JP3169659U - 体液採取器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】体液の採取を簡易に短時間で行える安価な体液採取器具を提供する。【解決手段】体液貯留容器1と、体液貯留容器の開口部に結合され得る体液採取部2を備える。体液採取部は、体液貯留容器の開口部に装着可能な栓部分4と、栓部分に突設され、体液採取部と体液貯留容器の結合状態で、体液貯留容器内にのびる支持棒5と、支持棒の先端に固定された体液吸収体6と、栓部分の内部を貫通する体液流路7と、栓部分の支持棒と反対側に突設され、体液流路に連通するノズル8を備える。体液採取部と体液貯留容器の結合状態で、体液貯留容器の側壁を手指で両側から押圧することで、体液をノズル部から滴下できる。体液採取部による体液の採取後、体液採取部が体液貯留容器に結合されたとき、体液吸収体が支持棒と体液貯留容器の底面の間で収縮することにより、体液が体液吸収体から抽出されて体液貯留容器に貯留される。【選択図】図1

Description

本考案は、被検者から、唾液、尿、汗等の体液を簡易に採取するための体液採取器具に関するものである。
被検者から唾液を採取する従来法の1つとして、例えば、被検者の口腔内で分泌された唾液を、口にくわえたストローを通じてチューブ内に流し込む方法が知られている。
しかし、この方法では、被検者が唾液をストローにうまく送り込まないと、唾液に気泡が大量に混ざってしまい、唾液の採取が容易ではない。そのため、必要量の唾液を採取するのに長時間を要し、被検者の負担が大きくなるという問題があった。
被検者から唾液を採取する別の従来法として、例えば、Sarstedt社のサリベット(Salivette)を用いた方法が知られている。この方法によれば、被検者は口の中に綿のロールを入れて一定時間咀嚼し、綿に唾液を含ませる。そして、唾液を含ませた綿を遠心分離にかけ、綿から唾液を抽出することで、唾液の採取が行われる。
しかし、この方法では、被検者が口腔内から綿を取り出しにくく、指等で綿をつまみ出すと細菌等に汚染されるおそれがあり、綿を吐き出すと、唾液が容器に付着する可能性がある。また、遠心分離器が必要なためにコスト高になり、さらには、検査技師が綿から唾液を抽出する作業に手間と時間がかかるという問題があった。
そこで、これらの問題を解消すべく、例えば、注射器に類似した構造を有する唾液採取器具を用いて、被検者の口内から直接唾液を採取する方法(例えば、特許文献1参照)や、被検者の口に入れて唾液を含ませた唾液採取シートを、ケースに収納した後、押圧部材をケースのスライド溝部に沿って押圧スライドさせることによって、被検者から唾液を採取する方法(例えば、特許文献2参照)が、これまでに提案されている。
しかし、前者においては、唾液採取器具は、製造コストがかかるので、再使用され、そのため、唾液採取の度に、唾液採取器具を消毒するのに手間と時間がかかるという問題があった。また、後者においては、唾液採取シートは、使用後使い捨てにされるが、その構造は単純ではなく、よってコストが高くつくという問題があった。
また、被検者から尿の採取は、一般に、被検者が紙コップに排尿することによって行われているが、老人や子供にとっては、この紙コップを用いた尿の採取作業は容易ではなく、しばしば、手や衣服を尿で汚してしまうことがあった。
さらに、検査の際には、検査技師が、スポイトを用いて紙コップから尿を採取し、所定量を検査キットに滴下する作業が必要であり、検査に手間と時間がかかるという問題があった。また、この場合、検査前の紙コップに貯留している間に、尿が汚染されることを防止する必要もあった。
特開2007−248267号公報 特開2007−271569号公報
したがって、本考案の課題は、被検者からの体液の採取を簡易に短時間で行える安価な体液採取器具を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案は、一端側が開口した細長い体液貯留容器と、前記体液貯留容器の開口部に結合され得る体液採取部と、を備え、前記体液採取部は、前記体液貯留容器の開口部に装着可能な栓部分と、前記栓部分に突設され、前記体液採取部が前記体液貯留容器に結合された状態で、前記体液貯留容器の内部にのびる支持棒と、前記支持棒の先端に取り付けられた収縮可能な体液吸収体と、前記栓部分の内部を軸方向に貫通する体液流路と、前記栓部分における前記支持棒と反対側に突設され、前記体液流路に連通するノズルと、を備え、前記体液貯留容器の側壁は、手指で両側から押圧されると押し潰されるが、押圧が解除されると元の形状に復元し得る程度の弾力性を有していて、前記体液採取部を前記体液貯留容器に結合した状態で、前記体液貯留容器の側壁を手指で両側から押圧することによって、前記体液貯留容器に貯留された体液を前記ノズルから滴下可能になっており、前記支持棒は、前記体液採取部が前記体液貯留容器に結合されたときに、前記支持棒の先端と前記体液貯留容器の底との間で前記体液吸収体を収縮させ得る長さを有し、前記体液採取部による体液の採取後、前記体液採取部が前記体液貯留容器に結合されたとき、前記体液吸収体が前記支持棒の先端と前記体液貯留容器の底面との間で収縮することによって、体液が前記体液吸収体から抽出され、前記体液貯留容器に貯留されるものであることを特徴とする体液採取器具を構成したものである。
上記構成において、好ましくは、前記体液採取部の前記体液吸収体はスポンジまたは脱脂綿からなっており、この場合、前記スポンジは、PVAスポンジまたはウレタンスポンジまたはポリエチレンスポンジであることが好ましく、前記脱脂綿は、セルロース脱脂綿またはアセテート脱脂綿であることがより好ましい。
また好ましくは、前記体液採取部の前記支持棒は合成樹脂から形成されている。
また、前記体液採取部の前記栓部分の前記体液流路内または前記ノズルの入口に、フィルターが備えられていることが好ましい。
また、上記構成において、好ましくは、前記体液貯留容器は、少なくとも前記開口部の領域で筒状をなしており、前記体液採取部の前記栓部分は、筒状の挿入部と、前記挿入部の一端の外周に設けられた環状フランジとを有し、前記挿入部の他端には、前記ノズルが一体に設けられ、前記挿入部は前記体液貯留容器の開口部の内径に対応する外径を有するとともに、前記環状フランジは前記開口部の外径に対応する径を有し、前記栓部分の挿入部の外周面および前記体液貯留容器の開口部の内周面うちの一方には環状突起が設けられ、他方には前記環状突起に係合し得る環状溝が設けられ、前記栓部分の挿入部が前記体液貯留容器の開口部に挿入され、前記栓部分の環状フランジが前記体液貯留容器の開口部端縁に当接したとき、前記環状突起と前記環状溝が互いに係合することによって、前記体液採取部が前記体液貯留容器にスナップ係合するようになっており、前記支持棒の後端部の外面には、半径方向および軸方向にのびる少なくとも3つの固定板が、前記支持棒の外周方向に互いに間隔をあけて設けられ、前記支持棒は、前記固定板を介して前記栓部分の挿入部の内周面に固定されることによって、前記栓部分に突設されている。
前記ノズル部または前記体液貯留容器に着脱自在に装着され、前記ノズルの先端開口を密閉可能なキャップを、さらに備えていることが、また好ましい。
また、前記体液貯留容器の壁は、透明または半透明に形成されていることが好ましい。
本考案によれば、被検者は、体液採取部の栓部分を手に持ち、例えば、唾液を採取する場合には、体液吸収体を口に入れ、また、例えば、尿を採取する場合には、体液吸収体に直接尿をかけることによって、適宜、体液吸収体に体液を含ませた後、体液採取部を体液貯留容器に結合させることで、体液吸収体から唾液を抽出し、体液貯留容器に貯留することができ、それによって、唾液の採取を、極めて簡単に、かつ衛生的に行うことができる。
また、体液の検査作業において、検査技師は、体液採取部と体液貯留容器が結合した状態で、体液貯留容器の側壁を手指で両側から押圧するだけで、容易にかつ衛生的に、体液貯留容器の体液をノズルから検査キットに滴下することができる。
また、本考案によれば、体液貯留容器および体液採取部の構造は非常に簡単になるから、体液採取器具の製造コストを低減することができ、それによって、体液採取器具を、使用後に使い捨てにできる。
(A)は、本考案の1実施例による体液採取器具の体液貯留容器、体液採取部およびキャップを結合した状態を示す側面図であり、(B)は、(A)の縦断面図である。 図1の体液採取器具の体液貯留容器、体液採取部およびキャップを分離した状態を示す図1(B)に類似の図である。 図1の体液採取器具の体液採取部の構成を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の好ましい実施例を説明する。図1(A)は、本考案の1実施例による体液採取器具の体液貯留容器と体液採取部との結合時の状態を示す側面図であり、図1(B)は、図1(A)の縦断面図である。図2は、図1の体液採取器具の体液貯留容器、体液採取部およびキャップを分離した状態を示す図1(B)に類似の図である。図3は、図1の体液採取器具の体液採取部の構成を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、本考案による体液採取器具は、一端側が開口した細長い体液貯留容器1と、体液貯留容器1の開口部3に結合され得る体液採取部2を備えている。
この実施例では、体液貯留容器1は、開口部3の領域で筒状をなしており、開口部3から底に向かって、次第に先細り状になるように形成されているが、体液貯留容器1の形状はこれに限定されず、一端側が開口した細長い任意の形状とし得る。体液貯留容器1の形成材料も特に限定されないが、製造コストや取扱いの容易さ等を考慮して、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂を採用することが好ましい。また、体液貯留容器1の壁は、透明または半透明に形成されていることが好ましい。
体液採取部2は、体液貯留容器1の開口部3に装着可能な栓部分4と、栓部分4に突設され、体液採取部2が体液貯留容器1に結合された状態で、体液貯留容器1の内部にのびる支持棒5と、支持棒5の先端に取り付けられた収縮可能な体液吸収体6と、栓部分4の内部を軸方向に貫通する体液流路7と、栓部分4における支持棒5と反対側に突設され、体液流路7に連通するノズル8を備えている。
この実施例では、体液採取部2の栓部分4は、筒状の挿入部9と、挿入部9の一端の外周に設けられた環状フランジ10を有している。そして、栓部分4の挿入部9は、体液貯留容器1の開口部3の内径に対応する外径を有し、また、環状フランジ10は、開口部3の外径に対応する径を有している。
また、栓部分4の挿入部9の他端には、ノズル8が一体に設けられている。この実施例では、栓部分4の挿入部9の内側空間が体液流路7を形成する。
栓部分4およびノズル8は、体液貯留容器1と同様に、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂から形成されていることが好ましい。
さらに、栓部分4の挿入部9の外周面および体液貯留容器1の開口部3の内周面うちの一方(この実施例では、体液貯留容器1の開口部3の内周面)には環状突起12が設けられ、他方(この実施例では、栓部分4の挿入部9の外周面)には環状突起12に係合し得る環状溝13が設けられる。
そして、栓部分4の挿入部9が体液貯留容器1の開口部3に挿入され、栓部分4の環状フランジ10が体液貯留容器1の開口部3の端縁に当接したとき、環状突起12と環状溝13が互いに係合することによって、体液採取部2が体液貯留容器1にスナップ係合するようになっている。
なお、この実施例では、栓部分4の挿入部9の環状溝13に隣接して環状突起17がさらに設けられ、上記スナップ係合時に、一種のOリングとして機能する。
また、図3に示すように、支持棒5の後端部の外面に、半径方向および軸方向にのびる少なくとも3つ(この実施例では4つ)の固定板11が、支持棒5の外周方向に互いに間隔をあけて設けられる。そして、支持棒5は、固定板11を介して栓部分4の挿入部9の内周面に固定され、栓部分4に突設される。この場合、必要に応じて、ノズル8の入口と、固定板11との間に適当なフィルターが挿入され、固定される。
支持棒5は、体液採取部2が体液貯留容器1に結合されたときに、支持棒5の先端と体液貯留容器1の底との間で体液吸収体6を収縮させ得る長さを有している。支持棒5は、合成樹脂製であることが好ましい。
体液吸収体6は、被検者の体液を容易に吸収し、保持できるとともに、容易に収縮し得る材料から形成されていればよく、好ましくは、スポンジまたは脱脂綿からなっている。この場合、スポンジとしては、PVAスポンジまたはウレタンスポンジまたはポリエチレンスポンジを使用することが好ましく、脱脂綿としては、セルロース脱脂綿またはアセテート脱脂綿を使用することが好ましい。
体液貯留容器1の側壁は、手指で両側から押圧されると押し潰されるが、押圧が解除されると元の形状に復元し得る程度の弾力性を有しており、体液採取部2を体液貯留容器1に結合した状態で、体液貯留容器1の側壁を手指で両側から押圧することによって、体液貯留容器1に貯留された体液をノズル8から滴下可能になっている。
また、体液貯留容器1の開口部3を取り囲む円筒壁1aには、ノズル8の先端開口を密閉可能なキャップ14が、着脱可能に装着されるようになっている。キャップ14は、円筒状の第1の部分14aと、第1の部分14aの一端から先細り状にのび、先端が平坦にされた第2の部分14bと、からなり、第1の部分14aは、体液貯留容器1の円筒壁1aの外径に対応する内径を有している。また、体液貯留容器1の円筒壁1aの外周面にはネジ山15が設けられ、キャップの第1の部分14aの内周面には、ネジ山15と対をなすネジ溝16が設けられる。さらに、キャップ14の先端面の内側中央には、ノズル8の先端開口に挿入可能な封止突起14cが設けられる。
そして、キャップ14の装着は、体液採取部2が体液貯留容器1に結合された状態で、キャップ14を、ノズル8側から被せ、体液貯留容器1の円筒壁1aにねじ込み固定することによってなされる。このとき、キャップ14の封止突起14cがノズル8の先端開口に挿入され、ノズル8が封止される。
次に、本考案による体液採取器具の使用方法を説明する。例えば、被検者の唾液を採取する場合、まず、体液貯留容器1、体液採取部2およびキャップが、互いに分離される。そして、被検者が、体液採取部2の栓部分4を手に持ち、体液吸収体6を口に入れて、体液吸収体6に唾液を十分に含ませる。その後、被検者は、体液吸収体6を口から取り出すとともに、体液採取部2の栓部分4を体液貯留容器1の開口部3に嵌め込み、体液採取部2を体液貯留容器1に結合させる。このとき、体液吸収体6が支持棒5の弾性力によって体液貯留容器1の底面に押しつけられ、支持棒5の先端と体液貯留容器1の底面との間で収縮し、それによって、唾液が体液吸収体6から抽出され、体液貯留容器1に貯留される。次いで、被検者は、体液採取部2が体液貯留容器1に結合された状態で、体液貯留容器1にキャップを装着し、体液採取部2のノズル8を閉鎖する。
また、例えば、被検者の尿を採取する場合、被検者は、体液採取部2の栓部分4を手に持ち、体液吸収体6に自己の尿を直接かけ、体液吸収体6に尿を含ませた後、体液採取部2を体液貯留容器1に結合させることで、体液吸収体6から尿を抽出し、体液貯留容器1に貯留することができる。
こうして、被検者からの唾液、尿等の体液の採取が、極めて簡単にかつ衛生的になされる。
次いで、体液の検査プロセスにおいて、検査技師は、体液採取部2が体液貯留容器1に結合された状態で、キャップを取り外し、手指で体液貯留容器1の側壁を両側から押圧することで、極めて簡単に、かつ衛生的に、ノズルから必要量の体液を検査キットに滴下することができる。
1 体液貯留容器
2 体液採取部
3 開口部
4 栓部分
5 支持棒
6 体液吸収体
7 体液流路
8 ノズル
9 挿入部
10 環状フランジ
11 固定板
12 環状突起
13 環状溝
14 キャップ
14a 第1の部分
14b 第2の部分
14c 封止突起
15 ネジ山
16 ネジ溝
17 環状突起

Claims (9)

  1. 一端側が開口した細長い体液貯留容器と、
    前記体液貯留容器の開口部に結合され得る体液採取部と、を備え、
    前記体液採取部は、
    前記体液貯留容器の開口部に装着可能な栓部分と、
    前記栓部分に突設され、前記体液採取部が前記体液貯留容器に結合された状態で、前記体液貯留容器の内部にのびる支持棒と、
    前記支持棒の先端に取り付けられた収縮可能な体液吸収体と、
    前記栓部分の内部を軸方向に貫通する体液流路と、
    前記栓部分における前記支持棒と反対側に突設され、前記体液流路に連通するノズルと、を備え、
    前記体液貯留容器の側壁は、手指で両側から押圧されると押し潰されるが、押圧が解除されると元の形状に復元し得る程度の弾力性を有していて、前記体液採取部を前記体液貯留容器に結合した状態で、前記体液貯留容器の側壁を手指で両側から押圧することによって、前記体液貯留容器に貯留された体液を前記ノズルから滴下可能になっており、
    前記支持棒は、前記体液採取部が前記体液貯留容器に結合されたときに、前記支持棒の先端と前記体液貯留容器の底との間で前記体液吸収体を収縮させ得る長さを有し、
    前記体液採取部による体液の採取後、前記体液採取部が前記体液貯留容器に結合されたとき、前記体液吸収体が前記支持棒の先端と前記体液貯留容器の底面との間で収縮することによって、体液が前記体液吸収体から抽出され、前記体液貯留容器に貯留されるものであることを特徴とする体液採取器具。
  2. 前記体液採取部の前記体液吸収体はスポンジまたは脱脂綿からなっていることを特徴とする請求項1に記載の体液採取器具。
  3. 前記スポンジは、PVAスポンジまたはウレタンスポンジまたはポリエチレンスポンジであることを特徴とする請求項2に記載の体液採取器具。
  4. 前記脱脂綿は、セルロース脱脂綿またはアセテート脱脂綿であることを特徴とする請求項2に記載の体液採取器具。
  5. 前記体液採取部の前記支持棒は合成樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の体液採取器具。
  6. 前記体液採取部の前記栓部分の前記体液流路内または前記ノズルの入口に、フィルターが備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の体液採取器具。
  7. 前記体液貯留容器は、少なくとも前記開口部の領域で筒状をなしており、
    前記体液採取部の前記栓部分は、筒状の挿入部と、前記挿入部の一端の外周に設けられた環状フランジとを有し、前記挿入部の他端には、前記ノズルが一体に設けられ、
    前記挿入部は前記体液貯留容器の開口部の内径に対応する外径を有するとともに、前記環状フランジは前記開口部の外径に対応する径を有し、
    前記栓部分の挿入部の外周面および前記体液貯留容器の開口部の内周面うちの一方には環状突起が設けられ、他方には前記環状突起に係合し得る環状溝が設けられ、
    前記栓部分の挿入部が前記体液貯留容器の開口部に挿入され、前記栓部分の環状フランジが前記体液貯留容器の開口部端縁に当接したとき、前記環状突起と前記環状溝が互いに係合することによって、前記体液採取部が前記体液貯留容器にスナップ係合するようになっており、
    前記支持棒の後端部の外面には、半径方向および軸方向にのびる少なくとも3つの固定板が、前記支持棒の外周方向に互いに間隔をあけて設けられ、前記支持棒は、前記固定板を介して前記栓部分の挿入部の内周面に固定されることによって、前記栓部分に突設されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の体液採取器具。
  8. 前記ノズル部または前記体液貯留容器に着脱自在に装着され、前記ノズルの先端開口を密閉可能なキャップを、さらに備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の体液採取器具。
  9. 前記体液貯留容器の壁は、透明または半透明に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の体液採取器具。
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