JP3171873U - 安全な注射針装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安全性の高い構造を有した注射針装置を提供する。【解決手段】注射針カニューレ102と、ロッキングエレメントを有するハブ100と、圧縮スプリング108と、前記注射針カニューレの注射軸104に沿って開放する先端部と壁部と弾性ロッキング部とを有する注射針ガード106と、を備える。前記注射軸に対して放射状及び垂直に弾性を有し、前記弾性ロッキング部は、注射している間、前記圧縮スプリングの付勢力に抗して、少なくとも一つの前記ロッキングエレメントの第1の面に沿って前記少なくとも一つのロッキングエレメントに対して後方に移動する。さらに、注射の後、前記圧縮スプリングの付勢力の下、前記少なくとも一つのロッキングエレメントの第2の面に沿って前記少なくとも一つのロッキングエレメントに対して前方に移動するように作用し、前記注射軸に沿った前記注射針ガードのさらなる移動を防ぐ。【選択図】図1
Description
本考案は、通常、安全な注射針装置に属する。
以下の特許文書が当技術分野の現状を表わしていると考えられる。
US4,813,940;US5,104,384;US5,389,085;US5,688,241;US6,855,129;
US2005/0113750;US2006/0167411及びUS2008/0167624
US2005/0113750;US2006/0167411及びUS2008/0167624
本考案は、改善された安全な注射針装置を探求している。
本考案の好適な実施の形態によれば、注射針カニューレと、流体の流路を有する注射器のアタッチメント部と、注射軸に沿って前記流体の流路と連通する前記注射針カニューレの固定アタッチメントのための注射針カニューレアタッチメント部と、少なくとも1つのロッキングエレメントとを備え、前方に面するスプリング座を定義する一体化された一つのハブと、前記注射軸に沿って設けられ、前記前方に面するスプリング座に設置される圧縮スプリングと、前方に面する注射場所の係合面を有する先端部と、前記注射針カニューレの前記注射軸に沿って表面と通し孔を定義する後方に面するスプリング座と、前記注射軸に平行に延びる少なくとも一つの側壁と、少なくとも一つの弾性ロッキング部と、を有する一体化された一つの注射針ガードと、を備え、該注射針ガードは、前記注射軸に対して放射状及び垂直に弾性を有し、前記弾性ロッキング部は、注射している間、前記圧縮スプリングの付勢力に抗して、少なくとも一つの前記ロッキングエレメントの第1の面に沿って前記少なくとも一つのロッキングエレメントに対して後方に移動すると共に、注射の後、前記圧縮スプリングの付勢力の下、前記少なくとも一つのロッキングエレメントの第2の面に沿って前記少なくとも一つのロッキングエレメントに対して前方に移動するように作用し、前記注射軸に沿った前記注射針ガードのさらなる移動を防ぎ、前記第1及び第2の面は前記注射軸に対して放射状及び垂直に延びる軸に沿ってお互いから相互に間隔を空けていることを特徴とする安全な注射針装置を提供する。
本考案の好適な実施の形態によれば、前記ロッキングエレメントは前記注射軸と交差する方向に延びている。
本考案の好適な実施の形態によれば、前記スプリング座は前記注射針カニューレアタッチメント部の周囲に延びている。
本考案の好適な実施の形態によれば、前記第1の面は前記第2の面に対して放射状内側に配置されている。
本考案の好適な実施の形態によれば、前記第1の面は前記第2の面に対して放射状内側に配置されている。
本考案は以下の詳細な説明から十分に理解されるだろう。
先ず、本考案の好適な実施の形態により構成及び動作される安全な注射針装置を示す図1〜6Hを参照する。
図1は本考案の好適な実施の形態により構成及び動作される安全な注射針装置を示す概略斜視図である。図1に示されているように、安全な注射針装置は、注射軸104に沿って延びる注射針カニューレ104が通常は接着剤により取り付けられるハブ100と、注射針ガード106と、スプリング108と、を備えている。
本考案の好適な実施の形態によれば、一体化された一つのハブ100は、注射針のない注射器(図示なし)受け入れる流体の流路112を有する注射器アタッチメント部110と、注射軸104に沿って流体の流路112と連通する注射針カニューレ102の固定アタッチメントのための注射針カニューレアタッチメント部113と、ロッキングエレメント114及び116と、により構成されており、一体化された一つのハブは前方に面するスプリング座118を定義する。
本考案の好適な実施の形態によれば、一体化された一つのハブ100は、注射針のない注射器(図示なし)受け入れる流体の流路112を有する注射器アタッチメント部110と、注射軸104に沿って流体の流路112と連通する注射針カニューレ102の固定アタッチメントのための注射針カニューレアタッチメント部113と、ロッキングエレメント114及び116と、により構成されており、一体化された一つのハブは前方に面するスプリング座118を定義する。
前記安全な注射針装置はまた、好ましくは、注射軸104に沿って配置され、前方に面するスプリング座118に設置される圧縮スプリング108を備えている。
本考案の好適な実施の形態によれば、一体化された一つの注射針装置ガード106は、前方に面する注射場所の係合面122を有する先端部120と、注射針カニューレ102のために注射軸104に沿って表面124と通し孔を定義する後方に面するスプリング座と、注射軸104に平行に延びる壁部126及び128と弾性ロッキング部130及び132と、を備えており、注射軸に対して放射状及び垂直に弾性を有し、弾性ロッキング部130及び132は、注射している間、圧縮スプリング108の付勢力に抗して、ロッキングエレメント114及び116の第1の面134及び136に沿ってロッキングエレメント114及び116に対して後方に移動すると共に、注射の後、圧縮スプリング108の付勢力の下、ロッキングエレメント114及び116の第2の面138及び140に沿ってロッキングエレメント114及び116に対して前方に移動するように作用し、注射軸104に沿って注射針ガード106がロッキングエレメント114及び116と係合するようにさらに移動するのを防ぎ、第1及び第2の面は注射軸104に対して放射状及び垂直に延びる軸104に沿ってお互いから相互に間隔を空けている。
図2,2A,2B,3A及び3Bは、ハブ100の好適な実施の形態を示している。図2〜3Bに部分的に示されているように、ハブ100は、注射器アタッチメント部110のルアロック(Luer lock)を定義する、一般に円筒形状のエレメントであり、注射器アタッチメント部110の外側スレッディング144と注射器アタッチメント部110の一般に円錐形の内部通路146とを有している。
通路146は、注射針カニューレ102と連通する流体の流路112を定義する隔壁148で終結される。
第1及び第2の一般に軸に沿って延びる部分150及び152は注射器アタッチメント部110のルアロックでロッキングエレメント114及び116と連通している。
ロッキングエレメント114は面134及び138を有し、ロッキングエレメント116は面136及び140を有している。
図4,4A,4B,5A及び5Bは、注射針ガード106の好適な実施の形態を示している。図4〜5Bに示されているように、注射針ガード106は、好ましくは、一体のエレメントであり、通常、射出成形され、前方に面する注射場所の係合面を有する先端部120と、面を定義する後方を面するスプリング座124と、壁部126及び128と、弾性ロッキング部130及び132と、を備えている。
図6A、6B,6C,6D,6E,6F,6G及び6Hは、図1〜5Bの安全な注射針装置の作用における各種段階を示す概略斜視図である。
図6A,6B,6C及び6Dにおいて、弾性ロッキング部130及び132は、注射している間、圧縮スプリング108の付勢力に抗して、ロッキングエレメント114及び116の第1の面134及び136に沿ってロッキングエレメント114及び116に対して後方に移動するように作用する。
図6E,6F,6G及び6Hにおいて、弾性ロッキング部130及び132は、注射の後、圧縮スプリング108の付勢力の下、ロッキングエレメント114及び116の第2の面138及び140に沿ってロッキングエレメント114及び116に対して前方に移動するように作用し、注射軸104に沿って注射針ガード106がロッキングエレメント114及び116と係合するようにさらに移動するのを防止する。
図7A,7B,7C,7D,7E,7F,7G及び7Hは、図6A〜6Hの安全な注射針装置の断面図である。
Claims (8)
- 注射針カニューレと、
流体の流路を有する注射器のアタッチメント部と、注射軸に沿って前記流体の流路と連通する前記注射針カニューレの固定アタッチメントのための注射針カニューレアタッチメント部と、少なくとも1つのロッキングエレメントとを備え、前方に面するスプリング座を定義する一体化された一つのハブと、
前記注射軸に沿って設けられ、前記前方に面するスプリング座に設置される圧縮スプリングと、
前方に面する注射場所の係合面を有する先端部と、前記注射針カニューレの前記注射軸に沿って表面と通し孔を定義する後方に面するスプリング座と、前記注射軸に平行に延びる少なくとも一つの側壁と、少なくとも一つの弾性ロッキング部と、を有する一体化された一つの注射針ガードと、
を備え、該注射針ガードは、前記注射軸に対して放射状及び垂直に弾性を有し、前記弾性ロッキング部は、注射している間、前記圧縮スプリングの付勢力に抗して、少なくとも一つの前記ロッキングエレメントの第1の面に沿って前記少なくとも一つのロッキングエレメントに対して後方に移動すると共に、注射の後、前記圧縮スプリングの付勢力の下、前記少なくとも一つのロッキングエレメントの第2の面に沿って前記少なくとも一つのロッキングエレメントに対して前方に移動するように作用し、前記注射軸に沿った前記注射針ガードのさらなる移動を防ぎ、前記第1及び第2の面は前記注射軸に対して放射状及び垂直に延びる軸に沿ってお互いから相互に間隔を空けていることを特徴とする安全な注射針装置。 - 前記ロッキングエレメントは前記注射軸と交差する方向に延びている請求項1に記載の安全な注射針装置。
- 前記スプリング座は前記注射針カニューレアタッチメント部の周囲に延びている請求項1に記載の安全な注射針装置。
- 前記スプリング座は前記注射針カニューレアタッチメント部の周囲に延びている請求項2に記載の安全な注射針装置。
- 前記第1の面は前記第2の面に対して放射状内側に配置されている請求項1に記載の安全な注射針装置。
- 前記第1の面は前記第2の面に対して放射状内側に配置されている請求項2に記載の安全な注射針装置。
- 前記第1の面は前記第2の面に対して放射状内側に配置されている請求項3に記載の安全な注射針装置。
- 前記第1の面は前記第2の面に対して放射状内側に配置されている請求項4に記載の安全な注射針装置。
Priority Applications (1)
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JP2011005304U JP3171873U (ja) | 2011-09-09 | 2011-09-09 | 安全な注射針装置 |
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JP2011005304U JP3171873U (ja) | 2011-09-09 | 2011-09-09 | 安全な注射針装置 |
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JP2011526839 Continuation | 2008-09-11 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013533777A (ja) * | 2010-07-02 | 2013-08-29 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 薬剤充填済みシリンジおよび注射デバイスのための安全デバイス |
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2011
- 2011-09-09 JP JP2011005304U patent/JP3171873U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013533777A (ja) * | 2010-07-02 | 2013-08-29 | サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 薬剤充填済みシリンジおよび注射デバイスのための安全デバイス |
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