JP3173368U - ガイドワイヤ誘導装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドワイヤや血管を損傷することなく、安全、確実かつ簡単に生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導することが可能なガイドワイヤ誘導装置を提供する。
【解決手段】誘導装置本体11とカテーテル18とを備え、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導するガイドワイヤ誘導装置1において、誘導装置本体11が、先端側が管腔内へと送り出される長尺なシャフト部材12と、シャフト部材12の先端に配置される可撓性を有する先端案内部13と、径が拡縮自在な筒状に編み込んだワイヤからなりカテーテル18内では収縮し、カテーテル18から管腔内へと放出されると拡張する筒状部15と、筒状部15の端部でワイヤを結束する結束部16と、から構成されるフィルタ部14と、を備え、筒状部15の編目内にガイドワイヤが通されることでガイドワイヤを捕捉し、任意の方向に誘導する。
【選択図】図1

Description

本考案は、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導するためのガイドワイヤ誘導装置に関する。
近年、医療技術の進歩により患者の身体的負担の少ない非侵襲的手法として、血管内治療が注目を浴びている。血管内治療とは、生体の血管に直接カテーテルを挿入し、このカテーテルに挿通させたステントやフィルタ等の治療機器を用いて血管の拡張や塞栓の除去等を行う治療方法である。
血管内治療においては、まず、いかにカテーテルを安全かつ迅速に、治療を必要とする病変部位まで導入するかが第一の課題となる。カテーテル先端を病変部位まで到達させるには、これに先立って、細く柔軟なガイドワイヤを患者の血管内に挿入し、病変部位まで進行させる必要がある。しかし、血管内は分岐部や屈曲部も多く、ガイドワイヤの挿入技術は術者の熟練によるところが大きく、個人差も大きい。
そこで従来から、血管内にガイドワイヤをより早く安全かつ容易に進行させるために、スネアと呼ばれるループ状のワイヤを備えたガイドワイヤ誘導装置を血管内に挿入してガイドワイヤの誘導を行っている。図5はその従来のガイドワイヤ誘導装置の例を示す模式図である。図5(a)は、一本のループ部102を備えたスネアワイヤ101とスネアカテーテル103とからなるガイドワイヤ誘導装置100を、図5(b)は、三本のループ部202を備えたスネアワイヤ201とスネアカテーテル203とからなるガイドワイヤ誘導装置200を示している。図6に、この従来のガイドワイヤ誘導装置の使用方法を示す。なお、図6では、図5(a)に示した一本のループ部102を備えたガイドワイヤ誘導装置100を例に説明する。
図6(a)に示すように、ガイドワイヤ301が、進行元血管401から進行先血管402へ進むべく分岐部403に差し掛かる際、進行先血管402にガイドワイヤ誘導装置100を待機させておく。そして、分岐部403でガイドワイヤ301の先端を、スネアワイヤ101に設けたループ部102に通す。
次いで図6(b)に示すように、ガイドワイヤ301の先端がループ部102を通った状態で、スネアワイヤ101をスネアカテーテル103に対して後退させる、若しくはスネアカテーテル103をスネアワイヤ101に対して前進させる。すると、ループ部102がスネアカテーテル103内に入り込み、ループの大きさが次第に小さくなる。最終的には、図6(c)に示すように、ループ部102がスネアカテーテル103内に入り込むため、ガイドワイヤ301の先端をループ部102及びスネアカテーテル103で捕捉して、任意の方向(ここでは進行先血管402の方向)へと導くことが可能となる。
しかしながら、上記従来のガイドワイヤ誘導装置では、ループ部102、202によるガイドワイヤ301の捕捉がルーズであると共に、ループ部102、202を構成するワイヤの数が少ない。そのため、ループ部102、202に通したガイドワイヤ301が容易に外れてしまうという問題があった。さらに、ガイドワイヤ301の捕捉位置によっては、スネアカテーテル103に引き込む際やガイドワイヤ301の先端を進行先へと方向転換させる際に、ガイドワイヤ301を折る等の損傷を与える恐れや、ガイドワイヤ301の先端で血管等の管腔内を傷付けてしまう恐れがあった。
本考案は、上記状況に鑑みて、ガイドワイヤや管腔内を損傷することなく、安全、確実かつ簡単に生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導することが可能なガイドワイヤ誘導装置を提供することを目的とする。
本考案は、上記課題を解決するために、誘導装置本体とカテーテルとを備え、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導するガイドワイヤ誘導装置において、前記誘導装置本体が、先端側が前記管腔内へと送り出される長尺なシャフト部材と、このシャフト部材の先端に配置される可撓性を有する先端案内部と、径が拡縮自在な筒状に編み込んだワイヤからなり前記カテーテル内では収縮し、カテーテルから管腔内へと放出されると拡張する筒状部と、その筒状部の端部で前記ワイヤを結束する結束部と、から構成されるフィルタ部と、を備え、前記筒状部の編目内にガイドワイヤが通されることでガイドワイヤを捕捉し、任意の方向に誘導することを特徴とするガイドワイヤ誘導装置を提供する。
ここで、前記結束部を、前記シャフト部材に対して軸方向にスライド可能なリング状部材から構成し、前記結束部の内径よりも外径の大きいストッパー部材を前記シャフト部材に固定して、前記結束部のスライド可能範囲を規制するのが好適である。この場合、前記ストッパー部材は、フィルタ部内側に設けられるのが良い。そして、前記ストッパー部材は、X線不透過性の金属素材から構成されるのが好ましい。
あるいは、前記結束部の一方を、前記シャフト部材に対して軸方向にスライド可能なリング状部材から構成し、前記結束部の他方は、前記シャフト部材に固定されて、前記一方の結束部のスライド可能範囲を規制するようにしても良い。この場合、前記結束部は、X線不透過性の金属素材から構成されるのが好適である。
なお、前記筒状部は、前記誘導装置本体の先端側にテーパ部を有する略円錐形状に形成されるのが好適である。若しくは、前記誘導装置本体の基端側にテーパ部を有する略円錐形状に形成される。また、大径の円筒部と小径の円筒部が連なる形状に形成されても良い。
本考案のガイドワイヤ誘導装置によれば、ガイドワイヤや生体の管腔内を傷付けることなく、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤを安全、スムーズかつ確実に捕捉、誘導することが可能となる。
本考案の一実施形態に係るガイドワイヤ誘導装置の全体概略図である。 図1に示すガイドワイヤ誘導装置の基本的な動きを説明するための断面模式図である。 図1に示すガイドワイヤ誘導装置で、実際にガイドワイヤを誘導する際の動作について説明するための模式図である。 図1に示すガイドワイヤ誘導装置の、フィルタ部の変形例を示す模式図である。 従来のガイドワイヤ誘導装置の例を示す模式図である。 従来のガイドワイヤ誘導装置の使用方法を示す模式図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本明細書では、ガイドワイヤ誘導装置において生体外で操作者が操作する側を基端、生体内に送り出して生体内で作用する側を先端と呼ぶことにする。
図1は、本考案の一実施形態に係るガイドワイヤ誘導装置の全体概略図である。図1に示すように、本考案のガイドワイヤ誘導装置1は、先端側にフィルタ部14を備える誘導装置本体11と、この誘導装置本体11が挿通され、内部に誘導装置本体11を収納可能なカテーテル18とから構成される。
誘導装置本体11は、シャフト(シャフト部材)12と、先端案内部13と、フィルタ部14とから構成される。
シャフト12は、その先端に先端案内部13とフィルタ部14とが配置された、長尺なワイヤである。管腔内を進行させるため細く柔軟なワイヤ素材から構成され、このシャフト12の先端が生体の管腔内に送り出され、基端(図示せず)を操作することで、ガイドワイヤの捕捉及び誘導を行う。シャフト12の素材としては、ニッケルチタン系合金やステンレス鋼等の金属が適している。
シャフト12の先端部には、可撓性を有する先端案内部13が配置されている。先端案内部13は、誘導装置本体11の先頭に位置しており、誘導装置本体11が進行する管腔内を傷付けないよう柔軟に形成されている。好適には、コイル状に巻回したワイヤや編み込んだワイヤから構成される。また、先端案内部13の素材は、X線透視下で位置や姿勢の確認ができるX線不透過性の金属(例えば、プラチナ、タングステン等)が好適である。
先端案内部13の基端側には、ガイドワイヤを捕捉するためのフィルタ部14が配置されている。フィルタ部14は、弾性又は形状記憶性を有するワイヤを径が拡縮自在な筒状に編み込んだ筒状部15と、この筒状部15の端部でワイヤを束ねる結束部16とから構成される。
筒状部15を構成するワイヤは、弾性又は形状記憶性を有する合金(好適には、ニッケルチタン)からなる、細く柔軟なワイヤである。このワイヤの一部又は全部にはX線不透過性の金属素材(例えば金、プラチナ、タングステン、若しくはこれらの合金等)によるメッキを施しても良い。筒状部15はこのようなワイヤを12乃至48本(好適には16本)、筒状に編み込んで(例えば組紐編みにより)作成する。このように筒状に編み込むことによって、自在に径を拡縮させることができる。具体的には後述するが、筒状部15はカテーテル18内では収縮し、カテーテル18から管腔内へ放出すると拡張する。なお、筒状部15の編目には、ガイドワイヤの先端が入り込める程度の隙間が形成される。この編目粗さは、用いられるガイドワイヤに合わせて選択する。
結束部16は、筒状部15を構成するワイヤをその両端で束ねると共に、筒状部15をシャフト12に対してスライド可能に取り付けるためのリング状部材である。図1に示すように、筒状部15の先端側を束ねる先端側結束部16Aと、基端側を束ねる基端側結束部16Bとから構成される。
結束部16A、16Bがシャフト12に対してスライドすると共に、筒状部15が径を拡縮可能であるため、フィルタ部14は、自然状態又は形状記憶回復温度下では拡径し短縮した状態(拡張状態)〔図2(d)参照〕、カテーテル18内では縮径し伸長した状態(収縮状態)〔図2(b)参照〕と、自在に変形することができる。
フィルタ部14の内側には、シャフト12に固定されたストッパー(ストッパー部材)17が配置されている。ストッパー17の外径は、結束部16の内径よりも大きくする。これにより、結束部16のシャフト12軸方向へのスライド可能範囲を規制し、結果的にフィルタ部14の移動範囲を一定範囲に規制する。図1では、フィルタ部14の内側に先端側ストッパー17Aと基端側ストッパー17Bの二つを設けて、フィルタ部14の移動可能範囲を規制している。また、ストッパー17は、X線透視下でのマーカの役割を果たすためにX線不透過性を有する金属素材(例えば、金、プラチナ、タングステン、若しくはこれらの合金等)から形成する。あるいは、他の素材に、上記金属素材をメッキしても良い。
カテーテル18は、誘導装置本体11が挿通される長尺なカテーテルであり、誘導装置本体11の搬送及び操作を行う。カテーテル18の先端近傍には、X線透視下で位置を把握できるようX線不透過性を有する金属素材(例えば、金、プラチナ、タングステン、若しくはこれらの合金等)からなるマーカ19を配置するのが好適である。
上記構成のガイドワイヤ誘導装置1の基本的な動きを、図2を用いて説明する。
まず、ガイドワイヤ誘導装置1を生体の管腔内に挿入するには、ガイドワイヤ(図示なし)を管腔の任意の位置まで進行させた後、このガイドワイヤにカテーテル18を通す。そしてカテーテル18が任意の位置まで到達したら、図2(a)に示すように、ガイドワイヤを後退させて抜き取る。
次に、カテーテル18の基端から誘導装置本体11を挿通して、カテーテル18の先端方向へと進行させる。図2(b)に示すように、カテーテル18内では結束部16A、16Bがそれぞれスライドして筒状部15が細長く伸びた状態になるため、カテーテル18内で誘導装置本体11をスムーズに進行させることができる。
次いで、カテーテル18を誘導装置本体11に対して後退させるか、誘導装置本体11をカテーテル18に対して前進させると、図2(c)に示すように、カテーテル18先端からフィルタ部14が露出する。このとき、カテーテル18の拘束から解放された筒状部15は、露出した部分から拡径し始める。
そして、図2(d)に示すように、フィルタ部14を完全にカテーテル18から露出させると、フィルタ部14は拡径して短縮した状態になる。この状態で捕捉すべきガイドワイヤを待機する。
以下、図3を用いて、上記ガイドワイヤ誘導装置1で実際にガイドワイヤを誘導する際の動作について説明する。なお、ここでは生体の管腔として人体の血管、特に血管の分岐部403において、進行元血管401からガイドワイヤ301を進行先血管402へと進行させたい場合を例に挙げて説明する。
まず、図3(a)に示すように、予め進行先血管402側からガイドワイヤ誘導装置1を挿入し、フィルタ部14が完全にカテーテル18から露出した状態で分岐部403に待機させておく。この状態でガイドワイヤ301を進行元血管401から分岐部403方向へと進め、分岐部403に到達したら、ガイドワイヤ301の先端をフィルタ部14の筒状部15内へと進行させる〔図3(b)〕。
ガイドワイヤ301の先端が筒状部15内に入ったら、カテーテル18を誘導装置本体11に対して前進させるか、誘導装置本体11をカテーテル18に対して後退させて、カテーテル18先端からフィルタ部14の基端側を内部に引き込む。フィルタ部14の一部がカテーテル18内に引き込まれていると、カテーテル18に引き込まれた部分近傍の筒状部15は完全には拡径せず、完全に拡径した状態よりも編目が作る隙間が小さくなる。そのためフィルタ部14はガイドワイヤ301を筒状部15の編目で捉えたまま離さない。そのままガイドワイヤ301の先端を捉えた状態でフィルタ部14をカテーテル18内に引き込んでしまえば〔図3(c)〕、確実にガイドワイヤ301を進行先血管402の方向へと誘導することができる。
このとき、ガイドワイヤ誘導装置1は、ガイドワイヤ301の先端を筒状部15で包み込んでいるため、フィルタ部14をカテーテル18に引き込む際、ガイドワイヤ301の先端は誘導装置本体11のシャフト12に沿うように角度が補正される。そのため、カテーテル18にスムーズに引き込むことが可能で、ガイドワイヤ301を折る等の損傷を与えることもなく、また、血管内壁を傷付ける恐れもない。
なお、上記では結束部16の移動範囲の規制を、フィルタ部14内のシャフト部12に固定される二つのストッパー17A、17Bにより行っているが、ストッパーは一つであっても良いし、フィルタ部14外に設けても良い。また、ストッパーを設けずに、結束部16A、16Bの何れか一方をシャフト12に固定し他方をスライド自在に構成することでも、上記ガイドワイヤ誘導装置1と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記ではストッパー17をX線不透過性素材から形成する例を示したが、結束部16を構成するリング状部材をX線不透過性素材から形成するようにしても良い。
さらに、上記ではフィルタ部14の形状を、単純な円筒状に編んだ筒状部15の両端部を結束部16で窄めた形状としたが、適用する環境(管腔の形状やガイドワイヤの進行方向に対する角度等)に応じて、ガイドワイヤを捕捉しやすい形状を採用しても良い。
図4にフィルタ部の変形例を示す。なお、図1に示す実施形態と同一の部分については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図4(a)は、先端側になだらかなテーパ部28を設けた略円錐形状のフィルタ部24の例を示している。また、図4(b)は、基端側になだらかなテーパ部38を設けた略円錐形状のフィルタ部34の例を示している。さらに、図4(c)は、先端側が細い筒状部48からなり、基端側が太い筒状部49からなるフィルタ部44の例を示している。このように、フィルタ部を様々な形状に変形させて、ガイドワイヤの捕捉を容易にする。
なお、上記では、生体の管腔として主に血管を例に説明したが、本考案のガイドワイヤ誘導装置は、その他の管腔においても同様に用いることが可能である。
上記のように構成したため、本考案のガイドワイヤ誘導装置によれば、ガイドワイヤや生体の管腔内を傷付けることなく、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤを安全、スムーズかつ確実に捕捉、誘導することが可能となる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本考案の範囲から排除するものではない。
本考案は、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導するためのガイドワイヤ誘導装置に関し、産業上の利用可能性を有する。
1 ガイドワイヤ誘導装置
11 誘導装置本体
12 シャフト
13 先端案内部
14 フィルタ部
15 筒状部
16 結束部
16A 先端側結束部
16B 基端側結束部
17 ストッパー
17A 先端側ストッパー
17B 基端側ストッパー
18 カテーテル
19 マーカ
24 フィルタ部
28 テーパ部
34 フィルタ部
38 テーパ部
44 フィルタ部
48 細い筒状部
49 太い筒状部

Claims (9)

  1. 誘導装置本体とカテーテルとを備え、生体の管腔内に挿入したガイドワイヤの進行を誘導するガイドワイヤ誘導装置において、
    前記誘導装置本体が、
    先端側が前記管腔内へと送り出される長尺なシャフト部材と、
    該シャフト部材の先端に配置される可撓性を有する先端案内部と、
    径が拡縮自在な筒状に編み込んだワイヤからなり前記カテーテル内では収縮し、該カテーテルから管腔内へと放出されると拡張する筒状部と、該筒状部の端部で前記ワイヤを結束する結束部と、から構成されるフィルタ部と、
    を備え、
    前記筒状部の編目内にガイドワイヤが通されることで該ガイドワイヤを捕捉し、任意の方向に誘導することを特徴とするガイドワイヤ誘導装置。
  2. 前記結束部が、前記シャフト部材に対して軸方向にスライド可能なリング状部材から構成され、
    前記結束部の内径よりも外径の大きいストッパー部材を前記シャフト部材に固定して、前記結束部のスライド可能範囲を規制することを特徴とする請求項1に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  3. 前記ストッパー部材が、フィルタ部内側に設けられることを特徴とする請求項2に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  4. 前記ストッパー部材が、X線不透過性の金属素材から構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  5. 前記結束部の一方が、前記シャフト部材に対して軸方向にスライド可能なリング状部材から構成され、
    前記結束部の他方が、前記シャフト部材に固定されて、前記一方の結束部のスライド可能範囲を規制することを特徴とする請求項1に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  6. 前記結束部が、X線不透過性の金属素材から構成されることを特徴とする請求項5に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  7. 前記筒状部が、前記誘導装置本体の先端側にテーパ部を有する略円錐形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  8. 前記筒状部が、前記誘導装置本体の基端側にテーパ部を有する略円錐形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のガイドワイヤ誘導装置。
  9. 前記筒状部が、大径の円筒部と小径の円筒部が連なる形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のガイドワイヤ誘導装置。
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