JP3170927U - 放熱モジュールの留め具 - Google Patents
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Abstract
【課題】規格の異なる固定孔を有するメインボードに対応して取り付け可能な放熱モジュールの留め具を提供する。【解決手段】放熱モジュール2をメインボード5上に固定するのに用い、該放熱モジュールの留め具本体1は、放熱モジュール設置部11及び複数の延長端12及び第一及び第二開放側縁部111、112を該放熱モジュール設置部の両端にそれぞれ設置する。該複数の延長端は、該放熱モジュール設置部の周囲から外に向かって延長形成して固定部品4を挿通してメインボードに固定する孔である定位部を備える。該定位部は円弧状、直線状或いは複数の孔として固定部品を異なる孔位置のメインボードに合わせる。【選択図】図1
Description
本考案は、放熱モジュールの留め具に関するもので、特に複数種の異なる孔位置を有するメインボードに合わせる放熱モジュールの留め具に関わる。
半導体技術の進歩に伴い、ICチップの体積も縮小している。またICチップにより多くのデータを処理できるようにするため、同じ体積のICチップであれば以前の数倍以上のデバイスが搭載されている。ICチップ内のデバイスの数量が益々多くなっていくと、デバイスが作業する熱エネルギーもまた益々大きくなり、通常のCPUを例にとると、高密度に搭載されたデバイスの作業量により、CPUが排出する熱は、CPU全体を焼き切るほどである。拠って、それらを解決することがICの放熱装置の重要な課題となっている。
一般の放熱器は主に高熱伝導係数の金属材から製造されている。また同時に放熱効果を向上させるために、ファンを更に設置して排熱する他に、フィン組を設置して放熱し、更にヒートパイプで熱エネルギーの排出を加速させ、IC製品の焼損を防止する。
放熱器は、該メインボード上の発熱源に対応して設置する。該放熱器が発熱源から発した熱を吸収して放射する方式で放熱する。該放熱器は、少なくとも留め具で該メインボードと固定する。但し、メインボード及びCPUには多種の規格があるため、各規格のCPUの大きさは異なり、故に合わせられる放熱器の大きさも変わってくる。また対応して固定する留め具もまたメインボードと対応する孔が異なるため、相対してそれぞれ異なる設計となる。そのため、異なる留め具に対して異なる金型を設計しなければならないので、生産コストが高くなり、且つ金型は共有できないため、コストが高くなる。
解決しようとする問題点は、コストが高くつき、且つ留め具が共有できない点である。
本考案は、放熱モジュールをメインボード上に固定するのに用い、該放熱モジュールの留め具は、本体に対して放熱モジュール設置部及び複数の延長端及び第一及び第二開放側縁部を備え、該放熱モジュール設置部の両端にそれぞれ設置する。該複数の延長端は、該放熱モジュール設置部の周囲から外に向かって伸びて形成し、定位部を備える。該定位部は固定部品がその内部で移動して異なる孔位置のメインボードに合わせることを最も主要な特徴とする。
本考案の放熱モジュールの留め具は、コストを節約し、用途の幅を拡げるという利点がある。
上述の問題を解決するため、異なる規格でも相互に共用できる放熱モジュールの留め具を提供することを本考案の主な目的とする。
コストを節約する放熱モジュールの留め具を提供することを本考案の別の目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案は固定孔の位置の異なるメインボードに対応可能な放熱モジュールの留め具を提供し、放熱モジュールをメインボード上に固定するのに用いる。該放熱モジュールの留め具は、本体に放熱モジュール設置部及び複数の延長端及び第一開放側縁部及び第二開放側縁部を備える。該第一、二開放側縁部は該放熱モジュール設置部の両端にそれぞれ設置し、該放熱モジュール設置部と連通する。該複数の延長端は該放熱モジュール設置部の周囲から外向きに伸びて形成し、該複数の延長端は該放熱モジュール設置部と反対の一端に定位部を備え、該定位部は固定部品を挿通してメインボードに固定する貫通孔を設ける。
本考案の放熱モジュールの留め具の定位部は挿通する固定部品と対応する円弧状、直線状のスリット、或いは複数の貫通孔からなり、該固定部品の固定位置はこれらのスリット内或いは孔に応じて調整し、該メインボード上の対応する孔位置まで調整した後固定することによって、放熱器を確実にメインボード上に固定する。該放熱モジュールの留め具によって多種規格のメインボードに適用するため、更に良好な応用性を備え、且つ他に金型を開発せずにメインボードに使用できるので、コストが節約できる。
本考案の上述の目的及びその構造とその特性を図に基づいて、好適な実施例を挙げて説明する。
図1、2に示すのは、本考案の放熱モジュールの留め具の第一実施例の立体分解及び組立図であり、図に示すとおり、本考案の放熱モジュールの留め具は本体1を有する。
該本体1は、放熱モジュール設置部11及びそれから放射状に延長する複数の延長端12及び該放熱モジュール設置部を囲む外周となる第一開放側縁部111及びその外側の第二開放側縁部112を備える。該第一、二開放側縁部111、112は該放熱モジュール設置部11の両端にそれぞれ設置し、該放熱モジュール設置部11に接する。該複数の延長端12は、該放熱モジュール設置部11周辺側から外に向けて延長して形成され、その端部底面に固定部品4を挿通してボードに固定する挿通孔である定位部121を設ける。
該本体1の第一開放側縁部111は更に複数の孔1111を備え、該放熱モジュール設置部11は放熱器2もしくはウォーターブロック(図中未示出)を設置する。更に、該放熱器2の前述の孔1111に対応する箇所にはネジ止め用の穿孔21を備え、ネジ部品3を前述の穿孔21及び該孔1111に差し込んで該放熱器2を該本体1に固定する。
該定位部121は円弧形状のスリットであり、該スリットに固定部品4を差し込み、該円弧形状のスリット内で固定部品4をスライド移動させて固定位置を調整する。
本実施例の放熱モジュールの留め具は、放熱モジュール(即ち前述の放熱器2)をメインボード5上に固定するのに用いる。メインボード5上のCPU51は規格が異なるために大きさも同じではなく、また該メインボード5上に設置したCPU51周囲の固定孔52の設置位置もまた同じでない。これに対処するため、該放熱モジュールの留め具の本体1の定位部121に差し込んだ固定部品4は、該定位部121の円弧状のスリット内で位置移動し、該メインボード5の固定孔52と相対する位置へ移動する。即ち、固定部品4は、メインボード5上で該放熱モジュールの留め具の本体1及び該放熱器2を固定できる孔52に移動して差し込み、留め具を固定する。
図3は、本考案の放熱モジュールの留め具の第二実施例の立体図である。図に示すとおり、本実施例の部分構造及び技術的特徴は前述の第一実施例と同じであるため、説明は省くが、本実施例と前述の第一実施例の異なる箇所は、本実施例のスリット(即ち定位部121)は直線状である。
図4は、本考案の放熱モジュールの留め具第三実施例の立体図である。図に示すとおり、本実施例の部分構造及び技術的特徴は、前述の第一実施例と同じであるため、説明は省くが、本実施例と前述第一実施例の異なる箇所は本実施例の定位部121が更に複数の定位孔1211を備え、該複数の定位孔1211は、対応するメインボード5の固定孔52孔位置に対応して設置する(図1参照)。
本考案の放熱モジュールの留め具は、組み立て時に異なる規格に対して良好な互換性を備えるため、金型開発の費用を節約し、生産コストを大幅に減らす。
1 本体
11 放熱モジュール設置部
111 第一開放側縁部
1111 孔
112 第二開放側縁部
12 延長端
121 定位部
1211 定位孔
2 放熱器
21 穿孔
3 ネジ部品
4 固定部品
5 メインボード
51 CPU
52 固定孔
11 放熱モジュール設置部
111 第一開放側縁部
1111 孔
112 第二開放側縁部
12 延長端
121 定位部
1211 定位孔
2 放熱器
21 穿孔
3 ネジ部品
4 固定部品
5 メインボード
51 CPU
52 固定孔
Claims (5)
- 放熱モジュールの留め具において、
留め具本体は、放熱モジュール設置部及び該放熱モジュール設置部から放射状に延長する複数の延長端及び放熱モジュール設置部を囲む第一開放側縁部及びその外側の第二開放側縁部を備え、
該第一、二開放側縁部は、該放熱モジュール設置部の両端にそれぞれ設置して該放熱モジュール設置部と接し、該複数の延長端は該放熱モジュール設置部周囲側から外向きに伸びて形成されると共に該留め具本体を固定する固定部品を挿通してボードに固定する挿通孔を設けたことを特徴とする放熱モジュールの留め具。 - 前記定位部は円弧状のスリットとすることを特徴とする請求項1記載の放熱モジュールの留め具。
- 前記定位部は、更に複数の定位孔を備えることを特徴とする請求項1記載の放熱モジュールの留め具。
- 前記スリットは直線状又は円弧形状のいずれかであることを特徴とする請求項2記載の放熱モジュールの留め具。
- 前記本体の第一開放側縁部は更に複数の孔を備え、該放熱モジュール設置部は放熱器を設置して、該放熱器の該第一開放側縁部の孔に対応する位置に穿孔を備えて、ネジ部品をその穿孔及び該第一開放側縁部の孔に差し込んで該放熱器を該本体に固定することを特徴とする請求項1記載の放熱モジュールの留め具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004343U JP3170927U (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 放熱モジュールの留め具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011004343U JP3170927U (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 放熱モジュールの留め具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3170927U true JP3170927U (ja) | 2011-10-06 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011004343U Expired - Fee Related JP3170927U (ja) | 2011-07-26 | 2011-07-26 | 放熱モジュールの留め具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3170927U (ja) |
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2011
- 2011-07-26 JP JP2011004343U patent/JP3170927U/ja not_active Expired - Fee Related
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