JP3174916U - 保冷器 - Google Patents

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邦夫 鈴木
渡辺  賢一
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アーネスト株式会社
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Abstract

【課題】保冷対象物を冷却するとともに、結露による水滴を周囲に垂らすことを防止することが可能な保冷器を提供する。
【解決手段】保冷器(100)は、一方が開口している有底の外側収容器(110)と、外側収容器から離脱不能であるように、外側収容器の内部に収容される内側収容器(120)と、外側収容器の側壁内面に形成された断熱層(130)と、を備えている。外側収容器の側壁内面と内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間(140)が形成されている。保冷対象物(900)は内側収容器の中に入れられる。
【選択図】図2

Description

本考案は保冷対象物を低温に維持する保冷器に関する。
保冷器の一例が特開2011−163743号公報に記載されている。
図8は同公報に記載されている保冷器800の斜視図であり、図9は保冷器800の横断面図である。
保冷器800は、一端が開口している円柱形状の有底の容器本体810と、容器本体110の側壁の内面側に一面に貼り付けられた保冷剤820と、から構成されている。
図8に示すように、保冷対象物900を容器本体810に入れると、保冷対象物900の周囲に保冷剤820(保冷剤820は予め冷却されている)が位置することになるため、保冷対象物900を低温に維持することが可能になる。
しかしながら、従来の保冷器800においては、冷却された保冷剤820は保冷対象物900だけではなく、容器本体810をも同時に冷却することになるため、容器本体810の外側表面811に結露が生じてしまい、保冷器800の周囲に水滴が垂れて、周囲を濡らしてしまうという問題点があった。
本考案はこのような従来の保冷器800における問題点に鑑みてなされたものであり、保冷対象物を冷却するとともに、結露による水滴を周囲に垂らすことを防止することが可能な保冷器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、一方が開口している有底の外側収容器と、前記外側収容器から離脱不能であるように、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、前記外側収容器の側壁内面及び底面のうち少なくとも側壁内面に形成された断熱層と、を備える保冷器であって、前記外側収容器の前記側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しているものである保冷器を提供する。
本考案は、さらに、一方が開口している有底の外側収容器と、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、前記外側収容器の側壁内面及び底面のうち少なくとも側壁内面に形成された断熱層と、前記外側収容器の開口端に被せられる蓋と、を備える保冷器であって、前記外側収容器の前記側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しており、前記蓋には前記保冷対象物が通過可能な開口部が形成されているものである保冷器を提供する。
本考案は、さらに、一方が開口している有底の外側収容器と、前記外側収容器から離脱不能であるように、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、を備える保冷器であって、前記外側収容器の前記側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しており、前記外側収容器はその底面及び側壁のうち少なくとも側壁は断熱性素材からなるものである保冷器を提供する。
本考案は、さらに、一方が開口している有底の外側収容器と、前記外側収容器から離脱不能であるように、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、を備える保冷器であって、前記外側収容器は側壁内面と対向する第二側壁を有しており、前記側壁と前記第二側壁との間には断熱層として作用する空気層が形成され、前記外側収容器の前記第二側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しているものである保冷器を提供する。
前記外側収容器は、開口端において、側壁上端から内側に延びる突出部を有しており、前記突出部は前記外側収容器の前記側壁に対して取り外し可能に取り付けられており、前記突出部は前記内側収容器が前記外側収容器から離脱することを防止するものであることが好ましい。
本考案に係る保冷器においては、外側収容器の側壁は断熱層により、収納空間に収納されている保冷剤から遮蔽される。このため、側外側収容器の壁が保冷剤により冷却されることはない。このように、本考案に係る保冷器によれば、従来の保冷器800とは異なり、外側収容器の側壁の外側表面に結露が生じ、保冷器の周囲に水滴が垂れることを防止することが可能である。
本考案の第一の実施形態に係る保冷器の斜視図である。 本考案の第一の実施形態に係る保冷器の縦断面図である。 本考案の第一の実施形態に係る保冷器の第一の変形例の縦断面図である。 本考案の第一の実施形態に係る保冷器の第二の変形例の縦断面図である。 本考案の第二の実施形態に係る保冷器の縦断面図である。 本考案の第三の実施形態に係る保冷器の縦断面図である。 本考案の第四の実施形態に係る保冷器の縦断面図である。 従来の保冷器の斜視図である。 図8に示した従来の保冷器の横断面図である。
(第一の実施形態)
図1は本考案の第一の実施形態に係る保冷器100の斜視図であり、図2は保冷器100の縦断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る保冷器100は、一方(図1及び図2においては上方)が開口している有底の外側収容器110と、外側収容器110の内部に収容される内側収容器120と、外側収容器110の側壁内面に形成された断熱層130と、から構成されている。
例えば、外側収容器110は樹脂、内側収容器120はステンレス鋼やアルミニウムその他の金属からなる。
外側収容器110は円筒形状をなしており、側壁111の上端から内側に延びる環状の突出部112を有している。
突出部112は側壁111に対して取り外すことが可能である。例えば、突出部112と側壁111との接触面には一方に凸部、他方に凹部が形成されており、この凸部を凹部に嵌合させることにより、突出部112と側壁111とを取り外し自在に連結することができる。
内側収容器120は有底の円筒形状をなしている。図2に示すように、内側収容器120は、その底面が外側収容器110の底面に接した状態で、外側収容器110の内部に置かれる。
図2に示すように、外側収容器110の突出部112は内側収容器120が外側収容器110の内部に収容されるのに十分な高さ(外側収容器110の底面からの高さ)を有している。さらに、突出部112は内側収容器120が外側収容器110の外部に離脱することを防止するのに十分な長さ(側壁111の上端からの長さ)を有しているとともに、保冷対象物900を通過させるのに十分な円形の開口部を有している。
断熱層130は、例えば、ポリウレタンからなり、断熱効果すなわち熱の通過を抑制する効果を奏する。
外側収容器110の側壁111の内面側と内側収容器120の側壁121の外面側との間には収納空間140が形成されており、この収納空間140には、例えば、市販の保冷剤が収納される。
また、内側収容器120は、その内部に、保冷対象物900(図2においては破線で示す)を載置するのに十分な内部空間を有している。
以上のような構造を有する本実施形態に係る保冷器100は、以下のようにして、使用される。
まず、突出部112を外側収容器110の側壁111から取り外す。
次いで、内側収容器120を外側収容器110の内部に載置する。
その後、内側収容器120と外側収容器110の側壁111との間に、予め冷却した保冷剤(図示せず)を詰める。
次いで、突出部112を側壁111に取り付ける。
この後、保冷対象物900を内側収容器120の中に入れる。保冷対象物900は、内側収容器120と外側収容器110の側壁111との間に収納されている保冷剤により、低温状態に維持される。
さらに、外側収容器110の側壁111は断熱層130により保冷剤から遮蔽されているため、側壁111が保冷剤により冷却されることはない。
以上のように、本実施形態に係る保冷器100によれば、従来の保冷器800とは異なり、外側収容器110の側壁111の外側表面に結露が生じ、保冷器100の周囲に水滴が垂れることを防止することが可能である。
本実施形態に係る保冷器100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
図3は本実施形態に係る保冷器100の第一の変形例の縦断面図である。
図3に示すように、本実施形態に係る保冷器100は、外側収容器110の側壁111の内面上に形成された断熱層130とともに、外側収容器110の底面上にも断熱層131を形成することが可能である。
断熱層131を設けることにより、外側収容器110の底面が保冷剤により冷却されることを防止することができ、外側収容器110の底面の外側表面に結露が生じることを防止することができる。
図4は本実施形態に係る保冷器100の第二の変形例の縦断面図である。
本実施形態に係る保冷器100においては、内側収容器120は一端が開口している円柱形状をなしているものとして構成されているが、図4に示すように、内側収容器120は両端が開口している円柱形状をなすものとして構成することも可能である。
また、本実施形態に係る保冷器100においては、外側収容器110及び内側収容器120はともに円柱形状をなすものとして構成されているが、外側収容器110及び内側収容器120の形状は円柱には限定されない。外側収容器110及び内側収容器120は、柱形状をなすものである限りにおいて、任意の形状の横断面を有することができる。
(第二の実施形態)
図5は本考案の第二の実施形態に係る保冷器200の縦断面図である。
本実施形態に係る保冷器200は、第一の実施形態に係る保冷器100と比較して、蓋210を備えている点及び外側収容器110が突出部112を備えていない点を除いて、第一の実施形態に係る保冷器100と同一の構造を有している。
蓋210は外側収容器110の開口端に被せることができる構造を有しているとともに、中央には保冷対象物900を通過させることができる開口部211が形成されている。
内側収容器120は、蓋210を外側収容器110に被せることにより、外側収容器110から離脱することが防止されるため、本実施形態に係る保冷器200における外側収容器110は突出部112を備える必要はない。
本実施形態に係る保冷器200によっても、第一の実施形態に係る保冷器100と同様の効果を得ることができる。
なお、前述のように、本実施形態における外側収容器110は突出部112を備える必要はないが、外側収容器110を突出部112を備えるものとして構成することは可能である。この場合、本実施形態に係る保冷器200は第一の実施形態に係る保冷器100に対して蓋210を追加的に備えた構成となる。
(第三の実施形態)
図6は本考案の第三の実施形態に係る保冷器300の縦断面図である。
本実施形態に係る保冷器300は、第一の実施形態に係る保冷器100と比較して、断熱層130を備えていない点を除いて、第一の実施形態に係る保冷器100と同一の構造を有している。
さらに、第一の実施形態における外側収容器110は、例えば、樹脂でつくられているのに対して、本実施形態における外側収容器110は断熱性材料でつくられている。すなわち、外側収容器110それ自体が断熱性を有しているため、第一の実施形態に係る保冷器100とは異なり、断熱層130を設ける必要がない。
なお、外側収容器110は、外側収容器110を構成する底面及び側壁111のうち、側壁111のみを断熱性材料でつくることも可能である。
(第四の実施形態)
図7は本考案の第四の実施形態に係る保冷器400の縦断面図である。
本実施形態に係る保冷器400は、第一の実施形態に係る保冷器100と比較して、断熱層130を備えていない点及び第二側壁410を備えている点を除いて、第一の実施形態に係る保冷器100と同一の構造を有している。
第二側壁410は、外側収容器110の内部において、側壁111の内面側と一定距離だけ離れて側壁111と対向して形成されている。すなわち、第二側壁410は側壁111と同一高さを有するリング状形状を有している。
第二側壁410は側壁111と一定距離だけ離れているため、第二側壁410と側壁111との間には空気層420が形成されている。この空気層420は断熱層として作用する。すなわち、本実施形態に係る保冷器400は、断熱層130を備えていないが、空気層420が断熱層として作用するため、第一の実施形態に係る保冷器100と同様の効果を奏する。
なお、保冷剤を収納する収納空間140は第二側壁410の内面と内側収容器120の側壁外面との間に形成される。
100 第一の実施形態に係る保冷器
110 外側収容器
111 側壁
112 突出部
120 内側収容器
130 断熱層
131 断熱層
140 収納空間
200 第二の実施形態に係る保冷器
210 蓋
300 第三の実施形態に係る保冷器
400 第四の実施形態に係る保冷器
410 第二側壁
420 空気層

Claims (5)

  1. 一方が開口している有底の外側収容器と、
    前記外側収容器から離脱不能であるように、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、
    前記外側収容器の側壁内面及び底面のうち少なくとも側壁内面に形成された断熱層と、
    を備える保冷器であって、
    前記外側収容器の前記側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、
    前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しているものである保冷器。
  2. 一方が開口している有底の外側収容器と、
    前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、
    前記外側収容器の側壁内面及び底面のうち少なくとも側壁内面に形成された断熱層と、
    前記外側収容器の開口端に被せられる蓋と、
    を備える保冷器であって、
    前記外側収容器の前記側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、
    前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しており、
    前記蓋には前記保冷対象物が通過可能な開口部が形成されているものである保冷器。
  3. 一方が開口している有底の外側収容器と、
    前記外側収容器から離脱不能であるように、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、
    を備える保冷器であって、
    前記外側収容器の前記側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、
    前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しており、
    前記外側収容器はその底面及び側壁のうち少なくとも側壁は断熱性素材からなるものである保冷器。
  4. 一方が開口している有底の外側収容器と、
    前記外側収容器から離脱不能であるように、前記外側収容器の内部に収容される内側収容器と、
    を備える保冷器であって、
    前記外側収容器は側壁内面と対向する第二側壁を有しており、
    前記側壁と前記第二側壁との間には断熱層として作用する空気層が形成され、
    前記外側収容器の前記第二側壁内面と前記内側収容器の側壁外面との間には保冷剤を収納可能な空間が形成されており、
    前記内側収容器は保冷対象物を載置する内部空間を有しているものである保冷器。
  5. 前記外側収容器は、開口端において、側壁上端から内側に延びる突出部を有しており、
    前記突出部は前記外側収容器の前記側壁に対して取り外し可能に取り付けられており、
    前記突出部は前記内側収容器が前記外側収容器から離脱することを防止するものである請求項1乃至4の何れか一項に記載の保冷器。
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