JP3170021U - 重機接近警報装置 - Google Patents

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俊弘 片山
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Abstract

【課題】工場や建設現場において作業員と重機が接近すると双方に何らかの警報、警告を出し、事故を抑止する警報装置を提供する。
【解決の手段】本装置は微弱電波送受信ユニットを重機に搭載し、周囲で働いている作業員が近づくと作業員のヘルメットに装着している送受信ユニットから注意を促す警告信号が発生すると同時に返信の別チャンネルの電波を送信し、重機運転者にも警報を出し、お互いに注意を促す。万一何らかの原因で重機に搭載している送受信ユニットから電波が出なくなったときは重機運転者が持っている別の受信ユニットが鳴動し、故障を知ることができる。
【選択図】図4

Description

産業上の利用分野
▲1▼この考案は重機等の危険物に電波送受信ユニットを装着し、ヘルメット等に装着したペンタイプの送受信ユニットを持った作業員が重機に近づくとピッピッ・・・という音で危険を知らせると同時に返信電波を送信し、重機運転者にも警報を出し双方に注意を促すものである。動作距離は約10m以内でどちらの送受信ユニットにも動作距離調整用ダイヤルが付いており自由に調整できるものである。
▲2▼万一重機運転者側の送受信ユニットの電波が故障等で途切れるとピッピッ・・・という音の出る受信ユニットで電波が出ていない事を知ることができる。
▲3▼この考案は、年々増加傾向にある重機と作業者の接触事故を抑止し、労働災害を減らすことに貢献するものである。
従来より超音波センサーや赤外線センサーを重機に搭載して、人や物が重機に近づくと運転席にある警報装置で運転者が人や物の接近に気づくものがあった。しかし重機の角度やものの大小で誤作動が多くあまり使われていない。また、精度を高めるには短い動作距離で多くのセンサーを搭載しなければならず、取り付け方法も指向性センサーのため調整が難しく手間がかかり高価なものとなっている。
RFIDの技術を利用したものもあるが重機運転者側のみの警報で作業者に警報が出ないために安全性が不十分であること、故障等で電波が出なくなったときの警報が出ないため信頼性に問題があった。
考案が解決しようとしている課題
本装置は実用新案登録番号:第3122436号の改良である。
前考案の内容は人を検知するセンサーには指向性の少ない微弱電波を使用し、重機の見晴らしのよい位置に送信ユニットを設置すれば1個の送信機で360度の方向に電波を飛ばすことができる。
作業員が持つ受信ユニットは動作距離調整用ダイヤルで動作距離を約10m以内で自由に調整でき、ヘルメットの中に装着できるように小型ペンシルタイプやカードタイプにする。
この受信ユニットは切り替えスイッチがついており常時、電波を受信しているときは鳴動せず、送信ユニットからの電波が途切れると鳴動する機能に切り替えができ、運転者用のモニター受信機とすることができる。
送信ユニット、受信ユニットとも電池駆動で電池ふたを開けて簡単に電池交換ができ、送信ユニットは間欠送信のため電池寿命は長く、受信ユニットは市販の電池を使用するが充電式にすることもできるものであった。
以上のように前考案では電波の送信側は重機で受信は作業員で作業員には危険注意の信号が伝わるが重機運転者には作業員が近くにいることが分からなかった。
課題を解決するための手段
本考案では重機側と作業員側ともに送受信機能を有し、双方に警報が出るようチャンネルを2種類用意し、重機側の送信電波が作業者側の送受信ユニットに届いた時のみ作業者側の返信電波を送信し重機側の受信機能を働かせ警報注意信号を出すものである。すなわち重機が設定距離以内に近づくと作業者に警報を出し、同時に重機側にも警報を出して重機運転者、作業者双方に注意を促すものである。
万一故障等で重機側の電波が出なくなった時、重機運転者はモニター受信機で電波が出ていないことに気づくことができる。
「図4」において重機側送信ユニットの電源を入れると1秒に1回程度の間欠電波チャンネルAが送信される。作業員側の送受信ユニットが電波到達範囲に入ると受信し、警報音を出し作業員に注意を促すと同時に返信電波チャンネルBを送信し、重機側の送受信回路を経由して警報器から回転灯や警報音、メッセージ等を出し作業員に注意を促す。重機側の電源は重機の電源を利用し、作業員側の電源は通常、充電式バッテリーを利用する。重機側送受信ユニットは電波が送受信し易いように重機の外の見晴らしの良い位置(図3B参照)に取り付け、電気コードで運転者の見やすい位置に設置している警報ユニットにつなげる。作業員側の送受信ユニット(図3A参照)は電波が送受信し易いようヘルメットの上部又は側面に取り付ける。側面に取り付けた時は反対側の送受信が頭により妨害されるので送受信ユニット2個を両側に取り付けるか又はワイヤーアンテナを長く工夫して反対側からも送受信し易いようにする。装着し易いようにできるだけ小型化する。「図2」のように電波を受信したら警報を出すモード(作業者用)と電波が途切れると警報を出すモニターモード(運転者用)に切り替えることができる。送受信ユニットには重機側用、作業者用ともにともに動作距離調整ダイヤルが付いており調整ができるようになっている。これにより取り付け場所、高さ、電波環境等により多少送受信距離が変動する場合でも調整することができる。
考案の効果
この考案は安価なコストで、取り付け取り外しが簡単で重機運転者、作業者双方に接近警報がでる重機接近警報装置となっているためより安全で信頼性の高い装置になっており工場、物流、建設現場等の広い分野で使用が期待できる。
建設現場においてバックホーやブルドーザーなどの重機と作業員の接触事故の抑止に使用できる。
工場や倉庫等の物流施設においてはフォークリフトと人との接触事故の抑止に使用できる。
工場や建設現場の人身事故は増えている現状において、安価で使用方法の簡単な安全装置が求められている。作業員や重機運転者が注意して作業するのは当然であるが安全面でも機械化し、機械と人の注意による2重の安全対策が必要な時代になっている。本装置は使用方法が簡単で安価なので産業上の利用の可能性は大きい。
本考案の使用イメージ図である。 本考案の詳細図である。 本考案の送受信ユニット装着図である。 本考案の回路ブロック図である。

Claims (3)

  1. 常時微弱な電波を送信する重機側の送受信ユニットと作業員のヘルメット等に取り付け電波が届くと鳴動すると同時に別チャンネルで返信電波を送る送受信ユニットと返信電波を受信して警報をだす重機側の警報ユニットからなり重機と作業員が設定した距離以内に近づくと双方に警報を出し注意を促す重機接近警報装置。
  2. 上記の重機に取り付けて電波を送受信する送受信ユニットの電波を常時モニター受信し、故障や電源の入れ忘れにより送信電波が出なくなると直ちに警報を出すモニター用受信ユニットを装備した「請求項1」に記載の重機接近警報装置。
  3. 上記の重機に取り付ける送受信ユニットと作業員が持つ送受信ユニットに送受信距離を変更できる機能を、取り付けた「請求項1」又は「請求項2」に記載の重機接近警報装置。
JP2011003512U 2011-06-06 重機接近警報装置 Expired - Lifetime JP3170021U (ja)

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WO2018123970A1 (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 株式会社村田製作所 位置推定システム及び位置推定方法
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