JP3174285U - 防水構造物および組合計量装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高度な加工精度を要求されることなく、ボルト貫通孔の径を小さくして、防水効果を向上させる技術を提供する。
【解決手段】防水構造物であるフィーダーカバー8に、開口部803が形成された内部が中空のフィーダーカバー筐体80と、開口部803を塞ぐフィーダーカバー蓋部材81と、フィーダーカバー蓋部材81に形成された外周ボルト貫通孔810および内周ボルト貫通孔811に挿入されるボルトと、フィーダーカバー筐体80に取り付けられ、ナットの回転を規制しつつ、ボルトの螺入方向に略垂直な方向へのナットの移動を許容するようにナットを保持する保持部材82,83とを設ける。ボルトが、外周ボルト貫通孔810または内周ボルト811を貫通しつつ、保持部材82,83に保持された状態のナットの円筒孔に螺入されることにより、フィーダーカバー蓋部材81がフィーダーカバー筐体80に固定される。
【選択図】図9

Description

本考案は、水気を嫌う電装品などを内部に収容して防水する技術に関する。特に、食品を扱い、頻繁に洗浄される組合計量装置の防水技術に関する。
従来より、組合計量装置における防水技術が提案されている。例えば、特許文献1,2には、組合計量装置における防水技術が記載されている。組合計量装置では、被計量物を搬送するための搬送力を生成する加振装置を収容するフィーダーカバーや、電気基板などを収容する本体などにおいて、メンテナンス用の開口部を設ける必要があり、使用時や洗浄時に当該開口部を塞ぐための防水技術が必要とされる。このような開口部を塞ぐためには、シール材を備えた蓋部材をボルトで固定する手法が一般的に用いられている。したがって、蓋部材にはボルトを通すためのボルト貫通孔が形成され、当該ボルト貫通孔を貫通させたボルトを筐体側に固定されたナット部材に螺入させる構造となっている。
しかし、蓋部材にボルト貫通孔を形成すると、当該ボルト貫通孔から液体が侵入し防水効果が低下するという問題を生じる。そこで、特許文献2に記載されているように、シール材の外側にボルト貫通孔を形成して、シール材によってシールされている内側への液体の侵入を抑制することも提案されている。
特開平06−317454号公報 特開2011−163957号公報
ところが、特許文献2に記載されている技術では、確かに、内部への侵入は抑制できるものの、侵入した液体は容易に排出されるものではなく、汚れとなり、装置自体が不衛生になるという問題がある。また、ボルトが螺入されるナット部材もシール材の外側に配置されるためナット部材に汚れが付着しやすく、清掃が困難である。特に、食品を扱う組合計量装置では、筐体内部の電装品を浸水から保護するだけでなく、装置自体を衛生的に保つことも重要性の高い課題である。したがって、ボルト貫通孔から侵入する液体の内部への侵入を抑制することもさることながら、侵入する液体の量自体を抑制することが求められる。
これを解決する手法としては、ボルト貫通孔の径を小さくすることが考えられる。しかし、単純にボルト貫通孔の径を小さくすると、ボルト貫通孔の位置決め精度(加工精度)が厳しくなるという問題がある。すなわち、ボルト貫通孔の径を小さくすると、筐体側のナット部材とボルト貫通孔との位置関係を高精度に一致させなければ、蓋部材を固定した際に、当該蓋部材に歪みを生じ、逆に漏水の原因ともなりかねない。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、高度な加工精度を要求されることなく、ボルト貫通孔の径を小さくして、防水効果を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の考案は、防水構造物であって、開口部が形成された内部が中空の筐体と、前記筐体の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、前記蓋部材に形成されたボルト貫通孔に挿入されるボルトと、前記ボルトが螺入方向に沿って螺入される円筒孔が形成されたナットと、前記筐体に取り付けられ、前記ナットの回転を規制しつつ、前記螺入方向に略垂直な方向への前記ナットの移動を許容するように前記ナットを保持する保持部材とを備え、前記ボルトが、前記ボルト貫通孔を貫通しつつ、前記保持部材に保持された状態の前記ナットの前記円筒孔に螺入されることにより、前記蓋部材が前記筐体に固定される。
また、請求項2の考案は、組合計量装置であって、請求項1の考案に係る防水構造物と、被計量物を計量する複数の計量部とを備える。
また、請求項3の考案は、請求項2の考案に係る組合計量装置であって、供給された被計量物を周囲に分散させる分散フィーダと、前記複数の計量部ごとに前記分散フィーダから供給された被計量物を搬送する複数の供給トラフと、前記分散フィーダを振動させる第1加振装置と、前記複数の供給トラフを振動させる第2加振装置とを備え、前記筐体は、上面視略円形のフィーダーカバー筐体であり、前記蓋部材は、前記ボルト貫通孔が円周状に配列した上面視略円形のフィーダーカバー蓋部材であり、前記フィーダーカバー蓋部材の中央には分散フィーダ用貫通孔が形成されるとともに、周縁部には供給トラフ用貫通孔が円周状に複数形成され、前記第1加振装置および前記第2加振装置は、前記フィーダーカバー筐体の内部に配置される。
また、請求項4の考案は、請求項3の考案に係る組合計量装置であって、前記筐体と前記蓋部材との間に配置されるパッキンをさらに備え、前記パッキンは、前記ボルト貫通孔の外側に配置される。
また、請求項5の考案は、請求項3または4の考案に係る組合計量装置であって、前記ボルト貫通孔は、前記供給トラフ用貫通孔の外側に配置される外周ボルト貫通孔と、前記供給トラフ用貫通孔の内側に配置される内周ボルト貫通孔とを含む。
また、請求項6の考案は、請求項5の考案に係る組合計量装置であって、前記外周ボルト貫通孔は、隣接する供給トラフ用貫通孔の中間位置に配置され、互いに隣接する前記外周ボルト貫通孔の間には、1ないし3の前記供給トラフ用貫通孔が配置されている。
筐体に取り付けられ、ナットの回転を規制しつつ、螺入方向に略垂直な方向へのナットの移動を許容するようにナットを保持する保持部材を備えることにより、高精度な加工を施さなくてもボルト貫通孔の径を小さくできる。したがって、当該ボルト貫通孔からの液体の侵入を抑制でき、防水性能が向上する。また、ボルト貫通孔からの液体の侵入が少ないため、従来より多数のボルト貫通孔を形成することができる。したがって、従来よりも多数の位置においてボルト締めできるので、強固に締め付けることが可能となり、さらに防水性能が向上する。
本考案に係る組合計量装置の外観斜視図である。 組合計量装置の概略図である。 本体において、筐体に蓋部材が取り付けられる様子を示す図である。 筐体の(+Y)側に装着される蓋部材を示す断面図である。 筐体を蓋部材に装着する際に使用される保持部材およびナットを示す斜視図である。 保持部材およびナットの断面図である。 保持部材が装着される様子を示す図である。 筐体に蓋部材が装着されている状態を示す断面図である。 フィーダーカバーにおいて、フィーダーカバー筐体にフィーダーカバー蓋部材が装着される様子を示す図である。 保持部材によりナットが保持される様子を示す図である。 フィーダーカバー蓋部材に取り付けられているパッキンを示す断面図である。
以下、本考案の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1. 実施の形態>
図1は、本考案に係る組合計量装置1の外観斜視図である。また、図2は、組合計量装置1の概略図である。なお、図1および図2において、X軸方向およびY軸方向を水平方向の軸、Z軸方向を垂直方向の軸と定義するが、これは各図を説明するための便宜上の定義であって、これらの方向に限定するものではない。以下の図においても同様である。
組合計量装置1は、分散フィーダ2、供給トラフ3、プールホッパ4、計量ホッパ5、集合シュート6、本体7およびフィーダーカバー8を備える。組合計量装置1は、例えば、スナック菓子や野菜のように、個々に重量の異なる被計量物を、小口のグループごとに計量し、計量された被計量物のグループを複数個組み合わせることにより、被計量物を所定の重量(規定の商品重量)に組み合わせる機能を有している。
分散フィーダ2は、略円錐形状の部材であって、組合計量装置1の上部中央に配置される。分散フィーダ2は、フィーダーカバー8の内部に設置されている加振装置(第1加振装置)20によって振動し、上部に供給された被計量物を周囲に均等に分散させる機能を有している。分散フィーダ2によって周囲に分散搬送された被計量物は、分散フィーダ2の周囲に配置された各供給トラフ3に投入されることとなる。
供給トラフ3は、フィーダーカバー8の内部に設置されている加振装置(第2加振装置)30によって振動する。組合計量装置1は、複数の供給トラフ3を備えており、それらは放射状に分散フィーダ2の周囲に配置され、分散フィーダ2から供給された被計量物を、それぞれが対応するプールホッパ4に向けて搬送する。なお、図示は省略しているが、本実施の形態における組合計量装置1は、14個の供給トラフ3を備えており、それぞれに対応した14個の加振装置30を備えている。
プールホッパ4は、上下方向に開口した筒状の部材と、当該部材の下方開口部に配置された開閉自在のゲートとを備えている。供給トラフ3によって搬送された被計量物は、プールホッパ4の上方開口部からプールホッパ4の内部に投入され、一時的に貯留される。プールホッパ4のゲートが開くと、貯留されている被計量物は下方に落下し、当該プールホッパ4の下方に配置された計量ホッパ5に投入される。すなわち、供給トラフ3は、プールホッパ4に向けて被計量物を搬送することにより、実質的には、計量ホッパ5に向けて被計量物を搬送する。
計量ホッパ5は、プールホッパ4と同様に、上下方向に開口した筒状の部材と、当該部材の下方開口部に配置された開閉自在のゲートとを備えている。計量ホッパ5は、各プールホッパ4に対応して設けられており、それぞれが図示しないロードセル(重量検出器)に支持されている。なお、図示は省略するが、本実施の形態における組合計量装置1は、14個の計量ホッパ5と、14個のロードセルとを備えている。
計量ホッパ5に投入された被計量物は、計量ホッパ5に貯留されている間に、対応する上記ロードセルによって重量が計測される。すなわち、主に、計量ホッパ5およびロードセルが本考案における計量部に相当する。計量ホッパ5のゲートが開くと、貯留されている被計量物は下方に落下し、計量ホッパ5の下方に配置された集合シュート6に投入される。
集合シュート6は、計量ホッパ5から投入された被計量物を集合させる。集合シュート6によって一箇所に集められた被計量物は、例えば、包装装置等に向けて組合計量装置1から排出される。
図3は、本体7において、筐体70に蓋部材71が取り付けられる様子を示す図である。本考案に係る防水構造物である本体7は、開口部700が形成された内部が中空の筐体70と、複数の蓋部材71と、各蓋部材71と筐体70との間に配置されるパッキン(シール材)73とを備えている。
なお、図3では、(−X)側の蓋部材71は図示を省略している。また、本実施の形態における筐体70には、3つの開口部700が形成されているが、開口部700の数はこれに限定されるものではない。また、開口部700の形状は、必ずしも同一形状である必要はなく、矩形に限定されるものでもない。また、開口部700は、本体7の内部に対するメンテナンス作業を容易にするために必要最小限の大きさ、形状であることが好ましい。
図4は、筐体70の(+Y)側に装着される蓋部材71を示す断面図である。図4は、図3に示す一点鎖線IV−IVで示す位置において、YZ平面に平行な面で切断した蓋部材71の(−X)方向から見た断面を示す。
蓋部材71の筐体70側には、蓋部材71の外周部に沿い、かつ、ボルト貫通孔710の外側となる位置に、フッ素ゴムを素材とするパッキン73が固着され配置されている。図4に示すように、パッキン73の筐体70側の面には、溝730が形成されている。
また、蓋部材71には、ボルト74が挿入されるボルト貫通孔710が形成されている。本実施の形態では、ボルト74の径は6[mm]であり、ボルト貫通孔710の径は6.2[mm]である。
一般的な加工精度では、6mm径のボルトを使用する場合、推奨されるボルト貫通孔の径は7mmである。本実施の形態における組合計量装置1において、径の小さいボルト貫通孔710を形成することができる理由については後述する。
図4に示すように、ボルト貫通孔710の筐体70側には、補強部材711が固設されている。補強部材711は、YZ平面における断面が略コの字状の部材であって、ボルト74の挿入を妨げないように、(+Y)側の面に開口部712が形成されている。言い換えれば、ボルト貫通孔710と開口部712とは連通しており、いずれもがボルト74の貫通孔を形成している。補強部材711の(−Y)側端部は、ボルト74によって蓋部材71が筐体70に固定される際に筐体70に当接することにより、ボルト74の締め付けによる蓋部材71の変形を抑制する。
図5は、筐体70を蓋部材71に装着する際に使用される保持部材75およびナット76を示す斜視図である。また、図6は、保持部材75およびナット76の断面図である。図6は、図5に示す一点鎖線VI−VIで示す位置において、XY平面に平行な面で切断した保持部材75およびナット76の(+Z)方向から見た断面を示す。
保持部材75には、(+Y)方向に突出した爪部750,751が形成されている。爪部750,751は互いにX軸方向に対向するように配置されており、また、ナット76のX軸方向の移動を規制する。
また、保持部材75には、(+Y)方向に突出する爪部752,753(図5)、および、爪部754,755(図6)が形成されている。爪部752,753と爪部754,755とは、それぞれが互いにZ軸方向に対向するように配置されており、ナット76のZ軸方向の移動を規制する。
すなわち、保持部材75には、爪部750ないし爪部755によって、ナット76を保持する空間756が形成されている。そして、図5および図6から明らかなように、空間756は、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のいずれにおいてもナット76のサイズより少し大きなサイズ(例えば、2mm〜3mm程度大きいサイズ)として形成されている。したがって、保持部材75は、ナット76の回転を規制しつつ、少なくともボルト74の螺入方向(図5および図6においてはY軸方向)に略垂直な方向(図5および図6においてはXZ平面に平行な方向)へのナット76の移動を許容するように、当該ナット76を保持する。
なお、ここで、ナット76の回転を規制するとは、多少の回動(特にXZ平面内の回動)は許容するとしても、ナット76が空間756内で無制限に回転しつづけることは防止するという意味である。そもそもナット76が無制限に回転すると、ナット76が空回りして、ボルト74による固定が不十分となる。したがって、このような回転を保持部材75が防止しているのである。すなわち、保持部材75の空間756に封入され保持されたナット76は、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向のいずれの方向に対しても、傾く程度の回動は許容されているが、回転はできないようにされている。
さらに、保持部材75の(−Y)側の面には、ナット76に形成される円筒孔760(ボルト74が螺入方向に沿って螺入される円筒孔)の開口面積よりも広く開口した開口部757が形成されている。開口部757は、ボルト74が保持部材75に保持されたナット76に螺入されるときに、ナット76を貫通したボルト74の先端が保持部材75に当接することを防止する。これにより保持部材75が変形したりすることがないように設計されている。
なお、保持部材75は金属部材であり、爪部750,751は、図6に太矢印で示す向きに外力を作用させることにより、内側に変形し、爪部750の先端部と爪部751の先端部との距離(L)が変化する。例えば、保持部材75の爪部750,751を作業者が指で摘むことにより、距離Lを狭くすることができる。一方、そのような外力をなくすと、爪部750,751は金属の弾性により図6に示す位置関係に戻る。
図7は、保持部材75が装着される様子を示す図である。取り付け部材701の(+Y)側の面と、スペーサー703の(−Y)側の面は、図7に示すように、互いに張り合わされる。また、図7では図示していないが、スペーサー703の(+Y)側の面は、筐体70に固着される。さらに、取り付け部材701には、矩形の開口部702が形成されている。
保持部材75は、爪部750および爪部751の間隔を狭めた状態(図6に示す太矢印の位置を摘んだ状態)で、取り付け部材701の開口部702にハメ込まれる。そして、作業者が摘んだ状態の指を離せば、爪部750および爪部751が開く方向(図6に示す距離Lが広がる方向)に付勢力が働くため、保持部材75が取り付け部材701に装着される。そして、取り付け部材701がスペーサー703を介して筐体70に固着されることにより、保持部材75が筐体70に取り付けられる。
なお、取り付け部材701を筐体70に取り付けた後においても、保持部材75は着脱自在である。また、保持部材75は筐体70に対して固定されるわけではなく、保持部材75自体がZ軸方向に多少移動可能である。また、取り付け部材701およびスペーサー703は、一体成形された部材であってもよい。
図8は、筐体70に蓋部材71が装着されている状態を示す断面図である。図8に示す蓋部材71は、図4に示した位置とほぼ同じ位置を示す。
取り付け部材701およびスペーサー703を介して筐体70に装着された保持部材75は、先述のように、空間756内にナット76を保持している。そして、単に保持部材75に保持されたナット76は、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向にわずかに移動可能である。
先述のように、本実施の形態では、6mm径のボルト74に対して、蓋部材71に形成されるボルト貫通孔710は6.2mmであり、従来に比べて、小さい。そのため、ボルト74は、特に、XZ平面に平行な方向における自由度が小さい。しかし、一方で、ナット76が移動可能(特にXZ平面に平行な方向に移動可能)であるため、ナット76の位置を微調整することができる。すなわち、ボルト74の先端がナット76の円筒孔760(螺入開口部)を捉えることができれば、以後は、ボルト74を回転させつつ締めるに従って、ナット76がXZ平面に平行な方向に移動して、正確にボルト貫通孔710に対向する位置に配置されることになる。
このように、本実施の形態における組合計量装置1では、防水構造物を構成する本体7において、筐体70と蓋部材71とをボルト74で固定する際に、保持部材75によって筐体70側に保持されたナット76が保持部材75に形成された空間756内で移動する。このため、高度の加工精度を要することなく、蓋部材71に形成するボルト貫通孔710を従来に比べて小さな径とすることができる。これにより、ボルト貫通孔710から侵入する液体の量を抑制でき、防水効果が向上する。なお、保持部材75におけるナット76の移動は、ボルト貫通孔710を貫通するボルト74の回転軸が、円筒孔760の螺入開口部から外れない範囲で許容される。
また、パッキン73の表面には2つの溝730が設けられている。言い換えれば、パッキン73が筐体70に当接する際には、突出部によって3重の防水壁が形成される。したがって、例えば、組合計量装置1を高圧水流で洗浄する場合、高圧水流が外側の防水壁を突破したとしても、水圧が低下するため、2つ目(中央)の防水壁を突破しずらくなる。また、例え、2つ目の防水壁を突破したとしても、さらに水圧が低下し、内側(3つ目)の防水壁は突破しにくい。このように、パッキン73の表面に溝730を形成することにより、同じサイズで、表面に溝730を形成しない場合に比べて、防水効果が向上する。
また、本実施の形態では、ボルト貫通孔710から侵入する液体の量を抑制できるので、従来に比べて、ボルト貫通孔710の数を増やすことも可能である。ボルト貫通孔710の数を増やして、ボルト74によって固定する箇所を増加させることができれば、締結箇所の間隔が狭くなり、パッキン73による防水効果がさらに向上する。
一般に、パッキンの内側にボルト貫通孔を設ける場合、漏水の危険性が増大するため、ボルト貫通孔を増やすことには特に抵抗がある。したがって、従来では、例えば、X軸方向サイズが950mm、Z軸方向サイズが245mm程度の蓋部材に対して、6箇所のボルト貫通孔しか設けていなかった。しかし、本実施の形態における組合計量装置1の防水構造物では、ボルト貫通孔710からの漏水が抑制されているため、従来と同程度のサイズの蓋部材71において、図3に示すように、10箇所のボルト貫通孔710を形成している。
なお、図8に示すように、ボルト74と蓋部材71との間にはシールワッシャー77が配置され、ボルト貫通孔710からの液体の侵入をさらに抑制している。また、パッキン73は、筐体70側に設けられていて、蓋部材71が筐体70に固定される際に、蓋部材71に当接するように設計されていてもよい。すなわち、蓋部材71が筐体70に固定されたときに、パッキン73が蓋部材71と筐体70との間に配置され、蓋部材71と筐体70との隙間をシールするように設計されていればよい。
図2に戻って、フィーダーカバー8は、フィーダーカバー筐体80およびフィーダーカバー蓋部材81を備えている。
図9は、フィーダーカバー8において、フィーダーカバー筐体80にフィーダーカバー蓋部材81が装着される様子を示す図である。なお、本実施の形態では、フィーダーカバー8においても、本体7と同様に、ボルト74とナット76とによって締結が行われるものとして説明する。ただし、当然であるが、フィーダーカバー8で使用されるボルトおよびナットと、本体7において使用されるボルトおよびナットとが互いに異なっていてもよい。
フィーダーカバー蓋部材81は、周縁部が下方に湾曲した上面視円形の部材である。また、フィーダーカバー蓋部材81には、加振装置20によって生成した振動を分散フィーダ2に伝達するリンク部材(図示せず)が突出する分散フィーダ用貫通孔814と、加振装置30によって生成した振動を各供給トラフ3に伝達するリンク部材(図示せず)が突出する複数の供給トラフ用貫通孔813とが形成されている。そして、複数の供給トラフ用貫通孔813は、フィーダーカバー蓋部材81の周縁部に円周状に配置されている。なお、本実施の形態におけるフィーダーカバー蓋部材81には、図9に示すように、14個の供給トラフ用貫通孔813が形成されている。
また、フィーダーカバー蓋部材81には、供給トラフ用貫通孔813の外側に配置される6つの外周ボルト貫通孔810と、供給トラフ用貫通孔813の内側に配置される4つの内周ボルト貫通孔811が形成されている。外周ボルト貫通孔810は、隣接する供給トラフ用貫通孔813の中間位置に配置され、互いに隣接する外周ボルト貫通孔810の間には、2または3の供給トラフ用貫通孔813が配置されている。
なお、外周ボルト貫通孔810および内周ボルト貫通孔811は、本実施の形態におけるフィーダーカバー蓋部材81では同一形状および同一サイズである。また、互いに隣接する外周ボルト貫通孔810の間に、1つ供給トラフ用貫通孔813が1つだけ配置されるような構成としてもよい。
フィーダーカバー蓋部材81の中央部には(+Z)方向に突出した突部812が形成されている。突部812は、図9に示すように、同心円状に2段に突出した形状に形成されている。そして突部812が補強用のリブとして機能するため、フィーダーカバー蓋部材81における変形等が抑制される。
フィーダーカバー筐体80は、上面視略円形の底面部材800、円筒形状の側面部材801および側面部材801の上端部に固設される円環状のリング部材802によって構成される上面視略円形の部材である。フィーダーカバー筐体80では、リング部材802の内側が円形の開口部803を形成しており、内部に加振装置20,30が設置される。
また、フィーダーカバー筐体80の内部には、フィーダーカバー蓋部材81に形成された各外周ボルト貫通孔810に対応する位置にそれぞれ保持部材82が取り付けられており、各内周ボルト貫通孔811に対応する位置にそれぞれ保持部材83が取り付けられている。
図10は、保持部材82によりナット76が保持される様子を示す図である。なお、図10では、内部構造を説明するために、後述する蓋部材823を取り除いた状態を図示ししており、蓋部材823が取り付けられるときの輪郭を破線で示している。
保持部材82は、取り付け部材820、ガイド部材822、蓋部材823および補強部材826から構成されている。取り付け部材820は、フィーダーカバー筐体80に取り付けられる部材であり、上部に梁状の頭部821が形成されている。頭部821の上面には、ガイド部材822が載置され固設されている。ガイド部材822はZ軸方向に矩形の貫通孔が形成されている。ガイド部材822の上面には、円筒状の貫通孔824が形成された蓋部材823が載置され固設される。したがって、保持部材82では、頭部821、ガイド部材822および蓋部材823により空間825が形成されている。
そして、空間825内にはナット76が封入されている。そして、当該ナット76に対するボルト74の螺入が蓋部材823によって妨げられないように、蓋部材823には、先述の貫通孔824が形成されている。
ここで、ガイド部材822に形成される貫通孔のXY方向サイズは、ナット76のXY方向サイズよりも大きい。例えば、ナット76のXY方向サイズが11mm×11mmの場合、当該矩形の貫通孔のXY方向サイズは14mm×14mmである。したがって、空間825内のナット76は、XY平面に平行な方向への移動が許容された状態で、保持部材82に保持される。また、ガイド部材822のZ軸方向のサイズは、ナット76のZ軸方向のサイズよりも大きく(例えば、3mm程度大きく)、ナット76は、Z軸方向の移動も許容されている。なお、保持部材83は、ナット76を保持する構造は保持部材82と同様であるため、説明を省略する。
このように、本体7の保持部材75と同様に、保持部材82,83もナット76の回転を規制しつつ、ボルト74の螺入方向に略垂直な方向へのナット76の移動を許容するように、ナット76を保持する。したがって、防水構造物であるフィーダーカバー8においても、本体7と同様に、高度な加工精度を要求されることなく、外周ボルト貫通孔810および内周ボルト貫通孔811の径を小さくできる。
先述のように、保持部材82は、補強部材826を備えている。補強部材826は、取り付け部材820の下部から立設し、頭部821の(−Z)側の面に固設されている。補強部材826は、ボルト74がナット76に螺入されることにより、取り付け部材820の頭部821がZ軸方向に変形することを抑制する。すなわち、補強部材826は、梁状の頭部821を下方から支持する柱としての機能を有している。
なお、図示を省略しているが、取り付け部材820の頭部821には、蓋部材823の貫通孔824に相当する貫通孔が設けられており、ボルト74の先端がナット76から突出して取り付け部材820に当接することが防止されている。また、補強部材826の上部においても、ボルト74が突出した場合における干渉を防止するための切り欠き部が形成されている。
図11は、フィーダーカバー蓋部材81に取り付けられているパッキン84を示す断面図である。図11に示すように、フィーダーカバー蓋部材81の周縁部の裏面(−Z側の面)には、パッキン84が取り付けられている。より詳細には、パッキン84は、外周ボルト貫通孔810のさらに外側に配置されている。
パッキン84は、EPDM(Ethylene Propylene Diene Monomer)を素材とするシール部材であって、(−Z)側の面が、フィーダーカバー筐体80の側面部材801の上端部、および、リング部材802の上面に当接する。そして、図9に示すように、パッキン84の(−Z)側の面(フィーダーカバー筐体80と当接する側の面)には、溝840が形成されている。これにより、パッキン84においても、パッキン73と同様の原理によって、防水効果が向上する。
なお、図示を省略したが、各ボルト74とフィーダーカバー蓋部材81との間にはシールワッシャー77が配置され、外周ボルト貫通孔810および内周ボルト貫通孔811からの液体の侵入をさらに抑制している。また、パッキン84は、フィーダーカバー筐体80側に設けられていて、フィーダーカバー蓋部材81がフィーダーカバー筐体80に固定される際に、フィーダーカバー蓋部材81に当接するように設計されていてもよい。すなわち、フィーダーカバー蓋部材81がフィーダーカバー筐体80に固定されるときに、パッキン84がフィーダーカバー蓋部材81とフィーダーカバー筐体80との間に配置され、フィーダーカバー蓋部材81とフィーダーカバー筐体80との隙間をシールするように設計されていればよい。その場合には、パッキン84において、フィーダーカバー蓋部材81に当接する側に溝840に相当する空間が形成される。
以上のように、本実施の形態における本体7は、防水構造物であって、開口部700が形成された内部が中空の筐体70と、筐体70の開口部700を塞ぐ蓋部材71と、蓋部材71に形成されたボルト貫通孔710に挿入されるボルト74と、ボルト74が螺入方向に沿って螺入される円筒孔760が形成されたナット76と、筐体70に取り付けられ、ナット76の回転を規制しつつ、螺入方向に略垂直な方向への当該ナット76の移動を許容するように当該ナット76を保持する保持部材75とを備え、ボルト74が、ボルト貫通孔710を貫通しつつ、保持部材75に保持された状態のナット76の円筒孔760に螺入されることにより、蓋部材71が筐体70に固定される。
また、本実施の形態におけるフィーダーカバー8は、防水構造物であって、開口部803が形成された内部が中空のフィーダーカバー筐体80と、フィーダーカバー筐体80の開口部803を塞ぐフィーダーカバー蓋部材81と、フィーダーカバー蓋部材81に形成されたボルト貫通孔(外周ボルト貫通孔810または内周ボルト貫通孔811)に挿入されるボルト74と、ボルト74が螺入方向に沿って螺入される円筒孔760が形成されたナット76と、フィーダーカバー筐体80に取り付けられ、ナット76の回転を規制しつつ、螺入方向に略垂直な方向への当該ナット76の移動を許容するように当該ナット76を保持する保持部材(保持部材82または保持部材83)とを備えおり、ボルト74が、ボルト貫通孔(外周ボルト貫通孔810または内周ボルト貫通孔811)を貫通しつつ、保持部材(保持部材82または保持部材83)に保持された状態のナット76の円筒孔760に螺入されることにより、フィーダーカバー蓋部材81がフィーダーカバー筐体80に固定される。
これにより、蓋部材71にボルト貫通孔710を形成する際、および、フィーダーカバー蓋部材81に外周ボルト貫通孔810または内周ボルト貫通孔811を形成する際に、高精度な加工を施さなくても、これらのボルト貫通孔の径を小さくできる。したがって、これらのボルト貫通孔からの液体の侵入を抑制でき、防水性能が向上する。また、これらのボルト貫通孔からの液体の侵入が少ないため、従来より多数のボルト貫通孔を形成することができる。したがって、従来よりも多数の位置においてボルト締めができるので、強固に締め付けることが可能となり、さらに防水性能が向上する。
特に、被計量物を計量する複数の計量部(計量ホッパおよびロードセル)を備える組合計量装置1では、被計量物として食品を扱うことが想定されているので、比較的頻繁に洗浄しなければならないとともに、高温高圧の洗浄水が用いられることも多い。しかし、組合計量装置1は、本考案の防水構造物としての本体7およびフィーダーカバー8を備えているため、防水性能に優れており、上記の要請に応じることができる。
また、フィーダーカバー蓋部材81において、外周ボルト貫通孔810は、隣接する供給トラフ用貫通孔813の中間位置に配置され、隣接する外周ボルト貫通孔810の間には、2または3の供給トラフ用貫通孔813が配置されている。このように、外周部に多数の外周ボルト貫通孔810を配設することにより、フィーダーカバー蓋部材81をより強固に固定して防水性能を向上し、加えて供給トラフ用貫通孔813からの洗浄水等の液体の侵入を抑制し、さらには加振装置20,30からの振動によるフィーダーカバー蓋部材81の共振を防止して、計量誤差を抑制することができる。
また、フィーダーカバー筐体80とフィーダーカバー蓋部材81との間に配置されるパッキン84をさらに備え、パッキン84は、外周ボルト貫通孔810の外側に配置されている。一般に、シール部材の外側にボルト貫通孔を形成すると、シール部材によってシールされていない位置にナット部が配置されることになり、侵入してきた異物(洗浄液やゴミ等)でナット部が汚染されやすい。そして、平面部に付着した汚れと異なり、ナット部に付着した汚れは洗浄が困難であり、不衛生になりやすいという問題がある。しかし、組合計量装置1では、外周ボルト貫通孔810からの浸水が抑制されているため、パッキン84の内側に外周ボルト貫通孔810を形成することができる。したがって、パッキン84の外側に外周ボルト貫通孔810を形成する場合に比べて、ナット76側への汚れの付着を抑制でき、組合計量装置1を清潔に保つことができる。
<2. 変形例>
以上、本考案の実施の形態について説明してきたが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、計量装置に相当する構成(計量ホッパ5やロードセル等)を複数組備えた組合計量装置1について説明したが、本考案は1つの計量装置のみ備える装置にも適用可能である。
また、パッキン73,84はフッ素ゴム製やEPDM製に限定されるものではない。
また、上記実施の形態におけるフィーダーカバー蓋部材81では、先述のように、6つの外周ボルト貫通孔810が形成されるが、例えば、さらに多くの外周ボルト貫通孔810を設けてもよい。例えば、さらに2つの外周ボルト貫通孔810を追加し、供給トラフ用貫通孔813の近傍に必ず1つは外周ボルト貫通孔810が形成されるように外周ボルト貫通孔810を配置してもよい。言い換えれば、隣接する2つの外周ボルト貫通孔810の間に、1または2の供給トラフ用貫通孔813が配置されるようにしてもよい。このような位置に必ず1つはボルト締結箇所を配置することにより、締結力を効果的に補強でき、防水効果が向上する。
1 組合計量装置
2 分散フィーダ
20,30 加振装置
3 供給トラフ
30 加振装置
5 計量ホッパ
7 本体
70 筐体
700 開口部
71 蓋部材
710 ボルト貫通孔
73,84 パッキン
730,840 溝
74 ボルト
75,82,83 保持部材
76 ナット
760 円筒孔
8 フィーダーカバー
80 フィーダーカバー筐体
803 開口部
81 フィーダーカバー蓋部材
810 外周ボルト貫通孔
811 内周ボルト貫通孔
813 供給トラフ用貫通孔
814 分散フィーダ用貫通孔
また、請求項2の考案は、組合計量装置であって、請求項1の考案に係る防水構造物を備える。
また、請求項3の考案は、請求項2の考案に係る組合計量装置であって、被計量物を計量する複数の計量部と、供給された被計量物を周囲に分散させる分散フィーダと、前記複数の計量部ごとに前記分散フィーダから供給された被計量物を搬送する複数の供給トラフと、前記分散フィーダを振動させる第1加振装置と、前記複数の供給トラフを振動させる第2加振装置とを備え、前記筐体は、上面視略円形のフィーダーカバー筐体であり、前記蓋部材は、前記ボルト貫通孔が円周状に配列した上面視略円形のフィーダーカバー蓋部材であり、前記フィーダーカバー蓋部材の中央には分散フィーダ用貫通孔が形成されるとともに、周縁部には供給トラフ用貫通孔が円周状に複数形成され、前記第1加振装置および前記第2加振装置は、前記フィーダーカバー筐体の内部に配置される。

Claims (6)

  1. 開口部が形成された内部が中空の筐体と、
    前記筐体の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、
    前記蓋部材に形成されたボルト貫通孔に挿入されるボルトと、
    前記ボルトが螺入方向に沿って螺入される円筒孔が形成されたナットと、
    前記筐体に取り付けられ、前記ナットの回転を規制しつつ、前記螺入方向に略垂直な方向への前記ナットの移動を許容するように前記ナットを保持する保持部材と、
    を備え、
    前記ボルトが、前記ボルト貫通孔を貫通しつつ、前記保持部材に保持された状態の前記ナットの前記円筒孔に螺入されることにより、前記蓋部材が前記筐体に固定される防水構造物。
  2. 請求項1に記載の防水構造物と、
    被計量物を計量する複数の計量部と、
    を備える組合計量装置。
  3. 請求項2に記載の組合計量装置であって、
    供給された被計量物を周囲に分散させる分散フィーダと、
    前記複数の計量部ごとに前記分散フィーダから供給された被計量物を搬送する複数の供給トラフと、
    前記分散フィーダを振動させる第1加振装置と、
    前記複数の供給トラフを振動させる第2加振装置と、
    を備え、
    前記筐体は、上面視略円形のフィーダーカバー筐体であり、
    前記蓋部材は、前記ボルト貫通孔が円周状に配列した上面視略円形のフィーダーカバー蓋部材であり、
    前記フィーダーカバー蓋部材の中央には分散フィーダ用貫通孔が形成されるとともに、周縁部には供給トラフ用貫通孔が円周状に複数形成され、
    前記第1加振装置および前記第2加振装置は、前記フィーダーカバー筐体の内部に配置される組合計量装置。
  4. 請求項3のいずれかに記載の組合計量装置であって、
    前記筐体と前記蓋部材との間に配置されるパッキンをさらに備え、
    前記パッキンは、前記ボルト貫通孔の外側に配置される組合計量装置。
  5. 請求項3または4に記載の組合計量装置であって、
    前記ボルト貫通孔は、前記供給トラフ用貫通孔の外側に配置される外周ボルト貫通孔と、前記供給トラフ用貫通孔の内側に配置される内周ボルト貫通孔とを含む組合計量装置。
  6. 請求項5に記載の組合計量装置であって、
    前記外周ボルト貫通孔は、隣接する供給トラフ用貫通孔の中間位置に配置され、
    互いに隣接する前記外周ボルト貫通孔の間には、1ないし3の前記供給トラフ用貫通孔が配置されている組合計量装置。
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