JP3173620U - 防煙垂壁中間継手構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災時にも燃え難く、且つ、安全性・作業性・メンテナンス性・経済性に優れ、且つ、美観的にも綺麗な防煙垂壁中間継手構造を提供する。
【解決手段】断面形状を略H型形状に設け、且つ、吊り下げボルト用化粧カバーの断面中央部に、吊り下げボルトの外径寸法に適合したコの字状の係止溝を形成して設け、且つ、該吊り下げボルト用化粧カバーの左右開口部の内面両側面部に、波型形状の凹凸部をそれぞれ形成して設ける。
【選択図】図1

Description

この考案は、防煙垂壁中間継手構造に関するものである。
従来、建築基準法により所定以上の床面積を有する建築物には、天井より垂れ壁を設けて、火災の際、煙の移動を阻止する為の防煙垂壁を設けるよう義務付けられている。しかし、防煙垂壁の法規では、「材料は不燃性材を用いるとあり」、また、近年、表面からは見えない、目地としては使用可能であると言われている。
そして、上記防煙垂壁は、左右両下端部を天井レールから垂下した吊り下げボルトと、ガラス受けで天井レールに固定した複数枚のガラスを連設し、且つ、壁面側に防煙垂壁の端面高さ及び幅寸法に適合したテープ状の弾性及び粘着性絶縁材を貼着し、該防煙垂壁の設置開始部或いは終了部の端面と弾性絶縁材の両隙間部に、シリコン等の弾性材を密封して固着したものである。
2005年3月20日に発生した、福岡西方沖地震では、10階建てのビルの窓ガラスを、サッシ内に納めるところ、シリコン系シーリング材ではなく、硬化性パテ等を使用していたため、数百枚の大型ガラスが落下した事件があり、建築学会でも問題視されていた。又、万が一火災等が発生した場合を想定すると、弾性材が燃え易い露出構造になっており、且つ、美観的にも綺麗とはいえない為、更なる改善が求められている。
これまでに出願されている防煙垂壁の特許文献を参考の為、紹介する(特許文献1〜2参照)。
実公昭53−2896号広報 実公昭53−7543号広報
そこで、上記課題を解決する為に、この考案は火災時にも燃え難く、且つ、安全性・作業性・メンテナンス性・経済性に優れ、且つ、美観的にも綺麗な防煙垂壁中間継手構造を開発・提供する事にある。
この課題を解決するための手段として、断面形状を略H型形状に設け、且つ、吊り下げボルト用化粧カバーの断面中央部に、吊り下げボルトの外径寸法に適合したコの字状の係止溝を形成して設け、且つ、該吊り下げボルト用化粧カバーの左右開口部の内面両側面部に、波型形状の凹凸部をそれぞれ形成して設けたことを特徴とするものである。
この考案の効果として、断面形状を略H型形状に設け、且つ、吊り下げボルト用化粧カバーの断面中央部に、吊り下げボルトの外径寸法に適合したコの字状の係止溝を形成して設け、且つ、該吊り下げボルト用化粧カバーの左右開口部の内面両側面部に、波型形状の凹凸部をそれぞれ形成して設けたことで、火災時にも不燃材の為、燃えない。更に、安全性・作業性・メンテナンス性・経済性に優れ、且つ、美観的にも綺麗である等、極めて有益なる効果を奏するものである。又、吊り下げボルト用化粧カバーの左右開口部が均等に形成してあるため、バランスが良く、施工性と、施工後の耐久性が良い等の効果も奏する。
この考案の一実施例を示し、(A)は吊り下げボルト用化粧カバーの断面図で、(B)は一部欠截正面図である。 この考案の一実施例を示し、(A)は吊り下げボルト用化粧カバーの左側面図で、(B)は右側面図である。 この考案の一実施例を示し、防煙垂壁中間継手構造を示す斜視図である。 この考案の一実施例を示し、図3のa−a矢視断面図である。
この考案を実施するための形態として、防煙垂壁の連接部に設けた吊り下げボルト、及び、連接された複数のそれぞれのガラス(G)の端部をそれぞれ被覆し、且つ、天井レール(X)中央から吊り下げた、ガラス連接部の吊り下げボルト(C)外周部全体に密封して設けたシリコン等の弾性材(W)が外観視できないよう設けた防煙垂壁連接部の吊り下げボルト用化粧カバーであって、該吊り下げボルト用化粧カバー(1)は、断面形状を略H型形状に設け、且つ、化粧カバーの断面中央部に、吊り下げボルト(C)の外径寸法に適合したコの字状の係止溝(1a)を形成して設け、且つ、該吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左右開口部(1b)(1c)の内面両側面部に、波型形状の凹凸部(1b')(1c')をそれぞれ形成して設けたことを特徴とする防煙垂壁中間継手構造から構成される。
そこで、この考案の一実施例を図1〜図4に基づいて詳述すると、最初に吊り下げボルト用化粧カバー(1)は、図1に示すように断面形状を、横幅寸法18mm×板厚寸法11mmの略H型形状に設け、且つ、化粧カバーの断面中央部に、吊り下げボルト(C)の外径寸法に適合したコの字状の係止溝(1a)を形成して設け、且つ、該吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左右開口部(1b)(1c)の内面両側面部に、波型形状の凹凸部(1b')(1c')をそれぞれ形成して設け、長さ寸法は限定せず、施工する現場の状況や条件に応じて、適宜調整可能である。
そして、図2(A)は吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左側面図で、図2(B)は右側面図である。尚、ガラス(G)に替えて、不燃性シートを用いても良い。
次に、防煙垂壁の吊り下げボルト用化粧カバーの取付要領について説明すると、図3に示すように、下端部にガラス下端部用化粧カバー(3)をそれぞれ挿着して設けた、複数のガラス(G)を、天井レール(X)の溝部に設けた、弾性シーリング材で挟着し、且つ、該ガラス(G)の左右両端部に、吊り下げボルト用化粧カバー(1)をそれぞれ挟着して設け、且つ、該ガラス(G)及び吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左右両下端部を、天井レール(X)から吊り下げたネジ切りプレート(A)と、吊り下げボルト(C)と、ガラス受け(2)によってそれぞれ固定し、最後に吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左右両側隙間部に弾性シーリング材をそれぞれ密封して固着する。
図2(B)は、吊り下げボルト用化粧カバー(1)の一部欠截正面図である。
そして、図2(A)は、吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左側面図で、図2(B)は、右側面図である。
次に、防煙垂壁の吊り下げボルト用化粧カバー(1)の取付要領について説明すると、図3に示すように、下端部にガラス下端部用化粧カバー(3)をそれぞれ挿着して設けた、複数のガラス(G)を、天井レール(X)の溝部に設けた、弾性シーリング材で挟着し、且つ、該ガラス(G)の左右両端部に、吊り下げボルト用化粧カバー(1)をそれぞれ挟着して設け、且つ、ガラス(G)、及び、吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左右両下端部を、天井レール(X)から吊り下げたネジ切りプレート(A)と、吊り下げボルト(C)と、連接部ガラス受け(2)によってそれぞれ固定し、最後に吊り下げボルト用化粧カバー(1)の左右両側隙間部にシリコン等の弾性シーリング材(W)をそれぞれ密封して固着する。
この考案の防煙垂壁中間継手構造は、火災時にも燃え難く、且つ、安全性・作業性・メンテナンス性・経済性に優れ、且つ、美観的にも綺麗である為、多くの建設関係市場に寄与する点で、産業上の利用可能性を有する。
1 吊り下げボルト用化粧カバー
1a 係止溝
1b 開口部(左側)
1b' 波型形状の凹凸部(左側)
1c 開口部(右側)
1c' 波型形状の凹凸部(右側)
2 連接部ガラス受け
3 ガラス下端部用化粧用カバー
A ネジ切りプレート
C 吊り下げボルト
G ガラス又は不燃性シート
W シリコン等の弾性材
X 天井レール

Claims (1)

  1. 防煙垂壁の連接部に設けた吊り下げボルト、及び、連接された複数のそれぞれのガラス(G)の端部をそれぞれ被覆し、且つ、天井レール(X)中央から吊り下げた、ガラス連接部の吊り下げボルト(C)外周部全体に密封して設けたシリコン等の弾性材(W)が外観視できないよう設けた防煙垂壁連接部の吊り下げボルトの化粧カバーであって、該化粧カバー(1)は、断面形状を略H型形状に設け、且つ、化粧カバーの断面中央部に、吊り下げボルト(C)の外径寸法に適合したコの字状の係止溝(1a)を形成して設け、且つ、該化粧カバー(1)の左右開口部(1b)(1c)の内面両側面部に、波型形状の凹凸部(1b')(1c')をそれぞれ形成して設けたことを特徴とする防煙垂壁中間継手構造。
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