JP3173791U - 凸角部用ウォータージェットハンドブラスト - Google Patents

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Abstract

【課題】コンクリート面や塗装面の凸の角部の目粗し、塗膜剥離を効率よく行うことが可能なウォータージェットハンドブラストを提供する。
【解決手段】角を構成する2面及び面取りされた斜めの面の3面に合わせた〔(亀甲括弧)形のプレートの各面にスイベル5を介してノズルを装着する。ウォータージェット3の噴射方向を斜めにすることによって、ノズルはジェットを噴射しながらその反力で回転し、被処理面にある幅を持ってジェットが当たる。プレートの隅には車輪20を付け角に沿って移動可能とし、周囲にはブラシを付け被処理面13との間の隙間をふさぎ、吸引ホース9を介してポンプで吸引することで作業排水の飛散を防ぐ。蝶番等を用いて〔(亀甲括弧)型のプレートを角度変更可能にし、目的の角度をもち穴の開いたプレートをネジ止めして角度を固定することにより、様々な角部で使用可能なハンドブラストとなる。
【選択図】図3

Description

この考案はウォータージェットを用いてコンクリート面の目粗し、塗装面の塗膜剥離等を行うためのハンドブラストに関するものである。
特許文献1は重曹の粒子をブラスト材とし高圧水または高圧エアーを使って吹付けることにより、コンクリート・石材・金属板等の表面を研掃・洗浄・目粗し・塗膜剥離等を行う方法について述べている。
特許文献2では水・剥離片を吸引しながらハンドブラストを用いて塗膜を剥離する装置について述べている。
特許公開2000−343434 「ブラスト工法」 登録実用新案 第3158199号 「ウォータージェットによる塗装の剥離工法」
コンクリート面の目粗し、塗装面の塗膜剥離等の処理を行うには、ウォータージェットのハンドガン、ハンドブラストを用いる方法がある。
ハンドブラストは平面の処理を行うものが特許文献2にも提示されている。平面用のハンドブラストを図1a、bに示す。図1aは被処理面(コンクリート面あるいは塗装面)から、図1bは側面から見たときの図である。
ノズルヘッド1は複数の噴射口2を持ち、斜めにウォータージェット3を噴射する。ノズルヘッド1はノズルヘッド回転用スイベル5に取り付けられ、ウォータージェットを噴射しながらその反力で回転する。ノズルヘッドを囲うように飛散防止カバー7が付き、さらに吸引ホースを付け吸引ポンプで吸引することによって作業排水(コンクリート片あるいは塗膜片を含んだウォータージェットの水)の飛散を防ぐ。
平面を処理している時は良いが、図2のように端(角)からはみ出すと広範囲に飛散する。飛散した作業排水を回収・清掃する作業は、手間のかかる作業である。
飛散防止カバー7がはみ出す直前で止めた場合は、角部に幅数cm程度の処理されない部分が残る。その部分はハンドガン等を使って処理するが、その際にも作業排水が広範囲に飛散し、回収・清掃に手間がかかる。
そこで作業排水を飛散させないで、角部の目粗しや塗膜剥離を行うことができるハンドブラストを提供する。
本考案では、被処理面(コンクリート面あるいは塗装面)の交わる角度が180°より小さな角部(凸の角)に用いるハンドブラストを提供する。
本考案のハンドブラストを図3に示す。
角を構成する2面及び面取りされた斜めの面に合わせた〔(亀甲括弧)形のプレートのそれぞれ(中央プレート14及びサイドプレート15)にノズルヘッド回転用スイベル5を介してノズルヘッド1を付け、3つの面を同時に処理する。
ウォータージェット3は斜めに噴射され、ノズルヘッド1は噴射の反力によって回転する。回転によってウォータージェットはある幅を持って被処理面に当たる。
中央プレート14及びサイドプレート15の周囲にブラシ8を付けて被処理面13との間の隙間をふさぎ、吸引ホース9を介して吸引ポンプで作業排水を吸引することによって飛散を防止する。
処理される角部に合わせてプレートの角度を変更できるようにする。その方法を図4に示す。
中央プレート14及びサイドプレート15を蝶番21で結合し、角度固定用プレート22を用いて固定する。角度固定用プレートは0°、30°、45°、60°、90°等の角度を用意する。
中央プレート14とサイドプレート15の隙間はゴム23を挟み、そこからの漏れ・飛散を防ぐ。
サイドプレートに付けられたノズル1への高圧水の配管はスイベルジョイント18を組み合わせることにより、高圧水分岐ブロック16とノズルヘッド回転用スイベル5間の距離の変化に対応する。
角部の面を同時に処理することができるため、ハンドガンに比べはるかに効率良く角部の目粗し・塗膜剥離の処理を行うことができる。
水・コンクリート片あるいは塗膜片の飛散が無いため処理後の清掃が簡単に済み、作業全体の効率化につながる。
平面用ハンドブラスト 平面用ハンドブラストを角部に当てた場合の図 本考案の凸部角用ハンドブラスト プレートの角度を変更する方法を示した図 面取りされていない角を処理する場合を示した図
本考案では、被処理面(コンクリート面あるいは塗装面)の交わる角度が180°より小さな場合(面の交わる角が凸の場合)に用いるハンドブラストを提供する。
コンクリート柱の側面のように面が90°で交わっている場合、角が欠けないよう45°に面取りされていることも多い。
本考案のハンドブラストを図3に示す。
角を構成する2面及び面取りされた斜めの面と同じ角度を持った〔(亀甲括弧)形のプレートのそれぞれ(中央プレート14及びサイドプレート15)にノズルヘッド回転用スイベル5を介してノズルヘッド1を取り付け、角部の3面に同時にウォータージェットが当たるようにする。(図示されていないが奥側のサイドプレート15にも手前側と同様にノズルヘッド回転用スイベル5、ノズルヘッド1が取り付けられている。)
各ノズルヘッド1からは斜めにウォータージェット3が噴射される。各ノズルヘッド1はノズルヘッド回転用スイベル5に装着されているため、ウォータージェット3を噴射しながらその反力で回転する。それによって被処理面にある幅を持ってウォータージェットを当てることができる。
サイドプレート15に車輪20を付けることにより、ハンドブラストを角に沿って移動可能にする。
中央プレート14及びサイドプレート15の周囲にブラシ8を付け、被処理面13との間の隙間をふさぐ。さらに吸引ホース9を付け、吸引ポンプによって作業排水(コンクリート片あるいは塗膜片を含んだウォータージェットの水)を吸引する。(図1では省略されているが、奥側のサイドプレート15も手前側と同様である。)
図3に示されているように本考案では中央プレート14のノズルヘッド1は上寄り、サイドプレート15のノズルヘッド1は下寄りに付けられている。そのため角部の上端に来たときサイドプレート15の中程から上は被処理面13にウォータージェット3を当てることができない。同じく角部の下端では中央プレート14の中程から下は被処理面13にウォータージェット3を当てることができない。それらの部分を処理するためハンドブラストは上下逆向きにして使用することができる。その際高圧水ホース6は高圧水分岐ブロック16の上側の取付口17に付け替えることもできる。
六角形、八角形の断面形状の柱があった場合等でも使えるよう、中央プレート14,サイドプレート15の角度を変更できる構造にする。図4にその方法を示す。
各プレート14,15は蝶番21などを使って角度変更可能な状態に結合し、角度固定用プレート22を用いて目的の角度に固定する。角度固定用プレート22は被処理面に合わせて0°、30°、45°、60°、90°等のものを用意する。中央プレート14とサイドプレート15の隙間にはゴム23等を付け、そこからの漏れ、飛散を防ぐ。
各ノズルへの高圧水の配管はそれぞれのノズルヘッド回転用スイベル5に高圧水ホース6をつなぐ方法もあるが、図4のようにスイベルジョイント18を組み合わせて用いることにより、プレート14,15の角度変更に伴う高圧水分岐ブロック16とノズル回転用スイベル5の間の距離の変化に対応することができる。
中央プレート14とサイドプレート15において上端及び下端の縁は同一ではなく、ブラシ8の厚さ分の段差がついている。
同一にした場合、角度をつけた状態で長期間固定するとブラシの毛が外に曲がった状態に癖がつくことが考えられ、角度を広げた時にブラシの間に隙間ができるのを防ぐためである。
図5は面取りされていない角部を処理する方法を示す。図5は90°の場合の例である。一方のプレートを0°に、もう一方を角部と同じ角度に固定することによって、本考案のハンドブラストが使用可能となる。
角部の目粗し・塗膜剥離の作業をハンドガンで行う場合に比べて、短時間で効率良く行うことができるとともに、作業終了後の清掃等の手間も減らすことができ作業全体の効率化に大きく貢献する。したがって本考案のハンドブラストは広く利用される。
1…ノズルヘッド
2…噴射口
3…ウォータージェット
4…回転方向
5…スイベル(ノズルヘッド回転用)
6…高圧水ホース
7…飛散防止カバー
8…ブラシ
9…吸引ホース
10…吸引方向
11…ボールキャスター
12…グリップ
13…被処理面(コンクリート面、塗装面)
14…中央プレート
15…サイドプレート
16…高圧水分岐ブロック
17…高圧水ホース取付口
18…スイベルジョイント
19…高圧水パイプ
20…車輪
21…蝶番
22…角度固定用プレート
23…ゴム

Claims (2)

  1. コンクリートや塗装面の角部の目粗し、塗膜剥離等の処理を行うウォータージェットハンドブラストであって、
    処理される角部の3面(角を形成する2面及び面取りされた斜めの面)に合わせた〔(亀甲括弧)形のプレート持ち、
    プレートの各面にスイベルを介して回転するノズルを装着し
    前記プレートの4隅に車輪を装着し
    プレートの周囲にはブラシを付けて被処理面との隙間をふさぎ、
    さらにプレートに吸引ホースを付け、ポンプで作業排水を吸引する構造のウォータージェットハンドブラスト。
  2. 前記の〔(亀甲括弧)形のプレートについて、
    蝶番等を用いて3枚のプレートを角度変更可能な状態に結合した上で、
    目的の角度を持ち穴の開いたプレート及びネジを用いて角度を固定する方式の請求項1に記載のウォータージェットハンドブラスト。
JP2011007388U 2011-11-28 2011-11-28 凸角部用ウォータージェットハンドブラスト Expired - Lifetime JP3173791U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014193445A (ja) * 2013-03-29 2014-10-09 Arimitsu Industry Co Ltd 洗浄ノズル
KR20230025195A (ko) * 2021-08-13 2023-02-21 (주)케이에이 교량의 도장 및 녹 제거장치

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