JP3171118U - 飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント - Google Patents

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Abstract

【課題】ペットボトル等の飲料ボトルに装着したとき、及び飲料ボトルから取り外したときのいずれにおいても、小物類収納用の収容部を形成することのできる飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントを提供する。【解決手段】筒状部3には、その内部空間を軸方向に区分する仕切壁4aが設けられている。突出側端部の第一開口を第一キャップ5で閉鎖することにより、筒状部3の内部には、この仕切壁4aを底とし、小物類(例えば抽出用の茶葉T)を収納するための収容空間を有する収容部4が形成される。取付け円筒部1に第二キャップ7が装着されたとき、仕切壁4aの下側に形成される取付け円筒部1の内部空間は、上記小物類を収納するための予備収容空間を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、ペットボトル(PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製容器)のようなプラスチック材料製の飲料ボトルや、スチール缶、アルミ缶のような金属材料製の飲料ボトルの開口部に装着される飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントに関する。
ペットボトルの上部に開口として形成された開口円筒部に着脱可能に装着される、アタッチメント式の小物容器が知られている(特許文献1参照)。例えば、マスコットキャラクター付き蓋部材をペットボトルの開口円筒部にねじ嵌合すれば、ペットボトルキャップの代わりとして使用でき、また、その蓋部材と容器本体とをねじ嵌合すれば、小物入れとしても使用できる。
登録実用新案第3086103号公報
しかし、特許文献1の蓋部材をペットボトルの開口円筒部に装着したときには、小物入れとしての機能を有さず、一方、蓋部材を容器本体に装着したときには、ペットボトルのキャップとしての機能を有しない。このように、特許文献1の蓋部材は、キャップとしての機能と小物入れとしての機能とのうち、いずれか一方の単機能しか発揮できない。
本考案の課題は、ペットボトル等の飲料ボトルに装着したとき、及び飲料ボトルから取り外したときのいずれにおいても、小物類収納用の収容部を形成することのできる飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントを提供することにある。
課題を解決するための手段及び考案の効果
上記課題を解決するために、本考案の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントは、
ペットボトル等の飲料ボトルに直接又は中間部材を介して間接的に着脱可能に装着される飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントであって、
前記飲料ボトル及び前記中間部材に形成された雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部が内周面に形成された取付け円筒部と、
前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部に取り付けられた状態で該取付け円筒部から一体的に上方に突出するとともに、内部空間を軸方向に区分する仕切壁を有する筒状部と、
前記筒状部の突出側に形成される第一開口を閉鎖するために、前記筒状部と一体的に又は別体に形成された第一キャップと、
前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部から取り外されたとき該取付け円筒部に開口する第二開口を閉鎖するために、前記取付け円筒部と一体的に又は別体に形成された第二キャップと、
を備え、
前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部に取り付けられた状態において、前記仕切壁は前記飲料ボトルの開口部を閉鎖するとともに、前記筒状部の第一開口は前記第一キャップで閉鎖されて飲食品、栄養補助食品、医薬品、硬貨、小型医療器具等の小物類を収納する収容部が形成される一方、
前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部から取り外された状態において、前記筒状部の第一開口は前記第一キャップで閉鎖されて前記収容部が形成されるとともに、前記取付け円筒部の第二開口は前記第二キャップで閉鎖されることを特徴とする。
このように、上記アタッチメントは、装着時、取外し時のいずれにおいても、小物類を収納する機能を有する。したがって、アタッチメントを装着した時には、小物類を飲料ボトルとともに携行したり保管したりできるので、利便性が向上するとともに、小物類の紛失を防止することもできる。また、取り外したアタッチメントを携行するときには、小物類を容易に持ち運びできるとともに、第二キャップで第二開口を閉鎖することにより、第二開口内部を汚すことなく衛生的な状態を保つことができる。あるいは、取外し時において、取付け円筒部の内部空間を予備的な収容空間として使用できる。さらに、取付け円筒部に形成された雌ねじ部が飲料ボトルの雄ねじ部及び中間部材の雄ねじ部のいずれとも螺合可能であるから、飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントを飲料ボトルに直接装着する形態と、中間部材を介して間接的に装着する形態とに容易に変更でき、しかもそのいずれの形態においても小物類の収納機能を発揮できる。第一キャップと筒状部との取付け及び第二キャップと取付け円筒部との取付けは、弾性変形によって嵌合する方式、ねじによって嵌合する方式のいずれであってもよい。
なお、筒状部に形成される収容部(収容空間)には、例えば次のような小物類を収納することができる。また、アタッチメント取外し時において、第二キャップで第二開口を閉鎖して取付け円筒部の内部空間を予備収容空間とする場合も同様である。
(1)茶葉等の抽出用食品、キャンディ等のおやつを含む飲食品(つまり、飲食品ケースとして);
(2)ビタミン、ミネラル、プロテイン等の栄養補助食品(つまり、サプリメントケースとして);
(3)錠剤、カプセル等の医薬品(つまり、ピルケースとして);
(4)硬貨(つまり、コインケースとして);
(5)コンタクトレンズ、補聴器等の小型医療器具(つまり、ヘルスケアケースとして);
(6)クリップ、画鋲等の小型事務用品(つまり、ステーショナリケースとして);
(7)イアリング、ピアス等の身飾り品(つまり、アクセサリケースとして)。
そして、第一キャップの外面(外端面又は外周面)には凹部が形成され、凹部にはキャラクター等所定の意匠が描かれた意匠プレートあるいはキャラクター等を象った立体物を取り付け可能である。
このような意匠プレートや立体物を凹部に取り付け可能とすることにより、通常のボトルキャップとは異なる特殊なデザイン形状や色彩を付加することも容易である。それによって、例えば、オリジナルマイボトル運動やボトルキャップ回収運動の一層の促進を図り、ペットボトル等の飲料ボトルやボトルキャップの再利用効率を高め、資源の有効活用に資することができる。なお、意匠プレートの場合には、凹部に対し弾性変形によって嵌合するとよい。一方、立体物の場合には、凹部に形成した雌ねじ部に対し立体物の一部に形成した雄ねじ部を螺合する方式と、凹部に対し弾性変形によって嵌合する方式とを選択できる。
なお、筒状部又は取付け円筒部に携帯用のストラップを取り付ける場合には、取り外したアタッチメントの携行や保管がさらに容易になる。
取付け円筒部の第二開口側端部及び第二キャップには、両者を互いに分離可能に一体化するために、弾性変形によって係合する係合部がそれぞれ形成されている。
係合部を着脱する(係合したり係合解除したりする)ことによって、第二キャップの取付け・取外しがワンタッチで行える。したがって、小物類の出し入れが容易に行え、利便性がさらに向上する。なお、「弾性変形による係合」とは、少なくとも一部が接触することによって弾性変形し、その後弾性復帰することで係合状態が維持できればよく、係合部は次のいずれの方式で形成してもよい。
(1)取付け円筒部の第二開口側端部と第二キャップとのうち、一方の内周面と他方の外周面とが係合する周面係合方式(以下の2タイプがある);
(1−1)第二キャップの内周面と取付け円筒部の外周面とが係合するなつめ(棗)蓋タイプ;
(1−2)取付け円筒部の内周面と第二キャップの外周面とが係合する落し蓋タイプ;
(2)取付け円筒部の第二開口側端部と第二キャップとのうち、一方の端面において周方向に連続的又は断続的に形成された凸部と、他方の端面において周方向に連続的又は断続的に形成された凹部とが係合する端面係合方式。
この場合、第二キャップの外面(外端面又は外周面)には、取付け円筒部との係合を解除する際に手指で保持するための保持部が形成されている。
第二キャップの外面に保持部を形成することによって、第二キャップの係合解除操作が容易に行える。なお、保持部は、例えば、周方向において全体的に又は部分的に、第二キャップの外周面から半径方向外方へ向かって突出する突起部として形成される。
取付け円筒部又は筒状部と第二キャップとをつなぐストラップが設けられ、係合部の係合解除により第二キャップが取付け円筒部から分離されたときに、ストラップは第二キャップを吊下げ状態で支持する。
第二キャップが取付け円筒部から分離されたときに、ストラップは第二キャップを吊下げ状態で支持するので、第二キャップを散逸することがない。また、このとき取付け円筒部の第二開口が大きく開放されるので、飲料ボトルへ着脱する際に第二キャップが邪魔にならない。なお、ストラップの具体例として、取付け円筒部の外周面に突出形成された膨出部と第二キャップの外周面に突出形成された保持部とを貫通してループ状につなぐものでもよい。
第二キャップは、周方向の所定位置において取付け円筒部の第二開口側端部と接続部を介して一体的に接続され、その接続部を支点にして回動することにより取付け円筒部の第二開口を開閉する。
取付け円筒部の第二開口側端部と第二キャップとの間に接続部を形成することによって、係合部の係合解除操作に伴い、第二キャップを散逸することがない。なお、接続部は、ヒンジ(蝶番)で構成したり、柔軟性を有する帯状、紐状の接続体で構成したりすることができる。
これらの飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントにおいて、収容部が仕切壁と所定の収容空間とを有する区画筒状部を形成するとき、複数の区画筒状部が軸方向に積層された状態で、筒状部を飲料ボトルの開口円筒部に装着する。
これによって、複数の小物類を異なる区画筒状部にそれぞれ収納できるので、あたかも整理ダンスのように小物類を種類別・品目別に仕分けして保管することができる。なお、複数(例えば2個)の区画筒状部を形成するに当たっては、予め全体としての筒状部の大きさ(軸方向長さ又は容積)を決め、仕切壁によって筒状部をさらに軸方向に区分して複数の区画筒状部に細分化する場合と、予め大きさ(軸方向長さ又は容積)の決められた区画筒状部を軸方向に積み上げることによって、全体を筒状部に構成する場合とがある。
例えば、隣り合う区画筒状部には、両者を互いに分離可能に一体化するために、弾性変形によって嵌合する区画嵌合部がそれぞれ形成されている。
区画嵌合部を着脱する(嵌合したり嵌合解除したりする)ことによって、隣り合う区画筒状部の取付け・取外しがワンタッチで行える。したがって、小物類の出し入れが容易に行えるとともに、飲料ボトルに装着する区画筒状部の数を必要数(使用数)に応じて増減することも可能となるので、利便性がさらに向上する。なお、「弾性変形による嵌合」とは、少なくとも一部が接触することによって弾性変形し、その後弾性復帰することで嵌合状態が維持できればよく、区画嵌合部は次のいずれの方式で形成してもよい。
(1)隣り合う区画筒状部のうち、一方の区画筒状部の内周面と他方の区画筒状部の外周面とが嵌合する周面嵌合方式;
(2)隣り合う区画筒状部のうち、一方の区画筒状部の端面において周方向に連続的又は断続的に形成された凸部と、他方の区画筒状部の端面において周方向に連続的又は断続的に形成された凹部とが嵌合する端面嵌合方式。
この場合、区画筒状部の外周面には、隣接する区画筒状部との嵌合を解除する際に手指で把持するための区画把持部が形成されている。
区画筒状部の外周面に区画把持部を形成することによって、隣接する区画筒状部との嵌合解除操作が容易に行える。なお、区画把持部は、例えば、周方向において全体的に又は部分的に、区画筒状部の外周面から半径方向外方へ向かって突出する区画突出部として形成される。
あるいは、隣り合う区画筒状部は、周方向の所定位置において区画連結部を介して一体的に連結され、その区画連結部を支点にして回動することにより区画嵌合部の嵌合を解除する。
隣り合う区画筒状部の間に区画連結部を形成することによって、区画嵌合部の嵌合解除操作に伴い、いずれかの区画筒状部を散逸することがない。なお、区画連結部は、ヒンジ(蝶番)で構成したり、柔軟性を有する帯状、紐状の区画連結体で構成したりすることができる。
ところで、以上のような飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントにおいて、筒状部の第一開口側端部及び第一キャップには、両者を互いに分離可能に一体化するために、弾性変形によって嵌合する嵌合部がそれぞれ形成されている。
嵌合部を着脱する(嵌合したり嵌合解除したりする)ことによって、第一キャップの取付け・取外しがワンタッチで行える。したがって、小物類の出し入れが容易に行え、利便性がさらに向上する。なお、「弾性変形による嵌合」とは、少なくとも一部が接触することによって弾性変形し、その後弾性復帰することで嵌合状態が維持できればよく、嵌合部は次のいずれの方式で形成してもよい。
(1)筒状部の第一開口側端部と第一キャップとのうち、一方の内周面と他方の外周面とが嵌合する周面嵌合方式(以下の2タイプがある);
(1−1)第一キャップの内周面と筒状部の外周面とが嵌合するなつめ(棗)蓋タイプ;
(1−2)筒状部の内周面と第一キャップの外周面とが嵌合する落し蓋タイプ;
(2)筒状部の第一開口側端部と第一キャップとのうち、一方の端面において周方向に連続的又は断続的に形成された凸部と、他方の端面において周方向に連続的又は断続的に形成された凹部とが嵌合する端面嵌合方式。
この場合、第一キャップの外面には、筒状部との嵌合を解除する際に手指で把持するための把持部が形成されている。
第一キャップの外面に把持部を形成することによって、第一キャップの嵌合解除操作が容易に行える。なお、把持部は、例えば、周方向において全体的に又は部分的に、第一キャップの外周面から半径方向外方へ向かって突出する突出部として形成される。
あるいは、第一キャップは、周方向の所定位置において筒状部の第一開口側端部と連結部を介して一体的に連結され、その連結部を支点にして回動することにより筒状部の第一開口を開閉する。
筒状部の第一開口側端部と第一キャップとの間に連結部を形成することによって、嵌合部の嵌合解除操作に伴い、第一キャップを散逸することがない。なお、連結部は、ヒンジ(蝶番)で構成したり、柔軟性を有する帯状、紐状の連結体で構成したりすることができる。
本考案に係るケースアタッチメントを、中間部材である飲用アタッチメントを介して装着したペットボトルの一例を示す正面断面図。 本考案に係るケースアタッチメントの一例を示す正面図。 図2の平面図。 図2の正面断面図。 図4から第一及び第二キャップを開放した状態の正面断面図。 本考案に係るケースアタッチメントの他の例を示す正面図。 図6の平面図。 図6の正面断面図。 図8から第一及び第二キャップを開放した状態の正面断面図。 図8の第一変形例を示す正面断面図。 図8の第二変形例を示す正面断面図。 本考案に係るケースアタッチメントのさらに他の例を示す正面断面図。 図12の第一変形例を示す正面断面図。 図12の第二変形例を示す正面断面図。 本考案に係るケースアタッチメントを直接装着したペットボトルの一例を示す正面断面図。 図4の変形例を示す正面断面図。
(実施例1)
以下、本考案の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案に係るケースアタッチメントを、中間部材である飲用アタッチメントを介して装着したペットボトルの一例を示す正面断面図である。また、図2は本考案に係るケースアタッチメントの一例を示す正面図、図3はその平面図、図4は同じく正面断面図、図5は第一及び第二キャップを開放した状態の正面断面図である。図1に示す飲料ボトル装着用飲用アタッチメント(以下、単に飲用アタッチメントともいう)100は、中間部材として、ペットボトルB(飲料ボトル)の上部に開口として形成された開口円筒部Nに着脱可能に装着される。具体的には、この飲用アタッチメント100は、雌ねじ付き円筒部101と本体部103と開口形成円筒部104とを備えている。
雌ねじ付き円筒部101の内周面には、ペットボトルBの開口円筒部Nの外周面に形成された雄ねじ部BSと螺合する雌ねじ部102が形成されている。本体部103は、雌ねじ付き円筒部101の雌ねじ部102が開口円筒部Nの雄ねじ部BSに螺合した状態で、本体開口部103aの外周面が開口円筒部Nの内側に位置するとともに、雌ねじ付き円筒部101からペットボトルBの内部に向かって、雌ねじ付き円筒部101と同心的かつ一体的に延びている。この本体部103は、内外間において水、抽出液等の液体Wの進入を許容しつつ一定以上の大きさの固体(例えば茶殻TL等の残渣)の通過を阻止する。
そのために、本体部103は、本体開口部103aを含む筒状(例えば円筒状)の周壁部と、その下端にてドーム状(例えば半球状)に閉塞する先端(下端)部とが一体成形され、周壁部と先端部とにそれぞれ多数の貫通孔103b(例えば直径1〜mm)が形成された多孔部として構成されている。開口形成円筒部104は、雌ねじ付円筒部101からこれと同心的かつ一体的に、本体部103とは反対へ突出している。この開口形成円筒部104の外周面には、図示しないボトルキャップの内周面に形成された雌ねじ部と螺合する雄ねじ部105が形成されている。
一方、図2〜図5に示す飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント(以下、単にケースアタッチメントともいう)10は、中間部材としての飲用アタッチメント100の開口形成円筒部104に着脱可能に装着される(図1参照)。具体的には、このケースアタッチメント10は、取付け円筒部1と筒状部3と第一キャップ5と第二キャップ7とを備えている。
取付け円筒部1の内周面には、飲用アタッチメント100の開口形成円筒部104の外周面に形成された雄ねじ部105(図1参照)と螺合する雌ねじ部2が形成されている。すなわち、取付け円筒部1の雌ねじ部2は、ペットボトルBの雄ねじ部BS及び飲用アタッチメント100の雄ねじ部105のいずれとも螺合可能である。筒状部3は円筒状に形成され、飲用アタッチメント100の開口形成円筒部104に装着された取付け円筒部1から同心的かつ一体的に外向き(開口形成円筒部104から遠ざかる方向;図1では上方側)に突出している。筒状部3の突出側端部及び第一キャップ5の周壁には、弾性変形によって嵌合する嵌合部3F,5Fがそれぞれ形成され、両者は互いに分離可能に一体化されている。具体的には、筒状部3の外周面に形成された筒状部側嵌合部3F(嵌合部)と、第一キャップ5の内周面に形成されたキャップ側嵌合部5F(嵌合部)とが弾性変形可能に嵌合し、いわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面嵌合方式)で構成されている。
また、第一キャップ5の周壁の外周面から半径方向外方へ向かって、周壁における一部を突出することによって、突出部5H(把持部)が一体形成されている。突出部5Hは、第一キャップ5と取付け筒状部3との嵌合を解除する際に手指で把持される。さらに、第一キャップ5は、突出部5Hとは周方向の反対側において、柔軟性を有する帯状又は紐状の連結体5C(連結部)を介して、筒状部3の突出側端部と連結されている。したがって、筒状部3との嵌合を解除する際に、突出部5Hを手指で把持し、連結体5Cを支点にして第一キャップ5を回動すると、筒状部3の突出側端部に第一開口3aが開放される(図5参照)。なお、筒状部3の上部外周面には、全周にわたって径方向外側に延出するフランジ部3Zが形成されている。
図4に示すように、第一キャップ5の天井壁外面(上面)には、ほぼ円形状の凹部5Dが形成され、この凹部5Dには文字、図形、キャラクター等所定の意匠が描かれた意匠プレート6(表示板や表示シート)が嵌合され(あるいは埋め込まれ)ている。これによって、オリジナルな第一キャップ5ひいてはケースアタッチメント10を提供することができる。また、第一キャップ5に取り付ける意匠プレート6には、通常のボトルキャップとは異なる特殊なデザイン形状や色彩を付加することによって、例えば、オリジナルマイボトル運動やボトルキャップ回収運動の一層の促進を図り、ペットボトルやボトルキャップの再利用効率を高め、資源の有効活用に資することができる。なお、凹部5Dを第一キャップ5の外周面に形成し、柔軟性のある意匠プレート6を埋め込んでもよい。
図2〜図5において、取付け円筒部1の下端部及び第二キャップ7の周壁には、弾性変形によって係合する係合部1F,7Fがそれぞれ形成され、両者は互いに分離可能に一体化されている。具体的には、取付け円筒部1の外周面に形成された円筒部側係合部1F(係合部)と、第二キャップ7の内周面に形成されたキャップ側係合部7F(係合部)とが弾性変形可能に係合し、いわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面係合方式)で構成されている。
また、第二キャップ7の周壁の外周面から半径方向外方へ向かって、周壁における一部を半径方向外方へ向かって突出することによって、保持部7H(突起部)が一体形成されている。保持部7Hは、第二キャップ7と取付け円筒部1との係合を解除する際に手指で保持される。
さらに、取付け円筒部1と第二キャップ7とをつなぐストラップ8が設けられ、係合部1F,7Fの係合解除により第二キャップ7が取付け円筒部1から分離されたときに、ストラップ8は第二キャップ7を吊下げ状態で支持する(図5参照)。具体的には、取付け円筒部1の外周面に膨出部1Mが突出形成されるとともに、取付け円筒部1の膨出部1M及び第二キャップ7の保持部7Hには、ストラップ8を挿通させるための挿通孔1Ma,7Haがそれぞれ形成されている。ストラップ8はこれらの挿通孔1Ma,7Haを貫通してループ状につないでいる。したがって、第二キャップ7を取付け円筒部1から分離した場合でも第二キャップ7を散逸することがない。また、第二キャップ7の分離により取付け円筒部1に開口する第二開口1a(図5参照)が大きく開放されるので、ペットボトルB、飲用アタッチメント100等へ着脱する際に第二キャップ7が邪魔にならない(図1参照)。
図1〜図5に示すように、筒状部3には、その内部空間を軸方向に区分する仕切壁4aが設けられている。突出側端部の第一開口3aを第一キャップ5で閉鎖することにより、筒状部3の内部には、この仕切壁4aを底とし、飲食品、栄養補助食品、医薬品、硬貨、小型医療器具等の小物類(例えば抽出用の茶葉T(抽出用食品))を収納するための収容空間4bを有する収容部4が形成される。取付け円筒部1の雌ねじ部2が開口円筒部Nの雄ねじ部BSに螺合したとき、仕切壁4aはペットボトルBの上部開口を閉鎖する機能を有する(図1参照)。また、第一キャップ5は、筒状部3の突出側端部に形成される第一開口3a及び上記収容空間4bを閉鎖する機能を有している。
一方、図2〜図4に示すように、取付け円筒部1がペットボトルB及び飲用アタッチメント100から取り外され、かつ取付け円筒部1に第二キャップ7が装着されたとき、仕切壁4aの下側に形成される取付け円筒部1の内部空間は、上記小物類を収納するための予備収容空間4b’を形成する。すなわち、第二キャップ7は、取付け円筒部1に開口する第二開口1a及び上記予備収容空間4b’を閉鎖する機能を有している(図5参照)。
この実施例に示すケースアタッチメント10は、ペットボトルB及び飲用アタッチメント100から取り外したときに、収容空間4b及び予備収容空間4b’を小物類収納用の収容部4として利用することができる。さらにこの実施例では、突出部5Hにより、第一キャップ5(キャップ側嵌合部5F)の嵌合解除操作が容易に行える。また、連結体5Cにより、キャップ側嵌合部5Fの嵌合を解除したとき第一キャップ5を散逸することがない。一方、保持部7Hにより、第二キャップ7(キャップ側係合部7F)の係合解除操作が容易に行える。また、ストラップ8により、キャップ側係合部7Fの係合を解除したとき第二キャップ7を散逸することがない。なお、取付け円筒部1、筒状部3及び第一キャップ5は、合成樹脂材料における二色成形等の手法を用いて、一体成形してもよい。
ところで、ケースアタッチメント10は、中間部材としての飲用アタッチメント100を介することなく、ペットボトルBに直接装着してもよい。したがって、図1に示すペットボトルBを使用するとき、次の3形態に変更可能である。
(1)付加的なアタッチメント使用形態
ペットボトルBの雄ねじ部BSに、飲用アタッチメント100の雌ねじ付き円筒部101の雌ねじ部102が螺合する。さらに、飲用アタッチメント100の開口形成円筒部104の雄ねじ部105に、ケースアタッチメント10の取付け円筒部1の雌ねじ部2が螺合する(図1参照)。
(2)ケースアタッチメント使用形態
ペットボトルBの雄ねじ部BSにケースアタッチメント10(取付け円筒部1)の雌ねじ部2が螺合する(図15参照)。
(3)本来の使用形態
開口円筒部Nの外周面に形成された雄ねじ部BSに、ボトルキャップの内周面に形成された雌ねじ部が螺合する(図示省略)。
このように、ケースアタッチメント10と飲用アタッチメント100とを用いるだけの簡素な構成によって、付加的なアタッチメント使用形態、ケースアタッチメント使用形態及び本来の使用形態に変更可能となり、利便性がますます向上する。つまり、付加的なアタッチメント使用形態では、ケースアタッチメント10を取り外すことによって、ペットボトルB内の液体(例えば、ペットボトルB内で茶葉T等の抽出用食品から抽出した抽出液W)を飲用アタッチメント100を介して飲用することができる。
(変形例)
図16は図4の変形例を示す正面断面図である。図16に示すように、第一キャップ5の凹部5Dには雌ねじ部5Sが形成され、キャラクター等(例えばペンギン)を象った立体物16の底部周面には雄ねじ部16Sが形成されている。第一キャップ5の雌ねじ部5Sに立体物16の雄ねじ部16Sを螺合することによって、立体物16が第一キャップ5(凹部5D)に取り付けられる。これによって、オリジナルな第一キャップ5ひいてはケースアタッチメント10を提供することができる。なお、図4と同様に、凹部5Dに対し立体物16の底部を弾性変形によって嵌合してもよい。
(実施例2)
図6は本考案に係るケースアタッチメントの他の例を示す正面図、図7はその平面図、図8は同じく正面断面図、図9は第一及び第二キャップを開放した状態の正面断面図である。図6〜図9においても、取付け円筒部1の外周面に形成された円筒部側係合部1F(係合部)と、第二キャップ7の内周面に形成されたキャップ側係合部7F(係合部)とが弾性変形可能に係合し、いわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面嵌合方式)で構成されている。ただし、この実施例では第二キャップ7の周壁が保持部7Hに兼用されているので、第二キャップ7と取付け円筒部1との係合を解除する際には第二キャップ7の周壁を保持する。
さらに、第二キャップ7は、連結体5Cとは周方向の反対側において、柔軟性を有する帯状又は紐状の接続体7C(接続部)を介して、取付け円筒部1の第二開口1a側端部と一体的に連結されている。したがって、取付け円筒部1との係合を解除する際に、保持部7H(第二キャップ7の周壁)を手指で保持し、接続体7Cを支点にして第二キャップ7を回動すると、取付け円筒部1の下端部に第二開口1aが開放される(図9参照)。なお、筒状部3のフランジ部3Zには、携帯用のストラップ8を挿通させるための挿通孔3Zaが設けられている。
この実施例に示すケースアタッチメント10でも、ペットボトルB及び飲用アタッチメント100から取り外したときに、収容空間4b及び予備収容空間4b’を小物類収納用の収容部4として利用することができる。さらにこの実施例では、突出部5Hにより、第一キャップ5(キャップ側嵌合部5F)の嵌合解除操作が容易に行える。また、連結体5Cにより、キャップ側嵌合部5Fの嵌合を解除したとき第一キャップ5を散逸することがない。一方、保持部7H(第二キャップ7の周壁)により、第二キャップ7(キャップ側係合部7F)の係合解除操作が容易に行える。また、接続体7Cにより、キャップ側係合部7Fの係合を解除したとき第二キャップ7を散逸することがない。なお、取付け円筒部1、筒状部3、第一キャップ5及び第二キャップ7は、合成樹脂材料における二色成形等の手法を用いて、一体成形してもよい。
(変形例)
図10は図8(実施例2)の第一変形例を示す正面断面図、図11は同じく第二変形例を示す正面断面図である。
図10(第一変形例)では、筒状部3の内周面に形成された筒状部側嵌合部3F(嵌合部)と、第一キャップ5の外周面に形成されたキャップ側嵌合部5F(嵌合部)とが弾性変形可能に嵌合し、いわゆる落し蓋方式(周面嵌合方式)で構成されている。また、取付け円筒部1の内周面に形成された円筒部側係合部1F(係合部)と、第二キャップ7の外周面に形成されたキャップ側係合部7F(係合部)とが弾性変形可能に係合し、いわゆる落し蓋方式(周面係合方式)で構成されている。
一方、図11(第二変形例)では、筒状部3の端面において断続的に形成された凸部3F1(筒状部側嵌合部;嵌合部)と、第一キャップ5の端面において断続的に形成された凹部5F1(キャップ側嵌合部;嵌合部)とが嵌合するとともに、筒状部3の端面において断続的に形成された凹部3F2(筒状部側嵌合部;嵌合部)と、第一キャップ5の端面において断続的に形成された凸部5F2(キャップ側嵌合部;嵌合部)とが嵌合し、端面嵌合方式で構成されている。また、取付け円筒部1の端面において断続的に形成された凸部1F1(円筒部側係合部;係合部)と、第二キャップ7の端面において断続的に形成された凹部7F1(キャップ側係合部;係合部)とが係合するとともに、取付け円筒部1の端面において断続的に形成された凹部1F2(円筒部側係合部;係合部)と、第二キャップ7の端面において断続的に形成された凸部7F2(キャップ側係合部;係合部)とが係合し、端面係合方式で構成されている。
したがって、これらの変形例においても、第一キャップ5の嵌合解除操作及び第二キャップ7の係合解除操作が容易に行える。なお、図11において、筒状部3の端面には全周にわたり凸部3F1又は凹部3F2を形成し、第一キャップ5の端面には全周にわたり凹部5F1又は凸部5F2を形成し、両者を弾性変形可能に嵌合してもよい。同様に、取付け円筒部1の端面には全周にわたり凸部1F1又は凹部1F2を形成し、第二キャップ7の端面には全周にわたり凹部7F1又は凸部7F2を形成し、両者を弾性変形可能に係合してもよい。
(実施例3)
図12は本考案に係るケースアタッチメントのさらに他の例を示す正面断面図である。図12に示す飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント(以下、単にケースアタッチメントともいう)10では、収容部4が仕切壁4aと収容空間4bとを有する区画筒状部31,32を形成し、筒状部3は、複数(例えば2個)の区画筒状部31,32が軸方向に積層された状態でペットボトルB(飲料ボトル)の開口円筒部Nに装着される(図1参照)。つまり、図12では、下段の区画筒状部31と上段の区画筒状部32とを上下2段に重ねることによって、筒状部3を形成している。
上下の区画筒状部31,32には、弾性変形によって嵌合する区画嵌合部31F,32Fがそれぞれ形成され、互いに分離可能に一体化されている。具体的には、下段の区画筒状部31の外周面に形成された下段嵌合部31F(区画嵌合部)と、上段の区画筒状部32の内周面に形成された上段嵌合部32F(区画嵌合部)とが弾性変形可能に嵌合し、いわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面嵌合方式)で構成されている。
また、上段の区画筒状部32には、周壁の外周面から半径方向外方へ向かって、周壁における一部を突出することによって、区画突出部32H(区画把持部)が一体形成されている。さらに、上段の区画筒状部32は、区画突出部32Hとは周方向の反対側において、柔軟性を有する帯状又は紐状の区画連結体32C(区画連結部)を介して、下段の区画筒状部31と連結されている。したがって、下段の区画筒状部31との嵌合を解除する際に、区画突出部32Hを手指で把持し、区画連結体32Cを支点にして上段の区画筒状部32を回動すると、下段の区画筒状部31の突出側開口が開放される。
なお、第一キャップ5は、突出部5H(把持部)とは周方向の反対側において、柔軟性を有する帯状又は紐状の連結体5C(連結部)を介して、上段の区画筒状部32と連結されている。よって、上段の区画筒状部32との嵌合を解除する際に、突出部5Hを手指で把持し、連結体5Cを支点にして第一キャップ5を回動すると、上段の区画筒状部32の突出側開口が開放される。
さらに、この実施例においては、取付け円筒部1の外周面に形成された円筒部側係合部1F(係合部)と、第二キャップ7の内周面に形成されたキャップ側係合部7F(係合部)とが弾性変形可能に係合し、いわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面係合方式)で構成されている。なお、携帯用のストラップ8を挿通させるための挿通孔3Zaは、上段嵌合部32Fのフランジ部3Zに設けられている。
このように、区画嵌合部31F,32Fを着脱する(嵌合したり嵌合解除したりする)ことによって、隣り合う区画筒状部31,32の取付け・取外しがワンタッチで行える。これによって、小物類の出し入れが容易に行えるとともに、ペットボトルBに装着する区画筒状部31,32の数を必要数(使用数)に応じて増減することも可能となるので、利便性がさらに向上する。また、上段の区画筒状部32の周壁外面に区画突出部32Hを形成することによって、区画筒状部32(上段嵌合部32F)の嵌合解除操作が容易に行える。さらに、上段嵌合部32Fの嵌合解除操作に伴い、区画筒状部32を散逸することがない。なお、取付け円筒部1、区画筒状部31,32第一キャップ5及び第二キャップ7は、合成樹脂材料における二色成形等の手法を用いて、一体成形してもよい。
(変形例)
図13は図12(実施例3)の第一変形例を示す正面断面図、図14は同じく第二変形例を示す正面断面図である。
図13(第一変形例)では、下段の区画筒状部31の内周面に形成された下段嵌合部31F(区画嵌合部)と、上段の区画筒状部32の外周面に形成された上段嵌合部32F(区画嵌合部)とが弾性変形可能に嵌合し、いわゆる落し蓋方式(周面嵌合方式)で構成されている。なお、取付け円筒部1と第二キャップ7とは、図12(実施例3)と同様にいわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面係合方式)で構成されている。
一方、図14(第二変形例)では、下段の区画筒状部31の端面において断続的に形成された凸部31F1(下段嵌合部;区画嵌合部)と、上段の区画筒状部32の端面において断続的に形成された凹部32F1(上段嵌合部;区画嵌合部)とが嵌合するとともに、下段の区画筒状部31の端面において断続的に形成された凹部31F2(下段嵌合部;区画嵌合部)と、上段の区画筒状部32の端面において断続的に形成された凸部32F2(上段嵌合部;区画嵌合部)とが嵌合し、端面嵌合方式で構成されている。なお、取付け円筒部1と第二キャップ7とは、図12(実施例3)と同様にいわゆるなつめ(棗)蓋方式(周面係合方式)で構成されている。
したがって、これらの変形例においても、上段の区画筒状部32の嵌合解除操作が容易に行える。なお、図14(端面嵌合方式)において、下段の区画筒状部31の端面には全周にわたり凸部31F1又は凹部31F2を形成し、上段の区画筒状部32の端面には全周にわたり凹部32F1又は凸部32F2を形成し、両者を弾性変形可能に嵌合してもよい。
実施例2(図6〜図11)、実施例3(図12〜図14)において実施例1(図1〜図5,図15,図16)と共通する機能を有する部分にはそれぞれ同一符号を付して説明を省略したものがある。
なお、以上の実施例において、本考案に係る飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント及び飲料ボトル装着用飲用アタッチメントは、飲用後のペットボトルに限らず、飲料を充填するための未使用の飲料ボトル等にも適用できる。また、各実施例及び変形例は、技術的な矛盾を生じない範囲において、互いに組み合わせて使用することもできる。さらに、以上の記載から明らかなように、「嵌合部」と「係合部」、「把持部」と「保持部」、及び「連結部」と「接続部」は説明の便宜のため区別して用いているが、それぞれほぼ同じ機能を有している。
1 取付け円筒部
1a 第二開口
1F 円筒部側係合部(係合部)
1M 膨出部
1Ma 挿通孔
2 雌ねじ部
3 筒状部
3a 第一開口
3F 筒状部側嵌合部(嵌合部)
3Z フランジ部
3Za 挿通孔
31,32 区画筒状部
31F,32F 区画嵌合部
32H 区画突出部(区画把持部)
32C 区画連結体(区画連結部)
4 収容部
4a 仕切壁
4b 収容空間
4b’ 予備収容空間
5 第一キャップ
5D 凹部
5F キャップ側嵌合部(嵌合部)
5H 突出部(把持部)
5C 連結体(連結部)
5S 雌ねじ部
6 意匠プレート
7 第二キャップ
7F キャップ側係合部(係合部)
7H 保持部
7Ha 挿通孔
7C 接続体(接続部)
8 ストラップ
10 ケースアタッチメント(飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント)
16 立体物
16S 雄ねじ部
100 飲用アタッチメント(飲料ボトル装着用飲用アタッチメント;中間部材)
101 雌ねじ付き円筒部
102 雌ねじ部
103 多孔部(本体部)
103a 本体開口部
103b 貫通孔
104 開口形成円筒部
105 雄ねじ部
B ペットボトル(飲料ボトル)
BS 雄ねじ部
N 開口円筒部
T 茶葉(抽出用食品)
TL 茶殻(残渣;固体)
W 抽出液(液体)

Claims (13)

  1. ペットボトル等の飲料ボトルに直接又は中間部材を介して間接的に着脱可能に装着される飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメントであって、
    前記飲料ボトル及び前記中間部材に形成された雄ねじ部と螺合可能な雌ねじ部が内周面に形成された取付け円筒部と、
    前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部に取り付けられた状態で該取付け円筒部から一体的に上方に突出するとともに、内部空間を軸方向に区分する仕切壁を有する筒状部と、
    前記筒状部の突出側に形成される第一開口を閉鎖するために、前記筒状部と一体的に又は別体に形成された第一キャップと、
    前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部から取り外されたとき該取付け円筒部に開口する第二開口を閉鎖するために、前記取付け円筒部と一体的に又は別体に形成された第二キャップと、
    を備え、
    前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部に取り付けられた状態において、前記仕切壁は前記飲料ボトルの開口部を閉鎖するとともに、前記筒状部の第一開口は前記第一キャップで閉鎖されて飲食品、栄養補助食品、医薬品、硬貨、小型医療器具等の小物類を収納する収容部が形成される一方、
    前記取付け円筒部の雌ねじ部が前記雄ねじ部から取り外された状態において、前記筒状部の第一開口は前記第一キャップで閉鎖されて前記収容部が形成されるとともに、前記取付け円筒部の第二開口は前記第二キャップで閉鎖されることを特徴とする飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  2. 前記第一キャップの外面には凹部が形成され、該凹部にはキャラクター等所定の意匠が描かれた意匠プレートあるいはキャラクター等を象った立体物を取り付け可能である請求項1に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  3. 前記取付け円筒部の第二開口側端部及び前記第二キャップには、両者を互いに分離可能に一体化するために、弾性変形によって係合する係合部がそれぞれ形成されている請求項1又は2に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  4. 前記第二キャップの外面には、前記取付け円筒部との係合を解除する際に手指で保持するための保持部が形成されている請求項3に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  5. 前記取付け円筒部又は筒状部と前記第二キャップとをつなぐストラップが設けられ、前記係合部の係合解除により前記第二キャップが前記取付け円筒部から分離されたときに、前記ストラップは前記第二キャップを吊下げ状態で支持する請求項3又は4に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  6. 前記第二キャップは、周方向の所定位置において前記取付け円筒部の第二開口側端部と接続部を介して一体的に接続され、その接続部を支点にして回動することにより前記取付け円筒部の第二開口を開閉する請求項3又は4に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  7. 前記収容部が前記仕切壁と所定の収容空間とを有する区画筒状部を形成するとき、前記筒状部は、複数の区画筒状部が軸方向に積層された状態で前記飲料ボトルの開口円筒部に装着される請求項1ないし6のいずれか1項に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  8. 隣り合う前記区画筒状部には、両者を互いに分離可能に一体化するために、弾性変形によって嵌合する区画嵌合部がそれぞれ形成されている請求項7に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  9. 前記区画筒状部の外周面には、隣接する区画筒状部との嵌合を解除する際に手指で把持するための区画把持部が形成されている請求項8に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  10. 隣り合う前記区画筒状部は、周方向の所定位置において区画連結部を介して一体的に連結され、その区画連結部を支点にして回動することにより前記区画嵌合部の嵌合を解除する請求項8又は9に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  11. 前記筒状部の第一開口側端部及び前記第一キャップには、両者を互いに分離可能に一体化するために、弾性変形によって嵌合する嵌合部がそれぞれ形成されている請求項1ないし10のいずれか1項に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  12. 前記第一キャップの外面には、前記筒状部との嵌合を解除する際に手指で把持するための把持部が形成されている請求項11に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
  13. 前記第一キャップは、周方向の所定位置において前記筒状部の第一開口側端部と連結部を介して一体的に連結され、その連結部を支点にして回動することにより前記筒状部の第一開口を開閉する請求項11又は12に記載の飲料ボトル装着用収容ケースアタッチメント。
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