JP3174708U - 転写印刷用の印判製造装置 - Google Patents

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寛治 丸山
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Abstract

【課題】大形の設備や複雑な技術を必要とせず、太陽光を利用して簡単迅速に製造できる転写印刷用の印判製造装置を提供する。
【解決手段】本体基台1の両端に各々回動軸5、7を設け、一方の軸5には透明なガラス板3の一端縁を固着した支持枠4の両端から略直角に形成される各々のフランジ部4aを回転自在に取り付ける。他方の軸7にはフランジ部6a、6bを持つ係止枠6を回転自在に取り付ける。本装置のクッション板2上に感光樹脂板9を載せ、その樹脂板の上に透明ネガ板9を重ねて透明ガラス押え板3で下方に押えながらガラス板上に係止枠6を回転させて係止する。この状態のまま本装置を直射日光に約1分間露光した後、感光樹脂板9を本装置から取出して水洗いし、未感光部分を洗い落とすことにより得られる樹脂版9上の硬化凸部を、保持部材上に接着あるいは磁着することにより転写用印判や版画用刷版を簡単迅速に得ることができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、印刷用インキを塗布した印判を被印刷材に接触加圧転写する、転写印刷用の印判を製造する装置に関するものである。
転写印刷用の刷判は硬質材に彫刻された印版に印刷用インキを塗布し被印刷材に転写するものであり、判子や木版印刷、ゴム板印刷等が知られている。
従来の印版の制作方法は彫刻刀や倣い彫刻機による刻設、さらに金属や可塑性素材の鋳造によるもの、あるいは感光性樹脂板による露光硬化成形であり、いずれも労力や技術や鋳造設備、露光設備さらに長い時間を要するという難点があった。一方、簡便なシルクスクリーン印刷用製版技術としては感光塗布材への日光露光装置が知られているが、業務用の複雑重厚高価なものであり、使用には熟練の技術と高額な費用を要するという難点があった。
特許公開平5165199号公報
本考案の目的はこのような従来の印判製造及び印判が有する難点を解消するもので、特別な技術を要せずかつ安価で迅速簡単に転写印刷用の印判を現出し得る製造装置を提供することにある。
(請求項1に記載の考案の特徴)
請求項1に記載の考案は、転写印刷用の印判製造に係り、本体基台上面のクッション板と透明ガラス押え板が相互に密着あるいは離反自在のための手段として、該透明ガラス押え板支持枠および該透明ガラス押え板を係止する係止枠が各々独立して該本体基台の両端に軸着していることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、従来のシルクスクリーン用の感光材露光装置とは異なり、複雑な容器、上下枠体、頂板、押えゴム板、掛けリング、網枠等が全て不要であって、クッション板を上面に固着した基台が本体受け台を、さらにこのクッション板に密着する透明ガラス押え板とこのガラス板を密着したままに係止する係止枠が基台両端部に各々支持枠を介して回動自在に軸着してなる上部可動部分が本体押え部分を構成する。すなわち可動部分はわずか2箇所に限定されしかもその可動部分も簡便な回転動作に限られさらにその動作には過大な力や特別な技術を要さない構成とすることにより課題を解決している。
上述のように本考案の転写印刷用の印判製造装置は、過大な力や特別な技術を要さない構成としているので小型軽量で安価に製造でき、持ち運びやすく、電源や付属装置を要しないことにより専門業者のみならず未熟練者が容易にかつ迅速に転写印刷用の印判を製造することができる製造装置を提供することができる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は木材、耐久性のある樹脂等強固な適宜素材にて形成された本体基台であり、その平滑な上面には発泡樹脂材等、緩衝機能を有するクッション材2が固着されていて、この本体基台側面両端には軸5及び7を介して各々支持枠4に固着した透明ガラス押え板3と係止枠6が各々のフランジ部4a,4bおよび7a,7bの開口部と各々回動自在に軸着している。
本装置によって転写印刷用の印判を製造するには、なるべく直射日光や紫外線灯火の届かない室内あるいは暗室内で、クッション材2上の適宜の位置に感光樹脂板9を載置し、さらにこの感光樹脂板の上に製版すべきネガ画像が遮光材によって描かれた透明ネガ板8を載置した状態のまま、起立していた透明ガラス押し板を回倒して前記クッション材と相互に表面が接するまで押し付けた後、透明ガラス押し板が起立方向に逆転することを防ぐために係止枠6を起立させてこの透明ガラス押し板の端縁上に係止する。
上記の状態の本装置を遮光効果を有する布あるいは箱等適宜部材で被ったまま屋外等日光が直射する場所で前記遮光被覆物を取り外し、本装置を直射日光に約1分間露光した後再度遮光被覆物で被い前記室内あるいは暗室内で本装置から前記感光樹脂板9のみ取出し水洗いをすることにより感光樹脂板上から未露光部分のみを洗い落とした後、乾燥させると感光樹脂板上には露光硬化した凸部分のみが得られる。このようにして得られた感光樹脂凸部分9‘を転写印刷用の印判部分として使用することができる。
感光樹脂板の一実施例を示すと東洋紡績株式会社製のプリンタイトKタイプが最適でありまた透明ネガフイルムの一実施例を示すと株式会社ピクトリコの製版用透明フイルムがパソコンプリンターで印刷用ネガフィルム用画像を制作しやすく最適である。
しかしながら上記のようにして本製造装置により露光硬化した凸部分が得られても樹脂板の厚さは約1〜2ミリメートル程度で極めて薄く、加圧により容易に変型しやすく転写印刷用の印判として使用するには不適当であるので、別途堅固な素材による保持支柱11が必要である。
上記、保持支柱の一実施例を示すと、上記感光樹脂板の基板10の樹脂製の場合には保持支柱表面にクッション板を介在させて露光硬化凸部9‘を接着することに印判が完成する。また感光樹脂板の基板がスチール製場合には保持支柱表面に磁石板を固着しておくことにより露光硬化凸部9‘を磁着させ印判が完成する。
本考案の転写印刷用刷版製造装置の実施例を示す斜視図である。 本装置の押え板を倒し係止した状態を示す斜視図である。 本装置の使用状態を示す斜視図である。 本装置にネガ板、感光樹脂板を載置固定した状態を示す斜視図である。 [図4]の中央断面を示す拡大断面図である。 本装置により製造された刷版の一実施例を示す斜視図である。 [図6]の刷版を印判とする一実施例を示す斜視図である。 [図6]の刷版を印判とする一実施例を示す斜視図である。 [図7][図8]の印判を転写した状態を示す斜視図である。
1 本体基台
2 クッション板
3 透明ガラス押え板
4 支持枠
4a フランジ部
4b フランジ部
5 軸
6 係止枠
6a フランジ部
6b フランジ部
7 軸
8 透明ネガ板
9 感光樹脂板
10 基板
11 保持支柱
12 接着材
13 クッション板
14 磁石板
15 被転写材
16 転写画像

Claims (1)

  1. 本体基台1の上面にクッション板2を固着し、該クッション板2と透明ガラス押え板3が相互に対向して密着する手段として該透明ガラス押え板3の一端縁に固着した支持枠の両端に形成されたフランジ部4a、4bが該本体基台1の一端に軸5を介して回動自在に軸着し、該本体基台1の他端には係止枠6がフランジ部6a、6bと軸7を介して軸着し、該係止枠6を回転させて該透明ガラス押え板を係止することを特徴とする転写印刷用の印判製造装置。
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