JP3171862U - 食品用包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】業務用チョコレートを使用する現場において、包装コストを余りかけずに使用時における作業性を改善する食品用包装箱を提供する。【解決手段】段ボールケース底面に長手方向を2以上に区画するように仕切り部材を設けることにより、仕切り部材によって溝が形成されたままチョコレートが固化する。従って、スケッパーやヘラ等の道具を使用しなくとも容易に分割することができ、包装コストを余りかけずに使用時における作業性を改善することができる。【選択図】図4

Description

本考案は、食品用包装箱に関し、特にチョコレートに代表される常温で固形乃至可塑性の業務用の製菓・製パン用原材料に適した包装箱に関する。なお、本考案においてチョコレートは、規約乃至法規上の規定により限定されるものではなく、例えば、準チョコレート、ホワイトチョコレート、規格上油脂加工食品に分類されるものなども含まれる。
業務用の製菓・製パンの原料用として使用されるチョコレートは、成型チョコレートのように予め特定の形状に成型されたものをそのまま用いる場合など例外はあるが、多くの場合、加熱、融解して使用される。そのため、大量使用する用途には、チョコレートを熱で融解した状態でタンクローリー車等を用いて輸送し、ユーザーのタンクへ直接融解したまま納入することもできるが、通常使用の場合は、固形状で常温輸送するため、ユーザー側で加熱し融解しなければならない。
固形状のチョコレートは、ユーザー側で加熱融解し易いように、通常、板状のものが提供されるが、一個一個が大きすぎると加熱融解に時間がかかったり、融解タンクの投入口が狭くて入らないなどの問題があるため、ユーザー側でスケッパーやヘラなどの道具を使用して小さく分割する必要があり手間を要する。一方、一個一個が小さくなればなるほど、個数が多くなり、包装を開封する手間を要するばかりか、包装コストが高くなってしまう問題がある。
チョコレートを、複数個の区画を有するように成型されたプラスティック製のトレイに流し込んで固めることも試みたが、トレイのコストが高くなってしまう。
特許文献1のように仕切り付きの紙容器は種々開示されているが、上記問題を解決するための手段については全く開示がなく示唆もされていない。
特開平10−147329号公報
本考案者は、固形乃至可塑性の業務用チョコレートのユーザーにおける使用を省力化することを課題として種々の検討を行なった。
上述の背景のなか、本考案者は、鋭意研究し、包装箱を改良することで上記問題を簡便かつ効果的に解決し得るとの知見を得、本考案を完成するに至った。従って、本考案は、チョコレートに限らず、カカオマス、ハードバター、マーガリン、ショートニング等、常温で固形乃至可塑性の製菓・製パン用原材料であって流込充填可能な食品用包装箱に適用し得る。
すなわち、本考案は、1)常温で固形乃至可塑性の業務用の製菓・製パン用原材料を流込充填したフィルム製内袋を収容する直方体の段ボール製包装箱であって、当該包装箱底面の長手方向を2以上に区画するように当該包装箱底面に仕切り部材を設けてなることを特徴とする食品用包装箱。2)製菓・製パン用原材料が、チョコレート又はカカオマスである請求項1記載の食品用包装箱。3)仕切り部材の突起が段ボールを山型に折ることにより形成される、請求項1〜2のいずれか1項記載の食品用包装箱。4)仕切り部材の突起の高さが、包装箱の高さの30〜80%である請求項1〜3のいずれか1項記載の食品用包装箱。5)包装箱底面の長手方向を3つ以上に区画する請求項1〜4のいずれか1項記載の食品用包装箱。6)包装箱底面の長手方向のみを3つ以上に区画する請求項1〜4のいずれか1項記載の食品用包装箱。7)包装箱底面の長手方向のみを3つに区画する請求項1〜4のいずれか1項記載の食品用包装箱。8)仕切り部材が1枚の段ボールを成形した一体のものであり、その載置面の大きさが包装箱底面に合致する請求項1〜7のいずれか1項記載の食品用包装箱。9)仕切り部材が1枚の段ボールを成形した一体のものであり、当該部材の両端がそれぞれ包装箱最底面とフラップの間に挟まれて固定される請求項1〜7のいずれか1項記載の食品用包装箱。10)仕切り部材の突起を、突起を形成する1方の壁の底辺近傍に結合片を設け、これを、もう一方の壁の底辺近傍に設けた切れ目又は孔に差込んで固定する請求項8〜9のいずれか1項記載の食品用包装箱。11)仕切り部材を包装箱底面に糊付けしない請求項8〜10のいずれか1項記載の食品用包装箱。を骨子とする。
本考案は、段ボールケース底面に仕切り部材を設けることにより、仕切り部材によって溝が形成されたままチョコレートが固化するため、スケッパーやヘラ等の道具を使用しなくとも容易に分割することができ、包装コストを余りかけずに使用時における作業性を改善することができる。本考案は、現有設備にあまり手を加えずに低コストで実施することができる優れたものである。
折る前の仕切り部材を示す斜視図 仕切り部材を示す斜視図 図2の部分拡大図 本考案の食品用包装箱を示す斜視図(フラップを省略した模式図) 折る前の仕切り部材を示す斜視図 仕切り部材を示す斜視図 本考案の食品用包装箱を示す斜視図(模式図)
以下、本考案を実施例により説明する。
〔実施例1〕
1)段ボールケース
段ボールを組み立て、長399mm×巾267mm×高さ47mm(外寸)の直方体の段ボール製包装箱とした。
2)仕切り部材
図1に示すように、長490mm×巾264mmの段ボール(厚約1mm)を用い、折目を付け、山に折り、長手方向を3等分するように2つの突起を形成した(図2)。突起の高さは30mmとした。突起の高さは、包装箱の高さの30〜80%を目安とするとよい。突起の数を3以上に増やすこともできるが、増やし過ぎるとチョコレートの使用時に却って分割し難くなる。なお、長手方向と同様、これに加え、短手方向を分割するように突起を追加形成してもよいが、構造が複雑になるばかりか、後述する溝の形成が妨げられる結果となるため、却って分離し難くなる。
山に折るだけでは、チョコレートを流し込む際のチョコレートの圧力により突起が開いて壊れる虞があるため、開かないように固定することが望ましい。このため、突起を形成する各壁同士を糊付けすることもできるが、本実施例では、図2に示すように、突起を形成する1方の壁の底辺近傍に結合片を設け、これを、もう一方の壁の底辺近傍に設けた孔に差込むようにして固定した。このとき、各壁同士を隙間なく結合するのでなく、若干間隔を空けるようにすると突起の強度が増すので好ましい。
3)食品用包装箱
前記仕切り部材は、段ボールケース底面にほぼ大きさが合うように作成したため、これを、段ボール製包装箱の上部フラップを開いた状態で底面に載置するだけで特に接着しなくとも固定できる。これを本考案の食品用包装箱とした。この状態を図4に示す。もちろん、1つの突起を有する仕切り部材を2つ別体で用意し、それぞれを段ボールケース底面の適当な位置に接着、固定することも可能であるが手間を要する。また、仕切り部材は合成樹脂製であってもよいが、段ボールを用いるのが簡便であるし、使用後のリサイクルのための分別作業も不要である。
4)チョコレートの充填
上記本考案の食品用包装箱にポリエチレン製の内袋(長430mm×巾288mm×深450mm)を入れ、当該内袋に37℃に加熱融解した「チョコファンシーTP35」(製菓・製パン用コーティングチョコレート 不二製油(株)製、商品名)を5kg流し込み、内袋の開口部を閉じて折りたたみ、外箱である本考案の包装箱の上部フラップを閉じて上面テープ止めし、10℃の部屋に1日放置し固化させ製品とした。
5)使用
製品の外箱を空け、チョコレートの入った内袋を取り出した。チョコレートは、仕切り部材によって溝が形成されたまま固化しており、内袋の両端を持って力を加えると綺麗に溝に沿って容易に割れ、3つに分割することができた。スケッパーなどの道具を用いて割る必要もなく、そのまま内袋からチョコレートを取り出して使用できるため、ユーザーの使用現場において大きな省力化が期待できる。本考案の食品用包装箱は、仕切り部材を載置するだけで現有設備にあまり手を加えずに低コストで実施することができる優れたものである。
〔実施例2〕
実施例1と同様であるが、仕切り部材を次のように変えて実施した。すなわち、図5に示すように、長317mm×巾264mmの段ボール(厚さは約1mm。組上げた際に、結合片と結合片を差込むための孔が形成されるように予め切れ目が入っている。)を用い、折目を付け、山に折り、長手方向を3等分するように2つの突起を形成した仕切り部材を組上げた(図6)。実施例1同様、突起を形成する1方の壁の底辺近傍に結合片を設け、これを、もう一方の壁の底辺近傍に設けた孔に差込むようにして固定している。
この仕切り部材は、当該部材の両端を、それぞれ組み立てた包装箱の最底面と底面フラップの間に挟むことによって底面に固定することができる。短辺側の底面フラップは短いため中心部まで届かず、底面との隙間から差込むことができるのである。図7に仕切り部材を設けた本考案の包装箱(模式図)を示す。
実施例1と同様にして、この包装箱に内袋を入れ、チョコレートを充填し、製品としたが、実施例1と同様、チョコレートは、仕切り部材によって溝が形成されたまま固化しており、内袋の両端を持って力を加えると綺麗に溝に沿って容易に割れ、3つに分割することができた。本実施例の場合、仕切り部材は、実施例1よりも段ボールの使用量が少ないため、よりコストを低減することができる。
1 1枚の段ボール
2 折目
3 結合片を生成するための切り込み(コの字部分)
4 結合片を差し込むための孔(略円形にくりぬかれている)
5 仕切り部材
6 突起
7 結合片
8 孔
9 結合片を生成するための切り込み
10 結合片を差し込む孔を生成するための切り込み
11 フラップ
12 仕切り部材の端(隠れ線)

Claims (11)

  1. 常温で固形乃至可塑性の業務用の製菓・製パン用原材料を流込充填したフィルム製内袋を収容する直方体の段ボール製包装箱であって、当該包装箱底面の長手方向を2以上に区画するように当該包装箱底面に仕切り部材を設けてなることを特徴とする食品用包装箱。
  2. 製菓・製パン用原材料が、チョコレート又はカカオマスである請求項1記載の食品用包装箱。
  3. 仕切り部材の突起が段ボールを山型に折ることにより形成される、請求項1〜2のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  4. 仕切り部材の突起の高さが、包装箱の高さの30〜80%である請求項1〜3のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  5. 包装箱底面の長手方向を3つ以上に区画する請求項1〜4のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  6. 包装箱底面の長手方向のみを3つ以上に区画する請求項1〜4のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  7. 包装箱底面の長手方向のみを3つに区画する請求項1〜4のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  8. 仕切り部材が1枚の段ボールを成形した一体のものであり、その載置面の大きさが包装箱底面に合致する請求項1〜7のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  9. 仕切り部材が1枚の段ボールを成形した一体のものであり、当該部材の両端がそれぞれ包装箱最底面とフラップの間に挟まれて固定される請求項1〜7のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  10. 仕切り部材の突起を、突起を形成する1方の壁の底辺近傍に結合片を設け、これを、もう一方の壁の底辺近傍に設けた切れ目又は孔に差込んで固定する請求項8〜9のいずれか1項記載の食品用包装箱。
  11. 仕切り部材を包装箱底面に糊付けしない請求項8〜10のいずれか1項記載の食品用包装箱。
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