JP3175909U - 商品輸送用箱体 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品を収納して輸送する際にその商品が移動したり転倒したりすることを防止する商品輸送用箱体を提供する。
【解決手段】周囲全面を囲む側板11〜14と底面を閉じる底板15とを備えた商品輸送用箱体10において、底板15の上面の全面又は一部に両面接着テープ20を貼付し、そこに収納された商品の底面が、両面接着テープ20の接着剤の粘着力によって保持されるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】周囲全面を囲む側板11〜14と底面を閉じる底板15とを備えた商品輸送用箱体10において、底板15の上面の全面又は一部に両面接着テープ20を貼付し、そこに収納された商品の底面が、両面接着テープ20の接着剤の粘着力によって保持されるようにする。
【選択図】図1
Description
本考案は、シャンプーやリンスその他の商品を車輌によって輸送するために使用するバケット又は折り畳みコンテナ等の商品輸送用箱体に関するものである。
例えば、シャンプー、リンス、液体洗剤等の家庭用商品は、工場で生産されてから段ボール箱で梱包され、物流センタに納品される。
物流センタでは、ドラッグストア、コンビニエンスストア等の店舗から届く注文に基づいて、それらの梱包を開いて指定商品を取り出し、50リットル又は35リットル程度の容量のプラスチック製のバケット又は折り畳みコンテナに、指定本数又は指定個数を収納する。バケット又は折り畳みコンテナは、商品によって絶えず満杯になることが望ましいが、すべてのバケット又は折り畳みコンテナがそのようになることはなく、場合によっては、容量の10〜20%程度しか収納されないこともあり得る。
トラックの運転手は、商品が収納されたバケット又は折り畳みコンテナをパレット(荷役台)に搭載して、又は個々にフォークリフト又は手によって、荷台に積み込み、指定された店舗に輸送し、そこで荷下ろしをして、納入することになる。
ここで、バケット又は折り畳みコンテナへの商品の収納比率が少ないときは、図3に示すように、その商品30が例えばバケットの底板15の面で転倒することがある。このとき、シャンプー、リンス、液体洗剤等の液物では、キャップの締め具合が不十分な場合は液漏れが発生し、他の商品を汚したり、返品対象として品質にクレームがつく場合がある。また、バケット又は折り畳みコンテナに商品を満杯に収納した場合は、トラックの輸送中の揺れにより互いに擦れ合って、商品ラベルの表面印刷部分や箱商品の表面印刷部分に共ズレの損傷が発生し、これも返品や品質クレームの対象に至る場合がある。
一方、顧客であるドラッグストアやコンビニエンスストア等の店舗では、輸送されてきた注文の商品がバケットあるいは折り畳みコンテナ内に雑然と入っている場合には、違和感を生じ、商品が整列していることを望む。このように、バケット又は折り畳みコンテナへの商品の収納比率が少ない場合は、転倒による問題の他に、見栄の劣化によって商品価値の低下を招く場合もあり、その防止が要望される。
そこで、上記のような品質クレームや顧客の印象悪化を防ぐために、仕切板を使用して商品を整列させたり、緩衝材により商品同士の共ズレを防止することが一部行われているが、この手法を採用する際には、運転手がその仕切板や緩衝材を持ち帰らなければならない手間や、紛失によるコストアップ等の問題があり、実際には、運転手が大変苦労しているのが現状である。
本考案の目的は、商品の移動を防止し整列状態で内部に保持収納できるようにして、上記した問題を一切解決したバケットや折り畳みコンテナ等の商品輸送用箱体を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる考案の商品輸送用箱体は、周囲全面を囲む側板と底面を閉じる底板とを備えた商品輸送用箱体において、前記底板の上面の全面又は一部に粘着部分を設けたことを特徴とする。
請求項2にかかる考案は、請求項1に記載の商品輸送用箱体において、前記粘着部分は、前記底板の上面に接着された両面接着テープで形成されていることを特徴とする。
請求項3にかかる考案は、請求項1に記載の商品輸送用箱体において、前記粘着部分は、前記底板に台紙部分が固着された片面接着テープで形成されていることを特徴とする。
請求項4にかかる考案は、請求項1に記載の商品輸送用箱体において、前記粘着部分は、前記底板に粘着剤を塗布することで形成されていることを特徴とする
請求項2にかかる考案は、請求項1に記載の商品輸送用箱体において、前記粘着部分は、前記底板の上面に接着された両面接着テープで形成されていることを特徴とする。
請求項3にかかる考案は、請求項1に記載の商品輸送用箱体において、前記粘着部分は、前記底板に台紙部分が固着された片面接着テープで形成されていることを特徴とする。
請求項4にかかる考案は、請求項1に記載の商品輸送用箱体において、前記粘着部分は、前記底板に粘着剤を塗布することで形成されていることを特徴とする
本考案によれば、バケットや折り畳みコンテナ等の商品輸送用箱体の底面に粘着部分を設けたので、その粘着部分に商品を乗せるだけでその商品の底面が粘着力で保持され、商品の転倒や共ズレ等を回避することができ、商品に品質劣化が生じることが防止でき、また収納状態の見栄えも良好にできるという優れた利点を発揮することができる。
図1に本考案の1つの実施例のバケット10を示す。このバケット10は、周囲全面を囲む4枚の側板11〜14と底面を閉じる底板15とから構成され、ポリプロピレン又は高密度ポリプロピレンの射出成形で一体的に又は組み合わせにより形成されている。そして、その底板15の上面にはその全面に両面接着テープ20が貼付されている。
この両面接着テープ20の底板15に直接貼付する裏面側の接着剤には、その底板15の材質に強力に接着する性質を持たせることが好ましい。また、その両面接着テープ20の上面側の接着剤には、そこに収納する商品が移動しない程度の粘着性をもち、当該商品の再剥離が可能で、かつ、バケット10を洗浄する際に使用する洗剤に耐えることのできる性質を持たせることが必要である。さらに、両面接着テープ20の上面側の接着剤には、バケット10に収納する商品に薄いポリエチレンフィルムにグラビア印刷又はフレキソ印刷したものもあるので、印刷インキを剥離することがない性質も持たせることが必要がある。
この両面接着テープ20は、図1に示すようにバケット10の底面15の全面に貼付する他に、底面15の一部に貼付してもよい。底面15の一部に貼付した例として、図2に示すように、底面15の内隅に沿って1周にわたって貼付してもよい。また、所定間隔で列状に並べて底面15に貼付してもよい。また、両面接着テープ20の幅は、例えばシャンプーやリンス等の商品を収納する場合では、20cm程度が好適と思われるが、商品の底面の大きさより狭い幅であってもよい。
この両面接着テープ20は、その表面側の接着剤の粘着力が劣化したときは、底板15から剥離して除去し、新たな両面接着テープ20を貼付してもよいが、貼付済みの両面接着テープ20の上面に新たな両面接着テープを貼付することで、再生することもできる。
なお、以上ではバケット10の底面15に両面接着テープ20を貼付して取り付ける例について説明したが、この両面接着テープ20に代えて、片面接着テープを使用してもよい。この場合は、片面接着テープの台紙側をバケット10の底面にねじ等で固着し、接着面が上面になるようにすればよい。このときねじ等による固着部分は、収納する商品に当たることがないように隅の部分とすればよい。片面接着テープの取り替えは、ねじ等の取り外しで行うことができる。
また、両面接着テープ20に代えて、粘着剤を底面15に直接塗布してもよい。この粘着剤塗布では、その粘着剤が摩耗したり粘着力が劣化した場合は、除去してから再塗装する他に、以前に塗布していた粘着剤の上から新たな粘着剤を上塗りして再生することもできる。
また、以上では、本考案をバケット10に適用する場合について説明したが、折り畳みトレイその他の商品輸送用箱に適用できることはもちろんである。
10:バケット、11〜14:側板、15:底板
20:両面接着テープ
20:両面接着テープ
Claims (4)
- 周囲全面を囲む側板と底面を閉じる底板とを備えた商品輸送用箱体において、前記底板の上面の全面又は一部に粘着部分を設けたことを特徴とする商品輸送用箱体。
- 請求項1に記載の商品輸送用箱体において、
前記粘着部分は、前記底板の上面に接着された両面接着テープで形成されていることを特徴とする商品輸送用箱体。 - 請求項1に記載の商品輸送用箱体において、
前記粘着部分は、前記底板に台紙部分が固着された片面接着テープで形成されていることを特徴とする商品輸送用箱体。 - 請求項1に記載の商品輸送用箱体において、
前記粘着部分は、前記底板に粘着剤を塗布することで形成されていることを特徴とする商品輸送用箱体。
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JP2012001458U Expired - Fee Related JP3175909U (ja) | 2012-03-16 | 2012-03-16 | 商品輸送用箱体 |
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2012
- 2012-03-16 JP JP2012001458U patent/JP3175909U/ja not_active Expired - Fee Related
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