JP3175999U - 複合シート材の圧入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大気圧で均一な圧入の作用力を提供することにより、シート材の表面が受ける力は均一になるのを確保し、シート材はよりよい圧入の品質を維持することができる。
【解決手段】プラットホーム1には一個の載置面11が含まれる。圧入プラットホーム2はプラットホーム1に相対して縦方向に変位するように形成され、圧入プラットホーム2には一個の圧入板21、一個の圧入膜22と一個の加熱器23が含まれ、圧入膜22は圧入板21の一方に設けられ、かつ圧入板21と圧入膜22の間には一個の空気室Rが形成され、空気室Rはプラットホーム1の載置面11に相対するように形成され、かつ気体を充填するのに用いられ、加熱器23は圧入板21と圧入膜22の間に設けられ、かつ空気室R内に収容され、加熱器23と圧入膜22の間には一個の間隔が形成されるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、圧入装置に関するもので、特に、複合ウエハーの圧入に適合し、かつ大気圧を利用して均一の作用力を生じることができる複合シート材の圧入装置に係るものである。
従来、ウエハーを圧入するのに用いられる複合シート材の圧入装置としては、例えば、中華民国公告第M359788号(特許文献1を参照)において、複合ウエハーの圧入装置が提示されており、主に、底座の載置面において複数個の凹室が形成されることにより、上記載置面において一個の仮設のエリアが定義され、それによって、基座のウエハーを載置するようにとしたものがある。
また、現在では多くの業者は依然として図4に示される複合シート材の圧入装置9を採用している。この複合シート材の圧入装置9には一個のプラットホーム91、一個の金属圧入板92および一個の挟圧部材93が含まれる。金属圧入板92はプラットホーム91に相対して縦方向に変位するように形成される。挟圧部材93は移動自在にプラットホーム91に設置され、かつ圧入しようとするウエハー94を固定するのに用いられる。その中に、プラットホーム91には一個の載置面911が含まれ、載置面911は圧入しようとするウエハー94を載置するのに用いられる。金属圧入板92には一個の開口溝921が設けられる。開口溝921は金属圧入板92の外側に環設され、かつ挟圧部材93に位置を合わせるように形成される。金属圧入板92には他に一個の駆動部材95が連接される。駆動部材95は金属圧入板92がプラットホーム91に相対して縦方向へ変位するのに連動するように用いられる。
この従来の複合シート材の圧入装置9を実際に使用する時、圧入装置9を一つの真空環境に入れ置き、先ず挟圧部材93を利用して圧入しようとするウエハー94を位置を合わせすることにより、ウエハー94は金属圧入板92に面するように形成され、かつ同時に二個のウエハー94の間のスペースパッド(図示せず)を移動して除去する。それから、再び駆動部材95によって金属圧入板92を図4に矢印で示すような方向に変位するように、かつ金属圧入板92がウエハー94の表面に当接するまで駆動し続け、さらに同時に開口溝921が挟圧部材93を覆うようになるまで駆動する。このようにして、熱を受けた金属圧入板92とプラットホーム91によって同時に上、下のウエハー94を加熱することにより、二個のウエハー94の間の接着剤941が熔けた後、それから真空による操作の環境で金属圧入板92の圧入の作用力により、二個のウエハー94の間の圧入と貼接の作業を完成することができる。
中華民国公告第M359788号公報
上記のような従来の複合シート材の圧入装置9の操作では、一般的に次のような問題が生じ易く、それについて図5を参照して説明する。金属圧入板92には微視的に依然として不揃いの接触面922(図5を参照)が存在しているため、金属圧入板92の接触面922がウエハー94の表面に当接される時、完全に密閉した貼接を獲得することができない。このように、金属圧入板92によってウエハー94に対して圧入の作用力を施す時、ウエハー94の表面が受ける力は不均一になり易いため、ウエハー94の間の貼接は不均一になり、ウエハー94の貼接の品質が低くなるばかりか、ウエハー94の製造ロスも高くなるという問題点があった。
また、ウエハー94は貼接の過程において500℃以上の高温を受けなければならないため、金属圧入板92が直接ウエハーに接触して熱膨張を受ける状況では、ややもすればその接触面922の平坦度はさらにザラザラになる。このようにして、金属圧入板92とウエハー94の表面との接触によって生じる隙間が増えてしまうだけではなく、さらに金属圧入板92の熱伝導効率が制限され、二個のウエハー94の間の接着剤941が受ける熱の分布が不均一になるため、ウエハー94の間の貼接の効果が低くなるとともに、ウエハーの生産の歩留まりも悪くなるという問題点があった。
さらに、金属圧入板92は挟圧部材93に対応すべく、通常、外側に適当なサイズを有する開口溝921を環設しなければならず、このような状態では開口溝921において生じる圧入の作用力は明らかに不足になるため、製造されるウエハー94の貼接品質が悪くなり、最終的にウエハーの生産量が減り、歩留まりが悪くなるという問題点があった。そのため、上述したような従来の複合シート材の圧入装置をさらに改良することが希求されていた。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案されたものであって、その第一の目的とするところは、大気圧で均一な圧入の作用力を提供することにより、貼接しようとするシート材の表面が受ける力が均一になるのを確保し、さらにシート材がよりよい圧入の品質を維持することができる複合シート材の圧入装置を提供することにある。
本考案の第二の目的とするところは、気体を熱伝導の媒体とすることにより、シート材の間の接着剤が受ける熱が均一になるのを維持し、さらに相対的にシート材の貼接の歩留まりを高めることができる複合シート材の圧入装置を提供することにある。
本考案の第三の目的とするところは、シート材間における位置合わせの精確度を維持し、シート材の表面に全て同じ圧入力を獲得するのを確保することにより、生産量を高めるとともに、製品の歩留まりを高めることができる複合シート材の圧入装置を提供することにある。
上記目のを達成するために、本考案による複合シート材の圧入装置は、一個のプラットホームおよび一個の圧入プラットホームを有する。プラットホームには一個の載置面が含まれる。圧入プラットホームはプラットホームに相対して縦方向に変位するように形成される。圧入プラットホームには一個の圧入板、一個の圧入膜および一個の加熱器が含まれる。圧入膜は圧入板の一方に設けられ、かつ圧入板と圧入膜の間には一個の空気室が形成される。空気室はプラットホームの載置面に相対するように形成され、かつ気体を充填するのに用いられる。加熱器は圧入板と圧入膜の間に設けられ、かつ空気室内に収容され、加熱器と圧入膜の間には一個の間隔が形成される。
また、他に一個のサポートバーが含まれ、サポートバーは移動自在に圧入プラットホームの圧入板を貫穿するように形成され、かつサポートバーが圧入板を貫穿する一端は空気室に伸び入れるように形成されることもできる。また、サポートバーは圧入板の中央部位を貫穿するように形成され、かつプラットホームの載置面の中心位置に当接するように形成されることもできる。また、圧入板には一個の注入孔が開設され、注入孔は空気室と互いに連通するように形成され、注入孔は一個の送風管と一個の排気管が挿設するのに用いられ、送風管と排気管は共同で一個の空気弁と連接するように形成されることもできる。また、送風管には他に一個の送風ポンプが連接され、排気管には他に一個の真空ポンプが連接されることもできる。また、圧入プラットホームには一個の駆動部材が連接され、駆動部材によって圧入プラットホームの変位を連動するように形成されることもできる。また、圧入プラットホームとサポートバーには全て一個の駆動部材が連接され、サポートバーを連動する駆動部材と圧入プラットホームを連動する駆動部材は同期に作動するように形成されることもできる。また、圧入板と圧入膜の間には一個の接合部材が環設され、接合部材は圧入膜を固定するのに用いられることもできる。また、プラットホームには他に一個の環状リングが設けられ、環状リングはプラットホームの載置面の外周縁に設けられ、かつ環状リングは接合部材が当接するのに用いられることもできる。
本考案の複合シート材の圧入装置によれば、大気圧で均一な圧入の作用力を提供することのより、貼接しようとするシート材の表面が受ける力が均一になるのを確保し、さらにシート材がよりよい圧入の品質を維持することができるという利点がある。
また、本考案の複合シート材の圧入装置によれば、気体を熱伝導の媒体とすることにより、シート材の間の接着剤が受ける熱が均一になるのを維持し、さらに相対的にシート材の貼接の歩留まりを高めることができるという利点がある。
さらに、本考案の複合シート材の圧入装置によれば、シート材の間における位置合わせの精確度を維持し、シート材の表面に全て同じ圧入力を獲得するのを確保することにより、生産量を高めるとともに、製品の歩留まりを高めることができるという利点がある。
図1は、本考案の複合シート材の圧入装置の断面の説明図である。 図2は、本考案の複合シート材の圧入装置の作動の説明図一である。 図3は、本考案の複合シート材の圧入装置の作動の説明図二である。 図4は、従来の複合シート材の圧入装置の断面の説明図である。 図5は、従来の複合シート材の圧入装置の圧入過程における局部拡大の説明図である。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本考案の複合シート材の圧入装置の断面の説明図である。図1を参照すると、複合シート材の圧入装置には一個のプラットホーム1および一個の圧入プラットホーム2が含まれる。圧入プラットホーム2はプラットホーム1に相対して縦方向に変位するように形成される。
プラットホーム1は加熱するための載置用の台からなり、好ましくは、プラットホーム1の温度が完全に塗料を熔けて貼接することができたり、または金属が直接貼接することができたりするように維持することができるもので、かつ貼接するための塗料または金属材質の異なる特性に従って変更することができるため、プラットホーム1の方式は制限を受けることがない。例えば、本実施形態においては、選択的に、プラットホーム1内には一個の加熱部材(図示せず)が嵌設され、この加熱部材によってプラットホーム1が必要とする温度を調整することができる。
プラットホーム1には一個の載置面11が含まれる。載置面11はプラットホーム1が圧入プラットホーム2に向かう一方の表面を指し、かつ載置面11は貼接しようとするシート材を載置するのに用いられる。その他に、本実施形態のプラットホーム1には一個の環状リング12が設けられる。環状リング12はプラットホーム1の載置面11の外周縁に設けられ、かつ環状リング12の直径は好ましくは貼接しようとするシート材のサイズより大きくなるように形成されることにより、圧入プラットホーム2に一個の緩衝力を提供することができる。
図2は本考案の複合シート材の圧入装置の作動の説明図一である。図2を参照すると、圧入プラットホーム2はプラットホーム1に相対して縦方向に変位するように構成される。本実施形態における圧入プラットホーム2では一個の駆動部材Mが連接され、駆動部材Mによって圧入プラットホーム2を変位させる。圧入プラットホーム2には一個の圧入板21と一個の圧入膜22が含まれる。圧入膜22は圧入板21の一方に設けられ、かつ圧入板21と圧入膜22の間には一個の空気室Rが形成される。空気室Rはプラットホーム1の載置面11に相対するように形成され、かつ気体を充填するのに用いられる。
圧入板21は、好ましくは、金属材料により製造され、それにより、シート材が圧入される時の高温を受け取ることができる。また、圧入膜22は弾性材料により製造される薄膜からなり、かつ圧入膜22は特に約150℃以上の操作温度を受けられるようにするのが望ましい。本実施形態において、圧入板21には一個の注入孔211が開設される。注入孔211と空気室Rは互いに連通するように形成され、かつ注入孔211は一個の送風管T1と一個の排気管T2が挿設するのに用いられる。送風管T1と排気管T2は共同で一個の空気弁Vと連接するように形成されるため、空気弁Vによって注入孔211を経由して空気室Rに気体を送風するか否かを制御することができる。さらに、送風管T1には一個の送風ポンプP1が連接され、それにより、外部の気体は送風管T1を経由して空気室R内に送り込まれる。また、排気管T2にも一個の真空ポンプP2が連接されることにより、空気室R内の気体は排気管T2を経由して排出され、それにより、空気室Rの真空作業を完成することができる。
また、圧入プラットホーム2には他に一個の加熱器23が含まれる。加熱器23は圧入板21と圧入膜22の間に設けられ、かつ空気室R内に収容される。さらに、加熱器23と圧入膜22の間には一個の間隔が形成される。特に、加熱器23は圧入膜22とは互いに接触しないよう形成され、かつ好ましくは、約5ミリ以下の間隔を有するように維持されるため、空気室R内で流通する気体によって均一な熱伝導効果を達成することができる。その他に、圧入板21と圧入膜22の間には他に一個の接合部材24が環設される。接合部材24は圧入膜22を固定するのに用いられ、さらに圧入膜22と圧入板21の間に適当な間隔を有するように確保することができる。
また、本考案の複合シート材の圧入装置にはさらに一個のサポートバー3が含まれる。サポートバー3は移動自在に圧入プラットホーム2の圧入板21を貫穿するように形成され、かつサポートバー3が圧入板21を貫穿する一端は空気室Rに伸び入れるように形成される。本実施形態において、サポートバー3は特に圧入板21の中央部位を貫穿するように形成されることにより、使用時において、好ましくはプラットホーム1の載置面11の中心位置に当接するように形成されるため、貼接しようとするシート材の位置を合わせるように用いることができる。また、サポートバー3にはもう一個の駆動部材Mが連接される。駆動部材Mは圧入プラットホーム2を連動する駆動部材Mと同期に作動することができるため、サポートバー3は圧入プラットホーム2に従ってプラットホーム1に相対して縦方向に変位するように構成される。その中に、サポートバー3は金属、セラミックまたは熱塑性材料により製造された棒からなる。
ここで注意しなければならないのは、本考案の複合シート材の圧入装置を実際に使用する時、特に本考案の圧入装置を一個のキャビティー4の中に置き入れ、かつ通常の方式によって送入貼接使用とするシート材(次の説明では選択的に「ウエハー」を貼接しようとするシート材にするため、次の記載から「ウエハー5」という)に送り込み、さらに上、下のウエハー5の位置を合わせるように修正した後、再び一個のスペースパッド6によって互いを隔てさせ(図2を参照)、後続の圧入作業を待つ。その中に、二ウエハー5の送り込みと位置合わせの修正方式は従来の技術を熟知する者にとっては容易に想到でき、かつ本考案の主な特徴ではないため、以下では本考案の複合シート材の圧入装置の作動のみを合わせて簡単に説明する。
再び図1を参照すると、キャビティー4には一個の収容空間41が含まれる。収容空間41は本考案の複合シート材の圧入装置を配置するのに用いられる。本実施形態において、キャビティー4には一個の投入口42と一個の排気口43が開設される。投入口42と排気口43は全て収容空間41と互いに連通するように形成される。実際の使用時では、二個のウエハー5を貼接しようとする時、例えば図2に示すように、先ず投入口42から一個のウエハー5を送り込み、さらにウエハー5の位置を合わせて修正した後、定位置まで移動させ(通常、プラットホーム1の中央位置、すなわち上述した載置面11を指す)、再びスペースパッド6によってウエハー5を持ち上げる。
それから、同様に投入口42からもう一個のウエハー5を送り込み、さらに同じ方式で位置を合わせて修正した後、プラットホーム1の載置面11まで移動させ、かつ二個のウエハー5を互いに重ねるように配置し、それからスペースパッド6によって隔離させる。この時、プラットホーム1を二個のウエハー5を貼接するのに必要とする温度まで予熱することにより、熱が均一に分布するようにウエハー5に伝導させることができる。
それから、先ず排気口43に連接されるもう一個の真空ポンプP2からキャビティー4に対して真空排気を行なうことにより、キャビティー4の収容空間41を真空作業の環境を維持すると同時に、空気弁Vを調整することにより、排気管T2に連接された真空ポンプP2によって空気室R内の気体を抽出し、空気室Rを真空状態に維持させる。それから、図2に示すように、再び駆動部材Mによって圧入プラットホーム2を連動して図面に示される矢印の方向に移動させ、さらに同期にもう一個の駆動部材Mによってサポートバー3を駆動して圧入プラットホーム2に従って同じ方向に向かって、サポートバー3が空気室Rの一端に伸び入れてウエハー5の中心位置に当接するまで変位させ、そして二個のウエハー5に相対的な滑動が生じないのを確保できた時、その中のスペースパッド6が離れるように移動させることができる。
図3は本考案の複合シート材の圧入装置の作動の説明図二である。図3を参照すると、この時に接合部材24は環状リング12に当接するように形成されるため、圧入膜22は緊密かつ完全にウエハー5の表面に貼接することができ、かつ二個のウエハー5の間は接着剤のみで互いに貼接するように形成される。この情況では空気弁Vは開かれ、かつ送風ポンプP1によって気体は打ち込まれ、さらに気体は送風管T1内に流通され、図面に示される矢印の方向に向かって注入孔211から充分な量の気体が空気室R内に送り込まれることにより、気体の圧力によってウエハー5の表面に均一に作用することができるため、二個のウエハー5は互いに貼接するように形成される。同時に、加熱器23は空気室R内の気体に対して加熱することにより、気体は熱を均一にウエハー5の表面まで伝導し、さらにウエハー5の間に塗布される接着剤は熱を受けて熔けたり、または二個の金属材質のウエハー5は互いに貼接したりすることにより、ウエハー5の貼接の作業を完成することができる。
上述したように、本考案の複合シート材の圧入装置の主な特徴は、圧入膜22と圧入板21の間に形成される空気室Rにより、圧入の過程において空気室R内に充填される気体の圧力を利用して均一にウエハー5の表面に圧力を施すことができるため、従来における金属表面が不揃いである場合の問題点を解決することができる。このようにして、圧入膜22は緊密かつ完全にウエハー5の表面に貼接されるため、ウエハー5の表面の貼接具合は均一になり、ウエハー5の表面が受ける力は均一になるように確保することができるため、ウエハー5が貼接の過程における損耗率を低く抑えることができ、さらにウエハー5の圧入の品質を高めることができる。また、空気室R内に充填される気体を熱伝導の媒体にすることにより、ウエハー5の間の接着剤が受ける熱の均一性を維持することができるため、ウエハーの貼接の歩留まりを高めることができる。
その他に、本考案の複合シート材の圧入装置によれば、他にサポートバー3を利用してウエハー5の位置を合わせる精確度を維持することができ、さらにウエハー5の表面は全て同じ圧入の作用力を獲得するのを有効に確保することができるため、余分な処理に必要とする時間とコストを低く抑えることができ、さらにウエハーの圧入の効率を高めることができる。
本考案は、その精神と必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定を意図するものではない。
1 プラットホーム
11 載置面
12 環状リング
2 圧入プラットホーム
21 圧入板
211 注入孔
22 圧入膜
23 加熱器
24 接合部材
3 サポートバー
4 キャビティー
41 収容空間
42 投入口
43 排気口
5 ウエハー
6 スペースパッド
9 複合シート材の圧入装置
91 プラットホーム
911 載置面
92 金属圧入板
921 開口溝
922 接触面
93 挟圧部材
94 ウエハー
941 接着剤
95 駆動部材
R 空気室
T1 送風管
T2 排気管
V 空気弁
P1 送風ポンプ
P2 真空ポンプ
M 駆動部材

Claims (9)

  1. 一個のプラットホーム(1)および一個の圧入プラットホーム(2)を有する複合シート材の圧入装置において、プラットホーム(1)には一個の載置面(11)が含まれ、圧入プラットホーム(2)はプラットホーム(1)に相対して縦方向に変位するように構成され、圧入プラットホーム(2)には一個の圧入板(21)、一個の圧入膜(22)および一個の加熱器(23)が含まれ、圧入膜(22)は圧入板(21)の一方に設けられ、かつ圧入板(21)と圧入膜(22)の間には一個の空気室(R)が形成され、空気室(R)はプラットホーム(1)の載置面(11)に相対するように構成され、かつ気体を充填するのに用いられ、加熱器(23)は圧入板(21)と圧入膜(22)の間に設けられ、かつ空気室(R)内に収容され、加熱器(23)と圧入膜(22)の間には一個の間隔が形成されることを特徴とする複合シート材の圧入装置。
  2. 他に一個のサポートバー(3)が含まれ、サポートバー(3)は移動自在に圧入プラットホーム(2)の圧入板(21)を貫穿するように形成され、かつサポートバー(3)が圧入板(21)を貫穿する一端は空気室(R)に伸び入れるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の複合シート材の圧入装置。
  3. サポートバー(3)は圧入板(21)の中央部位を貫穿するように形成され、かつプラットホーム(1)の載置面(11)の中心位置に当接するように形成されることを特徴とする請求項2に記載の複合シート材の圧入装置。
  4. 圧入板(21)には一個の注入孔(211)が開設され、注入孔(211)は空気室(R)と互いに連通するように形成され、注入孔(211)は一個の送風管(T1)と一個の排気管(T2)を連設するのに用いられ、送風管(T1)と排気管(T2)は共同で一個の空気弁(V)と連接するように構成されることを特徴とする請求項1、2または3に記載の複合シート材の圧入装置。
  5. 送風管(T1)には他に一個の送風ポンプ(P1)が連接され、排気管(T2)には他に一個の真空ポンプ(P2)が連接されることを特徴とする請求項4に記載の複合シート材の圧入装置。
  6. 圧入プラットホーム(2)には一個の駆動部材(M)が連接され、駆動部材(M)によって圧入プラットホーム(2)を変位するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の複合シート材の圧入装置。
  7. 圧入プラットホーム(2)とサポートバー(3)には全て一個の駆動部材(M)が連接され、サポートバー(3)を連動する駆動部材(M)と圧入プラットホーム(2)を連動する駆動部材(M)は同期に作動するように形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の複合シート材の圧入装置。
  8. 圧入板(21)と圧入膜(22)の間には一個の接合部材(24)が環設され、接合部材(24)は圧入膜(22)を固定するのに用いられることを特徴とする請求項1、2または3に記載の複合シート材の圧入装置。
  9. プラットホーム(1)には他に一個の環状リング(12)が設けられ、環状リング(12)はプラットホーム(1)の載置面(11)の外周縁に設けられ、かつ環状リング(12)は接合部材(24)が当接するのに用いられることを特徴とする請求項8に記載の複合シート材の圧入装置。
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