JP3171362B2 - 表面実装型コネクタ - Google Patents

表面実装型コネクタ

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JP3171362B2 JP10474294A JP10474294A JP3171362B2 JP 3171362 B2 JP3171362 B2 JP 3171362B2 JP 10474294 A JP10474294 A JP 10474294A JP 10474294 A JP10474294 A JP 10474294A JP 3171362 B2 JP3171362 B2 JP 3171362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント板等に表面実装
(SMT)される表面実装型コネクタ、特にプリント板
にはんだ付けされる補強金具を有する表面実装型コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、表面実装型コネク
タ、所謂サーフェスマウント型コネクタとして種々のコ
ネクタが知られている。表面実装型コネクタはコネクタ
の挿抜時に端子の半田付けされたタインに力が加わり、
その結果はんだにクラックが生じることがある。この
為、種々の改善策がとられており、例えば図8に示す実
公平4-14873 号公報に開示された補強金具付きのコネク
タがある。このコネクタ300 は、絶縁ハウジング302 、
基板(図示せず)にはんだ付けされるタイン304 を有す
る端子306を有し、ハウジング302 には補強金具308 が
取付けられている。補強金具308 は断面コ字状のレール
状となっており、ハウジング302 の底面310 に設けた凹
所312 に圧入されている。タイン304 と補強金具308 の
平面部314 は略同一平面上にあって基板上のパッド(図
示せず)に夫々はんだ付けされる。この補強金具308に
よりコネクタの挿抜時にハウジング302 に加わる力が受
止められタイン304 に加わる力が減少する。その結果、
タイン304 のはんだ部分のクラック(亀裂)が防止され
る。しかしこの補強金具は、ハウジング302 の底面310
にある為、はんだ付けが確実になされたかどうか確認す
ることはできない。また、このコネクタ300 のみを基板
上につけ直す場合も補強金具308 をはんだ付けし直すこ
とはできないといった問題がある。
【0003】同様にコネクタのハウジングの底面に補強
金具を設けた従来技術として実公平4-3432号公報に開示
された表面実装型コネクタがある。
【0004】他の従来技術として補強金具をハウジング
の側壁から突出させたコネクタが実開昭63-47579号公報
に開示されている。この補強金具はハウジングの逆向き
の両側壁から延出して基板に半田付けされるように構成
されたもので、再度半田付けすることが可能である。し
かし、基板上の占有面積が大きくなり、基板に取付ける
部品の実装密度が低下するという問題がある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
基板上の占有面積が少なく再度取付けが可能、且つはん
だ付けの状態を確認することが容易なコネクタを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の表面実装型コネ
クタは、基板に取付けられる端子と、前記基板にはんだ
付けされるはんだ付け部を設けた補強金具とを有するハ
ウジングを備え、該ハウジングの少なくとも一側壁に、
前記基板と交差する方向に延びる溝が設けられた表面実
装型コネクタにおいて、前記補強金具は、1対のアーム
と該アーム間に設けられた前記はんだ付け部とからなる
略コ字状に形成され、前記1対のアームの各々は、前記
溝を挟む前記側壁にそれぞれ固定され、前記はんだ付け
部は、前記溝を横断して該溝に露出するよう前記ハウジ
ングの底部に配置されることを特徴とする。
【0007】
【作用】ハウジングの側壁に溝を形成しその溝にはんだ
付け部が露出するように補強金具をハウジングの底部に
設けたので、はんだ付けの状態を容易に確認でき、再度
はんだ付けすることもできる。補強金具はハウジングの
外形寸法内に収まるので基板上の占有面積が小さくてす
むという効果を合わせ持つ。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について添付図を
参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の表面実装型コネクタの第1
実施例の平面図である。表面実装型コネクタ(以下、単
にコネクタという)10は、略直方体の絶縁性のハウジン
グ12、ハウジング12に保持されたタブ型の端子170 及び
補強金具150 を有する。ハウジング12の長手方向に延び
る両側壁14、16の両端部は外方に膨出し、略直方体の延
長部22、24、26、28を構成している。延長部22、24、2
6、28には、図示しないプリント板(基板)と垂直に断
面略T字形の凹所30、32、34、36が形成される。本実施
例では凹所30、32、34、36は各々対応する延長部22、2
4、26、28の上面38、40、42、44から延長部22、24、2
6、28の各底面、即ちハウジング12の底面60側へ各々貫
通している。断面が略T字状であるのは、凹所30、32、
34、36を形成する為の金型のコアピン(図示せず)に強
度を付与する為コアピンを略T字状断面とした為であ
る。
【0010】またハウジング12の長手方向の両端の側壁
(一側壁)18、29には溝54、56が形成されている。溝5
4、56はハウジング12の上面58からハウジング12の底面6
0の方向に基板に垂直に延びている。溝54、56の深さd
は延長部22、24、26、28の幅と略等しく形成されてい
る。延長部22、24、26、28は同形状であるので以下延長
部22、26のみについて説明する。延長部22、26の凹所3
0、34には補強金具150 が取付けられる。補強金具150
は金属板を打抜いて略コ字状に形成されている。補強金
具150 はハウジング12の底面60側から補強金具150 の両
端を凹所30、34にアーム154 (図2)を圧入して取り付
ける。取付け後、補強金具150 の基板に取付けられる平
面部(はんだ付け部)152 が溝54を横切るように露出し
て配置されるので平面部152 を視認することができる。
またこの溝54、56からはんだ付け用の工具(図示せず)
を差入れてはんだを溶解し、別のコネクタを同様にその
工具を使用して取付けることができる。延長部22、26は
各側壁14、16から突出しており、補強金具150 の平面部
152 は十分な長さを有するので相手方のコネクタ(図示
せず)の挿抜時にハウジング12が基板に対し振動しない
よう堅固に保持することができる。この延長部22、26の
形状はコネクタ10の大きさ、形状に応じて任意の寸法と
することができ、更に延長部を全く設けず、直方体のハ
ウジングの中に凹所30、34と溝54を設けてもよい。また
必要に応じて側壁14、16側に設けてもよい。
【0011】端子170 は略L字形に折曲げられ基板には
んだ付けされるタイン172 がハウジング12の下部から突
出して基板と平行に延びている。図中62は嵌合時に相手
方のコネクタと係合するハウジング12の係合部である。
【0012】図2は図1に示すコネクタの正面図であ
る。図2から延長部26、28の形状、及び凹所34、36に圧
入された補強金具150 の端部のアーム154 の形状が容易
に理解できよう。ハウジング12の中央部61は底面60から
上方に離隔しており、はんだ付け時のフラックスが端子
を保持するキャビティ内に入らないようにしている。
【0013】図3は図2に示すコネクタの左側面図を示
す。図3から補強金具150 の略コ字状の形状が容易に理
解できよう。アーム154 は第1実施例では各延長部22、
26の上面38、42の近傍まで延びているが、アーム154 の
寸法は適宜長さに変更できることはいうまでもない。
【0014】図4は図2に示すコネクタをIV−IV線に沿
って断面した断面図である。補強金具150 のアーム154
には突起即ちバーブ156 が形成され、このバーブ156 が
アーム154 を凹所30、34に圧入する際凹所30、34の内壁
に食い込んで補強金具150 を係止している。補強金具15
0 は圧入によりハウジング12に取付けているが、ねじ止
めにより取付けてもよい。また、アーム154 が上面38、
42を超えて延び、上面38、42上で曲げられることにより
ハウジング12に取付けられてもよい。
【0015】次に本発明のコネクタの第2実施例につい
て図5乃至図7を参照して説明する。
【0016】図5はコネクタ200 の平面である。図中、
第1実施例と同様の部品については同一番号に’を付し
て説明する。コネクタ200 はハウジング212 の側壁216
に溝254 を有する。溝254 には面取り255 が形成され成
型時の樹脂の流動性をよくしている。ハウジング212 に
は溝254 の両側に凹所30' 、32' が形成されている。こ
の凹所30' 、32' は第1実施例と同様にハウジング212
の上面258 から下方に貫通している。の凹所30' 、32'
には略コ字状の補強金具150'のアーム154'が圧入されて
補強金具150'がハウジング212 に係止される。溝254 に
は補強金具150'の平面部(はんだ付け部)152'が露出
し、基板へのはんだ付け後の状態が確認できる。ハウジ
ング212 には嵌合凹部213 が形成され、嵌合時相手方の
コネクタが挿入される。嵌合凹部213 にはポスト型の端
子170'が配置される。端子170'は略L字状に折曲げら
れ、基板にはんだ付けされるタイン172'がハウジング21
2 の側壁214 の外方へ基板と平行に延出する。嵌合凹部
213 の両側には相手方のコネクタと嵌合時に係合する係
合アーム215 が突設されている。第2実施例では補強金
具150'が1個しか使用されないが、反対側の側壁214 側
の3個のタイン172'と協働してコネクタ200 を確実に基
板に固定することができる。
【0017】図6は図5に示したコネクタ200 の底面図
である。図中260 はハウジング212の底面であり、基板
へのはんだ付け時にこの底面260 が補強金具150'の平面
部152'を押圧する。凹所30' 、32' の庭面側開口部近傍
は底面260 から上面258 側へ段差がついており補強金具
150'の平面部152'からアーム154'へ移行する湾曲部158'
の逃げ部を構成している。
【0018】図7は図5に示すコネクタ200 のVII −VI
I 線で切断した断面図である。ハウジング212 の中央部
220 は底面260 から上方に偏位しており、タイン172'の
はんだ付け時のフラックス上がりを防止している。第2
実施例に於て、断面丸形の端子170'はハウジング212 に
設けた四角形の穴222 に圧入されており、圧入時のハウ
ジングクラックが生じにくくされている。嵌合凹部213
の底部の平坦部222 は、組立時に製造装置によって真空
吸着される吸着面として使用される。図に於てアーム15
4'の長さが容易に理解できよう。係合アーム215 の後部
には嵌合凹部の内壁224 との間にギャップGが形成され
ている。このギャップGにより、嵌合時に係合アーム21
5 が後方に撓むことを可能にしている。
【0019】以上本発明の好適実施例について詳細に説
明したが、本発明のコネクタは前述の実施例に限定され
るものではなく種々の変形、変更が可能である。例えば
補強金具は略等幅の金属部材を略コ時状に折り曲げて形
成したが、基板へはんだ付けされる平面部が確保される
限り、等幅でなくともよく、アームもコネクタの形状に
合せて折曲げてもよい。又溝は基板に対し垂直でなくて
もよく、例えば側壁の高さ方向の中間部から補強金具の
平坦部の方へ斜めに溝を形成してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の表面実装型コネクタはハウジン
グの側壁に基板と交差する方向に延びる溝を設け、補強
金具をそのはんだ付け部が溝に露出するようにハウジン
グの底部に取付けたので次の効果を奏する。
【0021】即ち、ハウジングの外寸法内に補強金具を
取付けることができるのでコネクタの小型化、基板上の
占有面積の減少が可能である。その上はんだ付け後の状
態を外部から容易に視認できるという次の効果をあわせ
持つ。また、ハウジングの平面視における輪郭から突出
していないので保護される。
【0022】更にコネクタを基板から取外し修理したコ
ネクタ、又は新たに交換用のコネクタを取付けるにも、
はんだ付け用の工具を用いて再度取付け可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の表面実装型コネクタの平
面図を示す。
【図2】図1に示すコネクタの正面図を示す。
【図3】図2に示すコネクタの左側面図を示す。
【図4】図2に示すコネクタをIV−IV線に沿って切断し
た断面図を示す。
【図5】本発明の第2実施例の表面実装型のコネクタの
平面図を示す。
【図6】図5に示すコネクタの底面図を示す。
【図7】図5に示すコネクタをVII −VII 線に沿って切
断した断面図を示す。
【図8】従来例の表面実装型コネクタの断面図を示す。
【符号の説明】
10、200 表面実装型コネクタ 12、212 ハウジング 18、20、216 一側壁 54、56、254 溝 150 、150'、308 補強金具 152 、152' はんだ付け部 170 、170' 端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/04 H01R 12/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に取付けられる端子と、前記基板には
    んだ付けされるはんだ付け部を設けた補強金具とを有す
    るハウジングを備え、該ハウジングの少なくとも一側壁
    に、前記基板と交差する方向に延びる溝が設けられた
    面実装型コネクタにおいて、前記補強金具は、1対のアームと該アーム間に設けられ
    た前記はんだ付け部とからなる略コ字状に形成され、 前記1対のアームの各々は、前記溝を挟む前記側壁にそ
    れぞれ固定され、 前記はんだ付け部は、前記溝を横断して該溝に露出する
    よう前記ハウジングの底部に配置される ことを特徴とす
    る表面実装型コネクタ。
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