JP3172755B2 - 粒状洗剤の製造方法 - Google Patents

粒状洗剤の製造方法

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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/40Dyes ; Pigments
    • C11D3/42Brightening agents ; Blueing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
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    • C11D17/065High-density particulate detergent compositions

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各洗剤構成成分の殆ど
を粉体混合し、さらにノニオン界面活性剤を噴霧するこ
とにより粒状洗剤を製造する際に、洗剤の粉体白度を著
しく改善できる方法に関し、得られた粒状洗剤は産業用
ランドリー分野に有用である。
【0002】
【従来の技術】産業用のランドリー洗剤は日本における
一般家庭用と異なり、高温洗浄を行なうため、界面活性
剤としてノニオン界面活性剤を主成分として使用するこ
とが多い。ノニオン界面活性剤を多量に含有する洗剤の
製造方法として例えば、リボンミキサーのような撹拌羽
根のついた混合機中で、粉末の洗剤成分を粉体混合しな
がら、そこへノニオン界面活性剤を含む水溶液を噴霧す
ることにより含浸させる方法があり、これにより嵩比重
0.5以上の洗剤を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
無燐洗剤への移行から、粉体白度の劣る粉末原料を使用
するケースも多くなり、それによって洗剤の粉体白度が
劣る欠点を生じた。本発明はかかる欠点を解消し、すぐ
れた粉体白度を示す無燐粒状洗剤を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる欠点
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、各種洗剤原料
を均一に混合し、さらに、ノニオン界面活性剤水溶液を
噴霧する際に、特定の螢光剤を粉末で添加しておくこと
により、原料の粉体白度の如何によらず、優れた粉体白
度の粒状洗剤が得られることを見いだし、本発明に至っ
た。
【0005】洗剤原料をスラリー状態にし、その中へ蛍
光剤を配合し、噴霧乾燥にすることにより洗剤の白度を
向上させる試みは古くから行なわれている。本発明は特
定の蛍光剤を粉末状態で添加することにより、溶液状で
添加するよりも、勝れた粉体白度の洗剤が得られること
に特徴がある。
【0006】すなわち、本発明の粒状洗剤の製造方法
は、粉末原料を粉体混合するとともにノニオン界面活性
剤水溶液を噴霧することにより粒状洗剤を製造する方法
において、得られる粒状洗剤が、(a) 炭酸塩:20
〜70重量%、(b) 下記化2で表される4,4−ビ
ス(2−スルホスチリル)ビフェニル塩からなる蛍光
剤:0.05〜0.5重量%、
【0007】
【化2】
【0008】(c) ノニオン界面活性剤:3〜20重
量%を含有しするように用い、かつ、前記(a)および
(b)成分を粉末原料として用い、前記ノニオン界面活
性剤水溶液が(c)成分のノニオン界面活性剤を含み、
水分含量が20重量%以下であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施態様】本発明で用いる成分(a)の炭酸塩
は、一般的には炭酸ナトリウムの粉末であり、嵩比重
0.5〜0.8のものが好ましい。無燐洗剤においてこ
の炭酸塩はノニオン界面活性剤を含浸する成分として特
に重要である。そのため吸油量として35ml/100
g以上のものが特に好ましい。また、炭酸カリウムなど
の他の塩を配合することもできる。
【0010】本発明で使用される炭酸塩の含有量は、粒
状洗剤中の20〜70重量%、好ましくは40〜60重
量%の範囲である。炭酸塩の含有量が20重量%未満で
は、洗浄中に十分なビルダー効果が得られず、70重量
%を超えると、被洗物にやけが生じ好ましくない。本発
明の(b)成分は4,4−ビス(2−スルホスチリル)
ビフェニル塩からなる蛍光剤であり、粉末原料として配
合される。
【0011】本発明で用いる(b)成分の含有量は0.
05〜0.5重量%、好ましくは0.1〜0.25重量
%の範囲である。(b)成分の含有量が0.05重量%
未満では粉体白度の改善効果が不十分であり、一方、
0.5重量%を超えると蛍光剤により洗剤粒子がかえっ
て黄変してしまい、好ましくない。
【0012】本発明の(c)成分であるノニオン界面活
性剤の具体例を示せば以下の通りである。 1) 平均炭素数9〜20のアルキル基またはアルケニ
ル基を有するアルコールエトキシレート。 2) 平均炭素数9〜20のアルキル基またはアルケニ
ル基を有する脂肪族アルコールにエチレンオキシドおよ
びプロピレンオキシシドを付加したポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテル。 3) 平均炭素数8〜22のアルキル基またはアルケニ
ル基を有する脂肪酸メチルエステル(R1COOCH3
にエチレンオキシドを付加した脂肪酸メチルエトキシレ
ート(一般式は化3の通り)。
【0013】
【化3】R1CO(OCH2CH2)nOCH3
【0014】本発明で使用されるノニオン界面活性剤の
含有量は粒状洗剤中の3〜20重量%、好ましくは7〜
15重量%の範囲である。ノニオン界面活性剤の含有量
が3重量%未満では蛍光剤を洗剤表面に均一に分布せし
めることが困難となり、一方、20重量%を超えると洗
剤の流動性が劣り好ましくない。さらに、本発明におい
て用いるノニオン界面活性剤水溶液中の水分の量が20
重量%を超えると、経日によって洗剤が黄変してしまい
好ましくない。
【0015】本発明において使用される好適な無燐キレ
ートビルダーを次に列挙する。 1) クエン酸塩、コハク酸塩等の多価カルボン酸塩、 2) ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩等
のアミノ多価カルボン酸塩、 3) ポリアクリル酸塩等のポリカルボン酸塩、 4) 結晶性層状珪酸ナトリウム塩。 本発明において使用される無燐キレートビルダーの好適
な含有量は、粒状洗剤中、10〜30重量%の範囲であ
る。
【0016】本発明においては必要に応じ、アニオン界
面活性剤を使用することができる。使用に好適なアニオ
ン界面活性剤を以下に列挙する。 1) 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩、 2) 平均炭素数10〜20のα−オレフィンスルホン
酸塩、 3) 平均炭素数10〜18のアルキル基またはアルケ
ニル基を有する脂肪族アルコール硫酸塩。
【0017】本発明においてはさらに、上記必須成分以
外の蛍光剤、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレ
ングリコール、ポリビニルピロリドン等の再汚染防止
剤、酵素、消泡剤、芒硝等の常用成分も使用できる。
【0018】本発明では、上述の(a)成分の炭酸塩お
よび(b)成分の特定の蛍光剤を粉末原料として用い、
さらにこれらに他の粉末原料を添加し、これらを混合す
るとともに、水分量が20重量%以下の(c)成分のノ
ニオン界面活性剤水溶液を噴霧して造粒し、嵩比重0.
5以上の粒状洗剤とする。ノニオン界面活性剤の噴霧
は、粉体原料の混合後に行なっても、混合しながら行な
ってもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、粉末状の炭酸塩と粉末
状の特定の蛍光剤とを混合しつつ、水分量を規定したノ
ニオン界面活性剤を噴霧して造粒することにより、得ら
れる粒状洗剤の白度が改善され、無燐、高嵩比重の粒状
洗剤の製造に好適である。
【0020】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。 実施例1 まず第一成分として、下記表1に示す成分組成になるよ
うに各原料をリボンミキサー中でよく混合する。ここ
で、蛍光剤としては、後記表2に示したように4,4−
ビス(2−スルホスチリル)ビフェニルル塩(チノパー
ルCBS)またはスチルベンタイプの螢光剤を(カヤホ
ールLSK)を用いた。
【0021】
【表1】 成 分 配合量(重量%) α−オレフィンスルホン酸Na粉末 10 粉石鹸 10 結晶性層状珪酸Na 10 軽質炭酸Na(吸油量72ml/100g) 50 芒硝 残余 蛍光剤 0.2 水分 2 合 計 100.0
【0022】その後、第二成分として、水分を10重量
%含有する、アルキル基が12〜14の第二級アルコー
ルにエチレンオキシドを5モル付加したアルコールエト
キシレート(商品名ソフタノール50)であるノニオン
界面活性剤水溶液を60℃に加熱し、回転しているリボ
ンミキサー中に、第一成分100重量部に対し、10重
量部の割合になるように、10Kg/cm2 の加圧下で
一流体ノズルを用いて噴霧し、嵩比重0.66の粒状洗
剤を得た。噴霧時間に10分間を要した。得られた粒状
結果を表2に示す。
【0023】
【表2】 実施例1 比較例1 使用した蛍光剤 チノパールCBS カヤホールLSK 得られた洗剤の白度 95 80 チノパールCBS:チバガイギー社製、本発明の(b)
成分の蛍光剤 カヤホールLSK:日本化薬(株)製、スチルベンタイ
プの螢光剤 白度:日本電色製の測色色差計により測定し、そのハン
ター白度を示す
【0024】実施例2 蛍光剤の配合量を除き、実施例1と同様の方法で洗剤を
調製した。結果を表3に示す。
【0025】
【表3】 実施例 比較例 2 3 2 3 チノパールCBS配合量(重量%) 0.1 0.4 0 1.0 得られた洗剤の白度 93 98 75 80
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 17/06 C11D 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末原料を粉体混合するとともにノニオ
    ン界面活性剤水溶液を噴霧して造粒することにより粒状
    洗剤を製造する方法において、 得られる粒状洗剤が、 (a) 炭酸塩:20〜70重量%、 (b) 下記化1で表される4,4−ビス(2−スルホ
    スチリル)ビフェニル塩からなる蛍光剤:0.05〜
    0.5重量%、 【化1】 (c) ノニオン界面活性剤:3〜20重量% を含有するように各成分を用い、 かつ、前記(a)および(b)成分を粉末原料として用
    い、前記ノニオン界面活性剤水溶液が(c)成分のノニ
    オン界面活性剤を含み、水溶液中の水分含量が20重量
    %以下であることを特徴とする粒状洗剤の製造方法。
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