JP3176197U - バランスウエイト並列体 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の車輪用のバランスウエイトが貼着されている剥離シートを、バランスウエイト単位で分断可能にするバランスウェイト並列体を提供する。
【解決手段】複数個の矩形のバランスウエイト1が互いに隣接するように、接着剤層2を介して剥離シート3上に並列されてなり、 この剥離シート3は、バランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向に、そのバランスウエイト1単位で手で分断可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、自動車の車輪のウエイトバランスをとるために、タイヤを取り付けるリムに装着して使用するバランスウエイト並列体に関する。
自動車の車輪はアクスルシャフトを中心に円運動をするが、リム(ホイール)の重量バランスが狂っていると回転速度が高まるにつれて振動が発生する。そこで、バランサーによる検査にてリムの軽い部分を発見し、この部分に、必要な重量のバランスウエイトを装着することによりリム(ホイール)バランスをとっている。
従来においては、バランスウエイトは、体積の割には重量のある鉛部材にて形成されている。このバランスウエイトは、鉛部材に鉄やステンレスなどの金属部材からなるクリップの一端を埋め込んで形成される。そして、鉛部材をリムフランジの窪みに添え、鉛部材とクリップ部にてリムフランジの端部を挟み込むようにし、ハンマーで打ち込んでいる。このため、リムを傷つけ易いという不都合があった。
特に、アルミ製のリムは材質が柔らかく、傷の付着によりリム全体の美観を害する。また、そのバランスウエイト取り付けの作業性が悪い。
一方、これに対して、図7に示すように、例えば小形の矩形板からなる鉛製や鉄製のバランスウエイト11を、接着剤12を介して剥離シート13に複数個連設しておき、使用時に剥離シート13から必要数を剥がして、図8に示すように、タイヤ14を取り付けているリム15に固定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これによればバランスウエイトの取り付け作業が極めて簡単になり、リムを傷めるおそれはない。
また、横長矩形のバランスウエイト本体の表面および裏面に、これを10グラムずつや5グラムずつにそれぞれ区画する縦溝を設け、これの背面全体にセパレータ(剥離シート)を持つ接着テープを貼着したものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。これによれば、セパレータを剥がして必要とする個数(重量)分のバランスウエイトを前記縦溝部分で切り離し、接着剤を介してリムに固定することができる。この場合にも、バランスウエイトの取り付け作業が比較的簡単になり、リムを傷めるおそれはない。
このように、前記従来のいずれのバランスウエイトも、剥離シートに接着剤(粘着剤)を介して貼り付けられたものの中から必要個数を剥がしてリムに装着するだけであるため、その装着作業が簡素化されるメリットがある。
実用新案登録第3055185号公報 実開昭50−91201号公報
しかしながら、バランスウエイトは、図7に示すように使用時に剥離シート13から必要数を剥がし、リム15に固定することができるものの、一枚の剥離シート13上に接着剤層(粘着剤層)を介して複数個のバランスウエイトが貼着されており、しかも剥離シートは比較的強靭な合成樹脂シートからなるため、バランスウエイトの必要個数分の剥離シートを手(または指先)で分断することは困難であった。つまり、必要個数のバランスウエイトをリムに装着する際には、このバランスウエイトの必要個数ごとに鋏やカッタなどの治具を用いて剥離シートを分断する必要がある。このためバランスウエイトのリムへの装着作業が非効率になるという不都合があった。
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、カッタなどの切断治具を用いずに、バランスウエイト単位で剥離シートを手で容易に分断可能にし、以って必要個数のバランスウエイトのリムへの装着作業を効率化できるバランスウエイト並列体を得ることにある。
前述した目的を達成するために、本考案に係るバランスウエイト並列体は、複数個の矩形のバランスウエイトが互いに隣接するように、接着剤層を介して剥離シート上に並列されてなり、前記剥離シートは、前記バランスウエイトの並列方向に対し交差する方向に、前記バランスウエイト単位で手で分断可能に構成されていることを特徴とする。
この構成により、バランスウエイトをリムに装着する際、装着を必要とする個数のバランスウエイトを、このバランスウエイトの個数に対応する長さの剥離シートとともに手で分離して簡単かつ迅速にリムに装着することができる。
また、本考案に係るバランスウエイト並列体は、前記剥離シートに、前記バランスウエイトの並列方向に対して交差する方向に、各バランスウエイト単位で手で分断が可能な薄肉部が設けられていることを特徴とする。
この構成により、前記剥離シートは薄肉部で手で分断容易となるため、必要とする個数の接着剤層付きのバランスウエイトを他の接着剤層付きのバランスウエイトとは容易に分離でき、この分離したバランスウエイトを直ちにリムに装着することができる。
また、本考案に係るバランスウエイト並列体は、前記薄肉部が凹溝によって形成されていることを特徴とする。
この構成により、剥離シートの凹溝においてその剥離シートとともにバランスウエイトをより容易かつ迅速に手で分断することができる。
また、本考案に係るバランスウエイト並列体は、前記剥離シートが、前記バランスウエイトの並列方向に対し交差する方向に手で切断可能なプラスチックシートで形成されていることを特徴とする。
この構成により、バランスウエイト単位で剥離シートを手で容易に分断(切断)可能となる。
さらに、本考案に係るバランスウエイト並列体は、前記剥離シートの切断箇所に対応する側端縁位置に、切断起点となる切込線または切欠が設けられていることを特徴とする。
この構成により、剥離シートは、切込線または切欠により切断の起点として容易に切断を開始できる。
本考案によれば、バランスウエイト単位で剥離シートを手で容易に分断可能にし、以って必要とする個数のバランスウエイトをリムに装着する作業を効率化できる。
以上、本考案について簡潔に説明した。更に、以下に説明される考案を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本考案の実施形態によるバランスウエイト並列体を示す斜視図である。 図1に示すバランスウエイト並列体の側面図である。 図1に示すバランスウエイト並列体の巻装状態の側面図である。 図1における剥離シートに形成された薄肉部を示す要部の拡大断面図である。 図1における剥離シートに形成された薄肉部の他の例を示す要部の拡大断面図(a)(b)である。 剥離シートを切断する他の実施の形態を示す斜視図(a)(b)である。 従来のバランスウエイトを示す斜視図である。 図7に示すバランスウエイトのリムに対する装着状態の斜視図である。
以下に、本考案の実施形態によるバランスウエイト並列体を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態によるバランスウエイト並列体を示す斜視図、図2は、そのバランスウエイト並列体の側面図、図3は、図1に示すバランスウエイト並列体を渦巻状に巻き付けた状態の側面図、図4は、剥離シートに形成されたV字状溝を示す要部の断面図、図5は、剥離シートに形成されたU字状溝(図5(a))および矩形状溝(図5(b))を示す要部の拡大断面図である。
本実施形態におけるバランスウエイト1は、鉛、鉄などの重量がある金属片からなる。この金属片は、例えば大形の金属板をプレス機等によって縦横が数センチの、矩形ペレット状の所定重量の金属片に加工したものからなる。また、この金属片は所定の厚みを持つ。
また、このバランスウエイト1は側方から見た厚み部分Aの形状が、略台形状をなす。なお、このバランスウエイト1の上面と前面、後面、側面が連続する角部は、必要に応じて滑らかな円弧面としてもよい。
従って、この台形が剥離シート3上の配列方向に連続するように、各バランスウエイト1を並べたとき、理想的には、図2に示すように、台形の底辺どうしが位置Pにおいて線接触する関係または微小間隔をおいて離れるような関係となる。
このバランスウエイト1は、それぞれ同形、同サイズに形成され、例えばその上面に材質(例えば、「Fe」)および重量(例えば、「5グラム」)の文字が刻設されている。前述のように、このような形態のバランスウエイト1の複数個が、接着剤層(粘着剤層)2を介して長尺の剥離シート3上に並列するようにして、貼り付けられる。
このバランスウエイト1の並列状態では、前述のように側方から見た台形が剥離シート3上における底辺の角部(前記位置P)で略線接触する状態になることが望ましい。この状態では、剥離シート3の単位長当りで、バランスウエイト1の貼着個数を最大にすることができる。
また、バランスウエイト1は側方から見て台形をなすため、このバランスウエイト1の前面部1aおよび後面部1bは、相互に下方に向かって広がる傾斜面となっている。
従って、多数のバランスウエイト1を、接着剤層(粘着剤層)2を介して剥離シート3上に前述のように並べ、これらのバランスウエイト1を剥離シート3の内側に位置させるようにして、これらを図3に示すようにバランスウエイト1を内側にしての渦巻状に巻きつけることが可能になる。また、図2に示すようにバランスウエイト1側を内側とした湾曲が可能となるため、接着剤層2側をリム15面側としてのリム15に沿った湾曲(図7参照)も可能となる。
その結果、隣接して並列する複数のバランスウエイト1をリムに接着剤層(粘着材層)2側をリム側面として貼着する際、リムの径に種々のものが存在しリムの湾曲度が種々に異なっていても、全てのリムの湾曲面に沿って湾曲可能となり、全てのリム径に対応可能となる。
この場合に、各傾斜面1a、1bの傾斜角度をできるだけ大きくすることにより、隣り合うバランスウエイト1、1どうしの折り曲げ角度を十分に設定できる。これにより、バランスウエイト1と剥離シート3との一体物の最小の巻きつけ径をより小さくすることができる。
これにより、多数のバランスウエイト1は剥離シート3とともに一つの円柱形ブロック体を構成することとなり、重量およびバランスウエイト1の収納量が多くなり、さらに剛体化することによって、取り扱いや運搬或いは収納が容易となる。
ところで、前記剥離シート3は、複数個のバランスウエイト1を支持するために強靭な合成樹脂シートにより作られている。従って、一般には剥離シート3をバランスウエイト1の並列方向、つまり剥離シート3の短手方向に手で切断することは不可能である。しかし、本実施形態では、そのバランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向に、剥離シート3を手で切断することができる構成としている。
このように手操作で剥離シート3を切断可能にすれば、バランスウエイト1の一つ一つを、剥離シート3の短手方向(バランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向)に接着剤層2とともに分断することができる。また、剥離シート3の分断とともにバランスウエイト1の必要個数を取り出して、接着剤層2を介してリムに簡単に装着(接着)することができる。
この剥離シート3の分断技術は、この剥離シート3の分断位置に肉眼で確認することができない、つまりルーペなどを用いないと確認できないサイズの切れ目、例えば、数ミリ内に数100個を超える切れ目(マジックカットと呼ばれる)を入れ、この切れ目に沿って剥離シート3を手で切り裂くことができる構成としてもよい。この他の剥離シート3の分断技術として、プラスチック糸(ものフィラメント)を剥離シート3の内側に直線状に固着し、このプラスチック糸を剥離シート3から引き剥がすように操作することによって、そのプラスチック糸に沿って剥離シートを分断可能にしてもよい。
剥離シートのさらに他の分断技術は、剥離シートを延伸フィルムとして、この延伸フィルムの配向性を利用してもよい。これは例えば、一軸延伸フィルム(直線カット性フィルム)である剥離シート3は、引っ張り方向には分子が延び切っているため殆ど延びないが、この引っ張り方向に交差する方向には割り箸を割るように簡単に分断できるというものである。
さらに、剥離シートの別の分断技術は、無延伸合成樹脂フィルムと二軸延伸合成樹脂フィルムとが、所定のメルトフローレートの熱可塑性樹脂接着剤を介して積層された積層体からなるものとして、前記熱可塑性樹脂接着剤により切断器具を用いずに任意の箇所で手で切ることができるものとしてもよい。
さらに、剥離シートのさらに別の分断技術は、合成樹脂フィルムにおいて、インクか塗料か樹脂に、強化材として一種以上のガラスかセラミックスか金属か有機系材料か繊維を強化材として含ませ、合成樹脂フィルムに接着か塗布するものである。これによりその強化材で強化した塗料の縁と強化材の粒子で合成樹脂フィルムを切断可能とすることができる。
また、最もポピュラーな剥離シート3の分断技術として、剥離シート3に特殊形状の二次的な凹溝(切溝)を入れ、この凹溝に沿って剥離紙3を手で分断し易くするものが考えられる。図4および図5は、このような特殊形状の二次的な凹溝を剥離シート3に設け、この凹部に沿って剥離シート3の分断を、バランスウエイト1の個数単位で容易かつ迅速に行えるようにしたものを示す。
この分断技術では、図4に示すように凹溝としてのV字状溝4を剥離シート3に設ける。このV字状溝4は剥離シート3に薄肉部Kを形成する。ここでは、このV字状溝4は剥離シート3の長手方向に交差する方向に所定間隔をおいて設ける。この所定間隔は、バランスウエイト1の幅と略同等の間隔であることが望ましいが、この間隔以下でもよい。図4では、バランスウエイト1の前記台形の底辺どうしが略接触する位置Pの対応部位に、V字状溝4を設けてある。
さらに、このV字状溝4は、剥離シート3の厚み内であって、上面から下半部に切り込まれた形態である。このV字状溝4は刃先の鋭いカッタ刃などで切り込みを入れることにより形成することもできる。カッタ刃による切り込みは、本実施形態の薄肉部Kを形成する。従って、この薄肉部Kを形成するV字状溝4に沿って、バランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向に剥離シート3を手で分断すれば、バランスウエイト1の一つ一つを、接着剤層2とともに分断することができる。また、剥離シート3とともに分断されたバランスウエイト1の必要個数を、接着剤層2を介してリムに簡単、迅速に装着(接着)することができる。
図5は、剥離シート3に設けられる前記凹溝の他の例を示す。これらのうち、図5(a)は、薄肉部Kを細めの凹溝であるU字状溝5によって形成したもの、図5(b)は、薄肉部Kを細めの矩形状溝6によって形成したもの、をそれぞれ示す。これらの剥離シート3にあっても、これらに設けられたU字状溝5や矩形状溝6に沿って剥離シート3の分断を、前記V字状溝4と同様に簡単かつ迅速に実施することができる。従って、薄肉部Kを形成するU字状溝4や矩形状溝5に沿って、バランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向に剥離シート3を手で分断すれば、バランスウエイト1の一つ一つを、接着剤層2とともに容易、迅速に分断することができる。
このように、本実施形態では剥離シート3上に接着剤層2を介して所定重量の矩形のバランスウエイト1が、互いに隣接し並列して複数個が設けられたバランスウエイト並列体において、剥離シート3を、バランスウエイト1の前記並列方向に対し交差する方向に、少なくとも各バランスウエイト単位で手で分断可能(容易)にしたことで、剥離シート3とともに分断したバランスウエイト1を接着剤層2を介してリムに簡単、迅速に装着することができる。
この場合において、剥離シート3に設ける薄肉部を凹溝とし、この凹溝をV字状溝としたり、細めのU字状溝5としたり、細めの矩形状溝6としたりすることで、バランスウエイトの必要個数相当分の剥離シート3を、前記各溝に沿って手操作で引き裂き易くし、以ってこの剥離シート3をバランスウエイト1ともに容易かつ迅速に分離して、リムにそのまま装着することができる
以上のように、本実施形態のバランスウエイト並列体は、複数個の矩形のバランスウエイト1が互いに隣接するように、接着剤層2を介して剥離シート3上に並列されてなり、前記剥離シート3は、前記バランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向に、前記バランスウエイト1単位で手で分断可能に構成される。
従って、リムに装着すべき必要個数のバランスウエイト1を、カッタなどの治具を使用せずに、そのバランスウエイト1の個数に対応する長さの剥離シート3とともに手で分断することができる。この結果、その必要個数のバランスウエイト1をリムに効率的に装着することができる。
この場合において、剥離シート3に、バランスウエイト1の並列方向に対して交差する方向に、各バランスウエイト1単位で手で切断可能なプラスチックシートを使用したり、また、各バランスウエイト1単位で手で切断分離が可能な薄肉部Kを形成することで、剥離シート3を手操作で容易に分断(引き裂く)することが可能になり、必要とする個数のバランスウエイト1を残った剥離シート3上の他のバランスウエイト1に対し速やかに切り離して、リムに装着することができる。また、バランスウエイト1の並列方向に対して交差する方向に手操作で容易に切断(分断)できるプラスチックシートを使用することで、剥離シート3の切断、分離が容易化できるし、あるいは薄肉部Kを凹溝5または6によって形成することで、この凹溝5または6において剥離シート3の切断、分離をさらに容易化することができる。
なお、前記V字状溝4、U字状溝5、矩形状溝6に対応する接着剤層2の所定位置にも、前記同様のV字状溝、U字状溝、矩形状溝を形成することで、接着剤層2および剥離シート3の手操作による分断を同時に実施でき、バランスウエイトのリムへの装着作業がさらに容易化および迅速化できる。
図6は、剥離シートを切断する他の実施の形態を示す斜視図(a)(b)である。本例は、剥離シート3の切断箇所に対応する側端縁位置に、切断起点を設けたもので、図6(a)は切断起点として切込線7を設けた場合であり、同図(b)は、切断起点として切欠8を設けた場合である。ここで剥離シート3の切断箇所に対応する側端縁位置とは並列するバランスウエイト1とバランスウエイト1とが隣接して接触する延長線上の位置(例えば、バランスウエイト1を並べたときの台形の底辺どうしが線接触する位置Pの延長線の位置)を指す。
これにより剥離シート3は、切込線7または切欠8を切断起点として切断を開始することができ、容易に切断可能となる。なお、この場合の剥離シート3は、バランスウエイト1の並列方向に対し交差する方向に手で切断可能なプラスチックシートで形成すると更に切断が容易となるので好ましい。
本考案のバランスウエイト並列体は、バランスウエイトの必要個数単位で剥離シートを簡単に分断でき、車輪のウエイトバランスをとるためにリムに装着して使用するバランスウエイト並列体等に有用である。
1 バランスウエイト
2 接着剤層(粘着剤層)
3 剥離シート
4 V字状溝(凹溝)
5 U字状溝(凹溝)
6 矩形状溝(凹溝)
7 切込線
8 切欠
K 薄肉部

Claims (5)

  1. 複数個の矩形のバランスウエイトが互いに隣接するように、接着剤層を介して剥離シート上に並列されてなり、
    前記剥離シートは、前記バランスウエイトの並列方向に対し交差する方向に、前記バランスウエイト単位で手で分断可能に構成されていることを特徴とするバランスウエイト並列体。
  2. 前記剥離シートには、前記バランスウエイトの並列方向に対して交差する方向に、各バランスウエイト単位で手で分断が可能な薄肉部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のバランスウエイト並列体。
  3. 前記薄肉部が凹溝によって形成されていることを特徴とする請求項2記載のバランスウエイト並列体。
  4. 前記剥離シートは、前記バランスウエイトの並列方向に対し交差する方向に手で切断可能なプラスチックシートで形成されていることを特徴とする請求項1記載のバランスウエイト並列体。
  5. 前記剥離シートの切断箇所に対応する側端縁位置に、切断起点となる切込線または切欠が設けられていることを特徴とする請求項1または4記載のバランスウエイト並列体。
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