JP3171284U - 地下タンクの厚さ測定装置 - Google Patents

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【課題】ガソリンスタンド等に埋設された地下タンクの鋼板やFRPの暑さを、超音波の反射エコーを使用して、正確に測定することができる地下タンクの厚さ測定装置を提供する。【解決手段】タンクの筐体は、鋼板と、貼着又はコーティングによって前記鋼板の内面に配設されたFRPとを少なくとも備えて構成されている。測定に当たり前記FRPに当接させる接触子4に内蔵する送信端子2と、前記FRPに当接する接触子4に内蔵する受信端子3とにより測定表を構成する。測定は、前記送信端子2から第1の周波数の超音波を送信し、前記受信端子で受信する鋼板とFRPの境界からの反射波によって前記FRPの厚さを測定し、前記送信端子から第2の周波数の超音波を送信し、前記受信端子で受信する鋼板の端部からの反射波によって前記鋼板の厚さを測定する。【選択図】図2

Description

本考案は、ガソリンスタンド等に埋設された地下タンクの鋼板やFRPの厚さ測定を行う厚さ測定装置に関する。
従来から、塔状タンク、球状タンク等の溶接鋼構造物では、腐食による経年劣化が発生するため定期的な板厚測定による検査と補修が必要となっている。特にタンクが地下に埋設されている場合、古くなると亀裂等が生じ、油漏れの原因になる。このため、定期的な板厚測定による検査が必要となっている。
例えば、特許文献1は、円筒タンクの平面底板の板厚を測定するために超音波探触子と渦流センサとを千鳥状(互い違い)に配列して走行台車に搭載し、円筒タンクの底板表面に被覆されたコーティング上で走行台車を走行させてタンク底板平面の鋼板厚さを測定する技術を開示する。
特開2001−50736号公報
しかしながら、上記従来の方法においては、円筒タンクの平面底板の板厚を測定するため、円筒タンクの底板表面に被覆されたコーティング上で走行台車を走行させてタンク底板平面の鋼板厚さを測定するものであり、実際にはタンク底板平面には細かい凹凸があり、正確な埋設タンクの板厚測定を行うことはできない。
そこで、本考案はガソリンスタンド等に埋設された地下タンクの板厚を正確に測定することができる地下タンクの厚さ測定装置を提供するものである。
上記課題は第1の考案によれば、地下タンクの筐体を構成する鋼板と、貼着又はコーティングによって前記鋼板の表面に配設されたFRPと、前記FRPの厚さを測定する第1の測定手段と、前記鋼板の厚さを測定する第2の測定手段とを有する厚さ測定器と、を備える地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第2の考案によれば、前記厚さ測定器は、超音波測定器である地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第3の考案によれば、前記第1、第2の測定手段によって測定される前記FRP及び鋼板の測定位置は平坦に加工されている地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
さらに、上記課題は第4の考案によれば、前記地下タンクはガソリンスタンドの地下に埋設されたタンクである地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
本考案によれば、ガソリンスタンド等に埋設された地下タンクの厚さを正確に測定することができる地下タンクの厚さ測定装置を提供し、亀裂や、孔食、腐食等の発生を未然に防止することができる。
本考案の埋設タンクの板厚測定装置の外観図である。 板厚測定装置の内部回路を説明する図である。 ガソリンを貯蔵する地下タンクの厚さ測定を行う例を説明する図である。 地下タンクの断面構成を示す図であり、図3に示すA−A´断面図である。 鋼板とFRPの厚さを実際に測定する際の処理を示す図である。 FRPの表面の状態、及び測定箇所が平坦化された例を示す図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の地下タンクの厚さ測定装置の外観図である。同図において、厚さ測定装置1は、例えば超音波の反射エコーを使用し、金属や内面腐食した金属、FRP(Fiber Reinforced Plastics)の厚さを測定することが可能であり、多層材の各層の層厚の測定も可能である。尚、上記FRPは繊維強化プラスチックであり、例えばガラス繊維をプラスチックに混入させて強度を向上させた複合材料である。また、図2は上記厚さ測定装置1の内部回路を説明する図である。
両図において、厚さ測定装置1は超音波用振動信号を超音波に変換して一定の角度で被測定体であるFRPに送出する送信用振動子2、及び上記被測定体からの反射波を送信用振動子2とは別な位置で受信して電気信号に変換する受信用振動子3を内蔵する探触子4と、上記探触子4に超音波用の振動信号を与え、かつ探触子4からの受信信号の中の測定体表面からの反射波信号をもとにゲート信号を形成し、このゲート信号に基づいてFRP等の層圧を測定する測定器5とから構成されている。
ここで、上記測定器5は、送信部6、受信増幅部7、検出用ゲート回路8、ドライブ回路9、操作部10、表示部11、及びCPU12で構成されている。CPU12は測定器5の中央処理部であり、送信部6や受信増幅部7等の各部の制御を行なう。操作部10には電源ボタンや各種設定ボタンが配設され、表示部11には計測結果である被測定体の厚さが表示される。
測定器5は、送信部6から送信端子Tを介して探触子4に所定周波数の振動信号を供給する。一方、探触子4からの検出信号は、受信端子3を介して受信増幅部7に供給される。受信増幅部7の出力信号は、上記検出用ゲート回路8によってゲート信号に変換され、ドライブ回路9を駆動し、反射波信号に基づく被測定体の厚さデータを表示部11に表示する。
以上の構成において、以下に本例の厚さ測定装置を使用して地下タンクのFRP及び鋼板の厚さを測定する処理を説明する。
図3は、例えばガソリンを貯蔵する地下タンクの例を示す。同図において、地下タンク15にはガソリンを入れる注油管16、地下タンク15からガソリンを吸引する給油管17、地下タンク15の通気を行う通気管18、及び地下タンク15に貯蔵されたガソリンの液面高を計測する液面計19が設けられている。また、地下タンク15は地表から所定の深さに埋設され、地下タンク15上には不図示のコンクリートが施設されている。
また、注油管16には地表に注油口20が設けられ、注油口20からガソリンの注油を行う。また、給油管17には地表に計量器、ポンプ等の機器類21が設けられ、地下タンク15からガソリンを吸引し、吸引するガソリンの計量を行う。また、上記注油管16にはバルブ22が設けられ、給油管17にはバルブ23が設けられ、地下タンク15の補修/改修作業の際、このバルブ22及び23を閉鎖して行う。尚、通気管18には通気口24が設けられ、地下タンク15内で発生するガスを排出する。
図4は、地下タンク15の断面構成を示す図であり、図3に地下タンク15のA−A´断面を示す図である。同図に示すように地下タンク15は鋼板25とFRP26で構成され、同図に示す矢印方向から前述の厚さ測定装置1を使用して鋼板25及びFRP26の厚さを測定する。
図5は鋼板25とFRP26の厚さを実際に測定する際の処理を示す図である。先ず、厚さ測定装置1の電源を投入し、地下タンク15の内壁の測定する位置に探触子4を当接する。次に、CPU12の制御によって送信部6を駆動させ、送信用振動子2から所定周波数の超音波を発振する。この超音波は鋼板25とFRP26の境界で反射し、反射波を探触子4に返送する。
返信用振動子3はこの信号を受信し、受信増幅部7に送り、受信信号を増幅する。その後、受信増幅部7によって増幅された受信信号は検出用ゲート回路8に入力し、ドライブ回路9を駆動して表示部11にFRP26の厚さデータを表示する。図1に示す例では、例えば2.00mmの測定結果が表示されている。
次に、CPU12の制御によって送信部6から他の周波数の超音波を発振させ、この超音波によって鋼板25の端部で反射する反射波を探触子4に返送する。返信用振動子3はこの信号を検知し、上記と同様受信増幅部7に送り、受信信号を増幅する。その後、受信増幅部7によって増幅された受信信号は検出用ゲート回路8に入力し、ドライブ回路9を駆動して表示部11に鋼板25とFRP26の厚さデータを表示する。
一方、FRP26の表面には細かな凹凸があり、本例では図6に示すように、測定面26a、26b、26c・・・を平坦に加工し、測定を行う。また、測定面26a、26b、26c・・・は、一定間隔で平坦加工されており、より正確なFRP26等の層圧を測定することができる。
以上のように、本例によればガソリンスタンド等に埋設された地下タンクのFRP26等の厚さを正確に測定することができると共に、測定面を平坦に加工することによって、より正確な層圧を測定することができる。また、測定結果に基づいて補修を行うことによって、地下タンクの亀裂、孔食、及び腐食等の発生を未然に防止することができる。
1・・・厚さ測定装置
2・・・送信用振動子
3・・・受信用振動子
4・・・探触子
5・・・測定器
6・・・送信部
7・・・受信増幅部
8・・・検出用ゲート回路
9・・・ドライブ回路
10・・操作部
11・・表示部
12・・CPU
15・・地下タンク
16・・注油管
17・・給油管
18・・通気管
19・・液面計
20・・注油口
21・・機器類
22、23・・バルブ
25・・鋼板
26・・FRP
上記課題は第1の考案によれば、ンクの筐体を構成する鋼板と、貼着又はコーティングによって前記鋼板の内面に配設されたFRPとを少なくとも備えた地下タンクに使用される厚さ測定装置であり、前記FRPに当接する送信端子と、前記FRPに当接する受信端子と、前記送信端子から第1の周波数の超音波を送信し、前記受信端子で受信する反射波によって前記FRPの厚さを測定する第1の測定手段と、前記送信端子から第2の周波数の超音波を送信し、前記受信端子で受信する反射波によって前記鋼板の厚さを測定する第2の測定手段と、を有する地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第の考案によれば、前記送信端子、及び受信端子が当接する前記FRPの位置は平坦である地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
さらに、上記課題は第4の考案によれば、前記タンクはガソリンスタンドの地下に埋設されたタンクである地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。
また、上記課題は第の考案によれば、前記FRPの平坦の位置に前記送信端子、及び受信端子当接させる地下タンクの厚さ測定装置を提供することによって達成できる。

Claims (4)

  1. 地下タンクの筐体を構成する鋼板と、
    貼着又はコーティングによって前記鋼板の表面に配設されたFRPと、
    前記FRPの厚さを測定する第1の測定手段と、前記鋼板の厚さを測定する第2の測定手段とを有する厚さ測定器と、
    を備えることを特徴とする地下タンクの厚さ測定装置。
  2. 前記厚さ測定器は、超音波測定器であることを特徴とする請求項2に記載の地下タンクの厚さ測定装置。
  3. 前記第1、第2の測定手段によって測定される前記FRP及び鋼板の測定位置は平坦に加工されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の地下タンクの厚さ測定装置。
  4. 前記地下タンクはガソリンスタンドの地下に埋設されたタンクであることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の地下タンクの厚さ測定装置。
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JP2013117481A (ja) * 2011-12-05 2013-06-13 Sanfurointo:Kk 地下タンクの厚さ測定装置

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