JP3173465B2 - 情報記録媒体および情報再生装置 - Google Patents

情報記録媒体および情報再生装置

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
記録膜に情報を記録し、記録膜に記録されている情報を
再生または消去する情報記録媒体と、その情報記録媒体
に記録されている情報を再生する情報再生装置に関し、
特に、高密度の情報を記録することを可能にする情報記
録媒体と情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を用いて記録膜に情報を記録
し、記録膜に記録されている情報を再生または消去する
情報記録媒体として、光磁気ディスクやDVD−RAM
が知られている。
【0003】従来の情報記録媒体は、情報を記録するラ
ンド部と、ランド部と隣接するランド部とを隔てるグル
ーブ部とから構成され、このランド部とグルーブ部は凹
凸のパターンを形成している。そして、ランド部とグル
ーブ部は、それぞれ一つのトラックを形成しており、一
つのトラックは数十のセクタに分割され、各セクタの先
頭にはそのセクタのトラック番地を示すプリフォーマッ
トピットと呼ばれるピットが形成される。
【0004】情報記録媒体に記録される情報の密度を向
上するために、トラックピッチ(ランド部とグルーブ部
の間隔)を狭くした場合、クロストーク(情報を再生す
るとき、隣接するトラックに記録された情報も同時に読
んでしまうこと)が増大するという問題があった。
【0005】このクロストークを低減する方法は、特開
平1−286122号公報、および、特開平5−166
739号公報に開示されている。
【0006】特開平1−286122号公報に開示され
ている方法は、隣接するプリフォーマットの配置を交互
にずらすという方法である。
【0007】特開平5−166739号公報に開示され
ている方法は、記録トラックからはみ出るようにプリフ
ォーマットを形成する方法である。
【0008】また、情報記録媒体に記録される情報の密
度を向上する場合、情報をランド部とグルーブ部の両方
に情報を記録するランドグルーブ記録方式が有望であ
り、 K.Kayanuma らによりその有効性が報告されている
(SPIE Proceedings Vol.1316,PP35)。
【0009】ランド部とグルーブ部の両方に情報を記録
する方式は、既にDVD−RAMに採用されている。D
VD−RAMでは、プリフォーマットピットをランド部
とグルーブ部の境界延長上に形成する方法が採用されて
いる。図19はDVD−RAMのプリフォーマット部分
の拡大図であり、プリフォーマットピットの配置を示し
ている。図19に示すように、プリフォーマットピット
は、グルーブ部の溝が途切れた平坦部に形成され、一つ
のセクタに対して4つのプリフォーマットピットが形成
される。具体的には、凹部(グルーブ部)セクタでは、
A1、A2、B1、B2の4つのプリフォーマットピッ
トが使用され、隣の凸部(ランド部)セクタでは、A
3、A4、B1、B2の4つのプリフォーマットピット
が使用される。凹部と凸部の境界延長上に形成される二
つのプリフォーマットピットは、隣接する凹部セクタと
凸部セクタで共通に使用される。
【0010】このようなランドグルーブ記録方式の情報
記録媒体においても、記録密度を向上するために、トラ
ックピッチを狭くした場合には、クロストークが増大
し、良好なプリフォーマットピットを形成することが難
しいという問題が生じる。
【0011】このクロストークを低減する方法は、特開
平9−73635号公報、および、特開平9−1473
66号公報に開示されている。
【0012】特開平9−73635号公報に開示されて
いる方法は、プリフォーマットピットをランド部とグル
ーブ部の両方に形成し、隣接する二つのトラックを一つ
のペアとし、このペア内ではプリピットの配列を同じに
し、隣接するペアとの間ではプリピットの配列が異なる
ようにして、情報を再生するレーザスポットが隣接する
トラックのプリピットにかかる量を減らし、さらに、隣
接するペアとの間では、プリピットの信号の極性を反転
して、プリフォーマット部分でのクロストークを低減し
ている。
【0013】特開平9−147366号公報に開示され
ている方法は、識別信号部の前にトラックの中心線の左
右に配置されたウォブルピットからの反射光量を比較し
て、レーザスポットのトラック追従制御の精度を上げて
オフトラックを回避することによって、クロストークを
低減している。また、このウォブルピットの前後には、
同期信号部と識別信号部があり、再生装置が同期信号を
検出してからウォブルピットの信号を検出するまでに行
う処理と、ウォブルピットの信号を検出してから識別信
号を検出するまでに行う処理のために、ウォブルピット
の前後には、再生装置がこれらの処理を行う間にレーザ
スポットが進む距離に相当する間隔がとられている。な
お、オフトラックとは、情報記録媒体そのものや情報の
再生時に情報記録媒体を回転するモータの回転軸の偏心
等により、レーザスポットが情報を再生しているトラッ
クから外れて走査してしまうことである。このオフトラ
ックが生じると、レーザスポットにかかるプリフォーマ
ットピットの領域が狭くなり、再生される情報の強度が
低下する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上に示したように、
DVD−RAMでは、記録される情報の密度を向上する
ためにトラックピッチを狭くすると、クロストークやオ
フトラックが増大するという問題がある。
【0015】また、特開平9−73635号公報に開示
されている方法では、クロストークは低減されるが、オ
フトラックによる再生信号のレベル低下を避けることは
不可能である。
【0016】また、特開平9−147366号公報に開
示されている方法では、レーザスポットの追従制御を行
うための処理があり、この処理を行うための間隔をプリ
フォーマット部分に設けなければならない。従って、プ
リフォーマット部分の領域が広くなり、セクタ利用率が
低下するという問題がある。
【0017】本発明は、以上の問題を解決し、記録され
る情報の大容量化を容易にする情報記録媒体と情報再生
装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる情報記録媒体は、隣接
する記録トラックの境界線の延長上に存在し、その境界
線を挟む両方の記録トラックに関する情報を備えている
プリフォーマットピット列と、記録された情報を再生す
る光の進行方向に対して、前記プリフォーマットピット
列より先行する位置に存在し、前記プリフォーマットピ
ット列の再生信号の信号レベルを調整するための調整用
ピットと、を備えることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、前記調整用ピット列か
らの再生信号の信号レベルに応じて、前記プリフォーマ
ットピット列からの再生信号の信号レベルを、情報を正
確に再生するために必要な信号レベルになるように、補
正することができる。よって、前記プリピットフォーマ
ット列および後続のセクタに記録されている情報を正し
く再生することができる。
【0020】前記調整用ピットは、前記プリフォーマッ
トピット列と同じ境界線の延長上および隣接する境界線
の延長上の何れかに形成され、単一または複数のピット
列でもよい。
【0021】本発明の第2の観点にかかる情報記録媒体
は、隣接する記録トラックの境界線の延長上に存在し、
その境界線を挟む両方の記録トラックに関する情報を備
えているプリフォーマットピット列と、記録された情報
を再生する光の進行方向に対して、前記プリフォーマッ
トピット列より先行する位置に存在し、前記プリフォー
マットピット列と同じ境界線の延長上および隣接する境
界線の延長上の両方に存在し、前記プリフォーマットピ
ット列の再生信号の信号レベルを調整するための調整用
ピットと、を備えることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、前記調整用ピット列か
らの再生信号の信号レベルから、光の中心がトラック中
心線上からどれだけずれているかがわかる。そして、こ
のずれにより変動した前記プリフォーマットピット列か
らの再生信号の信号レベルを、情報を正しく再生できる
信号レベルに補正することによって、前記プリピットフ
ォーマット列および後続のセクタに記録されている情報
を正しく再生することができる。
【0023】前記調整用ピットは、単一のピットまたは
連続するピットの列から構成されてもよい。
【0024】本発明の第3の観点にかかる情報再生装置
は、本発明の第1、第2の観点にかかる情報記録媒体に
記録された情報を再生するための情報再生装置であっ
て、情報記録媒体からの光を光電変換することにより、
該情報記録媒体に記録されている信号を再生する再生手
段と、前記再生手段により再生された信号を増幅する増
幅手段と、前記再生手段の出力信号から、前記調整用ピ
ット列からの再生信号を検出し、その再生信号の信号レ
ベルを判定するレベル判定手段と、前記レベル判定手段
が判定した信号レベルに従って、前記増幅手段の増幅率
を調整し、前記プリフォーマットピット列からの再生信
号を所定の信号レベルで出力させる増幅率調整手段とを
備えることを特徴とする。
【0025】この発明によっても、前記調整用ピット列
からの再生信号の信号レベルに応じて、前記プリフォー
マットピット列からの再生信号の信号レベルを、情報を
正確に再生するために必要な信号レベルになるように、
補正することができる。よって、前記プリピットフォー
マット列および後続のセクタに記録されている情報を正
しく再生することができる。
【0026】前記増幅手段は、複数の前記再生手段が再
生した信号の信号レベルの和および複数の前記再生手段
が再生した信号の信号レベルの差の何れかを増幅しても
よい。
【0027】本発明の第4の観点にかかる情報再生装置
は、本発明の第1、第2の観点にかかる情報記録媒体に
記録された情報を再生するための情報再生装置であっ
て、情報記録媒体からの光から、該情報記録媒体に記録
されている信号を再生する再生手段と、前記再生手段に
より再生された信号を増幅する増幅手段と、前記再生手
段の出力信号から、前記プリフォーマットピット列と同
じ境界線の延長上および隣接する境界線の延長上に存在
する前記調整用ピット列からの再生信号を検出し、それ
ぞれの再生信号の信号レベルを判定するレベル判定手段
と、前記レベル判定手段が判定した信号レベルに従っ
て、前記増幅手段の増幅率を調整し、前記プリフォーマ
ットピット列からの再生信号を所定の信号レベルで出力
させる増幅率調整手段とを備えることを特徴とする。
【0028】この発明によっても、前記調整用ピット列
からの再生信号の信号レベルから、光の中心がトラック
中心線上からどれだけずれているかがわかる。そして、
このずれにより変動した前記プリフォーマットピット列
からの再生信号の信号レベルを、情報を正しく再生でき
る信号レベルに補正することによって、前記プリピット
フォーマット列および後続のセクタに記録されている情
報を正しく再生することができる。
【0029】前記レベル判定手段は、前記プリフォーマ
ットピット列と同じ境界線の延長上および隣接する境界
線の延長上に存在する前記調整用ピットからの再生信号
の信号レベルを、複数の前記再生手段が再生した再生信
号の信号レベルの和および複数の前記再生手段が再生し
た再生信号の信号レベルの差の何れかで判定してもよ
い。
【0030】前記増幅手段は、複数の前記再生手段が再
生した信号の信号レベルの和および複数の前記再生手段
が再生した信号の信号レベルの差の何れかを増幅しても
よい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
添付図面を参照して説明する。
【0032】図1は、本発明の実施形態にかかる情報記
録媒体を表面に垂直に切断したときの断面の構成を示し
ている。
【0033】本発明の実施形態にかかる情報記録媒体
は、基板101と、基板101上に積層されて形成さ
れ、情報を記録する記録膜102とから構成されてい
る。情報記録媒体の表面には、図1に示すように、凹部
103と凸部104とが凹凸のパターンを形成してい
る。情報記録媒体の外形は、例えばディスク状であり、
内側から外側にかけて螺旋状または同心円状に凹凸のパ
ターンが形成されている。
【0034】凹部103と凸部104はそれぞれ一つの
トラックを形成しており、一つのトラックは数十のセク
タに分割され、各セクタの先頭にはそのセクタのトラッ
ク番地を示すプリフォーマットが形成される。
【0035】図2は、本発明の第1の実施形態にかかる
情報記録媒体のプリフォーマット部分の拡大図である。
【0036】プリフォーマット部分は、調整用ピット列
201とプリフォーマットピット列202とから構成さ
れ、凹部103の溝が途切れている平坦部に形成されて
いる。また、調整用ピット列201とプリフォーマット
ピット列202は、ディスクの内周から外周にかけて、
凹部103から凸部104に移るところの境界線の延長
上に形成される。情報の記録、再生、消去を行うレーザ
スポット203は、矢印204の方向に走査する。
【0037】調整用ピット列201は、レーザスポット
203が調整用ピット列201上を通過するときに、レ
ーザスポット203の光を反射する。情報再生装置は、
調整用ピット列201からの反射光から、信号を再生す
る(光信号を光電変換する)。調整用ピット列201
は、プリフォーマットピット列202と同じ境界延長上
にあるので、調整用ピット列201からの再生信号の電
圧は、プリフォーマットピット列202からの再生信号
の電圧に等しい。つまり、調整用ピット列201からの
反射光量から、プリフォーマットピット列202からの
再生信号の電圧がわかる。従って、調整用ピット列20
1は、光を反射する機能を有していればよく、調整用ピ
ット列201には任意の長さのピットが使用できる。例
えば、プリフォーマットピット列202の何れかと同等
の長さの孤立ピットまたは連続ピットでもよく、プリフ
ォーマットピット列202に使用されていない長さのピ
ットでもよい。
【0038】図3は、図2に示したプリフォーマットピ
ット列202の構成を示している。プリフォーマットピ
ット列202は、図2に示されているように、凹部10
3と凸部104の境界延長上に存在し、情報の記録、再
生に必要な、凹部103と凸部104の両セクタに関す
る同期信号205とアドレス情報信号206とから構成
され、凹部103と凸部104の両セクタで共通に使用
される。
【0039】このような構成の情報記録媒体では、レー
ザスポット203の中心がプリフォーマットピット列2
02の中心を通らず、左右のどちらかにシフトして走査
する。各セクタに記録されている情報を正確に再生する
ためには、先ずプリフォーマットピット列202が備え
ている情報を正確に再生する必要がある。実際に記録さ
れている情報を再生するときに問題となるのは、オフト
ラック(情報記録媒体そのものや情報の再生時に情報記
録媒体を回転するモータの回転軸の偏心等により、レー
ザスポットが情報を再生しているトラックから外れて走
査してしまうこと)により再生信号の電圧が大きく変動
して、プリフォーマットピット列202が備えている同
期信号やアドレス情報信号を正確に読み出すことができ
なくなることである。
【0040】次に、以上のように構成された情報記録媒
体を使って、この再生信号の電圧の変動を未然に防ぐこ
とができる情報再生装置について説明する。
【0041】この情報再生装置は、図4に示すように、
光ヘッド301と、二つの信号検出器302と、二つの
増幅器303と、タイミングパルス生成回路304と、
サンプリング回路305と、レベル判定回路306と、
加算増幅器307と、から構成されている。
【0042】光ヘッド301は、二つの信号検出器(光
電変換素子)302を備えている。
【0043】信号検出器302は、調整用ピット列20
1からの反射光を光電変換し、再生信号(電圧信号)を
生成し、再生した信号を再生信号308として二つの増
幅器303に入力する。
【0044】増幅器303は、入力された再生信号30
8を所定の倍率で増幅し、再生信号309としてタイミ
ングパルス生成回路304と、サンプリング回路305
と、加算増幅器307に出力する。
【0045】タイミングパルス生成回路304は、再生
信号309から調整用ピット列201の再生信号の立ち
上がりを検知し、その立ち上がりのタイミングに合った
パルスを生成し、タイミングパルス310としてサンプ
リング回路305に出力する。
【0046】サンプリング回路305は、タイミングパ
ルス310に応答して、調整用ピット列201からの再
生信号309(調整用ピット列201からの反射光が光
電変換されて生成された信号)をサンプリングおよびホ
ールドし、サンプリングした電圧を有する所定のパルス
幅の信号をレベル信号311として、レベル判定回路3
06に出力する。
【0047】レベル判定回路306は、レベル信号31
1の電圧に応じて利得補正信号312を調整し、加算増
幅器307の増幅率をレベル信号311の電圧に対応す
る増幅率に設定する。レベル信号311の電圧に対応す
る増幅率とは、レベル信号311の電圧を、信号を正し
く再生するために必要な電圧にする増幅率である。
【0048】加算増幅器307は、再生信号309の電
圧の和を取り、利得補正信号312に従って利得を調節
し、プリフォーマットピット列202からの再生信号を
この利得で正しく再生する。
【0049】なお、信号検出器302は、記録されてい
る情報を反射光から検出するのに適した位置に配置され
る。例えば、図5は記録トラックと信号検出器との相対
位置関係を示しているが、信号検出器302は記録トラ
ックに対して相対的に平行な方向に並んで配置されても
よく、図6に示すように記録トラックに対して相対的に
垂直な方向に並んで配置されてもよく、図7に示すよう
に記録トラックに対して相対的に斜めの方向に並んで配
置されてもよい。そして、信号検出器302の数は二つ
以上でもよい。図5、図6、図7には、円形あるいは楕
円形の信号検出器を示しているが、信号検出器の形状は
これらの例に制限されるものではなく、半円形、長方
形、正方形、三日月型、半リング状、リング状などの形
状やこれらの組み合わせであってもよい。
【0050】図8は、図4に示した情報再生装置の回路
動作のタイミングを示したタイミングチャートである。
【0051】タイミングパルス生成回路304は、再生
信号309から調整用ピット列201からの再生信号の
立ち上がりを検知し、その立ち上がりのタイミングに合
ったタイミングパルス310を生成する。
【0052】サンプリング回路305は、タイミングパ
ルス310に応答し、調整用ピット列201からの再生
信号309をサンプリングおよびホールドし、サンプリ
ングした電圧を有する所定のパルス幅のレベル信号31
1を生成する。
【0053】レベル判定回路306は、レベル信号31
1に応じて、加算増幅器307の増幅率をレベル信号3
11の電圧に対応する増幅率にするような、利得補正信
号312を生成する。
【0054】これによって、プリフォーマットピット列
202および後続のセクタに記録されている情報を正し
く再生することができる。
【0055】なお、調整用ピット列201とプリフォー
マットピット列202は、図9に示すように、ディスク
の内周から外周にかけて、凸部104から凹部103に
移るところの境界線の延長上に形成されてもよい。ま
た、図示しないが、調整用ピット列201とプリフォー
マットピット列202は同じ境界延長上になくてもよ
い。
【0056】また、図4の情報再生装置では、二つの増
幅器303からの再生信号309の和を取って、情報を
再生しているが、二つの増幅器303からの再生信号3
09の差を取って、情報を再生する場合は、図4の加算
増幅器307を図10に示すように差動増幅器313に
すればよい。この場合、図5に示すように、信号検出器
302を記録トラックに対して並行な方向に配置する
と、二つの信号検出器302からの信号の電圧差は、常
に等しくなる。そのため、情報再生装置は、再生信号の
電圧の補正を適切に行うことが不可能となるので、信号
検出器302はレーザスポットの走査方向と並行に配置
されてはならない。従って、この場合の信号検出器30
2は、図6または図7のように、記録トラックに対し
て、垂直な方向または斜め方向に配置される。ただし、
信号検出器302の数は二つ以上でもよい。この場合
も、レベル判定回路306は、レベル信号311の電圧
に応じて利得補正信号312を調整し、加算増幅器30
7の増幅率をレベル信号311の電圧に対応する増幅率
に設定する。
【0057】次に、添付図面を参照して本発明の第2の
実施形態にかかる情報記録媒体について説明する。
【0058】図11は、本発明の第2の実施形態にかか
る情報記録媒体のプリフォーマット部分の拡大図であ
る。
【0059】プリフォーマット部分は、第1の調整用ピ
ット列401と、第2の調整用ピット列402と、プリ
フォーマットピット列403とから構成され、凹部10
3の溝が途切れている平坦部に形成されている。また、
第1の調整用ピット列401は、ディスクの内周から外
周にかけて、凸部104から凹部103に移るところの
境界線の延長上に形成され、第2の調整用ピット列40
2とプリフォーマットピット列403は、ディスクの内
周から外周にかけて、凹部103から凸部104に移る
ところの境界線の延長上に形成される。情報の記録、再
生、消去を行うレーザスポット404は、矢印405の
方向に走査する。
【0060】第1の調整用ピット列401と第2の調整
用ピット列402は、レーザスポット404がそれぞれ
の上を通過するときに、レーザスポット404の光を反
射する。情報再生装置は、それぞれの反射光から信号を
再生する。第1の調整用ピット列401からの再生信号
の電圧と、第2の調整用ピット列402からの再生信号
の電圧は、レーザスポット404の中心がトラックの中
心を走査しているときは等しくなり、中心からずれて走
査しているときは異なる。つまり、第1の調整用ピット
列401からの再生信号の電圧と第2の調整用ピット列
402からの再生信号の電圧とを比較すれば、レーザス
ポット404の中心がトラックの中心線上からどれだけ
ずれているかということがわかる。従って、第1の調整
用ピット列401と第2の調整用ピット列402は、光
を反射する機能を有していればよく、第1の調整用ピッ
ト列401と第2の調整用ピット列402には、任意の
長さのピットが使用できる。例えば、プリフォーマット
ピット列403の何れかと同等の長さの孤立ピットまた
は連続ピットでもよく、プリフォーマットピット列40
3に使用されていない長さのピットでもよい。
【0061】プリフォーマットピット列403の構成
は、図3で示した第1の実施形態にかかる情報記録媒体
のプリフォーマットピット列202の構成と同じであ
る。また、プリフォーマットピット列403は、図11
に示されているように、凹部103と凸部104の境界
延長上に存在し、凹部103と凸部104の両セクタで
共通に使用される。
【0062】このような構成の情報記録媒体では、第1
の実施形態にかかる情報記録媒体と同様に、レーザスポ
ット404の中心がプリフォーマットピット列403の
中心を通らず、左右のどちらかにシフトして走査する。
従って、実際に記録されている情報を再生するときに
は、オフトラックによる再生信号の電圧の変動が問題と
なる。
【0063】次に、以上のように構成された情報記録媒
体を使って、この再生信号の電圧の変動を未然に防ぐこ
とができる情報再生装置について説明する。
【0064】この情報再生装置は、図12に示すよう
に、光ヘッド501と、二つの信号検出器502と、二
つの増幅器503と、タイミングパルス生成回路504
と、サンプリング回路505と、レベル判定回路506
と、加算増幅器507と、から構成されている。
【0065】光ヘッド501は、二つの信号検出器(光
電変換素子)502を備えている。
【0066】信号検出器502は、第1の調整用ピット
列401および第2の調整用ピット列402からの反射
光を光電変換し、再生信号(電圧信号)を生成し、再生
した信号を再生信号508として二つの増幅器503に
入力する。
【0067】増幅器503は入力された再生信号508
を所定の倍率で増幅し、再生信号509としてタイミン
グパルス生成回路504と加算増幅器507とに出力す
る。
【0068】タイミングパルス生成回路504は、再生
信号509から第1の調整用ピット列401と第2の調
整用ピット列402からのそれぞれの再生信号の立ち上
がりを検知し、その立ち上がりのタイミングに合ったパ
ルスを生成し、タイミングパルス510としてサンプリ
ング回路505に出力する。
【0069】サンプリング回路505は、タイミングパ
ルス510に応答し、加算増幅器507が和を取った、
第1の調整用ピット列401からの再生信号と第2の調
整用ピット列402からの再生信号をサンプリングおよ
びホールドする。そして、サンプリング回路505は、
サンプリングした電圧を有する所定のパルス幅の信号を
生成し、この信号の内、第1の調整用ピット列401か
ら生成したものをレベル信号511Aとし、第2の調整
用ピット列402から生成したものをレベル信号511
Bとして、レベル判定回路506に出力する。
【0070】レベル判定回路506は、レベル信号51
1A、511Bにより、第1の調整用ピット列401か
らの再生信号の電圧と、第2の調整用ピット列402か
らの再生信号の電圧とを比較して、再生信号を正しく再
生するように利得補正信号512を調整し、加算増幅器
507の増幅率を設定する。
【0071】加算増幅器507は、二つの増幅器503
からの再生信号509の和を取り、サンプリング回路5
05に出力する。また、加算増幅器507は、利得補正
信号512に従って利得を調節し、プリフォーマットピ
ット列403からの再生信号を、この利得で正しく再生
する。
【0072】なお、信号検出器502は、記録されてい
る情報を反射光から検出するのに適した位置に配置され
る。例えば、図5に示すように記録トラックに平行な方
向に並んで配置されてもよく、図6に示すように記録ト
ラックに垂直な方向に並んで配置されてもよく、図7に
示すように記録トラックに対して斜めの方向に並んで配
置されてもよい。そして、信号検出器502の数は二つ
以上でもよい。
【0073】図13は、図12に示す情報再生装置の回
路動作のタイミングを示したタイミングチャートであ
る。
【0074】タイミングパルス生成回路504は、再生
信号509から第1の調整用ピット列401と第2の調
整用ピット列402からのそれぞれの再生信号の立ち上
がりを検知し、その立ち上がりのタイミングに合ったタ
イミングパルス510を生成する。
【0075】サンプリング回路505は、レベル信号5
11A、511Bを生成するために、先ずタイミングパ
ルス510に応答して、第1の調整用ピット列401か
らの再生信号と第2の調整用ピット列402からの再生
信号をそれぞれサンプリングおよびホールドし、サンプ
ル信号Sを生成する。そして、サンプル信号Sから、サ
ンプリングした再生信号のそれぞれの電圧を有する、所
定のパルス幅のレベル信号511Aとレベル信号511
Bを生成し、レベル判定回路506に出力する。
【0076】レベル判定回路506は、レベル信号51
1A、511Bの電圧を比較する。レベル判定回路50
6は、レベル信号511Aの電圧がレベル信号511B
の電圧よりも大きい場合は、増幅器507の増幅率を、
その電圧差に対応する分だけ大きくし、レベル信号51
1Aの電圧がレベル信号511Bの電圧よりも小さい場
合は、増幅器507の増幅率を、その電圧差に対応する
分だけ小さくするような、利得補正信号512を生成す
る。
【0077】なお、第1の調整用ピット列401と、第
2の調整用ピット列402と、プリフォーマットピット
列403は、図14に示すように、第1の調整用ピット
列401は、ディスクの内周から外周にかけて、凹部1
03から凸部104に移るところの境界線の延長上に形
成されて、第2の調整用ピット列402とプリフォーマ
ットピット列403は、ディスクの内周から外周にかけ
て、凸部104から凹部103に移るところの境界線の
延長上に形成されても良い。また、図示しないが、第1
の調整用ピット列401とプリフォーマットピット列4
03が同じ境界延長上にあり、第2の調整用ピット列4
02がプリフォーマットピット列403と隣接する境界
延長上に存在してもよい。
【0078】また、第2の実施形態においても第1の実
施形態と同様に、図12の加算増幅器503を図15の
ように差動増幅器513にして、二つの増幅器503か
らの再生信号509の差を取って、第1の調整用ピット
列401からの再生信号の電圧と第2の調整用ピット列
402からの再生信号の電圧とを比較してもよい。この
場合も、信号検出器502は、図5に示すように、レー
ザスポットの走査方向に対して、並行な方向に配置され
ると、二つの信号検出器502が検出する信号の電圧の
差は、常に等しくなる。そのため、情報再生装置は、再
生信号の電圧の補正を適切に行うことが不可能となるの
で、信号検出器502はレーザスポットの走査方向と並
行に配置されてはならない。従って、この場合の信号検
出器502は、図6または図7に示すように、記録トラ
ックに対して、垂直な方向または斜め方向に配置され
る。ただし、信号検出器502の数は二つ以上でもよ
い。この場合は、第1の調整用ピット列401からの再
生信号309と第2の調整用ピット列402からの再生
信号309の差を取ると、この差を取ったそれぞれの再
生信号の極性が異なることがあるので、その場合、レベ
ル判定回路506は、片方の極性を反転するか、両方の
電圧の絶対値を取って比較する機能も備える。そして、
レベル判定回路506は、第1の調整用ピット列401
からの再生信号の電圧差と第2の調整用ピット列402
からの再生信号の電圧差の大きさの違いに応じて、差動
増幅器507の増幅率を設定する。
【0079】なお、第1の実施形態と、第2の実施形態
で示した情報再生装置は、タイミングパルス生成回路
と、レベル判定回路とが、第1の実施形態と第2の実施
形態で示した両方の機能を有してもよい。
【0080】また、第1の実施形態で示した情報再生装
置が情報を再生する情報記録媒体は、第2の実施形態で
示した情報記録媒体でもよい。
【0081】また、本発明の情報再生装置は、オフトラ
ックが生じたときに、レーザスポットが情報を再生しよ
うとするトラック上を正しく走査するように、レーザス
ポットの追従を制御する機能を有する装置と組み合わせ
て使用されてもよい。
【0082】なお、本発明の情報記録媒体のプリフォー
マット部分の構成は、記録トラックが凹凸形状を形成し
なくても、上記と同様にトラックに情報を記録する形式
の情報記録媒体等に適用できる。
【0083】以上で説明したプリフォーマット部分は、
通常、情報記録媒体を構成する透明な基板上に形成され
ている。そして、この透明な基板上には、光磁気記録媒
体または相変化記録媒体が形成されている。
【0084】次に、光磁気記録媒体および相変化記録媒
体の構成について、添付図面を参照して説明する。
【0085】始めに、以下の説明で使用する元素記号と
その元素名を示す。
【0086】それらは、N(窒素)、O(酸素)、Al
(アルミニウム)、Si(ケイ素)、Cr(クロム)、
Fe(鉄)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)、Z
n(亜鉛)、Ge(ゲルマニウム)、In(インジウ
ム)、Sb(アンチモン)、Te(テルル)、Gd(ガ
ドリニウム)、Tb(テルビウム)、Dy(ジスプロシ
ウム)、Ta(タンタル)である。
【0087】図16は、基板上に形成された光磁気記録
媒体を、その表面に垂直に切断したときの、断面の構成
を示している。
【0088】光磁気記録媒体は、図16に示すように、
透明な基板601の上に、少なくとも下地保護膜602
と、光磁気記録膜603と、上部保護膜604と、反射
膜605とが順に積層されて形成されている。
【0089】光磁気記録膜603の材質は、主に希土類
遷移金属合金である。具体的には、TbFe、TbFe
Co、GdTbFeCo、DyTbFeCo、GdDy
TbFeCo、DyCoTbCo等を単体または多層に
して用いる。
【0090】下地保護膜602および上部保護膜604
の材質は、SiN、SiO、SiO 、AlN、TaO
等であり、保護膜はこれらの単体の膜、複合膜または多
層膜である。
【0091】反射膜605の材質は、Al、AlTi、
Al−Cr等である。
【0092】図17、図18は、基板上に形成された相
変化記録媒体を、その表面に垂直に切断したときの、断
面の構成を示している。
【0093】相変化記録媒体は、図17に示すように、
基板701の上に、少なくとも下地保護膜702と、相
変化記録膜703と、上部保護膜704と、反射膜70
5とが順に積層されて形成されている。また、相変化記
録媒体は、図18に示すように、基板701の上に、少
なくとも第1の誘電体膜712と、第2の誘電体膜71
3と、相変化記録膜714と、第3の誘電体膜715
と、反射膜716とが順に積層されて形成されてもよ
い。
【0094】相変化記録膜703、714は、主にカル
コゲナイド材料である。具体的には、GeSbTe、G
eTe、InSbTe等である。
【0095】下地保護膜702、上部保護膜704、第
1の誘電体膜712、第2の誘電体膜713、および第
3の誘電体膜715は、ZnS、ZnS−SiO、S
iN、SiO、AlN、TaO等を主成分とする、単体
の膜、多層膜または複合膜である。
【0096】反射膜705、716には、Al、Al−
Ti、Al−Cr、Ni−Cr、Si、Ge、または、
Si、Geを主成分とする酸化物または窒化物等が主に
使用される。
【0097】なお、情報記録媒体を構成するそれぞれの
膜の材質は、上記したものに限らず、同じ機能を有する
ものであれば、何でもよい。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、簡単
な構成でプリフォーマットピットからの信号レベルや、
オフトラックによる再生信号のレベルの変動を補正する
ことによって、トラックピッチを狭くしても正しく情報
を再生することができ、記録される情報の大容量化が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる情報記録媒体を、表
面に垂直に切断したときの断面の構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる情報記録媒体
のプリフォーマット部分の拡大図。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる情報記録媒体
のプリフォーマットピット列の構成図。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかる情報再生装置
の回路構成図。
【図5】本発明の実施形態にかかる情報再生装置の信号
検出器の一配置例を示した図である。
【図6】本発明の実施形態にかかる情報再生装置の信号
検出器の一配置例を示した図である。
【図7】本発明の実施形態にかかる情報再生装置の信号
検出器の一配置例を示した図である。
【図8】本発明の第1の実施形態にかかる情報再生装置
の回路動作のタイミングを示したタイミングチャート。
【図9】本発明の第1の実施形態にかかる他の情報記録
媒体のプリフォーマット部分の拡大図。
【図10】本発明の第1の実施形態にかかる他の情報再
生装置の回路構成図。
【図11】本発明の第2の実施形態にかかる情報記録媒
体のプリフォーマット部分の拡大図。
【図12】本発明の第2の実施形態にかかる情報再生装
置の回路構成図。
【図13】本発明の第2の実施形態にかかる情報再生装
置の回路動作のタイミングを示したタイミングチャー
ト。
【図14】本発明の第2の実施形態にかかる他の情報記
録媒体のプリフォーマット部分の拡大図。
【図15】本発明の第2の実施形態にかかる他の情報再
生装置の回路構成図。
【図16】本発明の実施形態にかかる情報記録媒体を、
表面に垂直に切断したときの断面の構成図。
【図17】本発明の実施形態にかかる情報記録媒体を、
表面に垂直に切断したときの断面の他の構成図。
【図18】本発明の実施形態にかかる情報記録媒体を、
表面に垂直に切断したときの断面の他の構成図。
【図19】従来の情報記録媒体のプリフォーマット部分
の拡大図。
【符号の説明】
101 基板 102 記録膜 103 凹部 104 凸部 201 調整用ピット列 202 プリフォーマットピット列 203 レーザスポット 204 レーザスポットの進行方向を示す矢印 205 同期信号 206 アドレス情報信号 301 光ヘッド 302 信号検出器 303 増幅器 304 タイミングパルス生成回路 305 サンプリング回路 306 レベル判定回路 307 加算増幅器 308 再生信号 309 再生信号 310 タイミングパルス 311 レベル信号 312 利得補正信号 313 差動増幅器 401 第1の調整用ピット列 402 第2の調整用ピット列 403 プリフォーマットピット列 404 レーザスポット 405 レーザスポットの進行方向を示す矢印 501 光ヘッド 502 信号検出器 503 増幅器 504 タイミングパルス生成回路 505 サンプリング回路 506 レベル判定回路 507 加算増幅器 508 再生信号 509 再生信号 510 タイミングパルス 511A 第1の調整用ピット列から生成したレベル信
号 511B 第2の調整用ピット列から生成したレベル信
号 512 利得補正信号 513 差動増幅器 601 基板 602 下地保護膜 603 光磁気記録膜 604 上部保護膜 605 反射膜 701 基板 702 下地保護膜 703 相変化記録膜 704 上部保護膜 705 反射膜 712 第1の誘電体膜 713 第2の誘電体膜 714 相変化記録膜 715 第3の誘電体膜 716 反射膜 S サンプル信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/24 G11B 20/10 - 20/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接する記録トラックの境界線の延長上に
    存在し、その境界線を挟む両方の記録トラックに関する
    情報を備えているプリフォーマットピット列と、 記録された情報を再生する光の進行方向に対して、前記
    プリフォーマットピット列より先行する位置に存在し、
    前記プリフォーマットピット列の再生信号の信号レベル
    を調整するための調整用ピットと、を備えることを特徴
    とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】前記調整用ピットは、前記プリフォーマッ
    トピット列と同じ境界線の延長上および隣接する境界線
    の延長上の何れかに形成され、単一または複数のピット
    列であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒
    体。
  3. 【請求項3】隣接する記録トラックの境界線の延長上に
    存在し、その境界線を挟む両方の記録トラックに関する
    情報を備えているプリフォーマットピット列と、 記録された情報を再生する光の進行方向に対して、前記
    プリフォーマットピット列より先行する位置に存在し、
    前記プリフォーマットピット列と同じ境界線の延長上お
    よび隣接する境界線の延長上の両方に存在し、前記プリ
    フォーマットピット列の再生信号の信号レベルを調整す
    るための調整用ピットと、を備えることを特徴とする情
    報記録媒体。
  4. 【請求項4】前記調整用ピットは、単一のピットまたは
    連続するピットの列から構成されることを特徴とする請
    求項3に記載の情報記録媒体。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
    の情報記録媒体に記録された情報を再生するための情報
    再生装置であって、 情報記録媒体からの光を光電変換することにより、該情
    報記録媒体に記録されている信号を再生する再生手段
    と、 前記再生手段により再生された信号を増幅する増幅手段
    と、 前記再生手段の出力信号から、前記調整用ピット列から
    の再生信号を検出し、その再生信号の信号レベルを判定
    するレベル判定手段と、 前記レベル判定手段が判定した信号レベルに従って、前
    記増幅手段の増幅率を調整し、前記プリフォーマットピ
    ット列からの再生信号を所定の信号レベルで出力させる
    増幅率調整手段と、を備えることを特徴とする情報再生
    装置。
  6. 【請求項6】前記増幅手段は、複数の前記再生手段が再
    生した信号の信号レベルの和および複数の前記再生手段
    が再生した信号の信号レベルの差の何れかを増幅するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の情報再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
    の情報記録媒体に記録された情報を再生するための情報
    再生装置であって、 情報記録媒体からの光から、該情報記録媒体に記録され
    ている信号を再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された信号を増幅する増幅手段
    と、 前記再生手段の出力信号から、前記プリフォーマットピ
    ット列と同じ境界線の延長上および隣接する境界線の延
    長上に存在する前記調整用ピット列からの再生信号を検
    出し、それぞれの再生信号の信号レベルを判定するレベ
    ル判定手段と、 前記レベル判定手段が判定した信号レベルに従って、前
    記増幅手段の増幅率を調整し、前記プリフォーマットピ
    ット列からの再生信号を所定の信号レベルで出力させる
    増幅率調整手段と、を備えることを特徴とする情報再生
    装置。
  8. 【請求項8】前記レベル判定手段は、前記プリフォーマ
    ットピット列と同じ境界線の延長上および隣接する境界
    線の延長上に存在する前記調整用ピットからの再生信号
    の信号レベルを、複数の前記再生手段が再生した信号の
    信号レベルの和および複数の前記再生手段が再生した信
    号の信号レベルの差の何れかで判定することを特徴とす
    る請求項7に記載の情報再生装置。
  9. 【請求項9】前記増幅手段は、複数の前記再生手段が再
    生した信号の信号レベルの和および複数の前記再生手段
    が再生した信号の信号レベルの差の何れかを増幅するこ
    とを特徴とする請求項7、請求項8に記載の情報再生装
    置。
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