JP3177023U - 誤飲、誤食を防止する保冷蓄熱材入り封入型熱調整器具 - Google Patents

誤飲、誤食を防止する保冷蓄熱材入り封入型熱調整器具 Download PDF

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Abstract

【課題】お年寄りや、幼児、又は動物が誤飲、誤食することを防止する封入型熱調理器具を提供する。
【解決手段】保冷材、又は蓄熱材を内容材として袋状体や箱状の容器の内部に密閉封入した封入型熱調整器具で、内容材や、容器、容器間に人や動物が悪臭と感じる臭いや刺激臭を放つ臭気物質を封入する、または人や動物が不味いと感じる味付け剤を施す。
【選択図】図2

Description

本考案は、袋状体に保冷材や蓄熱材を封入した、封入型熱調整器具に関する。
近年、環境問題等から節電が浸透しつつあり、暑い夏を出来るだけ電気を使わず過ごすための工夫として保冷材により局部を冷却する器具(以後ポイント冷却器具と記載)として、氷を利用した氷のう、水枕等に対し、保冷材を使用した枕や首、額、目等や、身体全体を冷やすマットなどの器具が増えてきている。一方、寒い冬を同じ様に局部を暖める器具(以後ポイント暖房器具と記載)として湯たんぽ、行火、ストーブの様な器具が見直されている。蓄熱材を利用した技術として床暖房がある。ポイント暖房器具としては、酸化熱を利用した発熱材が有る。また、小豆、そばや、ゲル化剤、天然石等を封入し、電子レンジで暖め、肩や足を暖めるものがある。今後、蓄熱材や潜熱蓄熱材を利用したポイント暖房器具の利用が考えられる。
ここでは、これらの保冷材を利用したポイント冷却器具や、蓄熱材を利用したポイント暖房器具を封入型熱調整器具と呼ぶこととする。これら封入型熱調整器具場合の内容液の誤飲、誤食に対する対応がされていないのが現状である。
特許文献1には、「食品鮮度保持用に介添え、使用可能とする適宜単位容量で密封可能な成形容器内に、内容物として、使用対象食品の調味液または添え物等となり得るように予め成分調整してある食用液体または食用ゲル状物を装填してなるものとした構成からなる保冷材である。」との記載が有るが、誤飲、誤食を促す事となり兼ねない。
特許公開2004−65067
環境問題を考えると、ポイント冷却やポイント暖房器具の使用、その中でも、保冷材や、蓄熱材を使用した器具は無駄のない冷暖房器具として利用が増えるであろう。
その様な中で、お年寄りが冷蔵中の保冷材を食べる事故が発生している。
また、保冷材に含む防腐剤が原因でアレルギー症状を起こす事もる。
例えば、エチレングリコールは甘い味がするため、動物がかじって穴を開けた場合、中から出て来たものを喜んでペロペロ舐めてしまう事があり、エチレングリコール中毒になってしまった例が有ると言われています。
エチレングリコールは肝臓で代謝され、グリコアルデヒドやグリコール酸エステル、シュウ酸エステルなどが産生されます。
時間とともにどの代謝産物が作られるかによって症状が異なりますが、嘔吐、精神状態低下、神経症状、多飲多尿が見られ、貧脈や呼吸速迫が起こり、最終的に産生されたシュウ酸カルシウムによって腎不全になって死亡に至る事もあると言われています。このため、最近ではプロピレングリコールを使用したジェルの使用が増えています。
しかし、低用量では生物への毒性が低いと言われていますが、大量に摂取した場合の危険性は否めません。
また、今後増えるであろう体温調節などに使われる蓄熱材に、潜熱蓄熱材があげられ、塩化カルシウム、酢酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウムなどが主に使用されると共に、これらの混合物や、鉱物質等が加えられるケースも有ります。これらの物質についても誤飲、誤食が発生しないとは言えないと共に、大量に摂取時の危険性は否めません。
また、これらは、他の動物ばかりか、破れ漏れた内容物を幼児等が誤飲、誤食する可能性も無いとは言えません。
上記課題を解決するために、本考案の冷却材や蓄熱材入りの器具に封入する材料に人や動物の嫌がる臭いや、味を付けたものとしたもので、封入した袋が破損した場合に臭いがでる。内容物を口に入れた時に不味い味がする事により、吐き出す行為が働くと同時に、それ以上の誤飲や誤食を防止する事が出来ます。
エアコンがきらいなお年寄りの熱中症予防に保冷材を用いた冷却器具の利用や、幼児の熱をさますジェル材を使用した際に、飲み物や食べ物と間違えた誤飲や誤食を防止出来る。また、愛玩動物等の冷却器具として使用した場合に、噛む、引っ掻く等により容器が破れた際に、それ以上の誤飲、誤食を防止する事が出来る為、安心してお年寄りや、幼児、又は、愛玩動物に利用する事が出来ます。
内部に保冷蓄熱材を封入した実施例の平面図である。 内部に保冷蓄熱材を封入した実施例の断面図である。 内部に保冷蓄熱材を封入し、容器間に溶液を入れた断面図である。
本考案の実施の形態について、以下、図に基づいて説明する。
図1は、本考案の誤飲、誤食を防止する保冷蓄熱材入り封入型熱調整器具の実施例を示す。
封入型熱調整器具1は保冷剤や、蓄熱材である保冷蓄熱材3を袋状体の容器2で封入したものを示す。詳細には、袋状体の容器2はシート材の外周や袋の接合面を溶着面2aで溶着密封し、把手部2bを設けると共に、袋状体の容器とし、シート材(内側袋状体の中)に悪臭を放つ臭気物質や刺激臭を発する臭気物質、または、不味い味の味付け物質である臭気味付け物質6を保冷蓄熱材3に混ぜ合わせ封入したものである。
臭気物質としては、4大悪臭と呼ばれる悪臭の原因となる化学物質として、 アンモニア、トリメチルアミン、硫化水素、メチルメルカプタン等が上げられる。刺激臭としてはアンモニアが上げられる。また、日本で一般に使われる味覚表現としての、塩味、酢の味、辛い味、渋い味、アクの味等が上げられる。また、辛味には、カラシ、ワサビ、ショウガ、サンショウなどの辛味成分があげられる。これらを身体に害の無い量を適度に使用する事が望ましい。
図2(a)、(b)は図1の正面断面図を示したものであり、図2(b)は、容器2のシート材が破損し液漏れを起こした状態を示し、保冷蓄熱材3の内部に混合された臭気味付け物質6(例えばアンモニア)から容器2の破損部から漏れだしアンモニア臭が漂うことにより、液漏れを感じ、動物は臭いでその場を離れる等により、誤飲、誤食を防止するものである。また、例えば、臭気味付け物質6に辛子を挿入してある事により、例えば例1として、容器2から漏れた保冷蓄熱材3を幼児がなめた際に、辛子味で泣き出すと共に、なめるのを止める。例2として、動物が容器2を噛んだ際に辛子味にビックリして噛むのを止めるとともに鳴きだす。痴呆症の老人が容器をハサミで切ってなめようとした際に、臭いでビックリしてなめるのを止める。また、なめた際に辛子味でビックリし食べるのを止める等の誤飲、誤食を防止出来ると共に、口腔内に入れた保冷蓄熱材3を吐き出す事により排出される。
図3は、内部に保冷蓄熱材を封入し、容器間に溶液を入れた断面図を示す。
内部容器21に保冷蓄熱材3を封入し、外側容器22と内側容器21間に溶液5をいれたものを示す。溶液5は、臭気味付け物質6を混入したものを示し、また、(a)は4枚のシートの周囲を重ね合わせ、周囲を溶着して構成したものを示す。(b)内側容器21に保冷蓄熱材3を封入し、その後外側容器22を覆ったものである。ここで、溶液5を使用しているが、臭気味付け物質6を内部容器21や外部容器22に直接塗布したものでもよい。
また、一般成人のみが使用する等、幼児や、老人、他の動物に関連しない分野での使用時は、臭気は悪臭で無くミント系や、メントール等とし、外側容器の破れを香りなどで関知するものとしても良い。
1封入型熱調整器具、2:容器、2a:溶着面、2b:把手部、21:内側容器、22:外側容器、3:保冷蓄熱材、3a:漏れた保冷蓄熱材、4、4a:容器の破損箇所、5:溶液、6:臭気味付け物質、6a:漏れた臭気

Claims (5)

  1. 保冷材、又は蓄熱材、潜熱蓄熱材を内容物として袋状体や箱状の容器の内部に密閉封入した封入型熱調整器具で、
    内容物に悪臭や刺激臭を放つ臭気物質を封入した、
    または、人や動物が不味いと感じる味付け物質を施したこと
    を特徴とする封入型熱調整器具。
  2. 保冷材、又は蓄熱材、潜熱蓄熱材を内容物として袋状体や箱状の容器の内部に密閉封入した封入型熱調整器具で、内容物を、重複して容器で覆い、
    内容物を覆う容器と、内容物を覆う容器を覆う容器の間に、
    悪臭や刺激臭を放つ臭気物質を封入した、
    または、人や動物が不味いと感じる味付け物質を施したこと
    を特徴とする封入型熱調整器具。
  3. 保冷材、又は蓄熱材、潜熱蓄熱材を内容物として袋状体や箱状の容器の内部に密閉封入した封入型熱調整器具で、
    内容物を覆う容器に
    悪臭や刺激臭を放つ臭気物質を封入した、
    または、人や動物が不味いと感じる味付け物質を施したこと
    を特徴とする封入型熱調整器具。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の封入型熱調整器具で、
    臭気物質を、アンモニア、チオール、トリメチルアミンとしたこと
    を特徴とする封入型熱調整器具。
  5. 請求項1から3の何れか一項に記載の封入型熱調整器具で、
    味付け剤を辛味、苦味、塩味、渋味、酸味としたこと
    を特徴とする封入型熱調整器具。
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