JP3170561U - 鉄道レールの締結装置 - Google Patents

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憲三 藤澤
憲三 藤澤
理 坂森
理 坂森
利明 篠原
利明 篠原
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鉄道機器株式会社
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Abstract

【課題】レールブレスを使用しない位置でのレールの弾性締結装置において、床板からボルトを突設し、ナット締めしないようにし、しかも線ばねクリップによる上方からのレール押圧のみで、レールが幅方向へ変位することがないようにし、かつ楔状金具を作用させるための手段を容易化し、作業しやすいようにする鉄道レールの締結装置を提供する。【解決手段】床板1上にレール底部20の一方を係止する板状金具5と、平面コ字状で、かつ内向側にゲート部60を一体的に設けたショルダー6とを間隔をおいて突設固定する。ショルダー6を平面から見て傾斜して突設固定する。平面視略コ字状で断面略へ字状のレール係止部を有する楔状金具7を具備する。両端80、80がショルダー6の下方側面61、61に係止するとともに中央折返部81がゲート部60下を通って楔状金具7を弾圧するW字状の線ばねクリップ8を具備する。【選択図】図1

Description

本考案は鉄道レールの分岐器における基本レールや伸縮継目の受けレールの分野で使用され、しかもレールブレスを必要としない位置でのレールの弾性締結装置に関する。
従来からレールブレスを必要としない位置でのレール締結装置とし下記の装置が知られている。
図4は従来第1例を示すものであるが、これは床板1上にレール2を載置するとともにレール底部20の一側縁を床板1から一体的に突設した係合突起部10に係合させ、レール底部20の他端上面に線ばねクリップ3の一端3aを当接するとともに他端3bを床板1に当接させ、床板1から突設固定したボルト11およびナット12を締着して線ばねクリップ3を外れないようにするとともに線ばねクリップ3をより加圧し、レール底部20をより強固に押圧するものである。
また図5、6は従来第2例を示すものであるが、これは床板1の凹部1a上にレール2を載置し、レール底部20の両側を平面視楔状金具4、4で係合するものである。
具体的には、この楔状金具4は外側を平面視傾斜端縁4aにするとともにこれと平行なボルト挿通用の細長孔4bを穿設し、また内側側縁に下端がへ字状の係合段部4cを形成するとともに傾斜端縁4aから嵌挿脚4dを延出するものであり、また床板1の嵌挿脚4aの対応位置に傾斜溝1bを形成するものである。
そして絶縁カバー9を被着した各係合段部4cをレール底部2aの側縁に係合するとともに各傾斜溝1bに嵌挿脚4aを嵌入し、各楔状金具4を図6矢印方向から叩いて両側の各係合段部4cをレール底部2aに緊締し、床板1から突設し、かつ細長孔4bを貫通したボルト1cをナット締めするものである。
特開2002−266301号公報 特開2000−265403号公報
なし
両従来例とも床板からボルトを突設し、ナット締めしなければならず、製造・組立・作業ともに手間がかかり、しかも従来第1例の線ばねクリップ3側はレール底部20が上方から線ばねクリップ3に押圧かつボルト11締めされているだけで、レール底部20の長手方向とボルト11間に隙間があり、レールの締結力が弱く、レール幅方向に変位が生じやすい。
また第2従来例は床板1に傾斜溝1bを、楔状金具4に傾斜縁と平行な細長孔4bを形成する必要があり、製造上の手間がかかり、しかもレール2への締結力は楔作用のみである。
この考案は前記不都合を解消するとともに前記両例の長所のみを簡単な構造で、しかも迅速な作業で奏し得ることを課題とする。
床板上にレール底部の一方を係止する板状金具と、平面コ字状で、かつ内向側にゲート部を一体的に設けたショルダーとを間隔をおいて突設固定し、しかも前記ショルダーを平面から見て傾斜して突設固定し、また平面視略コ字状で断面略へ字状のレール係止部を有する楔状金具を具備し、さらに両端が前記ショルダーの下方側面に係止するとともに中央折返部が前記ゲート部下を通って前記楔状金具を弾圧するW字状の線ばねクリップを具備することを特徴とするものである。
この考案はレール敷設後、楔状金具をショルダーに上方から遊嵌するとともに側方から叩き込むのでレールの安定性が良く、レールの幅方向への変位が生じることがなく、しかも線ばねクリップの中央折返部により上方から押圧するので極めて確実にレールを締結することができ、またショルダー、線ばねクリップは既存のものを使用でき、しかも楔状金具の構造が簡単なため容易かつ安価に製造することができ、取付け作業もボルト締めを必要とせず迅速にすることができるものである。
本考案の使用状態の一部切欠き平面図。 同上の一部切欠き正面図。 同上の部分拡大正面図。 従来第1例の部分正面図。 従来第2例の一部切欠き正面図。 同上の一部を切欠いた部分拡大平面図。
図1〜3は鉄道分岐器における本考案の実施の形態を示すもので、図示を省略したまくらぎ上に透孔1a、1aを介して床板1を図示を省略したボルト・ナットや犬くぎ等の固定手段により取付けている。
図1・2で示すように床板1にレール底部20、具体的には基本レール底部の内側縁を係止する板状金具5を載置固着、具体的には溶着する。より具体的には前記係止をするために板状金具5の内側面にレール長手方向に平行な係止用切欠50を形成する。
床板1上で、しかも板状金具5と間隔をおいて平面視コ字状のショルダー6を突設固定する。このショルダー6自体は周知のもので、図2・3で示すように上部内方にゲート部60を一体的に形成し、側面視略山状で、両方の下方側面61、61に後述する線ばねクリップ8の両端80を係止する係止溝62、62(図1・3で示した)を突設してある。
ショルダー6を図1で示すように傾斜して突設固着し、板状金具5間にレール2と後述する楔状金具7の間隔を形成する。
図1で示すように平面視略コ字状で、かつ図2・3で示すように上面71が外方に向かうに従って低く傾斜し、しかも断面略へ字状のレール係止部70と床板当接脚72とを有する楔状金具7を形成し、楔状金具7の両側板内向面73、73間L1をショルダー6の幅外径L2より僅かに、具体的には30mm大径に形成する。
本考案では板状金具5をトングレール2′の摺動板とし、床板1上に敷設した軌道パッド10上にレール2として基本レールを載置し、レール底部20を係止用切欠50に係止する。このレール2の設置によりレール2とショルダー6との間に楔嵌入隙間が形成される。
上方から図1の仮想線で示す楔状金具7を降してショルダー6に遊嵌する。このときレール係止部70はレール底部20に係合する。しかも仮想線で示す楔状金具を図1の鎖線矢印で示す方向にハンマーでたたけば楔効果により楔状金具7は実線位置となり、レール2はその幅方向で密着し、固定される。
さらに両端80、80を係止溝62、62に係入したW字状の線ばねクリップ8の中央折返部81を図2で示すようにゲート部60の下から内方へ突出させ、レール2上の楔状金具7の上面を弾圧する。なお図中、9は中央折返部81に被着した絶縁カバーである。
このようにレールブレスのない位置も楔作用とバネ圧との併用によりレール2は確実に締結される。
1 床板
2 レール
5 板状金具
6 ショルダー
7 楔状金具
8 線ばねクリップ
20 レール底部
60 ゲート部
61 下方側面
70 レール係止部
80 両端
81 中央折返部

Claims (1)

  1. 床板上にレール底部の一方を係止する板状金具と、平面コ字状で、かつ内向側にゲート部を一体的に設けたショルダーとを間隔をおいて突設固定し、しかも前記ショルダーを平面から見て傾斜して突設固定し、また平面視略コ字状で断面略へ字状のレール係止部を有する楔状金具を具備し、さらに両端が前記ショルダーの下方側面に係止するとともに中央折返部が前記ゲート部下を通って前記楔状金具を弾圧するW字状の線ばねクリップを具備することを特徴とする鉄道レールの締結装置。
JP2011003942U 2011-07-08 2011-07-08 鉄道レールの締結装置 Expired - Lifetime JP3170561U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112064427A (zh) * 2019-06-10 2020-12-11 洛阳双瑞橡塑科技有限公司 一种浮置固定装置

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