JP3172024U - 汗取りパッド付き衣類 - Google Patents
汗取りパッド付き衣類 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3172024U JP3172024U JP2011005448U JP2011005448U JP3172024U JP 3172024 U JP3172024 U JP 3172024U JP 2011005448 U JP2011005448 U JP 2011005448U JP 2011005448 U JP2011005448 U JP 2011005448U JP 3172024 U JP3172024 U JP 3172024U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sweat
- pad
- sewn
- line
- sweat pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000004243 Sweat Anatomy 0.000 title claims abstract description 91
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims abstract description 11
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 10
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims abstract description 5
- 208000008454 Hyperhidrosis Diseases 0.000 description 3
- 230000000875 corresponding Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 description 2
- 230000035900 sweating Effects 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 210000000038 chest Anatomy 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】脇の下にフィットして汗を効率よく吸収し、又、縫目が表面に現れない汗取りパットを備える衣類を提供する。
【解決手段】汗取りパット6は吸汗性に優れた生地で構成されて袖付けライン5に縫付けラインを位置合わせして縫付け、そして下端部を身頃部の脇線3に縫い止め、縫付けた汗取りパット6の上縁には腕が嵌る開口11を形成している。
【選択図】図3
【解決手段】汗取りパット6は吸汗性に優れた生地で構成されて袖付けライン5に縫付けラインを位置合わせして縫付け、そして下端部を身頃部の脇線3に縫い止め、縫付けた汗取りパット6の上縁には腕が嵌る開口11を形成している。
【選択図】図3
Description
本考案は吸汗性に優れた生地で構成した汗取りパットを袖口に縫い付けた衣類に関するものである。
夏場の暑い時期には汗をかき、特に脇の下は最も発汗し易い箇所であり、この箇所に発生する汗は衣類に付着して汗臭くなると共に、脇下部分には汗シミが生じる。これを防止する為に使い捨てタイプの汗取りパッドを脇の下に配置している。汗取りパッドにもその形態は色々知られているが、基本的には逆V形をして吸汗性に優れていると共に装着性が良くて、装着した際の違和感がないようにしている。
特開2010−18904号に係る「汗取りパット」は、衣服を接着剤で損傷させたりすることなく、効率よく脇の下の汗を吸収することができる汗取りパットである。そこで、ほぼ中央部で折りたたまれる汗取りパット本体と、この汗取りパット本体の折りたたまれる部位の両端部を除く内側部位に、通常状態では収縮して多数個のギャザーとなるとともに、衣服の袖のアームホールの端部の侵入を阻止できるように縫着固定されたゴムテープと、前記汗取りパット本体の折りたたまれる部位の両端部と衣服の袖のアームホールの端部とを挟着固定する一対の止め具とで構成している。
また、使い捨てタイプの汗取りパッドではなく、汗取りパッドを脇の下に予め縫付けて取付けた衣類も存在している。第3046014号に係る「肌着」は、吸汗性の布地の端末や身頃と袖の縫い代が脇の下に当らず或いは挟まらないよう汗取りパッドを設けて、もた付き感のない着心地の良好なものに仕立て、汗が縫い目に滲み込んで汚れるのも抑えられる肌着である。
すなわち、略半楕円形の一枚布に形取り裁断した吸汗性の布地を袖口から身頃側に亘る脇の下相当部分の内側に縫い付けて汗取りパッドを設け、吸汗性の布地を同じ略半楕円形の一枚布に形取り裁断した袖地部分と重ねて袖口から身頃側に亘る脇の下相当部分に配すると共に、残余の袖地部分を含み各一枚布に形取り裁断した前,後身頃地と縫い合わせて汗取りパッド並びに袖を含む肌着全体として仕立てている。
特開2009−114582号に係る「汗取りパッド付き衣類」は、腕の上げ下げ等の日常動作に対する追従性が高く、常時最適位置で脇下の汗を吸収することができる汗取りパッド付き衣類である。
前身頃と後身頃とからなる身頃部と袖との縫着部の内面の脇下に対応する位置に汗取りパッドを備え、前身頃と袖の前身頃側との袖付けラインはラグラン・ラインとする一方、後身頃と袖の後身頃側との袖付けラインはセットイン・ラインとし、汗取りパッドは身頃側部と袖側部とを備え、該身頃側部と袖側部の境界部をラグラン・ラインとセットイン・ラインからなる袖付けラインに沿って本体に縫着し、身頃側部および袖側部はいずれも前身頃側を後身頃側より大面積とし、前身頃側のラグラン・ラインに沿って汗取りパッドを大面積で配置している。
前身頃と後身頃とからなる身頃部と袖との縫着部の内面の脇下に対応する位置に汗取りパッドを備え、前身頃と袖の前身頃側との袖付けラインはラグラン・ラインとする一方、後身頃と袖の後身頃側との袖付けラインはセットイン・ラインとし、汗取りパッドは身頃側部と袖側部とを備え、該身頃側部と袖側部の境界部をラグラン・ラインとセットイン・ラインからなる袖付けラインに沿って本体に縫着し、身頃側部および袖側部はいずれも前身頃側を後身頃側より大面積とし、前身頃側のラグラン・ラインに沿って汗取りパッドを大面積で配置している。
ところで、汗取りパットを備えた衣類は色々存在しているが、従来の汗取りパットは脇の下にピッタリ収まるように成っていない。その為に、脇の下に発生した汗の一部は汗取りパットに吸取られなくて流れ落ちる場合も多い。また、脇の下に汗取りパットを衣類に縫い付けることで衣類の表面に縫目が現れて外観が損なわれる。本考案が解決しようとする課題はこれら問題であって、脇の下にフィットして発生する汗を効率よく吸取ることが出来ると共に、汗取りパットの縫目が表面に現れないように縫製した汗取りパットを備えた衣類を提供する。
本考案に係る衣類は脇の下に汗取りパットを縫い付けている。該汗取りパットは概略半長円形、概略三角形、又はその他の形状をして吸汗性に優れた生地が用いられ、袖の付根部(袖口)に縫い付けられる。そして、袖の付根部は該略半長円形又は概略三角形の汗取りパットが縫付けられることで袖口の上部が開口し、この袖口上部開口に腕が入るように成っている。
すなわち、汗取りパットは袖付けラインに沿って縫付けられるが、縫付けられる箇所は外形とは異なる縫付けラインと成る。縫付けラインは汗取りパットの上縁より下側に位置する滑らかな円弧状のラインであり、このラインを袖付きラインに位置合わせして縫付けられる。その為に、縫付けられた汗取りパットは袖付きラインより身頃部に重なり合って下方へ延び、その下端部は脇線に縫い止めされている。また、ここで汗取りパットの形状は限定せず、該汗取りパットを縫付けるに際して縫目が表面化しない縫製方法としている。
本考案の衣類は袖の付根部に汗取りパットが縫付けられ、この汗取りパットによって脇の下に発生した汗が吸収される。ここで、袖の付根部に取付けた汗取り
パットはその形状が概略半長円形、概略三角形、又はその他の形状をしており、
袖口の下側に配置されて上部開口に腕が挿通することで、該汗取りパットは脇の下にフィットすることが出来る。その為に、脇の下の汗は流れ落ちることなく汗取りパットに吸取られる。
パットはその形状が概略半長円形、概略三角形、又はその他の形状をしており、
袖口の下側に配置されて上部開口に腕が挿通することで、該汗取りパットは脇の下にフィットすることが出来る。その為に、脇の下の汗は流れ落ちることなく汗取りパットに吸取られる。
そして、汗取りパットが袖口の下側に配置されて縫付けられることで、腕を上げても脇の下は汗取りパットにて遮蔽されて、胸元が見えないようになることから、夏場の短い袖を有す衣類には好ましい。また、該汗取りパットは内側にて縫付けられる為に、縫目は表面に現れず、衣類に汗取りパットが取付けられていることは分からず、衣類の外観的が損なわれることがない。
図1は本考案に係る汗取りパットを備えた衣類を示す具体例であり、該衣類は被りタイプの三分袖の肌着であり、本体1の左右の袖口内部に汗取りパッドを備えている。身頃部2は前身頃と後身頃とが両脇線3,3で縫着され、該身頃部2の左右に袖4,4が縫付けられている。
また、両袖4,4は身頃部2に取付けられているが、袖付けライン5,5に沿って縫付けられ、縫目は外に現れない縫製としている。ところで、汗取りパットは袖4,4の付根部となる袖口に縫付けられるが、その形状は概略半長円形としている。しかし、汗取りパットの具体的な形状は限定しないことにする。
図2は汗取りパット6を示す具体例であり、(a)は概略半長円形の汗取りパットで上縁がストレートと成っている場合、(b)は同じく概略半長円形で上縁が滑らかな凹状を形成している汗取りパットを表している。該汗取りパット6は吸汗性に優れて伸縮性のある生地で構成され、しかも、2枚折りされた形態ではなく、比較的厚めの1枚生地と成っている。ところで、上記肌着を着用した場合には、この汗取りパット6は脇の下に挟まるように袖4の付根部に縫付けて取付けられる。
すなわち、該汗取りパット6は図1に示す肌着の袖付けライン5に沿って縫付けられるが、縫付ける部位は図2に点線で示す縫付けライン9となる。この縫付けライン9は滑らかな円弧を形成した外周縁7と上縁8の中間部に設けた湾曲ラインであり、この縫付けライン9が袖付きライン5に合わされて縫製される。そして、外周縁7の下端部10は肌着の脇線3に縫い止められる。また上記上縁8には伸縮性の紐(チューブバンド)が縫付けられている。
図3は汗取りパット6を肌着の袖付根部に縫付けた場合であり、(a)は表側から見た状態、(b)は裏側から見た状態をそれぞれ表している。このように、汗取りパット6は袖付けライン5に縫付けライン9を位置合わせして縫付け、外周縁7の下端部10は肌着の脇線3に縫い止められている。
ところで、袖付根部となる袖付けライン5に沿って縫付けた汗取りパット6は袖口の上部に開口11を形成し、この開口11から腕が挿通されて袖4に入る。肌着の袖4は大きめに縫製され、汗取りパット6にて袖口の下側が遮蔽されるが、上側に形成される開口11に腕が嵌るサイズと成っている。そして、肌着を着用するならば、汗取りパット6は脇の下に配置されて発生する汗は吸収され、衣類本体1に汗が滲み込むことがないようにしている。
汗取りパット6は袖付きライン5に縫付けライン9が位置合わせされて縫付けられ、しかも袖付きライン5から下方へ大きく延び、下端部10が脇線3に縫い止めされている。従って、脇の下から流れ落ちる汗は下方へ大きく延びる汗取りパット6によって吸収される。
1 本体
2 身頃部
3 脇線
4 袖
5 袖付きライン
6 汗取りパット
7 外周縁
8 上縁
9 縫付けライン
10 下端部
11 開口
2 身頃部
3 脇線
4 袖
5 袖付きライン
6 汗取りパット
7 外周縁
8 上縁
9 縫付けライン
10 下端部
11 開口
Claims (4)
- 衣類の袖付根部に汗取りパットを縫付けた衣類において、該汗取りパットは吸汗性に優れて伸縮性のある生地で構成され、袖付けラインに縫付けラインを位置合わせして縫付け、そして下端部を身頃部の脇線に縫い止め、縫付けた汗取りパットの上縁には腕が嵌る開口を形成したことを特徴とする汗取りパットを備えた衣類。
- 上記上縁に沿って伸縮性の紐を縫付けた請求項1記載の汗取りパットを備えた衣類。
- 上記汗取りパットの形状を概略半長円形とした請求項1、又は請求項2記載の汗取りパットを備えた衣類。
- 上記汗取りパットの形状を概略逆三角形とした請求項1、又は請求項2記載の汗取りパットを備えた衣類。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3172024U true JP3172024U (ja) | 2011-12-01 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069629A1 (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-08 | 株式会社ワコール | 上半身用衣類 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069629A1 (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-08 | 株式会社ワコール | 上半身用衣類 |
JP5578481B1 (ja) * | 2012-11-02 | 2014-08-27 | 株式会社ワコール | 上半身用衣類 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200491949Y1 (ko) | 여성용 상의 | |
KR200491555Y1 (ko) | 여성용 상의 | |
US10021928B2 (en) | Figure enhancing garment | |
JP4951471B2 (ja) | 汗取りパッド付き衣類 | |
JP3172024U (ja) | 汗取りパッド付き衣類 | |
JP2007162162A (ja) | 作業用ユニフォームの上衣 | |
JP3207851U (ja) | 前開き女性用衣料 | |
JP4909340B2 (ja) | 上半身用衣類 | |
JP2020007651A (ja) | インナーウエア | |
JP4936473B2 (ja) | 袖付き衣類 | |
JP2001316907A (ja) | 肌 着 | |
JP3175091U (ja) | 衣服 | |
CN207544392U (zh) | 一种提高医生着装舒适度的手术衣 | |
JP3980916B2 (ja) | シャツ等の肌着 | |
JP5575446B2 (ja) | 脇開放型の衣類 | |
JP5528909B2 (ja) | 被服 | |
JP7370225B2 (ja) | 上半身用衣類 | |
JP3080865U (ja) | 女性用インナーウェア | |
JP4997653B2 (ja) | 付け袖 | |
JP6811493B1 (ja) | 脇汗染み防止衣類 | |
JP4609956B1 (ja) | 和服用肌着 | |
JP3199637U (ja) | 上衣 | |
JP3105048U (ja) | 看護用エプロン | |
JP5079924B1 (ja) | 衣服 | |
JP2013104148A (ja) | 後衿の高いシャツ |