JPH0498965A - 自動通報装置 - Google Patents
自動通報装置Info
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- JPH0498965A JPH0498965A JP21621190A JP21621190A JPH0498965A JP H0498965 A JPH0498965 A JP H0498965A JP 21621190 A JP21621190 A JP 21621190A JP 21621190 A JP21621190 A JP 21621190A JP H0498965 A JPH0498965 A JP H0498965A
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Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、火災、ガス感知器等のセキュリティセンサの
作動時や非常押しボタンの操作時等の異常時に電話回線
を通じて、中央監視センタや関係者宅等の予め指定した
通報先に異常情報を自動的に通報した後、ハンズフリー
通話を行なう自動通報装置に関する。
作動時や非常押しボタンの操作時等の異常時に電話回線
を通じて、中央監視センタや関係者宅等の予め指定した
通報先に異常情報を自動的に通報した後、ハンズフリー
通話を行なう自動通報装置に関する。
従来、寝たきり老人等が異常を知らせるためペンダント
式の無線送信器を持ち、倒れた時などにペンダントに設
けである押しボタンを操作することにより異常信号が送
信され、その信号を受信した自動通報装置は電話回線を
通じて予め指定した通報先に異常情報を通報するように
している。 また、通報後、通報先から話しかけた場合に、倒れてい
て受話器に手が届かない場合が予想されるので、異常信
号の送信後、受話器を取り上げなくとも装置に向って話
すだけでよいバンズフリ通話ができるようにしている。 勿論、このような利用に限定されず、非常時であればど
のような場合であっても受話器を持たなくても通話がで
きるので効果は大きい。
式の無線送信器を持ち、倒れた時などにペンダントに設
けである押しボタンを操作することにより異常信号が送
信され、その信号を受信した自動通報装置は電話回線を
通じて予め指定した通報先に異常情報を通報するように
している。 また、通報後、通報先から話しかけた場合に、倒れてい
て受話器に手が届かない場合が予想されるので、異常信
号の送信後、受話器を取り上げなくとも装置に向って話
すだけでよいバンズフリ通話ができるようにしている。 勿論、このような利用に限定されず、非常時であればど
のような場合であっても受話器を持たなくても通話がで
きるので効果は大きい。
しかしながら、このような従来のハンズフリー通話機能
を備えた自動通報装置にあっては、ハンズフリー通話の
際のマイクの感度及びスピーカの音量は一定であり、相
手の声が聞きにくい場合や大きな声で話しかけたくとも
できない場合には、十分なハンズフリー通話ができない
問題があった。 本発明は、このような従来の問題点を鑑みてなされたも
ので、ハンズフリー通話時に通報先から自由にマイクの
感度及びスピル力の音量を調整できるようにした自動通
報装置を提供することを目的とする。
を備えた自動通報装置にあっては、ハンズフリー通話の
際のマイクの感度及びスピーカの音量は一定であり、相
手の声が聞きにくい場合や大きな声で話しかけたくとも
できない場合には、十分なハンズフリー通話ができない
問題があった。 本発明は、このような従来の問題点を鑑みてなされたも
ので、ハンズフリー通話時に通報先から自由にマイクの
感度及びスピル力の音量を調整できるようにした自動通
報装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明の自動通報装置にあって
は、次のように構成する。 まず本発明は、接続された火災、ガス感知器等のセキュ
リティセンサの作動時や非常押しボタンの操作時等の異
常時に電話回線を通じて、中央監視センタや関係者宅等
の予め指定した通報先に異常情報を自動的に通報した後
、ハンズフリー通話を行なう自動通報装置を対象とする
。 このようなハンズフリー通話機能を備えた自動通報装置
につき本発明は、通報先からプッシュボタンを操作する
ことにより出力される制御信号を検出するプッシュボタ
ン信号検出部と、プッシュボタン信号検出回路で検出し
た制御信号に応じて前記ハンズフリー回路を制御し、マ
イクの感度及びスピーカの音量の調整を行なう制御部と
を設けたことを特徴とする。
は、次のように構成する。 まず本発明は、接続された火災、ガス感知器等のセキュ
リティセンサの作動時や非常押しボタンの操作時等の異
常時に電話回線を通じて、中央監視センタや関係者宅等
の予め指定した通報先に異常情報を自動的に通報した後
、ハンズフリー通話を行なう自動通報装置を対象とする
。 このようなハンズフリー通話機能を備えた自動通報装置
につき本発明は、通報先からプッシュボタンを操作する
ことにより出力される制御信号を検出するプッシュボタ
ン信号検出部と、プッシュボタン信号検出回路で検出し
た制御信号に応じて前記ハンズフリー回路を制御し、マ
イクの感度及びスピーカの音量の調整を行なう制御部と
を設けたことを特徴とする。
このような構成を備えた本発明の自動通報装置によれば
、非常通報を受けた通話先で、通報者の声が聞きとりに
くかったり、テレビ等の音でこちらかの話しが聞きとり
にくいと思われた場合には、こちらから話す際にプッシ
ュボタンの操作でスピーカの音量を上げ、相手の話を聞
く際には他のプッシュボタンの操作でマイクの感度を高
める制御を必要に応じて行うことができ、状況に合わせ
たマイク感度及びスピーカ音量の調整により明瞭なハン
ズフリー通話を行うことが可能となり、非常通報の信頼
性を向上できる。
、非常通報を受けた通話先で、通報者の声が聞きとりに
くかったり、テレビ等の音でこちらかの話しが聞きとり
にくいと思われた場合には、こちらから話す際にプッシ
ュボタンの操作でスピーカの音量を上げ、相手の話を聞
く際には他のプッシュボタンの操作でマイクの感度を高
める制御を必要に応じて行うことができ、状況に合わせ
たマイク感度及びスピーカ音量の調整により明瞭なハン
ズフリー通話を行うことが可能となり、非常通報の信頼
性を向上できる。
第1図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
。 第1図において、10は自動通報装置であり、電話回線
12が接続され、更に電話機14が接続される。また自
動通報装置10に対してはガス漏れ感知器16、火災感
知器18が接続され、更に受信機20が接続される。受
信機20に対してはペンダント型の無線送信器22が設
けられ、ペンダント型の無線送信器22は寝たきり老人
等が首にかけて使用し、非常事態が発生した場合にはペ
ンダント型無線送信器22の押しボタンを押すと異常信
号が受信機20に送信され、受信機20で受信された異
常信号が自動通報袋r1110に入力されるようになる
。 自動通報装置10内に引込まれた電話回線12にはフォ
トカプラ24のフォトダイオードが挿入接続され、また
フォトカプラ24のフォトダイオードに対し逆向きにフ
ォトカプラ26のフォトダイオードを並列接続している
。フォトカプラ24゜26のフォトダイオードは通話時
に電話回線12に流れる直流電流の極性に応じていずれ
か一方が点灯する。 また電話回線12はリレー接点bl、b2を介して電話
機14に接続されており、リレー接点b1、b2を図示
の状態から切替えることで電話機14を電話回線12か
ら切離すことができる。更に電話回線12にはリレー接
点cl、c2が挿入接続され、リレー接点cl、c2の
共通接点側はトランス回路28の一次巻線に接続されて
おり、抵抗Reを介してトランス回路28の一次巻線を
短絡している図示の状態からリレー接点cl、 C2
を切替えることで、トランス回路28の一次巻線を電話
回線12に接続して電話回線12との間の音声信号の送
受信ができるようにしている。更に電話回線12間には
リレー接点aが設けられ、リレー接点aの開閉によりダ
イヤルパルスを電話回線12に送出できるようにしてい
る。 電話回線12に設けたフォトカプラ24.26のフォト
トランジスタの出力は極性反転検出回路30に与えられ
る。極性反転検出回路30はフォトカプラ24.26の
検出信号から通話先のオフフックとオンフックに伴う転
極を検出する。即ち、電話機14をオフフックするとフ
ォトカプラ26のフォトダイオードに直流電流が流れて
点灯し、この状態でダイヤル信号を送出して相手方のオ
フフックが行われると直流信号の極性が反転してフォト
カプラ24のフォトダイオードに直流電流が流れて発光
し、このフォトカプラ26.24の受光信号に基づき極
性反転を検出することができる。 極性反転検出回路30の検出出力はCPUを用いた制御
回路32に与えられ、異常発生時の通話制御に使用され
る。 制御回路32に対してはガス感知器16、火災感知器1
8及び受信機20を接続した入力回路25、表示回路3
4、非常押しボタン等を備えた操作回路36、通報先電
話番号等を設定する設定用テンキースイッチ38、受話
器をオフフックした際に電話回線12の交換局から発信
される400Hzの発信音を検出する発信音検出回路4
2、自動ダイヤル制御に使用されるダイヤラー回路44
、異常発生時に音声メツセージになる通報情報を生成す
る音声合成回路48が接続される。 ダイヤラー回路44は入力回路25を介してガス、火災
、もしくは異常発生等の検出信号を制御回路32で受け
ると、異常の種別に応じて予め定めた通報先に対する自
動ダイヤルをダイヤラー回路44に指令し、多周波ダイ
ヤル信号PBを増幅器46、トランス回路28、リレー
接点cl、c2を介して電話回線12に送出する。この
自動ダイヤル制御時にあっては、予め制御回路32によ
るリレーB、 Cの作動でリレー接点bl、b2を切替
えて電話機14を電話回線12から切離し、同時にリレ
ー接点c1.c2を切替えてトランス回路28を電話回
線12に接続している。 尚、多周波ダイヤル信号PBの代りにダイヤラー回路4
4でリレーAを制御してリレー接点aの開閉によりダイ
ヤルパルスを電話回線12に送出するようにしても良い
。 自動ダイヤルが行われた後の通報情報の送出は、制御回
路32が音声合成回路48を起動し、その時検出してい
る異常の種類に対応した音声メツセージをメモリー回路
50から読出してアナログ音声信号に変換し、バンドパ
スフィルタ52、増幅器46、トランス回路28及びリ
レー接点cl。 C2を介して電話回線12に送出する。 更に本発明の自動通報装置10にあっては、異常発生時
にハンズフリー通話を可能とするためハンズフリー回路
60、マイクロ2、増幅器54及びスピーカ56が設け
られる。ハンズフリー回路60は、例えばペンダント型
無線送信器22の押しボタン操作による異常信号を受信
した際に制御回路32から起動指令を受け、マイクロ2
及び増幅器54を作動状態とし、電話機14の受話器を
取上げなくても自動通報装置10のマイクロ2とスピー
カ56を使用してハンズフリー通話ができるようにして
いる。 このようなハンズフリー通話を行う回路部に加え本発明
にあっては、新たにプッシュボタン信号検出回路64が
設けられる。プッシュボタン信号検出回路64はリレー
接点c1.c2、トランス回路28を介して電話回線1
2がらの通話中の信号を受信することができ、通話信号
に含まれるプッシュボタンの操作に伴う多周波信号を検
出して制御回路32に出力する。制御回路32はプッシ
ュボタン信号検出回路64からの検出信号に基づき、ハ
ンズフリー回路60にマイクロ2の感度及びスピーカ5
6の音量を調整する制御信号を出方する。 ここでハンズフリー回路6oによるマイク感度とスピー
カ音量の調整は、マイクロ2の感度を良くし、同時にス
ピーカ56の音量を上げた場合にはハウリングを起こす
ので、マイクロ2の感度を良くした場合にはスピーカ5
6の音量は同時に下がるようにしており、逆にスピーカ
56の音量を上げた場合には、同時にマイクの感度が下
がるようにしている。マイクロ2の感度及びスピーカ5
6の音量を調整するための通報先からのプッシュボタン
信号は、例えば第2図に示すようにプッシュボタンの番
号が小さい程、スピーカ音量が高く、同時にマイク感度
が低くなり、プッシュボタン番号を大きくする程、スピ
ーカ音量が下がり同時にマイク感度が高くなる制御特性
としている。 次に第3図の動作フロー図を参照して、異常発生時の処
理動作を説明する。 今、ペンダント型無線送信器22のボタン操作により異
常信号が送信されたとすると、この異常信号は受信機2
0で送信され、自動通報装置10の入力回路25を介し
て制御回路32に読み込まれる。制御回路32はペンダ
ント型無線送信器22からの異常通報を認識し、第3図
に示すハンズフリー通話を含む自動通報処理を実行する
。 まずステップSL(以下「ステップ」は省略)で電話回
線を捕捉する。即ち、リレーB、 Cを作動してリレ
ー接点bl、b2の切替えにより電話機14を電話回線
12から切離し、同時にリレー接点cl、c2の切替え
でトランス回路28の一次巻線を電話回線12に接続す
る。 続いてS2に進み、電話回線の捕捉による400Hzの
発信音が得られているか否か判別する。 即ち、Slの電話回線の捕捉でリレー接点cl。 c2、トランス回路28を介して電話回線12より40
0Hzの発信音が発信音検出回路42に入力し、電話回
線12が正常であれば発信音検出回路42が制御回路3
2に発信音検出出力を生じ、S2の発信音有りが判別さ
れる。 S2で発信音が得られたならばS3に進んでダイヤル信
号を送出する。即ち、制御回路32かペンダント型無線
送信器22からの非常通報に対応して、予めメモリー回
路40に格納している通報先の電話番号を読み出してダ
イヤラー回路44にセットし、ダイヤラー回路44は例
えば多周波ダイヤル信号PBを増幅器46、トランス回
路28及びリレー接点cl、c2を介して電話回線12
に送出する。 続いてS4で電話回線12の転極をチエツクする。即ち
、S3でのダイヤル信号の送出に基づ(交換機による通
報先の呼出しで、通報先でのオフフックが行われると、
電話回線12を流れる直流電流の極性が反転し、この極
性反転をフォトカプラ24.26及び極性反転検出回路
3oで検出し、制御回路32に通知する。 S4における転極のチエツクはS5で一定時間を経過す
るまで繰り返し行われており、一定時間を経過してもS
4での転極、即ち通報先のオフフックが行われない場合
はS12に進んで電話回線を開放し、再度S1からの処
理を繰り返す。 S4で通報先のオフフックによる転極が判別されると8
6に進み、ペンダント型無線送信器22からの非常通報
に対応した音声メツセージをメモリー回路50から読出
して音声合成回路48でアナログ音声信号に変換し、バ
ンドパスフィルタ52、増幅器46、トランス回路28
及びリレー接点cl、c2を介して電話回線12に送出
することで異常情報の送出を行う。 続いてS7で制御回路32はハンズフリー回路60を起
動するハンズフリー制御を行ない、これによりハンズフ
リー通話状態、即ちマイクロ2及びスピーカ56を使用
したハンズフリー通話可能状態が作り出される。 S7でハンズフリー制御が開始されると、次のS8でプ
ッシュボタン信号検出回路64よりスピーカ音量及びマ
イク感度を制御するための制御信号が通報先のプッシュ
ボタン操作により受信検出されたか否かチエツクし、制
御信号が検出されると89に進んでマイクロ2の感度及
びスピーカ56の音量を制御する。尚、マイク感度の調
整はノ1ンズフリー回路60に設けられたマイクアンプ
の利得を制御し、スピーカ56の音量制御は増幅器54
の利得を制御する。 このS9におけるマイク感度とスピーカ音量の制御は、
例えば第2図に示したように、通報先のプッシュボタン
番号の操作に基づく多周波ダイヤル信号に応じ、例えば
プッシュボタン番号が小さければスピーカ音量を高くす
ると同時にマイク感度を下げ、逆にプッシュボタン番号
が大きければスピーカ音量を下げると同時にマイク感度
を上げる制御を行う。 S9のマイク感度及びスピーカ音量の制御が済むと81
0で通報先のオンフックによる転極、即ち通話終了の有
無をチエツクし、転極が判別されるまで38.S9のマ
イク感度及びスピーカ音量の調整制御を繰り返す。 ハンズフリー通話が終了してS9で転極が判別されると
Sllに進み、電話回線を開放し、一連の異常発生に対
する自動通報処理を終了する。 尚、第3図の動作フローにあっては、S6で1回異常情
報を送出した後、ハンズフリー通話に入るようにしてい
るが、通報先にあっては1回の異常情報の受信ではその
内容が十分に聞き取れないことから、S6にあっては所
定回数、異常情報を送出してからS7のハンズフリー制
御に進むようにしてもよい。 また、上記の実施例はペンダント型無線送信器22から
の異常発生通報に対し自動通報を行って且つハンズフリ
ー通話を行う場合を例にとっているが、ガス感知器16
、火災感知器18、更には操作回路36に設けた非常通
報ボタンの操作時にも全く同様に自動通報を行い、かつ
ハンズフリー通話に入るようにしても良い。また、ガス
漏れ、火災発生時にあっては必ずしもハンズフリー通話
を必要としないことから、操作回路36に設けられたハ
ンズフリー操作ボタンを押した場合にのみ、第3図(7
)37〜S9に示すハンズフリー通話制御を行うように
しても良い。
。 第1図において、10は自動通報装置であり、電話回線
12が接続され、更に電話機14が接続される。また自
動通報装置10に対してはガス漏れ感知器16、火災感
知器18が接続され、更に受信機20が接続される。受
信機20に対してはペンダント型の無線送信器22が設
けられ、ペンダント型の無線送信器22は寝たきり老人
等が首にかけて使用し、非常事態が発生した場合にはペ
ンダント型無線送信器22の押しボタンを押すと異常信
号が受信機20に送信され、受信機20で受信された異
常信号が自動通報袋r1110に入力されるようになる
。 自動通報装置10内に引込まれた電話回線12にはフォ
トカプラ24のフォトダイオードが挿入接続され、また
フォトカプラ24のフォトダイオードに対し逆向きにフ
ォトカプラ26のフォトダイオードを並列接続している
。フォトカプラ24゜26のフォトダイオードは通話時
に電話回線12に流れる直流電流の極性に応じていずれ
か一方が点灯する。 また電話回線12はリレー接点bl、b2を介して電話
機14に接続されており、リレー接点b1、b2を図示
の状態から切替えることで電話機14を電話回線12か
ら切離すことができる。更に電話回線12にはリレー接
点cl、c2が挿入接続され、リレー接点cl、c2の
共通接点側はトランス回路28の一次巻線に接続されて
おり、抵抗Reを介してトランス回路28の一次巻線を
短絡している図示の状態からリレー接点cl、 C2
を切替えることで、トランス回路28の一次巻線を電話
回線12に接続して電話回線12との間の音声信号の送
受信ができるようにしている。更に電話回線12間には
リレー接点aが設けられ、リレー接点aの開閉によりダ
イヤルパルスを電話回線12に送出できるようにしてい
る。 電話回線12に設けたフォトカプラ24.26のフォト
トランジスタの出力は極性反転検出回路30に与えられ
る。極性反転検出回路30はフォトカプラ24.26の
検出信号から通話先のオフフックとオンフックに伴う転
極を検出する。即ち、電話機14をオフフックするとフ
ォトカプラ26のフォトダイオードに直流電流が流れて
点灯し、この状態でダイヤル信号を送出して相手方のオ
フフックが行われると直流信号の極性が反転してフォト
カプラ24のフォトダイオードに直流電流が流れて発光
し、このフォトカプラ26.24の受光信号に基づき極
性反転を検出することができる。 極性反転検出回路30の検出出力はCPUを用いた制御
回路32に与えられ、異常発生時の通話制御に使用され
る。 制御回路32に対してはガス感知器16、火災感知器1
8及び受信機20を接続した入力回路25、表示回路3
4、非常押しボタン等を備えた操作回路36、通報先電
話番号等を設定する設定用テンキースイッチ38、受話
器をオフフックした際に電話回線12の交換局から発信
される400Hzの発信音を検出する発信音検出回路4
2、自動ダイヤル制御に使用されるダイヤラー回路44
、異常発生時に音声メツセージになる通報情報を生成す
る音声合成回路48が接続される。 ダイヤラー回路44は入力回路25を介してガス、火災
、もしくは異常発生等の検出信号を制御回路32で受け
ると、異常の種別に応じて予め定めた通報先に対する自
動ダイヤルをダイヤラー回路44に指令し、多周波ダイ
ヤル信号PBを増幅器46、トランス回路28、リレー
接点cl、c2を介して電話回線12に送出する。この
自動ダイヤル制御時にあっては、予め制御回路32によ
るリレーB、 Cの作動でリレー接点bl、b2を切替
えて電話機14を電話回線12から切離し、同時にリレ
ー接点c1.c2を切替えてトランス回路28を電話回
線12に接続している。 尚、多周波ダイヤル信号PBの代りにダイヤラー回路4
4でリレーAを制御してリレー接点aの開閉によりダイ
ヤルパルスを電話回線12に送出するようにしても良い
。 自動ダイヤルが行われた後の通報情報の送出は、制御回
路32が音声合成回路48を起動し、その時検出してい
る異常の種類に対応した音声メツセージをメモリー回路
50から読出してアナログ音声信号に変換し、バンドパ
スフィルタ52、増幅器46、トランス回路28及びリ
レー接点cl。 C2を介して電話回線12に送出する。 更に本発明の自動通報装置10にあっては、異常発生時
にハンズフリー通話を可能とするためハンズフリー回路
60、マイクロ2、増幅器54及びスピーカ56が設け
られる。ハンズフリー回路60は、例えばペンダント型
無線送信器22の押しボタン操作による異常信号を受信
した際に制御回路32から起動指令を受け、マイクロ2
及び増幅器54を作動状態とし、電話機14の受話器を
取上げなくても自動通報装置10のマイクロ2とスピー
カ56を使用してハンズフリー通話ができるようにして
いる。 このようなハンズフリー通話を行う回路部に加え本発明
にあっては、新たにプッシュボタン信号検出回路64が
設けられる。プッシュボタン信号検出回路64はリレー
接点c1.c2、トランス回路28を介して電話回線1
2がらの通話中の信号を受信することができ、通話信号
に含まれるプッシュボタンの操作に伴う多周波信号を検
出して制御回路32に出力する。制御回路32はプッシ
ュボタン信号検出回路64からの検出信号に基づき、ハ
ンズフリー回路60にマイクロ2の感度及びスピーカ5
6の音量を調整する制御信号を出方する。 ここでハンズフリー回路6oによるマイク感度とスピー
カ音量の調整は、マイクロ2の感度を良くし、同時にス
ピーカ56の音量を上げた場合にはハウリングを起こす
ので、マイクロ2の感度を良くした場合にはスピーカ5
6の音量は同時に下がるようにしており、逆にスピーカ
56の音量を上げた場合には、同時にマイクの感度が下
がるようにしている。マイクロ2の感度及びスピーカ5
6の音量を調整するための通報先からのプッシュボタン
信号は、例えば第2図に示すようにプッシュボタンの番
号が小さい程、スピーカ音量が高く、同時にマイク感度
が低くなり、プッシュボタン番号を大きくする程、スピ
ーカ音量が下がり同時にマイク感度が高くなる制御特性
としている。 次に第3図の動作フロー図を参照して、異常発生時の処
理動作を説明する。 今、ペンダント型無線送信器22のボタン操作により異
常信号が送信されたとすると、この異常信号は受信機2
0で送信され、自動通報装置10の入力回路25を介し
て制御回路32に読み込まれる。制御回路32はペンダ
ント型無線送信器22からの異常通報を認識し、第3図
に示すハンズフリー通話を含む自動通報処理を実行する
。 まずステップSL(以下「ステップ」は省略)で電話回
線を捕捉する。即ち、リレーB、 Cを作動してリレ
ー接点bl、b2の切替えにより電話機14を電話回線
12から切離し、同時にリレー接点cl、c2の切替え
でトランス回路28の一次巻線を電話回線12に接続す
る。 続いてS2に進み、電話回線の捕捉による400Hzの
発信音が得られているか否か判別する。 即ち、Slの電話回線の捕捉でリレー接点cl。 c2、トランス回路28を介して電話回線12より40
0Hzの発信音が発信音検出回路42に入力し、電話回
線12が正常であれば発信音検出回路42が制御回路3
2に発信音検出出力を生じ、S2の発信音有りが判別さ
れる。 S2で発信音が得られたならばS3に進んでダイヤル信
号を送出する。即ち、制御回路32かペンダント型無線
送信器22からの非常通報に対応して、予めメモリー回
路40に格納している通報先の電話番号を読み出してダ
イヤラー回路44にセットし、ダイヤラー回路44は例
えば多周波ダイヤル信号PBを増幅器46、トランス回
路28及びリレー接点cl、c2を介して電話回線12
に送出する。 続いてS4で電話回線12の転極をチエツクする。即ち
、S3でのダイヤル信号の送出に基づ(交換機による通
報先の呼出しで、通報先でのオフフックが行われると、
電話回線12を流れる直流電流の極性が反転し、この極
性反転をフォトカプラ24.26及び極性反転検出回路
3oで検出し、制御回路32に通知する。 S4における転極のチエツクはS5で一定時間を経過す
るまで繰り返し行われており、一定時間を経過してもS
4での転極、即ち通報先のオフフックが行われない場合
はS12に進んで電話回線を開放し、再度S1からの処
理を繰り返す。 S4で通報先のオフフックによる転極が判別されると8
6に進み、ペンダント型無線送信器22からの非常通報
に対応した音声メツセージをメモリー回路50から読出
して音声合成回路48でアナログ音声信号に変換し、バ
ンドパスフィルタ52、増幅器46、トランス回路28
及びリレー接点cl、c2を介して電話回線12に送出
することで異常情報の送出を行う。 続いてS7で制御回路32はハンズフリー回路60を起
動するハンズフリー制御を行ない、これによりハンズフ
リー通話状態、即ちマイクロ2及びスピーカ56を使用
したハンズフリー通話可能状態が作り出される。 S7でハンズフリー制御が開始されると、次のS8でプ
ッシュボタン信号検出回路64よりスピーカ音量及びマ
イク感度を制御するための制御信号が通報先のプッシュ
ボタン操作により受信検出されたか否かチエツクし、制
御信号が検出されると89に進んでマイクロ2の感度及
びスピーカ56の音量を制御する。尚、マイク感度の調
整はノ1ンズフリー回路60に設けられたマイクアンプ
の利得を制御し、スピーカ56の音量制御は増幅器54
の利得を制御する。 このS9におけるマイク感度とスピーカ音量の制御は、
例えば第2図に示したように、通報先のプッシュボタン
番号の操作に基づく多周波ダイヤル信号に応じ、例えば
プッシュボタン番号が小さければスピーカ音量を高くす
ると同時にマイク感度を下げ、逆にプッシュボタン番号
が大きければスピーカ音量を下げると同時にマイク感度
を上げる制御を行う。 S9のマイク感度及びスピーカ音量の制御が済むと81
0で通報先のオンフックによる転極、即ち通話終了の有
無をチエツクし、転極が判別されるまで38.S9のマ
イク感度及びスピーカ音量の調整制御を繰り返す。 ハンズフリー通話が終了してS9で転極が判別されると
Sllに進み、電話回線を開放し、一連の異常発生に対
する自動通報処理を終了する。 尚、第3図の動作フローにあっては、S6で1回異常情
報を送出した後、ハンズフリー通話に入るようにしてい
るが、通報先にあっては1回の異常情報の受信ではその
内容が十分に聞き取れないことから、S6にあっては所
定回数、異常情報を送出してからS7のハンズフリー制
御に進むようにしてもよい。 また、上記の実施例はペンダント型無線送信器22から
の異常発生通報に対し自動通報を行って且つハンズフリ
ー通話を行う場合を例にとっているが、ガス感知器16
、火災感知器18、更には操作回路36に設けた非常通
報ボタンの操作時にも全く同様に自動通報を行い、かつ
ハンズフリー通話に入るようにしても良い。また、ガス
漏れ、火災発生時にあっては必ずしもハンズフリー通話
を必要としないことから、操作回路36に設けられたハ
ンズフリー操作ボタンを押した場合にのみ、第3図(7
)37〜S9に示すハンズフリー通話制御を行うように
しても良い。
以上説明してきたように本発明によれば、異常発生に対
し自動通報を行った後のハンズフリー通話状態で通報先
における押しボタン操作で必要に応じて自由にマイク感
度とスピーカ音量を調整することができ、相手の声が聞
きにくい場合や大きな声で相手が話しかけたくてもでき
ないような場合であっても、十分なマイク感度及びスピ
ーカ音量の調整により、明瞭なハンズフリー通話を行う
ことができ、ハンズフリー通話機能を備えた自動通報装
置の信頼性を大幅に向上することができる。
し自動通報を行った後のハンズフリー通話状態で通報先
における押しボタン操作で必要に応じて自由にマイク感
度とスピーカ音量を調整することができ、相手の声が聞
きにくい場合や大きな声で相手が話しかけたくてもでき
ないような場合であっても、十分なマイク感度及びスピ
ーカ音量の調整により、明瞭なハンズフリー通話を行う
ことができ、ハンズフリー通話機能を備えた自動通報装
置の信頼性を大幅に向上することができる。
第1図は本発明の実施例構成図;
第2図は本発明のプッシュボタン番号に対するスピーカ
音量とマイク感度の制御特性説明図;第3図は本発明の
異常発生時の自動通報処理フロー図である。 図中、 10:自動通報装置 12:電話回線 14:電話機 16:ガス感知器 18:火災感知器 20:受信機 22:ペンダント型無線送信器 24.26:フォトカプラ 25:入力回路 28ニドランス回路 30:極性反転検出回路 32:制御回路(CPU) 34:表示回路 36:操作回路 38:設定用テンキースイッチ 40.50:メモリー回路 42:発信音検出回路 44:ダイヤラー回路 46.54:増幅器 48:音声合成回路 52:バンドパスフィルタ 56:スピーカ 60:ハンズフリー回路 62コマイク 64:プッシュボタン信号検出回路 (PB信号検出回路)
音量とマイク感度の制御特性説明図;第3図は本発明の
異常発生時の自動通報処理フロー図である。 図中、 10:自動通報装置 12:電話回線 14:電話機 16:ガス感知器 18:火災感知器 20:受信機 22:ペンダント型無線送信器 24.26:フォトカプラ 25:入力回路 28ニドランス回路 30:極性反転検出回路 32:制御回路(CPU) 34:表示回路 36:操作回路 38:設定用テンキースイッチ 40.50:メモリー回路 42:発信音検出回路 44:ダイヤラー回路 46.54:増幅器 48:音声合成回路 52:バンドパスフィルタ 56:スピーカ 60:ハンズフリー回路 62コマイク 64:プッシュボタン信号検出回路 (PB信号検出回路)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、接続された火災、ガス感知器等のセキュリティセン
サの作動時や非常押しボタンの操作時等の異常時に電話
回線を通じて、中央監視センタや関係者宅等の予め指定
した通報先に異常情報を自動的に通報した後、ハンズフ
リー通話を行なう自動通報装置において、 通報先から、プッシュボタンを操作することにより出力
される制御信号を検出するプッシュボタン信号検出部と
、 該プッシュボタン信号検出回路で検出した制御信号に応
じて前記ハンズフリー回路を制御し、マイクの感度及び
スピーカの音量の調整を行なう制御部とを設けたことを
特徴とする自動通報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21621190A JPH0498965A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 自動通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21621190A JPH0498965A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 自動通報装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498965A true JPH0498965A (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=16685020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21621190A Pending JPH0498965A (ja) | 1990-08-16 | 1990-08-16 | 自動通報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0498965A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05298584A (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ホームテレホン自動通報装置 |
JPH06105002A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Miura Co Ltd | ボイラ等の熱機器管理用データ通信システム |
-
1990
- 1990-08-16 JP JP21621190A patent/JPH0498965A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05298584A (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ホームテレホン自動通報装置 |
JPH06105002A (ja) * | 1992-09-21 | 1994-04-15 | Miura Co Ltd | ボイラ等の熱機器管理用データ通信システム |
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