JP3171452B2 - 内面塗装用回転塗装機 - Google Patents

内面塗装用回転塗装機

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JP3171452B2
JP3171452B2 JP05977391A JP5977391A JP3171452B2 JP 3171452 B2 JP3171452 B2 JP 3171452B2 JP 05977391 A JP05977391 A JP 05977391A JP 5977391 A JP5977391 A JP 5977391A JP 3171452 B2 JP3171452 B2 JP 3171452B2
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繁春 中島
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Asahi Sunac Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的大径の管材や箱
状の物品の内面を塗装するのに用いる回転塗装機に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
この種の内面塗装用回転塗装機としては、塗装機本体に
回転管体を軸線回りの回転自由に支持して、その先端に
軸線と略直角をなす塗料噴出口を設けたノズルを中空ア
ームを介して接続し、塗装機本体から回転管体並びに中
空アーム内を通して供給した塗料をノズルを回転させな
がら噴出することにより管材等の被塗装物の内面を塗装
するものが知られているが、従来のものは、塗料供給路
並びにノズルが1つ設けられているだけの、言い換える
と塗料系統が1系統であつた。そして、塗装する管材の
口径が大小異なる場合は、先端が外側に屈曲した中空ア
ーム等を用いてノズルの回転半径を変えることにより対
応していた。
【0003】したがつて、口径を異にする2種類の管材
に自動塗装する場合は、ノズルの回転半径が異なる2台
の塗装機を設置する必要があつて、ライン上に2つ分の
塗装エリアを設けねばならず、設備費もかさむ欠点があ
つた。また、塗装機を1台として、中空アームから先を
塗装する管材に対応してそのつど交換する手段も採られ
ているが、取り換えの間ラインを停止する必要があるた
めに、作業能率が悪い欠点があつた。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の内面塗装用回転
塗装機は、叙上の点に鑑み完成されたものであつて、中
空部を有する塗装機本体にその中空部と連通する回転管
体を軸線回りの回転自由に支持して、その回転管体から
塗装機本体にわたる中空内に、仕切管をその回りに隙間
を設けて嵌装することにより仕切管の内側と外側とに互
いに隔絶した2本の塗料供給路を形成し、塗装機本体に
各塗料供給路に各別に連通する2個の塗料供給口を形成
して各別に開閉する開閉弁を介して塗料ポンプに接続す
るとともに、回転管体の先端に、その回転管体の軸線と
略直角方向に塗料を噴出する2個のノズルを、管体の軸
線からの距離を異ならせて、各塗料供給路に各別に接続
して取り付けた構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、仕切
管の内側に形成された塗料供給路とそれに接続されたノ
ズル、及び、仕切管の外側の塗料供給路とそれに接続さ
れたもう一方のノズルにより、1台の塗装機で2つの塗
料系統が得られる。したがつて、2個のノズルの塗料系
統を選択切換するだけで、口径が大小異なる2種類の管
材の内面塗装に簡単に対応することができる
【0007】すなわち、上記のような異口径の被塗物の
装を行う場合に、1台の塗装機を設置するだけで良い
から、塗装エリアを縮小できるとともに設備費も低減で
き、また、途中でノズルを交換したり、洗浄工程を挟む
必要がなくて、作業能率の向上も図られる。
【0008】しかも、仕切管を嵌装することによつてそ
の内外に2本の塗料供給路を形成し、各供給路に各別に
連通する塗料供給口とノズルの接続口を設けるだけであ
つて、従来の塗装機のわずかな改良により製造すること
が可能であり、安価に製造することができる効果があ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1及び図2によつて第1実施例を説明す
ると、1は、管形をなす塗装機本体であつて、水平な基
板2に形成された挿通孔3に上向きに挿通されて取付リ
ング4によつて固定されている。塗装機本体1の上端部
には、順次に径が小さくなつた3本の管体7、8、9を
接続してなる回転管体6の下端部が外嵌されて、ボール
ベアリング10を介して縦軸回りの回転自由に支持さ
れ、また、パツキン11により、塗装機本体1の外周と
回転管体6の内周の間がシールされている。そして、回
転管体6の下端部の外周面に突設された被動ギヤ13
が、上記した基板2に取り付けられたエアモータ15の
出力軸16に嵌着された駆動ギヤ17とかみ合わされ、
エアモータ15の駆動によつて回転管体6が図2の矢線
方向に回転するようになつている。
【0011】上記した塗装機本体1の内周とそれに連な
る回転管体6の内周にわたる中空内には、その中空の内
周との間に隙間を有する仕切管19が嵌装されて、上端
部を回転管体6の一番上の管体9の内周に螺着して止め
ねじ20で止めることにより固定され、仕切管19の下
端部の外周と塗装機本体1の内周との間がパツキン21
によりシールされている。これにより、仕切管19の内
側に第1の塗料供給路23が、外側に第2の塗料供給路
24が互いに隔絶されて形成されている。
【0012】塗装機本体1の下端には、上記した第1の
塗料供給路23の下端と連通する第1の供給口26を形
成したキヤツプ25が螺着されているとともに、塗装機
本体1の外周面に、第2の塗料供給路24の下端と連通
する第2の供給口27が形成されている。各供給口2
6、27は、各別の開閉弁28、29を介して塗料ポン
プPに接続されている。
【0013】回転管体6の上端には、図2に示すよう
に、回転管体6の軸線方向に延出した中空アーム30の
下端が、第1の塗料供給路23に連通して接続具31に
より接続され、その中空アーム30の先端に、回転管体
6の軸線と略直角をなす塗料噴出口33を有する第1の
ノズル32が取り付けられている。また、回転管体6の
上端部外周には、第2の塗料供給路24の上端と連通す
る接続口35が形成され、その接続口35に、先端側が
回転管体6の軸線から離間する斜め姿勢に形成された中
空アーム36の下端部が接続され、その先端に、同じく
回転管体6の軸線と略直角をなして外側を向いた塗料噴
出口33を有する第2のノズル37が取り付けられてい
る。
【0014】本実施例はこのような構造になり、図2に
示すように、ノズル32、37が管材の中空内に挿入さ
れて、装置全体を上下動させつつ回転管体6を回転駆動
することによつて塗装が行われる。ここで、第1のノズ
ル32は回転管体6の軸線回りに小さな回転半径で、第
2のノズル37は大きな回転半径で回転する。
【0015】したがつて、口径が小さい管材Aの場合
は、開閉弁28を開くことにより第1の塗料供給路23
に塗料を供給して第1のノズル32の噴出口33から塗
料を噴出し、口径が大きい管材Bの場合は、開閉弁29
を開いて第2の塗料供給路24に塗料を供給して第2の
ノズル37の噴出口33から噴出すれば良い。すなわ
ち、1台の塗装機により口径が大小異なる2種類の管材
A、Bの内面塗装が行える。
【0016】
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の一部切欠断面図である。
【図2】第1実施例の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
1:塗装機本体 6:回転管体 19:仕切管 23:
第1の塗料供給路 24:第2の塗料供給路 26:第
1の供給口 27:第2の供給口 28、29:開閉弁
30、36:中空アーム 32:第1のノズル 3
3:塗料噴出口 37:第2のノズル P:塗料ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 13/06 B05C 7/00 - 7/04 B05C 11/10 B05D 7/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空部を有する塗装機本体に該中空部と
    連通する回転管体を軸線回りの回転自由に支持して、該
    回転管体から前記塗装機本体にわたる中空内に、仕切管
    をその回りに隙間を設けて嵌装することにより該仕切管
    の内側と外側とに互いに隔絶した2本の塗料供給路を形
    成し、前記塗装機本体に前記各塗料供給路に各別に連通
    する2個の塗料供給口を形成して各別に開閉する開閉弁
    を介して塗料ポンプに接続するとともに、前記回転管体
    の先端に、該回転管体の軸線と略直角方向に塗料を噴出
    する2個のノズルを、前記管体の前記軸線からの距離を
    異ならせて、前記各塗料供給路に各別に接続して取り付
    けたことを特徴とする内面塗装用回転塗装機。
JP05977391A 1991-02-28 1991-02-28 内面塗装用回転塗装機 Expired - Fee Related JP3171452B2 (ja)

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