JP3170878U - ろ過フィルター引き上げ機構 - Google Patents

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【課題】フィルターエレメントを手を汚さず、かつ簡単に裏返すことができるろ過用フィルターの引き上げ機構を提供する。【解決手段】ろ過フィルター引き上げ機構30は、ポリアミド系の伸縮性のある袋状フィルターエレメント11の内部底面に、底部つり上げ用のつり上げ部材31を袋開口部13まで伸ばし設け、延設されている。また、フィルターエレメント11の袋開口部13が筒状ケージング20内に挿着され、つり上げ部材31の上端部32が袋開口部13に係着されている。【選択図】図2

Description

本考案は、ろ過用フィルターの引き上げ機構に関する。
ろ過用フィルター装置は、最少面積で最大量の微粒切粉や浮遊物を取り除くための装置であり、伸縮性のある袋状のフィルターエレメントを使用して微粒切粉や浮遊物を取り除くものである。使用したフィルターエレメントは油分は捕獲せず、微粒切粉や浮遊物等によって目詰まりを起こすため、定期的に除去することが好ましい。
しかし、除去の際には、内部に堆積した微粒切粉や浮遊物等の重量により伸縮性のあるフィルターエレメントが伸びてしまうため、袋内部に手を入れてフィルターエレメントの袋部を裏返すことが必要である。そのため、溜まった微粒切粉や浮遊物などの残留物で手が汚れてしまうことがある。また、フィルターエレメントは伸縮性を備えるので、裏返すのに手間がかかることもある。
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、フィルターエレメントを手を汚さず、かつ簡単に裏返すことができるろ過用フィルターの引き上げ機構を提供する。
すなわち、請求項1の考案は、伸縮性のある袋状フィルターエレメントの内部底面に、底部つり上げ用のつり上げ部材を袋開口部まで伸ばし設け、延設したことを特徴とするろ過フィルター引き上げ機構に係る。
請求項2の考案は、前記フィルターエレメントがポリアミド系の素材である請求項1に記載のろ過フィルター引き上げ機構に係る。
請求項3の考案は、前記フィルターエレメントの前記袋開口部が筒状ケージング内に挿着されている請求項1又は2に記載のろ過フィルター引き上げ機構に係る。
請求項4の考案は、前記つり上げ部材の上端部が前記袋開口部に係着されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のろ過フィルター引き上げ機構に係る。
請求項1の考案に係るろ過フィルター引き上げ機構は、伸縮性のある袋状フィルターエレメントの内部底面に、底部つり上げ用のつり上げ部材を袋開口部まで伸ばし設け、延設したため、フィルターエレメントを手を汚さず、かつ簡単に裏返すことができる。
請求項2の考案は、請求項1において、前記フィルターエレメントがポリアミド系の素材であるため、ろ過時の破損を抑制するとともに良好にろ過を行うことができる。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記フィルターエレメントの前記袋開口部が筒状ケージング内に挿着されているため、フィルタエレメントの伸縮を調整することで網目の大きさを調整し、目詰まりを減少させることができるとともに、廃液を注入するのに十分な大きさを確保することができる。
請求項4の考案は、請求項1ないし3において、前記つり上げ部材の上端部が前記袋開口部に係着されているため、ろ過する混合物注入時において、つり上げ部材が巻き込まれ内部に落ち込むことがなくなる。
ろ過装置を配した処理装置の概略図である。 本考案の一実施例に係る引き上げ機構を備えたろ過装置の斜視図である。 紐状部材からなる引き上げ機構の一部断面斜視図である。 I字状の補強部を有する底部補強部材を備えた引き上げ機構の一部断面斜視図である。 十字状の補強部を有する底部補強部材を備えた引き上げ機構の一部断面斜視図である。 I字状部材からなる底部補強部材を備えた引き上げ機構の一部断面斜視図である。
図1は、研削や切削時に排出される廃液から微粒切粉や浮遊物等の除去、またはセラミックスやアルミ合金等の微粒物の除去等を行って廃液をろ過するろ過装置10が配置された処理装置1である。図1において、符号2は廃液の貯留槽、3はろ過装置10を介して廃液のろ過を行う処理槽、4は処理槽3においてろ過されたろ液が貯留されるろ液槽、5は貯留槽2の廃液を処理槽3へ供給するためのポンプ、6は処理槽3の処理液の液面の油分を分離するための油水分離槽、7は油水分離槽6で分離された廃油が貯留される廃油槽である。
ろ過装置10は、図2に示すように、袋状フィルターエレメント11と、筒状ケーシング20とを有する。袋状フィルターエレメント11は、伸縮性を有する素材からなり、廃液のろ過を行う。袋状フィルターエレメント11としては、廃液中の微細切粉や微粒物等を除去してろ過することが可能な適宜の伸縮性素材が使用され、例えば、ポリアミド系の素材が好ましく用いられる。図2において、符号12Aはフィルターエレメント11の底部、13はフィルターエレメント11の袋開口部である。
ポリアミド系素材は、結晶性が高い樹脂であるため、優れた柔軟性に加えて耐薬品性、強靭性、又は耐衝撃性に優れている。このことから、廃液を流し込む過程においても衝撃で破れることはなく、ろ過対象の廃液の性質を選ばず使用することができる。また、優れた柔軟性により、微少の油成分がフィルターエレメント11の網目から逃れるために網目が伸縮を繰り返し、目詰まりが少なくなる。ここで、ポリアミド系の素材とは、例えば、6・6ナイロン、6・10ナイロン等のナイロン系繊維などがある。
筒状ケーシング20は、袋状フィルターエレメント11によってろ過されたろ液が通過可能な格子状の筒体からなり、袋状フィルターエレメント11が収納される。筒状ケーシング20の形状は、袋状フィルターエレメント11が収納可能な円柱形や角柱形等の適宜の形状からなる。この筒状ケーシング20にあっては、袋状フィルターエレメント11を収納していることにより、ろ過時にフィルターエレメント11の伸張を規制することができる。そのため、フィルターエレメント11が必要以上に伸張することがなくなり、フィルターエレメント11の網目の大きさが一定以上になることがなく、精密ろ過をすることができる。また、筒状ケーシング20の大きさを適宜調整すれば、フィルターエレメント11の伸張度合いを調整することが可能となる。これにより、フィルターエレメント11の網目の大きさを調節することが可能となって、所望するろ過精度を得ることができる。
このろ過装置10にあっては、図2〜図6に示す本考案の一実施例に係るろ過フィルター引き上げ機構30を有する。ろ過フィルター引き上げ機構30は、袋状フィルターエレメント11の内部底面12に、底部12Aつり上げ用のつり上げ部材31を袋開口部13まで伸ばし設け、延設したものである。
つり上げ部材31は、フィルターエレメント11の上方に引き上げた際に、フィルターエレメント11の底部12Aを持ち上げ裏返し可能とする。図3〜図6は、つり上げ部材31の様々なバリエーションを表したものである。図3はフィルターエレメント11の底部12Aに紐状部材35を直接括着した例、図4〜図6はフィルターエレメント11の内部底面12に底部固定部材40(40A,40B,40C)を配置して該底部固定部材40に紐状部材35を括着した例である。
図4〜図6に示す底部固定部材40は、プラスチックや金属等の硬質材料からなり、所定形状に形成されてフィルターエレメント11の内部底面12の形状を保持する。図4の底部固定部材40Aは対角にI字状の補強部42Aを有する円状部材41からなる例、図5の底部固定部材40Bは対角に十字状の補強部42Bを有する円状部材41からなる例、図6の底部固定部材40Cは内側底面12の対角に配置されたI字状状部材43からなる例である。この底部固定部材40を配置することにより、紐状部材35の引き上げ時に内側底面12の形状を保持したまま底部12Aを持ち上げることが可能となり、簡単に裏返すことができる。
また、つり上げ部材31では、上端部32を袋開口部13に係着することが好ましい。図4,5は紐状部材35の先端を丸く結び、係着部材50を介して筒状ケージング20に係着されている例である。符号51は係着部材50に用いたクリップ、52はリングを表している。係着部材50は図示するものに限られず、フック等で引っかけて係着することも考えられる。また、図6に示すように、係着部材50を使用することなく、直接筒状ケージング20に結びつけて括着してもよい。
つり上げ部材31の上端部32を袋開口部13係着することによって、廃液注入時につり上げ部材31が巻き込まれ、フィルターエレメント11内に落ち込んでしまうことがなくなる。ろ過が終われば、クリップ51等の係着部材50を外し、つり上げ部材31を引き上げることで、底面12Aを引き上げることができる。
このろ過装置10では、フィルターエレメント11の袋開口部13が筒状ケージング20内に挿着されている。これにより、フィルターエレメント11の袋開口部13は廃液を注入するのに十分な大きさを確保することができる。さらには、廃液注入時の勢いで外れてしまうことがないことから、注入を停止させ、フィルターの調節を行うといった煩雑な作業が省略され、安定したろ過が可能になる。
以上で説明した本考案におけるろ過フィルター引き上げ機構30は、フィルターエレメント11の内部底面12につり上げ部材31が係着されており、その上端32が袋開口部13まで延設されている。このことから、フィルターエレメント11の内部清掃の際に、袋開口部13より伸びているつり上げ部材31を引き上げることで、作業者は手を汚すことなく、フィルターエレメント11の底部12Aを引き上げることができる。また、さらにつり上げ用部材31を引きあげることによってフィルターエレメント11を裏返すことができるため、清掃作業が簡単になる。
なお、本考案のろ過フィルター引き上げ機構30は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、図示した実施例の引き上げ機構30は内部底面12Aの二か所にそれぞれ一つずつ構成されているが、一か所のみの構成でもよい。また、紐状部材35は金属製やプラスチック製の鎖等を用いても構わない。
10 ろ過装置
11 フィルターエレメント
20 筒状ケージング
30 引き上げ機構
31 つり上げ部材
35 紐状部材
40 底部固定部材
50 係着部材

Claims (4)

  1. 伸縮性のある袋状フィルターエレメントの内部底面に、
    底部つり上げ用のつり上げ部材を袋開口部まで伸ばし設け、延設したことを特徴とするろ過フィルター引き上げ機構。
  2. 前記フィルターエレメントがポリアミド系の素材である請求項1に記載のろ過フィルター引き上げ機構。
  3. 前記フィルターエレメントの前記袋開口部が筒状ケージング内に挿着されている請求項1又は2に記載のろ過フィルター引き上げ機構。
  4. 前記つり上げ部材の上端部が前記袋開口部に係着されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のろ過フィルター引き上げ機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102300602B1 (ko) * 2021-02-02 2021-09-10 미래환경기술 주식회사 여과장치

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