JP3173839U - ワーク反転装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワークWを載置するための反転板2を水平姿勢と鉛直姿勢とに亙って回動可能なワーク反転装置1であって、1対の側板4を有するフレーム3と、両端部が1対の側板4に回動自在に枢支され反転板2に固定的に連結された駆動軸と、この駆動軸の一端に連結され駆動軸を回動可能な回転駆動機6とを備え、反転板2にワークWを磁力によって吸着可能な磁力発生機構20を設けた。
【選択図】図1
Description
請求項3の考案は、請求項2の考案において、前記反転板が、前記駆動軸に固定的に連結された基板と、この基板表面に配設され複数のマグネットユニットが夫々列状に装着された複数の吸着板とを備え、前記複数の吸着板が夫々離隔して配置されると共に、前記ワークと基板との間にフォークリフトの爪部材を挿入するための爪挿入隙間が形成されたことを特徴としている。
請求項5の考案は、請求項1〜4の何れか1項の考案において、前記磁力発生機構を駆動制御するための駆動制御ユニットを設け、前記駆動軸内に前記駆動制御ユニットから磁力発生機構へ延びる通電用ケーブルの一部を組み込んだことを特徴としている。
請求項6の考案は、請求項1〜5の何れか1項の考案において、前記鉛直姿勢の反転板の下端部にストッパ部を設け、このストッパ部にワークを磁力によって吸着可能な第2磁力発生機構を設けたことを特徴としている。
請求項3の考案によれば、反転板へワークを移載するとき、又は反転板からワークを移送するとき、ワーク搬送装置としてフォークリフトを使用することができ、搬送作業性を高くすることができる。
請求項5の考案によれば、駆動軸内部を通電用ケーブルの配置スペースに利用でき、通電用ケーブルの保護と省スペース化を図ることができる。
請求項6の考案によれば、ワークの吸着力を高くすることができ、反転板に対してワークを精度良く位置決めすることができる。
本実施例のワーク反転装置1は、ワークWを載置するための反転板2と、左右1対の側板4を有するフレーム3と、反転板2に固定的に連結された駆動軸5と、この駆動軸5を回動可能な回転駆動機6と、磁性体であるワークWを磁力によって吸着可能な磁力発生機構20等を備えている。以下、図1において、鉛直姿勢のワーク反転装置1の正面側を前側とし、上側を上側とし、左側を左側として説明する。
図1に示すように、切欠き部2aは、鉛直姿勢の反転板2の上端中央部から所定の高さ位置(例えば、反転板2の2/3の高さ位置)まで下方に延びるようにストレート状に形成され、切欠き部2aの左右幅長は、ワークWを吊下げて搬送可能なクレーン(図示略)のフックや把持用チャック(図示略)をワークWの上端中央部に設けられた把持用ボルト(図示略)に係合可能な幅長に設定されている。
図1,図5に示すように、磁力発生機構20は、反転板2の前側に設けられた複数(例えば、64組)のマグネットユニット21を備えている。これらのマグネットユニット21は、反転板2の吸着面に左右対称になるように配置され、切欠き部2aを挟んで左右に夫々上下配置されたマグネットユニット21群(例えば、15組)と、切欠き部2aの下方に配置されたマグネットユニット21群(例えば、4組)が装着されている。尚、複数のマグネットユニット21の配置については、反転板2の形状とサイズ、載置予定のワークWの形状とサイズ等に基づいて適宜変更可能である。
図6に示すように、マグネットユニット21は、反転板2の吸着面に臨む磁性体からなる鋼製ブロック22と、その背面側に配設されたアルニコ磁石23と、アルニコ磁石23に巻装され且つアルニコ磁石23の極性を切換えるためのコイル24と、鋼製ブロック22の外周側に配設された複数(例えば、8個)のネオジウム磁石からなる永久磁石25とを有し、マグネットユニット21は、ワークWを吸着する吸着状態と、ワークWを吸着しない非吸着状態とに切換え可能に構成されている。尚、隣接するマグネットユニット21間の永久磁石25は、それらのマグネットユニット21の永久磁石25としても共用されている。
これにより、ワークWを吸着する場合、コイル24に数秒間通電し、アルニコ磁石23と複数の永久磁石25とにより、ワークWが磁路の一部になるような磁界を発生させ、ワークWを吸着解除する場合、コイル24に吸着する場合と逆方向に数秒間通電し、アルニコ磁石23の磁界の方向を切換えることにより、ワークWを磁路の一部にしない磁気回路を形成している。
板状ワークWをクレーンにより吊下げて搬送する場合、先ず、回転駆動機6により反転板2を回転駆動して、図7,図8に示すように、反転板2を水平姿勢に切換える。次に、ワークWを反転板2の吸着面(磁力発生機構20)上に移載し、駆動制御ユニット8の操作によって磁力発生機構20に通電し、磁力発生機構20をワーク吸着状態になるように作動する。
また、反転板2を鉛直姿勢から水平姿勢に切換える場合、前述した手順と逆の手順を行う。尚、本実施例のマグネットユニット21は、通電を停止してもワークWの吸着状態を維持できるため、通電停止後、反転板2を水平姿勢から鉛直姿勢、或いは鉛直姿勢から水平姿勢に姿勢変更し、長時間吸着状態を保持することができる。
磁力発生機構20を駆動制御するための駆動制御ユニット8を設け、駆動軸5内に駆動制御ユニット8から磁力発生機構20へ延びる通電用ケーブル10の一部を組み込んだため、駆動軸5内部を通電用ケーブル10の配置スペースとして使用でき、通電用ケーブル10の保護と省スペース化を図ることができる。
実施例1では、マグネットユニット21を単一の反転板2の凹部に装着したが、実施例2では、反転板2Aを基板31と複数の吸着板32,33とにより構成し、マグネットユニット21を複数の吸着板32,33に装着している。
基板31は、左右1対の側板4の内側近傍位置において左右1対の取付けブラケット9を介して駆動軸5に固着されている。基板31の上端中央部には、切欠き部2bが設けられ、鉛直姿勢の反転板2Aの上端中央部から所定の高さ位置まで下方に延びるようにストレート状に形成されている。
左側部吸着板33と中央吸着板32の左端との離間距離及び右側部吸着板33と中央吸着板32の右端との離間距離は、夫々フォークリフトの爪部材の幅よりも大きく設定されている。それ故、図11に示すように、ワークWを中央吸着板32及び左右1対の側部吸着板33の吸着面上に載置したとき、ワークWと中央吸着板32及び左右1対の側部吸着板33と基板31との間にフォークリフトの爪部材を挿入するための爪挿入隙間Sが形成される。
中央吸着板32には、切欠き部2cを挟んで左右に夫々上下配置されたマグネットユニット21群(例えば、4組)と、切欠き部2cの下方に配置されたマグネットユニット21群(例えば、4組)が装着されている。左右1対の側部吸着板33には、夫々、上下配置されたマグネットユニット21群(例えば、4組)が装着されている。
実施例1では、鉛直姿勢の反転板2の前側部分に組込まれたた磁力発生機構20のみでワークWの後壁部を吸着したが、実施例3では、鉛直姿勢の反転板2がワークWの後壁部を吸着可能な磁力発生機構20に加えて底壁部を吸着可能な第2磁力発生機構20Bを備えている。
1〕前記実施例においては、板状ワークをアルニコ磁石を用いたマグネットユニットにより吸着した例を説明したが、ワークの形状は板状に限らず、は盤状(厚板状)や塊状のワーク等任意の形状に適用可能である。また、マグネットユニットについても、アルニコ磁石に限らず、一般的な磁力発生機構を適用することができる。
2,2A 反転板
2a,2b,2c 切欠き部
3 フレーム
4 側板
5 駆動軸
6 回転駆動機
8 駆動制御ユニット
10,10a 通電ケーブル
20,20A 磁力発生機構
20B 第2磁力発生機構
21 マグネットユニット
22 鋼製ブロック
23 アルニコ磁石
24 コイル
25 永久磁石
31 基板
32 中央吸着板
33 側部吸着板
S 爪挿入隙間
W ワーク
Claims (6)
- ワークを載置するための反転板を水平姿勢と鉛直姿勢とに亙って回動可能なワーク反転装置において、
1対の側板を有するフレームと、
両端部が前記1対の側板に回動自在に枢支され前記反転板に固定的に連結された駆動軸と、
この駆動軸の一端に連結され駆動軸を回動可能な回転駆動機とを備え、
前記反転板にワークを磁力によって吸着可能な磁力発生機構を設けたことを特徴とするワーク反転装置。 - 前記磁力発生機構は複数のマグネットユニットを備え、
各マグネットユニットは、反転板の表面に臨む磁性体と、この磁性体の背面側に配設されたアルニコ磁石と、このアルニコ磁石に巻装されたコイルと、前記磁性体の外周に配設された永久磁石とを有することを特徴とする請求項1に記載のワーク反転装置。 - 前記反転板が、前記駆動軸に固定的に連結された基板と、この基板表面に配設され複数のマグネットユニットが夫々列状に装着された複数の吸着板とを備え、
前記複数の吸着板が夫々離隔して配置されると共に、前記ワークと基板との間にフォークリフトの爪部材を挿入するための爪挿入隙間が形成されたことを特徴とする請求項2に記載のワーク反転装置。 - 前記反転板に、鉛直姿勢の反転板の上端から下方へ延びる切欠き部を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のワーク反転装置。
- 前記磁力発生機構を駆動制御するための駆動制御ユニットを設け、
前記駆動軸内に前記駆動制御ユニットから磁力発生機構へ延びる通電用ケーブルの一部を組み込んだことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のワーク反転装置。 - 前記鉛直姿勢の反転板の下端部にストッパ部を設け、このストッパ部にワークを磁力によって吸着可能な第2磁力発生機構を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のワーク反転装置。
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