JP3173125U - バケット式ジョークラッシャ - Google Patents

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Abstract

【課題】個々の刃を単独で交換でき、刃の間隔を調節することが粉砕する石等の大きさや種類に対応できるバケット式ジョークラッシャを提供する。
【解決手段】移動自在な作業機のアーム先端に着脱自在に設けられるバケットに備えるジョークラッシャであって、ジョークラッシャの粉砕用刃3の形状が、矩形状の凹凸を対向配置したものになっている。
【選択図】図1

Description

本考案は、移動自在な作業機のアーム先端に取り付けて、石等を粉砕するバケット式ジョークラッシャに関するものである。
従来、バケット式ジョークラッシャは、ブラケット部で油圧式掘削機のアームに取り付けた移動可能なものが知られている。例えば、特許文献1に記載されているように、固定板と、これに対向する移動板と、前記移動板を固定板に対して近接・離反方向に移動させる駆動装置と、走行装置を有する油圧式掘削機のアームに取り付け可能なブラケット部を設けたフレームに備え、フレーム内において被破砕物の供給口と排出口との間に上記固定板と稼動板とを対向配置し、背面に間隔をあけて補強用のリブを設けた固定板をフレームに固定する一方、上記移動板の駆動手段として前記移動板の背面側に油圧シリンダーを設け、該油圧シリンダーのロッド先端を前記移動板に軸着するとともに、その軸着位置よりも離れた位置の移動板をフレームに軸着し、かつ、油圧シリンダーの制御部をフレーム内に設置し、制御部に電磁弁を設けるとともに、該電磁弁に駆動ロッドの位置で切り替わる切替スイッチを設けて、油圧シリンダーの駆動ロッドを引き込み位置と伸出位置の間で往復作動を自動的に繰り返す構成としたものである。
特開平08−150344号公報
しかし、従来のバケット式ジョークラッシャは、図6に示すように、石を粉砕する刃板16の刃形状が三角形状の山形であって、石等を割りにくいものであるという課題がある。更に、一対の刃板16は、基部16aと刃部16bとが一体であり、磨耗した場合には片側の刃板16の全体を交換しなければならず、手間が掛かるとともにコストも嵩むという課題がある。本考案に係るバケット式ジョークラッシャは、このような課題を解決するために提案されたものである。
本考案に係るバケット式ジョークラッシャの上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、移動自在な作業機のアーム先端に着脱自在に設けられるバケットに備えるジョークラッシャであって、前記ジョークラッシャの粉砕用刃の形状が、矩形状の凹凸を対向配置したものになっていることである。
前記ジョークラッシャの粉砕用刃は、複数個の矩形状の刃が基板にボルトを介して着脱自在にして取り付けられ、当該矩形状の刃が単独で交換可能である。また、ジョークラッシャの一対で対向した刃の間隔は、ギャップ調節手段によって可変されることであり、更に、前記ギャップ調節手段には、排油溝付のグリースニップルが設けられ、刃の間隔が無段階で調節されることを含むものである。
本考案のバケット式ジョークラッシャによれば、石等を粉砕する刃の形状を、対向する矩形状の凹凸にしたので、前記石等の粉砕が容易となるものである。前記粉砕用刃は、複数個の矩形状の刃が基板に着脱自在に取り付けられていて交換可能な構成になっている。よって、従来のジョークラッシャでは直線状の刃全体を交換する必要があったが、本考案では個々の刃を単独で交換できて、刃交換の工期が短縮されるとともに交換作業が容易になり、刃交換コストも低減される。
更に、前記刃の間隔を可変できることで、粉砕する石等の大きさに対応することができる。更に、刃の間隔を無段階で調節すれば、石等の大きさや種類に細かく対応することが可能となる。
本考案に係るバケット式ジョークラッシャ1の正面図である。 同本考案のバケット式ジョークラッシャ1を作業機のアーム先端のバケット13に取り付けて使用する状態の一部正面図である。 同粉砕用刃3の間隔aを狭めて、石等を細かく粉砕する場合の一部正面図である。 同バケット式ジョークラッシャ1におけるニップル14の断面図である。 同バケット式ジョークラッシャ1におけるフライホイール11の正面図(A)と側面図(B)とである。 従来例に係る刃板16の正面図である。
本考案に係るバケット式ジョークラッシャは、石等を砕く刃の形状を凹凸にしたものである。
本発明に係るジョークラッシャ1は、図1に示すように、移動自在な作業機(掘削機、破砕機など)のアーム先端に着脱自在に設けられるバケット2に備えるジョークラッシャ1であって、前記ジョークラッシャ1の粉砕用刃3の形状が、矩形状の凹凸を対向配置したものになっていることである。
前記粉砕用刃3は、図1に示すように、対向する一対の基板3aに、それぞれ矩形状の刃である矩形刃3bがボルト3cによって固定され、この矩形刃3bの千鳥配置により、凹凸が対向している。粉砕用刃3の矩形刃3bは、基板3aにボルト3cを介して着脱自在にして取り付けられている。よって、当該矩形刃3bが単独で交換可能であって、矩形刃3bが磨耗した場合には、個々に交換修理が可能である。
また、前記ジョークラッシャ1の一対で対向して千鳥配置の刃3bの間隔aは、図2乃至図3に示すように、ギャップ調節手段4によって可変される。
前記ギャップ調節手段4は、固定バネ5と、調整ボルト6、ギャップ調整シリンダー7、リンク機構8、などによって構成されている。
前記ギャップ調整シリンダー7と、前記リンク機構8のレバー8aとは、揺動板9の一端部側に回動中心軸7b,8dを有して設けられている。当該揺動板9は、先端部をアーム10の揺動によって揺動する。石等を粉砕するときに、揺動板9を反時計方向に揺動させ、粉砕するように位置させ、粉砕作用を停止させるときには時計方向に回動させて引き離すものである。
前記揺動板9の中心部には、フライホイール11が回転自在に設けられている。また、このフライホイール11の回転により、回転される偏心軸によって細かく振動する粉砕振動刃板12がある。この粉砕振動刃板12を支持する一端側の軸部12aは、前記調整ボルト6の先端部と連結されている。
前記粉砕振動刃板12の下端縁部に前記粉砕用刃3の片方が固定されている。また、バケット13の底部13aに、他方の粉砕用刃3が上に向けて固定されている。
前記ギャップ調節手段4において、図4に示すように、前記ギャップ調整シリンダー7に、ニップル14が設けられている。排油溝付のグリースニップル14であり、ネジ部を有した締付部にグリース注入口が設けられ、逆止弁及び押さえバネが設けられてなり、粉砕用刃3の間隔aが無段階で調節されるようになっている。
前記ニップル14からグリースが注入されると、図3に示すように、ギャップ調整シリンダー7のロッド7aが、前記ニップル14へのグリース注入によって、伸張するとレバー8aが回動中心軸8dを中心にして回転し、端部8bとトックルプレート8cを介して粉砕振動刃板12の図中右側部を下側に押し出す。
前記粉砕振動刃板12の図中右側部が、調整ボルト6の固定バネの付勢力に抗して、押し下げられて間隔aが図3に示すように、狭くなる。これによって、粉砕後の石等の大きさを小さく設定して粉砕することができる。なお、前記ニップル14において、排油口からグリースを排出させることで、ギャップ調整シリンダー7のロッド7aが後退して、固定バネ5の付勢力によって図3に示す状態から図2に示す状態へと上方向に上がり、間隔aが広がるものである。
前記フライホイール11は、図5に示すように、大きな円盤になっており、慣性力を大きくしている。このフライホイール11が回転していることで、回転軸15に設けられる偏心軸(図示せず)が回転して、それによって偏心軸に一端が係合する前記粉砕振動刃板12が軸部12aを中心にして上下方向に揺動する。それによって、一対の粉砕用刃3によって挟まれる石等が粉砕されるものである。
以上のようにして構成されるジョークラッシャ1が、作業機などのアーム先端にバケット13とともに取り付けられていることで、作業現場で自由に移動しながら、矩形状の凹凸の粉砕用刃3で石等を強力に粉砕するものである。
本考案に係るバケット式ジョークラッシャ1は、石等に限らず硬い固形物にも適用できるものである。
1 バケット式ジョークラッシャ、
2 バケット、
3 粉砕用刃、 3a 基板、
3b 刃、 3c ボルト、
4 ギャップ調整手段、
5 固定バネ、
6 調整ボルト、
7 ギャップ調整シリンダー、 7a ロッド、
7b 回動中心軸、
8 リンク機構、 8a レバー、
8b 端部、 8c トックルプレート、
8d 回動中心軸、
9 揺動板、
10 アーム、
11 フライホイール、
12 粉砕振動刃板、 12a 軸部、
13 バケット、
14 ニップル、
15 回転軸、
16 刃板、 16a 基部、
16b 刃部。

Claims (4)

  1. 移動自在な作業機のアーム先端に着脱自在に設けられるバケットに備えるジョークラッシャであって、
    前記ジョークラッシャの粉砕用刃の形状が、矩形状の凹凸を対向配置したものになっていること、
    を特徴とするバケット式ジョークラッシャ。
  2. ジョークラッシャの粉砕用刃は、複数個の矩形状の刃が基板にボルトを介して着脱自在にして取り付けられ、当該矩形状の刃が単独で交換可能であること、
    を特徴とする請求項1に記載のバケット式ジョークラッシャ。
  3. ジョークラッシャの一対で対向した刃の間隔は、ギャップ調節手段によって可変されること、
    を特徴とする請求項1乃至2に記載のバケット式ジョークラッシャ。
  4. ギャップ調節手段には、排油溝付のグリースニップルが設けられ、刃の間隔が無段階で調節されること、
    を特徴とする請求項3に記載のバケット式ジョークラッシャ。
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