JP3172997B2 - Bi−CMOS半導体装置の製造方法 - Google Patents

Bi−CMOS半導体装置の製造方法

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JP3172997B2
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に、半導体基板上にNPN型バイポーラト
ランジスタと、縦型PNP型バイポーラトランジスタ
と、CMOSトランジスタとを形成したBi−CMOS
半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、Bi−CMOS半導体装置の製造
方法においては、製造工程数を削減するため、縦型PN
P型バイポーラトランジスタ(以下、「V−PNP型バ
イポーラトランジスタ」と呼ぶ)のP型エミッタ領域
と、PMOSトランジスタのソース/ドレイン領域とは
同時に形成されていた。
【0003】以下、図13から図18を参照して、従来
のBi−CMOS半導体装置の製造方法を説明する。
【0004】まず、図13に示すように、P型シリコン
基板1上に素子形成領域を画定するためのフィールド酸
化膜2を形成した後、P型シリコン基板1の表面上に厚
さ50乃至200Åの酸化膜3を形成する。
【0005】その後、NPN型バイポーラトランジスタ
の高濃度N型コレクタ引き出し領域4、N型コレクタ領
域6及びP型ベース領域7、V−PNP型バイポーラト
ランジスタの高濃度P型コレクタ引き出し領域5、N型
コレクタ領域8及びP型ベース領域9、PMOSトラン
ジスタのNウェル10、NMOSトランジスタのPウェ
ル11を形成する。
【0006】次に、多結晶シリコン層を全面に成長さ
せ、図14に示すように、この多結晶シリコン層をパタ
ーニングしてV−PNP型バイポーラトランジスタのP
型ベース領域9の上にマスク層12と、PMOSトラン
ジスタのゲート電極13、NMOSトランジスタのゲー
ト電極14を形成する。なお、マスク層12は上方から
見たときの平面形状がリング状になっており、その内側
にはエミッタコンタクト17が開口されている。
【0007】次に、図15に示すように、全面に厚さ5
00乃至1000Åの酸化膜15を形成した後、NPN
型バイポーラトランジスタのP型ベース領域7上の酸化
膜3及び15をエッチングしてエミッタコンタクト16
を開口する。
【0008】その後、全面に厚さ1000乃至2000
Åの多結晶シリコン層18を成長させ、この多結晶シリ
コン層18に1〜2×1016cm-2のドーズ量でn型不
純物としてのヒ素をイオン注入する。
【0009】次に、図16に示すように、多結晶シリコ
ン層18をエッチングすることにより、NPN型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ電極20を形成する。
【0010】次に、図17に示すように、全面に厚さ5
00乃至1000Åの酸化膜(図示せず)を成長させた
後、異方性のドライエッチングを行い、NPN型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ電極20、V−PNP型バ
イポーラトランジスタのマスク層12、PMOSのゲー
ト電極13及びNMOSのゲート電極14の側壁にサイ
ドウォールを形成する。
【0011】その後、NPN型バイポーラトランジスタ
のP型外部ベース領域22、V−PNP型バイポーラト
ランジスタのP型エミッタ領域21、PMOSのゲート
電極13及びソース/ドレイン領域25にP型不純物と
してのボロン又はBF2をドーズ量1〜5×1015cm
-2でイオン注入する。
【0012】一方、V−PNP型バイポーラトランジス
タのN型ベース領域24、NMOSのゲート電極14及
びソース/ドレイン領域26にN型不純物としてのヒ素
をドーズ量2〜4×1015cm-2でイオン注入する。
【0013】その後、熱処理を行うことにより、NPN
型バイポーラトランジスタのエミッタ電極20からP型
ベース領域7にヒ素が拡散し、N型エミッタ領域23が
形成される。
【0014】次に、上述の工程で形成された素子上に層
間絶縁膜27を形成し、この層間絶縁膜27にコンタク
ト28を開口する。次いで、コンタクト28内にタング
ステン等でプラグ29を形成し、プラグ29に接触する
ようにして各金属配線30を形成する。
【0015】このようにして、図18に示すBi−CM
OS半導体装置が得られる。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、半導体基板上にNPN
型バイポーラトランジスタと、縦型PNP型バイポーラ
トランジスタと、CMOSトランジスタとを形成したB
i−CMOS半導体装置の製造方法において、縦型PN
P型バイポーラトランジスタのベース領域の一部の領域
上に第一多結晶シリコン層を形成する第一の過程と、全
面に酸化膜を形成する第二の過程と、縦型PNP型バイ
ポーラトランジスタのエミッタ形成領域上の酸化膜に開
口部を設ける第三の過程と、全面に第二多結晶シリコン
層を形成する第四の過程と、第二多結晶シリコン層をパ
ターニングし、同時に、開口部を介して第一多結晶シリ
コン層を半導体基板までエッチングする第五の過程と、
酸化膜をマスクとして不純物をイオン注入し、縦型PN
P型バイポーラトランジスタのエミッタ領域に不純物を
導入する第六の過程と、を備えるBi−CMOS半導体
装置の製造方法を提供する。
【0017】図19は、BF2の各ドーズ量ごとに、ゲ
ート寸法Lとしきい値電圧Vtとの関係を示したグラフ
である。
【0018】このように、単一の工程において、縦型P
NP型バイポーラトランジスタのマスク層とCMOSト
ランジスタのゲート電極とを同時に形成することによ
り、製造工程数の削減を図ることができる。請求項3
は、半導体基板上にNPN型バイポーラトランジスタ
と、縦型PNP型バイポーラトランジスタと、CMOS
トランジスタとを形成したBi−CMOS半導体装置の
製造方法において、縦型PNP型バイポーラトランジス
タのベース領域の一部の領域上に第一多結晶シリコン層
を形成する第一の過程と、全面に酸化膜を形成する第二
の過程と、縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミ
ッタ形成領域上の酸化膜に開口部を設ける第三の過程
と、全面に第二多結晶シリコン層を形成する第四の過程
と、第二多結晶シリコン層をパターニングし、同時に、
開口部を介して第一多結晶シリコン層を半導体基板まで
エッチングする第五の過程と、酸化膜をマスクとして不
純物をイオン注入し、縦型PNP型バイポーラトランジ
スタのエミッタ領域に不純物を導入し、縦型PNP型バ
イポーラトランジスタのエミッタ領域を形成する第六の
過程と、PMOSトランジスタのソース/ドレイン形成
領域に不純物を導入する第七の過程と、を備えるBi−
CMOS半導体装置の製造方法を提供する。
【0019】図20は、不純物としてのBF2のドーズ
量と電流増幅率hFE(=コレクタ電流/ベース電流)
との関係を表したグラフである。
【0020】この図20に示したグラフによれば、約3
×1015cm-2のドーズ量でV−PNP型バイポーラト
ランジスタのP型エミッタ領域21を形成すると、電流
増幅率hFEは、図20に示すように、5程度と低い値
になってしまう。
【0021】請求項5に記載されているように、本発明
に係るBi−CMOS半導体装置製造方法は、第六の過
程の後に、第一多結晶シリコン層及びゲート電極にサイ
ドウォールを形成する過程をさらに備えることが好まし
い。請求項6は、半導体基板上にNPN型バイポーラト
ランジスタと、縦型PNP型バイポーラトランジスタ
と、CMOSトランジスタとを形成したBi−CMOS
半導体装置の製造方法において、半導体基板上に、素子
分離絶縁膜と、NPN型バイポーラトランジスタ及び縦
型PNP型バイポーラトランジスタの各ベース領域と、
PMOSトランジスタのn型ウェルと、NMOSトラン
ジスタのp型ウェルと、を形成する第一の過程と、縦型
PNP型バイポーラトランジスタのベース領域上に第一
多結晶シリコン層からなるマスク層を形成する第二の過
程と、PMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタ
の各ゲート電極を第二多結晶シリコン層から形成する第
三の過程と、全面に酸化膜を形成する第四の過程と、マ
スク層上において酸化膜に第一開口部を設ける第五の過
程と、不純物を含む第三多結晶シリコン層を全面に形成
する第六の過程と、第三多結晶シリコン層をパターニン
グするとともに、第開口部を介して第一多結晶シリコ
ン層を半導体基板までエッチングする第七の過程と、第
七の過程におけるエッチングにより露出した半導体基板
に不純物を導入し、縦型PNP型バイポーラトランジス
タのエミッタ領域を形成する第八の過程と、PMOSト
ランジスタのゲート電極及びソース/ドレイン領域に不
純物を導入する第九過程と、NMOSトランジスタの
ゲート電極及びソース/ドレイン領域に不純物を導入す
る第十の過程と、を備えるBi−CMOS半導体装置の
製造方法を提供する。
【0022】以上述べたように、従来のBi−CMOS
半導体装置の製造方法においては、製造工程数を削減す
るため、V−PNP型バイポーラトランジスタのP型エ
ミッタ領域とPMOSトランジスタのソース/ドレイン
領域とは同時に形成されていたが、エミッタ領域形成の
ための最適なイオン注入条件とソース/ドレイン領域形
成のための最適イオン注入条件とが一致しないため、そ
れぞれのトランジスタ特性を同時に最適に設定すること
は極めて困難であった。
【0023】例えば、請求項7に記載されているよう
に、第五の過程においては、NPN型バイポーラトラン
ジスタのベース領域上の酸化膜にも第二開口部を設ける
ことができる。これによって、第七の過程においては、
第三多結晶シリコン層をパターニングすることにより、
NPN型バイポーラトランジスタのエミッタ電極を形成
することが可能になる。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、半導体基板上にNPN
型バイポーラトランジスタと、縦型PNP型バイポーラ
トランジスタと、CMOSトランジスタとを形成したB
i−CMOS半導体装置の製造方法において、縦型PN
P型バイポーラトランジスタのエミッタ形成領域上に第
一多結晶シリコン層を形成する第一の過程と、全面に酸
化膜を形成する第二の過程と、縦型PNP型バイポーラ
トランジスタのエミッタ形成領域上の酸化膜に開口部を
設ける第三の過程と、全面に第二多結晶シリコン層を形
成する第四の過程と、第二多結晶シリコン層をパターニ
ングし、同時に、開口部を介して第一多結晶シリコン層
を半導体基板までエッチングする第五の過程と、不純物
を全面に導入する第六の過程と、を備えるBi−CMO
S半導体装置の製造方法を提供する。
【0025】本製造方法によれば、縦型PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ領域を独立に形成すること
ができる。このため、フォトレジスト工程を追加するこ
となく、縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミッ
タ領域を最適なイオン注入条件で形成することが可能に
なる。 請求項2に記載されているように、第一の過程
においては、第一多結晶シリコン層はCMOSトランジ
スタのゲート電極をも構成するように形成されることが
好ましい。
【0026】このように、単一の工程において、縦型P
NP型バイポーラトランジスタのマスク層とCMOSト
ランジスタのゲート電極とを同時に形成することによ
り、製造工程数の削減を図ることができる。
【0027】請求項3は、半導体基板上にNPN型バイ
ポーラトランジスタと、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタと、CMOSトランジスタとを形成したBi−C
MOS半導体装置の製造方法において、縦型PNP型バ
イポーラトランジスタのエミッタ形成領域上に第一多結
晶シリコン層を形成する第一の過程と、全面に酸化膜を
形成する第二の過程と、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタのエミッタ形成領域上の酸化膜に開口部を設ける
第三の過程と、全面に第二多結晶シリコン層を形成する
第四の過程と、第二多結晶シリコン層をパターニング
し、同時に、開口部を介して第一多結晶シリコン層を半
導体基板までエッチングする第五の過程と、不純物を全
面に導入し、縦型PNP型バイポーラトランジスタのエ
ミッタ領域を形成する第六の過程と、PMOSトランジ
スタのソース/ドレイン形成領域に不純物を導入する第
七の過程と、を備えるBi−CMOS半導体装置の製造
方法を提供する。
【0028】本製造方法によれば、縦型PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ領域とPMOSトランジス
タのソース/ドレイン領域とはそれぞれ独立に形成され
る。このため、それぞれの領域のイオン注入条件を独立
に設定することができ、ひいては、それぞれの領域につ
いて最適なイオン注入条件を設定することが可能にな
る。
【0029】請求項4に記載されているように、第七の
過程においては、PMOSトランジスタのゲート電極に
も同時に不純物を導入することが好ましい。
【0030】不純物の導入は、例えば、イオン注入によ
り行われる。例えば、半導体基板の全面にイオン注入を
行うことにより、PMOSトランジスタのソース/ドレ
イン形成領域とゲート電極の双方に同時に不純物を導入
することができ、製造工程数の削減を図ることができ
る。
【0031】請求項5に記載されているように、本発明
に係るBi−CMOS半導体装置製造方法は、第六の過
程の後に、第一多結晶シリコン層及びゲート電極にサイ
ドウォールを形成する過程をさらに備えることが好まし
い。
【0032】請求項6は、半導体基板上にNPN型バイ
ポーラトランジスタと、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタと、CMOSトランジスタとを形成したBi−C
MOS半導体装置の製造方法において、半導体基板上
に、素子分離絶縁膜と、NPN型バイポーラトランジス
タ及び縦型PNP型バイポーラトランジスタの各ベース
領域と、PMOSトランジスタのn型ウェルと、NMO
Sトランジスタのp型ウェルと、を形成する第一の過程
と、縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
上に第一多結晶シリコン層からなるマスク層を形成する
第二の過程と、PMOSトランジスタ及びNMOSトラ
ンジスタの各ゲート電極を第二多結晶シリコン層から形
成する第三の過程と、全面に酸化膜を形成する第四の過
程と、マスク層上において酸化膜に第一開口部を設ける
第五の過程と、不純物を含む第三多結晶シリコン層を全
面に形成する第六の過程と、第三多結晶シリコン層をパ
ターニングするとともに、第二開口部を介して第一多結
晶シリコン層を半導体基板までエッチングする第七の過
程と、第七の過程におけるエッチングにより露出した半
導体基板に不純物を導入し、縦型PNP型バイポーラト
ランジスタのエミッタ領域を形成する第八の過程と、P
MOSトランジスタのゲート電極及びソース/ドレイン
領域に不純物を導入する第九過程と、NMOSトランジ
スタのゲート電極及びソース/ドレイン領域に不純物を
導入する第十の過程と、を備えるBi−CMOS半導体
装置の製造方法を提供する。
【0033】本製造方法によれば、縦型PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ領域と、CMOSトランジ
スタを構成するPMOSトランジスタ及びNMOSトラ
ンジスタの各ソース/ドレイン領域とはそれぞれ独立に
形成される。このため、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタのエミッタ領域とPMOSトランジスタのソース
/ドレイン領域のイオン注入条件をそれぞれ独立に設定
することができ、ひいては、それぞれの領域について最
適なイオン注入条件を設定することが可能になる。
【0034】例えば、請求項7に記載されているよう
に、第五の過程においては、NPN型バイポーラトラン
ジスタのベース領域上にも第二開口部を設けることがで
きる。これによって、第七の過程においては、第二多結
晶シリコン層をパターニングすることにより、NPN型
バイポーラトランジスタのエミッタ電極を形成すること
が可能になる。
【0035】すなわち、第二開口部を設けることによ
り、NPN型バイポーラトランジスタのエミッタ電極の
形成と、第一多結晶シリコン層のエッチングとを同時に
行うことが可能になる。
【0036】また、請求項8に記載されているように、
第二の過程におけるマスク層と第三の過程における各ゲ
ート電極は同一の多結晶シリコン層からなるものとする
ことができる。従って、この場合には、第二の過程と第
三の過程とを同時に行うことが可能になり、製造工程数
の削減を図ることができる。
【0037】第七の過程における第三多結晶シリコン層
のパターニングは、例えば、請求項9に記載されている
ように、NPN型バイポーラトランジスタのエミッタ電
極形成領域上にフォトレジストを形成し、このフォトレ
ジストをマスクとして第三多結晶シリコン層をエッチン
グすることにより行うことができる。この場合、第八の
過程における半導体基板への不純物の導入は、フォトレ
ジストを残したままの状態において、半導体基板の全面
にイオン注入を行うことにより、なされる。
【0038】第八の過程における半導体基板への不純物
の導入時には、NPN型バイポーラトランジスタのエミ
ッタ電極形成領域はフォトレジストで覆われ、半導体基
板の他の領域は酸化膜で覆われているため、半導体基板
の全面にイオン注入を行っても、確実に縦型PNP型バ
イポーラトランジスタのエミッタ形成領域のみに対して
不純物が導入されることになる。
【0039】従って、請求項10に記載されているよう
に、酸化膜は、イオン注入の際のイオン注入エネルギー
に対してマスクとなり得る程度の厚さを有するように設
計することが望ましい。例えば、請求項11に記載され
ているように、イオン注入エネルギーは10乃至25K
eVの場合には、酸化膜は500乃至1000オングス
トロームの厚さに設定される。
【0040】例えば、請求項12に記載されているよう
に、第九の過程においては、NPN型バイポーラトラン
ジスタのベース領域にも同時に不純物が導入されること
が好ましく、また、請求項13に記載されているよう
に、第十の過程においては、縦型PNP型バイポーラト
ランジスタのベース領域にも同時に不純物が導入される
ことが好ましい。
【0041】これによって、Bi−CMOS半導体装置
の製造工程数の削減を図ることができる。
【0042】請求項14は、半導体基板上にNPN型バ
イポーラトランジスタと、縦型PNP型バイポーラトラ
ンジスタと、CMOSトランジスタとを形成したBi−
CMOS半導体装置の製造方法において、半導体基板上
に、素子分離絶縁膜と、NPN型バイポーラトランジス
タ及び縦型PNP型バイポーラトランジスタの各ベース
領域と、PMOSトランジスタのn型ウェルと、NMO
Sトランジスタのp型ウェルと、を形成する第一の過程
と、縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
上に第一多結晶シリコン層からなるマスク層を形成する
第二の過程と、PMOSトランジスタ及びNMOSトラ
ンジスタの各ゲート電極を第二多結晶シリコン層から形
成する第三の過程と、全面に酸化膜を形成する第四の過
程と、NPN型バイポーラトランジスタのベース領域上
において、及び、マスク層上において酸化膜にそれぞれ
第一開口部及び第二開口部を設ける第五の過程と、不純
物を含む第三多結晶シリコン層を全面に形成する第六の
過程と、第三多結晶シリコン層をパターニングし、NP
N型バイポーラトランジスタのエミッタ電極を形成し、
同時に、第二開口部を介して第一多結晶シリコン層を半
導体基板までエッチングする第七の過程と、第七の過程
におけるエッチングにより露出した半導体基板に不純物
を導入し、縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミ
ッタ領域を形成する第八の過程と、NPN型バイポーラ
トランジスタのベース領域と、PMOSトランジスタの
ゲート電極及びソース/ドレイン領域とに不純物を導入
する第九の過程と、縦型PNP型バイポーラトランジス
タのベース領域と、NMOSトランジスタのゲート電極
及びソース/ドレイン領域とに不純物を導入する第十の
過程と、を備えるBi−CMOS半導体装置の製造方法
を提供する。
【0043】本製造方法によれば、縦型PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ領域と、CMOSトランジ
スタを構成するPMOSトランジスタ及びNMOSトラ
ンジスタの各ソース/ドレイン領域とはそれぞれ独立に
形成される。このため、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタのエミッタ領域とPMOSトランジスタのソース
/ドレイン領域のイオン注入条件をそれぞれ独立に設定
することができ、ひいては、それぞれの領域について最
適なイオン注入条件を設定することが可能になる。
【0044】請求項20は、半導体基板上に容量素子
と、縦型PNP型バイポーラトランジスタと、CMOS
トランジスタとを形成したBi−CMOS半導体装置の
製造方法において、半導体基板上に、素子分離絶縁膜
と、縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
と、PMOSトランジスタのn型ウェルと、NMOSト
ランジスタのp型ウェルと、を形成する第一の過程と、
不純物を含む第一多結晶シリコン層を全面に形成する第
二の過程と、第一多結晶シリコン層をパターニングし、
容量素子の容量下部電極と、縦型PNP型バイポーラト
ランジスタのベース領域上におけるマスク層と、PMO
Sトランジスタ及びNMOSトランジスタの各ゲート電
極とを形成する第三の過程と、全面に酸化膜を形成する
第四の過程と、マスク層上において酸化膜に開口部を設
ける第五の過程と、不純物を含む第二多結晶シリコン層
を全面に形成する第六の過程と、第二多結晶シリコン層
をパターニングし、酸化膜を介して容量下部電極上に容
量上部電極を形成するとともに、開口部を介して第一多
結晶シリコン層を半導体基板までエッチングする第七の
過程と、第七の過程におけるエッチングにより露出した
半導体基板に不純物を導入し、縦型PNP型バイポーラ
トランジスタのエミッタ領域を形成する第八の過程と、
PMOSトランジスタのゲート電極及びソース/ドレイ
ン領域に不純物を導入する第九の過程と、縦型PNP型
バイポーラトランジスタのベース領域と、NMOSトラ
ンジスタのゲート電極及びソース/ドレイン領域とに不
純物を導入する第十の過程と、を備えるBi−CMOS
半導体装置の製造方法を提供する。
【0045】本製造方法によれば、縦型PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタ領域と、CMOSトランジ
スタを構成するPMOSトランジスタ及びNMOSトラ
ンジスタの各ソース/ドレイン領域と、容量素子の容量
電極とはそれぞれ独立に形成される。このため、縦型P
NP型バイポーラトランジスタのエミッタ領域とPMO
Sトランジスタのソース/ドレイン領域のイオン注入条
件をそれぞれ独立に設定することができ、ひいては、そ
れぞれの領域について最適なイオン注入条件を設定する
ことが可能になる。
【0046】請求項21に記載されているように、本製
造方法は、第八の過程の後に、容量下部電極及び容量上
部電極、マスク層及び各ゲート電極にサイドウォールを
形成する過程をさらに備えることが好ましい。
【0047】請求項22に記載されているように、第七
の過程における第二多結晶シリコン層のパターニング
は、容量上部電極形成領域上にフォトレジストを形成
し、このフォトレジストをマスクとして第二多結晶シリ
コン層をエッチングすることにより行うことができる。
この場合、第八の過程における半導体基板への不純物の
導入は、フォトレジストを残したままの状態において、
半導体基板の全面にイオン注入を行うことにより、なさ
れる。
【0048】第八の過程における半導体基板への不純物
の導入時には、容量素子の容量上部電極形成領域はフォ
トレジストで覆われ、半導体基板の他の領域は酸化膜で
覆われているため、半導体基板の全面にイオン注入を行
っても、確実に縦型PNP型バイポーラトランジスタの
エミッタ形成領域のみに対して不純物が導入されること
になる。
【0049】以上述べた全ての製造方法は、さらに、請
求項25に記載されているように、全面に層間絶縁膜を
形成する過程と、層間絶縁膜にコンタクト孔を形成し、
該コンタクト孔にコンタクトプラグを形成する過程と、
コンタクトプラグと接触させて金属配線を形成する過程
と、をさらに備えることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明に係るBi
−CMOS半導体装置の製造方法の第一の実施形態を示
すBi−CMOS半導体装置の断面図である。
【0051】先ず、図1に示すように、P型シリコン基
板1上に素子形成領域を画定するフィールド酸化膜2を
形成した後、P型シリコン基板1の表面に厚さ50〜2
00Åの酸化膜3を形成する。
【0052】その後、NPN型バイポーラトランジスタ
の高濃度N型コレクタ引き出し領域4、N型コレクタ領
域6及びP型ベース領域7、V−PNP型バイポーラト
ランジスタの高濃度P型コレクタ引き出し領域5、N型
コレクタ領域8及びP型ベース領域9、CMOSトラン
ジスタを構成するPMOSトランジスタのNウェル10
及びNMOSトランジスタのPウェル11を形成する。
【0053】次に、図2に示すように、多結晶シリコン
層を全面に成長させ、この多結晶シリコン層をパターニ
ングして、V−PNP型バイポーラトランジスタのP型
ベース領域9上にマスク層12を形成し、同時に、PM
OSトランジスタのゲート電極13及びNMOSトラン
ジスタのゲート電極14を形成する。
【0054】次に、図3に示すように、P型シリコン基
板1の全面に厚さ500〜1000Åの酸化膜15を形
成した後、NPN型バイポーラトランジスタのP型ベー
ス領域7上の酸化膜15及びV−PNP型バイポーラト
ランジスタのマスク層12上部の酸化膜15をエッチン
グしてそれぞれエミッタコンタクト16及び17を開口
する。
【0055】その後、全面に厚さ1000〜2000Å
の多結晶シリコン層18を成長させ、この多結晶シリコ
ン層18に1〜2×1016cm-2のドーズ量でヒ素をイ
オン注入する。
【0056】次に、全面にフォトレジストを形成し、通
常のフォトリソグラフィー及びエッチングによりフォト
レジストをパターニングし、図4に示すように、NPN
型バイポーラトランジスタのP型ベース領域7上のエミ
ッタ電極形成予定領域において、エミッタコンタクト1
6を覆うようなフォトレジスト19を形成する。次い
で、このフォトレジスト19をマスクとして、多結晶シ
リコン層18をエッチングし、NPN型バイポーラトラ
ンジスタのエミッタ電極20を形成する。
【0057】また、これと同時に、V−PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタコンタクト17を介して、
マスク層12を構成する多結晶シリコン層を酸化膜3の
表面までエッチングする。 この後、フォトレジスト1
9を残したままの状態で、イオン注入エネルギー10〜
25KeV、ドーズ量6〜10×1015cm-2の条件で
BF2を全面にイオン注入し、V−PNP型バイポーラ
トランジスタのP型エミッタ領域21を形成する。
【0058】この後、フォトレジスト19を除去する。
【0059】次いで、図5に示すように、全面に厚さ5
00〜1000Åの酸化膜(図示せず)を成長させた
後、異方性のドライエッチングを行って、NPN型バイ
ポーラトランジスタのエミッタ電極20、V−PNP型
バイポーラトランジスタのマスク層12、PMOSトラ
ンジスタのゲート電極13及びNMOSトランジスタの
ゲート電極14の側壁にそれぞれサイドウォールを形成
する。
【0060】その後、NPN型バイポーラトランジスタ
のP型外部ベース領域22、PMOSのゲート電極13
及びソース/ドレイン領域25にN型不純物としてボロ
ン又はBF2をドーズ量1〜5×1015cm-2でイオン
注入する。
【0061】一方、V−PNP型バイポーラトランジス
タのN型ベース領域24、NMOSのゲート電極14及
びソース/ドレイン領域26にはP型不純物としてヒ素
をドーズ量2〜4×1015cm-2でイオン注入する。
【0062】その後、熱処理を行うことにより、NPN
型バイポーラトランジスタのエミッタ電極20からベー
ス領域7内にヒ素が拡散し、N型エミッタ領域23が形
成される。
【0063】次に、上述の工程で形成された素子上に層
間絶縁膜27を形成し、この層間絶縁膜27にコンタク
ト28を開口する。次いで、コンタクト28内にタング
ステン等でプラグ29を形成し、プラグ29に接触する
ようにして各金属配線30を形成する。
【0064】このようにして、図6に示すBi−CMO
S半導体装置が得られる。
【0065】上述の第一の実施形態によれば、図4に示
したように、フォトレジスト19をマスクとして多結晶
シリコン層18をエッチングすることにより、NPN型
バイポーラトランジスタのエミッタ電極20を形成す
る。このとき同時にV−PNP型バイポーラトランジス
タのエミッタコンタクト17を介して、マスク層12を
構成している多結晶シリコン層を酸化膜3の表面までエ
ッチングする。次いで、フォトレジスト19を残した状
態で、イオン注入エネルギー10〜25KeV、ドーズ
量6〜10×1015cm-2の条件でBF2を全面にイオ
ン注入してV−PNP型バイポーラトランジスタのP型
エミッタ領域21が形成される。
【0066】この際、NPN型バイポーラトランジスタ
のエミッタ電極20上にはフォトレジスト19があり、
また、CMOSはその全面を厚さ500〜1000Åの
酸化膜15で覆われている。従って、イオン注入エネル
ギーを上記の範囲内に設定することにより、酸化膜15
はBF2に対してマスクとして機能し得るので、BF2
P型エミッタ領域21にのみ注入されることになる。
【0067】このBF2イオン注入工程(図4)はPM
OSトランジスタのソース/ドレイン領域25形成のた
めのBF2イオン注入工程(図5)とは別工程であるの
で、V−PNP型バイポーラトランジスタのP型エミッ
タ領域21の形成のためのイオン注入条件とPMOSト
ランジスタのソース/ドレイン領域25の形成のための
イオン注入条件とをそれぞれ独立して設定することがで
き、ひいては、それぞれのイオン注入条件を最適なもの
に設定することができる。
【0068】図7乃至図12は本発明に係るBi−CM
OS半導体装置の製造方法の第二の実施形態を示すBi
−CMOS半導体装置の断面図である。
【0069】先ず、図7に示すように、P型シリコン基
板1上に素子形成領域を画定するフィールド酸化膜2を
形成した後、P型シリコン基板1の表面に厚さ50〜2
00Åの酸化膜3を形成する。
【0070】その後、V−PNP型バイポーラトランジ
スタの高濃度P型コレクタ引き出し領域5、N型コレク
タ領域8及びP型ベース領域9と、PMOSトランジス
タのNウェル10と、NMOSトランジスタのPウェル
11とを形成する。
【0071】次に、多結晶シリコン層をP型シリコン基
板1の全面に成長させ、この多結晶シリコン層にN型不
純物としてのヒ素又はリンをドーズ量2〜4×1015
-2でイオン注入する。次いで、この多結晶シリコン層
をパターニングし、図8に示すように、容量素子形成予
定領域に容量下部電極31を形成し、V−PNP型バイ
ポーラトランジスタのP型ベース領域9上にマスク層1
2を形成し、かつ、PMOSのゲート電極13及びNM
OSのゲート電極14を形成する。
【0072】次に、図9に示すように、全面に厚さ50
0〜1000Åの酸化膜15を成長させた後、V−PN
P型バイポーラトランジスタにおけるマスク層12の上
の酸化膜15をエッチングし、エミッタコンタクト17
を開口する。
【0073】その後、全面に厚さ1000〜2000Å
の多結晶シリコン層18を成長させ、この多結晶シリコ
ン層18に1〜2×1016cm-2のドーズ量でヒ素をイ
オン注入する。
【0074】次に、全面にフォトレジストを形成し、通
常のフォトリソグラフィー及びエッチングによりフォト
レジストをパターニングし、図10に示すように、容量
素子の容量下部電極31上において、フォトレジスト3
2を形成する。次いで、このフォトレジスト32をマス
クとして、多結晶シリコン層18をエッチングし、容量
上部電極33を形成する。
【0075】また、これと同時に、V−PNP型バイポ
ーラトランジスタのエミッタコンタクト17を介して、
マスク層12を構成している多結晶シリコン層を酸化膜
3の表面までエッチングする。
【0076】その後、フォトレジスト32を残したま
ま、イオン注入エネルギー10〜25KeV、ドーズ量
6〜10×1015cm-2でBF2をイオン注入し、V−
PNP型バイポーラトランジスタのP型エミッタ領域2
1を形成する。
【0077】この後、フォトレジスト32を除去する。
【0078】次いで、図11に示すように、全面に厚さ
500〜1000Åの酸化膜(図示せず)を成長させた
後、異方性のドライエッチングを行って、容量下部電極
31及び容量上部電極33、V−PNPの型バイポーラ
トランジスタマスク層12、PMOSトランジスタのゲ
ート電極13及びNMOSトランジスタのゲート電極1
4の側壁にそれぞれサイドウォールを形成する。
【0079】その後、PMOSトランジスタのゲート電
極13及びソース/ドレイン領域25にP型不純物とし
てボロン又はBF2をドーズ量1〜5×1015cm-2
イオン注入する。
【0080】一方、V−PNP型バイポーラトランジス
タのN型ベース領域24、NMOSトランジスタのゲー
ト電極14及びソース/ドレイン領域26にN型不純物
としてヒ素をドーズ量2〜4×1015cm-2でイオン注
入する。
【0081】次に、上述の工程で形成された素子上に層
間絶縁膜27を形成し、この層間絶縁膜27にコンタク
ト28を開口する。次いで、コンタクト28内にタング
ステン等でプラグ29を形成し、プラグ29に接触する
ようにして各金属配線30を形成する。
【0082】このようにして、図12に示すBi−CM
OS半導体装置が得られる。
【0083】上述の第二の実施形態によれば、第一の実
施形態と同様に、製造工程数を増やすことなく、容量素
子をも形成することができる。
【0084】
【発明の効果】請求項1に係るBi−CMOS半導体装
置の製造方法によれば、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタのエミッタ領域を独立に形成することができるた
め、フォトレジスト工程を追加することなく、縦型PN
P型バイポーラトランジスタのエミッタ領域を最適なイ
オン注入条件で形成することができる。
【0085】請求項3に係るBi−CMOS半導体装置
の製造方法によれば、縦型PNP型バイポーラトランジ
スタのエミッタ領域とPMOSトランジスタのソース/
ドレイン領域とはそれぞれ独立に形成される。このた
め、双方の領域のイオン注入条件を独立に設定すること
ができ、ひいては、それぞれの領域について最適なイオ
ン注入条件を設定することができる。
【0086】請求項6又は14に係るBi−CMOS半
導体装置の製造方法によれば、縦型PNP型バイポーラ
トランジスタのエミッタ領域と、CMOSトランジスタ
を構成するPMOSトランジスタ及びNMOSトランジ
スタの各ソース/ドレイン領域とはそれぞれ独立に形成
される。このため、縦型PNP型バイポーラトランジス
タのエミッタ領域とPMOSトランジスタのソース/ド
レイン領域のイオン注入条件をそれぞれ独立に設定する
ことができ、ひいては、それぞれの領域について最適な
イオン注入条件を設定することができる。
【0087】請求項20に係るBi−CMOS半導体装
置の製造方法によれば、縦型PNP型バイポーラトラン
ジスタのエミッタ領域と、CMOSトランジスタを構成
するPMOSトランジスタ及びNMOSトランジスタの
各ソース/ドレイン領域と、容量素子の容量電極とはそ
れぞれ独立に形成される。このため、縦型PNP型バイ
ポーラトランジスタのエミッタ領域とPMOSトランジ
スタのソース/ドレイン領域のイオン注入条件をそれぞ
れ独立に設定することができ、ひいては、それぞれの領
域について最適なイオン注入条件を設定することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第一の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図2】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第一の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図3】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第一の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図4】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第一の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図5】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第一の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図6】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第一の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図7】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第二の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図8】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第二の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図9】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製造
方法の第二の実施形態における一工程を示すBi−CM
OS半導体装置の断面図である。
【図10】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製
造方法の第二の実施形態における一工程を示すBi−C
MOS半導体装置の断面図である。
【図11】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製
造方法の第二の実施形態における一工程を示すBi−C
MOS半導体装置の断面図である。
【図12】本発明に係るBi−CMOS半導体装置の製
造方法の第二の実施形態における一工程を示すBi−C
MOS半導体装置の断面図である。
【図13】従来のBi−CMOS半導体装置の製造方法
における一工程を示すBi−CMOS半導体装置の断面
図である。
【図14】従来のBi−CMOS半導体装置の製造方法
における一工程を示すBi−CMOS半導体装置の断面
図である。
【図15】従来のBi−CMOS半導体装置の製造方法
における一工程を示すBi−CMOS半導体装置の断面
図である。
【図16】従来のBi−CMOS半導体装置の製造方法
における一工程を示すBi−CMOS半導体装置の断面
図である。
【図17】従来のBi−CMOS半導体装置の製造方法
における一工程を示すBi−CMOS半導体装置の断面
図である。
【図18】従来のBi−CMOS半導体装置の製造方法
における一工程を示すBi−CMOS半導体装置の断面
図である。
【図19】各ドーズ量におけるゲート寸法としきい値電
圧との関係を表すグラフである。
【図20】ドーズ量と電流増幅率との関係を表すグラフ
である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 2 フィールド酸化膜 3 酸化膜 4 高濃度N型コレクタ引き出し領域 5 高濃度P型コレクタ引き出し領域 6 N型コレクタ領域 7 P型ベース領域 8 N型コレクタ領域 9 P型ベース領域 10 Nウェル 11 Pウェル 12 マスク層 13 PMOSトランジスタのゲート電極 14 NMOSトランジスタのゲート電極 15 酸化膜 16、17 エミッタコンタクト 18 多結晶シリコン膜 19 フォトレジスト 20 エミッタ電極 21 P型エミッタ領域 22 P型外部ベース領域 23 N型エミッタ領域 24 N型ベース領域 25 PMOSトランジスタのソース/ドレイン領域 26 NMOSトランジスタのソース/ドレイン領域 27 層間絶縁膜 28 コンタクト 29 プラグ 30 金属配線 31 容量下部電極 32 フォトレジスト 33 容量上部電極

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上にNPN型バイポーラトラ
    ンジスタと、縦型PNP型バイポーラトランジスタと、
    CMOSトランジスタとを形成したBi−CMOS半導
    体装置の製造方法において、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
    の一部の領域上に第一多結晶シリコン層を形成する第一
    の過程と、 全面に酸化膜を形成する第二の過程と、 前記前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミッ
    タ形成領域上の前記酸化膜に開口部を設ける第三の過程
    と、 全面に第二多結晶シリコン層を形成する第四の過程と、 前記第二多結晶シリコン層をパターニングし、同時に、
    前記開口部を介して前記第一多結晶シリコン層を前記半
    導体基板までエッチングする第五の過程と、 前記酸化膜をマスクとして不純物をイオン注入し、前記
    縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミッタ領域に
    不純物を導入する第六の過程と、 を備えるBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第一の過程において、前記第一多結
    晶シリコン層は前記CMOSトランジスタのゲート電極
    をも構成するように形成されるものであることを特徴と
    する請求項1に記載のBi−CMOS半導体装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にNPN型バイポーラトラ
    ンジスタと、縦型PNP型バイポーラトランジスタと、
    CMOSトランジスタとを形成したBi−CMOS半導
    体装置の製造方法において、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
    の一部の領域上に第一多結晶シリコン層を形成する第一
    の過程と、 全面に酸化膜を形成する第二の過程と、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミッタ形
    成領域上の前記酸化膜に開口部を設ける第三の過程と、 全面に第二多結晶シリコン層を形成する第四の過程と、 前記第二多結晶シリコン層をパターニングし、同時に、
    前記開口部を介して前記第一多結晶シリコン層を前記半
    導体基板までエッチングする第五の過程と、 前記酸化膜をマスクとして不純物をイオン注入し、前記
    縦型PNP型バイポーラトランジスタのエミッタ領域に
    不純物を導入し、前記縦型PNP型バイポーラトランジ
    スタのエミッタ領域を形成する第六の過程と、 PMOSトランジスタのソース/ドレイン形成領域に不
    純物を導入する第七の過程と、 を備えるBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第七の過程においては、前記PMO
    Sトランジスタのゲート電極にも同時に不純物が導入さ
    れるものであることを特徴とする請求項3に記載のBi
    −CMOS半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第六の過程の後に、前記第一多結晶
    シリコン層及び前記ゲート電極にサイドウォールを形成
    する過程をさらに備えることを特徴とする請求項4に記
    載のBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板上にNPN型バイポーラトラ
    ンジスタと、縦型PNP型バイポーラトランジスタと、
    CMOSトランジスタとを形成したBi−CMOS半導
    体装置の製造方法において、 前記半導体基板上に、素子分離絶縁膜と、前記NPN型
    バイポーラトランジスタ及び前記縦型PNP型バイポー
    ラトランジスタの各ベース領域と、PMOSトランジス
    タのn型ウェルと、NMOSトランジスタのp型ウェル
    と、を形成する第一の過程と、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
    上に第一多結晶シリコン層からなるマスク層を形成する
    第二の過程と、 前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジス
    タの各ゲート電極を第二多結晶シリコン層から形成する
    第三の過程と、 全面に酸化膜を形成する第四の過程と、 前記マスク層上において前記酸化膜に第一開口部を設け
    る第五の過程と、 不純物を含む第三多結晶シリコン層を全面に形成する第
    六の過程と、 前記第三多結晶シリコン層をパターニングするととも
    に、前記第二開口部を介して前記第一多結晶シリコン層
    を前記半導体基板までエッチングする第七の過程と、 前記第七の過程におけるエッチングにより露出した前記
    半導体基板に不純物を導入し、前記縦型PNP型バイポ
    ーラトランジスタのエミッタ領域を形成する第八の過程
    と、 前記PMOSトランジスタのゲート電極及びソース/ド
    レイン領域に不純物を導入する第九の過程と、 前記NMOSトランジスタのゲート電極及びソース/ド
    レイン領域に不純物を導入する第十の過程と、 を備えるBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第五の過程においては、前記NPN
    型バイポーラトランジスタのベース領域上の前記酸化膜
    にも第二開口部が設けられ、 前記第七の過程においては、前記第三多結晶シリコン層
    をパターニングすることにより、前記NPN型バイポー
    ラトランジスタのエミッタ電極が形成されることを特徴
    とする請求項6に記載のBi−CMOS半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記第二の過程における前記マスク層と
    前記第三の過程における前記各ゲート電極は同一の多結
    晶シリコン層からなるものであり、前記第二の過程と前
    記第三の過程は同時に行われるものであることを特徴と
    する請求項6又は7に記載のBi−CMOS半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第七の過程における前記第三多結晶
    シリコン層のパターニングは、前記NPN型バイポーラ
    トランジスタのエミッタ電極形成領域上にフォトレジス
    トを形成し、このフォトレジストをマスクとして前記第
    三多結晶シリコン層をエッチングすることにより行わ
    れ、 前記第八の過程における前記半導体基板への不純物の導
    入は、前記フォトレジストを残したままの状態におい
    て、前記半導体基板の全面にイオン注入を行うことによ
    り、なされるものであることを特徴とする請求項6乃至
    8の何れか一項に記載のBi−CMOS半導体装置の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 前記酸化膜は、前記イオン注入の際の
    イオン注入エネルギーに対してマスクとなり得る程度の
    厚さを有していることを特徴とする請求項9に記載のB
    i−CMOS半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記酸化膜は500乃至1000オン
    グストロームの厚さを有し、前記イオン注入エネルギー
    は10乃至25KeVであることを特徴とする請求項1
    0に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第九の過程においては、前記NP
    N型バイポーラトランジスタのベース領域にも同時に不
    純物が導入されることを特徴とする請求項6乃至11の
    何れか一項に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第十の過程においては、前記縦型
    PNP型バイポーラトランジスタのベース領域にも同時
    に不純物が導入されることを特徴とする請求項6乃至1
    2の何れか一項に記載のBi−CMOS半導体装置の製
    造方法。
  14. 【請求項14】 半導体基板上にNPN型バイポーラト
    ランジスタと、縦型PNP型バイポーラトランジスタ
    と、CMOSトランジスタとを形成したBi−CMOS
    半導体装置の製造方法において、 前記半導体基板上に、素子分離絶縁膜と、前記NPN型
    バイポーラトランジスタ及び前記縦型PNP型バイポー
    ラトランジスタの各ベース領域と、PMOSトランジス
    タのn型ウェルと、NMOSトランジスタのp型ウェル
    と、を形成する第一の過程と、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
    上に第一多結晶シリコン層からなるマスク層を形成する
    第二の過程と、 前記PMOSトランジスタ及び前記NMOSトランジス
    タの各ゲート電極を第二多結晶シリコン層から形成する
    第三の過程と、 全面に酸化膜を形成する第四の過程と、 前記NPN型バイポーラトランジスタのベース領域上に
    おいて、及び、前記マスク層上において前記酸化膜にそ
    れぞれ第一開口部及び第二開口部を設ける第五の過程
    と、 不純物を含む第三多結晶シリコン層を全面に形成する第
    六の過程と、 前記第三多結晶シリコン層をパターニングし、前記NP
    N型バイポーラトランジスタのエミッタ電極を形成し、
    同時に、前記第二開口部を介して前記第一多結晶シリコ
    ン層を前記半導体基板までエッチングする第七の過程
    と、 前記第七の過程におけるエッチングにより露出した前記
    半導体基板に不純物を導入し、前記縦型PNP型バイポ
    ーラトランジスタのエミッタ領域を形成する第八の過程
    と、 前記NPN型バイポーラトランジスタのベース領域と、
    前記PMOSトランジスタのゲート電極及びソース/ド
    レイン領域とに不純物を導入する第九の過程と、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
    と、前記NMOSトランジスタのゲート電極及びソース
    /ドレイン領域とに不純物を導入する第十の過程と、 を備えるBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第二の過程における前記マスク層
    と前記第三の過程における前記各ゲート電極は同一の多
    結晶シリコン層からなるものであり、前記第二の過程と
    前記第三の過程は同時に行われるものであることを特徴
    とする請求項14に記載のBi−CMOS半導体装置の
    製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第七の過程における前記第三多結
    晶シリコン層のパターニングは、前記NPN型バイポー
    ラトランジスタのエミッタ電極形成領域上にフォトレジ
    ストを形成し、このフォトレジストをマスクとして前記
    第三多結晶シリコン層をエッチングすることにより行わ
    れ、 前記第八の過程における前記半導体基板への不純物の導
    入は、前記フォトレジストを残したままの状態におい
    て、前記半導体基板の全面にイオン注入を行うことによ
    り、なされるものであることを特徴とする請求項14又
    は15に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記酸化膜は、前記イオン注入の際の
    イオン注入エネルギーに対してマスクとなり得る程度の
    厚さを有していることを特徴とする請求項16に記載の
    Bi−CMOS半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記酸化膜は500乃至1000オン
    グストロームの厚さを有し、前記イオン注入エネルギー
    は10乃至25KeVであることを特徴とする請求項1
    7に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記第八の過程の後に、前記NPN型
    バイポーラトランジスタのエミッタ電極、前記マスク層
    及び前記各ゲート電極にサイドウォールを形成する過程
    をさらに備えることを特徴とする請求項7乃至18の何
    れか一項に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 半導体基板上に容量素子と、縦型PN
    P型バイポーラトランジスタと、CMOSトランジスタ
    とを形成したBi−CMOS半導体装置の製造方法にお
    いて、 前記半導体基板上に、素子分離絶縁膜と、前記縦型PN
    P型バイポーラトランジスタのベース領域と、PMOS
    トランジスタのn型ウェルと、NMOSトランジスタの
    p型ウェルと、を形成する第一の過程と、 不純物を含む第一多結晶シリコン層を全面に形成する第
    二の過程と、 前記第一多結晶シリコン層をパターニングし、前記容量
    素子の容量下部電極と、前記縦型PNP型バイポーラト
    ランジスタのベース領域上におけるマスク層と、PMO
    Sトランジスタ及びNMOSトランジスタの各ゲート電
    極とを形成する第三の過程と、 全面に酸化膜を形成する第四の過程と、 前記マスク層上において前記酸化膜に開口部を設ける第
    五の過程と、 不純物を含む第二多結晶シリコン層を全面に形成する第
    六の過程と、 前記第二多結晶シリコン層をパターニングし、前記酸化
    膜を介して前記容量下部電極上に容量上部電極を形成す
    るとともに、前記開口部を介して前記第一多結晶シリコ
    ン層を前記半導体基板までエッチングする第七の過程
    と、 前記第七の過程におけるエッチングにより露出した前記
    半導体基板に不純物を導入し、前記縦型PNP型バイポ
    ーラトランジスタのエミッタ領域を形成する第八の過程
    と、 前記PMOSトランジスタのゲート電極及びソース/ド
    レイン領域に不純物を導入する第九の過程と、 前記縦型PNP型バイポーラトランジスタのベース領域
    と、前記NMOSトランジスタのゲート電極及びソース
    /ドレイン領域とに不純物を導入する第十の過程と、 を備えるBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第八の過程の後に、前記容量下部
    電極及び前記容量上部電極、前記マスク層及び前記各ゲ
    ート電極にサイドウォールを形成する過程をさらに備え
    ることを特徴とする請求項20に記載のBi−CMOS
    半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記第七の過程における前記第二多結
    晶シリコン層のパターニングは、前記容量上部電極形成
    領域上にフォトレジストを形成し、このフォトレジスト
    をマスクとして前記第二多結晶シリコン層をエッチング
    することにより行われ、 前記第八の過程における前記半導体基板への不純物の導
    入は、前記フォトレジストを残したままの状態におい
    て、前記半導体基板の全面にイオン注入を行うことによ
    り、なされるものであることを特徴とする請求項20又
    は21に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 前記酸化膜は、前記イオン注入の際の
    イオン注入エネルギーに対してマスクとなり得る程度の
    厚さを有していることを特徴とする請求項22に記載の
    Bi−CMOS半導体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記酸化膜は500乃至1000オン
    グストロームの厚さを有し、前記イオン注入エネルギー
    は10乃至25KeVであることを特徴とする請求項2
    3に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 全面に層間絶縁膜を形成する過程と、
    前記層間絶縁膜にコンタクト孔を形成し、該コンタクト
    孔にコンタクトプラグを形成する過程と、 前記コンタクトプラグと接触させて金属配線を形成する
    過程と、 をさらに備えることを特徴とする請求項6乃至24の何
    れか一項に記載のBi−CMOS半導体装置の製造方
    法。
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