JP3175679B2 - フォークリフト用揚高検出器及び揚高検出装置 - Google Patents

フォークリフト用揚高検出器及び揚高検出装置

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JP3175679B2
JP3175679B2 JP00891098A JP891098A JP3175679B2 JP 3175679 B2 JP3175679 B2 JP 3175679B2 JP 00891098 A JP00891098 A JP 00891098A JP 891098 A JP891098 A JP 891098A JP 3175679 B2 JP3175679 B2 JP 3175679B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトに
おいてフォークの揚高位置を検出するためのフォークリ
フト用揚高検出器及び揚高検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフトでは、フォークの
揚高位置を検出するためにリミットスイッチを使用して
いる。このリミットスイッチにて、フォークの揚高位置
が所定の揚高位置以上の高揚高の状態であるか、あるい
は、同揚高位置未満の低揚高の状態であるかを検出して
いる。リミットスイッチは、例えばアウタマストに固定
され、昇降動作するインナマストに設けたドグにて作動
片がスイッチ操作される。リミットスイッチは、フォー
クが高揚高であるときに例えばオフとなり、フォークが
低揚高であるときにはオンとなるようにして動作する。
リミットスイッチの出力は、アウタマストに沿って配線
された信号線を介して機台内に設けられた揚高判断装置
に入力される。
【0003】そして、揚高位置が高揚高でリミットスイ
ッチがオフのときには揚高判断装置には例えば5Vの電
圧が印加され、反対に、低揚高でオンのときには印加さ
れる電圧が0Vとなる。従って、揚高判断装置は入力さ
れる電圧が5Vであるか0Vであるかにより、フォーク
の揚高位置が高揚高であるか低揚高であるかを判断す
る。この揚高判断装置の判断結果に基づいて、例えば、
ロール面内で揺動可能に支持されている後輪車軸の揺動
を規制する制御が行われる。この揺動規制制御では、車
両重心が高くなる高揚高時には後輪車軸の揺動を規制し
て車両安定性の低下を防止し、車両重心が低くなる低揚
高時には後輪車軸の揺動を許容して走行性を向上させ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にリミットスイッチに接続された信号線は、外部に露出
する状態で設けられている。このため、荷役作業中に物
が信号線に当たったりすることにより信号線の皮膜が破
れ、該信号線が機台等に接触して接地側に短絡すること
が考えられる。
【0005】このような場合には、揚高判断装置には、
フォークが低揚高でリミットスイッチがオンであるとき
はもちろん高揚高でオフであっても0Vの電圧が入力さ
れることになる。従って、揚高判断装置に入力される出
力に基づいてフォークの揚高位置を判断することができ
くなる。
【0006】又、別の問題として、インナマストがアウ
タマストに対して水平面内でがたついたり、積み荷の荷
重によりインナマストが撓んだりすると、リミットスイ
ッチの作動片に対してドグが所定距離から遠ざかること
が考えられる。このような場合には、ドグにより作動片
が確実にスイッチ操作されず、フォークの揚高を確実に
検出することができなくなる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、被検出体がその移動
方向に直交する方向にばらついても確実に検出すること
ができるフォークリフト用揚高検出器を提供することに
ある。
【0008】又、揚高センサの信号線が接地側に短絡し
て揚高を検出できない状態となったことを検出すること
ができるフォークリフト用揚高検出装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ケースと、前記ケースの
内部に設けられ、所定の検出位置に配置された被検出体
を所定距離離間した位置で検出する検出部と、該検出部
の検出結果に基づいて高電位あるいは、接地側電位わり
高い低電位の出力信号を出力する出力部とを備えた非接
触式位置検出手段と、前記ケースに往復回動可能に支持
された回動軸と、前記回動軸に一体回動可能に支持さ
れ、同回動軸の所定回動範囲内での往復回動により、前
記回路部にて検出される検出位置と検出されない非検出
位置とに切り換え配置される被検出部を備えた被検出部
材と、前記被検出部が前記検出位置あるいは非検出位置
に配置されるように前記回動軸あるいは前記非検出部材
を付勢するとともに、前記回動軸に所定の回転力が加わ
ったときに被検出部が検出位置から非検出位置に、ある
いは、非検出位置から検出位置に移動配置されるように
前記回動軸が回動されることを許容する回動付勢手段
と、前記ケースの外部において前記回動軸の一端から同
回動軸の中心軸に交差する方向に延びるように設けら
れ、前記回動軸の中心軸に直交する方向に移動する被検
出体に当接して同回動軸を前記所定回動範囲内で回動さ
せ、前記被検出部を前記検出位置から非検出位置に、あ
るいは、非検出位置から検出位置に移動配置可能な操作
部材とを備えた。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記回動軸は、その中心軸方向に所定
範囲を移動可能に支持されるとともに、前記回動軸を前
記操作部材側に付勢する軸付勢手段を設けた。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載のフォークリフト用揚高検出器と、前記非
接触式位置検出手段の出力端に信号線を介して接続さ
れ、該信号線を介して入力する前記出力信号が前記高電
位あるいは低電位であるかに基づき前記検出位置に被検
出体が有るか否かを判断するとともに、前記出力信号が
接地側電位であるときには、前記信号線が接地側と短絡
した状態であると判断する揚高判断装置とを備えた。
【0012】
【0013】作用) 請求項1に記載の発明によれば、被検出体にて操作部材
が機械的に操作され、回動軸に一体回動可能に設けられ
た被検出部材の被検出部が非接触式位置検出手段の検出
位置と該検出位置から離間した非検出位置とに切り換え
配置される。従って、被検出体と揚高検出装置との距離
が変化しても被検出体にて操作部材が確実に操作され、
被検出部が検出位置と非検出位置とに切り換え配置され
る。そして、被検出体の検出に基づき高電位と、接地側
電位より高い低電位とに切り換わるとともに、信号線が
接地側に短絡したときには接地側電位となる出力信号が
得られる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、アウタマストとインナマ
ストとが被検出体の移動方向に直交する方向にずれ、被
検出体から操作部材に回動軸の中心軸方向の力が加わる
と、回動軸が軸付勢手段の付勢力に抗して操作部材の側
と反対方向に移動する。被検出体から操作部材に前記力
が加わらなくなると、軸付勢手段の付勢力により回動軸
が元の位置に戻る。従って、被検出体から回動軸の中心
軸方向に加わる力が吸収される。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、被検出体が
検出位置に有るか否かが、非接触式位置検出手段からの
出力信号が高電位であるか、接地側電位より高い低電位
であるかにより検出される。又、非接触式位置検出手段
からの出力信号が揚高判断装置に出力される信号線が損
傷等により接地側に短絡した状態となったことが、出力
信号が接地側電位となったことから検出される。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図8に従って説明する。図2は、フォー
クリフトのマストに設けられたフォークの揚高検出器1
0を示す斜視図である。図2に示すように、揚高検出器
10は、右側アウタマスト11の運転席側の後面11a
に設けられている。右側アウタマスト11の右面11b
には、揚高検出器10を固定するための補助板12が前
記後面11aに一側面が一致するように固定されてい
る。補助板12の一側面には、揚高検出器10が前記後
面11aと補助板12の側面とに渡って設けられたセン
サ取付板13を介して固定されている。
【0019】図1は、揚高検出器10の平断面図、図5
は左側方から見た断面図、図6は同じく正面から見た断
面図である。図1,5,6に示すように、揚高検出器1
0は、センサ取付板13及び補助板12を介して右側ア
ウタマスト11に固定されるケース14を備えている。
このケース14は取付側が開口され、その上面及び下面
には図示しない取付孔を備えた取付片15が一体でそれ
ぞれ設けられている。一方、前記センサ取付板13上に
は、図示しないねじ孔を備えたねじ固定部16が設けら
れている。ケース14は、各取付片15がねじ固定部1
6に当接された状態で取付孔からねじ孔に螺合された取
付ボルト17にてセンサ取付板13上に固定されてい
る。
【0020】前記ケース14の内部には、非接触式位置
検出手段としての近接スイッチ18が設けられている。
近接スイッチ18は、所定の検出位置に配置された被検
出体を所定距離離間した位置で磁気的に検出する。近接
スイッチ18は、後述する1本の信号線及び1本の接地
線にてフォークリフトの機台内部に設けられた後述する
揚高判断装置に電気的に接続されている。
【0021】ケース14には、回動軸19が往復回動可
能に支持されている。又、回動軸19は、その中心軸方
向に所定範囲を移動可能に支持されている。回動軸19
の一端は、ケース14に設けられた孔20から外部に突
出されている。
【0022】回動軸19には、同回動軸19の所定角度
範囲内での往復回動により、前記近接スイッチ18にて
検出される検出位置(図5及び図7に示す状態)と検出
されない非検出位置(図8に示す状態)とに切り換え配
置される被検出部としての被検出面21を備えた被検出
部材22が一体回動可能に支持されている。
【0023】回動軸19には、前記被検出面21が前記
非検出位置に配置されるように同回動軸19を捻り付勢
力にて付勢するとともに、該回動軸19に所定の回動力
が加わったときに同被検出面21が非検出位置から検出
位置まで移動配置されるように同回動軸19が回動され
ることを許容する回動付勢手段及び軸付勢手段としての
捻り圧縮コイルばね23が嵌挿された状態で支持されて
いる。又、回動軸19は、捻り圧縮コイルばね23の圧
縮付勢力により、前記孔20から突出する方向に付勢さ
れている。
【0024】捻り圧縮コイルばね23は、その一端がケ
ース14の開口部からセンサ取付板13に設けられた孔
24を貫通して補助板12に設けられた係止穴25内に
係止され、他端が被検出部材22に設けられた係止孔2
6に挿通されている。
【0025】ケース14の外部には、回動軸19の一端
から同回動軸19の中心軸に交差する方向に延びるよう
に形成された操作部材28が設けられている。操作部材
28は、右側アウタマスト11と右側リフトシリンダ2
9との間の隙間から右側インナマスト27の後面に向か
って延びるように形成されている。操作部材28は、回
動軸19の中心軸に直交する方向に移動する右側インナ
マスト27に当接して同回動軸19を前記所定回動範囲
内で回動させ、前記被検出面21を検出位置から非検出
位置に移動配置可能に形成されている。本実施の形態で
は、回動軸19は、操作部材28と一体に形成されてい
る。
【0026】操作部材28は、右側アウタマスト11と
右側リフトシリンダ29との狭い間隙から右側インナマ
スト27側に延出することができるように、その断面が
偏平状に形成されている。又、操作部材28は、その先
端が滑らかな円弧状に形成され、先端部に焼き入れによ
る硬化耐摩耗処理が施されている。
【0027】本実施の形態の揚高検出装置は、右側イン
ナマスト27にて操作部材28が操作されていないとき
に、捻り圧縮コイルばね23の付勢力により、被検出部
材22の被検出面21が近接スイッチ18にて検出され
る検出位置に配置された状態となるようになっている。
【0028】本実施の形態では、上記揚高検出装置10
は、フォークの揚高位置が所定の基準揚高位置未満であ
るときに右側インナマスト27にて操作部材28が操作
された状態となり、フォークの揚高位置が同基準揚高位
置以上であるときに右側インナマスト27にて操作部材
28が操作されない状態となる位置に固定されている。
【0029】次に、揚高検出装置の電気的構成を図3に
示す電気ブロック図に従って説明する。揚高検出装置3
0は、前記近接スイッチ18と、該近接スイッチ18に
信号線31にて接続された揚高判断装置32とを備えて
いる。
【0030】近接スイッチ18は、検出部としての検出
回路部33と、該検出回路部33の検出結果に基づいて
高電位あるいは低電位の出力信号を出力する出力部とし
ての出力回路部34とを備えている。
【0031】検出回路部33は公知のものであって、検
出位置に配置された被検出面21を磁気的に検出する検
出素子と、該検出素子からの検出信号に基づいて被検出
面21の有無を判定する電圧比較回路部等を備えてい
る。検出回路部33は、検出位置に被検出面21がある
ときにはトランジスタ35のベースに低電位の出力信号
を出力し、検出位置に被検出体がないときにはトランジ
スタ35のベースに高電位の出力信号を出力するように
なっている。近接スイッチ18は、例えば、高周波発振
停止型近接スイッチ、磁気抵抗素子型近接スイッチ、ホ
ール素子型近接スイッチ等である。
【0032】本実施の形態では、出力回路部34は、n
pn型の出力トランジスタ35を備えたオープンコレク
タ出力形である。トランジスタ35のエミッタ・コレク
タ間には、トランジスタ保護用のツェナダイオード36
が接続されている。トランジスタ35のベースには、検
出回路部33からの出力信号が出力される信号線が接続
されている。トランジスタ35のエミッタと検出回路部
33は、接地側電位(0V)に保持された接地線37に
接続されている。又、トランジスタ35のコレクタと検
出回路部33は、後述する電源電圧が印加された信号線
31に接続されている。トランジスタ35は、検出回路
33から高電位の出力信号が入力されるとオンとなる。
このとき、トランジスタ35は、3V程度のオン電圧を
発生する。一方、トランジスタ35は、検出回路部33
からの出力信号が低電位であるときにはオフとなる。
【0033】揚高判断装置32は、マイクロコンピュー
タ38を備えている。前記信号線31は、マイクロコン
ピュータ38に接続されている。信号線31には、抵抗
39を介して電源電圧(例えば12V)が印加されてい
る。抵抗39とマイクロコンピュータ38の入力端との
間には抵抗40aが設けられ、抵抗40bを介して接地
されている。抵抗40a,40bにより、近接スイッチ
18がオフのときに電源電圧を分圧してマイクロコンピ
ュータ38に高電位(4V)の信号を供給し、近接スイ
ッチ18がオンのときにトランジスタ35のオン電圧3
Vを分圧してマイクロコンピュータ38に低電圧(1
V)の信号を供給する入力回路が構成されている。
【0034】マイクロコンピュータ38は、信号線3
1、抵抗40a,40bを介して高電位(4V)及び低
電位(1V)の出力信号を入力する。高電位は近接セン
サ18がオフであるときに上記入力回路にて分圧された
4Vの電圧であり、低電位は近接センサ18がオンであ
るときのトランジスタ35の3Vのオン電圧が上記入力
回路にて分圧された1Vの電圧である。従って、低電位
は、接地側電位よりも高い電位である。
【0035】マイクロコンピュータ38は、入力電圧が
高電位(2V以上)であるときには検出位置に被検出面
21があると判断し、揚高位置が高揚高であると判断す
る。一方、マイクロコンピュータ38は、入力電圧が低
電位(2V未満)であるときには検出位置に被検出面2
1がないと判断し、揚高位置が低揚高であると判断す
る。
【0036】又、マイクロコンピュータ38は、信号線
31を介して接地側電位の出力信号を入力する。接地側
電位の出力信号は、信号線31が接地側に短絡したとき
の0Vの電位である。マイクロコンピュータ38は、入
力電圧が接地側電位(0.2V以下)であるときには、
信号線31が接地側と短絡して揚高位置が検出できない
状態であると判断する。
【0037】即ち、マイクロコンピュータ38は、図4
に示すように、高電位、低電位及び接地側電位の3つの
入力レベルを区別して揚高を判断する。次に、以上のよ
うに構成された揚高検出装置の作用について説明する。
【0038】フォークが低揚高であるときには、図8に
示すように、操作部材28が右側インナマスト27にて
回動操作され、捻り圧縮コイルばね23の捻り勢力に抗
して回動軸19が図8における反時計方向に回動されて
おり、被検出部材22の検出面21が非検出位置に移動
配置されている。従って、近接スイッチ18の検出回路
部33の出力が高電位となり出力回路部34のトランジ
スタ35がオンとなる。その結果、マイコン38にはト
ランジスタ35のオン電圧に基づく低電圧(1V)が入
力され、この入力電圧が2.0V未満であることからマ
イコン38はフォークが低揚高であると判断する。
【0039】低揚高の範囲でフォークが昇降操作される
と、操作部材28の先端が右側インナマスト27に摺接
する状態で操作部材28の位置が図8のままで保持され
る。従って、フォークが低揚高である間は、近接スイッ
チ18の出力信号は低電位(1V)となり、揚高判断装
置32は低揚高であると判断する。
【0040】フォークが上昇操作されて基準揚高位置に
達し高揚高となると、図7に示すように、操作部材28
が右側インナマスト27にて回動操作されなくなる。す
ると、捻り圧縮コイルばね23の捻り付勢力により回動
軸19が図7における時計方向に回動され、被検出部材
22の被検出面21が非検出位置から検出位置に戻され
る。従って、近接スイッチ18の検出回路部33の出力
が低電位となり出力回路部34のトランジスタ35がオ
フとなる。その結果、マイコン38には入力回路にて生
成される高電位(4V)が入力され、この入力電圧が
2.0V以上であることからマイコン38はフォークが
高揚高であると判断する。そして、フォークが高揚高で
ある間は操作部材28が回動操作されず近接スイッチ1
8から入力する出力信号は高電位(4V)となって、揚
高判断装置32はフォークが高揚高であると判断する。
【0041】フォークが下降操作されて基準揚高位置未
満となると、操作部材28が右側インナマスト27にて
再び回動操作され、回動軸19が回動されて被検出部材
22の被検出面21が検出位置から非検出位置に移動配
置される。その結果、近接スイッチ18の出力信号は低
電位(1V)となり、再び揚高判断装置32はフォーク
が低揚高であると判断する。
【0042】右側アウタマスト11から機台内に配線さ
れている信号線31の被覆が何らかの原因で損傷して信
号線31が接地側電位(0V)に短絡すると、信号線3
1の電位が接地側電位となる。従って、マイコン38の
入力電圧が接地側電位(0V)となり、この入力電圧が
0.2V以下であることからマイコン38は信号線31
が接地側に短絡して揚高位置を検出できない状態である
と判断する。
【0043】又、フォークが低揚高で操作部材28が右
側インナマスト27に当接している状態で、アウタマス
トとインナマストとのがたつきにより、インナマストが
アウタマストに対して図1における上方に相対移動し、
右側インナマスト27に固定されている他の部材等にて
操作部材28が回動軸19の中心軸方向に右側アウタマ
スト11に近づく向きに押圧されたとする。すると、回
動軸19が捩り圧縮コイルばね23の圧縮付勢力に抗し
て操作部材28と反対の側に移動する。
【0044】そして、このままの状態でフォークが上昇
操操作され、操作部材28が右側インナマスト27から
外れると、捻り圧縮コイルばね23の圧縮付勢力により
回動軸19が元の位置に戻される。同時に、捻り付勢力
により被検出面21が検出位置に移動配置されるように
被検出部材22が回動される。従って、右側インナマス
ト27から、操作部材28に加わる回動軸19の中心軸
方向の力が吸収される。
【0045】以上詳述したように、本実施の形態のフォ
ークリフトにおける揚高検出装置によれば、以下の効果
を得ることができる。 (a) 被検出体(右側インナマスト27)にて操作部
材28が機械的に操作され、回動軸19に一体回動可能
に設けられた被検出部材22の被検出部(被検出面2
1)が非接触式位置検出手段(近接スイッチ18)の検
出位置と該検出位置から離間した非検出位置とに切り換
え配置される。従って、被検出体と揚高位置検出器との
距離が変化しても操作部材28が確実に操作され、被検
出部が検出位置と被検出位置とに切り換え配置される。
その結果、被検出体がその移動方向に直交する方向に揺
動しても確実に揚高を検出することができる。
【0046】(b) 被接触式位置検出手段(近接セン
サ18)を、高電位と、接地側電位よりも高い低電位か
らなる出力信号を出力するものとしたので、信号線31
が接地側に短絡したときには接地側電位となる出力信号
が得られる。従って、信号線31が接地側へ短絡して揚
高を検出できない状態となったことを検出することがで
きる。
【0047】(c) アウタマストとインナマストとが
被検出体の移動方向に直交する方向にずれ、被検出部材
から操作部材に回動軸19の中心軸方向の力が加わる
と、回動軸19が軸付勢手段(捻り圧縮コイルばね2
3)の付勢力(圧縮付勢力)に抗して操作部材の側と反
対方向に移動する。被検出体から操作部材に前記力が加
わらなくなると、軸付勢手段の付勢力により回動軸19
が元の位置に戻る。従って、被検出体から回動軸19の
中心軸方向に加わる力が吸収される。その結果、被検出
体から操作部材28に回動軸19の中心軸方向の力が加
わったときに、各部材の破損を防止することができる。
【0048】(d) 非接触式位置検出手段(近接スイ
ッチ18)の出力部(出力回路部34)をオープンコレ
クタ出力型としたので、フォークの揚高位置が所定の揚
高位置以上である高揚高のときにオープン(トランジス
タ35がオフ)となるようにしておけば、信号線31が
断線したときの出力信号が高揚高のときの高電位とな
る。従って、例えば、検出した揚高位置に基づいて後輪
車軸の揺動を規制する制御を行う揺動制御装置におい
て、信号線31の断線時にフォークが高揚高であると判
断することができる。その結果、信号線31の断線時
に、フォークが高揚高である状態に対応した後輪車軸を
揺動規制状態として、車両の安定性を向上させる安全性
を優先した制御を行うことができる。
【0049】(e) 回動軸19に嵌挿した状態で支持
した捻り圧縮コイルばね23の捻り付勢力により、被検
出部材が非検出位置から検出位置に移動配置されるとと
もに、同ばね23の圧縮付勢力により回動軸が操作部材
側に付勢される。従って、回動付勢手段及び軸付勢手段
が1つの部材にて構成されるため、部品点数及び組み付
け工数を少なくすることができる。
【0050】(f) 操作部材28が回動軸19の一端
から同回動軸19の中心軸に交差する方向に延びるよう
に形成されるとともに、その断面が偏平に形成されてい
るため、右側アウタマスト11と右側リフトシリンダ2
9との狭い隙間から右側インナマスト27にて直接操作
部材28を操作することができる。従って、右側インナ
マスト27に長いプレート状のドグ等を固定する必要が
ない。その結果、マスト長が異なる機種に対して専用の
ドグを用意する必要がなく、又、同一機種で基準揚高位
置を変更してもドグを取り替える必要がない。さらに、
揚高検出器10を右側アウタマスト11の後面11aに
取付固定することができ、積み荷等による損傷を極力防
止することができる。
【0051】(g) 被検出体としての右側インナマス
ト27に摺接する操作部材28の先端に右側インナマス
ト27を転動するローラ等の機構を設けず、先端部に耐
摩耗性を向上させる焼き入れ処理を行ったので、部品点
数及び組み付け工数の増加を防止することができる。
【0052】(h) 揚高検出器10をアウタマスト
(右側アウタマスト11)に設け、インナマスト(右側
インナマスト27)を検出するようにしたので、非接触
式位置検出手段(近接センサ18)から機台側に配線す
る信号線31がインナマストの昇降動作に伴って動かな
いようにすることができる。従って、配線が容易となる
とともに断線し難くすることができる。
【0053】尚、実施の形態は上記実施の形態に限ら
ず、以下のように変更してもよい。 ○ 非接触式位置検出手段は、オン・オフ信号を出力す
るオープンコレクタ出力型に限らず、高電位及び低電位
の出力信号を出力する出力形式のものであってもよい。
この場合にも、フォークの揚高位置が所定の揚高位置以
上であるか否かを確実に検出することができ、しかも、
信号線31が接地側へ短絡して揚高を検出できない状態
であることを検出することができる。
【0054】○ ケース14内に設ける非接触式位置検
出手段は、製品としての市販の近接センサ18に限ら
ず、例えば、ケース14内に設けられた回路基板上に形
成された検出回路部33と出力回路部34であってもよ
い。この場合には、揚高検出器10の小型化を図ること
ができる。
【0055】○ 回動軸19がその中心軸方向に移動し
ないように支持してもよい。但し、この場合には、被検
出体から回動軸の中心軸方向に加わる力が吸収されなく
なる。
【0056】○ 回動付勢手段と軸付勢手段とを別部材
としてもよい。例えば、回動軸19を中心軸方向に移動
不能に支持するとともに、該回動軸19に操作部材28
を一体回動可能にかつ前記中心軸方向に移動可能に支持
する。回動軸19には回動付勢手段としての捻りコイル
ばねを嵌挿した状態で支持し、回動軸19の内部には同
回動軸19に対して操作部材28を被検出体側に付勢す
る軸付勢手段としての圧縮コイルばねを収容する。この
構成によっても、被検出体から回動軸の中心軸方向に加
わる力を吸収することができる。
【0057】○ 被検出部材を図5において回動軸19
から下方左側に延びるように設けるとともに近接センサ
18をその被検出面が左側を向くように配設する。そし
て、高揚高時に操作部材28が右側インナマスト27に
て回動操作されていないときに被検出面21が非検出位
置に配置されるようにする。一方、図8に示すように、
低揚高時に操作部材28が右側インナマスト27にて回
動操作されたときには被検出面21が図5における反時
計方向に移動して検出位置に配置されるようにする。
【0058】この場合には、近接センサ18に、被検出
面21の検出時にトランジスタ35をオンさせ、非検出
時にトランジスタ35をオフさせるものを用いることに
より、マイコン38の入力電圧を高揚高時に高電圧とし
低揚高時に低電圧とすることができる。従って、この構
成においても、何らかの故障で近接センサ18が操作部
材28を検出できなくなった場合に高揚高と判定して、
安全性を優先した制御を行うことができる。
【0059】○ 操作部材28の先端に、右側インナマ
スト27の移動に伴って同右側インナマスト27を転動
するローラを設けてもよい。この場合には、操作部材2
8が右側インナマスト27にて円滑に操作されるように
することができる。
【0060】○ 操作部材28の先端に、右側インナマ
スト27に摺接するように耐摩耗性が高いチップを接合
してもよい。この場合にも、耐摩耗性を向上させて、長
期間に渡って操作部材28が確実に操作されるようにす
ることができる。
【0061】○ ケース14の開口部にパッキンを配設
し、孔20内にOリングを配設して、防水性、防塵性が
高くした揚高検出器10としてもよい。この場合には、
機能の信頼性の向上を図ることができる。
【0062】○ 揚高検出器10を左側アウタマストに
設けてもよい。 ○ 揚高検出器10を左右いずれかのインナマストに固
定し、アウタマスト側に設けた被検出体にて操作部材2
8を操作するようにしてもよい。例えば、揚高検出器を
右側あるい左側インナママストの内側面に固定した場合
には、荷役作業等で揚高検出器10に周囲のものが不用
意にぶつからないようにすることができる。
【0063】○ 被検出体は、インナマストやアウタマ
ストに限らず、インナマストあるいはアウタマストに固
定したドグであってもよい。この場合には、揚高検出器
10の取付位置の自由度を向上させることができる。
【0064】○ 非接触式位置センサを直接アウタマス
トあるいはインナマストに固定し、被検出体を検出する
ようにしてもよい。図9は、右側アウタマスト11の内
側面に非接触式位置センサとしての近接スイッチ41を
固定し、右側インナマスト27に固定した被検出体とし
てのドグ42を検出するようにしたものである。この場
合には、揚高検出器10よりも占有スペースを小さくす
ることができるが、インナマストが移動方向する方向に
ばらつくとドグ42の検出が難しくなる。
【0065】○ 上記実施の形態及び上記別例における
非接触式位置センサは、高周波発振停止型近接スイッ
チ、磁気抵抗素子型近接スイッチ、ホール素子型近接ス
イッチ等の近接スイッチの他、透過型、同軸反射型、直
接反射型の各光電センサであってもよい。光電センサ
は、光路の一部に光ファイバを用いたものを含むものと
する。
【0066】以下、前記各実施の形態から把握される請
求項以外の技術的思想をその効果とともに記載する。 (1) 請求項1又は請求項2に記載のフォークリフト
用揚高検出器、あるいは、請求項3に記載の揚高検出装
置において、前記出力部は、オープンコレクタ出力型で
ある。このような構成によれば、フォークの揚高位置が
所定の揚高位置以上である高揚高のときにオープン(出
力トランジスタがオフ)となるようにしておけば、信号
線が断線したときにフォークが高揚高であるとして安全
性を優先した制御が行われるようにすることができる。
【0067】(2) 請求項1又は請求項2に記載のフ
ォークリフト用揚高検出器、あるいは、請求項3に記載
の揚高検出装置を備えたフォークリフト。このような構
成によれば、インナマストに揚高検出装置を操作するた
めのドグを設ける必要がないため、部品点数及び組み付
け工数を少なくすることができる。
【0068】(3) 上記(2)に記載のフォークリフ
トにおいて、前記揚高検出器は、アウタマストに設けら
れている。このような構成によれば、非接触式位置検出
手段から機台側に配線する信号線がインナマストの昇降
動作に伴って動かないようにすることができ、配線を容
易とするとともに断線し難くすることができる。
【0069】(4) 請求項1又は請求項2に記載のフ
ォークリフト用揚高検出器、あるいは、請求項3に記載
の揚高検出装置において、前記操作部材は、その断面が
マストが延びる方向に拡がる偏平状に形成されている。
このような構成によれば、リフトシリンダとアウタマス
トとの間の狭い隙間に操作部材を通してインナマストで
該操作部材を操作することができ、揚高検出装置をアウ
タマストの後面に設けて荷役作業による損傷を極力防止
することができる。
【0070】尚、この明細書において、発明の構成に係
る手段及び部材は、以下のように定義されるものとす
る。 (1) 非接触式位置センサとは、所定の検出位置に被
検出体があるかないかにより、高電位あるいは低電位の
出力信号を出力するものであればよく、高周波発振停止
型近接スイッチ、磁気抵抗素子型近接スイッチ、ホール
素子型近接スイッチ等の近接スイッチ、透過型、同軸反
射型、直接反射型の各光電センサを含むものとする。
尚、光電センサは、光路の一部に光ファイバを用いたも
のを含むものとする
【0071】
【発明の効果】請求項1〜請求項3に記載の発明によれ
ば、被検出体がその移動方向に直交する方向にばらつい
ても確実に検出することができる。
【0072】請求項2に記載の発明によれば、被検出体
から操作部材に回動軸の中心軸方向の力が加わったとき
に、各部材の破損を防止することができる。請求項3に
記載の発明によれば、揚高センサの信号線が接地側に短
絡して揚高を検出できない状態となったことを検出する
ことができる。
【0073】
【0074】
【図面の簡単な説明】
【図1】 フォークリフト用揚高検出器の平断面図。
【図2】 揚高検出器を示す斜視図。
【図3】 揚高検出装置の電気ブロック図。
【図4】 入力電圧のレベルを示すグラフ。
【図5】 揚高検出器を示す左側方から見た断面図。
【図6】 同じく正面から見た断面図。
【図7】 作用を説明するための左側方から見た摸式
図。
【図8】 同じく左側方から見た摸式図。
【図9】 別例の非接触式位置センサを示す平断面図。
【符号の説明】
10…フォークリフト用揚高検出器、11…右側アウタ
マスト、14…ケース、18…被接触式位置検出手段と
しての近接スイッチ、19…回動軸、20…孔、21…
被検出部としての被検出面、22…被検出部材、23…
回動付勢手段及び軸付勢手段としての捻り圧縮コイルば
ね、27…被検出体としての右側インナマスト、28…
操作部材、31…信号線、32…揚高判断装置、33…
検出部としての検出回路部、34…出力部としての出力
回路部、41…非接触式位置センサとしての近接スイッ
チ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 前記ケースの内部に設けられ、所定の検出位置に配置さ
    れた被検出体を所定距離離間した位置で検出する検出部
    と、該検出部の検出結果に基づいて高電位あるいは、接
    地側電位より高い低電位の出力信号を出力する出力部と
    を備えた非接触式位置検出手段と、 前記ケースに往復回動可能に支持された回動軸と、 前記回動軸に一体回動可能に支持され、同回動軸の所定
    回動範囲内での往復回動により、前記検出部にて検出さ
    れる検出位置と検出されない非検出位置とに切り換え配
    置される被検出部を備えた被検出部材と、 前記被検出部が前記検出位置あるいは非検出位置に配置
    されるように前記回動軸あるいは前記非検出部材を付勢
    するとともに、前記回動軸に所定の回転力が加わったと
    きに被検出部が検出位置から非検出位置に、あるいは、
    非検出位置から検出位置に移動配置されるように前記回
    動軸が回動されることを許容する回動付勢手段と、 前記ケースの外部において前記回動軸の一端から同回動
    軸の中心軸に交差する方向に延びるように設けられ、前
    記回動軸の中心軸に直交する方向に移動する被検出体に
    当接して同回動軸を前記所定回動範囲内で回動させ、前
    記被検出部を前記検出位置から非検出位置に、あるい
    は、非検出位置から検出位置に移動配置可能な操作部材
    とを備えたフォークリフト用揚高検出器。
  2. 【請求項2】 前記回動軸は、その中心軸方向に所定範
    囲を移動可能に支持されるとともに、 前記回動軸を前記操作部材側に付勢する軸付勢手段を設
    けた請求項1に記載のフォークリフト用揚高検出器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のフォーク
    リフト用揚高検出器と、 前記非接触式位置検出手段の出力端に信号線を介して接
    続され、該信号線を介して入力する前記出力信号が前記
    高電位あるいは低電位であるかに基づき前記検出位置に
    被検出体が有るか否かを判断するとともに、前記出力信
    号が接地側電位であるときには、前記信号線が接地側と
    短絡した状態であると判断する揚高判断装置とを備えた
    フォークリフト用揚高検出装置。
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