JP3176680U - ベアリング固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベアリングをしっかり固定でき、ベアリング外縁とシリンダー内壁との間の対応精度を向上させられるベアリング固定構造を提供する。
【解決手段】ベアリング固定構造1は、ベース11、固定子ユニット13、ベアリング12からなり、ベース11片側にはシリンダー111を延伸し、収容設置空間1111、固定端1112、自由端1113を備え、ベアリング12は収容設置空間1111内に設置し、固定子ユニット13は軸孔131及び固定部132を備え、固定部132はシリンダー111の自由端1113に被せて接続し、これにより収容設置空間1111の内壁はベアリング12外縁と緊密に接触し、これにより安定かつ堅固にベアリング12を固定することができる。
【選択図】図1

Description

本考案はベアリング固定構造に関し、特にベアリングをしっかり固定でき、ベアリング外縁とシリンダー内壁との間の対応精度を向上させられるベアリング固定構造に関する。
電子製品中では作動時に、内部の電子パーツが多くの熱を発生する。
しかし、該電子パーツは、絶えず高温状態におかれていれば、作動効率が低下し、深刻な場合には損壊してしまう恐れがある。
よって、電子パーツの作動効率低下、或いは損壊を回避するため、一般には少なくとも1個の散熱ユニット(散熱フィンユニット、或いは散熱器など)及びファンを設置し、該電子パーツに対して、散熱を行い、電子パーツの使用寿命延長を図っている。
従来のファンでは、ベアリングを組み立てる時、組み立ての便のため、ベアリングとシリンダーは、緩めの対応方式を採用して結合させ、ベアリング内孔とブレード軸心も、相同の方式で対応させている。
しかし、この種の方式は、組み立てが迅速であるという特性を備えるが、欠点がないという訳ではない。
その欠点の最たるものは、ファンの運転時、ベアリングとシリンダーとの間の相対震動により異音が発生するということである。
ベアリングとシリンダーとの間の震動問題を解決するため、プラスチック射出成型と金属緊密対応の2種の固定方式がしばしば採用される。
該金属緊密対応の方式は、比較的高い対応精度を備えるため、ベアリングとシリンダーとを対応させた後は、適当な対応精度を獲得することができる。
しかし、該金属緊密対応方式には、加工コストが高いという欠点がある。
一方、プラスチック射出成型の方式は、コストは低いが、その対応精度は劣り、ベアリングとの対応時に、適当な対応を行うことができない。
すなわち、緊密に過ぎればベアリングの縮孔を招き、緩過ぎれば、有効な固定を行うことができない。
よって、従来の技術には、以下の欠点が存在する。
1. 対応精度が不良。
2. コストが高い。
3. 震動と騒音を発する。
本考案は、従来のベアリング固定構造の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
特開平7−222391号公報
本考案が解決しようとする課題は、ベアリングとシリンダーとの間の対応精度を高め、組み立てコストを引き下げることができるベアリング固定構造を提供することである。
上記課題を解決するため、本考案は下記のベアリング固定構造を提供する。
ベアリング固定構造は、ベース、ベアリング、固定子ユニットからなり、
該ベース片側には、シリンダーを延伸し、該シリンダーは、収容設置空間、固定端、自由端を備え、該固定端は、該ベースと連接し、
該ベアリングは、該シリンダーの収容設置空間内に設置し、
該固定子ユニットは、軸孔及び固定部を備え、該固定部は、該軸孔内壁から、該軸孔内壁と反対の方向へと延伸して形成し、該固定部は、該シリンダーの自由端に被せて接続し、これにより該収容設置空間の内壁と該ベアリングの外縁とは、緊密に対応し、
本考案のベアリング固定構造により、ベアリングとシリンダーとの組み立て対応精度を大幅に向上させ、製造コストを引き下げることができる。
前記固定端の直径は、該自由端の直径より大きいことを特徴とする。
前記固定端の直径は、該自由端の直径より小さいことを特徴とする。
前記固定部はさらに、複数の凸ブロック及び複数の凹槽を備え、該各凸ブロック及び該凹槽は、間隔を開けて排列したことを特徴とする。
前記固定部はさらに、複数の凸点を備え、該各凸点は、等距離、或いは非等距離の内の任意の形式を呈し間隔を開けて排列したことを特徴とする。
前記ベアリングは、含油ベアリング、或いはボールベアリングの内の何れかで、該ベアリング外部は、該収容設置空間の内壁に緊密に接触したことを特徴とする。
前記シリンダー自由端には、少なくとも1個の軸方向溝を形成したことを特徴とする。
本考案のベアリング固定構造は、ベアリングとシリンダーとの間の対応精度を高め、組み立てコストを引き下げることができる。
本考案ベアリング固定構造第一実施例の立体分解図である。 本考案ベアリング固定構造第一実施例の組合せ断面図である。 本考案ベアリング固定構造第二実施例の立体組合せ図である。 本考案ベアリング固定構造第二実施例の組合せ断面図である。 本考案ベアリング固定構造第三実施例の立体組合せ図である。 本考案ベアリング固定構造第四実施例の立体組合せ図である。
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1、2は、本考案ベアリング固定構造第一実施例の立体分解、及び組合せ断面図である。
図に示すように、ベアリング固定構造1は、ベース11、ベアリング12、固定子ユニット13からなる。
該ベース11片側には、シリンダー111を延伸し、該シリンダー111は、収容設置空間1111、固定端1112、自由端1113を備え、該固定端1112は、該ベース11と連接する。
該ベアリング12は、該シリンダー111の収容設置空間1111内に設置する。
該固定子ユニット13は、軸孔131及び固定部132を備える。
該固定部132は、該軸孔131内壁から、該軸孔131内壁と反対の方向へと延伸して形成する。
該固定部132は、該シリンダー111の自由端1113に被せて接続し、これにより該収容設置空間1111の内壁と該ベアリング12の外縁とは、緊密に対応する。
該固定端1112の直径は、該自由端1113の直径より大きいため、該シリンダー111は、錐度を備える。
該ベアリング12を、該収容設置空間1111内に入れ、該固定子ユニット13を、該シリンダー111外部に嵌めて接続すると、該固定子ユニット13の固定部132は、該シリンダー111の自由端1113を緊密に収束する。
該ベアリング12を、該シリンダー111の収容設置空間1111中に入れた時、該シリンダー111の自由端1113部分は、該ベアリング12に対して、一部の挟持力を加えるが、該固定子ユニット13の固定部132を通して、該自由端1113に対してさらに緊密収束の力を加える。
これにより、該シリンダー111及び該ベアリング12との間の対応精度は、より向上し、震動の発生を防止することができる。
図3、4は、本考案ベアリング固定構造第二実施例の立体分解及び組合せ断面図である。
図に示すように、本実施例の一部構造は、前記の第一実施例と相同であるため、再度の詳述は行わないが、本実施例と前記第一実施例との相違は、該固定端1112の直径が、該自由端1113の直径より小さく、該固定子ユニット13の固定部132により、該自由端1113を緊密に収束して固定することである。
これにより、該シリンダー111の収容設置空間1111は、該ベアリング12を緊密に挟持し、こうして該シリンダー111と該ベアリング12との対応精度を高め、組み立てコストを引き下げることができる。
また、該シリンダー111の自由端1113には、少なくとも1個の軸方向溝(或いは、弾性伸張性質を備える爪状物、図示なし)を成型することができ、これによりベアリング12を嵌めて設置し、固定子ユニット13固定部132を緊密に収束して固定する際の便を図る。
図5は、本考案ベアリング固定構造第三実施例の立体組合せ図である。
図に示すように、本実施例の一部構造は、前記の第一実施例と相同であるため、再度の詳述は行わないが、本実施例と前記第一実施例との相違は、該固定部132がさらに、複数の凸ブロック(台)1321、複数の凹槽1322を備える点である。
該各凸ブロック1321及び該凹槽1322は、間隔を開けて排列し、一端は、該固定子ユニット13の軸孔131内壁と連接し、他端は反対に、該軸孔131の方向へと延伸して形成する。
図6は、本考案ベアリング固定構造第四実施例の立体組合せ図である。
図に示すように、本実施例の一部構造は、前記の第一実施例と相同であるため、再度の詳述は行わないが、本実施例と前記第一実施例との相違は、該固定部132がさらに、複数の凸点1323を備える点である。
該各凸点1323は、等距離、或いは非等距離の内の任意の形式を呈し、間隔を開けて排列し、本実施例は、等距離排列を例として説明するが、これに限定するものではない。
上記した第一〜四実施例中の該ベアリング12は、含油ベアリング、或いはボールベアリングの内の何れかで、該ベアリング12外部は、該収容設置空間1111の内壁に緊密に接触する。
本考案のベアリング固定構造により、ベアリング12とシリンダー111との間の対応精度を高めることができ、ベアリング12のシリンダー111中での震動を回避でき、シリンダー111への二次加工が不要となり、製造コストを引き下げることができる。
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
1 ベアリング固定構造
11 ベース
111 シリンダー
1111 収容設置空間
1112 固定端
1113 自由端
12 ベアリング
13 固定子ユニット
131 軸孔
132 固定部
1321 凸ブロック
1322 凹槽
1323 凸点

Claims (7)

  1. ベアリング固定構造は、ベース、ベアリング、固定子ユニットからなり、
    該ベース片側には、シリンダーを延伸し、該シリンダーは、収容設置空間、固定端、自由端を備え、該固定端は、該ベースと連接し、
    該ベアリングは、該シリンダーの収容設置空間内に設置し、
    該固定子ユニットは、軸孔及び固定部を備え、該固定部は、該軸孔内壁から、該軸孔内壁と反対の方向へと延伸して形成し、該固定部は、該シリンダーの自由端に被せて接続し、これにより該収容設置空間の内壁と該ベアリングの外縁とは、緊密に対応したことを特徴とするベアリング固定構造。
  2. 前記固定端の直径は、該自由端の直径より大きいことを特徴とする請求項1に記載のベアリング固定構造。
  3. 前記固定端の直径は、該自由端の直径より小さいことを特徴とする請求項1に記載のベアリング固定構造。
  4. 前記固定部はさらに、複数の凸ブロック及び複数の凹槽を備え、
    該各凸ブロック及び該凹槽は、間隔を開けて排列したことを特徴とする請求項1に記載のベアリング固定構造。
  5. 前記固定部はさらに、複数の凸点を備え、
    該各凸点は、等距離、或いは非等距離の内の任意の形式を呈し間隔を開けて排列したことを特徴とする請求項1に記載のベアリング固定構造。
  6. 前記ベアリングは、含油ベアリング、或いはボールベアリングの内の何れかで、
    該ベアリング外部は、該収容設置空間の内壁に緊密に接触したことを特徴とする請求項1に記載のベアリング固定構造。
  7. 前記シリンダー自由端には、少なくとも1個の軸方向溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載のベアリング固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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