JP3169269U - 風力発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造でありながらも安定した発電出力での継続運転が可能な安価な風力発電装置を提供すること。【解決手段】設置面に立設された筒状体20と、筒状体20の外周面に形成された風取込口24と、筒状体20の内部空間に固定具34により上向きまたは下向きにして配設された回転羽根である羽根32と、羽根32に直結された発電装置とを有し、筒状体20の風取込口24より筒状体20の内部空間に取り込まれた自然風をドラフト効果により発生させた上昇気流によって羽根32を回転させることにより発電装置に発電させることを特徴とする風力発電装置100である。【選択図】図3

Description

本考案は風力発電装置に関し、より詳細には、筒状体の内部空間に取り込んだ自然風をドラフト効果(煙突効果ともいう)により上昇させた上昇気流により筒状体の内部空間に設けられた回転羽根を回転させることにより、発電装置に発電させる風力発電装置に関する。
地下資源の枯渇や地球温暖化を防止するため、発電用の燃料が不要であり、かつ、発電時における二酸化炭素を排出しない発電装置の提供が強く望まれている。このような発電装置としてはいわゆる自然エネルギーを用いた発電方法があり、具体的には太陽光発電装置、風力発電装置、マイクロ水力発電装置等が知られている。これら自然エネルギーによる発電装置においては、発電時における二酸化炭素の排出がなく、発電に必要なエネルギー源はほぼ無限にあるものの、発電装置に供給されるエネルギー量が一定ではないため、発電量が不安定になってしまう傾向があり、普及の妨げになっている。
近年では、これら自然エネルギーを用いた発電装置において複数種類の自然エネルギーを組み合わせた発電装置の提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、太陽輻射熱を利用して空気を暖めるソーラーコレクターと、ソーラーコレクターにより暖められた空気が導入され、空気の浮力により上昇気流を発生させるドラフトダクトと、ドラフトダクトの上部空気出口に設置された発電用タービンとを備え、上昇気流により発電用タービンを回転させることで発電を行うというドラフトダクト型発電装置の構成が開示されている。
特開2007−77941号公報
特許文献1に開示されている発電装置は、ソーラーコレクターで集めた太陽エネルギーにより暖めた空気による上昇気流を用いて回転羽根を回転させているため、天候や季節等の変動による影響が大きく、安定した発電出力で発電装置の運転をすることができないうえに、発電装置の構造が複雑になってしまうという課題がある。
また、ソーラーコレクターが大規模な構造物になるため建設費用が高価になり、発電装置の製造コストやメンテナンスコストが高くなるといった課題がある。
そこで本考案は、自然エネルギーの中でも立地条件によらず安定したエネルギー供給が期待できる風力発電装置として、簡易な構造でありながらも安定した発電出力での継続運転が可能な安価な風力発電装置の提供を目的としている。
上記課題を解決するために本考案者は鋭意研究を行った結果、以下の構成に想到した。
すなわち、設置面に立設された筒状体と、該筒状体の外周面に形成された風取込口と、前記筒状体の内部空間に固定具により上向きまたは下向きにして配設された回転羽根と、該回転羽根に直結された発電装置と、を有し、前記筒状体の風取込口より前記筒状体の内部空間に取り込まれた自然風をドラフト効果により発生させた上昇気流によって前記回転羽根を回転させることにより前記発電装置に発電させることを特徴とする風力発電装置である。
また、前記筒状体は、高さ方向に複数の分割ブロック体を連結することにより形成され、前記固定具は前記分割ブロック体により上下から挟持されることで前記筒状体に組み付けられていることが好ましい。
さらには、前記発電装置は、前記筒状体の高さ方向の複数個所に配設されていることが好ましい。
さらにまた、前記風取込口は、前記筒状体の周方向に単数または複数箇所に形成されていることが好ましい。
また、前記風取込口は、前記筒状体の高さ方向において前記発電装置の設置面側に単数もしくは複数箇所に形成されていることが好ましい。
これらの構成により、さらに効率的に風力発電をすることができる。
また、前記風取込口には、前記筒状体の内部に取り込む風量を調整するための取り込み風量調節手段が設けられていることが好ましい。これにより、回転羽根の回転数が調整でき、発電出力の調整も可能になる。
そして、前記筒状体の内底部には、加熱装置が設けられていることが好ましい。これにより、筒状体の内部空間には常に上昇気流が生じることになるので、ドラフト効果をさらに向上させることができる。
本考案にかかる風力発電装置によれば、地表面等の設置面に立設された筒状体の風取込口から取り込まれた空気がドラフト効果(煙突効果ともいう)により上昇気流を発生させて、筒状体の内部空間に設けられた回転羽根を回転させて発電することができるため、効率的で安定した風力発電が可能になる。また、風力発電装置の構造もきわめて単純であるため、製造コストやメンテナンスコスト等が安価な風力発電装置を提供することができる。また、回転羽根には常に下側から上側に向かう風が供給されているため、ヨー制御装置等の構成を省略することができ、製造コストをさらに低減することができる。
本実施形態にかかる風力発電装置の正面図である。 本実施形態にかかる風力発電装置の平面図である。 図1内のA−A線における概略断面図である。 分割ブロック体の正面側断面図である。
以下、本考案にかかる風力発電装置の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1、図2、図3に示すように、本実施形態にかかる風力発電装置100は、設置面である地表面10に立設された筒状体20と、筒状体20の内部空間に配設された回転羽根である羽根32および羽根32に直結された発電装置からなる同期発電機または誘導発電機30(以下、単に同期発電機30という)と、を有している。ここでは、地表面10に筒状体20を直接立設させているが、現地盤の状態によっては、現地盤に杭を打設し、鉄筋コンクリート造等によるベースを構築した後に、ベースの上面を設置面として用いることもある。
筒状体20は、径寸法が1m程度の円筒体に形成された複数の分割ブロック体22,22,・・・を高さ方向に積み重ね、上下に隣接する分割ブロック体22,22どうしをボルト締め等により連結することで組み立てられている。筒状体20の最上部位置には必要に応じて避雷針40を設置してもよい。
分割ブロック体22は、コンクリート管、鋼管、コンクリート鋼管等により形成することができる。図4に示すように分割ブロック体22は、円筒体に形成された本体部22aと、本体部22aの上下端部において本体部22aの内周面から径方向内側に配設された内側リブ22bと、本体部22aの上下端部において本体部22aの外周面から径方向外側に配設された外側リブ22cが突設されている。内側リブ22bと外側リブ22cにはボルト挿通孔22d,22eが穿設されている。
ここでは分割ブロック体22を円筒体に形成しているが、分割ブロック体22は円筒体に限定されるものではなく、発電装置である同期発電機30が収容可能な内部空間を有する形状(筒状体)であれば断面形状は特に限定されるものではない。このようにして形成された分割ブロック体22を高さ方向に連続的に連結することで径寸法が1m、高さ100m程度の筒状体20を構築することができる。筒状体20の径寸法および高さ寸法は、発電出力に応じてより大径に、またはより高くすることができる。
上下に隣接する分割ブロック体22,22どうしを連結する際には、上下に隣接する内側リブ22b,22bどうしと、上下に隣接する外側リブ22c,22cどうしのボルト挿通孔22d,22eに挿通させたボルトBをナットNにより締め付け固定すればよい。
先にも説明したとおり、筒状体20の内部空間には同期発電機30が配設されている。本実施形態においてはプロペラ型の同期発電機30を用いた。この同期発電機30は、図2、図3に示すように、分割ブロック体22の開口部を横切って架設された固定具34に回転羽根である羽根32の正面を下向きにした状態で(設置面に向けた状態で)組み付けると共に、羽根32の上側位置で羽根32に直結された発電装置とを有している。発電装置は、羽根32の回転軸に直結された磁石36と、磁石36の外周面をとり囲む配列で固定具34に取り付けられたコイル38とを有し、羽根32の回転を利用した電磁誘導により発電が行われる。このような同期発電機30の出力は、同期発電機30の大きさにもよるが、数百ワットから数メガワット程度のものが用いられる。
固定具34は、両端縁位置が分割ブロック体22の外側リブ22cの外周縁位置と同程度となるものが用いられている。外側リブ22cにボルト挿通孔22eを設ければ、上下に隣接する分割ブロック体22,22に固定具34を挟持させた状態で外側リブ22cのボルト挿通孔22eにボルトBを挿通した後ナットNにて締め付け固定することができる。なお、内側リブ22bのボルト挿通孔22dにボルトBを挿通した後にナットNにより締め付け固定してもよい。
同期発電機30は、筒状体20の高さ方向の少なくとも一箇所に配設されている。筒状体20の高さおよび風量が十分にある場合には、同期発電機30を筒状体20の高さ方向に沿って複数箇所に設置してもよい。また筒状体20の最上部位置のみに同期発電機30を配設するようにしてもよい。
筒状体20を構成する分割ブロック体22のうち、最下部に配設される分割ブロック体22の底部外周面には、自然風および空気を分割ブロック体22(筒状体20)の内部空間に取り込むための風取込口24が形成されている。風取込口24は分割ブロック体22の周方向で少なくとも一箇所に配設されている。分割ブロック体22の底部外周面の周方向における複数個所に風取込口24を配設すれば、風向きにかかわらず分割ブロック体22(筒状体20)の内部空間に風を取り込むことができるため好都合である。分割ブロック体22の外周面に風取込口24を形成することにより、分割ブロック体22の強度が若干低下することになるが、風取込口24の開口部付近に補強材を用いて補強加工をしておけばよい。
風取込口24には筒状体20の内部空間に取り込む風量を調整するための取り込み風量調節手段である可変ダンパー26を配設することが好ましい。可変ダンパー26は、複数枚の金属製または合成樹脂製のルーバー板を所要間隔をあけて、設置角度を調整可能な状態で配設することにより構成することができる。各ルーバー板は、手動で風取込口24の開口度を調節してもよいが、図示しない可変ダンパー調整部により所要設置角度状態となるように調整可能に設けられていてもよい。
例えば可変ダンパー調整部は、同期発電機30の羽根32の回転数を検出する羽根回転数検出手段と、可変ダンパー26のルーバー板の設置角度と、同期発電機30の羽根32の回転数との相関マップが予め記録された記憶手段と、羽根回転数検出手段により検出された羽根32の回転数と、可変ダンパー26のルーバー板の設置角度を調整するアクチュエータとを有している。可変ダンパー調整部は羽根回転数検出手段により検出された羽根32の回転数がパーソナルコンピュータ等の記憶手段に送信され、パーソナルコンピュータの記憶手段に記憶させておいた相関マップのデータに基づいて、CPU等の制御手段が流体シリンダ等のアクチュエータにより可変ダンパー26のルーバー板の設置角度を調整させることで、強風発生時においても安定した状態で同期発電機30を回転させることにより、安定した発電出力での運転を可能にしている。
また、図3に示すように、筒状体20の内底部には、風取込口24から取り込んだ自然風が筒状体20の内部空間を上昇する際におけるドラフト効果(煙突効果ともいわれる)を向上させるため、加熱手段としての釜場50を配設することもできる。釜場50で燃料を燃焼させることで風取込口24から筒状体20の内部空間に取り込んだ風が加熱されて筒状体20の内部空間における上昇気流の風量および風速が増加し、発電効率を向上させことができる。釜場50で用いる燃料として間伐材等を原料にした木炭を採用すれば、燃焼ガスに含まれている二酸化炭素はカーボンニュートラルであるため、二酸化炭素排出量としてカウントされることはなく、環境負荷を高めてしまうことはない。また、燃料コストも低額に抑えることができる。
本実施形態にかかる風力発電装置100は以上に説明した構成を採用することができる。このような構成を有する風力発電装置100は、図3内の太線矢印に示すように風力発電装置100の周囲の自然風が風取込口24から筒状体20の内部に風が取り込まれることになる。筒状体20の内底部に配設された釜場50では木炭の燃焼ガスによる上昇気流が発生しているので、風取込口24から取り込まれた風(空気)は、燃焼ガスと共に筒状体20の内部空間を上昇する。このとき、燃焼ガスにより筒状体20に取り込まれた風(空気)の流速はドラフト効果により加速されることになる。
筒状体20の内部空間には同期発電機30が羽根32の正面を下に向け(設置面に向け)た状態で配設されているので、筒状体20の内部空間を上昇してきた気流が同期発電機30の羽根32を回転させ、羽根32の回転軸および固定具34に取り付けられた磁石36とコイル38を用いた電磁誘導により発電が行われる。同期発電機30により発電された電気は、パワーコンディショナ等を介して送電線や蓄電装置(いずれも図示せず)に送電される。
可変ダンパー調整部により可変ダンパー26のルーバー板の設置角度を制御することにより、風取込口24から筒状体20の内部空間に取り込まれる風量の調整が可能になり、同期発電機30の羽根32の回転数(すなわち発電出力)を適切に制御することができる。
以上に説明したように、本考案にかかる風力発電装置100はきわめてシンプルな構造であるため、風力発電装置100の製造コストやメンテナンスコストが低額で済む。また、風力発電装置100の構成がシンプルであることにより故障の発生頻度が低く、信頼性が高く風力発電装置の発電コストを大幅に低下させることができる。
以上により従来の発電装置より低コストで簡易な構成の風力発電装置100の設置が可能になり、風力発電を大幅に普及させることができる。
以上に本実施形態に基づいて本考案にかかる風力発電装置10の説明をしてきたが、本考案にかかる風力発電装置10の技術的範囲は以上の実施形態に限定されるものではない。例えば、図1では、同期発電機30の発電装置である磁石36とコイル38が筒状体20の最上部から外部に露出している形態となっているが、磁石36とコイル38が直接外部に露出しないように、筒状体20の最上部に磁石36とコイル38の周囲を被覆する図示しないカバー体(ナセル)を装着してもよい。
また、本実施形態においては、プロペラ型の羽根32と、羽根32の回転軸に直結された磁石36と磁石36の周辺に配設されたコイル38と、を用いた同期発電機30を採用しているが、この形態に限定されるものではなく、他の公知の発電装置を採用することもできる。また、図2、図3には、発電装置(磁石36、コイル38)が羽根32の上側位置で羽根32に直結されたいわゆるアップウインドゥ方式の同期発電機30の形態を示しているが、発電装置(磁石36、コイル38)が羽根32の下側位置で羽根32に直結されたいわゆるダウンウインドゥ方式の同期発電機30とすることもできる。
また、同期発電機30は固定具34を介して筒状体20に組み付けられた実施形態について説明しているが、外径寸法を分割ブロック体22(筒状体20)の内径寸法に一致させた寸法の枠体に固定具34を固定し、分割ブロック体22の内側リブ22bにより枠体を保持させた状態で筒状体20に同期発電機30を設置することもできる。
また、本実施形態においては、筒状体20の最下部に配設された分割ブロック体22にのみ風取込口24を配設した実施形態について説明をしているが、筒状体20の中途高さ位置において、同期発電機30よりも設置面側となる位置に他の風取込口24を配設することも可能である。
さらに、取り込み風量調整手段としていわゆるブラインド型の可変ダンパー26の構成について説明しているが、スライドシャッター型の取り込み風量調整手段を採用してもよい。要は、風取込口24から取り込まれる風量を適宜調整することができればよい。
また、本実施形態における釜場50は、筒状体20の設置面上に直接配設されているが、設置面に凹部を形成し、設置面よりも下方位置となる凹部の底部分に釜場50が配設された実施形態を採用することもできる。この構成を採用することにより、設置面御高さ位置において上昇気流を生じさせることができ、風取込口24から取り込まれた風に対して直ちに上昇気流を作用させることができる点において好都合である。
さらにまた、筒状体20の外周面や外側リブ22cに図示しないワイヤの一端部を係合し、ワイヤの他端部を設置面に打設したアンカー(図示せず)に係合させることで、筒状体20をさらに安定させるのが好ましい。
10 設置面
20 筒状体
22 分割ブロック体
22a 本体部
22b 内側リブ
22c 外側リブ
22d,22e ボルト挿通孔
24 風取込口
26 可変ダンパー
30 同期発電機
32 羽根
34 固定具
36 磁石
38 コイル
40 避雷針
50 釜場
100 風力発電装置
B ボルト
N ナット

Claims (7)

  1. 設置面に立設された筒状体と、
    該筒状体の外周面に形成された風取込口と、
    前記筒状体の内部空間に固定具により上向きまたは下向きにして配設された回転羽根と、
    該回転羽根に直結された発電装置と、を有し、
    前記筒状体の風取込口より前記筒状体の内部空間に取り込まれた自然風をドラフト効果により発生させた上昇気流によって前記回転羽根を回転させることにより前記発電装置に発電させることを特徴とする風力発電装置。
  2. 前記筒状体は、高さ方向に複数の分割ブロック体を連結することにより形成され、
    前記固定具は前記分割ブロック体により上下から挟持されることで前記筒状体に組み付けられていることを特徴とする請求項1記載の風力発電装置。
  3. 前記発電装置は、前記筒状体の高さ方向の複数個所に配設されていることを特徴とする請求項1または2記載の風力発電装置。
  4. 前記風取込口は、前記筒状体の周方向に単数または複数箇所に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の風力発電装置。
  5. 前記風取込口は、前記筒状体の高さ方向において前記発電装置の設置面側に単数もしくは複数箇所に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の風力発電装置。
  6. 前記風取込口には、前記筒状体の内部に取り込む風量を調整するための取り込み風量調節手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の風力発電装置。
  7. 前記筒状体の内底部には、加熱装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の風力発電装置。
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