JP3176239U - 水道蛇口用節水ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】一般家庭や学校等での手洗い用及び食器洗い用蛇口として、流水量を制限できる蛇口自体を交換せずに節水効果を実現する節水ユニットを提供する。
【解決手段】蛇口の先端にはオネジ部2が設けられ延長流路部材3にはスリ
ップリング4とOリング5を介してメネジ部材6が設けられ、通常はメネジ部材6をオネジ部材2にねじ込むごとく形成されている。蛇口の水の出口に接する延長流路部材3の流入口に、段部7と複数の斜め穴8を有する円形部材9を挿入した状態で組み立てると、蛇口の水の出口と延長流路部材3の流入口に挟まれて円形部材9はその位置を固定される。複数の斜め穴8は円形部材9の中心線に対して半径方向に傾斜したものである。この状態で蛇口の栓を開けると円形部材9の斜め穴8を通って水が流れるがこの斜め穴8によって生じる流路抵抗によって流水量は制限される。
【選択図】図2

Description

本考案は、節水の為に水道蛇口に取付けて水の流量を制限する為のユニットであり、水の流れの抵抗を軽減して流速を速め、手洗いなどの用途で不足感を軽減するものである。
現在水道の蛇口からの水量は特別な場合を除いて必要以上のものである。 通常は人為的に栓の開け方で水量を制限して使用しているが、多くの場合水を無駄に使っていることが多い。
近年、地球温暖化の問題が顕在化し、エネルギーを含め自然の資源を大切に使用するべきとの動きが強まっている。 特に一般家庭や学校等での手洗い及び食器洗い用蛇口は節水意識を高める上からも流水量を制限できるものが望まれている。
このような場合、水道の蛇口全体を交換するのでは費用が掛かりすぎるので節約と云う観点から好ましいものではない。
これまでの改善策として、蛇口自体の栓に流量を制限する部材を組込む方式のものはあるが、上記の理由から費用が嵩むと云う不都合が有る(特許文献1)。
特開2002−212988公報
本考案が解決しようとする課題は、高価な蛇口全体の交換を行わずに流水量を制限できる節水機能を持つ器具を提供することである。
本考案が課題を解決する為の第1の手段は蛇口の先端部に設けられた旋回可能な延長流路部材と、該延長流路部材の流入口に段付き円形部材の小径部を該延長流路部材の流入口に係合するごとく設け、該段付き円形部材に複数の小穴を中心線に対して傾斜して設けた節水ユニットを提供することである。
本考案が課題を解決する為の第2の手段は蛇口の先端の膨らみ部分に加撓性の材料で形成した断面が逆U字形のリング部材を通し、内面に段差を有する円形部材を該リング部材に被せるように配置し、該円形部材に複数の小穴を中心線に対して傾斜して設けた節水ユニットを提供することである。
本考案の節水ユニットは水道の旋回可能な延長流路部材又は、蛇口部分取付けることによって栓を全開にした時の流水量を制限することで容易に節水を行えるごとくしたものであり、蛇口自体の交換を必要としないので節水の為の費用を低減することが出来る。また、従来蛇口の栓の部分に横向きの穴を設けて節水機能を得るものがあるが、この部分で流水速度が大幅に減少して手や食器の洗浄効果が低減するものがあったが、本案の構造では穴の方向が円形部材の中心線に対して斜めに設けられているので水流の流速の減少が少なく上記の洗浄効果の低減を少なくすることが出来る。
本考案の1実施例の構造を示す側断面図である。(実施例1) 本考案の1実施例の構造を示す部分側断面図である。(実施例1) 本考案の1実施例の構造を示す部分側面図である。(実施例2) 本考案の1実施例の構造を示す部分下面図である。(実施例2) 本考案の他の実施例の構造を示す側断面図である。(実施例3) 本考案の他の実施例の構造を示す部分側断面図である。(実施例3) 本考案の他の実施例の構造を示す部分側面図である。(実施例4) 本考案の他の実施例の構造を示す部分下面図である。(実施例4)
流路に節水用の小径の斜め穴を複数個設けた円形部材を設けてなる節水ユニットの効果を損なわない範囲で構造を簡略化して本考案を実現するものである。
図1、は本考案の1実施例の構造を示す側断面図であり、図2は図1におけるA部の詳細を示す部分側断面図である。以下図において本考案の構造を説明する。
図1、図2において、蛇口1の先端にはオネジ部2が設けられ延長流路部材3にはスリップリング4とOリング5を介してメネジ部材6が設けられ、通常はメネジ部材6をオネジ部材2にねじ込むごとく形成されている。 蛇口1の水の出口に接する延長流路部材3の流入口に、段部7と複数の斜め穴8を有する円形部材9を挿入した状態で組み立てると、蛇口1の水の出口と延長流路部材3の流入口に挟まれて円形部材9はその位置を固定される。 複数の斜め穴8は円形部材9の中心線に対して半径方向に傾斜したものである。
(実施例1の作用)
上記構造の実施形態における作用を説明する。
この状態で蛇口1の栓を開けると円形部材9の斜め穴8を通って水が流れるがこの斜め穴8によって生じる流路抵抗によって流水量は制限される。 実質的には斜め穴8の径によって流量を1/2程度に制限するのが望ましいが、要望に応じて任意に設定することが出来る。 斜め穴8の数は水流の癖(乱れ)を防止する為に2個以上であれば任意である。 この場合蛇口の栓の部分にその構造の為に横向きの穴を設ける方式のものが、このようにすると流量低減時の流水の流れの速度が大きく減少して、手洗い、食器洗いなどで洗浄能力が低下するという欠点が生じる。 本案の円形部材9に設けた斜め穴8は流速の減少が少なく上記の欠点を軽減できると云う効果が有る。 また、新規に取付ける部材としては円形部材9のみであり、価格的に極めて安価で大きな節水効果を得ることが出来る。
円形部材9の材質は錆などが発生しないステンレス鋼か旋回運動による磨耗の恐れのないアセタール系のプラスチックが望ましい。
図3は本考案の第2の実施例の構造を示す部分側断面図であり、図4はその部分下面図である。以下図において本考案の構造を説明する。
図3、図4における実施例において、複数の斜め穴8は円形部材9の円周方向に傾斜したものである。実施例1に示す構造の場合、延長流路部材3の長さが短い場合等において流出する水が乱れて散乱する場合がある。これに対して第2の実施例の構造では流れが適度の旋回流となり飛散を防止できる効果を有する。
図5は本考案の第3の実施例の構造を示す側断面図であり、図6は図5におけるB部の詳細を示す部分側断面図である。以下図において本考案の構造を説明する。
図5、図6における実施例において、一般に蛇口11の先端は肉厚が増した状態で径が大きくなっている大径部分12を形成している。 この大径部分12に断面が逆U字形の可撓性リング13を大径部分12に該可撓性を利用して嵌めこみ、その可撓性リング13の外径部に円形部材14の内径部に設けた内側段部15を組み合わせる。内径部の入口はテーパー部16を形成している。 また円形部材14の下部には中心線に対して傾斜した複数の斜め穴17を有する。 この場合の斜め穴17は実施例1の場合の斜め穴8と異なり円形部材14の外周部から中心方向に向かって設けられている。 これは流出した水が1本にまとまり強い流れとなることを狙うものである。 また、斜め穴17の径を小さくして数を増すことによってシャワー効果を得ることも出来る。 大径部分12を持たない蛇口等においては、脱落防備の為にテーパー部16付近に側面からのネジ加工を追加してセットスクリューによる固定を行っても本案の主旨を損なうものではない。
(実施例3の作用)
実施例3の作用は、蛇口11の大径部分12に逆U字形の断面を有する可撓性リング13を嵌め込んだ状態で円形部材14の内径部に設けた内側段部15を組み合わせると、可撓性リング13はその可撓性によって内側段部15に係合して固定される。 この状態で蛇口11の栓を開くと水流は複数の斜め穴17から流出する。このとき加わる水圧によって可撓性リング13は内側から膨らみ、内側段部15に強く圧接されるのでこの部分から水が漏れることはない。 栓を閉じて水圧が加わらない状態であれば円形部材14を強く下方に引くことで可撓性リング13の可撓性によって取り外すことが出来る。食用の油などを少量滴加使用することで更に容易に取り外すことが出来る。 可撓性リング13のコーナー部分の形状はこのような機能に適用すべく傾斜を持ったものに形成されている。 この場合、節水に必要な部材は可撓性リング13と円形部材14であるが取付けは容易なので、そのためにかかる費用は僅かなものである。
図7は本考案の第4の実施例の構造を示す部分側面図であり、図4はその部分下面図である。以下図において本考案の構造を説明する。
図7、図8における実施例において、複数の斜め穴17は円形部材14の円周方向に傾斜したものである。実施例3に示す構造の場合、使用状態によっては過度に集中した流れが乱れ流出する水が散乱する場合がある。これに対して第4の実施例の構造では流れが適度の旋回流となり飛散を防止できる効果を有する。
通常は第1及び第3の実施例に示す構造でも問題はないが、不具合が生じた場合は第2及び第4の構造の実施例が有効である。なお、第2及び第4実施例において斜め穴8及び17の傾斜方向は半径方向と円周方向の両方に傾いている場合も本考案の主旨を外れるものではない。
上記の説明で明らかなごとく、本考案は、円形部材と必要に応じて可撓性リングを使用するのみで蛇口の流水量を制限でき、その場合の流速の減少が少なく手洗い、食器洗いにおける洗浄効果を減衰させることが少ないので、安価に節水効果を実現することができる。また、用途によって生じる不具合にも対処できる為その実用的効果は極めて著しい
1 蛇口
2 オネジ部
3 延長流路部材
4 スリップリング
5 Oリング
6 メネジ部材
7 段部
8 斜め穴
9 円形部材
11 蛇口
12 大径部分
13 可撓性リング
14 円形部材
15 内側段部
16 テーパー部
17 斜め穴

Claims (2)

  1. 蛇口の先端部に設けられた旋回可能な延長流路部材と、該延長流路部材の流入口に段付き円形部材の小径部を該延長流路部材の流入口に係合するごとく設け、該段付き円形部材に複数の小穴を中心線に対して傾斜して設けたことを特徴とする節水ユニット。
  2. 蛇口の先端の膨らみ部分に加撓性の材料で形成した断面が逆U字形のリング部材を通し、内面に段差を有する円形部材を該リング部材に被せるように配置し、該円形部材に複数の小穴を中心線に対して傾斜して設けたことを特徴とする節水ユニット。
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