JP3172658U - 電動スクータの擬似走行音発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動スクータの走行時において前照灯が点灯している間は常時擬似走行音を発することができるような電動スクータの擬似走行音発生装置を提供することにある。
【解決手段】 擬似車速信号を出力する擬似車速信号出力装置5と、出力された擬似車速信号に基づいて予め設定された擬似音信号を出力する擬似音信号出力装置6と、この擬似音信号を増幅して出力するスピーカ8とを備え、前記擬似車速信号出力装置5、擬似音信号出力装置6及びスピーカ8は前照灯2と共通の電源回路3に設けられ、前照灯2の点灯に伴って作動する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、電動スクータの擬似走行音発生装置に関するものである。
ガソリンなどを燃焼させる内燃機関を搭載しない電気自動車は、エンジンなどから発生する原動音がないため静かな走行が得られる一方で、静音走行が反って歩行者や自転車に乗っている人にとっては危険になるといった事態を招いている。そこで、従来から電気自動車に搭載される擬似走行音発生装置が知られている(特許文献1)。この擬似走行音発生装置は、例えば車速センサにより検出された車速に応じた周波数信号を擬似走行音として発するもので、擬似的に作られた走行音によって歩行者や自転車に乗っている人などに自動車が近づいていることを察知させ、注意を促すものである。
ところで、最近では環境問題に対する意識の向上や自然エネルギーに対する期待の高まりの中で、電気自動車だけでなく電動スクータや電動バイクなどの二輪車又は三輪車(以下、電動スクータという。)にも需要が高まっているが、この電動スクータも電気自動車と同様電気モータを原動力とするため、歩行者や自転車に乗っている人などに対しては上記と同様の問題が起こりうる。
しかしながら、現在市販されている電動スクータの中には擬似走行音発生装置を搭載しているものはなく、また一般には電動スクータは自動車のような車速センサを装備していないために、上記のような車速に応じた擬似走行音を発するような擬似走行音発生装置を適用することができなかった。
特開平7−32948号公報
そこで、本考案の目的は、電動スクータは走行時に前照灯を点灯することが法上義務付けられていることに着目して、走行時において前照灯が点灯している間は常時擬似走行音を発することができる簡易手段による擬似走行音発生装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本考案に係る電動スクータの擬似走行音発生装置は、擬似車速信号を出力する擬似車速信号出力装置と、出力された擬似車速信号に基づいて予め設定された擬似音信号を出力する擬似音信号出力装置と、この擬似音信号を増幅して出力するスピーカとを備え、前記擬似車速信号出力装置、擬似音信号出力装置及びスピーカは前照灯と共通の電源回路に設けられ、前照灯の点灯に伴って作動することを特徴とする。
また、本考案に係る電動スクータの擬似走行音発生装置の他の実施例では、車速センサと、車速センサでの検出信号に基づいて車速信号を出力する車速信号出力装置と、出力された車速信号に基づいて擬似音信号を選択し、選択された擬似音信号を出力する擬似音信号出力装置と、この擬似音信号を増幅して出力するスピーカとを備え、前記車速信号出力装置、擬似音信号出力装置及びスピーカは前照灯と共通の電源回路に設けられ、前照灯の点灯に伴って作動することを特徴とする。
本考案に係る電動スクータの擬似走行音発生装置では、前照灯の点灯に伴って自動的に擬似走行音が発せられるので、簡単な手段でありながら歩行者や自転車に乗っている人などに電動スクータが近づいていることを確実に察知させることができる。
また、車速センサを用いることで、より実際の走行速度に対応した擬似走行音によって危険を知らせることができる。
本考案の第1実施形態に係る擬似走行音発生装置の概略図である。 本考案に係る擬似走行音発生装置を搭載した電動スクータの側面図である。 本考案の第2実施形態に係る擬似走行音発生装置の概略図である。
以下添付図面に基づいて、本考案に係る電動スクータの擬似走行音発生装置の実施形態を詳細に説明する。図1及び図2には本考案に係る電動スクータの擬似走行音発生装置の第1実施形態が示されている。この擬似走行音発生装置1は、前照灯2と共通の電源回路3に繋がっており、バッテリ4から前照灯2に電気が供給されて前照灯2が点灯すると同時に擬似走行音発生装置1も作動するように構成されている。この擬似走行音発生装置1は擬似車速信号を出力する擬似車速信号出力装置5と、この擬似車速信号出力装置5から出力される擬似車速信号によって予め設定された所定周波数の擬似音信号を出力する擬似音信号出力装置6と、出力された擬似音信号を増幅する増幅器7と、増幅された擬似音信号を出力するスピーカ8とを備えた構成となっている。
擬似車速信号出力装置5は、電動スクータ11が実際に走行する際の車速とは関係なく、予め設定されたパルス信号を出力するように構成されており、前記前照灯2が点灯すると同時に作動してパルス信号を出力する。すなわち、擬似走行音発生装置1は電動スクータ11のスタータキー9を回すことによって起動し、さらにアクセルグリップを回してアクセルコントローラ10のスイッチをオンにすることで、バッテリ4からの電気が電源回路3を通じて前照灯2及び擬似走行音発生装置1に供給される。その状態において、前照灯2が点灯し、それと同時に擬似車速信号出力装置5が作動して所定のパルス信号を出力する。なお、前記アクセルグリップを回すことによって電動モータも回転し、電動スクータ11の走行が可能となる。
擬似音信号出力装置6は、例えば増幅器7を内蔵したワンチップマイコン27aによって構成されている。ワンチップマイコン27aの中に予め所定周波数の擬似音信号が記憶されており、前記擬似車速信号出力装置5から出力されたパルス信号を受けて所定周波数の擬似音信号が出力される。所定周波数は、エンジン音やスクータの走行音に近い音域の周波数の合成音が望ましいが、特に限定されるものではない。
擬似音信号出力装置6から出力された擬似音信号は、ワンチップマイコン27aに内蔵されている増幅器7によって所定のレベル音まで増幅されたのち、スピーカ8から擬似走行音として発せられる。なお、この実施形態では増幅器7がワンチップマイコン27aに内蔵されている場合について説明したが、増幅器7は独立して設けられていてもよく、またスピーカ8に内蔵された一体型のものであってもよい。また、スピーカ8に音量調整機能を設けることでスピーカ8から発せられる擬似走行音の音量を調整することも可能である。
本考案の擬似走行音発生装置を構成する擬似車速信号出力装置5及び擬似音信号出力装置6は、例えば図2に示した電動スクータ11において、座席シート12の下部に設けられた収納スペース13内にバッテリ4と共に配置され、スピーカ8は座席シート12の前方中央部の部材などに取り付けられ、外装パネル14によって外からは見えないように配慮されている。増幅器7はワンチップマイコン27aの中に内蔵されている。
次に、上記構成からなる擬似走行音発生装置1の動作を説明する。先ず、キーシリンダにスタータキー9を差し込んで時計回り方向に回すと擬似走行音発生装置1が起動する。次いで、アクセルグリップを回してアクセルコントローラ10のスイッチをオンにすることでバッテリ4からの電気が電源回路3を通じて前照灯2及び擬似走行音発生装置1に供給され、前照灯2が点灯する。擬似車速信号出力装置5はこの前照灯2の点灯と同時に作動して擬似車速信号を発生し、擬似音信号出力装置6に出力する。擬似音信号出力装置6では擬似車速信号を受けて予め設定された所定周波数の擬似音信号を発生する。擬似音信号出力装置6から出力された擬似音信号は、増幅器7で増幅されたのち、座席シート12の前方に位置するスピーカ8から擬似走行音として発せられる。
電動スクータ11が走行している間は、バッテリ4からの電気が前照灯2及び擬似走行音発生装置1に供給され続けるので、前照灯2が点灯し続けると同時に擬似走行音発生装置1から擬似走行音が鳴り続ける。そのため、歩行者や自転車に乗った人にスクータが近づいてくることを察知させることができる他、電動スクータ11を運転する当人にも走行中であることを認識させる効果がある。本実施形態における擬似走行音の音圧や音量は常に一定であり、電動スクータ11の速度には対応していないが、電動スクータ11の接近を歩行者などに察知させるには十分である。
電動スクータ11を停止してアクセルグリップを元の位置に戻するアクセルコントローラ10のスイッチがオフとなり、バッテリ4からの電気が前照灯2及び擬似走行音発生装置1に供給されなくなる。その結果、前照灯2が消えると同時に擬似走行音発生装置1も作動を停止するため擬似走行音を発しなくなる。
図2及び図3には本考案に係る擬似走行音発生装置の第2実施形態が示されている。この擬似走行音発生装置20は、電動スクータ11の走行速度に応じて擬似走行音の音圧を変えるようにしたものである。そのために、前記実施形態における擬似車速信号出力装置5に代えて、車速センサ21と車速信号出力装置25を設けている。
前記車速センサ21は電動スクータ11の前輪15の車軸に取り付けられ、スクータ走行時の前輪15の回転数から速度を検出する。車速信号出力装置25には、例えばパルス幅の異なる複数の車速信号が記憶されており、前記車速センサ21からの検出信号に基づいて複数の車速信号の中から選択された車速信号が出力される。この車速信号は擬似音信号出力装置26に出力されるが、擬似音信号出力装置26にも周波数の異なる複数の擬似音信号が記憶されており、前記車速信号出力装置25から出力された車速信号に基づいて複数の擬似音信号から選択された所定の擬似音信号が出力される。
前記周波数の異なる複数の擬似音信号からは、例えば電動スクータ11が低速の場合には低い周波数の擬似音信号が選択され、高速の場合には高い周波数の擬似音信号が選択される。選択される擬似音信号の数は2つ又は3つ以上でもよく、また走行速度に応じて連続的に変化するようにしてもよい。
この実施形態では、前記車速信号出力装置25、擬似音信号出力装置26及び増幅器7がワンチップマイコン27bの中に一体化された構造となっているが、増幅器7は独立して設けられていてもよく、またスピーカ8に内蔵された一体型のものであってもよい。なお、スピーカ8は前記第1実施形態のものと同様の構成からなるので、同一の符号を付すことによって詳細な説明は省略する。
したがって、この第2の実施形態における擬似走行音発生装置20にあっては、前照灯2が点灯するのと同時に車速信号出力装置25にも電気が供給されるが、この段階は待機状態であり第1実施形態とは異なって車速信号を出力しない。さらに電動モータが回転して電動スクータ11が走行を始めると車速センサ21が走行速度を検出し、この検出信号に基づいて車速信号出力装置25では所定の車速信号が選択される。そして、この車速信号に基づいて擬似音信号出力装置26では所定の擬似音信号が選択され、車速に対応した擬似走行音がスピーカ8から発せられる。
なお、上記第1実施形態では擬似車速信号出力装置5を設けた場合について、また第2実施形態では擬似車速信号出力装置5に代えて、車速センサ21と車速信号出力装置25を設けた場合についてそれぞれ説明したが、図2に示したように、これら擬似車速信号出力装置5、車速センサ21及び車速信号出力装置を一台の電動スクータ11に設けておき、擬似車速信号出力装置及び車速信号出力装置のいずれか一方を運転者に選択させることも可能である。
1 擬似走行音発生装置
2 前照灯
3 電源回路
4 バッテリ
5 擬似車速信号出力装置
6 擬似音信号出力装置
7 増幅器
8 スピーカ
9 スタータキー
10 アクセルコントローラ
11 電動スクータ
12 座席シート
13 収納スペース
14 外装パネル
15 前輪
20 擬似走行音発生装置
21 車速センサ
25 車速信号出力装置
26 擬似音信号出力装置
27a,27b ワンチップマイコン

Claims (5)

  1. 擬似車速信号を出力する擬似車速信号出力装置と、出力された擬似車速信号に基づいて予め設定された擬似音信号を出力する擬似音信号出力装置と、この擬似音信号を増幅して出力するスピーカとを備え、
    前記擬似車速信号出力装置、擬似音信号出力装置及びスピーカは前照灯と共通の電源回路に設けられ、前照灯の点灯に伴って作動することを特徴とする電動スクータの擬似走行音発生装置。
  2. 前記擬似車速信号は、電動スクータの車速の大小にかかわらず、パルス幅が一定の信号からなる請求項1に記載の電動スクータの擬似走行音発生装置。
  3. 車速センサと、車速センサでの検出信号に基づいて車速信号を出力する車速信号出力装置と、出力された車速信号に基づいて擬似音信号を選択し、選択された擬似音信号を出力する擬似音信号出力装置と、この擬似音信号を増幅して出力するスピーカとを備え、
    前記車速信号出力装置、擬似音信号出力装置及びスピーカは前照灯と共通の電源回路に設けられ、前照灯の点灯に伴って作動することを特徴とする電動スクータの擬似走行音発生装置。
  4. 前記車速信号は電動スクータの車速に応じてパルス幅の異なる複数の車速信号から選択されると共に、擬似音信号出力装置は周波数の異なる複数の擬似音信号を備え、
    前記電動スクータの車速に応じて複数の車速信号から選択された車速信号に基づいて複数の擬似音信号から所定の擬似音信号が選択され出力される請求項3に記載の電動スクータの擬似走行音発生装置。
  5. さらに、擬似車速信号を出力する擬似車速信号出力装置を備え、この擬似車速信号出力装置と前記車速信号出力装置とが切換可能である請求項3に記載の電動スクータの擬似走行音発生装置。
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