JP3174488B2 - 防災監視制御装置の通話装置 - Google Patents

防災監視制御装置の通話装置

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JP3174488B2
JP3174488B2 JP23797995A JP23797995A JP3174488B2 JP 3174488 B2 JP3174488 B2 JP 3174488B2 JP 23797995 A JP23797995 A JP 23797995A JP 23797995 A JP23797995 A JP 23797995A JP 3174488 B2 JP3174488 B2 JP 3174488B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災監視制御盤
と、電話ジャックを備えた発信機または表示盤とを電話
線を介して接続して通話を行う防災監視制御装置の通話
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防災監視制御装置の通話装置にあ
っては、発信機(または表示盤)に設けられている電話
ジャックに、送受話器のプラグを差し込み接続すると、
受信機では、この接続を検出して、電話灯を点灯させる
とともにブザーまたはスピーカから電話の呼出音を出力
し、この呼出音を聞いた管理者が、受信機に設けられて
いる電話ジャックに送受話器のプラグを差し込み接続す
ることで、発信機との通話回路が形成され、両者で通話
が行われていた。
【0003】しかしながら、このような構成では、受信
機で呼出音を聞いても発信機側と通話するためには、受
信機内に収納されている送受話器を取り出し、電話ジャ
ックに送受話器のプラグを差し込み接続しなければなら
ず作業が煩雑であった。また、送受話器が大きいため、
受信機内に収納しておくために広いスペースが必要とな
り、受信機の小型化を妨げる原因の一つになっていた。
また、発信機で送受話器を差し込み接続した人は、本当
に受信機で呼出音が出力されているのかは全くわからず
不安であった。さらに、また、火災が発生していること
を発見して、火災になっていることを受信機のところに
いる管理者に発信機の押釦を押して知らせようとした場
合に、本当に受信機で主音響装置が鳴動しているのか
は、発信機の場所では全くわからず、送受話器のプラグ
を電話ジャックに差し込み接続して、確認しようとして
も、管理者が、受信機で送受話器のプラグを電話ジャッ
クに差し込まない限り確認できず不安であった。
【0004】このような問題を解決するものとして、実
開昭57−65488号のように、受信機の本体前面
に、送受話器に接続されたマイクとスピーカを配設され
たものがある。この受信機は、図3に示すように、ケー
ス1aと扉1bで構成された受信機本体1を有し、内部
に発信機からの火災報知信号を受信する回路、通話用の
送受話回路、消火栓制御回路と、電源回路などを内蔵し
ている。扉1bには、火災報知信号を受信したときに点
滅する警報ランプ2、発信機の位置をランプで表示する
表示部3、操作スイッチ部4、送受話器収納部5が設け
られており、送受話器としてマイクロホン6およびスピ
ーカ7が用いられている。マイクロホン6およびスピー
カ7は送受話回路に接続されており、またスピーカ7は
火災信号受信回路にも接続されていて警報音を発するよ
うになっている。
【0005】火災発生の際には、発信機からの火災信号
を受信して警報ランプ2が点滅するとともにスピーカ7
から警報音が発せられ、送受話器収納部5の側方に設け
られている切換スイッチ8を操作すると警報音が止み、
マイクロホン6およびスピーカ7が送受話回路に切換え
られる。この受信機においては、送受話器がなくとも通
話ができるとともに、送受話器が不要となることから、
その結果、収納スペースが不要となり受信機を小型化で
きる効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通話装置にあっては、発信機で送受話器を差
し込み接続した人は、本当に受信機で呼出音が出力され
ているのかは全くわからず、また、火災が発生している
ことを発見して、火災になっていることを受信機のとこ
ろにいる管理者に発信機の押釦を押して知らせようとし
た場合に、本当に受信機で主音響装置が鳴動しているの
かは、発信機の場所では全くわからず、送受話器のプラ
グを電話ジャックに差し込み接続して、確認しようとし
ても、管理者が、受信機で送受話器のプラグを電話ジャ
ックに差し込まない限りは確認できなかった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、発信機または表示盤で電話ジ
ャックに送受話器のプラグを接続することで、発信機ま
たは表示盤で防災監視制御盤のスピーカから出力される
呼出しメッセージおよび火災等の警報メッセージを聞く
ことができる防災監視制御装置の通話装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、次のように構成する。まず、本発明は、
防災監視制御盤と、電話ジャックを備えた発信機または
表示盤とを電話線を介して接続して通話を行う防災監視
制御装置の通話装置を対象とする。
【0009】このような防災監視制御装置の通話装置に
ついて本発明は、防災監視制御盤に、電話線とマイクロ
ホンおよび主音響装置としてのスピーカとを接続するか
または、マイクロホンとスピーカを電話線から切り離す
通話制御部と、電話ジャックに送受話器のプラグを差し
込んだことを検出する第1の検出部と、第1の検出部が
差し込みを検出したときにマイクロホンとスピーカとを
電話線に接続して通話回路を形成するように通話制御部
を制御する通話回路形成部とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明は、第1の検出部が差し込み
を検出したときに呼出しメッセージを出力するように音
声合成部を制御するとともに電話灯を点灯制御する呼出
確認部を設けた。また、本発明は、盤面に設けてあり、
電話線と接続される電話ジャックに送受話器のプラグを
差し込んだことを検出する第2の検出部と、第2の検出
部が差し込みを検出したときマイクロホンとスピーカを
電話線から切り離すように通話制御部を制御する切り離
し制御部とを備える。
【0011】このような構成を備えた本発明の防災監視
制御装置の通話装置によれば、発信機または表示盤の電
話ジャックに送受話器のプラグを差し込んだことを検出
したときは、電話線とマイクロホンおよび主音響装置と
してのスピーカとを接続して通話回路を形成するように
したので、発信機または表示盤で、スピーカから出力さ
れる呼出しメッセージを聞くことができ、防災監視制御
盤で呼出しが行われたことを確認することができる。
【0012】またこのスピーカは、主音響装置を兼ねて
いるため、火災等の警報メッセージが出力されるので、
発信機または表示盤で、電話ジャックに送受話器のプラ
グを接続するだけで、火災等の警報メッセージを聞くこ
とができ、スピーカから火災等の警報メッセージなどが
出力されていることを確認することができる。さらに、
盤面に設けてある電話ジャックに送受話器のプラグを差
し込むことで通話回路が形成されると共にマイクロホン
とスピーカが電話線から切り離されるようにしたので、
保守点検時などスピーカから火災メッセージなどが頻繁
に出力される場合には通話がしやすくなり、有効であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の通話装置を備えた
防災監視装置を示す図である。図1において、11は防
災監視制御盤であり、防災監視制御盤11には発信機ま
たは表示盤(以下、発信機という)12が電話線13お
よび電話コモン線14を介して接続されている。発信機
12には電話ジャック15が設けられ、電話ジャック1
5は差し込み口15Aと電話線13に接続された端子1
5Bと電話コモン線14に接続された端子15Cを有す
る。16は送受話器であり、送受話器16にはケーブル
17を介してプラグ18が接続されている。
【0014】発信機12の電話ジャック15に送受話器
16のプラグ18を差し込むと、端子15Bと端子15
Cは送受話器16を介して接続され、この接続は、防災
監視制御盤11のMPU19で検出されるようになって
いる。すなわち、送受話器16のプラグ18が発信機1
2の電話ジャック15に差し込まれていないときは、端
子20から印加される例えば24Vの電圧を抵抗21と
抵抗22からなる直列分圧回路23で分圧した電圧が常
にMPU19に印加されている。
【0015】送受話器16のプラグ18が発信機16の
電話ジャック15に差し込まれると、端子20から電流
が防災監視制御盤11のT端子24、発信機12のT端
子25、端子15B、送受話器16、端子15C、発信
機12のC端子26および防災監視制御盤11のTC端
子27を介して接地にも流れることで、直列分圧回路2
3で分圧した電圧が低下し、この低下をMPU19で検
出することで、発信機12の電話ジャック15に送受話
器16のプラグ18を差し込んだことが検出される。
【0016】28は防災監視制御盤11に設けられた電
話ジャックであり、電話ジャック28に送受話器29の
プラグ30を差し込むと、その差し込みがMPU19で
検出されるようになっている。すなわち、電話ジャック
28に送受話器29のプラグ30が差し込まれていない
ときは、端子31から印加される電圧、例えば24Vの
電圧が抵抗32と抵抗33よりなる直列分圧回路34で
分圧されてMPU19に印加されるが、電話ジャック2
8に送受話器29のプラグ30を差し込むと、端子31
から電流が電話ジャック28を経て接地にも流れるの
で、直列分圧回路34で分圧した電圧が低下したことが
MPU19で検出され、このことで電話ジャック28に
送受話器29が接続されたことが検出される。電話ジャ
ック28は、カップリング用のコンデンサ35を介して
通話制御部36に、また、カップリング用のコンデンサ
37を介して電話線13に接続されている。
【0017】また、通話制御部36にはカップリング用
のコンデンサ35,37および電話回線13を介して発
信機12が接続されている。また、通話制御部36には
マイクロホン38およびアンプ39を介して主音響装置
としてのスピーカ40がそれぞれ接続され、発信機12
の電話ジャック15に送受話器16のプラグ15が差し
込まれたことがMPU19で検出されたとき、通話制御
部36はMPU19の指示によりマイクロホン38およ
びスピーカ40を電話線13に接続して通話回路を形成
し、また、防災監視制御盤11に設けた電話ジャック2
8に送受話器29のプラグ36が差し込まれたことがM
PU19で検出されたとき、MPU19の指示によりマ
イクロホン38とスピーカ40を電話線13から切り離
す。
【0018】41は、電話線13上に乗ったノイズを除
去するツェナダイオード、42は電話線13上に乗った
サージ電圧を除去するバリスタである。MPU19には
共通の受信回路43が接続され、受信回路43には火報
用の感知器回線44を介して火報用の感知器45が複数
個接続され、末端に終端抵抗46が接続されている。ま
た、受信回路43には防排煙用の感知器回線47を介し
て防排煙用の感知器48が複数個接続され、末端には終
端抵抗49が接続されている。また、MPU19には共
通の制御回路50が接続され、制御回路50には火報用
の制御回線51を介して地区ベル52が接続され、ま
た、防排煙用の制御回線53を介して防排煙機器、例え
ば自動閉鎖装置54が接続される。
【0019】MPU19内には、第1の検出部19A、
第2の検出部19B、通話回路形成部19C、切り離し
制御部19Dおよび呼出確認部19Eがそれぞれ設けら
れている。第1の検出部19Aは発信機12の電話ジャ
ック15に送受話器16のプラグ18が差し込まれたこ
とを検出し、通話回路形成部19Cは第1の検出部19
Aが差し込まれたことを検出したとき制御信号線55か
ら制御信号を出力してマイクロホン38とスピーカ40
を電話線13に接続して通話回路を形成するように通話
制御部36を制御する。
【0020】呼出確認部19Eは、第1の検出部19A
がプラグ18の差し込みを検出したときに、スピーカ4
0から呼び出し音またはメッセージを出力するように音
声合成部56を制御するとともに電話灯57を点灯制御
し、発信機12より電話呼出しがあったことを確認させ
る。第2の検出部19Bは、防災監視制御盤11に設け
てある電話ジャック28に送受話器29のプラグ30が
差し込まれたことを検出する。切り離し制御部19D
は、第2の検出部19Bがプラグ30の差し込みを検出
したとき、マイクロホン38とスピーカ40を電話線1
3から切り離すように通話制御部36を制御する。した
がって、送受話器16のプラグ18が電話ジャック15
に差し込まれている状態で、電話ジャック28に送受話
器29のプラグ30が差し込まれると、コンデンサ3
7、電話線13を介して通話回路が形成されると共にマ
イクロホン38とスピーカ40が電話線13から切り離
されることになる。
【0021】MPU19には、音声合成部56、表示部
58および操作部59がそれぞれ接続されている。音声
合成部56はMPU19の呼出確認部19Eの指示によ
り、予め設定されている呼出しメッセージ、例えば「ピ
ンポン電話です。」を作成し、アンプ39を介してスピ
ーカ40から呼出しメッセージを出力させる。また、音
声合成部56は、火災等の警報時のMPU19からの指
示により、予め設定されている警報メッセージ、例えば
「ピー火災発生現場を確認してください。」を作成して
アンプ39を介してスピーカ40から警報メッセージを
出力する。
【0022】表示部58には電話灯57が設けられ、電
話灯57はMPU19の呼出確認部19Eの指示により
発信機12からの電話呼出しがあったことを点灯して表
示する。表示部58には電話灯57以外に必要な各種の
表示灯が設けられている。操作部59には音響停止スイ
ッチ60が設けられ、音響停止スイッチ60を操作する
ことでスピーカ40からの呼出しメッセージなどすべて
の主音響の鳴動を停止させる。
【0023】図2は図1の防災監視制御盤11の正面図
である。図2において、防災監視制御盤11の操作表示
パネル61の左側上部には火災代表灯62が設けられ、
火災時に点灯する。火災代表灯62の下側には例えば2
0回線分の地区窓63が設けられ、各地区窓63に対応
して各地区表示灯64を設けている。地区窓63には適
宜の地区表示が印刷などにより表示される。
【0024】地区窓63の右下側には音響停止スイッチ
60が設けられ、操作することでスピーカ40からの呼
出しメッセージ、警報メッセージなどの主音響の鳴動を
停止させる。操作表示パネル61の下側にはカバー65
を設けた保守用の操作部が設けられ、カバー65の内側
には他の各種スイッチも設けられている。また音響停止
スイッチ60の左側には、スピーカ40用の音響孔66
が設けられている。
【0025】音響孔66の右側には電話灯57が設けら
れ、発信機12からの電話呼出しがあったとき、点灯す
る。音響停止スイッチ60の下側にはマイク用の孔67
が設けられ、孔67の裏側にマイクロホン38が配置さ
れる。音響孔66の下側には電話ジャック28が設けら
れ、電話ジャック28に送受話器29のプラグ30を差
し込むことで送受話器16,29同士の通話回線が形成
される。
【0026】なお、前述したスイッチ表示灯以外に説明
しないスイッチ、表示灯が設けられている。次に、図1
の動作を説明する。発信機12の電話ジャック15に送
受話器16のプラグ18が差し込まれていない状態のと
きは、端子20からの24Vの電圧が直列分圧回路23
で分圧されてMPU19に印加されている。MPU19
の第1の検出部19Aは、入力する分圧電圧を監視して
おり、この分圧電圧では発信機12の電話ジャック15
に送受話器16のプラグ18が差し込まれていないこと
を検出する。
【0027】次に、発信機12の電話ジャック15に送
受話器16のプラグ18を差し込んだとする。端子20
から電流が防災監視制御盤11のT端子24、発信機1
2のT端子25、端子15B、送受話器16、端子15
C、C端子26、および防災監視制御盤11のTC端子
27を介して接地にも流れ、直列分圧回路23で分圧し
た電圧は、低下してMPU19に印加される。MPU1
9の第1の検出部19Aは、低下した分圧電圧の入力に
より発信機12の電話ジャック15に送受話器16のプ
ラグ18が差し込まれたことを検出する。
【0028】第1の検出部19Aがこの差し込みを検出
すると、MPU19の通話回路形成部19Cは、通話制
御部36に制御信号線55を介して制御信号を出力し、
マイクロホン38とスピーカ40を電話線13に接続し
て通話回路を形成させる。また、MPU19の呼出確認
部19Eはアンプ39を介してスピーカ40に接続され
ている音声合成部56に発信機12からの電話呼出しが
あったことを出力するように指示し、また電話灯57を
点灯させる。
【0029】音声合成部56は、呼出確認部19Eから
の指示により、予め設定されている呼出しメッセージを
作成し、アンプ39を介してスピーカ40から呼出しメ
ッセージ、例えば「ピンポン電話です。」を出力させ
る。こうして、発信機12からの電話呼出しがあったこ
とを確認することができる。管理者は、スピーカ40か
ら出力される呼出しメッセージを聞き、また電話灯57
が点灯しているのを見て、まず、音響停止スイッチ60
を操作することでスピーカ40から呼出しメッセージが
出力されるのを停止する。その後、マイクロホン38に
向かって話すことで発信機12の送受話器16に音声が
伝わり、スピーカ40からは発信機12側からの音声が
聞こえる。
【0030】このように、発信機12側では電話ジャッ
ク15に送受話器16のプラグ18を差し込むだけで、
スピーカ40から出力される呼出しメッセージを送受話
器16で聞くことができ、呼出しメッセージが出力され
ていることを確認することができる。また、火災が発生
していることを現場で発見して発信機12の押釦を押し
たり、感知器45、48から火災信号が出力されると、
MPU19はこれを検出して、主音響装置を兼ねている
スピーカ40から「ピー火災発生現場を確認してくださ
い。」を出力する。この火災時のメッセージも電話ジャ
ック15に送受話器16のプラグ18を差し込むことで
通話回路が形成されていれば、発信機12側で聞くこと
ができる。したがって、発信機12側で火災メッセージ
が出力されていることを確認することができる。
【0031】また、この火災メッセージも音響停止スイ
ッチ60の操作により停止することができ、通話回線が
形成されていれば発信機12側と防災監視制御盤11側
で通話ができる。この場合には現場の火災状態などをス
ピーカ40から聞くことができる。尚、火災メッセージ
以外の主音響装置で出力される障害等の警報メッセージ
についても同様である。また、メッセージの内容も各種
メッセージの違いが判別できれば良いだけなため「ピン
ポン」等の音の組み合わせであっても良い。
【0032】一方、保守点検時などにスピーカ40から
火災メッセージなどが頻繁に出力されるような場合に
は、現場と通話がしにくくなるので、このような場合に
は、防災監視制御盤11に設けてある電話ジャック28
に送受話器29のプラグ30を差し込む。MPU19の
第2の検出部19Bは直列分圧回路34で分圧される電
圧が低下したことを検出することでこの接続を検出し、
MPU19の切り離し制御部19Dは、マイクロホン3
8とスピーカ40を電話線13から切り離すように通話
制御部36を制御する。送受話器16と、送受話器29
はコンデンサ37、電話線13を介して通話回路が形成
され、マイクロホン37、スピーカ40によらないで通
話を行うことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、発信機または表示盤の電話ジャックに送受話器のプ
ラグを接続したことを検出したときマイクロホンおよび
主音響装置としてのスピーカを電話線に接続して通話回
路を形成するように通話制御部を制御するようにしたた
め、発信機の送受話器でスピーカから出力される呼出し
メッセージを聞くことができ、呼出しが行われているこ
とを確認することができる。
【0034】また、スピーカは主音響装置を兼ねている
ため、発信機側で、電話ジャックに送受話器のプラグを
接続するだけで火災などの異常状態を聞くことができ、
スピーカから火災等の警報メッセージか出力されている
ことを確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災監視制御装置の通話装置を備えた
防災監視装置を示す図
【図2】防災監視制御盤の正面図
【図3】従来例を示す図
【符号の説明】
11:防災監視制御盤 12:発信機または表示盤 13:電話線 14:電話コモン線 15,28:電話ジャック 15A:差し込み口 16,29:送受話器 18,30:プラグ 19:MPU 19A:第1の検出部 19B:第2の検出部 19C:通話回路形成部 19D:切り離し制御部 19E:呼出確認部 23,34:直列分圧回路 35,37:コンデンサ 36:通話制御部 38:マイクロホン 39:アンプ 40:スピーカ(主音響装置) 56:音声合成装置 57:電話灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 和年 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−336261(JP,A) 特開 平3−62300(JP,A) 特開 平4−348498(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 520 G08B 25/08 H04M 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防災監視制御盤と電話ジャックを備えた発
    信機または表示盤とを電話線を介して接続して通話を行
    う防災監視制御装置の通話装置に於いて、 前記防災監視制御盤に、前記電話線とマイクロホンおよ
    び主音響装置としてのスピーカとを接続するかまたは、
    前記マイクロホンと前記スピーカを電話線から切り離す
    通話制御部と、 前記電話ジャックに前記送受話器のプラグを差し込んだ
    ことを検出する第1の検出部と、 該第1の検出部が差し込みを検出したときに前記マイク
    ロホンと前記スピーカとを前記電話線に接続して通話回
    路を形成するように前記通話制御部を制御する通話回路
    形成部と、を備えたことを特徴とする防災監視制御装置
    の通話装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視制御装置の通話装
    置に於いて、 前記防災監視制御盤に、前記第1の検出部が差し込みを
    検出したときに呼出しメッセージを出力するように音声
    合成部を制御するとともに電話灯を点灯制御する呼出確
    認部を設けたことを特徴とする防災監視制御装置の通話
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の防災監視制御装置の通話装
    置に於いて、 前記防災監視制御に、盤面に設けてあり、前記電話線と
    接続される電話ジャックに送受話器のプラグを差し込ん
    だことを検出する第2の検出部と、 該第2の検出部が差し込みを検出したとき前記マイクロ
    ホンと前記スピーカを前記電話線から切り離すように前
    記通話制御部を制御する切り離し制御部と、を備えたこ
    とを特徴とする防災監視制御装置の通話装置。
JP23797995A 1995-09-18 1995-09-18 防災監視制御装置の通話装置 Expired - Lifetime JP3174488B2 (ja)

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