JP3173606U - 平形接続端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】メールタブの誤挿入を確実に防止する平形接続端子を提供する。
【解決手段】メールタブ10と嵌合接続可能なタブ挿入空隙部21と、タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部26とを有する。タブ挿入空隙部は、底面と、一対の側壁と、一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部23と、リード線接続部24と、を有し、底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、挿入口22が開口し、他端にリード線接続部が繋がれる。絶縁被覆部は、タブ挿入空隙部の挿入口とリード線接続部の端部が開口し、挿入口近傍に絶縁被覆部の方向に突き出した突出部25を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、電気的な接続を得るための平形接続端子に関する。
メールタブと嵌合することで電気的接続を得る平形接続端子は、一方を他方に差し込むことによって容易に接続でき、また、引き抜くことによって取り外すことができる。このように簡便な作業性から、平形接続端子は各種電気機器の電気配線接続に広く用いられている(特許文献1)。しかしながら、特許文献1の図1および図2に示された雌型の接続端子は、メールタブとの嵌合部に絶縁被覆が無く、嵌合部がむき出しになってしまう。このため、メールタブと接続後に絶縁のための後処理が必要となるという問題点があった。例えば、自動販売機を構成する商品搬送装置等の各構成部分とそれらを制御する制御基板との接続に用いられるような場合、狭いスペースにおいて上記の絶縁後処理を行う必要があり、作業上非常に困難であった。そこで、嵌合部を予め絶縁被覆した平形接続端子が広く用いられている。
平形接続端子と接続されるメールタブは、通常はプリント配線基板上に固定され、平形接続端子を持って、メールタブに差し込む態様で用いられる。そのため、メールタブと平形接続端子との嵌合部は、使用者からは直視できない場合があり、したがって、差込み動作は勘に頼って行われることがある。また、制御基板等は機器の狭いスペースに配置されるため、メールタブは他の部品の影になり、直視できない場所に配置されることも多く、差し込み動作は差込位置を視覚で確認することなく行われることがある。
実開平4−23066
平形接続端子の嵌合作業は、上述のように差込位置を視覚で確認せずに行われることがある。また、平形接続端子の絶縁被覆素材は、安価で組立性に優れた塩化ビニルやナイロン等が使われる。平形接続端子の絶縁被覆は、金属でできたメールタブと嵌合する接合部を挿入可能な形状に形成される。そして、絶縁被覆に接合部を挿入することで、平形接続端子は組み立てられる。これらの絶縁材料は比較的伸縮性および柔軟性があり、組立時の接合部の挿入を比較的容易に行うことができると同時に、挿入後は脱着することなく、接合部を安定に被覆することができる。
しかしながら、これらの絶縁材料に伸縮性および柔軟性があるために、接合部と絶縁被覆の間に隙間が生じやすく、また、生じた隙間は比較的小さな力でも広がるため、メールタブを誤ってこの隙間に差し込む誤挿入が起こりやすい。
さらに、誤挿入した場合でも、メールタブと平形接続端子の電気的な接続は一応はなされるため、誤挿入したことを作業者が気づかないことも多く、そのまま作業を終えてしまうこともあった。その場合には、機器の振動等により、誤挿入されたメールタブが外れてしまい、故障の原因となることがあった。また、誤挿入位置では、電気的接続が確実に行われない場合もあり、接触不良による機器の故障や誤動作が生じる場合もあった。
このような問題から、このタイプの接続素子の使用を控える企業がある。
この考案は上記問題点を解決するためになされたもので、従来とほとんど変わらない簡素な構成で、誤挿入を確実に防止できる平形接続端子を提供することを目的とする。
この考案に係る請求項1記載の平形接続端子は、メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有し、前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、前記底面の少なくとも前記挿入口近傍の一部を加工することによって近接する絶縁被覆部の方向に突き出した突出部を設けたものである。
この考案に係る請求項2記載の平形接続端子は、メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有し、前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、前記底面の少なくとも前記挿入口近傍の一部を加工することによって近接する絶縁被覆部と反対方向に突き出した突出部を設け、且つ前記絶縁被覆部の形状を前記突起部に沿うように形成したものである。
この考案に係る請求項3記載の平形接続端子は、メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有し、前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、前記一対のばね部の間に前記絶縁被覆部の一部が配置されるようにしたものである。
この考案に係る請求項4記載の平形接続端子は、メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有し、前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、前記ばね部の前記挿入口近傍の一部を加工することによって近接する絶縁被覆部の方向に突き出した突出部を設けたものである。
この考案に係る請求項5記載の平形接続端子は、メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有し、前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、前記ばね部の一部が、当該ばね部と前記側壁とが繋がれた接続部分から離れるにしたがって、前記底面から遠ざかる方向に傾斜する構造を有するものである。
この考案に係る請求項6記載の平形接続端子は、メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有し、前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、前記ばね部の一部が、当該ばね部と前記側壁とが繋がれた接続部分から離れるにしたがって、前記底面に近づく方向に傾斜する構造を有し、前記絶縁被覆部は当該ばね部の形状に沿った形状を有しているものである。
この考案に係る請求項7記載の平形接続端子は、前記タブ挿入空隙部を一枚の板状の良導体金属を塑性加工と切断加工とにより形成したものである。
この考案に係る請求項8記載の平形接続端子は、前記絶縁被覆部を伸縮性および柔軟性を有するプラスチックより形成したものである。
この考案に係る平形接続端子においては、タブ挿入空隙部上下の絶縁被覆部との間の空隙を制限したため、製造コストを大幅に増加させることなく、メールタブの誤挿入を確実に防止できる。
本考案に係る平形接続端子と当該平形接続端子に挿入することによって電気的接続を得ることが可能なメールタブの斜視図である。 本考案に係る平形接続端子の組み立て方法を説明する説明図である。 本考案に係る平形接続端子の斜視図および正面図である。 本考案に係る別の平形接続端子の斜視図および正面図である。 本考案に係るさらに別の平形接続端子の斜視図および正面図である。 本考案に係るさらに別の平形接続端子の斜視図および正面図である。 本考案に係るさらに別の平形接続端子の斜視図および正面図である。 本考案に係るさらに別の平形接続端子の斜視図および正面図である。
以下において、図を用いて、本考案の一実施形態について説明を行う。以下に示す実施形態は、本考案の一例を示すものであり、本考案はこの実施形態に限定されるわけではない。
まず、本考案に係る平形接続端子の構成、およびその動作等について説明する。
図1はこの考案に係る平形接続端子20の斜視図である。平形接続端子20の動作を説明するために、平形接続端子20に挿入することで電気的な接続を得るメールタブ10も同図に示している。以下においては、メールタブ10と平形接続端子20の詳細な構成を説明する。
図1に示すように、メールタブ10は、良導体金属であるタブ部11と同じく良導体金属である機器接続部12からなり、タブ部11は平形接続端子20に差し込むことで電気的接続を行う嵌合部である。なお、タブ部11の先端部分は、図1に示すようにテーパー加工され、先端ほど厚みが薄くなる傾斜形状を有している場合がある。
一方、機器接続部12は、例えば、自動販売機の制御基板上に設けられる。また、機器接続部12はリード線と接続され、リード線を介して様々な電気機器と接続される場合もある。
本考案に係る平形接続端子20は、タブ部11と嵌合により接続可能な空隙を有するタブ挿入空隙部21と絶縁被覆部26を有する。さらにタブ挿入空隙部21は良導体の金属であり、タブ部11を挿入する際の入り口となるタブ挿入口22と、タブ挿入空隙部21の上部に設けられたばね部23、リード線接続部24、および突起部25からなる。タブ部11は、タブ挿入空隙部21の底面と、底面の両端から立設した側壁、およびばね部23で構成された空間に挿入される。
ばね部23は、タブ部11が挿入された時にタブ部を固定し、確実な電気接続を可能にするために設けられている。ばね部23は、通常はタブ挿入空隙部21を構成する金属材料を曲面になるように折り曲げることで形成される。ただし、曲面である必要はなく、V字型でも良い。ばね的な弾性特性を有し、タブ部11が挿入された際には上方に屈曲し、そして元の位置に戻ろうとする弾性力により、タブ部11を下方に押し下げる力を与えて固定できるものであれば形状は問わない。なお、前述したタブ部11の先端にテーパー加工を施してある理由は、タブ部11をタブ挿入空隙部21に差し込む際に、タブ部11の先端部分がばね部23を下から押し上げることで、差込をスムースに行うためである。
また、リード線接続部24にはリード線が圧着等により接続され、電気機器や他の接続線との電気接続に用いられる。
突起部25は、タブ挿入口22付近に設けられ、タブ挿入空隙部21の他の部分よりも、図1において下方に突き出た形状となっている。この突起部25は、このような形状であるので、タブ挿入空隙部21の下方と絶縁被覆部26間の空隙に、タブ部11が誤挿入されることを防止することができる。
タブ挿入空隙部21は、通常は一枚の金属板を加工することで作製される。加工方法としては、金属板を所望の形状に切り出す切り出し加工や曲げ加工、金型でプレスする塑性加工が一般的に用いられる。一枚の金属板を加工することで製作する利点は、部品点数を減らし、コストを抑えることができるとともに、一体部品であるため、強度面でも優れている。また、複数の部品では必要な組み立てが不要となる利点も有する。
絶縁被覆部26は塩化ビニルやナイロン等の絶縁体で構成される。タブ挿入空隙部21の全体を被覆できるように、上記の材料を成形する等の工程によって作製され、メールタブ10との嵌合個所を含む平形接続端子全体を絶縁被覆する。嵌合個所についても被覆を行うため、嵌合個所に絶縁テープを巻く等の後処理が不要となるという利点を有する。また、嵌合個所を完全に絶縁被覆するために、絶縁被覆部26は、通常はタブ挿入口22よりも外に張り出した構造を持っている。
なお、タブ部11の先端部分が傾斜形状を有することで、タブ部11をタブ挿入空隙部21にスムースに差込可能であるという、傾斜形状の利点を説明したが、この傾斜形状は同時に欠点も有している。タブ部11の先端部分が細くなっているため、タブ挿入空隙部21と絶縁被覆部26間の空隙に、タブ部11の先端が入りやすくなり、さらにタブ部11を押し込んだときには、絶縁被覆部26の絶縁被覆が傾斜形状により押し広げられ、タブ部11が空隙に入りやすくなってしまう。このメカニズムが、メールタブの誤挿入を起こりやすくしている大きな要因である。
次に、図2を用いて、本考案に係る平形接続端子20の組み立て方法を説明する。
タブ挿入空隙部21は、リード線接続部24側から絶縁被覆部26に挿入される。絶縁被覆部26を構成する絶縁材料は適度な伸縮性を有しており、絶縁被覆部26にタブ挿入空隙部21を適度な力で挿入可能であると同時に、挿入後はずれたり外れたりすることなく、タブ挿入空隙部21全体を絶縁被覆する。
また、タブ挿入空隙部21には、突起部25が設けられ、タブ挿入空隙部21の他の部分よりも、図1において下方に突き出た形状となっているため、タブ挿入空隙部21全体を絶縁被覆部26に挿入した際には、タブ挿入空隙部21下方の絶縁被覆部26の絶縁被覆に強く接触するが、絶縁材料が適度な伸縮性を有しているため、接触した部分の絶縁被覆が伸びて、突起部を絶縁被覆部26に収めることができる。
あるいは突起部25の突き出た形状に合わせて絶縁被覆部26の形状を形成しても良い。この場合、絶縁材料が適度な伸縮性を有しているため、突起部25の形状は、絶縁被覆部26の対応部分の形状と概ね一致すれば十分であり、突起部25の加工は荒い精度の加工で良く、したがって、低コストで突起部25を形成できる。
図3は、タブ挿入空隙部21を絶縁被覆部26に挿入する組み立てを行った後の平形接続端子20の(a)斜視図と(b)正面図である。正面図は、平形接続端子20をタブ挿入口22側から見た正面図である。また、図中において矢印は、タブ部11の誤挿入の防止を行った空隙を示している。タブ部11の幅は、タブ挿入空隙部21の幅よりもやや小さめの幅なので、図3のように突起部25を設ければ、タブ部11が矢印で示した空隙に誤って挿入されることは確実に生じない。
なお、ここでは突起部25をひとつだけ設けたが、突起部25が複数の突起であっても良いし、空隙の中央付近に設けずに、中央からずれた位置に設けても良い。
以上においては、タブ挿入口22付近の下方に突起部25を設けることで、タブ挿入口22の下方に生じる空隙へのタブ部11の誤挿入を防止可能な平形接続端子について述べたが、以下において、図4を用いて、図3と同様にタブ挿入口22の下方に生じる空隙へのタブ部11の誤挿入を防止可能な平形接続端子に関して、図5から図8を用いて、タブ挿入口22の上方に生じる空隙へのタブ部11の誤挿入を防止可能な平形接続端子について説明する。図4から図8においては、図3と同様に、平形接続端子20の(a)斜視図と(b)正面図を示す。
図4に示した平形接続端子は、図3とは突起部の向きが逆向きになっている。そして、突起部の突き出た形状に合わせて絶縁被覆部26の形状を形成している。このように、タブ挿入空隙部21の底面と絶縁被覆部26との空隙を制限することで、タブ部11が矢印で示した空隙に誤って挿入されることを防止している。なお、図4では突起部を2つ有する場合を示したが、1つであっても良いし、3個以上の突起部を設けても良い。
図5に示した平形接続端子は、左右に位置するばね部23の間に絶縁被覆部26の絶縁被覆が位置するように、絶縁被覆部26の形状を形成したものである。図4から明らかなように、ばね部23の間に位置する絶縁被覆の存在により、タブ部11の幅よりも広い空隙は存在せず、タブ挿入空隙部21の上部へのタブ部11の誤挿入を防止することができる。また、タブ挿入空隙部21の形状は従来のものと同一であり、余分な加工が不要という利点を有する。
なお、ばね部23の間に位置する絶縁被覆の形状は、元あった横長の空隙を分断するものであれば良く、逆三角形や円弧型でも良い。
図6に示した平形接続端子は、ばね部23のタブ挿入口22付近の一部を、図において上方に膨らみをもった曲線となるように加工したものである。上方に膨らみを有しているため、空隙が膨らみをもった曲線形状となり、タブ部11の形状とは異なることにより、タブ挿入空隙部21の上部へのタブ部11の誤挿入を確実に防止できる。また、ばね部23のタブ挿入口22付近の一部の加工は、切り込み加工と曲げ加工により行うことが可能であり、タブ挿入空隙部21の加工が適用できると同時に、一枚の板状金属の一体構造が実現でき、強度面でも有利である。
図7に示した平形接続端子は、ばね部23の上面を中央に向かって上昇する傾斜形状にしている。このような形状にすることにより、空隙の直線部分がタブ部11の幅よりも短くなるため、タブ挿入空隙部21の上部へのタブ部11の誤挿入を確実に防止できる。また、ばね部23のタブ挿入口22付近の一部の加工は、従来の平形接続端子と同様に、曲げ加工により行うことが可能であり、従来の場合と比較して作製工程の増加はなく、一枚の板状金属の一体構造が実現でき、強度面でも有利である。
図8に示した平形接続端子は、ばね部23の上面を中央に向かって下降する傾斜形状にしている。そして、ばね部23の上面形状に合わせて絶縁被覆部26の形状を形成している。図7に示した平形接続端子と同様に、空隙の直線部分がタブ部11の幅よりも短くなるため、タブ挿入空隙部21の上部へのタブ部11の誤挿入を確実に防止できる。また、ばね部23のタブ挿入口22付近の一部の加工は、従来の平形接続端子と同様に、曲げ加工により行うことが可能であり、従来の場合と比較して作製工程の増加はなく、一枚の板状金属の一体構造が実現でき、強度面でも有利である。
以上のように、図3および図4において示した平形接続端子では、タブ挿入空隙部21の下部へのタブ部11の誤挿入を確実に防止できることを述べた。また、図5から図8において示した平形接続端子では、タブ挿入空隙部21の上部へのタブ部11の誤挿入を確実に防止できることを述べた。そして、図5から図8において示したいずれかの平形接続端子の形状に、図3または図4において示した平形接続端子の形状を付加することは何等の障害はなく、これにより、タブ挿入空隙部21の上部と下部へのタブ部11の誤挿入を確実に防止できる。
本考案の課題は、上述したように平形接続端子へのメールタブの誤挿入防止である。なぜこの課題が従来の平形接続端子において生じるかについて、今一度考察する。
誤挿入は嵌合部外周部に絶縁被覆しないタイプの平形接続端子では生じないが、制御基板等は機器の狭いスペースに配置されることが多く、平形接続端子へのメールタブの挿入後に、狭いスペースにおいて嵌合部の絶縁処理を行うことは作業上極めて面倒であるため、嵌合部を予め絶縁被覆した平形接続端子が広く用いられる。
嵌合部を予め絶縁被覆した平形接続端子は、絶縁処理を必要としないため、制御基板等は機器の狭いスペースにおいて広く用いられる。また、メールタブは、通常はプリント配線基板上に固定され、平形接続端子を持って、メールタブに差し込む態様で用いられる。これらの使用態様上の理由により、メールタブと平形接続端子の嵌合部は、使用者からは直視できないことがあり、誤挿入が生じる一因となっていた。
従来の平形接続端子の構成及び使用される材料も誤挿入が生じる一因となっている。
第一の要因はばね部である。平形接続端子はばね部を有し、嵌合接続が行われた後に接続が外れにくい特長を有している。接続を外れにくくするためには、ばね部の弾性的な堅さ(ばね定数)を大きくする必要があるが、これは一方で接続時の挿入に強い力を必要とする。そのため、嵌合が見えない状態で接続を行う場合には、正しい挿入部へ挿入しているか否かの判断を難しくしていた。
第二の要因は絶縁被覆の材料である。コスト面への配慮だけではなく、組立性と組立後の安定性をも考慮し、平形接続端子の絶縁被覆としては伸縮性および柔軟性を有するプラスチックが用いられる。誤挿入が生じる空隙は、この絶縁被覆材料が有する伸縮性および柔軟性が要因となっていた。
このように、使用態様上の理由と構成及び使用材料上の理由により、誤挿入が起こりやすくなっていた。
なお、従来の平形接続端子においては、誤挿入が生じる空隙は大きな空隙ではなく、比較的狭い空隙である。例えば、絶縁被覆の形状をできるだけタブ挿入空隙部の形状に近くすることで、誤挿入が生じる空隙を狭くすることは比較的容易である。しかし、狭い空隙であるにもかかわらず、誤挿入は生じていた。この理由を以下に述べる。
絶縁被覆材料が伸縮性および柔軟性を有するため、メールタブの先端がわずかでも誤挿入されると、この先端により空隙が押し広げられ、結果として狭い空隙であっても誤挿入が生じやすかった。
また、平形接続端子のばね部に挿入しやすくするため、挿入部の先端に傾斜形状を有するメールタブが用いられることが多い。そして、絶縁被覆の持つ伸縮性および柔軟性という性質とメールタブ先端の傾斜形状とが合わさって、誤挿入される空隙が比較的狭い空隙であっても誤挿入をより生じやすくし、課題を重大なものとしていた。
なお、平形接続端子とメールタブは、それらが一対からなる平形接続端子として販売されることもあるが、それぞれ別々に販売される場合もあり、誤挿入しやすい先端形状を持つメールタブを考慮して平形接続端子を設計する必要がある。
誤挿入を防止するためには、いくつかの解決策が考えられるであろうが、従来の平形接続端子が有する特長を損なわずに誤挿入を防止するには、次の2つの構成上の制約条件下において、解決策を選択することが必要である。
第1の制約条件は、絶縁被覆の形状である。従来の平形接続端子の組み立ては、タブ挿入空隙部を絶縁被覆に挿入するだけであり、コスト面で優位性を確保できる極めて簡単な工程でなされている。この優位性を担保するため、絶縁被覆の形状は、タブ挿入空隙部を挿入できる形状であることが必要である。
第2の制約条件は、タブ挿入空隙部の形状である。タブ挿入空隙部は金属板の簡単な加工で形成されるため、製作コスト面および一体構造による強度面において優位性を有している。この優位性を担保するため、タブ挿入空隙部の形状は、従来の平形接続端子のタブ挿入空隙部の形状からできるだけ小さな変更であることが望ましい。
ここまで述べてきた課題の発生要因と制約条件を考慮し、本考案に係る平形接続端子は設計されている。
図3、図4および図6において開示した平形接続端子においては、タブ挿入空隙部の少なくとも挿入口付近の一部を加工し、誤挿入がなされる空隙を制限することで誤挿入を防止している。従来の平形接続端子において誤挿入が生じる空隙は大きな空隙ではなく、比較的狭い空隙であるため、この加工はタブ挿入空隙部の形状を大きく変形させる必要はなく、わずかな変形で誤挿入を防止できる。したがって、絶縁被覆にタブ挿入空隙部を挿入することに障害はなく、また、タブ挿入空隙部は従来通りの加工法で作製できる。
このように、図3、図4および図6において開示した平形接続端子は、上述した制約条件を満足するものであり、従来の平形接続端子が有しているすべての特長を損なうことなく誤挿入を確実に防止できる。
図5において開示した平形接続端子においては、ばね部の隙間に絶縁被覆の一部が配置されるようにすることで誤挿入を防止している。従来の平形接続端子において金属板の加工で形成されるばね部は、一対のばね部として形成されるものであり、一対のばね部の間に隙間を有することは必然である。この隙間を活用することで誤挿入を防止することができる。ばね部の隙間に絶縁被覆の一部が配置されるように絶縁被覆の形状を形成しても、タブ挿入空隙部を従来通りに挿入することが可能である。また、タブ挿入空隙部の形状は従来と変わりはなく、当然に従来通りの加工法で作製できる。
このように、図5において開示した平形接続端子も、上述した制約条件を満足するものであり、従来の平形接続端子が有しているすべての特長を損なうことなく誤挿入を確実に防止できる。
図7および図8において開示した平形接続端子においては、タブ挿入空隙部の底面の両端から立設した側壁とばね部との折り曲げ加工の角度を変更するだけで誤挿入を防止している。この場合、絶縁被覆の形状は平形接続端子のわずかな形状の変更に合わせて変更するだけであり、絶縁被覆にタブ挿入空隙部を挿入することに障害はない。また、側面とばね部との折り曲げ加工の角度を変更するだけであるため、タブ挿入空隙部は従来通りの加工法で作製できる。
このように、図7において開示した平形接続端子も、上述した制約条件を満足するものであり、従来の平形接続端子が有しているすべての特長を損なうことなく誤挿入を確実に防止できる。
以上に述べたように、本発明に係る平形接続端子は、上述の課題の発生要因と制約条件を考慮した上で、タブ挿入空隙部と絶縁被覆部との間に生じる空隙を制限したことで、メールタブの誤挿入を確実に防止できると同時に、従来の平形接続端子で用いた構成や素材および加工方法を利用して作製できるため、精度の必要な工程を増加させることなく、したがって大幅なコスト上昇が無く、従来の平形接続端子が有していた特長をそのまま有することができる。
10 メールタブ、 11 タブ部、 12 機器接続部
20 平形接続端子、 21 タブ挿入空隙部、 22 タブ挿入口
23 ばね部、 24 リード線接続部、 25 突起部
26 絶縁被覆部

Claims (8)

  1. メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有する平形接続端子において、
    前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、
    前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、
    前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、
    前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、
    前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、
    前記底面の少なくとも前記挿入口近傍の一部を加工することによって近接する絶縁被覆部の方向に突き出した突出部を設けた
    ことを特徴とする平形接続端子。
  2. メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有する平形接続端子において、
    前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、
    前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、
    前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、
    前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、
    前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、
    前記底面の少なくとも前記挿入口近傍の一部を加工することによって近接する絶縁被覆部と反対方向に突き出した突出部を設け、且つ前記絶縁被覆部の形状を前記突起部に沿うように形成した
    ことを特徴とする平形接続端子。
  3. メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有する平形接続端子において、
    前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、
    前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、
    前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、
    前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、
    前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、
    前記一対のばね部の間に前記絶縁被覆部の一部が配置されるようにした
    ことを特徴とする平形接続端子。
  4. メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有する平形接続端子において、
    前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、
    前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、
    前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、
    前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、
    前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、
    前記ばね部の前記挿入口近傍の一部を加工することによって近接する絶縁被覆部の方向に突き出した突出部を設けた
    ことを特徴とする平形接続端子。
  5. メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有する平形接続端子において、
    前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、
    前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、
    前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、
    前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、
    前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、
    前記ばね部の一部が、当該ばね部と前記側壁とが繋がれた接続部分から離れるにしたがって、前記底面から遠ざかる方向に傾斜する構造を有することを特徴とする平形接続端子。
  6. メールタブと嵌合接続可能なタブ挿入空隙部と、前記タブ挿入空隙部を被覆する絶縁被覆部とを有する平形接続端子において、
    前記タブ挿入空隙部は、底面と、当該底面の両端から立設した一対の側壁と、当該一対の側壁それぞれから一端が繋がれた一対の弾性変形可能なばね部と、リード線接続部と、を有し、
    前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間の一端は、前記メールタブの嵌合部分を挿入可能な挿入口が開口し、他端に前記リード線接続部が繋がれ、
    前記一対のばね部は、前記メールタブの嵌合部分を前記底面方向に押圧可能であり、
    前記タブ挿入空隙部は、金属導体板から形成され、
    前記絶縁被覆部は、前記底面、一対の側面および一対のばね部からなる空間と前記リード線接続部を絶縁被覆するとともに、前記挿入口と前記リード線接続部の端部が開口したものであって、
    前記ばね部の一部が、当該ばね部と前記側壁とが繋がれた接続部分から離れるにしたがって、前記底面に近づく方向に傾斜する構造を有し、前記絶縁被覆部は当該ばね部の形状に沿った形状を有していることを特徴とする平形接続端子。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の平形接続端子であって、
    前記タブ挿入空隙部は、一枚の板状の良導体金属を塑性加工と切断加工とにより形成した
    ことを特徴とする平形接続端子。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の平形接続端子であって、
    前記絶縁被覆部は、伸縮性および柔軟性を有するプラスチックよりなる
    ことを特徴とする平形接続端子。
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