JP3175012U - 指輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装着時には指の根元より太い指の関節を通し、かつ中石が中心からずれないよう指の根元に着用できる、装着性の高い中石つきの指輪を提供する。
【解決手段】 本考案は、中石を載せ固定させるリング状の上部リング枠と下部リング枠からなる石座と、指を通すリング状の一対の腕からなり、前記腕は二分割され、その二分割された前記腕の一端は、前記上部リング枠と前記下部リング枠を連結する連結枠に摺動自在に取着された摺動環を介して前記石座に連結され、二分割された前記腕のそれぞれの他端には、互いに異極となる磁石が埋設されて他端同士が着脱自在となっている構成とした。
【選択図】図1

Description

本考案は装着性の向上を図った指輪に関するものである。
人間の指は、指輪を着用する指の根元部分に対して、関節部分の周囲の太さが太い場合が多い。また、一般的に加齢とともに、老化現象により指の根元部分の太さは変わらないまま、指の関節部分が太くなることも多い。
指輪は一般的に、中石と呼ばれる宝石を載せ固定させた中心部分が重いため、関節部分の指が通る内径の太さの指輪を指の根元に装着すると、石の重さで中心がずれてしまい、美しく着用することができない。
従来の指輪では、指を通す腕と呼ばれるリング状の部材を二分割し、分割部分に隙間を設けることで、指輪の内径を調節するものや、特許文献1に開示されているように、腕を二分割し、円弧状の一対のリングの分割片の一端に回転自在に連結する蝶番を備え、他端に磁石を設けることで指輪の内径を素早く変化できるように加工したものもある。
特開2010−022698号公報
腕を二分割し、分割部分に作った隙間を押し広げることで、指通りをよくして装着を容易にしようとする指輪は、指輪の素材として一般的な18金では、硬すぎて隙間を広げることが困難なため、この加工を施しても実用に供さない。
特許文献1に開示されているように、腕を二分割し、円弧状の一対のリングの分割片の一端に回転自在に連結する蝶番を備え、他端に磁石を設ける加工では、指輪のデザインとして一般的な、中央部分に中石を持ったデザインに用いることができない。なぜならば、磁石を埋め込んだ反対の部分の腕に蝶番を設置することで、石を載せる石座にあたる部分も、蝶番の可動域となってしまうからである。
また、特許文献1に開示されているように、蝶番上部に、石を載せる台を蝶番の可動部分を覆う形で設置することで、可動による影響が石座に及ばないようにしたとしても、指輪のデザインとして実用的ではない。なぜならば、多くの指輪は、中石内部で入射光が反射することにより光り輝くことによって指輪の価値が出るものであるが、石座の下部から光が入らないと、この反射の効果が出ないため、中石を輝かせることができないからである。
本考案は、一般的な中石を載せたデザインの指輪でも、指輪の内径を素早く変化させて指の根元より太い指の関節部分の指通りを可能にし、かつ指の根元部分で中石が中央からずれてしまうことなく着用でき、かつ中石を輝かせるための光の反射を阻害しない指輪を実現することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本考案は、中石を載せ固定させるリング状の上部リングと下部リング枠からなる石座と下部リング枠からなる石座と、指を通すリング状の一対の腕からなり、前記腕は二分割され、その二分割された前記腕の一端は、前記上部リング枠と前記下部リンク枠を連結する連結枠に摺動自在に取着された摺動環を介して前記石座に連結され、二分割された前記腕のそれぞれの他端には、互いに異極となる磁石が埋設されて他端同士が着脱自在となっていることを特徴とする。なお、本明細書においては、中石のある方を上部、磁石のある方を下部とする。
前記摺動環は、二分割された前記腕の一端に開けられた貫通孔に回転自在に連結されていることが望ましい。
二分割された前記腕の他端の接合面が、内側にすり鉢状に削られており、接合面の周縁と磁石の接合面が同一レベルとなっていることが望ましい。
前記上部リング枠は前記摺動環の上部を覆うように脇石が設置されていることが望ましい。
上述したように、本考案の指輪は、二分割されたリング状の腕の一端に石座と腕とを連結した摺動環を設置し、かつ二分割された腕の他端に互いに異極となる磁石を設置したことにより、中石を指輪の内径を、前記中石の装飾性を損ねることなく素早く変化させることで指の根元より太い指の関節部分の指通りを可能にし、装着性の向上を図った指輪を提供することを可能とした。
さらに、指の根元の太さと同じ太さの内径の指輪の着用が可能となるため、中石の中心が横にずれにくく、装身具としての外観を損なわない、装着性の向上を図った指輪を提供することができる。
本考案の指輪本体全体の側面図である。 実施例にかかる本考案の上部拡大斜視図である。 実施例にかかる本考案の下部拡大斜視図である。 本考案の指輪を指に着脱するときの様子を示す図面である。 本考案の指輪の着用後の状態を示す図面である。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は本考案の指輪本体全体の側面図である。図2は中石を載せる石座と腕を繋ぐ摺動環を、石座の両脇二箇所設けた部分を示す本考案の指輪の上部拡大斜視図である。図3は腕の下部の分割部分が接した面の内部に磁石を設置して腕を開閉できるようにした部分を示す本考案の指輪の下部拡大斜視図である。図4は本考案の指輪を指に着脱するときの様子を示しており、腕の内部に設置した磁石が開いている状況を表した斜視図である。図5は本考案の指輪の着用時の様子を示しており、腕の内部に設置した磁石が閉じている状況を表した斜視図である。
図1、図2に示すように、本考案の指輪本体1は、指を通すリング状の一対の腕2と、中石5を載せる石座3と、腕2の先端は左右それぞれ加工された貫通孔2aと石座3を繋ぐ摺動環4によって二箇所連結され、連結部分の上部それぞれに脇石6が設置されている。
図2に示すように、腕2は、下部において二分割され、その分割接合面2bの内部には、それぞれ互いに異極となる磁石7が埋め込まれている。
図3、図4に示すように、指輪本体1を指に装着する際は、指の関節を通すために、下部の二分割された分割接合面2bを開く。この可動により生じる腕2の内径の変化による歪みは、貫通孔2aと摺動環4の連絡部分の隙間によって吸収されるので、石座3には影響が及ばない。
図5に示すように、指輪本体1を指の関節を通した後は、指の根元部分で下部の二分割された分割接合面2bを閉じ、分割接合面2bの内部にそれぞれ互いに異極となるよう埋設された磁石7の磁力によって、指に固定させることができる。
指輪本体1を、指の根元部分で中石が中央からずれてしまうことなく着用するには、分割接合面2bが閉じたときの腕2の内径を、装着させる指の根元部分の周囲の太さに一致させるように加工しておく必要がある。
石座3と摺動環4について詳述すると、図2に示すように、腕2の先端は左右それぞれ貫通孔2aが加工されている。さらに石座3は、上部リング枠3aと下部リング枠3bからなり、このリング枠をつなぐ柱3cが設けられている。柱3cと貫通孔2aは、摺動環4で、二箇所で連結される形で加工されている。
図2、図3に示すように分割接合面2bが開くと、腕2の先端は左右それぞれ貫通孔2aと、それらに連結されている摺動環4との連結部分の隙間によって、腕2の内径の変化による歪みを吸収することができる。
石座3についてさらに詳述すると、図2に示すよゆに、石座3は、上部リング枠3aと下部リング枠3bからなっており、このリング枠をつなぐ柱3cが設けられていることで、装着時に中石5を輝かせるために必要な入射光の反射を阻害しない。
そして、石座3には、摺動環4の部分を覆うように脇石6を設置するための脇石座3dが設けられている。これにより、指輪本体1装着時に外側から連結部分を隠すことができる。これにより、指輪本来の装飾具としての美観を損なうことなく、指に装着することができる。
腕2の下部の分割部分についてさらに詳述すると、図3に示すように、腕2の下部の分割接合面2bには、内部にそれぞれ互いに異極となるS極N極が接する形態で磁石7が左右それぞれ埋め込まれている。
分割接合面2bは、埋没された磁石の磁力を高めるために、接合面の内側は、すり鉢状に削られており、接合面の周縁は、磁石のN極とS極の接合面と同じレベルに加工されているために、分割部分は磁力によって隙間なく接合し、磁石7が外側から見えてしまうことはない。
接合面の周縁は、磁石7のN極とS極の接合面と同じレベルに加工されていることで、装着時に外側から内部に磁石7が埋設されていることが見えないように加工されている。これにより、7の磁石のS極とN極の接合の磁力損なわずに、指輪という装身具の美観を損なわないようになっている。
図4に示すように、分割接合面2bは、左右それぞれ内部に埋設された磁石のS極とN極が接することで磁力が生じ、閉じる状態となるが、外部から力を加えることで、分割接合面2bに埋設された磁石のS極とN極を離すことでき、腕2の先端は左右それぞれ貫通孔2aと、それらに連結されている摺動環4との連結部分の隙間によって可動できる範囲において、腕2の内径は変化することができる。
分割接合面2bを開くことで、指輪本体1を指につける際、柱3cと貫通孔2aは、摺動環4による連結部分によって、腕2の内径が広がるため、指の根元部分より太い関節部分を通すことができる。このとき、分割接合面2bを開くことによって生じる歪みは、環4と腕2の貫通孔2aとの連結部分に生じている隙間によって吸収されるので、石座3および中石5は歪みによる影響を受けない。
図5に示すように、指輪本体1を指の根元に装着した際、分割接合面2bは内部に互いに異極となるS極N極が接する形態で磁石7が左右それぞれに埋め込まれた磁石の磁力によって閉じられ、特に開くように外部から力をかけない限り、指から外れることはない。
分割接合面2bが閉じたときの腕2の内径を、装着させる指の根元部分の周囲の太さに合わせることにより、指輪本体1は、指の根元部分に装着した際、中石5を設置した石座3の中心がずれてしまうこともなく、美しく着用することができる。
台座、摺動環、腕には、プラチナ、金、銀などが採用される。
1 指輪本体
2 腕
2a 貫通孔
2b 分割接合面
3 石座
3a 上部リング枠
3b 下部リング枠
3c リング枠をつなぐ柱
3d 脇石座
4 摺動環
5 中石
6 脇石
7 磁石

Claims (4)

  1. 中石を載せ固定させるリング状の上部リング枠と下部リング枠からなる石座と、指を通すリング状の一対の腕からなり、前記腕は二分割され、その二分割された前記腕の一端は、前記上部リング枠と前記下部リング枠を連結する連結枠に摺動自在に取着された摺動環を介して前記石座に連結され、二分割された前記腕のそれぞれの他端には、互いに異極となる磁石が埋設されて他端同士が着脱自在となっていることを特徴とする指輪。
  2. 前記摺動環は、二分割された前記腕の一端に開けられた貫通孔に回動自在に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の指輪。
  3. 二分割された前記腕の他端の接合面が、内側にすり鉢状に削られており、接合面の周縁と磁石同士の接合面が同一レベルとなっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の指輪。
  4. 前記上部リング枠には前記摺動環の上部を覆うように脇石が設置されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の指輪。
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