JP3176270U - 棺安置台 - Google Patents

棺安置台 Download PDF

Info

Publication number
JP3176270U
JP3176270U JP2012001866U JP2012001866U JP3176270U JP 3176270 U JP3176270 U JP 3176270U JP 2012001866 U JP2012001866 U JP 2012001866U JP 2012001866 U JP2012001866 U JP 2012001866U JP 3176270 U JP3176270 U JP 3176270U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
waist wall
wall portion
main body
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012001866U
Other languages
English (en)
Inventor
良成 浜永
Original Assignee
三和物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三和物産株式会社 filed Critical 三和物産株式会社
Priority to JP2012001866U priority Critical patent/JP3176270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3176270U publication Critical patent/JP3176270U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】喪主に負担をかけることなく、故人を、生前住み慣れた家の中に、自然な雰囲気で安置でき、安置箇所の設営や出棺等についても手間暇をかけることなく簡単にできる棺の安置台を提供する。
【解決手段】棺1を載置するための台座2と、この台座2と協働してソファーを形作る本体部3とで形成する。この本体部3を、台座2の長手方向に沿った後面を外装する横長状の腰壁部3aと、この腰壁部3aの上方に延ばされている背凭れ3bと、また腰壁部3aの左右の両側から前方に突き出されて台座2の短幅方向に沿った両側面を外装する側壁部3cとで形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、棺安置台に関し、更に詳しくは、自宅葬等の葬儀形態に好適なよう形成した棺安置台に関するものである。
従来、この種の発明としては、例えば特許文献1に示されるように、棺を祭壇内に安置したままの状態で生前住み慣れた家から故人を旅立たせることができるよう形成した移動式斎場がある。
ところで、自宅葬や家族葬と呼ばれる葬儀の場合は、通常、遺族を含めても僅かな人数で催されるものであり、遺族にとっては故人が部屋でくつろいでいるように遺体を安置したい、という希望が多い。
従って、この種の葬儀に使用する棺安置台は、故人を生前住み慣れた家の中に、例えば寝ているような又はリビングのソファでうたた寝しているような状態で安置して遺体の清拭や化粧、着付け、エンバーミングなどのための箇所を確保できるよう形成されているのが望ましい。
しかるに、特許文献1に記載の移動式斎場は、走行車に搭載したり、牽引車で牽引する匣体と、この匣体に収納する祭壇とで構成されているものであった。
従って、この従来品は、故人を生前住み慣れた家から旅立たせることができるものではあっても、装置が大掛かりであり、且つ家の中に故人をくつろいだ状態で安置できるものではなかった。
特開平11−235270号公報
本考案は、このような従来の実情に鑑み、提案されたものである。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、喪主に負担をかけることなく、故人を、生前住み慣れた家の中に、自然な雰囲気で安置でき、安置箇所の設営や出棺等についても手間暇をかけることなく簡単、迅速に、且つ低コストでできるよう形成した棺安置台を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、棺1を載置するための台座2と、この台座2と協働してソファーを形作る本体部3とで形成され、この本体部3が、台座2の長手方向に沿った後面を外装する横長状の腰壁部3aと、この腰壁部3aの上方に延ばされている背凭れ3bと、また腰壁部3aの左右の両側から前方に突き出されて台座2の短幅方向に沿った両側面を外装する側壁部3cとで形成されていることを特徴とする(請求項1)。
この場合、本考案は、台座2や、腰壁部3a及び側壁部3cの外面等に、同じ布や化粧材等が設けられ、デザイン上の統一感や一体感を得られるよう形成されているのが好ましい。
また本考案は、図7等に示されるように、背凭れ3bが腰壁部3aに着脱自在に設けられているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、背凭れ3bを取り外すことにより、ベッドで寝ている(休んでいる)ように遺体4を安置でき、この種の安置形態を望む遺族の意向に添うことができるからである。
またこの場合、本考案は、腰壁部3aの一方の側壁部3cを他方の側壁部3cより高くするための継足し材10を備えて形成されているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、遺体4の頭を、高い方の側壁部3cの側に配置して棺1を配置でき、故人がいかにもベッドに横たわっているように安置できるからである。
また本考案は、台座2と本体部3が、キャスター7を備えて移動自在に形成されているのが好ましい(請求項4)。
なぜならこれによると、台座2や本体部3の移動が楽になり、本考案品の組立て、設置、分解後の移動を容易化、迅速化できるからである。
本考案は、このように棺を載置するための台座と、この台座と協働してソファーを形作る本体部とで形成され、この本体部が、台座の長手方向に沿った後面を外装する横長状の腰壁部と、この腰壁部の上方に延ばされている背凭れと、また腰壁部の左右の両側から前方に突き出されて台座の短幅方向に沿った両側面を外装する側壁部とで形成されている。
従って本考案によると、故人を住み慣れた家の中に、ソファーで寝ている(休んでいる)ように自然な状態で安置できる。
また本考案は、構造が簡単であるから、組立てや分解を容易にでき、設営の手間暇やコストを軽減化、低廉化できる。
それ故、本考案によると、最後のときを家族だけで過ごしたい、と希望する遺族の気持ちに添った葬儀形態を、手間暇をかけることなく、安価に提供できる。
本考案の棺安置台の好適な一実施形態を示す斜視図である。 同上棺安置台の使用状態の斜視図である。 同上棺安置台の使用状態の平面図である。 同上棺安置台の使用状態の背面図である。 同上棺安置台の使用状態の側面図である。 棺を載せた台座の側面図である。 同上棺安置台の他の実施形態を示す斜視図である。 図7の実施形態の斜視図である。 図7の実施形態の平面図である。 図7の実施形態の正面図である。 図7の実施形態の側面図である。 棺と台座の他の実施形態を示す分解斜視図である。
以下、本考案を実施するための好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案は、図1等に示されるように、棺1を載置するための台座2と、この台座2と協働してソファーを形作る本体部3とで形成されている。
棺1は、直方体状に形成され、遺体4が見え易くなるよう、この実施形態では周りの側板1aが低く形成されている。また棺1の長手方向に沿った外側面は、この実施形態では布地5で化粧仕上げされている。なお、6は遺体4や棺1を覆う掛け布である。
台座2は、この実施形態では長さが1900mm、幅が600mm、高さが400mmに選定されている。そして、長手方向に沿った前側の外側面は、棺1とデザインが調和するよう、棺1と同じ布地5で化粧仕上げされている。また台座2は、移動が容易になるよう、底面の四隅にキャスター7が設けられている。
本体部3は、台座2の長手方向に沿った後面を外装する横長状の腰壁部3aと、この腰壁部3aの上方に延ばされている背凭れ3bと、また腰壁部3aの左右の両側から前方に突き出されて台座2の短幅方向に沿った両側面を外装する側壁部3cとで形成されている。
腰壁部3aは、この実施形態ではパネル状に形成されている。背凭れ3bは、腰壁部3aの裏側の全体を覆う部分3b1と、腰壁部3aより高い部分3b2とが一体化され、腰壁部3aより高い部分3b2は腰壁部3aの長手方向の全長にわたって上方に延ばされている。腰壁部3aの内寸は、組み込みスペースSに台座2をセットできるよう、台座2の長さより幾分長く選定されている。この実施形態の場合、背凭れ3bの奥行きD(図3参照)は200mm、背凭れ3bの左右方向の長さLは、約2300mmに選定されている。
また側壁部3cは、この実施形態では厚みT(図3参照)が200mm、前後方向(奥行き方向)の長さGが600mmに選定されている。側壁部3cの上面は、この実施形態では化粧板8で覆われ、この化粧板8は面状ファスナー(図示せず)等で取り付け取り外しができるよう形成されている。なお、背凭れ3b、両側壁部3cの外部露出面は、棺1や台座2と同じ布地5で化粧仕上げされている。
またこの実施形態では、両側壁部3cの前後位置に、キャスター7が設けられている。これにより、本考案品は、台座2と共に、本体部3も移動自在に形成されている。
またこの実施形態の本考案は、背凭れ3bが、図7に示されるように、腰壁部3a又は両側壁部3cに対し着脱ができるよう形成されている。具体的には、背凭れ3bの下部両側の内面に例えば雄型の面状ファスナー9が取り付けられ、この面状ファスナー9に対応する両側壁部3cの後面に雌型の面状ファスナー(図示せず)が取り付けられ、両者を噛み合わすことでワンタッチで取り付け、取り外しができるよう形成されている。なお、背凭れ3bの着脱構造は、これに限定されるものではない。
またこの実施形態の本考案品は、一方の側壁部3cを他方の側壁部3cより高くするための継足し材10を備えて形成されている。この継足し材10は、一方の側壁部3cの化粧板8を取り外し、一方の側壁部3cの上面に設けてある面状ファスナー(図示せず)に、継足し材10の下面の面状ファスナー(図示せず)を噛み合わすことで固定可能に形成されている。この継足し材10の着脱構造も、背凭れ3bの場合と同様、これに限定されるものではない。なお、この実施形態の場合、継足し材10の上面は化粧板8で覆われ、他方の側壁部3cの化粧板8は外されている。
次に、この実施形態の本考案品の使用例を説明する。
本考案は、先ず、例えば葬儀社の社員が、故人の自宅で棺1を台座2に載せ、この台座2を、図1に矢示されるように、本体部3の組み込みスペースSに組み込む。
これにより本考案は、図2に示されるように、遺体4を、ソファに横たわっているように安置できる。
而して、出棺等の際に、棺1を移動する場合は、本体部3の組み込みスペースSから台座2を引き出し、台座2を本体部3から分離する。そして棺1を台座2と一緒に移動する。従って本考案の場合は、台座2を、棺1を運ぶ台車としても利用することができる。
次に、遺体4をベッドに寝かせているように安置する場合の例を、図7等に従って説明する。
作業者は、先ず腰壁部3aから背凭れ3bを取り外し、一方の側壁部3cの上面の化粧板8を取り外した後、継足し材10を、例えば面状ファスナーを利用して一方の側壁部3cの上に取り付ける。これにより、継足し材10の高さ分だけ、一方の側壁部3cが他方の側壁部3cより高くなる。
次に、この状態で、作業者は、台座2を、組み込みスペースSに組み込む。これにより、図8、図9に示されるように、遺体4をベッドに寝ているように安置できる。
以上の処において、本考案品は、遺体4をソファやベッドで寝ている(休んでいる)ように安置できるのであれば、棺1、台座2、本体部3の形状、デザイン、材質等は任意である。
また上記の通り、本考案は、背凭れ3bや継足し材10の着脱構造は、自由である。即ち、本考案は、例えば凸部と凹部との組み合わせで嵌め合わせ構造にしたり、或いは専用の連結金具を利用するのでも良い。また本考案は、現場で組立てが容易になるよう、本体部3を構成する腰壁部3a、側壁部3c、及び背凭れ3bを、夫々独立状に形成し、互いに連結可能に形成するのでも良い。
また本考案は、図12に示されるように、台座2を上面開口状のケースに形成し、棺1の下部を台座2に納めて載せるように形成しているのでも良い。この場合は、棺1を運ぶとき、振動や衝撃があっても、棺1が台座2から過って落下することを防止でき、安定した状態で棺1を運ぶことができる。なお、11は、棺1の側板1aに凹段差状に形成されている把手である。
1 棺
2 台座
3 本体部
3a 腰壁部
3b 背凭れ
3c 側壁部

Claims (4)

  1. 棺を載置するための台座と、この台座と協働してソファーを形作る本体部とで形成され、この本体部が、台座の長手方向に沿った後面を外装する横長状の腰壁部と、この腰壁部の上方に延ばされている背凭れと、また腰壁部の左右の両側から前方に突き出されて台座の短幅方向に沿った両側面を外装する側壁部とで形成されていることを特徴とする棺安置台。
  2. 請求項1記載の棺安置台であって、背凭れが腰壁部に着脱自在に設けられていることを特徴とする棺安置台。
  3. 請求項2記載の棺安置台であって、腰壁部の一方の側壁部を他方の側壁部より高くするための継足し材を備えて形成されていることを特徴とする棺安置台。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の棺安置台であって、台座と本体部が、キャスターを備えて移動自在に形成されていることを特徴とする棺安置台。
JP2012001866U 2012-03-31 2012-03-31 棺安置台 Expired - Fee Related JP3176270U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001866U JP3176270U (ja) 2012-03-31 2012-03-31 棺安置台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001866U JP3176270U (ja) 2012-03-31 2012-03-31 棺安置台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3176270U true JP3176270U (ja) 2012-06-14

Family

ID=48003225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012001866U Expired - Fee Related JP3176270U (ja) 2012-03-31 2012-03-31 棺安置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3176270U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6263529B1 (en) Cubicle bed having transparent, minimally restrictive barriers
CA2715152C (en) Memorialization casket
JP3176270U (ja) 棺安置台
US4139929A (en) Structure for an integrated display and burial containment system
JPS62131232U (ja)
KR200436116Y1 (ko) 다용도 매트
USD572051S1 (en) Loft bed headboard/footboard
US10413088B2 (en) Bedside cot
JP3179865U (ja) 経机カバーセット
JPH0235243Y2 (ja)
KR102563842B1 (ko) 반려동물 장례차량
JP5304659B2 (ja) ベッド
JPS5938924Y2 (ja) ソフア−兼用ベツド
JP3202258U (ja) 葬儀用ホール
JP3042759U (ja) ベッド
JP3110440U (ja) 布団
KR20200000510U (ko) 소파형 돌침대의 보료 프레임 및 그 제조방법
JP3211910U (ja) 金具および棺
JP3008226U (ja) 車椅子収納式ベット
TWI661819B (zh) 可協助身體移動的床具輔助裝置
JPH0542785Y2 (ja)
JP3208402U (ja) ベビー用固綿敷マット
NO20150291A1 (en) Endboard system for a bed
JP3154388U (ja) 介護用ベッド
KR20160086139A (ko) 탈착식 베개가 구비된 돗자리 세트

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3176270

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150523

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees