JP3172058U - ティッシュボックス装丁具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ティッシュボックス本体を覆い隠して装飾性を向上するとともに、衛生状態および美観を永く保つことのできるティッシュボックス装丁具を提供する。
【解決手段】展開状態において長方形の一葉のシート材の長辺の中央部両側端部に可撓性ウイング片を設け、短辺の両側端部の2箇所にティッシュボックスのティッシュペーパー取出口の幅より大きい間隔で係止具を設ける。可撓性ウイング片間にティッシュボックスの短辺を配置することにより、ティッシュボックスの縦方向が弾性支持され、配置されたティッシュボックスの縦方向の両側のシート材を立ち上げてその両側端部を係止具で係合することにより、ティッシュボックスを囲繞するシート材の側部が外方へ突出する湾曲面を呈するとともに、両側端部にティッシュペーパーの取出スリーブが形成される。
【選択図】図8
【解決手段】展開状態において長方形の一葉のシート材の長辺の中央部両側端部に可撓性ウイング片を設け、短辺の両側端部の2箇所にティッシュボックスのティッシュペーパー取出口の幅より大きい間隔で係止具を設ける。可撓性ウイング片間にティッシュボックスの短辺を配置することにより、ティッシュボックスの縦方向が弾性支持され、配置されたティッシュボックスの縦方向の両側のシート材を立ち上げてその両側端部を係止具で係合することにより、ティッシュボックスを囲繞するシート材の側部が外方へ突出する湾曲面を呈するとともに、両側端部にティッシュペーパーの取出スリーブが形成される。
【選択図】図8
Description
本考案は、ティッシュボックスからのティッシュペーパー抜取機能を維持しつつ、ティッシュボックスが剥き出し状態とならないようして装飾機能を兼備したティッシュボックス装丁具に関するものである。
ティッシュペーパーを積層して収容したティッシュボックスは、汚損、防湿などへの配慮を要することから、ティッシュボックス本体を収容するカバー状のものが多く提案されている(例えば、特許文献1,2,3参照)。
一般にカバー状に構成されるものは、ティッシュボックス本体の外形に倣う形態で、布製あるいは合成樹脂のものが多く市販されている。しかしながら、かかる形態のカバーは、ティッシュボックス本体の角形のイメージを完全に払拭することができず、装飾性に限度のあるものであった。
本来商業施設、ホテルの客室あるいはティッシュボックスの配置を必要とする飲食店においては、ティッシュボックスを剥き出しにしておくことは、他のディスプレイなどとの調和を配慮すると好ましくなく、これにカバーを用いた場合は、これ自体の汚損により衛生的イメージが損なわれるという、相反する問題が生じることになる。かかる問題は一般家庭においても同様であって、ティッシュボックスの機能本位の無機質なイメージを完全に払拭できる装飾的にも優れたティッシュボックス装丁具が要望されるに至った。
そこで本考案は、以下に述べる手段により上記課題を解決するようにした。即ち、請求項1記載の考案では、展開状態において長方形状の一葉のシート材であって、該シート材の長辺の中央部両側端部に可撓性ウイング片を設ける一方、短辺の両側端部の2箇所にティッシュボックスのティッシュペーパー取出口の幅より大きい間隔で係止具を設けてなり、前記可撓性ウイング片間にティッシュボックスの短辺を配置することにより、該ティッシュボックスの縦方向が弾性支持され、配置された前記ティッシュボックスの縦方向の両側のシート材を立ち上げてその両側端部を前記係止具で係合することにより、前記ティッシュボックスを囲繞する前記シート材の側部が外方へ突出する湾曲面を呈するとともに、前記両側端部にティッシュペーパーの取出スリーブが形成されるようにしたティッシュボックス装丁具となるようにする。
請求項2に記載の考案では、上記請求項1に記載のティッシュボックス装丁具において、前記ティッシュボックスの縦方向の下端の偶各部に対応する前記シート材の位置に折曲案内溝を形成する。
請求項3に記載の考案では、上記請求項1に記載のティッシュボックス装丁具において、前記可撓性ウイング片が前記シート材に接着または縫着されているようにする。
請求項4に記載の考案では、上記請求項1に記載のティッシュボックス装丁具において、前記可撓性ウイング片が前記シート材に切り抜き造形して一体に形成されているようにする。
請求項5に記載の考案では、上記請求項3または請求項4に記載のティッシュボックス装丁具において、前記可撓性ウイング片が物品を形取る外形に形成されているようにする。
請求項6に記載の考案では、上記請求項1に記載のティッシュボックス装丁具において、前記シート材のティッシュボックスの底面の長手方向の両端部に対向する位置に、前記ティッシュボックスを底上げするための支脚片を切り抜き造形して一体に形成されているようにする。
本考案のティッシュボックス装丁具によれば、ティッシュボックス本体がシート材による湾曲面で囲繞される状態となるので、この湾曲面の造形が主体となることから無機質なティッシュボックスの外観を覆い隠すことができる。また、ティッシュボックスの着脱も容易であり、主体となるシート材が一葉であることから、清掃を容易に行うことができ、衛生状態および美観を永く保つことができる。
さらに、シート材は素材の限定を受けることはないが、天然木シートを採用した場合、高級感のあるディスプレイ効果を得ることができる。しかも、シート材である利点により、表面に模様、テキストの印刷を容易に行うことができことから宣伝効果が得られるようにした商業的利用も可能となる。また、本考案ではシート材を主体に構成してあることからティッシュボックスの外形に倣う固定的な形状とならず、展開して複数枚を積層したり、折り畳んでおくことができることから、保管などにおいて融通性の高いものとなる。
本考案の実施の形態を図に基づいて以下に説明する。図1は本考案のティッシュボックス装丁具1の展開状態の表面図であり、図2はその裏面図、図3はその側面図を示す。同各図において、符号2は主体となるシート材であり、一葉の長方形状であって可撓性を有するものであればよく、紙素材、合成樹脂素材あるいは天然木素材などが代表例なるが、これらの素材に限定されることはない。なお、天然木素材を採用する場合は、中心に紙製芯材を介在させた積層構造が望ましい。
前記シート材2の長辺2a、2bの中央部両側端部には、可撓性ウイング片3a,3bが下端部において接着あるいは縫着されている。なお、前記可撓性ウイング片3a、3bは図4に示すように、その外形を切り抜き造形し、シート材2と一体になった基部に破線で示す折曲案内溝3c,3dを形成するようにしてもよい。一方、短辺2c,2dの両側端部の2箇所に、ティッシュボックスのティッシュペーパー取出口より大きい間隔で雄雌結合する係止具(本実施例の場合はスナップファスナー)4a、4b、4c、4dが配設されている。なお、前記係止具4a、4b、4c、4dのシート材2の表面への露呈を避ける場合は、面ファスナーを代替えに採用してもよい。
本考案のティッシュボックス装丁具1は以上のように構成されていることから、これにティッシュボックスTBを配置する場合は、図5に示すように、一方の可撓性ウイング片3a/3bを押し上げ、ティッシュボックスTBの一方の下端の偶角部を同図矢印に示すように押し込む。その後、他方の可撓性ウイング片3b/3aを押し上げ、ティッシュボックスTBの他方の下端の偶角部を同図の矢印に示すように押し込む。
このようにして、ティッシュボックスTBを図2に仮想線で示すように配置した後、ティッシュボックスTBからティッシュペーパーTPを摘み出す。そして、ティッシュボックスTBの縦方向の両側のシート材2の残余の部分を立ち上げ、図6に示すようにティッシュペーパーTPの先端部をシート材2の短辺2c,2dの両側端部で挟み、係止具4a、4b、4c、4dで前記短辺同志2c,2dを固定する。なお、ティッシュボックスTBの縦方向の下端の偶角部に対応するシート材2の位置に、図4に破線で示すように折曲案内溝2e,2fを形成しておくことにより、ティッシュボックスTBの位置決め、およびシート材2の立ち上げが容易となる。
以上のようにして本考案のティッシュボックス装丁具1をティッシュボックスTBに装着すると、図7に示すようにシート材2の短辺2c,2dの両側端部で、ティッシュペーパーTPを引き抜くに必要な間隙を保った取出スリーブSVが形成され、連続してティッシュペーパーTPの取り出しが可能となる。
このようにしてティッシュボックスTBに装丁されたティッシュボックス装丁具1は、図8に示すようにシート材2のティッシュボックスTBの側面に位置する部分が外方へ突出する湾曲面を呈して対向する状態になることから、全体が円筒状に近似する形態となり、ティッシュボックスTBの角形のイメージが完全に払拭されることになる。
図9は本考案のティッシュボックス装丁具1の未使用時における収容状態を示すもので、同図に示すように展開したシート材2の端部を係止具4a、4b、4c、4dで連結して一体化することができる。これにより容積がきわめて小さくなり、保管、輸送などに有利となる。また、上述したようにシート材2に形成した折曲案内溝2e,2fで折曲して図10に示すように折り畳むことができることから、商品展示する場合などにおいてコンパクトな包装が可能となる。
なお、可撓性ウイング片3a,3bを、例えば図11に示す自動車の造形、あるいは図12に示す建築物を示す造形にして意匠効果を付与したり、シート材2の湾曲面に宣伝広告文を印刷するなどの商業的活用、あるいはカレンダーの印刷により機能性の向上などが可能となり、応用の範囲は多岐に亘るものとなる。
図13は、本考案の更に他の例を示す斜視図であり、シート材2の底部に相当する両端部に、同図に示すように延長舌片2g、2hを形成し、更にこの延長舌片2g、2hの先端に可撓性ウイング3a、3bを一体に形成する。前記シート材2の本体と延長舌片2g,2hとの間には、同図の展開部に示すように折曲案内溝2iと、延長舌片2g,2hとの間に折曲案内溝2jを形成する。更に、前記シート材2の両端部には、接着絶縁テープ6を剥離可能に備えた両面テープ5を貼着する。なお、この両面テープ5は、前記延長舌片2g、2hに貼着するようにしてもよい。
以上のように構成したティッシュボックス装丁具1を組み立てる場合は、両面テープ5から接着絶縁テープ6を剥離し、その剥離面に延長舌片2g,2hを接着して図13に示す可撓性ウイング3bのようにシート材2上に起立させて固定する。このように構成することにより、シート材2の外形成形のみで可撓性ウイング3a,3bも同時に成形することができることから、量産性に優れたものとなる。
ところで、一般的なティッシュボックスは、横長で方形状のものが多く流通しているが、ティッシュペーパーの収容量に応じたティッシュボックスの縦方向のサイズを大略、大型、中型、小型に分類することができる。上記実施例によるティッシュボックス装丁具1は、大型サイズのティッシュボックスに対応できるように構成したものであるが、かかる構成による場合においても小型のティッシュボックスの装丁に対応できるようにし、使い勝手を損なわないようにすることが望ましい。
そこで本考案では、図14に示すように、収容するティッシュボックスTBの底部に対応する部分に、外形を切り抜き造形した支脚片2gを備えるようにした。この支脚片2gを図15に示すように、折曲案内溝2hで折り曲げて立ち上げ、更に折曲案内溝2iで前半部を折り曲げて反転し、その前半部の中央の舌片2jをスリット2kに差し込み、更に前記前半部の端部を、舌片2lを立ち上げて固定する。
これにより、図15に示すように、支脚片2gが立ち上がって固定された状態となることから、小型、中型サイズのティッシュボックスTBの底上げが可能となり、大型サイズのティッシュボックスTBと同様の使い勝手が得られるティッシュボックス装丁具となるようにすることができる。
1・・・・・・・ティッシュボックス装丁具
2・・・・・・・シート材
3a・3b・・・可撓性ウイング片
4a〜4d・・・係止具
TB・・・・・・ティッシュボックス
TP・・・・・・ティッシュペーパー
SV・・・・・・取出スリーブ
2・・・・・・・シート材
3a・3b・・・可撓性ウイング片
4a〜4d・・・係止具
TB・・・・・・ティッシュボックス
TP・・・・・・ティッシュペーパー
SV・・・・・・取出スリーブ
Claims (6)
- 展開状態において長方形状の一葉のシート材であって、該シート材の長辺の中央部両側端部に可撓性ウイング片を設ける一方、短辺の両側端部の2箇所にティッシュボックスのティッシュペーパー取出口の幅より大きい間隔で係止具を設けてなり、
前記可撓性ウイング片間にティッシュボックスの短辺を配置することにより、該ティッシュボックスの縦方向が弾性支持され、配置された前記ティッシュボックスの縦方向の両側のシート材を立ち上げてその両側端部を前記係止具で係合することにより、前記ティッシュボックスを囲繞する前記シート材の側部が外方へ突出する湾曲面を呈するとともに、前記両側端部にティッシュペーパーの取出スリーブが形成されるようにしたことを特徴とするティッシュボックス装丁具。 - 前記ティッシュボックスの縦方向の下端の偶角部に対応する前記シート材の位置に折曲案内溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載のティッシュボックス装丁具。
- 前記可撓性ウイング片が前記シート材に接着または縫着されていることを特徴とする請求項1に記載のティッシュボックス装丁具。
- 前記可撓性ウイング片が前記シート材に切り抜き造形して一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のティッシュボックス装丁具。
- 前記可撓性ウイング片が物品を形取る外形に形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のティッシュボックス装丁具。
- 前記シート材のティッシュボックスの底面の長手方向の両端部に対向する位置に、前記ティッシュボックスを底上げするための支脚片を切り抜き造形して一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載ティッシュボックス装丁具。
Publications (1)
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JP3172058U true JP3172058U (ja) | 2011-12-01 |
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