JP3171945B2 - き裂長さ計測の校正方法 - Google Patents

き裂長さ計測の校正方法

Info

Publication number
JP3171945B2
JP3171945B2 JP21009992A JP21009992A JP3171945B2 JP 3171945 B2 JP3171945 B2 JP 3171945B2 JP 21009992 A JP21009992 A JP 21009992A JP 21009992 A JP21009992 A JP 21009992A JP 3171945 B2 JP3171945 B2 JP 3171945B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crack length
test piece
beach
equation
stress intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21009992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0658859A (ja
Inventor
博 宇野
順正 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP21009992A priority Critical patent/JP3171945B2/ja
Publication of JPH0658859A publication Critical patent/JPH0658859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3171945B2 publication Critical patent/JP3171945B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疲労き裂進展曲線を得
るための破壊靱性試験方法において、試験片に導入した
き裂長さを計測するための式の係数を決定してき裂長さ
計測のための式を校正するき裂長さ計測の校正方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】破壊靱性試験方法の一つとして、き裂進
展速度da/dNと応力拡大係数変動幅ΔKとの関係を
示す疲労き裂進展曲線を得る方法が知られている。そし
て、き裂長さaの求め方は、一般にコンプライアンス法
や電位差法などが採用されている。
【0003】コンプライアンス法では、荷重・変位曲線
の傾きであるコンプライアンス(バネ定数の逆数)C
を、C=Δd/ΔP(d:変位、P:荷重)なる式によ
り求め、この値をコンプライナンス法で使用する所定の
式に代入することによってき裂長さaを求めるようにし
ている。
【0004】コンプライアンス法の一つとして除荷コン
プライアンス法があるが、この方法では、COD(Crac
k Opening Displacement:開口変位)を一定に制御して
コンパクト試験片に繰り返し荷重を作用させ、その後こ
の荷重を除荷し、その際の荷重・変位曲線の傾きにより
コンプライアンスを求め、この求められたコンプライア
ンス値をサクセナの式に代入することによりき裂長さを
自動的に演算し、またき裂長さをもとにΔKを自動的に
演算するようにしている。
【0005】ところで、上述した方法によれば、実際の
き裂長さ(実き裂長さ)と計算したき裂長さとは略一致
するものの、正確には材料の形状、処理、実き裂長さの
大小、ΔK値の大小で計算値が変化し、そのため試験結
果に誤差が生じるという問題があった。
【0006】そこで従来、実試験に対応した方法でコン
パクト試験片に、図8に示すようなビーチマーク(貝殻
模様)M1 乃至Mn を挿入し、このビーチマークにより
き裂長さを実測し、この実測したき裂長さとコンプライ
アンスの対応より、コンパクト試験片に導入したき裂長
さを計測するために使用するサクセナの式の係数を決定
することで、き裂長さの計測を校正するき裂長さ計測の
校正方法が採用されていた。
【0007】すなわち、従来例えばコンプライアンス法
でき裂長さを求める場合、予めCOD部(開口部)の変
位と荷重でコンプライアンス(バネ定数の逆数)を求
め、き裂長さと多項式の対応関数を求めておき、き裂長
さ計測時には、その関数を使用しコンプライアンスから
き裂長さを求めている。この時、関数の多項式の各係数
を決めるのにビーチマーク法を使用してビーチマークを
挿入しておき、各ビーチマーク部の寸法(き裂長さ)と
コンプライアンスとの関係を求めて曲線を決定してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に従来は、COD振幅を一定にして運転し、各ビーチマ
ーク部でCOD振幅を小さくし、ビーチマークを挿入し
ていた。この結果、挿入されるビーチマークはき裂進展
につれて互いにビーチマーク間の寸法がつまりビーチマ
ークの読み取りが不正確で読み取り作業が厄介になると
いう問題があった。
【0009】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、ビーチマーク間の寸法がき裂進展につれてつまる
ことなく、略等しい間隔で挿入できるようにしてビーチ
マークの読み取りを正確にかつ簡単に行えるようにした
き裂長さ計測の校正方法を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成されたき裂長さ計測の校正方法は、試験
片に導入したき裂長さを試験片について計測した計測値
を用いて演算するための式の係数を、試験片に挿入した
ビーチマークにより実測したき裂長さとビーチマークの
挿入毎に計測した前記計測値を用いて決定することによ
り、き裂長さ計測のための式を校正するようにしたき裂
長さ計測の校正方法において、応力拡大係数変動幅を一
定に保持すると共に最大応力拡大係数と最小応力拡大係
数との比を一定に保持して試験片に所定回数の繰り返し
荷重を加え、この所定回数の繰り返し荷重を加え終わる
毎に、既知の前記式を用いてき裂長さを演算するための
計測値を保持し、その後ビーチマークを挿入するための
繰り返し荷重を加え、以後上記動作を所定数のビーチマ
ークが挿入されるまで繰り返すことを特徴としている。
【0011】上記目的を達成するため本発明により成さ
れたき裂長さ計測の校正方法は、試験片に導入したき裂
長さを試験片について計測したコンプライアンス値を用
いて演算するための式の係数を、試験片に挿入したビー
チマークにより実測したき裂長さとビーチマークの挿入
毎に計測した前記コンプライアンス値を用いて決定する
ことにより、き裂長さ計測のための式を校正するように
したき裂長さ計測の校正方法において、応力拡大係数変
動幅を一定に保持すると共に最大応力拡大係数と最小応
力拡大係数との比を一定に保持して試験片に所定回数の
繰り返し荷重を加え、この所定回数の繰り返し荷重を加
え終わる毎に、既知の前記式を用いてき裂長さを演算す
るためのコンプライアンス値を保持し、その後ビーチマ
ークを挿入するための繰り返し荷重を加え、以後上記動
作を所定数のビーチマークが挿入されるまで繰り返すこ
とを特徴としている。
【0012】上記目的を達成するため本発明により成さ
れたき裂長さ計測の校正方法は、コンパクト試験片に導
入したき裂長さをコンパクト試験片について計測したコ
ンプライアンス値を用いて演算するためのサクセナの式
の係数を、コンパクト試験片に挿入したビーチマークに
より実測したき裂長さとビーチマークの挿入毎に計測し
た前記コンプライアンス値を用いて決定することによ
り、き裂長さ計測のためのサクセナの式を校正するよう
にしたき裂長さ計測の校正方法において、応力拡大係数
変動幅を一定に保持すると共に最大応力拡大係数と最小
応力拡大係数との比を一定に保持してコンパクト試験片
に所定回数の繰り返し荷重を加え、この所定回数の繰り
返し荷重を加え終わる毎に、既知の前記サクセナの式を
用いてき裂長さを演算するためのコンプライアンス値を
保持し、その後ビーチマークを挿入するための繰り返し
荷重を加え、以後上記動作を所定数のビーチマークが挿
入されるまで繰り返すことを特徴としている。
【0013】
【作用】上記手順により、ビーチマーク間のき裂を、応
力拡大係数変動幅を一定に保持すると共に最大応力拡大
係数と最小応力拡大係数との比を一定に保持して試験片
に所定回数の繰り返し荷重を加えることによって形成し
ているため、どのビーチマーク間のき裂進展量も一定に
保持されるようになって、ビーチマーク間の間隔が等し
くされる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明による方法を実施するために使用す
る試験装置を示し、同図において、1はアクチュエー
タ、2はロードセル、3はストレインゲージ、4はコン
ピュータである。アクチュエータ1にはサーボコントロ
ーラ5によって制御されるサーボ弁6が設けられてい
て、コンパクト試験片7(図2参照)に繰り返し荷重を
作用させる。ロードセル2はコンパクト試験片7に作用
する負荷を検出し、該検出信号をA/D変換器8を介し
てコンピュータ4に入力する。ストレインゲージ3はコ
ンパクト試験片7のCOD(Crack Opening Displaceme
nt:開口変位)を検出し、該検出信号をサーボコントロ
ーラ5に入力すると共に、A/D変換器9を介してコン
ピュータ4に入力する。コンピュータ4はロードセル
2、ストレインゲージ3からの検出信号を入力して処理
し、その結果をD/A変換器10を介してサーボコント
ローラ5に入力してこれを制御する。上記処理に当たっ
てコンピュータ4は図3に示すフローチャートに従った
仕事を行う。
【0015】上記試験装置にコンパクト試験片7をセッ
トして動作させると、まずコンピュータ4からサーボコ
ントローラ5に対しD/A変換器10を介して疲労き裂
導入の指令を出力し、この指令により、繰り返し荷重P
の最大値Pmax 及び最小値P min が一定値を保ち、かつ
その比Pmin /Pmax が略0.1 の一定値を保つように、
サーボコントローラ5がアクチュエータ1を動作させる
(ステップS1)。コンパクト試験片7に上述のような
条件のもとで繰り返し加えた荷重Pが図4に示すように
所定回数N0 となったことを検出すると(ステップS
2)、次にΔKを計測する(ステップS3)。
【0016】このΔKの計測では、コンピュータ4がロ
ードセル2からの荷重信号とストレインンゲージ3から
のCOD信号を入力し、上述した式C=Δd/ΔP
(d:変位、P:荷重)に基づいてコンプライアンス値
Cを求め、この求めたコンプライアンス値Cを下記の既
知のサクセナの式(1)に代入してき裂長さaを求め、
次に求めたき裂長さaを既知の下式(2)に代入してΔ
Kを求める。
【0017】 a/W=A0 +A1 Ux+A2 Ux2 +A3 Ux3 +A4 Ux4 +A5 Ux5 Ux=1/〔(B・E・C)1/2 +1〕 …(1) ここで、Bは既知の板厚(mm)、Wは既知の板幅(m
m)、Eは既知の弾性係数(kg/mm2)、Cはコンプライ
アンス(mm/ kg)であり、荷重線上の計測の場合、A 0
は1.000196、A1 は−4.06319 、A2 は11.242、A3
−106.043 、A4 は464.335 、A5 は650.677 である。
【0018】 ΔK=〔(Pmax −Pmin )/B/W1/2 〕・f(α) α=a/W f(α)=〔(2+α)・(0.886 +4.64・α−13.31 α2 +14.72 α3 −5.6 α4 )〕/(1−α)3/2 …(2) ここで、Pmax は最大荷重、Pmin は最小荷重を示す。
【0019】今、上式(2)中、コンパクト試験片7の
形状によって定まる定数をまとめてkで表すと、式
(2)は ΔK=(Pmax −Pmin )・k・f(a) …(3) と書くことができる。
【0020】上述の説明から明らかなように、ΔKは最
大荷重Pmax のときの最大応力拡大係数Kmax と、最小
荷重Pmin のときの最小応力拡大係数Kmin との差であ
り、Kmax 及びKmin はそれぞれ、 Kmax =Pmax ・k・f(a) Kmin =Pmin ・k・f(a) で表される。そして、これらの比をRとし、 R=Kmax /Kmin =Pmax /Pmin とすると、上式(3)から ΔK=Pmax (1−R)・k・f(a) Pmax =〔ΔK/(1−R)〕・〔1/k・f(a)〕 …(4) Pmin =R・Pmax =〔R/(1−R)〕・〔ΔK/k・f(a)〕 …(5) のようになる。
【0021】その後、上記計測したΔKを一定に保つと
共に、Rを例えば0.1 を保つようにPmax 及びPmin
を制御してサーボコントローラ5がアクチュエータ1を
動作させ、コンパクト試験片7に荷重を繰り返し加える
(ステップS4)。コンパクト試験片7に上述のような
条件のもとで繰り返し加えた荷重Pが図5に示すように
所定回数NA となったことを検出すると(ステップS
6)、次にそのときのコンプライアンスを計測して出力
する(ステップS7)。
【0022】このコンプライアンスの計測では、コンピ
ュータ4がロードセル2からの荷重信号とストレインン
ゲージ3からのCOD信号を入力し、上述した式C=Δ
d/ΔP(d:変位、P:荷重)に基づいてコンプライ
アンス値Cを求める。
【0023】続いて、Kmax を一定に保つと共にΔK’
をΔK/2の一定に保つようにPma x 及びPmin を制御
してサーボコントローラ5がアクチュエータ1を動作さ
せ、コンパクト試験片7に荷重を繰り返し加える(ステ
ップS8)。コンパクト試験片7に上述のような条件の
もとで繰り返し加えた荷重Pが図5に示すように所定回
数NB (>>NA )となったことを検出すると(ステップ
S9)、次にカウンタをインクリメントし(ステップS
10)てからカウンタ値が所定数Xとなるまで上述した
動作を繰り返し、所定数Xとなったら一連の動作を終了
する。なお、所定数Xは、上記サクセナの式の係数を校
正するために使用するビーチマークをコンパクト試験片
7に挿入する数を指定するものである。
【0024】上述のようにΔKを一定に保って所定回数
A 繰り返し荷重Pを加えているため、図6に示すΔK
対da/dNの関係から、所定回数NA の繰り返し荷重
Pを加えたときのき裂進展長さdaは一定に保たれ、ビ
ーチマーク間の間隔は相互に等しくなる。また、各所定
回数NA の終了毎に、後にコンプライアンスを求めるた
めにその時のCODと荷重の値が計測されて記録保持さ
れる。なお、図7(a)は上述のようにして荷重を加え
たときのCODの変化、(b)はΔKの様子、(c)は
き裂長さaの変化をそれぞれ示している。
【0025】所定数Xのビーチマークを挿入後は、コン
パクト試験片7は強制的に上下に分離され、等しい間隔
で形成された所定数Xのビーチマークの位置から各位置
までのき裂長さaが実測される。この実き裂長さとその
時のコンプライアンス値を上式(1)に代入して係数A
0 乃至A5 を未知数とする連立式を形成し、この連立式
をA0 乃至A5 について解いて係数A0 乃至A5 を決定
する。
【0026】なお、上述の実施例では、コンパクト試験
片を使用した場合を説明したが、本発明は3点曲げ試験
片を使用した場合にも適用することができる。しかし、
3点曲げ試験片の場合には、き裂長さとΔKは上述した
式(1)及び(2)とは別個の式を使用しなければなら
ない。
【0027】また、上述の実施例では、コンプライアン
ス法を使用した例を示したが電位差法によってき裂長さ
を求めるための式の係数を校正する場合にも、等しく適
用きる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
ーチマーク間のき裂を、応力拡大係数変動幅を一定に保
持すると共に最大応力拡大係数と最小応力拡大係数との
比を一定に保持して試験片に所定回数の繰り返し荷重を
加えることによって形成しているため、どのビーチマー
ク間のき裂進展量も一定に保持されるようになって、ビ
ーチマーク間の間隔が略等しくされるので、ビーチマー
クの読み取りを正確にかつ簡単に行えるようになり、き
裂長さ計測のための式を校正するために行うその後の式
の係数の決定がそれだけ精度よく行えるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のき裂長さ計測の校正方法を実施するた
めの試験装置の一例を示す図である。
【図2】コンパクト試験片の構造を示す斜視図である。
【図3】図1中のコンピュータが行う仕事を示すフロー
チャートである。
【図4】予き裂を形成するための荷重を示す波形図であ
る。
【図5】き裂進展−ビーチマーク形成−き裂進展を行っ
た際のKの変化を示す図である。
【図6】ΔKとda/dNの関係を示すグラフである。
【図7】本発明の方法を実施したときのCOD、K及び
き裂長さaの状態をそれぞれ示す図である。
【図8】従来の方法の問題点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
7 コンパクト試験片 a き裂長さ ΔK 応力拡大係数変動幅 Kmax 最大応力拡大係数 Kmin 最小応力拡大係数 R 比 M1 〜Mn ビーチマーク NA 所定回数 C コンプライアンス値
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−172734(JP,A) 特開 昭62−153729(JP,A) 特開 昭64−6741(JP,A) 特開 昭61−153543(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 3/00 - 3/62 EPAT(QUESTEL) JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験片に導入したき裂長さを試験片につ
    いて計測した計測値を用いて演算するための式の係数
    を、試験片に挿入したビーチマークにより実測したき裂
    長さとビーチマークの挿入毎に計測した前記計測値を用
    いて決定することにより、き裂長さ計測のための式を校
    正するようにしたき裂長さ計測の校正方法において、 応力拡大係数変動幅を一定に保持すると共に最大応力拡
    大係数と最小応力拡大係数との比を一定に保持して試験
    片に所定回数の繰り返し荷重を加え、 この所定回数の繰り返し荷重を加え終わる毎に、既知の
    前記式を用いてき裂長さを演算するための計測値を保持
    し、 その後ビーチマークを挿入するための繰り返し荷重を加
    え、 以後上記動作を所定数のビーチマークが挿入されるまで
    繰り返すことを特徴とするき裂長さ計測の校正方法。
  2. 【請求項2】 試験片に導入したき裂長さを試験片につ
    いて計測したコンプライアンス値を用いて演算するため
    の式の係数を、試験片に挿入したビーチマークにより実
    測したき裂長さとビーチマークの挿入毎に計測した前記
    コンプライアンス値を用いて決定することにより、き裂
    長さ計測のための式を校正するようにしたき裂長さ計測
    の校正方法において、 応力拡大係数変動幅を一定に保持すると共に最大応力拡
    大係数と最小応力拡大係数との比を一定に保持して試験
    片に所定回数の繰り返し荷重を加え、 この所定回数の繰り返し荷重を加え終わる毎に、既知の
    前記式を用いてき裂長さを演算するためのコンプライア
    ンス値を保持し、 その後ビーチマークを挿入するための繰り返し荷重を加
    え、 以後上記動作を所定数のビーチマークが挿入されるまで
    繰り返すことを特徴とするき裂長さ計測の校正方法。
  3. 【請求項3】 コンパクト試験片に導入したき裂長さを
    コンパクト試験片について計測したコンプライアンス値
    を用いて演算するためのサクセナの式の係数を、コンパ
    クト試験片に挿入したビーチマークにより実測したき裂
    長さとビーチマークの挿入毎に計測した前記コンプライ
    アンス値を用いて決定することにより、き裂長さ計測の
    ためのサクセナの式を校正するようにしたき裂長さ計測
    の校正方法において、 応力拡大係数変動幅を一定に保持すると共に最大応力拡
    大係数と最小応力拡大係数との比を一定に保持してコン
    パクト試験片に所定回数の繰り返し荷重を加え、 この所定回数の繰り返し荷重を加え終わる毎に、既知の
    前記サクセナの式を用いてき裂長さを演算するためのコ
    ンプライアンス値を保持し、 その後ビーチマークを挿入するための繰り返し荷重を加
    え、 以後上記動作を所定数のビーチマークが挿入されるまで
    繰り返すことを特徴とするき裂長さ計測の校正方法。
JP21009992A 1992-08-06 1992-08-06 き裂長さ計測の校正方法 Expired - Fee Related JP3171945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21009992A JP3171945B2 (ja) 1992-08-06 1992-08-06 き裂長さ計測の校正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21009992A JP3171945B2 (ja) 1992-08-06 1992-08-06 き裂長さ計測の校正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0658859A JPH0658859A (ja) 1994-03-04
JP3171945B2 true JP3171945B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=16583804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21009992A Expired - Fee Related JP3171945B2 (ja) 1992-08-06 1992-08-06 き裂長さ計測の校正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3171945B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103149076A (zh) * 2013-02-05 2013-06-12 核工业理化工程研究院 铝合金模锻件平面应变断裂韧性的测试方法
JP6038245B1 (ja) * 2015-07-23 2016-12-07 合資会社Gs工事 エアコン室外機の空気取り入れ口カバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103149076A (zh) * 2013-02-05 2013-06-12 核工业理化工程研究院 铝合金模锻件平面应变断裂韧性的测试方法
JP6038245B1 (ja) * 2015-07-23 2016-12-07 合資会社Gs工事 エアコン室外機の空気取り入れ口カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0658859A (ja) 1994-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5400056B2 (ja) 座標測定機を校正するための方法
JP3122215B2 (ja) 細長い体部の線膨脹量を測定する方法と装置
JP3171945B2 (ja) き裂長さ計測の校正方法
KR100932454B1 (ko) 잔류응력 측정장비 보정 장치 및 방법
US6243661B1 (en) Coating thickness gauge
WO1989010558A1 (en) Method for determining biaxial stresses in ferromagnetic materials
US6289713B1 (en) Method of calibrating gages used in measuring intensity of shot blasting
US5780714A (en) Calibration apparatus and method for shot blasting intensity measurement
JP4879518B2 (ja) 渦電流を用いた加工深さの測定試験方法及びこれを用いた測定試験装置
US7128808B2 (en) Method and apparatus for identifying mapping of paper machine actuator
JPH05322723A (ja) 弾塑性破壊じん性値計測方法
US5463818A (en) Wide-width micrometer and method of using the same
JPH0324979B2 (ja)
JPH0192630A (ja) 放射温度計用変換器
JPH07104245B2 (ja) 押込硬さ試験方法
JPH02232541A (ja) 圧力測定器
Oh et al. Automated real-time measurements of fatigue crack length and crack opening load using unloading elastic compliance method
JP2004251825A (ja) 材料試験機
JPS6134440A (ja) J↓1c破壊靭性試験方法
SU993007A2 (ru) Мера толщины пленок
JPH01237431A (ja) 変位測定方式硬度計における硬度測定方法
JPH0617064Y2 (ja) 硬度計の変位校正機構
JPH03273157A (ja) 焼入れ深さ測定装置
RU1827573C (ru) Способ определени динамического коэффициента Пуассона материала
Doering et al. Low noise piezoresistive micro force sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080323

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090323

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees