JP3175507B2 - ガス絶縁開閉装置及びその操作方法 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置及びその操作方法

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JP3175507B2 JP28953294A JP28953294A JP3175507B2 JP 3175507 B2 JP3175507 B2 JP 3175507B2 JP 28953294 A JP28953294 A JP 28953294A JP 28953294 A JP28953294 A JP 28953294A JP 3175507 B2 JP3175507 B2 JP 3175507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、遮断器の開放後に残
留する直流電圧を放電させるガス絶縁開閉装置及びその
操作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は実開昭60−162914号公報
に示された従来のガス絶縁開閉装置を示す回路図で、1
は電源、2は断路器、3は分岐母線、4は高抵抗体、5
は遮断器、6は分岐母線、7は断路器、8は母線であ
る。次に動作について説明する。電源1より無負荷の母
線8に充電電流が供給されている時、遮断器5、断路器
2,7が開放すると、分岐母線3に直流電圧が残留す
る。これを防止するため、高抵抗体4により残留した直
流電圧を放電させるようにしている。回路のキャパシタ
ンスは、数千pF程度であり、数百MΩ程度の高抵抗体
であっても、短時間で直流電圧が放電され残留直流電圧
による影響は防止できる。高抵抗体は運転状態では、抵
抗値に反比例した熱損失があるため、できるだけ大きな
値が望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は、以上のように構成されているので、運転状態下で
の高抵抗体の熱損失は、1ヶ所当り数W〜数百Wにな
り、高抵抗体の取付箇所が増えると熱損失が大きくなる
という問題点があった。この発明は、上記のような問題
点を解消するためになされたもので、熱損失が少ない又
は発生しない経済的な直流電圧放電機能を有するガス絶
縁開閉装置及びその操作方法を提供することを目的とす
る。また直流電圧放電機能を有するガス絶縁開閉装置の
操作方法を提供することを目的とする。
【0004】この発明の請求項1に係るガス絶縁開閉装
置は、遮断器の両端子間に、上記遮断器を遮断したとき
に、負荷側に残留する電圧を電源側に放電するための
抵抗体を接続したものである。この発明の請求項2に係
るガス絶縁開閉装置は、遮断器の両端子間に消弧室と並
列に1.0MΩ以上の高抵抗体を接続し配設したもので
ある。この発明の請求項3に係るガス絶縁開閉装置は、
母線を高抵抗体及びこの高抵抗体を母線部分の回路の
キャパシタンスCと上記高抵抗体の抵抗値Rより決まる
時定数τ=CRの数倍の時間だけ続する断路器を介し
て接地するものである。
【0005】この発明の請求項5に係わるガス絶縁開閉
装置は、電源に遮断器を介して接続された母線を、高抵
抗体及びこの高抵抗体を接続開放する断路器を介して接
地し、上記遮断器が開放後、上記断路器を投入し、所定
時間後開放するように操作するものである。この発明の
請求項6に係わるガス絶縁開閉装置は、遮断器の送電側
を高抵抗体及びこの高抵抗体を接続開放する断路器を介
して接地し、上記遮断器が開放後、上記断路器を投入
し、所定時間後開放するように操作するものである。ま
た、この発明の請求項7に係わるガス絶縁開閉装置は、
遮断器が容量性無負荷回路を開放後に、電源側断路器を
開放し、その後負荷側断路器を開放するように操作する
ものである。また、この発明の請求項8に係わるガス絶
縁開閉装置は、遮断器が開放後、両側の断路器が開放
し、その後、上記遮断器を投入し開放するように操作す
るものである。
【0006】
【作用】この発明の請求項1又は請求項2におけるガス
絶縁開閉装置は、遮断器の両端子間に高抵抗体を接続し
たので、遮断器が遮断すると、負荷側に残留した電圧が
高抵抗体を通って電源側に放電される。遮断器が閉じて
いるときは、高抵抗体端子間には、電圧は印加されな
い。この発明の請求項3におけるガス絶縁開閉装置は、
母線を高抵抗体及びこの高抵抗体を母線部分の回路の
キャパシタンスCと上記高抵抗体の抵抗値Rより決まる
時定数τ=CRの数倍の時間だけ続する断路器を介し
て接地するようにした断路器を通って直流電圧は高抵抗
体より放電する。常時の運転時には、断路器を開放して
おけば、高抵抗体による熱損失はなくなる。この発明の
請求項4におけるガス絶縁開閉装置は、遮断器の送電側
高抵抗体及びこの高抵抗体を母線部分の回路のキャ
パシタンスCと上記高抵抗体の抵抗値Rより決まる時定
数τ=CRの数倍の時間だけ続する断路器を介して接
するようにしたので、断路器を通って直流電圧は高抵
抗体より放電する。常時の運転時には、断路器を開放し
ておけば、高抵抗体による熱損失はなくなる。
【0007】この発明の請求項5におけるガス絶縁開閉
装置は、電源に遮断器を介して接続された母線を、高抵
抗体及びこの高抵抗体を接続開放する断路器を介して接
地し、上記遮断器が開放後、上記断路器を投入し、所定
時間後開放するように操作するので、遮断器が開放後、
母線に残留した直流電圧は断路器の投入で高抵抗体を通
って放電する。常時の運転時には、断路器は開放してお
り、高抵抗体による熱損失はない。この発明の請求項6
におけるガス絶縁開閉装置は、遮断器の送電側を高抵抗
体及びこの高抵抗体を接続開放する断路器を介して接地
し、上記遮断器が開放後、上記断路器を投入し、所定時
間後開放するように操作するので、遮断器が開放後、遮
断器の送電側に残留した直流電圧は断路器の投入で高抵
抗体を通って放電する。常時の運転時には、断路器は開
放しており、高抵抗体による熱損失はない。
【0008】また、この発明の請求項7におけるガス絶
縁開閉装置は、遮断器が容量性無負荷回路を開放後に、
電源側断路器を開放し、その後負荷側断路器を開放する
ように操作するので、高い直流電圧が残留することを防
止する。また、この発明の請求項8におけるガス絶縁開
閉装置は、遮断器が開放後、両側の断路器が開放し、そ
の後、上記遮断器を投入し開放するように操作するの
で、両断路器間に残留した直流電圧は放電し平均化す
る。
【0009】
【実施例】図7において、直流電圧の残留は、分岐母線
3のみらず、分岐母線6、母線8にも現れ、その電圧
は、遮断器5,断路器2,7の開放のタイミングによっ
ては、通常電圧の2.5倍以上にもなることが、発明者
の解析で明かになった。このため、長時間にわたる残留
直流電圧により、ガス絶縁開閉装置の耐電圧面で影響が
でることがあり、特に超々高圧ではその影響は深刻であ
る。
【0010】実施例1.以下、この発明の実施例を図を
もとに説明する。図1はこの発明の一実施例のガス絶縁
開閉装置における遮断器部分を示す断面図である。図に
おいて、11はガス絶縁開閉装置の遮断器、12は導電
性容器で、接地されている。13は操作装置で、操作棒
を介して機構部14を動作させて遮断器11を開閉す
る。15,15は消弧室で、中間に機構部14が介在し
た2点切り構成となっている。16,16は分圧コンデ
ンサで、それぞれ消弧室15,15に並列で、全体で遮
断器11の両端子17,17間に接続されている。1
8,18は高抵抗体で、それぞれ消弧室15,15に並
列で、全体で遮断器11の両端子17,17間に接続さ
れている。19は絶縁支持筒、20,20は接続導体
で、端子17,17と分岐母線21,21とを接続す
る。22,22は分岐母線の導電性容器、23,23は
分岐母線を支持する絶縁スペーサである。各容器12,
22の内部には、SFガスが充填されている。
【0011】次に動作について説明する。母線に接続さ
れる他の回路が開いている場合、遮断器の負荷側は充電
電流回路になり、遮断器が開放すると、遮断器の負荷側
には交流対地電圧のピーク値相当の直流電圧が残留す
る。図1において、遮断器11が充電電流回路を遮断す
ると、負荷側に上記直流電圧が残留するが、消弧室1
5,15に並列に、すなわち、遮断器11の両端子1
7,17間に分圧コンデンサ16,16及び高抵抗体1
8,18が接続されて配設されており、負荷側に残留し
た直流電圧は高抵抗体18,18を介して電源側に放電
され、負荷側に直流電圧が残留しない。直流電圧を早く
放電させるには、高抵抗体18,18の抵抗値を低くす
る方が良いが、遮断器11が開放している時に消弧室1
5,15に印加されるAC電圧による高抵抗体18,1
8の熱損失を小さくするためには抵抗値は高い方が良
く、遮断器11の両端子間の抵抗値は、1.0MΩ以上
であることが望ましい。遮断器11の運転状態では、消
弧室15,15が閉じているため、高抵抗体18,18
の端子間にはAC電圧が印加されず、また遮断器11の
開放後、これにつながる両側の断路器が早く開けば、高
抵抗体18,18には、AC電圧が短時間しか印加され
ず、熱損失も少なくなる。このため熱損失の少ないガス
絶縁開閉装置が実現できる。図1は遮断器11として二
点切り構成のものを示したが、一点切り構成のものでも
同じ効果がある。
【0012】実施例2.図2はこの発明の他の実施例の
ガス絶縁開閉装置における母線又は分岐母線部分を示す
断面図であり、高抵抗体配設部分は切り開いて内部を示
している。図において、31は断路器で、可動部32と
可動コンタクト33と固定部34とを有する。35は操
作装置で、絶縁操作棒36を介して断路器31を開閉す
る。37は断路器31の導電性容器で、接地されてい
る。38,39は絶縁スペーサで、断路器31を容器に
保持固定している。40は絶縁スペーサに設けられた
孔、41は導電性容器で、接地されている。42は高抵
抗体で、端金具43,44で支持され、断路器31の一
端と容器41間に接続されている。高抵抗体42は、絶
縁管45内にコイルばね46で圧着された抵抗ブロック
47が収納されて構成されている。48は導体、49,
50は導体で、母線又は分岐母線である。51は導体接
続部、52は母線又は分岐母線の導電性容器である。容
器37,41,52の内部には、SFガスが充填され
ている。
【0013】遮断器を開放後、断路器31を閉成する。
ガス絶縁開閉装置の母線又はガス絶縁開閉装置の送電ユ
ニットの分岐母線に直流電圧が残留すると、断路器31
を通って直流電圧は高抵抗体42より放電される。母線
のキャパシタンスは最大数千pF、又分岐母線のキャパ
シタンスは送電線やケーブルのキャパシタンスを含むた
め最大数μFになるため、高抵抗体42の抵抗値が1M
Ω以上であれば、直流電圧を数ミリ秒〜数秒程度の短時
間に放電させることができる。図2の断路器31は、母
線又は分岐母線に直流電圧が残留する時に閉じるように
するので、高抵抗体42の常時の運転時の熱損失がなく
なり、そのため高抵抗体42と断路器31の組み合わせ
は有効となる。断路器31を閉状態に保持する時間は、
母線部分等の回路のキャパシタンスCと高抵抗体42の
抵抗Rより決る時定数τ=CRの数倍にすれば充分であ
り、タイマー等により制御することができる。
【0014】図3は、実施例2における遮断器と断路器
31の開閉時間関係を示す図である。遮断器CBが開放
すると、続いて断路器31が投入され、上記時定数の数
倍以上投入継続して、開放される。遮断器CBはその
後、必要時に投入される。なお、高抵抗体42に接続さ
れる断路器31は、回路の絶縁抵抗測定時に開放させる
ことができるので、容易に回路の健全性がチェックで
き、そのため断路器31の配設は有効となる。
【0015】実施例3.図4はこの発明の他の実施例を
示すガス絶縁開閉装置の回路図である。図において、6
1は電源、62は電源側断路器、63は分岐母線、64
は遮断器、65は分岐母線、66は負荷側断路器、6
7,68は母線である。母線68に接続される他の回路
が開いている場合、遮断器64の負荷側は充電電流回路
になり、遮断器64が開放すると、遮断器64の負荷側
には交流対地電圧のピーク値相当の直流電圧が残留す
る。この後、断路器62,66が開くが、この断路器6
2,66の順序によって各部分に残留する最大直流電圧
が変動する。
【0016】第1のケースとして、最初に電源側断路器
62を開いて、その後負荷側断路器66を開けば、電源
側断路器62の負荷側の直流電圧は交流対地電圧のピー
ク値程度で収まる。第2のケースとして、最初に負荷側
断路器66を開いて、その後電源側断路器62を開く
と、開放のタイミングによっては遮断器64の消弧室と
並列に入る分圧コンデンサのキャパシタンスと分岐母線
65のキャパシタンスの分圧現象により、分岐母線65
に高い直流電圧が残留することがある。したがって、必
ず第1のケースになるように、電源側断路器62と負荷
側断路器66の開放シーケンスを組むことにより、ガス
絶縁開閉装置の一部の回路に高い直流電圧が残留するこ
とを防止することができる。図5は、実施例3における
遮断器64と断路器62,66の開閉時間関係を示す図
である。遮断器64が開放すると、続いて電源側断路器
62を開き、その後負荷側断路器66を開くようにす
る。なお、図4は単母線の事例であるが、二重母線の場
合でも同様である。
【0017】実施例4.図4が充電電流回路になってい
る時に、遮断器64及び電源側断路器62と負荷側断路
器66の開放後に、分岐母線63と65に異なった電位
の直流電圧が残留するケースがある。このため残留した
直流電圧を放電させて平均化し、電位を下げるために、
断路器62及び66が開放した後に遮断器64を閉じる
ことが有効である。すなわち、遮断器64が容量性回路
を開放し、その後両側の断路器62及び66を開放し、
その後、再度遮断器64を投入開放するように動作シー
ケンスを組めば、容易に残留した直流電圧を放電させ電
位を低下させることができる。この時遮断器64が投入
抵抗を有している場合、開閉時の高周波サージ発生を防
止することができ、さらに有効である。図6は、実施例
4における遮断器64と断路器62,66の開閉時間関
係を示す図である。遮断器64が開放すると、続いて電
源側断路器62を開き、その後負荷側断路器66を開
く、さらに遮断器64を投入開放する。なお、これは、
図4で単母線で説明したが、二重母線の場合でも同様で
ある。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1又は
請求項2におけるガス絶縁開閉装置によれば、遮断器の
両端子間に高抵抗体を接続したので、遮断器が遮断した
とき、負荷側に残留した直流電圧を高抵抗体を通って電
源側に放電させることができる。遮断器が閉じていると
きは、高抵抗体端子間には、電圧は印加されない。この
発明の請求項3におけるガス絶縁開閉装置によれば、
線に高い直流電圧が残留するときに、母線を高抵抗体
及びこの高抵抗体を母線部分の回路のキャパシタンスC
と上記高抵抗体の抵抗値Rより決まる時定数τ=CRの
数倍の時間だけ続する断路器を介して接地するように
したので、母線に残留した直流電圧を、断路器を通して
高抵抗体より放電させることができる。常時の運転時に
は、断路器を開放しておけば、高抵抗体による熱損失は
なくなる。
【0019】この発明の請求項4におけるガス絶縁開閉
装置によれば、遮断器の送電側に高い直流電圧が残留す
るときに、遮断器の送電側を高抵抗体及びこの高抵抗
体を母線部分の回路のキャパシタンスCと上記高抵抗体
の抵抗値Rより決まる時定数τ=CRの数倍の時間だけ
続する断路器とを介して接地するように遮断器の送電
側に残留した直流電圧を、断路器を通して高抵抗体より
放電させることができる。常時の運転時には、断路器を
開放しておけば、高抵抗体による熱損失はなくなる。こ
の発明の請求項5におけるガス絶縁開閉装置によれば、
電源に遮断器を介して接続された母線を、高抵抗体及び
この高抵抗体を接続開放する断路器を介して接地し、上
記遮断器が開放後、上記断路器を投入し、所定時間後開
放するように操作するので、遮断器が開放後、母線に残
留した直流電圧を断路器の投入で高抵抗体を通って放電
させることができる。常時の運転時には、断路器は開放
しており、高抵抗体による熱損失はない。
【0020】この発明の請求項6におけるガス絶縁開閉
装置によれば、遮断器の送電側を高抵抗体及びこの高抵
抗体を接続開放する断路器を介して接地し、上記遮断器
が開放後、上記断路器を投入し、所定時間後開放するよ
うに操作するので、遮断器が開放後、遮断器の送電側に
残留した直流電圧を断路器の投入で高抵抗体を通って放
電させることができる。常時の運転時には、断路器は開
放しており、高抵抗体による熱損失はない。また、この
発明の請求項7におけるガス絶縁開閉装置によれば、遮
断器が容量性無負荷回路を開放後に、電源側断路器を開
放し、その後負荷側断路器を開放するように操作するの
で、高い直流電圧が残留することを防止することができ
る。また、この発明の請求項8におけるガス絶縁開閉装
置によれば、遮断器が開放後、両側の断路器が開放し、
その後、上記遮断器を投入し開放するように操作するの
で、両断路器間に残留した直流電圧を放電させ平均化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例のガス絶縁開閉装置にお
ける遮断器部分を示す断面図である。
【図2】 この発明の他の実施例のガス絶縁開閉装置に
おける母線又は分岐母線部分を示す断面図である。
【図3】 実施例2における遮断器と断路器の開閉時間
関係を示す図である。
【図4】 この発明の他の実施例を示すガス絶縁開閉装
置の回路図である。
【図5】 実施例3における遮断器と断路器の開閉時間
関係を示す図である。
【図6】 実施例4における遮断器と断路器の開閉時間
関係を示す図である。
【図7】 従来のガス絶縁開閉装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
11 遮断器 12 容器 1
5 消弧室 16 分圧コンデンサ 17 端子 1
8 高抵抗体 21 分岐母線 31 断路器 3
7 容器 41 容器 42 高抵抗体 4
9 導体 50 母線 61 電源 6
2 断路器 64 遮断器 66 断路器 6
7 母線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−94478(JP,A) 特開 昭51−140155(JP,A) 特開 昭47−19371(JP,A) 実開 昭60−162914(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 13/035 - 13/075 H01H 33/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源側に配された第1の断路器と、 この断路器に接続されている遮断器と、 この遮断器と負荷側の母線との間に接続されている第2
    の断路器と、 上記遮断器の両端子間に接続され、上記遮断器を遮断し
    たときに、負荷側に残留する電圧を電源側に放電するた
    めの高抵抗体とを備えたことを特徴とするガス絶縁開閉
    装置。
  2. 【請求項2】 高抵抗体は、遮断器の両端子間消弧室
    と並列に接続され、1.0MΩ以上の抵抗値を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 遮断器、断線器、母線を有するものにお
    いて、上記母線に高い直流電圧が残留するときに、 上記母線を、高抵抗体及びこの高抵抗体を母線部分の回
    路のキャパシタンスCと上記高抵抗体の抵抗値Rより決
    まる時定数τ=CRの数倍の時間だけ続する断路器を
    介して接地することを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 遮断器、断路器、母線を有するものにお
    いて、遮断器の送電側に高い直流電圧が残留するときに、 上記遮断器の送電側を高抵抗体及びこの高抵抗体を
    線部分の回路のキャパシタンスCと上記高抵抗体の抵抗
    値Rより決まる時定数τ=CRの数倍の時間だけ続す
    る断路器とを介して接地することを特徴とするガス絶縁
    開閉装置。
  5. 【請求項5】 電源に遮断器を介して接続された母線
    を、高抵抗体及びこの高抵抗体を接続開放する断路器を
    介して接地し、 上記遮断器が開放後、上記断路器を投入し、所定時間後
    開放するガス絶縁開閉装置の操作方法。
  6. 【請求項6】 遮断器の送電側を高抵抗体及びこの高抵
    抗体を接続開放する断路器を介して接地し、 上記遮断器が開放後、上記断路器を投入し、所定時間後
    開放するガス絶縁開閉装置の操作方法。
  7. 【請求項7】 遮断器の電源側に電源側断路器が、負荷
    側に負荷側断路器がそれぞれ接続されているものにおい
    て、 上記遮断器が容量性無負荷回路を開放後に、上記電源側
    断路器を開放し、その後上記負荷側断路器を開放するガ
    ス絶縁開閉装置。
  8. 【請求項8】 遮断器の両側にそれぞれの断路器が接続
    されているものにおいて、 上記遮断器が開放後、両側の上記断路器が開放し、その
    後、上記遮断器を投入し開放するガス絶縁開閉装置の操
    作方法。
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