収縮)すると共に円筒部50の前記凹溝53の部位は弾性的に変形して内側へ突出し、円形管体70の外周壁面に環状に密接して当接する。これにより、前記凹溝53の部位はOパッキン状の作用をなす。
したがって、LEDランプは、両端部に防水及び防塵機能を付与して両ソケット3に装着されて器具本体10に取付けられる。
また、両キャップ4のネジ筒部42を緩めて前記螺合を解除して両キャップをランプ本体7の円形管体70上を後退させ、ピン端子の接続端子との係合を解除することにより、LEDランプ100を器具本体10から取外すことができる。
上記した手順によって、LEDランプを既存の蛍光灯用の照明器具に装着して使用するものであるが、使用する際には、器具本体10のシャーシ11に配置されている安定器配線を切断して直結配線を行なう工事をすることが好ましい。
本実施形態の直管形LEDランプによれば、次のような作用効果を奏する。
(1)既存の直管形蛍光灯用の防水タイプの照明器具の照明器具本体に、前記蛍光灯に代えて適合して装着して使用できる。
(2)前記蛍光灯と同様の操作により器具本体に簡単に装着して使用可能になる。
(3)前記既存の照明器具の有する防水機能をそのまま活用して直管形LEDランプを装着することができる。
(4)直管形LEDランプ自体も防水効果を奏する。
(5)円形管体内のLEDの光の投射側と反対側の部位に発生する熱を前記管体外へ効率よく放出(放射)することができる。
(6)器具本体に装着した直管形LEDランプが器具本体から脱落して落下するのを防止できる。
なお、本実施形態の直管形LEDランプは、既存の非防水タイプの直管形蛍光灯用の照明器具の器具本体に直管形蛍光灯に代えて装着して使用可能なこと勿論である。
また、本実施形態では40W型に構成した例を開示したが、本発明は、例えば20W型、80W型、或いは110W型その他のワット数の直管形LEDランプにおいても適用できるものである。
なお、上記した実施形態は一例として開示したもので、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲内において任意に変更可能なものである。
1 照明器具
2 直管形蛍光灯
3 ソケット
4 カバーキャップ
5 弾性防水パッキン
7 ランプ本体
8 ピン端子
9 放射性塗膜層
10 照明器具本体
30 取付部
31 ソケット本体
33 接続端子
40 嵌合筒部
42 ネジ筒部
70 円形管体
71 基板
72 LED

Claims (6)

  1. 対設した一対のソケットを有する照明器具本体と、直管形蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合すると共に前記両ソケットのソケット本体に螺合して取付けられる略円筒状のカバーキャップと、前記蛍光灯の両端部に長手方向に移動可能に嵌合して前記キャップと前記蛍光灯の外周面との間に介装され、かつ、前記キャップと同調して前進移動させる略円筒状の弾性防水パッキンとを備え、前記蛍光灯の両端の一対のピン端子を前記両ソケット本体の接続端子に電気的に接続した状態で前記両キャップを前記ソケット本体にそれぞれ螺合して前記蛍光灯を前記器具本体に装着するように構成した既存の照明器具に、前記蛍光灯に代えて前記器具本体に適合して装着可能な直管形LEDランプであって、
    円形パイプ状に一体成形した円形管体と、前記円形管体内に固定して前記円形管体の一端部から他端部に掛けて設けた基板と、前記基板に長手方向に所望の間隔で配設した複数個のLEDとを有し、前記各LEDを光源として使用するランプ本体と、
    前記ランプ本体の両端部から突出させて設け、前記両ソケット本体の前記接続端子に適合して電気的に接続される、それぞれ一対のピン端子とを備え、
    前記ランプ本体の前記円形管体はプラスチック製管体で構成され、
    前記円形管体の外径の寸法は前記直管形蛍光灯の外径の寸法と同一又は略同一寸法に形成されている
    ことを特徴とする直管形LEDランプ。
  2. 前記ランプ本体の前記円形管体はポリカーボード製管体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の直管形LEDランプ。
  3. 前記基板は前記ランプ本体の前記円形管体内を長手方向に略二分するように配置して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の直管形LEDランプ。
  4. 前記ランプ本体の前記円形管体は、前記LEDの光の投射側と反対側の部位における前記円形管体の外周面又は内周面の略全域に施された放熱性塗膜層を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の直管形LEDランプ。
  5. 前記ランプ本体は、前記基板に固定して前記円形管体内に設けた整流器及び電圧制御回路を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の直管形LEDランプ。
  6. 前記直管形LEDランプは防水性を具備していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の直管形LEDランプ。
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