JP3175336U - 携帯用折り畳み椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の野外活動時において、軽量かつ運搬が容易で充分な強度を備え、使用済み弁当容器等の廃棄ゴミ袋や、屋外用トイレとして使用する袋の装着時に、簡単かつ迅速に安定して装着可能な携帯用折り畳み椅子を提案する。
【解決手段】側面視クロス状に折り畳み自在の前後脚11,12と、折り畳み及び起立自在に連結された背もたれ杆14とを備え、前後脚11,12の上端部に形成された前後二つの横杆11a,12aに、前後端が連結された下部シート1と、該シート1の上面に二枚重ね状に配置された上部シート2とを備える。また、下部シート1の中央部分に袋装着用の貫通穴3が形成され、該貫通穴3の外周部に、袋を固定するための複数本の紐状部材4が配置され、それぞれの基部41が連結固定具5で下部シート1に取り付けられ、それぞれの遊端部分42に着脱自在な装着具6が取り付けられるようにする。
【選択図】図3

Description

本考案は、一般に周知されている例えば鉄製やアルミ製のパイプを強度部材として左右二つのピンによって側面視クロス状に折り畳み自在に連結した前後脚と、これらの前後脚の片方の脚に、左右二つのピンによって下端部を折り畳みと起立とができるように連結した背もたれ杆とを備え、該背もたれ杆にシート状の背もたれを連結し、前記前後脚における上端部の横杆間に張設した座面シートを備えていて、前後脚と背もたれ杆を折り畳み姿勢として携帯や移動に便利にした折り畳み椅子に関するものである。
従来から一般に周知の、軽量で携帯や移動に便利なこの種の折り畳み椅子は、種々の形態のものが知られている。しかしながら、この種の携帯や移動に便利な折り畳み椅子は、当然のこととして、座面上に腰を降ろして休息するために使用されるものである。
しかしながら、このような携帯や移動に便利な折り畳み椅子を改良し、椅子以外の用途として、身体障害者用や一般人の屋外用トイレとしても使用できるようにしたものが下記特許文献1,2において既に提案されている。
特開平9−201310号公報 特開2002−233474号公報
これらの特許文献のうち、前者の特許文献1に記載の携帯椅子にあっては、座部を、座板の中央部に刳抜孔を形成した用便用の座板1と、別の無孔の休憩用座板Cとで構成し、該休憩用座板Cを用便用座板1の奥側において蝶番で折り畳み自在に連結し、これらの両座板を上下2枚重ね座板構造とし、用便用座板1の前記刳抜孔の背面側の周囲に多数の鈎状フックを配置形成した構造となっている。そのため、排便収容袋の周囲をこれら多数の鈎状フックに係止させなければならないため、袋の取り付けが不便で手間がかかるという課題を有している。
また、後者の特許文献2に記載の折り畳み椅子にあっては、排便収容袋を装着するための穴を形成した用便時用腰掛け部7の上面に、左右の金具によって折り畳み自在に連結した平板状の通常時の腰掛け部15を形成してあるものとし、用便時には用便時用腰掛け部7の穴に排便収容袋を、袋の上部を載置する状態として装着する構造とした折り畳み椅子が示されている。ただ、この特許文献2に記載の折り畳み椅子は、用便時用腰掛け部7に対して排便収容袋をどのようにして固定するかの位置決め対策がなされていないため、袋が安定せず使用時の不安感を払拭できないという課題を有するものとなっている。
そこで、本考案は、先行技術が有していたこのような課題を解決するために、可及的に軽量かつ運搬が容易で充分な強度を備えた携帯用折り畳み椅子であって、殊に、ピクニックや花見・運動会・魚釣り、その他の野外活動時における使用済み弁当容器や飲料容器その他の廃棄ゴミのゴミ袋の装着容器や、屋外用トイレとしても随時使用でき、このゴミ袋やトイレ用袋の装着用としての使用時に、簡単かつ迅速に安定した状態として仕様変更できるようにした携帯用折り畳み椅子をここに提案するものである。
該目的を達成するために講じた本考案の構成は、左右二つのピン13によって側面視クロス状に折り畳み自在に連結された前後脚11,12と、これら前後脚11,12の何れかに、下端部を左右二つのピン15によって折り畳み及び起立自在に連結された背もたれ杆14とを備えた携帯用折り畳み椅子であって、前記前後脚11,12の上端部に形成された前後二つの横杆11a,12aに、前後端が連結された下部シート1と、一端が該シート1の一端側に連結され、該シート1の上面に二枚重ね状に配置された上部シート2とを備え、前記下部シート1がその略中央部分に袋装着用の貫通穴3が形成され、該貫通穴3の外周部に、袋を固定するための複数本の紐状部材4が配置され、それぞれの基部41が連結固定具5で下部シート1に取り付けられ、それぞれの遊端部分42に該連結固定具5に対して着脱自在な装着具6が取り付けられている構成としたものである。
本考案にいう携帯用折り畳み椅子は、殊に、ゴミ袋やトイレ用袋を固定するための複数本の紐状部材を袋装着用の貫通穴の外周部に配置して、この紐状部材のそれぞれの基部を連結固定具で下部シートに取り付け、それぞれの遊端部分に、該連結固定具に対して着脱自在とする装着具を取り付けた構造としてあるので、袋装着用貫通穴に対して袋の中央部を落とし込み状態として、その外周縁部分を紐状部材の連結固定具上に配置し、袋の外周縁部分を紐状部材で「つ」の字形に挟み込ませた状態で、連結固定具に対して装着具を装着させるという操作によって、簡単かつ迅速に袋の装着を完了するという効果を期待することができる。
椅子として使用する状態を示した斜視図。 下部シートを示した斜視図。 紐状部材を伸ばした状態を示した斜視図。 袋装着状態を示した斜視図。 横杆と上下シートの状態を説明する一部縦断側面図。 別実施例を示した図5相当部分の一部縦断側面図。
上記のような構成とした本考案にいう携帯用折り畳み椅子を実施するに当たっては、座面としての上下シート1,2を強度のある織布または不織布で形成するとともに、背もたれ杆14にもシート製の背もたれバンド14Aを架け渡したものとしておくことによって、椅子全体を軽量なものとすることができる点で好ましい。また、前後脚11,12並びに背もたれ杆14を、例えば、防錆塗装を施した鉄パイプやスチールパイプまたはアルミパイプとしておくことによっても椅子全体を軽量化し易い点で好ましい。
以下添付の図面に基づいて説明する。この実施例に示した携帯用折り畳み椅子は防錆塗装を施した外径16〜18mmのスチールパイプを用いて互いに入れ子状態可能な大きさに形成した大小二つの長方形枠を、入れ子状態としてそれぞれの略中間部どうしを左右二つのピン13,13によって側面視クロス状に折り畳み自在に連結して前後脚11,12を形成し、これらのうち、前脚11の上端近くの外側に下端部を当てつけて左右二つのピン15,15(図1〜4において奥側のピン15はシートに隠れるため図示を省略する)によって、背もたれ杆14を折り畳み及び起立自在に連結してある。
前記前後脚11,12のそれぞれの上端部に形成された二つの横杆11a,12aに、所定幅の一枚の連続した帆布製シートを架け渡して、図3,4のように、それぞれの両端部1a,2aをU字形に折り返して縫製1b,2bして連結固定し、下部シート1を形成する。
また、この下部シート1の基端側の縫製部2bに他のシートの一端を同時に縫製してシート1の上面に二枚重ね状に配置して上部シート2を形成する。この上部シート2の遊端側は、下部シート1の前方側横杆12aの上部を巻き込むようにしてその一部を下部シート1の下面側に延長させ、その延長部23を下部シート1の下面に取り付けた面接着ファスナーで着脱自在に連結させるようにしてある。
前記下部シート1は、図2,3に示したように、その略中央部分にゴミ収容袋や排便用袋20を嵌め込み装着するための貫通穴3を形成してある。また、この貫通穴3の外周部の4箇所には、袋20の外周部を固定するための紐状部材4、ここでは細幅リボン状に形成した織布製の帯で形成された紐状部材4を配置し、それぞれの基部41を連結固定具5としての雌側金属釦で下部シート1に取り付けてあり、それぞれの遊端部分42に該連結固定具5に対して着脱自在な装着具6としての雄側金属釦を取り付けてあり、常時は、長手方向の中間部分で折曲げられて両釦を嵌合させてある。
このようにして形成した携帯用折り畳み椅子は、腰掛け椅子として使用する時は、図1に示したように、上部シート2を下部シート1の上面に二枚重ね状として使用する。またゴミ箱としての使用時や、排便時には、図3に示したように、上部シート2を背もたれ杆14に形成した背もたれバンド14Aの下部空間を利用して背面側に垂れ下げ、四方の紐状部材4の嵌合を外してこれらも垂れ下げ姿勢とし、続いて図4に示したように、貫通穴3に袋の本体部分を入れ込んで、その外周縁部分21を貫通穴3の上面に広げて紐状部材4で挟み込むようにし、装着具6としての雄側金属釦を、連結固定具5としての雌側金属釦と嵌合させて袋20の周縁部を下部シート1上に固定すればよい。排便用として使用する時は、一般家庭用の黒色ゴミ袋のような内部の見えない袋であることが好ましい。また使用後は、一般に市販されている防臭凝固剤を使用するのが好ましい。
また、別実施例として図6に示した携帯用折り畳み椅子は、前記上部シート2を、その始端側部分を下部シート1の後方横杆11a上を巻き込んで、下部シート1の下面側と上面側とで一体的に縫製してある構造としたものである。本考案にいう携帯用折り畳み椅子の上下二枚重ね状とした座面はこのようにして実施してもよいものである。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案はこれらの実施例に示したもののみに限定されるものではなく、本考案の構成要件を充足し、目的を達成し、効果を有する範囲内において適宜に改変して実施することができるものである。
1 下部シート
2 上部シート
3 貫通穴
4 紐状部材
5 連結固定具
6 装着具
11 前脚
11a 横杆
12 後脚
12a 横杆
13 ピン
14 背もたれ杆
15 ピン
41 紐状部材基部
42 紐状部材遊端部分

Claims (1)

  1. 左右二つのピン(13)によって側面視クロス状に折り畳み自在に連結された前後脚(11,12)と、これら前後脚(11,12)の何れかに、下端部を左右二つのピン(15)によって折り畳み及び起立自在に連結された背もたれ杆(14)とを備えた携帯用折り畳み椅子であって、
    前記前後脚(11,12)の上端部に形成された前後二つの横杆(11a,12a)に、前後端が連結された下部シート(1)と、一端が該シート(1)の一端側に連結され、該シート(1)の上面に二枚重ね状に配置された上部シート(2)とを備え、
    前記下部シート(1)にはその略中央部分に袋装着用の貫通穴(3)が形成され、該貫通穴(3)の外周部に、袋を固定するための複数本の紐状部材(4)が配置され、それぞれの基部(41)が連結固定具(5)で下部シート(1)に取り付けられ、それぞれの遊端部分(42)に該連結固定具(5)に対して着脱自在な装着具(6)が取り付けられている
    携帯用折り畳み椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014233428A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社リッチェル 簡易便器

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